Coolier - 新生・東方創想話

凍った時と回る刻

2010/05/18 00:44:46
最終更新
サイズ
0.84KB
ページ数
1
閲覧数
786
評価数
1/13
POINT
350
Rate
5.36

分類タグ


暗い
暗い

ただひたすらに暗い

何もない

生キテイルノカ
死ンデイルノカ

眠っているのか
起きているのか

暗くて暗くて
わからない

時々運ばれてくるご飯
それだけが時間の経過を教えてくれる

でももうわからない

これが朝食なのか
夕食なのか

つまらない
つまらないから時々お外に出てみる

でも

お外はいつも雨

まるで時間が止まってるみたい

あぁ遊び足りない


みんな私と遊びましょ?

でも遊んでいるといつの間にかみんなまたいなくなっちゃう

いつも私を一人にする

そして今日もまた一人




でもねでもね

今の私は一人じゃないんだ

私と遊んだ人間が私を出してくれたの

私は今からお姉さまたちと紅茶を飲むのよ

メイドの入れた紅茶はすっごく美味しいの

図書館の魔女は私に本を読んでくれるのよ

そんな私たちを見て微笑むお姉さまは

とっても美しいの




有難う巫女と魔法使い

あなたたちのおかげで495年分は報われそうだわ
初投稿です
今回はフランを意識して作ってみました

正直いろいろ設定があやふやなんで正しくないことだらけかもしれませんが

どうぞそこは甘い目をしてやってください
紅蓮ノ園
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.280簡易評価
8.70名前が無い程度の能力削除
なかなかこんな感じの作品も好き。
でも、もう一ひねりほしかったかな。