燃えろ。燃えろ!
心の炎を燃やし続けろ。私は霊烏路空だ。
今日も地霊殿の悪党妖怪をやっつけにいくぜ!
こいしちゃんと挨拶をして旧都へと向かう。
悪党妖怪には制御棒。制御棒と言ったら核融合。
今日も核の力で世界を焼き払うぜ、はははははは!
おっと暴走していたな。何事も心の余裕は必要だぜ。
今日も私は挑戦する。
最強の鬼、星熊勇儀と。こいつはいつもいつも生意気で偉そうで厄介で強くて、えーと、とにかく、敵なんだ!
地霊殿から外に出ると荒れている、荒れている。忌み嫌われた妖怪達がうじゃうじゃ居るぜ。
とりあえず適当にそいつ等を倒してから行くか。
制御棒で叩いて、叩いて叩いて、忌み嫌われた妖怪達を倒しながら先に進んでいくと居た、居た。星熊勇儀。
最強の鬼だ。
だが、こいつは戦わない。
何故か、いつも周りの人間と酒を飲んでいるだけだ。酒は美味しいだろうか。
とにかく話しかけよう。
「おい、勇儀! 何で戦わないんだよ!?」
「強いからだ。強い者は戦わない」
「戦わなきゃ強くなれないだろ?」
「そういう意味じゃない」
こいつに戦わせたい。こいつと戦って勝って最強になりたい。
「飲むぞ」
「は?」
わいわい、がやがや。
居酒屋へと連れてこられた。
周りの咳は鬼、鬼、鬼。鬼で埋まっている。
「呑め」
「は?」
「いいから呑め。呑み比べだ」
「良いぜ! やってやるぜ!」
ビールを飲む、ビールを飲む、ビールを飲む。
机の上はあっという間にジョッキだらけになった。
私も負けていない。向こうは百杯でこっちは九十杯程だ。
今夜はここの居酒屋の酒を飲み尽くすぜ!
「あー、美味いなぁ。ビール」
「そうだな」
「このまま旧都中の酒を飲みつくさないか?」
「いいぜ!」
そうして、旧都中の酒を飲み続けた。居酒屋を周りながら。
今回は私の負けだった。勇儀の勝ちだ。
だが、次も私は勝つぜ。はははははは!
「勇儀、また呑み比べしような」
「ああ! 今日は楽しかった」
地霊殿へと帰る私。
あー楽しかった。
心の炎を燃やし続けろ。私は霊烏路空だ。
今日も地霊殿の悪党妖怪をやっつけにいくぜ!
こいしちゃんと挨拶をして旧都へと向かう。
悪党妖怪には制御棒。制御棒と言ったら核融合。
今日も核の力で世界を焼き払うぜ、はははははは!
おっと暴走していたな。何事も心の余裕は必要だぜ。
今日も私は挑戦する。
最強の鬼、星熊勇儀と。こいつはいつもいつも生意気で偉そうで厄介で強くて、えーと、とにかく、敵なんだ!
地霊殿から外に出ると荒れている、荒れている。忌み嫌われた妖怪達がうじゃうじゃ居るぜ。
とりあえず適当にそいつ等を倒してから行くか。
制御棒で叩いて、叩いて叩いて、忌み嫌われた妖怪達を倒しながら先に進んでいくと居た、居た。星熊勇儀。
最強の鬼だ。
だが、こいつは戦わない。
何故か、いつも周りの人間と酒を飲んでいるだけだ。酒は美味しいだろうか。
とにかく話しかけよう。
「おい、勇儀! 何で戦わないんだよ!?」
「強いからだ。強い者は戦わない」
「戦わなきゃ強くなれないだろ?」
「そういう意味じゃない」
こいつに戦わせたい。こいつと戦って勝って最強になりたい。
「飲むぞ」
「は?」
わいわい、がやがや。
居酒屋へと連れてこられた。
周りの咳は鬼、鬼、鬼。鬼で埋まっている。
「呑め」
「は?」
「いいから呑め。呑み比べだ」
「良いぜ! やってやるぜ!」
ビールを飲む、ビールを飲む、ビールを飲む。
机の上はあっという間にジョッキだらけになった。
私も負けていない。向こうは百杯でこっちは九十杯程だ。
今夜はここの居酒屋の酒を飲み尽くすぜ!
「あー、美味いなぁ。ビール」
「そうだな」
「このまま旧都中の酒を飲みつくさないか?」
「いいぜ!」
そうして、旧都中の酒を飲み続けた。居酒屋を周りながら。
今回は私の負けだった。勇儀の勝ちだ。
だが、次も私は勝つぜ。はははははは!
「勇儀、また呑み比べしような」
「ああ! 今日は楽しかった」
地霊殿へと帰る私。
あー楽しかった。
そんなことより酒呑もうぜ!