注意書き
・オリジナルキャラが出ます。
・続き物です。1,2を読んでからこれを読みますと、話が分かるかと思います。
・作者名あまらーで検索していただけると、1,2が出ます。
・短めです。
「…また来たのか…。俺の傍に寄るなって言ったじゃん。
なんで、わざわざ俺なんかと一緒にいようとするんだ?」
呆れた様子で晃はそう告げていた。昨日今日知り合ったばかりの相手に、何処まで執着するのか、と。溜息を吐きながら。
だが空は引く訳には行かなかった。理由はさとりに言われた言葉の所為であろうか。
晃と関係を持つのは、自分であることを認識しているからであろう。
「だって…。私ね、貴方を見ていたら…こう…こう!」
ぱっ、ぱっ、と。不思議なジェスチャーを取りながら空は言っていた。
これはあれだ。怪しすぎる。
動きが完全挙動不審になっているし、何よりも威嚇している様に見える。
「…。」
晃は踵を返した。完全に空を無視し、ぐるりと明後日の方向を向いた。
ゆっくりと足を踏み出そうとしたその時、空はがしりと腕を掴んだ。
逃がさない。と言った様な、そんな表情で。
「…離せよ。」
「やだ。」
「離せってば。」
「嫌だ。」
「離せよ!」
「やだって言ってるでしょ!!」
泣きそうな目で、空はそう叫んだ。晃に怒鳴られたからとか、そんなんじゃなくて。
只単純に放って置けなくて、気持ちが落ち着かなかった。
ぷるぷると唇が震える。少しの沈黙と、少しの緊張感。
「…なんで、俺なんかに構うんだよ?
なんで俺なんかのために、そんな目をするんだ?」
晃はぐっと顔を下げて、俯きそう告げた。
苦しげに、腕を必死に振り払おうとして。それでも、お空は離さなくて。
イライラなんかはしない。ただ、何故だか苦しかった。
「意味ないじゃん。人と一緒にいても、苦しいだけ。
それに…俺の能力は…っ。」
それを言おうとした瞬間、晃はぐっと目を逸らし、そして黙り込んだ。
空は不思議そうに覗き込む。その時、とある事に気付いた。
その時、何故だろうか。自然と、頭に手が伸びた。
泣き喚く子どもを諭すような、迷子の子を慰めるような。
親のいない、寂しい子の力になりたい、と思うような。
そしてその瞬間、空のそんな優しい手は一瞬にして弾かれた。
パァン!という大きな音とともに、晃は無意識のうちに空から目を逸らし、そして無言でその場から立ち去ろうとした。
「待ちな。」
1つの声が、晃の動きを止めた。
空が振り向くと、其処には赤い角の鬼が立っていた。
腕を組み、ぎろりと晃を睨みつけている。
その眼光は鋭く、目を見ただけで気絶してしまいそうなほどであった。
仲間思いの鬼は怒っていた。
「お空はアンタと仲良くしようとしてるんだよ?それがなんだい。
バカみたいに否定して、怒鳴り散らして。
あきれ返って溜息しか出ないね。それでも男かい?」
勇儀の其の言葉を受けても、晃は振り向かなかった。
そのまま、そちらを見ることなく、晃は真っ直ぐ地面に足跡を付けていった。
「あ、アキラ君!」
「お空。」
空が駆け出そうとしたとき、勇儀は一言でそう言い放った。
空の名前を呼んだだけ。だが、それでもかなりの威圧感であった。
何よりも、つい立ち止まってしまう様な圧力が其処にあった。
「あんなやつ、追いかけるのはやめな。追っかけてもアンタが不幸になるだけさ。
根暗で、陰湿で…。地中には多い性格だが、アイツは度を越えてる。
悪いことは言わない、アイツには関わ―――」
「関わるよ。勇儀には分からないもん、アキラ君の気持ち。」
空は一言でそう言い放った。
誰かがいるなら、きっと誰もが口を噤むようなこの状況で、空は屈せず口答えをする。
優しい勇儀が、此処まで怒っている。確実に、晃に対して。
「分からない?分かりたくないね。私の友達をあんな風に扱って…。
どうしようもない奴じゃないか。」
「…どうしようもなくなんかない。」
空はそれでも否定を繰り返した。
そして、目を合わせ。ただ一言だけ、言い放つ。
「アキラ君、泣いてたもん。私の手を振り払うとき、ずっと。」
そして、空は晃の足跡を追いかけ、走り出した。
それを見た勇儀は思わず溜息を吐いた。
いくら馬鹿…否、鳥頭とは言え、どんな奴とでも仲良くなれるわけではない。
きっと、空は傷付いて涙を流すだけ。
「…止めるつもりは、ないけどね…。アイツの好き勝手だ。
でも…空はアイツとは絶対一緒にいれるはずがない。
アイツは…私ですら拒みたくなるような程のヤツだ。」
勇儀はただただ、腰に手を当てて肩を落としていた。
空は晃の後ろを追いかけ、そして足跡の消える場所にたどり着いた。
其処では、晃がぐっと顔を伏せて、肩を震わせていた。
今、晃に近寄れる人なんかいないだろう。静かに震えて泣き、誰も近寄らせない雰囲気を漂わせているのだから。
それでも、空は立ち止まらない。
馬鹿だから。純粋だからこそ。空は晃と友達になりたかった。
1人で震える、1人で苦しむ晃を放っておきたくなかった。
「…ねぇ、アキラ君。」
空は後姿を見ながら、声を上げた。
その瞬間、晃は肩の震えをとめた。
そして、ぐっと拳を握りしめていた。
「…何か…用?」
晃の声は涙で歪んでいた。
鼻をずるずる鳴らして、思い切り顔を拭いて。
あくまでいつも通りの自分を演じようとしていた。
逆に言うなら、もう演じるしかなかった。
空に対してあんな冷たい態度を取り続けているのに、ここでこんな弱い姿を見せるわけにはいかない、と。
「君の能力って、なんなのかな?私の能力はね、核融合を操る程度の能力っていうの。
結構物騒だとか色んな人に言われちゃうんだけどね、えへへ…。」
空は頭をがしがし掻いていた。苦笑いしながら、何度も、何度も。
その瞬間、晃は足を叩きつけ、立ち上がり、地面を鳴らした。
「ッ…いい加減にしろよ!!近付くなって言っただろ!?
たった昨日今日の付き合いなのに、そんなに癒着する意味なんてないじゃないか!?
俺に近寄るなよ!!もう誰も…誰も消したくないんだよッ!!!」
晃は必死に、空の目を見てそう叫んだ。
その瞬間、空は胸に手を当てながら、ぼうっとして呟いた。
「…誰も…消したくない…?」
「っ…。」
晃はそういわれた瞬間、ぱっと目を逸らした。
秘密にしていたことを、いとも簡単に自分は叫んでしまった。
「…俺の能力は、願いを叶える程度の能力。でも、その分代償がある。
願ったこと、思ったことを何でも叶えてくれる半面、自分の一番大切な物を失う。
…誰も、何ももう失いたくないんだ。だから、何も得たくない。」
そして、晃は言い放った。
何も、願いたくない。
その日は、お互いに何も語ることなく、そのまま晃が何処かへ行った。
お空の胸には晃の言ったことがずっと圧し掛かっていた。
「何も願いたくない…か。」
お空は呟きながら、ゆっくりと地中を歩いていた。
晃の叫んだその言葉。何も願いたくない。という悲痛な叫び。
それはきっと何処かに救いを求めているということ。
空の足は自然とさとりのところに向かっていた。
きっと聞いても分からないだろうけれど、それでも聞きたかった。
だから、無意識のうちに足を進めている。
「…アキラ君、辛いのかな…。苦しいの、かな。」
晃はきっと1人で考え込んでいた。ずっと、ずっと。
苦しい闇の中を、ずっと、ずっと1人で生きてきたんだ。
誰にも助けを求められないまま、何処を手探りしても、何も見つからないまま。
「…私が助けよう!うん、それしかないよね!」
びっと、自分自身で手を握りしめて、意を決した。
晃を助けたい。そんな気持ちをしっかり胸に込め置いて。
何故こんなに助けたいのかなんか分からない。でも、それでも何処か放っておけない。
空の中に、1つの思いが生まれた。
そして、数分後空はさとりの家の扉を叩いた。
扉の奥から出て来たのは、さとりではなく、1人の人間。
「おかえりなさい、霊鳥路さん。」
「え…あの…誰?」
空はぽかーんとしたような表情を浮かべて、その人間を見た。
人間はくすりと微笑んだ。そして、そのまま無言でいると、後ろからさとりがひょこっと顔を出した。
「稗田の、何をしてるのです…あら、お空。来る頃だと思っていたわ。」
さとりはくすりと微笑んでいた。
状況がつかめないまま、家の中に上げられて、そしてそのまま座らさせられた。
「申し遅れました。私、稗田阿求と申します。
本日は、古明地さとり様に協力を仰がれたため、此処に参りました。」
丁寧に深々とお辞儀をする阿求を見て、空は戸惑っていた。
そんな様子を見て、さとりはくすりと微笑んだ。
「稗田の。お空にあれを見せてあげて。」
さとりがそう言うと、阿求は手荷物から1つの巻物を取り出した。
それはとても太く、いくつも、いくつも紙を張り合わせられていた。
とても古臭く、歴史を感じる一品…といえるであろうか。
その巻物の筋にはこう書いてあった。
『求聞史紀』と。
・オリジナルキャラが出ます。
・続き物です。1,2を読んでからこれを読みますと、話が分かるかと思います。
・作者名あまらーで検索していただけると、1,2が出ます。
・短めです。
「…また来たのか…。俺の傍に寄るなって言ったじゃん。
なんで、わざわざ俺なんかと一緒にいようとするんだ?」
呆れた様子で晃はそう告げていた。昨日今日知り合ったばかりの相手に、何処まで執着するのか、と。溜息を吐きながら。
だが空は引く訳には行かなかった。理由はさとりに言われた言葉の所為であろうか。
晃と関係を持つのは、自分であることを認識しているからであろう。
「だって…。私ね、貴方を見ていたら…こう…こう!」
ぱっ、ぱっ、と。不思議なジェスチャーを取りながら空は言っていた。
これはあれだ。怪しすぎる。
動きが完全挙動不審になっているし、何よりも威嚇している様に見える。
「…。」
晃は踵を返した。完全に空を無視し、ぐるりと明後日の方向を向いた。
ゆっくりと足を踏み出そうとしたその時、空はがしりと腕を掴んだ。
逃がさない。と言った様な、そんな表情で。
「…離せよ。」
「やだ。」
「離せってば。」
「嫌だ。」
「離せよ!」
「やだって言ってるでしょ!!」
泣きそうな目で、空はそう叫んだ。晃に怒鳴られたからとか、そんなんじゃなくて。
只単純に放って置けなくて、気持ちが落ち着かなかった。
ぷるぷると唇が震える。少しの沈黙と、少しの緊張感。
「…なんで、俺なんかに構うんだよ?
なんで俺なんかのために、そんな目をするんだ?」
晃はぐっと顔を下げて、俯きそう告げた。
苦しげに、腕を必死に振り払おうとして。それでも、お空は離さなくて。
イライラなんかはしない。ただ、何故だか苦しかった。
「意味ないじゃん。人と一緒にいても、苦しいだけ。
それに…俺の能力は…っ。」
それを言おうとした瞬間、晃はぐっと目を逸らし、そして黙り込んだ。
空は不思議そうに覗き込む。その時、とある事に気付いた。
その時、何故だろうか。自然と、頭に手が伸びた。
泣き喚く子どもを諭すような、迷子の子を慰めるような。
親のいない、寂しい子の力になりたい、と思うような。
そしてその瞬間、空のそんな優しい手は一瞬にして弾かれた。
パァン!という大きな音とともに、晃は無意識のうちに空から目を逸らし、そして無言でその場から立ち去ろうとした。
「待ちな。」
1つの声が、晃の動きを止めた。
空が振り向くと、其処には赤い角の鬼が立っていた。
腕を組み、ぎろりと晃を睨みつけている。
その眼光は鋭く、目を見ただけで気絶してしまいそうなほどであった。
仲間思いの鬼は怒っていた。
「お空はアンタと仲良くしようとしてるんだよ?それがなんだい。
バカみたいに否定して、怒鳴り散らして。
あきれ返って溜息しか出ないね。それでも男かい?」
勇儀の其の言葉を受けても、晃は振り向かなかった。
そのまま、そちらを見ることなく、晃は真っ直ぐ地面に足跡を付けていった。
「あ、アキラ君!」
「お空。」
空が駆け出そうとしたとき、勇儀は一言でそう言い放った。
空の名前を呼んだだけ。だが、それでもかなりの威圧感であった。
何よりも、つい立ち止まってしまう様な圧力が其処にあった。
「あんなやつ、追いかけるのはやめな。追っかけてもアンタが不幸になるだけさ。
根暗で、陰湿で…。地中には多い性格だが、アイツは度を越えてる。
悪いことは言わない、アイツには関わ―――」
「関わるよ。勇儀には分からないもん、アキラ君の気持ち。」
空は一言でそう言い放った。
誰かがいるなら、きっと誰もが口を噤むようなこの状況で、空は屈せず口答えをする。
優しい勇儀が、此処まで怒っている。確実に、晃に対して。
「分からない?分かりたくないね。私の友達をあんな風に扱って…。
どうしようもない奴じゃないか。」
「…どうしようもなくなんかない。」
空はそれでも否定を繰り返した。
そして、目を合わせ。ただ一言だけ、言い放つ。
「アキラ君、泣いてたもん。私の手を振り払うとき、ずっと。」
そして、空は晃の足跡を追いかけ、走り出した。
それを見た勇儀は思わず溜息を吐いた。
いくら馬鹿…否、鳥頭とは言え、どんな奴とでも仲良くなれるわけではない。
きっと、空は傷付いて涙を流すだけ。
「…止めるつもりは、ないけどね…。アイツの好き勝手だ。
でも…空はアイツとは絶対一緒にいれるはずがない。
アイツは…私ですら拒みたくなるような程のヤツだ。」
勇儀はただただ、腰に手を当てて肩を落としていた。
空は晃の後ろを追いかけ、そして足跡の消える場所にたどり着いた。
其処では、晃がぐっと顔を伏せて、肩を震わせていた。
今、晃に近寄れる人なんかいないだろう。静かに震えて泣き、誰も近寄らせない雰囲気を漂わせているのだから。
それでも、空は立ち止まらない。
馬鹿だから。純粋だからこそ。空は晃と友達になりたかった。
1人で震える、1人で苦しむ晃を放っておきたくなかった。
「…ねぇ、アキラ君。」
空は後姿を見ながら、声を上げた。
その瞬間、晃は肩の震えをとめた。
そして、ぐっと拳を握りしめていた。
「…何か…用?」
晃の声は涙で歪んでいた。
鼻をずるずる鳴らして、思い切り顔を拭いて。
あくまでいつも通りの自分を演じようとしていた。
逆に言うなら、もう演じるしかなかった。
空に対してあんな冷たい態度を取り続けているのに、ここでこんな弱い姿を見せるわけにはいかない、と。
「君の能力って、なんなのかな?私の能力はね、核融合を操る程度の能力っていうの。
結構物騒だとか色んな人に言われちゃうんだけどね、えへへ…。」
空は頭をがしがし掻いていた。苦笑いしながら、何度も、何度も。
その瞬間、晃は足を叩きつけ、立ち上がり、地面を鳴らした。
「ッ…いい加減にしろよ!!近付くなって言っただろ!?
たった昨日今日の付き合いなのに、そんなに癒着する意味なんてないじゃないか!?
俺に近寄るなよ!!もう誰も…誰も消したくないんだよッ!!!」
晃は必死に、空の目を見てそう叫んだ。
その瞬間、空は胸に手を当てながら、ぼうっとして呟いた。
「…誰も…消したくない…?」
「っ…。」
晃はそういわれた瞬間、ぱっと目を逸らした。
秘密にしていたことを、いとも簡単に自分は叫んでしまった。
「…俺の能力は、願いを叶える程度の能力。でも、その分代償がある。
願ったこと、思ったことを何でも叶えてくれる半面、自分の一番大切な物を失う。
…誰も、何ももう失いたくないんだ。だから、何も得たくない。」
そして、晃は言い放った。
何も、願いたくない。
その日は、お互いに何も語ることなく、そのまま晃が何処かへ行った。
お空の胸には晃の言ったことがずっと圧し掛かっていた。
「何も願いたくない…か。」
お空は呟きながら、ゆっくりと地中を歩いていた。
晃の叫んだその言葉。何も願いたくない。という悲痛な叫び。
それはきっと何処かに救いを求めているということ。
空の足は自然とさとりのところに向かっていた。
きっと聞いても分からないだろうけれど、それでも聞きたかった。
だから、無意識のうちに足を進めている。
「…アキラ君、辛いのかな…。苦しいの、かな。」
晃はきっと1人で考え込んでいた。ずっと、ずっと。
苦しい闇の中を、ずっと、ずっと1人で生きてきたんだ。
誰にも助けを求められないまま、何処を手探りしても、何も見つからないまま。
「…私が助けよう!うん、それしかないよね!」
びっと、自分自身で手を握りしめて、意を決した。
晃を助けたい。そんな気持ちをしっかり胸に込め置いて。
何故こんなに助けたいのかなんか分からない。でも、それでも何処か放っておけない。
空の中に、1つの思いが生まれた。
そして、数分後空はさとりの家の扉を叩いた。
扉の奥から出て来たのは、さとりではなく、1人の人間。
「おかえりなさい、霊鳥路さん。」
「え…あの…誰?」
空はぽかーんとしたような表情を浮かべて、その人間を見た。
人間はくすりと微笑んだ。そして、そのまま無言でいると、後ろからさとりがひょこっと顔を出した。
「稗田の、何をしてるのです…あら、お空。来る頃だと思っていたわ。」
さとりはくすりと微笑んでいた。
状況がつかめないまま、家の中に上げられて、そしてそのまま座らさせられた。
「申し遅れました。私、稗田阿求と申します。
本日は、古明地さとり様に協力を仰がれたため、此処に参りました。」
丁寧に深々とお辞儀をする阿求を見て、空は戸惑っていた。
そんな様子を見て、さとりはくすりと微笑んだ。
「稗田の。お空にあれを見せてあげて。」
さとりがそう言うと、阿求は手荷物から1つの巻物を取り出した。
それはとても太く、いくつも、いくつも紙を張り合わせられていた。
とても古臭く、歴史を感じる一品…といえるであろうか。
その巻物の筋にはこう書いてあった。
『求聞史紀』と。
もうちょっと長めにまとめて投稿していただけるほうがよろしいかと。
了解です、次はもう少し長く纏めてみますー!!
続きを楽しみにしています。