~目次~ (クリックで各章にジャンプします)
●前書き
●霊夢は1秒間で15400円を投げ捨てる!
●文は速すぎて全速が出せない!
●萃香の体重は幻想郷ナンバーワン!
●後書き
前書き
この本を手にとってくれた諸君。私は科学が好きだ。ビーカーが好きだ。フラスコが好きだ。アルコールランプが好きだ。
リトマス試験紙の色が変わる瞬間が好きだ。
炎色反応で綺麗な色を探すのが好きだ。
液体窒素を床にぶちまけたときなどは恍惚の極みだ。
諸君、私は科学が好きだ。
だが嘆かわしい事に、ここ幻想郷では、魔法や妖術といった不可思議な力が幅を利かせている。
かくいう私も魔法使いの家に生まれ、当然のことながら魔法が使える。
不思議でも不明確でも、便利に使えるものだからよいのか。決してそのような事はない。
我々が使う力は、等しく解明されなければならない。
幸いな事に私は、それらの現象を解き明かすヒントを知っている。
先程も語ったように科学である。科学で解明できない事はない。どんなに時間がかかっても、僅かな発見を積み重ね、いずれは真理に辿り着く事ができると信じている。
誤解がないように言っておきたいのは、私は魔法や妖術等の幻想の力を否定したいわけではない、ということである。
科学は科学の、幻想は幻想の良いところがある。だからこそ、科学を以て、これを探求する事に意義がある。
科学と幻想の架け橋になって欲しい。そう思い、この本を記した。
残念ながら、私の科学の知識も完全ではないため、聡明な読者にとっては、粗が目立つところがあるかもしれない。その点についてだけはご容赦頂きたい。
朝倉 理香子
●霊夢は1秒間で15400円を投げ捨てる!
さて、幻想郷に詳しい諸君なら当然存じている事であろう。当代の博麗の巫女、その名は霊夢。
彼女の代になってから、幻想郷に様々な変化があった。その中でも、最も影響が大きいものは、『スペルカードルール』であると思われる。
強大な力を持つ妖怪が異変を起こし、霊夢がそれを退治する。
実によく考えられているルールだ。
さて異変解決に当たって、霊夢が大量の御札を使うことは、多くの人の知るところであると思うが、いったいあれは何枚あるのか。
そう疑問を持つものも少なくないだろう。
しかし枚数をただ数えるのでは、科学になりえない。科学は的確な情報と、鋭い考察によって成り立つのだ。
そこで私はここに『式』を使う。これにより、ただの情報が多角的に分析され、新たな発見が生まれる。
とはいえ、まずは情報が必要な事も事実である。
今回は霊夢の代表的なスペルカードである『夢想封印』
その中でも最も強い力を持つ『夢想封印 瞬 Lunatic』を解析したい。
早速、画面(突っ込んではいけない)を凝視する。
写真1-1
まずは写真1-1を、ご覧頂きたい。
写真のように夢想封印では、霊夢が御札の塊を投げつけてくる。数えてみると、この塊ひとつで御札の数は24枚であることがわかる。
霊夢はこの御札の塊を、高速で移動しながら投げているのだ。必死に目で追ってみるが、一部画面外にも配置されてしまうようで、正確な数が把握できない。
そこで今回の計測には"音"を用いることにする。
弾幕を生成する際には、特有の音が発せられる。これは霊夢が御札を投げる際も例外ではない。
今度は耳を凝らして『夢想封印 瞬』を観察する。
霊夢が御札を投げる度に、霊力が発散する音が響く。かなりの頻度で、御札が投げられているようだ。
しかし、筆者の懸命な努力の結果、音の回数が判明した。
霊夢が御札をばら撒きながら移動し、停止するまでを1セットとし、まとめたものが下の表である。
回 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
1セットの音 | 25 | 32 | 25 | 25 | 32 | 25 | 25 | 32 | 25 | 25 | 32 | 25 | 25 | 32 |
25 25 32のパターンの繰り返しで、その合計は385回である。
これに御札一塊の枚数、24を乗じることで御札の枚数を計算することができる。
つまり
385 × 24 = 9240 [枚/夢想封印 瞬]
驚いたことに、霊夢が60秒御札を放つと、9240枚になるのだ。
いったいどこに、これだけの数の御札を持っていたのだろうか。
しかし、この仮説が正しいとすると、もうひとつ説明できることがある。
それは霊夢が何故、異変解決の謝礼を受け取っているにも関わらず、いたたまれない生活をしているかである。
八坂神社で確認したところによると、最も安い御札でも一枚当たり100円。
少し怖いが計算してみよう。
9240 × 100 = 924000 [円/夢想封印 瞬]
驚くべきことに『夢想封印 瞬』1回にかかる経費は約100万円である。
この大金がたった60秒で消える。1秒辺り15400円を使っているのだ。
スペルカードは金がかかる。異変時以外はのんびりしているのは、こういった理由なのかもしれない。
●文は速すぎて全速が出せない!
自他共に認める、紛れもない幻想郷最速の射命丸文。
だがしかし、彼女がどれだけの速さで飛べるのか知る者は少ない。
本章では射命丸氏の協力のもと、その速さの解明に挑みたい。
まず基本的なことだが、速さとは単位時間辺りに進む距離のことだ。
簡単に言うと、1時間に60キロで進んだ場合、その速さは時速60キロとなる。
つまり速さの計測には、時間と距離が必要なのである。
写真2-1をご覧頂きたい。これは緋想異変時に、射命丸氏が自身を撮影したものだ。
写真2-1
氏からは、この勝負時の写真(リプレイと言うらしい)を大量に提供して頂いた。
この連続写真の上部中央部に、数字が印刷されているのがおわかり頂けるだろうか。
これはカウント値と呼ばれ、決闘時の時間を計測するものだ。本来は気候変化のタイミングを計るものらしいが、これを利用しない手はない。
カウント値は0.0~99.9の値を取る。
まず最大のカウント値を約100として、実際の時間を求めてみよう。
ストップウォッチを片手に画面を凝視する。
決闘開始時から計測を始め、カウント値100になった瞬間に終了する。
これを3回繰り返し、平均値を四捨五入した結果、100カウントは16.4秒であることが判明した。
ここから次の値が導きだせる。
100 ÷ 16.4 ≒ 6.098 [カウント/秒]
16.4 ÷ 100 = 0.164 [秒/カウント]
よって1カウントは0.164秒である。
次は長さの計測だ。
しかし天狗の新聞や幻想郷縁起を調べたものの、まるで参考になりそうな記述がない。
ほとほと困り果てていた私に、新たな協力者が現れたのは、このときだった。
その人物、Y・Y氏(匿名希望)は自らが使うスペルを撮影した写真と、短い手紙を筆者に送ってきた。
文面は『後は自分で考えなさい』との事。
私にとっては十分なヒントだった。以前、知り合いのO教授から、このような車があることを聞いていたからだ。そして私は幸運なことに、この車(電車というらしい)の資料集を持っている。森の外れにある道具屋で、興味本位で購入したのだ。
私は早速、写真と資料集を見比べる。
目当ての車両はすぐに見つかった。
長野電鉄木島線3500系。全長は18メートルとある。
まずは車両の長さから、石橋の長さを求める。実は射命丸氏から提供して頂いた写真と、Y・Y氏から送られてきた写真は、撮影の倍率が違うので、そのまま比較するわけにはいかないのだ。
では実際の長さを求めてみよう。
写真2-2
写真2-2は、1車両がぴったり収まるように加工したものである。
このときの写真の長さは552ピクセルだ。
よって、この写真の1ピクセルの実際の長さは
18000 ÷ 552 ≒ 32.61 [ミリメートル/ピクセル]
次に、石橋の長さを求める。同じ写真で石橋は403ピクセルの幅があるので
32.61 × 403 = 13141.83 [ミリメートル]
およそ13メートルといったところか。
これで速さの計測に必要な、時間と距離がわかった。
射命丸氏が速さの計測用に、と差し出した写真。氏が『幻想風靡』を使っているときの写真と、今までに得た情報を組み合わせる。
それが写真2-3、写真2-4である。
写真2-3
写真2-4
射命丸氏が、橋の右端に現れたときのカウント値は39.7。右端に辿り着いたときのカウント値は40.3。
その差は0.6だ。
ここから速さを計測してみよう。
先ほどの計算で1カウントが0.164秒であることがわかっている。
よって射命丸氏が13mの移動にかかった時間は
0.164 × 0.6 = 0.0984 [秒]
速さは
13 ÷ 0.0984 = 132.11 [メートル/秒]
何とこのスペルを発動しているときは、1秒間に132メートルも進むことができるのだ。これは時速にして
0.13211× 3600 = 475.596 [キロメートル/時]
およそ475km。これは現在運行しているリニアモーターカーよりも速い。
彼女はリニアモーターカーと、肩を並べて走ることができるのだ。まさに幻想と科学の共演、素晴らしい。
しかし一つだけ不安なことがある。リニアモーターカーはその速さのために衝撃波が発生してしまうのだ。
それ以上の速さの射命丸氏も、当然相当な衝撃波を発生させているはずである。これは弾幕勝負中のため問題はないが、周りに迷惑がかかるため、普段はこの速さで飛ばないだろう。
哀しいかな。幻想郷最速少女は、滅多なことでは全速が出せないのだ。
自分の能力が存分に発揮できないということは、精神に相当な負荷がかかるものだ。
だから彼女が多少強引な取材をしても、暖かく受け入れてあげてほしい。
(こう書けと、氏からの強い要望があった)
●萃香の体重は幻想郷ナンバーワン!
小さな百鬼夜行と呼ばれる、鬼の伊吹萃香。だが彼女が一度スペルを発動させると、あっという間に巨大化する事は多くの人の知るところだろう。
地響きを鳴らしながら迫ってくる、巨大化時の彼女。いったい彼女はどれだけの重さがあるのだろうか。
そのためにはまず、通常時と巨大化時の大きさを比較する必要がある。
それが次の、写真3-1である。
写真3-1
どうやら、通常時に比べ身長が2倍になっているのがわかる。
ここから巨大化時の体重を推測しよう。そのためにはまず、通常時の体重が必要だ。
しかし体重を調べるのは容易ではない。まさか花も恥じらう乙女に聞くわけにもいかない(鬼は嘘をつかないらしいので、教えてくれるかもしれないが後が怖い)
そこで、同世代の一般的な少女の体重を基準にする。
といっても、彼女はいったいどこの世代なのだろうか。まさか実年齢で計算するわけにもいくまい。やはり外見年齢で計算すべきだろう。
そこで私は伊吹氏が、幼女と呼ばれ、ロリコンの人気を集めていることに着目した。
伊吹氏=ロリ。
この式が成り立つなら、ロリコンの対象年齢がわかれば、伊吹氏の年齢が推測できることになる。
アメリカ精神医学会(アメリカ?)が発行している、DSM-IV(精神障害の診断と統計マニュアル)によると、ロリコンとは13才以下の少女に特別な感情(あえてソフトな表現にした)を抱く事とある。
つまり伊吹氏の外見年齢は、13才以下なのだ。
次に13才女子の平均体重を調べる。
厚生労働省健康局「国民栄養の現状」(外の世界の資料だ)によると、13才女子の平均体重は47.9キログラム。
ここから、巨大化時の伊吹氏の体重を求めてみよう。
最初に述べたように、伊吹氏は巨大化すると、身長が2倍になる。
身長が2倍になると、体積は8倍だ。主成分の構成が変わらないなら、体重も8倍と考えていいだろう。
納得がいかない人は、下図を見て頂きたい。
図3-1
一番左の立方体を基準にする。縦と横の長さが2倍になったものが中央の図。更に高さが2倍になったものが右図だ。さて立方体はいくつだろうか。ね? 8倍でしょう?
つまり巨大化時の体重は
47.9 × 8 = 383.2 [キログラム]
横綱力士もびっくりである。萃香、お前がナンバーワンだ。
と記して、本書を書き終えようと思ったところだが、外の世界のビール会社の文献(なぜビール会社なのだろう)に、500キログラムの人間がいたことが記されていた。この分野ではまだまだ研究の余地があるようだ。
●後書き
科学とは何なのだろうか。
科学を志す私でも、ときどきこう考えるときがある。
私には、この結論を出すことができない。何故なら、私の科学はまだ終わっていないからだ。
私は科学に関する素晴らしい知見を持ちながらも、幻想の力に見せられた人物を知っている。
科学を究めた人物が追い求めた、幻想とはいったい何なのだろうか。
私は自ら魔法を使うことを禁じ、科学の力のみでどこまでいけるか試したかった。しかし私の遥か先を行く科学者が、魔法を追い求めている。
私は不思議でならなかった。だから本書を記す事で、科学と、そして幻想の力と正面から向き合おうと思った。
そして科学とは何か、という事に結論とはいかないまでも、気が付いた事があった。
だから私はこの本を、一番最初にその人に読んでもらおうと思う。素晴らしい科学者でありながら、幻想郷で研究を続けるO教授に。
~人間の里 理香子の家~
「どうかしら。私の書いた本は」
そう聞かれ、夢美は本を閉じた。
「どうかしら、じゃないわよ。この本、仮定も強引だし、間違いだらけじゃない。子供の落書きだってこれよりはマシよ」
「酷い言いようね。私の知識を総動員したのに」
「総動員って?」
「ガッケソ 小五の科学。あなたからもらったのよ?」
それを見て、夢美は頭を抱えた。確かに参考資料がそれで、ここまで書けるのは凄いかもしれない。
「それ……私の世界では、10才くらいの子供が使う本よ」
「ふ~ん。続きはないの?」
「続きって、あなたも懲りないわね。科学なんて探求しても面白くないわよ。先が見えてるし」
「そうかしら。あなたはまだ科学に夢を見ているんじゃないの」
「夢?」
「外の世界の科学で説明できないことがある。それはつまり、科学にはまだ先があるって思ってる、ということでしょ」
「夢……ね。そんなにロマン溢れるものじゃないわ。私を否定した学会の連中を、見返してやりたいだけよ」
夢美は目の前にいる、自称科学者の魔法使いを見つめた。
理香子が言う言葉は、ある意味正しい。なぜなら夢美は、理香子に渡すために一冊の本を持ってきたからだ。
魔法使いが科学を探求するとどうなるのか。夢美が知っている科学とは、違った結論を出すのではないか。そう、どこかで期待しているのだ。
夢美は一冊の本を取り出し、それを理香子に手渡した。
「これは?」
「ガッケソ 中一の科学。貴方にあげるわ。また本を読ませてくれる?」
「あら。子供の落書きじゃなかったの?」
「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない」
「?」
「二十世紀、科学にまだ先があった頃の科学者が残した言葉よ」
いつか理香子と科学について語り合える日が来るだろうか。
きっと来るだろう。だからその日まで、立ち止まる訳にはいかない。
そう決意を新たにし、夢美は理香子の家を後にした。
おしまい
萃香はスペルカードを使った瞬間、体重の7倍にも及ぶ酒を飲んでムリヤリ体重を増やしている! とか
文にとって、ありとあらゆる物体が時速400キロ以上で突っ込んでくる! 木の葉やホコリに当たるだけでダメージだ! なんて結論でも面白そうですね
その他にも「四季様が裁く幽霊は1日に○○人! こんなペースだと残業時間が○○時間を突破して、過労死へ一直線だ!」とか「稗田阿求の能力は一度見たものを忘れない程度の能力。これってどう言う事?」とか「楽器に触れずに演奏をするプリズムリバー! 一番の功労者は誰だ?」なんかも面白そうですねえ
幻想法律読本や幻想科学大戦! 幻想科学少女リカコだとか、Dr.八意永琳の科学的青春なんかにも期待です
流石に元ネタの人くらいに詳しく、というのは無茶な話ですがもうちょっと深く見てみたかったです
続きにも期待してます。
まあ理香子さんが書いたものならアリなのかな?
霊夢ってすごい浪費家だったんだなしかしw
俺もサバイバルゲームでBB弾ばら撒いてるが、あれはせいぜい1発1円か2円の弾を秒間40発程度だから、60秒撃ったとして2400~4800円?
改めて計算してみるとタバコ15箱分くらい撒き散らしてたんだな。勉強になった。
この類の、べつの作品も読んでみたいです!
元ネタも、ガッケソも大好きだったからとっても楽しめました。
こういうの大好きだぜ!
いや本当に凄いとしか言えないwwwww
好きだぜこういうの。
そしていちいち論証する手間を厭わず、思いついたものを実行するその心意気がいい。
いいものを見させてもらいました
見出しが雰囲気出てるな
霊夢すげぇ。咲夜さんみたいに投げたあと回収出来ればリッチでいられるだろうに……
14歳くらいまではずっと3,4kgずつ増えているんだなぁ
中学校1年生12歳
平均体重44.4kg
中学校2年生13歳
平均体重47.9kg
中学校3年生14歳
平均体重50.6kg
らしい。勉強になるなあー
射命丸についての考察が面白かったです。
音速以上とは……最速の名は伊達じゃないんですね!
まぁここで言うのは無粋かもしれないな、元ネタがすでにこじつけまくってるしw
面白い発想だね。霊夢のが一番違和感なくしっくり来た。
すげえよく数えたな。これからは敵の居ないときはショットするの止めておこう。
34>> そうか……つまりN飴氏は中学一年生の膨らみかけしょうじょだったのか……
ゲームだから幻想だからと敢えて誰も突っ込んだり考えたりしない部分に、
更に敢えて突撃するのみならず、どの話題もきっちり検証した労力に乾杯。
神社のお札はお布施込みだと思うから原価や仕入れ値はもっと安くならないかなあ。
なってないと霊夢があんまり不憫でもう。
そうじゃないとバンバン投げられないだろうしw
だから体重は変わらないんじゃないかなーと思うんだが
面白かった
「弾幕は金がかかってしかたがないわ」
でも現実ではCIWSとかだと一発2万円のタングステン弾を毎分3,000発で発砲…
まあ撃たなければ1200億~1400億円の船が海の藻屑になるし相手のミサイルも一発2億円ぐらいするからトントンなのか?
よしちょっくら俺が博麗神社債買い占めてくる!
あとあや以外に遅いのね…ゼロ戦が533km/hだからレシプロ機レベルか…
衝撃波は発生しないだろうなあ
あと計算では対地速度だけど本来は対気速度で算出しないとフェアじゃないよなw
高度によっては魔理沙どころかチルノにまで負けるよね(文が高高度でチルノが低空の場合で対地速度で計算)
そのあたりも突っ込みどころ満載なのも元ねたに忠実だなあ
こう手間をかけての、無駄な考察。お見事です。
是非とも続いてほしいです。
という冗談は置いといて、原価がもし1円だとしても1万円近い出費。
しかも1回の弾幕ごっこでは複数枚スペカ使うだろうし、遊興費だとか決闘代だとかで考えても結構な額。
有名人だしちょくちょく決闘申し込まれてたら結構な痛手だな。
夢想天生とかあれ1回で幾らぐらい使ってんのかねぇ。
異変解決時とか下手すれば30分近く御札やら針やら放出しっぱなしだし、異変解決代の方がものすごい気もするけれども。
萃香は密度操って巨大化するんだろうけれども、もし質量保存したまま巨大化したんだったら三歩壊廃とか実はえらい低威力な気もする。
いうなれば中身スカスカな風船で殴られてるようなもんだし。
そこらへんはやっぱり妖力で云々なんだろうね。
溢れるタイトルセンス……。代わりにつけてもらいたいくらいっ。
実は科学大戦で書こうかなとも思ってました。そちらの方がSS向きですしっ。
>> 9 さん
何とか作品集100に間に合わせようとして、全体的に浅くなってしまいました。もうちょっと深く・・・・・・次は地底組を出しますねっ。
>> 14 さん
なかなか相性がいいですよねっ。
>> 15 さん
はい、その通りでございます。ちょっと大げさなくらいが、元ネタっぽいかなと。それにしては控え目な所もあるので、次回は自重しないでやりますっ。
>> 18 さん
リアル弾幕バトラーなのですか!?
エコ的観点からも拾うのオススメしますっ。
>> sdsd さん
ありがとうございますっ。資料が少ないので難しそうですが、他のネタも考えてみます
>> 20 さん
楽しんで頂けて何よりですっ。実はガッケソは、東片原作に出てくるのですよっ。
>> 22 さん
私がその世代だったときの事を思い出して見たのですが、妥当な数値に思えたので、あまり気にしていませんでしたっ。今はもっと低体重が進行してるのかなぁ。
>> 23 さん
一番手間がかかったのは霊夢ですっ。
頑張った部分を評価してもらえて嬉しいですっ。
>> 奇声を発する程度の能力 さん
そ、そこまで諸手を上げて誉められると照れちゃいますっ。
>> 25 さん
懐かしい……。気が付けばもう随分前の本なのですね。霖之助辺り、持っているかもしれません。
>> 28 さん
次もいいものにできるように、手間をかけて論証してみますねっ。
>> 29 さん
確かに割りと無茶な仮定もあるのですよね~。それを吹き飛ばすくらい面白く書けたらいいのですけど・・・・・・。
>> 32 さん
目を惹く見出しって大事ですよね。実はちょっと自信がなかった所だったり。
>> 34 さん
霊夢なら、戦闘後にしっかり回収してそうな気もしますねっ。
>> リペヤー さん
科学っていいですよねっ。
あれ、音速以上・・・・・・? と、とにかく文は速いですっ。
>> 38 さん
いわゆる超音速の衝撃波は発生しませんが、風圧だけでも凄そうっ。
資料も少なくて、ちょっとこじつけになりましたが、楽しんでもらえて何よりですっ。
>> 39 さん
きっと言われると思ってました!
萃香の能力的に、密度の方を変えそうですよね!
>> ぺ・四潤 さん
節約してあげてくださいっ。
夢時空は97年なので、このとき既にガッケソは幻想入りしていたことに・・・・・・。
>> 42 さん
まだまだ突っ込みが甘かったとは思います。次はもっと検証してみますっ。
>> 44 さん
なるほど! それならあれだけ大量に持っている事にも説明が!
>> コメントする程度の能力(ぇ さん
体重は変わらないですが、密度が8分の1の萃香にっ。
>> 55 さん
ありがとうございますっ。の一言!
>> 59 さん
御札の原価っていくらくらいなのでしょう。幻想郷での紙の価値は!
という考察も面白そうですねっ。
>> 60 さん
突っ込みどころ込みで面白いのが、元ネタですよねっ。
おかげさまで面白さ重視で書けましたっ。
>> 63 さん
元ネタ本で一番残念な所ですよね・・・・・・。
そこだけは反面教師にしたいと思います。
>> 66 さん
ありがとうございますっ。
続きも頑張りますねっ。
>> 68 さん
そういえば香霖堂にツケているのかな。霖之助さんは、すごく懐が深い人ですねっ。
>> m.k さん
これがあるから空想科学はやめられませんっ。
>> 72 さん
感想をもらえてうれしいわ。
霖之助へのツケは何処まで溜まってるんだwww
あれは良い本だ。
本来、考えるのも馬鹿馬鹿しい事を大真面目且つ科学的に考察するのがあの本の凄いところで、それを再現したこの話も凄いです。
空想科学読本はシリーズ化してますからこの話もシリーズ化したら嬉しいです。
あと、『ふたりでできるもん!』の続きも待ってます。
誤解を招く書き方でごめんなさい。でも当たったら大ダメージなので、風圧はすごいはずっ。
>> 77 さん
香霖堂の売上では霊夢の装備代は賄えない。よって香霖堂は、霧雨道具店から援助を受けていると考えられる。つまり霊夢が異変を解決できるかは、霧雨の親父さん次第だったのですよ!
>> 七人目の名無し さん
そちらのシリーズを待ってくれている人が!?
一応続きを書いては見たのですが、自己満足みたいになってしまい、投稿するのを躊躇していました。でも待ってくれている人がいる以上、きちんと形にして投稿したいと思いますっ。
このSS読んだら妄想が止まらなくなった
空は莫大なエネルギーを使うために莫大な食料を消費する、とか
幽々子がミスティアを主食にするためには大量のミスティアが存在して居なくてはならない、とか
フランがあの羽根で飛ぶにはもの凄い速さで羽ばたかなくてはいけない、とか
ちなみにCIWSの弾丸は二万どころでなく一発七万
毎秒100発だから一秒間で七百万円をばら撒く事になる
当然、あくまで実弾を使用した場合の事だからめったにないけど
使ったお札は後で回収すればいいよってどっかのメイドさんが言ってた!
空想科学読本への愛もこめてこの点数で。シリーズ化も期待してます。
元ネタ本は私も大好きよ。特にあのシュールなイラストが最高よね。画像付での解説文にも迫力があるわ。 嬢
お邪魔致します。毎日暑い日が続きますがご自愛下さいませ。是非新作を期待いたしたく存じます。上の二人は今日補習はいいのでしょうか・・ 蝶
>> 84 さん
こういう妄想をするのは楽しいですよねっ
しかし現代兵器はコストがかかりますね……。
使わなくて済むならいいのですけど。
>> 87 さん
あの本はいいものです。
回収……こういうところはきっちりしてそうだから、地道に回収してるかもっ
>> 89 さん
次は創想話はならではの作品になるよう工夫します。
>> 91 さん
いいタイトルを思いついたので、続き書いてます。
期待に沿えるとよいのですが……。
>> 冥途蝶 さん
5ヶ月近く前の作品にコメントありがとうございます。
1レスで3人の方からコメントして頂けるなんて、初めての経験で嬉しいですっ。
次も文句なしと言ってもらえるような作品にできたら、と思っています。
空想科学読本は大好きです。こんな感じの作品をまたよろしくお願いします。
おまけにネタ元の雰囲気も良く再現されていていますし、完成度が高い。
霊夢の金欠の由来にはビックリです。
そして幻想風靡が文の最速とは限らないのぜ。つ無双風神