「遺影を撮ってほしい?」
「うん」
相変わらずこの巫女は唐突に物を言うなあ。
などと思いつつも、私はとりあえず理由を訊いてみることにした。
「なんでまた?」
「…………」
すると霊夢は、額に入った一枚の写真を無言で差し出してきた。
「あや」
思わず目を瞬かせる私。
無理もなかろう。
「……これはまた、懐かしいものを」
そこに写るは、数代前の博麗の巫女。
名を、
「この巫女も霊夢っていうのね」
「先に言わないでください」
「何が」
「いえ、こっちの話です」
……そう。
今、私の目の前にいるこの巫女は紛れもなく『博麗霊夢』だが、この写真の主もまた、『博麗霊夢』なのだ。
まあ、『霊』で始まる名前なんて知れているし、『霊夢』は語呂が良いのでよくかぶる。
私の記憶が確かならば、歴代の博麗の巫女のうち、大体五、六人に一人は『霊夢』であったはずだ。
「でもよく名前分かりましたね」
「額の裏に書いてあった」
「ああ」
なるほど納得。
「しかし、どこからこんなものを? どこかに飾ってあったような記憶はないのですが」
「物置の掃除してたら出てきた」
「あやや」
先祖の遺影を物置に仕舞い込むとは、また罰当たりな……。
そんな真似をしそうなのは霊花あたりか。いや、霊弥かも。
「これって遺影よね」
「そうですよ」
「あんたが撮ったの」
「そうですよ」
別に隠すことでもないので正直に答える。
今からおよそ百数十年ほど前になるが、間違いなく私が写した写真だ。
「じゃあ、私も撮って」
「なるほど、そこでそうなるわけですか……って、何でですか」
「だって、こっちの霊夢はしっかり若い頃の写真を遺してるのに、私はおばあちゃんになってからの写真しかない、とかなったら嫌だし」
「はあ。さいですか」
相変わらずこの巫女の考えることはよく分からない。
対抗意識? なのだろうか。
「……それにしても、なんでこの霊夢はこんなに仏頂面してるのかしら? 折角の遺影なんだからもっと笑ったりすればいいのに」
「まあ、これは私が無理やり撮ったようなものでしたからね」
「そうなの?」
「ええ。この霊夢さんは写真嫌いで、なかなか撮らせてくれなかったのです。そこで、遺影にするという名目で無理やり撮ったのがこの写真なのです」
「へぇ。でも、なんでそこまでして撮ろうと思ったわけ?」
「うーん。今思うとよく分かりませんが、まあ嫌と言われるとかえってやりたくなるという天狗心理かと」
「天狗うぜぇ」
吐き捨てるように言われると少し傷つく。
しかし天狗は立ち直りが早い。
「ま、そういう次第なので、結局、この霊夢さんが写ってる写真で、遺影に使えそうなのはこの一枚だけだったんですよ。だから結果的に、この写真が遺影になったのです」
「嘘から出た真ってやつね」
「なんか違うような気もしますが、まあそんなようなもんです」
細かいことにはこだわらないのも天狗の特性である。
「まあいいや、とにかくそういうわけだから私の遺影も撮りなさい」
「はあ。まあいいですけど」
「なんかめんどくさそうね」
「いえ、やれと言われるとかえってやりたくなくなるのもまた天狗心理といいますか」
「天狗めんどくせぇな」
チッという舌打ちが心に突き刺さる。
だが天狗はこの程度の仕打ちでは挫けない。
「じゃあ撮りますよ」
「あ、ちょいまち」
「なんですか」
折角カメラを構えたのに、霊夢は先ほどの遺影を何やらまさぐっている。
「? 何やってんですか?」
「いや、なんか音が」
そう言って、遺影の背板を外す霊夢。
すると、遺影の裏からひらひらと、数枚の写真がこぼれ落ちた。
「…………!」
その瞬間、忘れていた記憶がよみがえった。
ああ、そうだ。
そうだった。
間違いない。
これは、私が。
「あら。当時の写真かしら。流石に色褪せてるわね」
霊夢は写真を拾い、まじまじと眺めている。
私は彼女の手の中にある写真達を見つめながら、遠い日の情景を思い出していた。
―――葬式が済んでも、皆、名残惜しむように神社に留まっていた。
何をするという、わけでもないのに。
泣く者。
無言でいる者。
不貞腐れている者。
空元気を装っている者。
そんな皆の様子を眺めながら、これから先、一人でも寂しくないようにと―――、私がこっそり、遺影の裏に入れたのだ。
彼女が皆と過ごした、かけがえのない一瞬一瞬を。
「ねぇ、文」
「は、はい。何ですか」
ふいに、霊夢の声で回想から現実に引き戻された。
霊夢は写真に写る一人の人物を指差しながら、言った。
「これ、誰? なんかこっちの霊夢と随分仲良さげだけど」
「……ああ。これは魔理沙さんですね」
「まりさ?」
初めて聞く名なのだろう。
霊夢は首を傾げながら反芻した。
「はい。魔法使いの魔理沙さんです」
「へぇ。魔法使いってことは、まだどっかで生きてんのかしら?」
「いえ、死にましたよ。こっちの霊夢さんと同じ頃に」
「え? 魔法使いなのに?」
驚いた様子で目を丸くする霊夢。
私は苦笑しつつ、続ける。
「人間でしたからね」
「……人間? 人間なのに、魔法使いだったの?」
「はい」
「へぇ。それは変わってるわね。……ていうか、昔からあんたの周りは変な奴ばっかだったのね」
「……それ、自分も含まれてるって自覚してます?」
「うるさい」
少し意地悪く言うと、霊夢は頬をむぅっと膨らませた。
こういうとこ、先祖譲りだなあと思う。
「くくっ」
「何笑ってんの。キモいわよ」
「…………」
口の減らないところも先祖譲りか。
「ま、いいわ。じゃあさっさと撮るわよ」
「はいはい」
溜息混じりにファインダーを覗く私。
「じゃあいきますよー。はいっ、チー……」
「イエーイ!」
満面の笑みでピースサイン。
それも両手でダブルピース!
って。
「いや、いや」
「何よ」
「何ですかそのポーズは」
「見てわかんないの? ピースよ」
「いや、そうじゃなくて」
大げさに息を吐きつつ、言う私。
「これ、遺影にするんですよね?」
「そうよ」
「じゃあせめて、もうちょっと慎ましくした方が。後世にまで残るものですし」
まあ、歴代の巫女達の物(というか遺影)の管理状況に照らすと、無事に後世まで残るのかどうか甚だ疑問ではあるのだが。
すると、霊夢は眉を吊り上げて言った。
「何言ってんのよ! だからこそでしょうが!」
「えっ」
その勢いに気圧され、思わず一歩後退する私。
「後世にまで残るからこそ、とびっきり良い顔で写っとかないと! こっちの霊夢みたいに仏頂面で写って、後代の巫女達に笑いものにされるのは御免だわ!」
「…………」
またも、目を瞬かせる私。
あの日の会話が、脳裏をよぎる。
―――じゃあ、いきますよ。
―――ん。
―――って、いや、いや。
―――何よ。
―――いや、何よじゃなしに。もうちょっと笑顔にしましょうよ。
―――なんでよ。
―――だって遺影ですよ? 満面の笑みでとまでは言いませんが、後世にまで残るものですし……。
―――るっさいわねぇ。別に自分が死んだ後のことなんてどーでもいいでしょ。ほら、撮るならさっさと撮って。
―――まったく、もう……。わかりましたよ。はいっ、チーズ!
……ああ。
あのとき、あの瞬間が。
こんなにまでも鮮明に、私の心に残っていて。
そしてそれはまさに、彼女が私に遺してくれた、かけがえのない瞬間で。
……そう思うと、自然と笑みがこぼれてきた。
「……ふふっ。だから、言ったじゃないですか」
「……文?」
自分の名を呼ぶ声に、ふと我に返る。
視線を少しだけ下げると、霊夢が不思議そうな顔で、私を見上げていた。
「……なんで、泣いてんの?」
「あ、あやや」
慌てて、目を肩口で拭う私。
「な、なんでもないですよ。ちょっと、目にゴミが入っただけです」
「ふーん」
ばればれの言い訳だったが、霊夢はそれ以上追及しようとはせず、またすたすたと元の位置まで戻っていった。
「……ま、準備できたら言ってよね。私はいつでもオーケーだからね」
「はい、もう大丈夫です。すみません」
「よっしゃ。ばっちこい!」
「なんですかそれ」
無駄に気合いを入れている霊夢の様子に苦笑しながら、私は再びカメラを構えた。
「じゃあいきますよ。はいっ、チーズ!」
「イエーイ!」
満面の笑みとダブルピース。
これはこれでまた、後々の霊夢達に笑われることになりそうだ。
了
「うん」
相変わらずこの巫女は唐突に物を言うなあ。
などと思いつつも、私はとりあえず理由を訊いてみることにした。
「なんでまた?」
「…………」
すると霊夢は、額に入った一枚の写真を無言で差し出してきた。
「あや」
思わず目を瞬かせる私。
無理もなかろう。
「……これはまた、懐かしいものを」
そこに写るは、数代前の博麗の巫女。
名を、
「この巫女も霊夢っていうのね」
「先に言わないでください」
「何が」
「いえ、こっちの話です」
……そう。
今、私の目の前にいるこの巫女は紛れもなく『博麗霊夢』だが、この写真の主もまた、『博麗霊夢』なのだ。
まあ、『霊』で始まる名前なんて知れているし、『霊夢』は語呂が良いのでよくかぶる。
私の記憶が確かならば、歴代の博麗の巫女のうち、大体五、六人に一人は『霊夢』であったはずだ。
「でもよく名前分かりましたね」
「額の裏に書いてあった」
「ああ」
なるほど納得。
「しかし、どこからこんなものを? どこかに飾ってあったような記憶はないのですが」
「物置の掃除してたら出てきた」
「あやや」
先祖の遺影を物置に仕舞い込むとは、また罰当たりな……。
そんな真似をしそうなのは霊花あたりか。いや、霊弥かも。
「これって遺影よね」
「そうですよ」
「あんたが撮ったの」
「そうですよ」
別に隠すことでもないので正直に答える。
今からおよそ百数十年ほど前になるが、間違いなく私が写した写真だ。
「じゃあ、私も撮って」
「なるほど、そこでそうなるわけですか……って、何でですか」
「だって、こっちの霊夢はしっかり若い頃の写真を遺してるのに、私はおばあちゃんになってからの写真しかない、とかなったら嫌だし」
「はあ。さいですか」
相変わらずこの巫女の考えることはよく分からない。
対抗意識? なのだろうか。
「……それにしても、なんでこの霊夢はこんなに仏頂面してるのかしら? 折角の遺影なんだからもっと笑ったりすればいいのに」
「まあ、これは私が無理やり撮ったようなものでしたからね」
「そうなの?」
「ええ。この霊夢さんは写真嫌いで、なかなか撮らせてくれなかったのです。そこで、遺影にするという名目で無理やり撮ったのがこの写真なのです」
「へぇ。でも、なんでそこまでして撮ろうと思ったわけ?」
「うーん。今思うとよく分かりませんが、まあ嫌と言われるとかえってやりたくなるという天狗心理かと」
「天狗うぜぇ」
吐き捨てるように言われると少し傷つく。
しかし天狗は立ち直りが早い。
「ま、そういう次第なので、結局、この霊夢さんが写ってる写真で、遺影に使えそうなのはこの一枚だけだったんですよ。だから結果的に、この写真が遺影になったのです」
「嘘から出た真ってやつね」
「なんか違うような気もしますが、まあそんなようなもんです」
細かいことにはこだわらないのも天狗の特性である。
「まあいいや、とにかくそういうわけだから私の遺影も撮りなさい」
「はあ。まあいいですけど」
「なんかめんどくさそうね」
「いえ、やれと言われるとかえってやりたくなくなるのもまた天狗心理といいますか」
「天狗めんどくせぇな」
チッという舌打ちが心に突き刺さる。
だが天狗はこの程度の仕打ちでは挫けない。
「じゃあ撮りますよ」
「あ、ちょいまち」
「なんですか」
折角カメラを構えたのに、霊夢は先ほどの遺影を何やらまさぐっている。
「? 何やってんですか?」
「いや、なんか音が」
そう言って、遺影の背板を外す霊夢。
すると、遺影の裏からひらひらと、数枚の写真がこぼれ落ちた。
「…………!」
その瞬間、忘れていた記憶がよみがえった。
ああ、そうだ。
そうだった。
間違いない。
これは、私が。
「あら。当時の写真かしら。流石に色褪せてるわね」
霊夢は写真を拾い、まじまじと眺めている。
私は彼女の手の中にある写真達を見つめながら、遠い日の情景を思い出していた。
―――葬式が済んでも、皆、名残惜しむように神社に留まっていた。
何をするという、わけでもないのに。
泣く者。
無言でいる者。
不貞腐れている者。
空元気を装っている者。
そんな皆の様子を眺めながら、これから先、一人でも寂しくないようにと―――、私がこっそり、遺影の裏に入れたのだ。
彼女が皆と過ごした、かけがえのない一瞬一瞬を。
「ねぇ、文」
「は、はい。何ですか」
ふいに、霊夢の声で回想から現実に引き戻された。
霊夢は写真に写る一人の人物を指差しながら、言った。
「これ、誰? なんかこっちの霊夢と随分仲良さげだけど」
「……ああ。これは魔理沙さんですね」
「まりさ?」
初めて聞く名なのだろう。
霊夢は首を傾げながら反芻した。
「はい。魔法使いの魔理沙さんです」
「へぇ。魔法使いってことは、まだどっかで生きてんのかしら?」
「いえ、死にましたよ。こっちの霊夢さんと同じ頃に」
「え? 魔法使いなのに?」
驚いた様子で目を丸くする霊夢。
私は苦笑しつつ、続ける。
「人間でしたからね」
「……人間? 人間なのに、魔法使いだったの?」
「はい」
「へぇ。それは変わってるわね。……ていうか、昔からあんたの周りは変な奴ばっかだったのね」
「……それ、自分も含まれてるって自覚してます?」
「うるさい」
少し意地悪く言うと、霊夢は頬をむぅっと膨らませた。
こういうとこ、先祖譲りだなあと思う。
「くくっ」
「何笑ってんの。キモいわよ」
「…………」
口の減らないところも先祖譲りか。
「ま、いいわ。じゃあさっさと撮るわよ」
「はいはい」
溜息混じりにファインダーを覗く私。
「じゃあいきますよー。はいっ、チー……」
「イエーイ!」
満面の笑みでピースサイン。
それも両手でダブルピース!
って。
「いや、いや」
「何よ」
「何ですかそのポーズは」
「見てわかんないの? ピースよ」
「いや、そうじゃなくて」
大げさに息を吐きつつ、言う私。
「これ、遺影にするんですよね?」
「そうよ」
「じゃあせめて、もうちょっと慎ましくした方が。後世にまで残るものですし」
まあ、歴代の巫女達の物(というか遺影)の管理状況に照らすと、無事に後世まで残るのかどうか甚だ疑問ではあるのだが。
すると、霊夢は眉を吊り上げて言った。
「何言ってんのよ! だからこそでしょうが!」
「えっ」
その勢いに気圧され、思わず一歩後退する私。
「後世にまで残るからこそ、とびっきり良い顔で写っとかないと! こっちの霊夢みたいに仏頂面で写って、後代の巫女達に笑いものにされるのは御免だわ!」
「…………」
またも、目を瞬かせる私。
あの日の会話が、脳裏をよぎる。
―――じゃあ、いきますよ。
―――ん。
―――って、いや、いや。
―――何よ。
―――いや、何よじゃなしに。もうちょっと笑顔にしましょうよ。
―――なんでよ。
―――だって遺影ですよ? 満面の笑みでとまでは言いませんが、後世にまで残るものですし……。
―――るっさいわねぇ。別に自分が死んだ後のことなんてどーでもいいでしょ。ほら、撮るならさっさと撮って。
―――まったく、もう……。わかりましたよ。はいっ、チーズ!
……ああ。
あのとき、あの瞬間が。
こんなにまでも鮮明に、私の心に残っていて。
そしてそれはまさに、彼女が私に遺してくれた、かけがえのない瞬間で。
……そう思うと、自然と笑みがこぼれてきた。
「……ふふっ。だから、言ったじゃないですか」
「……文?」
自分の名を呼ぶ声に、ふと我に返る。
視線を少しだけ下げると、霊夢が不思議そうな顔で、私を見上げていた。
「……なんで、泣いてんの?」
「あ、あやや」
慌てて、目を肩口で拭う私。
「な、なんでもないですよ。ちょっと、目にゴミが入っただけです」
「ふーん」
ばればれの言い訳だったが、霊夢はそれ以上追及しようとはせず、またすたすたと元の位置まで戻っていった。
「……ま、準備できたら言ってよね。私はいつでもオーケーだからね」
「はい、もう大丈夫です。すみません」
「よっしゃ。ばっちこい!」
「なんですかそれ」
無駄に気合いを入れている霊夢の様子に苦笑しながら、私は再びカメラを構えた。
「じゃあいきますよ。はいっ、チーズ!」
「イエーイ!」
満面の笑みとダブルピース。
これはこれでまた、後々の霊夢達に笑われることになりそうだ。
了
いや、ホントに
やはり、未来のお話というのは寂しいものです。
迷って欲しい
タイトルに騙されました、良かったです。
ギャグ系と思ったのに裏切られてしまって涙が止まらないよ、全く
悔しいから半端な点数は入れてやんねーよ!ヽ(`Д´)ノ ウワーン
いやあ、よく考えると字が違いますもんね。
心にぐっとくる話、ありがとうございました。
だ、騙されたのが悔しくて泣いてるんだからな! 感動したわけじゃないんだからな!
突然のいい話にきゅんときました
素晴らしい
色んな意味で霊夢らしいのかも。
なんか良かった
未来霊夢のイエーイがかあいい
短編に100点入れたくなったのは久しぶりです、素敵
GJです
良かったよ!
短いながらすぱっとおさまっていて良かったです。
普通に感動しました。
イエーイ! と笑う霊夢も大好きだ。
いつかだれかやると思ってましたけど・・なんだろう、このいい話・・・
まりまりささんったら、全く……
私たちにとってはこの作品を読んでいる時間も、かけがえのない瞬間でした。
本当にありがとうございます。
文と仲良さそうだから、心配無いかな。
多くを語らずに悟らせるような文章には感服する限りです
とりあえず文句なしの100点だ
普段は軽薄そうな射命丸がやるからいいんでしょうか。
不覚にも泣いてしまった。
本当に泣くわ
後世の巫女さん元気そうでなによりだ。
まりまりささんいつもホントすごいっすね
イエーイ
でもあやれいむ分はしっかりある、ってところが巧みですなあ。
故に永遠の巫女と称す。
これ森羅万象不変の理也。
しかも未来の話だったとは。
だまされた上にだまされちまった、くそっ。
切ない話はあんまり好きではないけど、この点数で。
沢山の巫女がいて沢山の思い出を妖怪と創ったんだろうな。
ちくしょう最高
テンポ良く楽しめました