「あ、いらっしゃい妹様」
私―――フランドール・スカーレットが暇つぶしに訪れた紅魔館地下の大図書館で目にしたものは、この間見たばかりのメイド服の小悪魔だった。
彼女の特長とも言うべきワインレッドのロングヘアーにメイドのカチューシャが装着されており、以前のミニスカートとは違うロングスカート仕様の、胸の辺りが少々窮屈そうなメイド服。
咲夜が青のメイド服を着こなすのに対し、小悪魔のそれは彼女のイメージカラーのとおりの黒。
キリッとした咲夜とは一味違い、柔らかな物腰で深々と頭をたれる小悪魔の姿は、また一味違ったメイドの魅力をかもし出している。
そんな彼女を、胡散臭げな表情で見つめた私は決して間違っていないと思いたい。
「……何を企んでるの?」
「まぁ、酷いです妹様、開口一番に何を企んでいるかと投げかけるなんて。企んでますけど」
「やっぱり企んでるんじゃないのよ」
げんなりとした様子でため息をつけば、彼女はニコニコと満面の笑顔で至極楽しそうだ。
いや、彼女らしいって言えば彼女らしいんだけど、どうしてこう小悪魔は人を煙に巻きたがるんだろうか。
けれどまぁ、そんな彼女と一緒にいるのが楽しいと思っているあたり、自分も大概救いようがない気がするけど、それは気づかなかった方向でここはひとつ。
「で、なんでまたメイド服?」
「実はですね、いつもの服はクリーニングに出しちゃいまして、私服で仕事するわけにもいかなかったんで、メイド服着てるんです。
ふふふー、どうですか妹様、ロングスカートなメイド服の私もかわいいでしょ?」
「だからさ、そういうのは自分で言うなと何度いえば……いや、かわいいけどさ」
正直に言葉にすれば、彼女は満足そうな笑顔を浮かべて「ありがとうございます」なんて言葉を返してくれる。
その笑顔がなんだか気恥ずかしくて、私は頬をかきながらそっぽを向いたけど、彼女にはやっぱり照れ隠しにしか映らないようで。
あーもう、恥ずかしいなぁ。なんで暇つぶしに来た図書館でこんな恥ずかしい思いしなくちゃいけないっていうのか。
それもこれも、全部小悪魔が悪いんだから!
「妹様ー、顔が真っ赤ですよー」
「―――ッ!! うるさい小悪魔の馬鹿!!」
指摘された恥ずかしさを紛らわすように怒鳴りながら、私は足早にいつものテーブルに足を向ける。
後ろで苦笑する気配がしたけれど、今はそのことに気を回してなんかやるもんか。
ズンズンと本棚の森を先に進んでいつもの場所に辿り着けば、大きなテーブルに腰掛ける魔女が、こちらをジトリと睨みつけてくる。
「ここでは静かに。それができないなら出て行くこと」
「それは小悪魔に言って頂戴。あの子が普通に接してくれるんなら、私だって静かにするわ」
「それは無理。あの子は天然だもの」
シレッとそんな言葉を流して再び本に没頭する知識の魔女。
その手に持った本がルルイエ異本とか書かれてるのを全力で無視しつつ、紅茶を運んできてくれた小悪魔に視線を向ける。
どうやら主の魔女でさえ、彼女の性格の矯正は諦めたらしい。いや、パチュリーのことだからそんなことする気もなかった可能性もあるけど。
「はい、妹様。今日はミルクティーにしてみました」
「ん、ありがと。ねぇ小悪魔、今日のお勧めの本は何かしら?」
「そうですねぇ、無名祭祀書とかどうですか?」
なんかいきなりぶっ飛んだ本が出てきた。
「あれ、嫌ですか? それじゃあ、黄衣の王とかもお勧めですけど」
「どっちにしろ碌でもないよ!? なんでそんな物騒な本ばかり出てくんのさ!!?」
「いやぁ、最近マイブームでして。どれもこれも写本ですけど、いっぱい手に入ったんですよ。クトゥルフ系の」
「……なんかものすごくいい笑顔してるけどさ、小悪魔もしかしてクトゥルフ神話好きなの?」
「大好きですッ!!」
今までにないぐらい、ものすごくいい笑顔で親指をサムズアップされた。
どのくらいいい笑顔かって言うと、彼女の背後から後光が指すぐらいにいい笑顔だった。
……どんだけあのホラー神話好きなのよ、こいつは。とりあえず「ネクロノミコンはいつになったら女の子になってくれるのでしょう?」という呟きは聞かなかった方向で。
そんな小悪魔の言葉に、パチュリーが何か諦めたかのようなため息を深々とつく。
それが小悪魔の言動についてなのか、それとも図書館で騒いでいることへのため息なのかは、生憎とわからなかったけれど。
「そんな物騒な本じゃなくていいからさ、何か暇をつぶせるような本を持ってきて。この際、あなたの好きなクトゥルフ神話のでもいいから」
「うーん、そーですねぇ。それでは、いくつか見繕ってくるので少々お待ちくださいませ、フランお嬢様」
いつかのメイドの真似事のように、慇懃無礼な様子で深々と頭をたれた小悪魔に苦笑する。
彼女も楽しそうに笑って本棚の奥に消えていき、私はそんな彼女の背中をぼんやりと見送りながらミルクティーを一口。
うん、程よい甘さはしつこくなくまろやかで、素直においしいと思わせる。
毎度のことながら、何でもそつなくこなす彼女ってやっぱりすごいのだろうなぁと、そんなことを思ってしまう。
普段が傍迷惑すぎてなかなかそう思えないのが欠点ではあるけれど。
「相変わらず、特別随分と仲のいいことで」
「そうかしら?」
ため息混じりにつぶやかれた言葉に、私は疑問を持ちながら言葉を返す。
実際、面白おかしいことが大好きだと豪語する小悪魔のことだから、誰に対してもああいう態度だろうことはすぐに予想がつく。
あの子、妖精メイドにも結構な人望があるみたいで、暇なときはお菓子を作っておやつにとみんなに配ることもあるんだとか。
そんな彼女だから、特別なんて言葉に違和感を覚えてしまうわけで。
「ま、自覚がないならそれでいいわ」
「……なんか気になる言い方するわね、パチュリーも」
「さぁ? 私はレミィのところに行ってくるから、お二人でごゆっくり」
「誤解招くようなこと言わないでくれる?」
不機嫌そうに睨みつけてもどこ吹く風で、パチュリーは手をひらひらと泳がせながら席を立って図書館を後にした。
重々しい扉が開く重厚な音がして、そしてまた閉じられる。
結局、いいように煙に巻かれたまま立ち去られてしまい、私は深々とため息をこぼす結果となった。
しょうがないんでミルクティーを飲みながらまったりと小悪魔を待っていると、彼女は数冊の本を手にこちらに戻ってきた。
そこで、パチュリーがいないことに気がついたのだろう。不思議そうにあたりをきょろきょろと見渡す彼女がなんだかかわいらしくて、思わず笑みをこぼしてしまう。
「妹様、パチュリー様は?」
「お姉さまのところに行くって言ってたわ」
「ふむふむ、なるほどなるほど。ではでは、ちょうどメイド服も着ていることですし、二人きりなわけですし、どうぞメイドとして扱いくださいませ、フランお嬢様」
深々と頭をたれる、二人きりのときだけの専属メイド。
いつもは司書をしているくせに、こうやって二人っきりになったときだけはまるでメイドみたいな彼女。
ニコニコと笑う彼女は本当に楽しそうで、それでいてどこか嬉しそうで。
あぁ、確かに。こうやって見れば、パチュリーが『特別』と表現したことも、あながち間違いないではないのかもしれない。
サラサラの長い赤髪。クリクリと大きな金色の瞳。背は少し高めで、しゃんとした背筋。
服の上からでもわかる豊満な胸に、括れた腰、形のいいお尻が表すとおり、文句なしの大人の女性の魅力を秘めたスリーサイズはまるでモデルみたい。
そのくせ性格は悪戯好きの子供みたいなやつで、その笑顔はまるで童女のようだ。
相反する魅力。大人の女性としての魅力と、子供の少女らしい魅力を持った、そんな女性。
いつも人をおちょくって、そのくせ誰に対しても優しくて、そして弱っちい代わりに言葉が達者な、そんな彼女。
「それではフランお嬢様、私のお勧めである外の世界の漫画をいくつかお持ちしました」
「あら? てっきりクトゥルフ神話関係の本を持ってくるかと思ってた」
「ふふ、趣味に合わない本を押し付けても不快にしかなりませんでしょう? それなら、フランお嬢様が楽しめるものをと思って、独断と偏見を持って選ばせていただきました」
言葉を紡ぐ彼女の声は、やっぱりどこか楽しそう。
こういった彼女の気遣いはやっぱり嬉しいもので、このさり気ない気遣いが心地よい。
普通、こういった場合は自分の趣味を押し付けたくなるものだけれど、彼女は私の趣味に合わせてキチンと本を選んでくれる。
少なくとも、お互いの趣味や性格がなんとなく察せてしまうぐらいには、私たちは仲がいいらしい。
「ありがとう、小悪魔。相変わらずの仕事で惚れ惚れするわ」
「メイドの仕事という分野では咲夜さんには及びませんが、こと本に関しては私の領分でございますから」
「さすが、この図書館の魔女の使い魔だけあるわね」
「お褒めに預かり、恐縮の極み」
言葉ではそんなことを言ってるけれど、やっぱり彼女は笑顔のまま。
それが悪いってわけじゃない。私自身、彼女のこの笑顔を見ているのは嫌いじゃないのだし。
私よりも大人っぽい体してるくせに、時には私以上に幼い印象の笑顔を浮かべることすらある。
それにつられて、私もついつい笑ってしまうのだから、彼女のことをとやかく言えない。
「うーん、恋愛漫画とかが多いのね」
「そろそろ恋に興味のあるお年頃かと思いまして」
「余計なお世話よ。そういう小悪魔はどうなの?」
「あはは、私は仕事と悪戯が恋人ですから」
「どこのワーカーホリックよ」
下手するとこの子、結婚なんてできないんじゃなかろうか。
何しろ紅魔館は女の子しかいないし、そういう意味では咲夜も婚期を逃しそうでちょっと心配だ。
加えて、ここってなかなか人が訪れないし、出会いの場なんて早々あるはずもなく。
寿命があってないような私たち妖怪はまだいいけれど、咲夜あたりは本当に大丈夫なのか。
今度、お姉さまにそれとなく忠告しとこう。
その分、小悪魔はまだマシなのかな?
……いや、どっちにしろむなしいことには変わりないか。
「小悪魔はさ、いいのそれで?」
「私は、フランお嬢様に仕えていればそれで満足にございます」
満面の笑顔でそういう辺り、本心ではあるのだろう。
いつもとは違う、やたら丁寧な言葉使いが逆に慇懃無礼に感じることも時々あるけれど、所々地が出てるんでどっこいどっこいか。
私に仕えていれば満足って、下手すればどっかの漫画の告白にありそうだなぁとぼんやりと思う。
そんなことを考えてしまったからだろう。ふと、いい考えが浮かんでニマァッと口元を歪める様に笑った。
「それじゃあさ」
グンッと、彼女の体を引いて机の上に押さえつける。
膝から下を机から投げ出される形となった彼女は、パチクリと何が起こったかわからないといった様子で目を瞬かせていた。
チロリと、獲物を追い詰めた肉食動物みたいに唇をなめて、私は彼女に覆いかぶさって眼下に置く。
自分でも精一杯のはずの、けれどもすんなりと流れた艶やかな声で。
「私が、小悪魔を味見してあげようか?」
クスリと笑って、私は小悪魔の太股の外側を指で撫でた。
ようやく事態を理解したんだろう。仰向けの彼女は見る見るうちに真っ赤になっていき、指を上へ上へと動かすと「ひぅっ!?」なんて可愛らしい悲鳴をこぼす。
「あ、ああああああああああの妹様!?」
「何? 私に仕えていれば満足なんでしょう? だったらさ、私がこんなことしても文句はないよね?」
彼女にしては、本当に珍しいテンパッた言葉を吐き出すけれど、私はクスクスと嗤いながらきれいさっぱり無視。
夏だというもこともあってか薄い布地のせいで、ガーターベルトのベルト部分がぼんやりと盛り上がってる。
そうやって、上がっていった指はいつしか小悪魔のお腹へ。そこで私は手の平を置くと、ジーッと彼女の顔を覗き込んだ。
顔をトマトみたいに真っ赤にしたまま、あうあうと言葉にならない羅列をこぼしている彼女は本当に珍しい。
不意打ちに弱くて、意外なことに純情なところのある彼女だから、多少過激だけどこうすれば彼女が慌てふためくのは予想がついたこと。
こうやって、彼女の余裕綽々な笑顔を崩してやることは、私のひそかな一日の目標である。
ただ、ひとつ想定外だったのは、借りてきた猫みたいに大人しくなっちゃったことだけど。
「……ねぇ、なんで抵抗しないの?」
彼女の顔を覗き込んだまま、私はそう問いかける。
少しは抵抗されると思ったのに、彼女はどういうわけかちっとも暴れようとはせずに体を硬直させたまま。
拍子抜け、というのもあるにはあるんだけど、普通はこういうとき抵抗するもんだと思う。
そんな私の言葉に、小悪魔は相変わらず顔を真っ赤にしたまま、どこか恥ずかしそうな表情で。
「いえ、その……妹様にならいいかなーって……」
そんな、とんでもない言葉を遠慮なく紡ぎやがったのだ。
ぴたりと、今度は私の体が硬直する。それから顔に熱が集まっていくのが自覚できて、今の彼女みたいに私の顔も真っ赤になっているに違いない。
あぁ、やられた。本当に、やられた。
何にやられたって、彼女の言葉がこれ以上にないくらい素の言葉っていうのが一番やられた。
どっちも、何も言葉を交わせない。どちらも、顔を真っ赤にしたまま、硬直してて動けない。
もしも、今誰かがこの部屋に入ってくれば、言い逃れできない誤解を生んでしまうことは想像するに難くない。
いや、果たしてそれはそもそも本当に誤解だろうか?
理由はどうあれ、私が彼女を襲ったことに変わりがないわけで。
あぁ、駄目だ。恥ずかしすぎて頭が回んなくなってきた。
ただ、自分が―――とんでもない自爆をしてしまったことだけは、よくわかった。
カチコチと、備え付けの大時計の音がどこか遠い。
静かになってしまった空間の中で、時計と私たちの息遣いだけが唯一の音源だった。
ドキドキと高鳴ってしまった心臓は、果たして恥ずかしさゆえにか。それとも、もっと別の理由なのか。
この鼓動がうるさくて、相手に聞こえてしまっているんではないかと、そんなありえないことすらも思ってしまう。
何か言わなきゃいけないのに、何か行動しなくちゃいけないのに、私たちは言葉も体の動かし方も忘れてしまったんじゃないかと錯覚してしまって。
やばい、どうしよう。私も小悪魔も、こんなに自分の体がどうしようもなくなるなんて思いもよらなかった。
そうして、どれくらい時間がたっただろう。
小悪魔が、私の首に腕を絡めとる。いまだに顔を赤くしたまま、彼女は私を思いっきり、力強く抱きしめて。
「なーんて、言うと思いましたか妹様ーッ!!」
「ほわっぷ!!?」
いつもどおりの、そんな朗らかの声でそんな言葉を口にした。
思いっきり抱き寄せられたせいで顔が彼女の胸にうずもれてしまって、思わずおぼれそうになる。
キャーキャーといいながらごろごろと転がる彼女は、決して私を離そうとなんかしなかった。
わかってる。今も彼女は顔を真っ赤にしてて、今はいつもどおりの自分に戻ってこの場を何とか収めようとしてることに。
あぁ、なんだ。そのぐらいの彼女の思考がわかるくらいには、私たちはパチュリーの言っていたように特別なのかもしれなかった。
うん、ていうかさ。
「いい加減苦しいわっ!!」
「鳩尾ッ!!?」
ショートブローで鳩尾にこぶしを叩き込みつつ、彼女の腕から逃れた私は疲れたように椅子に座った。
机の上でゴロゴロとのた打ち回る彼女を尻目に、私は真っ赤な顔をごまかすようにゼーハーと新鮮な空気を取り入れる。
やがて、割とあっさりと痛みが引いたらしい小悪魔は、ぶーぶーと不満な様子で机の上から身を下ろした。
「妹様ー、鳩尾はさすがに厳しいです」
「あっさり復活したやつが何を言ってんのよ」
「それはほら、妹様に対する愛の力ということで」
「あー、はいはい。言ってなさいよ」
私はげんなりとため息をついて、彼女は楽しそうににこやかに笑う。
お互い顔がまだ少し赤いけれど、それでも言葉のやり取りはいつものそれだ。
うん、よかった。色々とまだぎこちないけれど、いつもの私たちに戻れたみたい。
「小悪魔、ミルクティーのおかわり」
「はいはーい。ただいまお待ちしますねー!」
私の言葉に応えて、ティーカップを持った彼女は図書館の奥に消えていく。
今日は私のメイドになりきるつもりだったくせに、いつもどおりの言葉遣いなのはやっぱりさっきの一軒で混乱してるせいだろう。
あらためて思えば、やっぱり私の暴走が過ぎた結果だったと思う。自分で墓穴を掘ってれば世話ないわね、本当に。
疲れたように、椅子の背もたれに背中を預けて天井を仰ぐ。
視線の先には見慣れた図書館の天井が映っている。淡い魔法の光が満たす図書館の中で、私はぼんやりとただ一言。
「危なかったわ、本当」
そんな言葉が、自然と紡がれて空気に溶けて消える。
自分でも倒錯してるなと自覚できて、鬱屈になりそうな気持ちをため息とともに押し出していく。
何しろ495年だ。長く生きていれば色々倒錯するし、何かいろんなネジがポローンと外れて間違いを犯さないとも限らない。
今度からもっとよく考えてから行動しよう。今回みたいなことはもうこりごりだ。
少なくとも、彼女が戻ってくるにはもう少し時間がかかるだろう。きっと、今も彼女は赤面した自分の顔と格闘中だろうし。
だから私も、完全ないつもどおりの私に戻らないと、彼女に顔向けできそうにないから。
気を紛らわそうと、ティーカップに伸ばした腕が空を切る。
そういえば、彼女がミルクティーを入れるためにティーカップを持っていっていたことを思い出して、私はため息をついて頬杖をつく。
とんとんと、指がせわしなく机を叩いて落ち着かない。
彼女が待ち遠しいのか、それとももう少し後に来てほしいのか。
そんな複雑でごちゃごちゃとした心境のまま、私は小悪魔の登場を待ち望むのであった。
今度は、いつものように笑っていられるようにと、そんなことを願いながら。
▼
彼女が戻ってきたのは、私の気持ちの整理がついてからもう少し後のこと。
そうして、私たちはいつもの自分に戻っていく。
今回の話はなんというか、そう―――私の失敗と一時の気の迷いの産物ということで、ここはひとつ。
あぁ、でも。
きっと、心のどこかで小悪魔のことを特別だと思ってたからこんなことになったんだろうなと。
そんなことを思ってしまったのは、ここだけの秘密ということで。
参考にさせて頂きます
GJ!
なにやらリクエストに答えていただいたみたいで恐縮です。ですが、おかげで大満足ですとも!
スリット付きロングスカートは美鈴が似合うと思うんだよ!美脚効果とか!蹴りとか!
前回に同じく、異論は認めるぜ!
二人とも純情で可愛すぎるっ。
本気でこあフラに傾きそうです。
なんていうかこう……たまらんね!
いいやっほーーーーーーーう!小悪魔最高ーーーーーーー!
てなもんですよ
このこぁに「そんなこと言ってると悪戯しちゃいますよ?」って顔を赤らめながら言われたら魂抜ける。
でも中身はいつもの高笑いこぁなんだよなww
やっぱりや○っさんのこぁだったのか!! ここぁは悪戯好き。こぁはイ・タ・ズ・ラ・好きってな感じだと思ってます。
友達以上恋人未満とはこういうことなのか
フランちゃんかわいいよフランちゃん!
その二言に尽きる。
や○っ氏のこぁは俺も大好きです。
末永くお幸せに!
早くこのSSをこっちの世界に具現化する作業に入りたまえ!