~月曜日~
天気は曇り。
『今日の天気はレミィが好みそうね・・・』
そういいながら1日は始まった。
朝食を手早く済ませ、図書館に籠る。
特に何も起こらない。
午後に小悪魔が入れてくれた紅茶がとてもおいしかった。
~火曜日~
天気は昨日と変わらず。
そして彼女の行動も昨日と変わらず始まり、変わらず終わった。
しいて言えば、あの使えない門番が咲夜に怒られて
『ぎゃーー、咲夜さん許してください~』
とか外で叫んでいるのを聞いたぐらいだ・・・。
~水曜日~
天気は気持ちいいぐらいの快晴。
しかし、この館の主の機嫌は正反対のしかめ面。
何百年間も生きている吸血鬼とは思えないぐらい子供のように拗ねている。
なんでもこれだけの快晴だと窓際にいるだけでも肌がヒリヒリ痛むらしい。
なら窓際に行かなければいいのに・・・
と思いながら図書館へ向かう。
出したまま溜まっていた本を小悪魔が片づけてくれていた。
~木曜日~
昨日ほどにはないにしろ今日も晴れ。
しかし、図書館に籠っている私にとっては天気など大して変わらないものだ。
雨が続くと湿気がたまり、本にカビが生えてしまうから
勘弁願いたいものだが、晴れが続く分には特に影響はない。
あまりにヒマだったのか今日はレミィも図書館に来て
逆さまの本をいかにもわかったように読んだ後、部屋へ帰って行った。
彼女のカリスマとやらはいったいどこへいってしまったのだろうか・・・
~金曜日~
連日とはうって変わり雨。
レミィはまたもしかめ面になりながら
『雨だと外に出れないじゃないっ!!』
とか、普段はあまり外出などしない癖に出れないときにかぎって文句を言っていた。
しかし、曇りじゃないとまともに外に出れないとは
彼女も不便な体の持ち主だなぁ・・・と改めて思いながら
図書館に籠った。
『そういえば・・・』と嫌な予感を残しながら1日は過ぎていった・・・。
~土曜日~
昨日の雨は止み、今日は吸血鬼の好みそうな曇り。
レミィは珍しくメイドを連れて外出したらしい。
そして嫌な予感は意外と当たるもので
久しく来ていなかった泥棒鼠が
館の主がいないのを的確に狙ったかのようにやって来た。
当然追い払ったが、また魔道書を何冊か持っていかれてしまった。
『一度こちらから訪ねてやる必要がありそうね・・・』
コホッコホッと咳をしながら散らかった図書館内を魔法で元に戻した。
途中手伝ってくれていた小悪魔が
『大丈夫ですか?』
と心配してくれたが、いつものことなので
『大丈夫。』
と短く言っただけで話は済んでしまった。
彼女は私と長くいるせいか大抵のことは声にしなくてもだいたい伝わってしまう。
彼女が喘息に効くといって出してくれた紅茶は
いつものものよりも味はいまいちだったが
心遣いは素直に嬉しいと思えた。
~日曜日~
天気はなんともいえないぐらいの晴れ。
このぐらいなら、なんともないらしく午後に
『一緒に紅茶でもどう?』
とレミィに庭でのティーパーティーに誘われる。
特に急ぎの作業でもなかったので図書館を後にし、庭で紅茶を楽しむ。
紅茶を楽しんだ後はやはり図書館に籠り、ほんを読むのに明け暮れる…。
彼女の名前はパチュリー・ノーレッジ
5つの元素魔法に加え、さらに陰陽術までを操る通称『1週間魔女』
しかし、彼女の日常は至極普遍的かつ平坦で
元素魔法を使うどころか普通の魔法さえ滅多に使わない。
もはや行動は人間のそれに近い。
実際に1週間、泥棒鼠の撃退や図書館の修復などの数回しか魔法は使っておらず
せいぜい『2,3日魔女』などが彼女にあった二つ名だったりする。
そもそも幻想郷には「曜日」という概念がなく、誰が『1週間魔女』など
と呼ぶようになったかは誰も知らないのであった。
-END-
天気は曇り。
『今日の天気はレミィが好みそうね・・・』
そういいながら1日は始まった。
朝食を手早く済ませ、図書館に籠る。
特に何も起こらない。
午後に小悪魔が入れてくれた紅茶がとてもおいしかった。
~火曜日~
天気は昨日と変わらず。
そして彼女の行動も昨日と変わらず始まり、変わらず終わった。
しいて言えば、あの使えない門番が咲夜に怒られて
『ぎゃーー、咲夜さん許してください~』
とか外で叫んでいるのを聞いたぐらいだ・・・。
~水曜日~
天気は気持ちいいぐらいの快晴。
しかし、この館の主の機嫌は正反対のしかめ面。
何百年間も生きている吸血鬼とは思えないぐらい子供のように拗ねている。
なんでもこれだけの快晴だと窓際にいるだけでも肌がヒリヒリ痛むらしい。
なら窓際に行かなければいいのに・・・
と思いながら図書館へ向かう。
出したまま溜まっていた本を小悪魔が片づけてくれていた。
~木曜日~
昨日ほどにはないにしろ今日も晴れ。
しかし、図書館に籠っている私にとっては天気など大して変わらないものだ。
雨が続くと湿気がたまり、本にカビが生えてしまうから
勘弁願いたいものだが、晴れが続く分には特に影響はない。
あまりにヒマだったのか今日はレミィも図書館に来て
逆さまの本をいかにもわかったように読んだ後、部屋へ帰って行った。
彼女のカリスマとやらはいったいどこへいってしまったのだろうか・・・
~金曜日~
連日とはうって変わり雨。
レミィはまたもしかめ面になりながら
『雨だと外に出れないじゃないっ!!』
とか、普段はあまり外出などしない癖に出れないときにかぎって文句を言っていた。
しかし、曇りじゃないとまともに外に出れないとは
彼女も不便な体の持ち主だなぁ・・・と改めて思いながら
図書館に籠った。
『そういえば・・・』と嫌な予感を残しながら1日は過ぎていった・・・。
~土曜日~
昨日の雨は止み、今日は吸血鬼の好みそうな曇り。
レミィは珍しくメイドを連れて外出したらしい。
そして嫌な予感は意外と当たるもので
久しく来ていなかった泥棒鼠が
館の主がいないのを的確に狙ったかのようにやって来た。
当然追い払ったが、また魔道書を何冊か持っていかれてしまった。
『一度こちらから訪ねてやる必要がありそうね・・・』
コホッコホッと咳をしながら散らかった図書館内を魔法で元に戻した。
途中手伝ってくれていた小悪魔が
『大丈夫ですか?』
と心配してくれたが、いつものことなので
『大丈夫。』
と短く言っただけで話は済んでしまった。
彼女は私と長くいるせいか大抵のことは声にしなくてもだいたい伝わってしまう。
彼女が喘息に効くといって出してくれた紅茶は
いつものものよりも味はいまいちだったが
心遣いは素直に嬉しいと思えた。
~日曜日~
天気はなんともいえないぐらいの晴れ。
このぐらいなら、なんともないらしく午後に
『一緒に紅茶でもどう?』
とレミィに庭でのティーパーティーに誘われる。
特に急ぎの作業でもなかったので図書館を後にし、庭で紅茶を楽しむ。
紅茶を楽しんだ後はやはり図書館に籠り、ほんを読むのに明け暮れる…。
彼女の名前はパチュリー・ノーレッジ
5つの元素魔法に加え、さらに陰陽術までを操る通称『1週間魔女』
しかし、彼女の日常は至極普遍的かつ平坦で
元素魔法を使うどころか普通の魔法さえ滅多に使わない。
もはや行動は人間のそれに近い。
実際に1週間、泥棒鼠の撃退や図書館の修復などの数回しか魔法は使っておらず
せいぜい『2,3日魔女』などが彼女にあった二つ名だったりする。
そもそも幻想郷には「曜日」という概念がなく、誰が『1週間魔女』など
と呼ぶようになったかは誰も知らないのであった。
-END-
作者様が言っている通り、何の盛り上がりもなく最後まで平坦でした。
かといって、文章が特におもしろいと言う訳でも無くて。
なんだろなぁ。
もうちょこっとでも盛り上がりがあるといいと思います。
ちょっとほんわかできました。
後は、文章作法や描写をもっと改善したらぐっと良くなるかなぁ、って思いますね。
次回にも期待です。
この作品を例えて言うなら、『小学生の描いた、妙に気になる絵』でしょうか。
文章を書くのに慣れていなくて、偶々このような作品になったのか、それとも
慣れていないが故に、作者様の持つ資質が色濃く表れた作品になったのか。
もし後者であれば、かなり面白いと個人的には思います。
現時点では、作品に注文をつける気は全く無いですね。
作者様が思うままに創作された物語を、私はもう一度読みたいです。