牛乳飲むとお乳が育つらしい。だから幽々子様は、と思った。
お鍋にいっぱいのココアを練りながら、妖夢はぼーっとそういうことを考えた。
紫様が持ってきた森永ミルクココアというのに幽々子様がはまってしまって、一週間たつ。その間一日の間も空けず、幽々子様は一日あたり大鍋いっぱいのココアを飲む。粉がたくさんかかる。お湯で練るなんて貧乏くさい、というので、同じだけ牛乳もたくさんかかる。
このぶんの栄養がすべてお乳にいくんだろうか、でも亡霊なので栄養もなにもないはずなんだけど、と考えるのもここ毎日のことだった。
茶色い粉に真っ白い液体をそそいでぐるぐる回すと茶色と白がぐるぐるまざりあって、最初の粉よりはうすいけれどやっぱり茶色の液体になる。
甘くて美味しかった。
「幽々子様ー、できましたよー」
と、茶の間に持っていく。幽々子はテレビとにらめっこしてコントローラーをもってテレビゲームをしている。これも紫様が持ってきたもので、なんという名前の機械だったか、妖夢は忘れてしまったが、それにしてもあんまり根を詰めてやっているので心配になって、一度ならず二度三度と注意したがいっこうに聞く気配がない。画面を見ると、一週間前とまったく同じ面をプレイしている。不器用なのだ。
「そこおいといて」
と、上の空で言う。妖夢はため息をついた。ちゃぶ台の上にどん、と鍋を置き、愛用のマグカップをふたつ用意する。おたまで自分のぶんをすくって、くぴくぴ飲んだ。甘くて美味しい。それにつくりたてなので熱くて美味しい。
そのまましばらく幽々子がプレイするのを見続ける。いいかげん飽きてきたところで、幽々子が手を休めて、
「ありがとう、妖夢」
と言う。妖夢は、
「はい、よくできました」
と言って幽々子に後ろから抱きついて、腰に手をまわし、白楼剣を幽々子の腹にふかぶかと埋め、そのまま切り裂く。
血は出ない。亡霊なので。
ぐぐぐ、とうめき声をもらす。そのまま前のめりに倒れて、頭をゲーム機に打ち付けるとリセットボタンが押されて画面が初期画面に戻った。
あーあ、と妖夢は思う。
ここ一週間はこんなことばっかりしている。
◆ ◇ ◆
幽々子がボケたのは、春くらいのことだった。毎年恒例白玉楼花見大会をして、大会とついているのはかくし芸大会もかねているからで、蓬莱人の人間大砲ショーとか、腋巫女の腋話術で「あれ、声が、だんだん、遅れてくるぞ」なんていつもの芸を和気藹々と楽しんだ後、酔いつぶれて目が覚めるとボケてた。
生活に支障をきたすほどではなかった。ただ、突然「ねえ妖夢、私の肩についてる菜箸、なんとかしてくれないかしら」とか意味不明のことを言い出すんだけど、意味不明なのがもともとの幽々子様だし、とそれほど気にしていなかったのだが、ある日、妖夢の白楼剣をおもむろに奪いとって自分の喉に突き刺した。
白楼剣は人の迷いを断つ剣だ。幽霊に使えばすなわち成仏である。人間で言うところの自殺であって、妖夢は血が凍る思いをしたが何故だか幽々子は無事だった。すぐに八雲紫がかけつけ、危ないので幽々子を厳重に拘束した上で四季映姫のもとへ連れていった。幽々子は冥界の管理者だから、あのお方に話を通す必要がある、と紫は悲しそうに言った。
原因はストレスだった。幽々子様にどんなストレスがあったんだろう、と妖夢は思ったが、長年亡霊をやっていると、知らず知らずその身のうちに檻のようなものが溜まって、ときどきはこうして発散してやらなければいけなくなるのだという。
「人間でいうと、生理みたいなものです」
と、映姫は言う。自然な現象なので、これから数年の間は、あなたがその白楼剣で殺してあげてください、と言う。
物騒なもの言いだ、と思った。
けれど実際、白楼剣で主を突き刺し、切り裂き、ふたつにもみっつにもして息の根を止めるのは、物騒なことには違いなかった。妖夢は泣いて嫌がった。でも白楼剣は魂魄家のものだし、あなたのおじいさんもしていたことなのよ、これは勤めなの、と紫に言われては仕方なかった。お師匠様はそんなことひとつも教えてくれなかったです、と言うと、そりゃ、女の体のことを教えるのは妖忌にはむりよ、と見当が外れたようなことを言う。
春から夏にかけて地獄のような思いをしながら、妖夢は幽々子を殺しつづけた。秋にはまあまあ気軽に殺せるようになっていた。冬になると日常の一部になった。殺した幽々子は数時間眠って、また同じように起きてきて、しばらくするとまた死にたがる。
これが勤めなら、魂魄家のものはひとり残らず地獄に堕ちるべきだ、と妖夢は考えた。
主の腹を切り裂いた白楼剣を冷水で何度も洗う。ほんとうは触るのも嫌だった。でも、これがなければ幽々子様は死ねないし、やり続けなければもとに戻ることもない。
頭がおかしくなりそうだった。いやもうおかしくなっているのか、と思った。近頃はくらくらして、目の前に黒い線がいっぱいかかって、見えなくなって、倒れることがときどきあった。貧血の症状に似てるわね、と永遠亭の八意永琳は言う。つらいと思うけどあなたもたいがい気をつけなさいね、と栄養ドリンクを出してくれたけど、何故だか誰も助けてくれないし、幽々子様はボケているといっても以前と同じように飲み食いするしで、仕事が二倍にも三倍にもなったように感じられた。それに幽々子様と、と妖夢は思う。これまでずっと、生まれてからずっと、幽々子様は私の話を聞いてくださったのに、春からずっと会話ができていないように思う。幽々子様、と主の名前を呼ぶ。でも幽々子様は、ちがう何者かになっちゃったような、そんな気がするんだ。
「妖夢は生理はまだなの?」
と紫様が言った。関係ないでしょう、とその時ばかりはぶち切れた。ぶち切れても、紫様に一太刀もあびせることのできない自分が悔しかった。紫様は気の毒そうにしていた。
夕方に仕留めた幽々子が、起き上がって、自分でマグカップにココアを注いで飲んでいる。洗濯物をとりこんで戻ってくると見つけた。大食いだけど上品だった幽々子様が、ぐびぐびと、唇の端っこから飲み物をこぼして飲んでいる。緩みきった表情を見ると、ずいぶん美味しいんだろうな、と思う。自分で作ったので知っているけど、それでもなんだか嬉しかった。
「妖夢はココアを作るのがとてもうまいわね」
「粉に牛乳をくわえるだけなので、誰でもできるんですよ」
と言いながら、やっぱり照れた。
それから幽々子は謝る。
「ごめんなさいね。苦労をかけるわね」
「いえ」
と言う。何度も繰り返したことだ。自分でも何を言い出すかわからないからと、幽々子はたいへんに口数が少なくなった。以前は用がなくてもやってきて、わけのわからないことを言って、妖夢をからかって遊んでいたのに、今ではおとなしくゲームばっかりしているのだ。
妖夢も何を言っていいのかわからないので、淡々と家事をこなす。
ふたりっきりでいることを強く意識するようになった。死にたがらないうちは安心なので、今でも宴会などには出かけていくけど、多くの人に囲まれても、妖夢は幽々子とふたりっきりでいるような感じがしていた。
で、またたぶん、寝る前くらいに、幽々子に白楼剣を突き刺す。
―おかえりなさい。
幽々子様が言う。
―もっとゆっくり。
白楼剣を突き刺す、呻いていて言葉にはならないはずなのに、そう言っているように聞こえる。
ちょうだい。
おいちい。
イェイ。
もう一回。
もっとそっちよ。
やめないで。
いい度胸してるじゃない。
お願い、もっと。
ぎゅっとして。
遊びましょ。
やめないで。
もっと、もっと。
わたしのこと、忘れたの?
まだ、だめ。
どうどう、落ちついて。
そうよ、そうよ。
ゆさぶって。
ワオ。
やれやれ。
ここよ。
レッツ・ゴー。
レッツ・ゴー。
わたしを見つけて。
ありがとう。
うん、良くなった。
そう、そこ、そこ。
妖夢は白楼剣を洗いながら、私も大きくなったら、幽々子様に突き刺してもらおうかな、と考える。
お鍋にいっぱいのココアを練りながら、妖夢はぼーっとそういうことを考えた。
紫様が持ってきた森永ミルクココアというのに幽々子様がはまってしまって、一週間たつ。その間一日の間も空けず、幽々子様は一日あたり大鍋いっぱいのココアを飲む。粉がたくさんかかる。お湯で練るなんて貧乏くさい、というので、同じだけ牛乳もたくさんかかる。
このぶんの栄養がすべてお乳にいくんだろうか、でも亡霊なので栄養もなにもないはずなんだけど、と考えるのもここ毎日のことだった。
茶色い粉に真っ白い液体をそそいでぐるぐる回すと茶色と白がぐるぐるまざりあって、最初の粉よりはうすいけれどやっぱり茶色の液体になる。
甘くて美味しかった。
「幽々子様ー、できましたよー」
と、茶の間に持っていく。幽々子はテレビとにらめっこしてコントローラーをもってテレビゲームをしている。これも紫様が持ってきたもので、なんという名前の機械だったか、妖夢は忘れてしまったが、それにしてもあんまり根を詰めてやっているので心配になって、一度ならず二度三度と注意したがいっこうに聞く気配がない。画面を見ると、一週間前とまったく同じ面をプレイしている。不器用なのだ。
「そこおいといて」
と、上の空で言う。妖夢はため息をついた。ちゃぶ台の上にどん、と鍋を置き、愛用のマグカップをふたつ用意する。おたまで自分のぶんをすくって、くぴくぴ飲んだ。甘くて美味しい。それにつくりたてなので熱くて美味しい。
そのまましばらく幽々子がプレイするのを見続ける。いいかげん飽きてきたところで、幽々子が手を休めて、
「ありがとう、妖夢」
と言う。妖夢は、
「はい、よくできました」
と言って幽々子に後ろから抱きついて、腰に手をまわし、白楼剣を幽々子の腹にふかぶかと埋め、そのまま切り裂く。
血は出ない。亡霊なので。
ぐぐぐ、とうめき声をもらす。そのまま前のめりに倒れて、頭をゲーム機に打ち付けるとリセットボタンが押されて画面が初期画面に戻った。
あーあ、と妖夢は思う。
ここ一週間はこんなことばっかりしている。
◆ ◇ ◆
幽々子がボケたのは、春くらいのことだった。毎年恒例白玉楼花見大会をして、大会とついているのはかくし芸大会もかねているからで、蓬莱人の人間大砲ショーとか、腋巫女の腋話術で「あれ、声が、だんだん、遅れてくるぞ」なんていつもの芸を和気藹々と楽しんだ後、酔いつぶれて目が覚めるとボケてた。
生活に支障をきたすほどではなかった。ただ、突然「ねえ妖夢、私の肩についてる菜箸、なんとかしてくれないかしら」とか意味不明のことを言い出すんだけど、意味不明なのがもともとの幽々子様だし、とそれほど気にしていなかったのだが、ある日、妖夢の白楼剣をおもむろに奪いとって自分の喉に突き刺した。
白楼剣は人の迷いを断つ剣だ。幽霊に使えばすなわち成仏である。人間で言うところの自殺であって、妖夢は血が凍る思いをしたが何故だか幽々子は無事だった。すぐに八雲紫がかけつけ、危ないので幽々子を厳重に拘束した上で四季映姫のもとへ連れていった。幽々子は冥界の管理者だから、あのお方に話を通す必要がある、と紫は悲しそうに言った。
原因はストレスだった。幽々子様にどんなストレスがあったんだろう、と妖夢は思ったが、長年亡霊をやっていると、知らず知らずその身のうちに檻のようなものが溜まって、ときどきはこうして発散してやらなければいけなくなるのだという。
「人間でいうと、生理みたいなものです」
と、映姫は言う。自然な現象なので、これから数年の間は、あなたがその白楼剣で殺してあげてください、と言う。
物騒なもの言いだ、と思った。
けれど実際、白楼剣で主を突き刺し、切り裂き、ふたつにもみっつにもして息の根を止めるのは、物騒なことには違いなかった。妖夢は泣いて嫌がった。でも白楼剣は魂魄家のものだし、あなたのおじいさんもしていたことなのよ、これは勤めなの、と紫に言われては仕方なかった。お師匠様はそんなことひとつも教えてくれなかったです、と言うと、そりゃ、女の体のことを教えるのは妖忌にはむりよ、と見当が外れたようなことを言う。
春から夏にかけて地獄のような思いをしながら、妖夢は幽々子を殺しつづけた。秋にはまあまあ気軽に殺せるようになっていた。冬になると日常の一部になった。殺した幽々子は数時間眠って、また同じように起きてきて、しばらくするとまた死にたがる。
これが勤めなら、魂魄家のものはひとり残らず地獄に堕ちるべきだ、と妖夢は考えた。
主の腹を切り裂いた白楼剣を冷水で何度も洗う。ほんとうは触るのも嫌だった。でも、これがなければ幽々子様は死ねないし、やり続けなければもとに戻ることもない。
頭がおかしくなりそうだった。いやもうおかしくなっているのか、と思った。近頃はくらくらして、目の前に黒い線がいっぱいかかって、見えなくなって、倒れることがときどきあった。貧血の症状に似てるわね、と永遠亭の八意永琳は言う。つらいと思うけどあなたもたいがい気をつけなさいね、と栄養ドリンクを出してくれたけど、何故だか誰も助けてくれないし、幽々子様はボケているといっても以前と同じように飲み食いするしで、仕事が二倍にも三倍にもなったように感じられた。それに幽々子様と、と妖夢は思う。これまでずっと、生まれてからずっと、幽々子様は私の話を聞いてくださったのに、春からずっと会話ができていないように思う。幽々子様、と主の名前を呼ぶ。でも幽々子様は、ちがう何者かになっちゃったような、そんな気がするんだ。
「妖夢は生理はまだなの?」
と紫様が言った。関係ないでしょう、とその時ばかりはぶち切れた。ぶち切れても、紫様に一太刀もあびせることのできない自分が悔しかった。紫様は気の毒そうにしていた。
夕方に仕留めた幽々子が、起き上がって、自分でマグカップにココアを注いで飲んでいる。洗濯物をとりこんで戻ってくると見つけた。大食いだけど上品だった幽々子様が、ぐびぐびと、唇の端っこから飲み物をこぼして飲んでいる。緩みきった表情を見ると、ずいぶん美味しいんだろうな、と思う。自分で作ったので知っているけど、それでもなんだか嬉しかった。
「妖夢はココアを作るのがとてもうまいわね」
「粉に牛乳をくわえるだけなので、誰でもできるんですよ」
と言いながら、やっぱり照れた。
それから幽々子は謝る。
「ごめんなさいね。苦労をかけるわね」
「いえ」
と言う。何度も繰り返したことだ。自分でも何を言い出すかわからないからと、幽々子はたいへんに口数が少なくなった。以前は用がなくてもやってきて、わけのわからないことを言って、妖夢をからかって遊んでいたのに、今ではおとなしくゲームばっかりしているのだ。
妖夢も何を言っていいのかわからないので、淡々と家事をこなす。
ふたりっきりでいることを強く意識するようになった。死にたがらないうちは安心なので、今でも宴会などには出かけていくけど、多くの人に囲まれても、妖夢は幽々子とふたりっきりでいるような感じがしていた。
で、またたぶん、寝る前くらいに、幽々子に白楼剣を突き刺す。
―おかえりなさい。
幽々子様が言う。
―もっとゆっくり。
白楼剣を突き刺す、呻いていて言葉にはならないはずなのに、そう言っているように聞こえる。
ちょうだい。
おいちい。
イェイ。
もう一回。
もっとそっちよ。
やめないで。
いい度胸してるじゃない。
お願い、もっと。
ぎゅっとして。
遊びましょ。
やめないで。
もっと、もっと。
わたしのこと、忘れたの?
まだ、だめ。
どうどう、落ちついて。
そうよ、そうよ。
ゆさぶって。
ワオ。
やれやれ。
ここよ。
レッツ・ゴー。
レッツ・ゴー。
わたしを見つけて。
ありがとう。
うん、良くなった。
そう、そこ、そこ。
妖夢は白楼剣を洗いながら、私も大きくなったら、幽々子様に突き刺してもらおうかな、と考える。
「眠る八雲家 わかめ編」など、決して誰もまねの出来ない作品だと思います。
上に挙げた作風はいずこか知ら、この作品はただのユーモア短編としか評価できません。
作品の発想点は中々良いと思いましたが、
ユーモア自体に対して特に面白いとは感じませんでした。
それに、不自然な三人称が気になります。
という訳で40点をつけさせてもらいます。
おはようございます。コメントありがとうございます。
こちら、たしかにストーリーはないし、三人称が不自然なのもそうで、頭を掻くしかないんですが、
ユーモア(人を笑わせる意味での?)という点で言えば、今まで書いたうちでも一番薄いんではないか、
と、作者は思っているんですね。
作者の意図としては、妖夢が幽々子に剣を突き刺す、という行為が、なんとなくエロティックに
みえればいいな、とそんなことを思って書きました。(とはいえ、自分でも投げっぱなしかな、とは思いますが)
どういう部分からユーモア短編だとご評価いただいたのでしょうか? 今後のため、お手すきであれば
教えていただければ幸いです。
小説を書いて人に見せることについて未だ手探り状態でして、いろいろなご意見を参考にさせていただきたく思います。
よろしければ、よろしくお願いいたします。
(ユーモアとは、面白おかしい表現等で、人に面白おかしい感情を持たせる概念だと思います)
あなたのおっしゃる「投げっぱなしな点」において、私には理解が得られませんでしたので、
ただのユーモア短編と評価せざるを得ませんでした。
つまり、
>白楼剣を突き刺す、呻いていて言葉にはならないはずなのに、そう言っているように聞こえる。・・・
白楼剣を突き刺すという行為に、エロティックなど微塵も感じられなかった。
結末の呻きにおいての色情性の表現手法にユーモア性しか読み取れなかった。
ですから単純に読者を面白がらせる程度のものだろうと判断いたしました。
大体、冒頭の文章においてエロティズムや(分類の)ダークなどの要素が全く読み取れない。
ストーリ性のない作品の、冒頭と結末における趣旨の乖離は難解極まりないものです。
冒頭から続く中盤は、淡々とした状況説明、妖夢の心境吐露部分(三人称による客観分析)ですが、味気の無いものとしか思えない。
(妖夢は泣いて嫌がった。)この一文など軽々しいと思わざるを得ない。
個人的にこのような、すなわち、架空人物の心理を形成さしめるのに重要な、
文章を流し読みさせられるのはあまり好きではありません。
それから、「生理」という類推をユーモア作品の一端と判断しましたが、
そうしないと不潔感を髣髴とさせてしまうので。
そして結末の呻ぎへと繋がりますが、冒頭でゲームだのココアだのといった幼げな少女から、思春期の葛藤、生理的変化を経て、エロスを帰着点として・・・。
>レッツ・ゴー。
???お手上げです。(@@;)
辛辣な意見(ただの感想)となってしまいましたが、私の拙文がアン・シャーリーさんに有益をもたらすのであれば大いに幸いです。
次回作を期待しております。
いろいろありがとうございます。
レッツ・ゴーとか最後のところはもはやポエムですからね。ダメといわれたら、仕方ないですね。
で、いろんなところで「読み取れない」とか「感じられない」のであれば、これも私の実力不足なんだと思います。
ただ、「妖夢は泣いて嫌がった。」の一文はこれでいいんじゃないかな、と自分では思うけど。
それにしても、難しい文章を書かれますね。。。僭越ながら、もう少しくだけた調子で書いたほうが、
わかりやすいし、ちゃんと目的を達成することができると思います。
あとやっぱり「ユーモア」という言葉の使い方が、自分とは違うな、と思いました。
ありがとうございました。
何度も失礼します。(14が無責任なレスになってしまうので)
14のレスが理解しにくい点において、申し訳ないと思っております。
私のレスを分析すると、自分の思うがままに書いて、
アンさんに対しての配慮に欠けてしまっているようです。
やはり、考えや思いを相手に伝えるためには、
正しい言葉と、正しい段階を踏まえて文章を考える必要があると思いました。
失礼致しました。
淡々としてるのが良いなあ
このまま同じような毎日が続いていくんだろうか……
妖夢の幽々子を殺すことへの抵抗感が薄らいでいるためか、メメントモリに感じた針のような局所的だった痛みが、溶けるようにじんわりと広がる仄かな痛みに変わっていきました それでもやっぱりつらい
自分としてはメメントモリの方がインパクト強かったです