Coolier - 新生・東方創想話

八雲一家の風呂事情:紫

2005/01/13 19:25:34
最終更新
サイズ
12.97KB
ページ数
1
閲覧数
1356
評価数
7/128
POINT
5650
Rate
8.80

「昔の暦は太陰暦と言って、時間の単位は今と違い『一刻』という単位が使われていた。分とかが使われるようになったのは、明治5年に太陽暦に改められてからだな。一刻が2時間、半刻が1時間、四半刻が30分に相当する。さて、今日はここまで。明日は太陽暦に変わった理由を勉強しよう」
「はーい先生~」

【上白沢慧音先生の暦についての授業から抜粋】

      ■                   ■                    ■

 橙との風呂騒ぎから数日後。
「藍さま、いってきま~す!」
「うん、気をつけてな橙」

 猫の集会にでかける橙を見送った後、私は今だ就寝中の紫様の寝所に向かっていた。
 何でも今夜はご友人の西行寺のお嬢様と宴会らしい。昨夜も『明日は騒ぐから今日は早寝をしようかしら』とおっしゃって、すぐにお休みになられた位だ。
 まあ……こう言ってはなんだが紫様の場合、仮に起きてもすぐまた二度寝・三度寝をされる以上、早寝の意味は全く無いのだが。
「紫様、まだお休みでしょうか? そろそろお時間ですが……」
 長年の経験から起きていらっしゃる訳が無いと知ってはいるが、僅かな期待をこめて声をかける。
 そして、当然のように反応は無い。
 はぁ……やっぱりか。思わず溜息も出る。
 仕方が無いので部屋の戸を開けると、案の定紫様は熟睡、いや爆睡なさっていた。しかもそれこそ目どころか色々と当てられない寝相で。
 この格好だけを見たら、幻想郷で一二を争う大妖怪などとは絶対に誰も思わないだろう。私だって初めて紫様の寝姿を見た時は冬眠中の熊の方がまだマシかと……おほん。
「紫様そろそろお起きになって下さい。もうとうに夕刻を回って夜になっております」
 まずはお体を軽く揺する。これでお起きになる位なら苦労は無いんだが、やはり反応なし。しかし、だからと言って紫様を叩いて起こす訳にもいかない。
「今日は出かけの用があるのじゃないですか、紫様。起きてくださいっ」
「うーん……。本当、大きくなったわねぇ藍……」
 その時、寝言なのか紫様が小さくそんな事をおっしゃった。
 え? ひょっとして……私の夢を見てらっしゃるのですか? 
 紫様から例え寝言とはいえそんな言葉を聞けて、少し嬉しくなる。が……そう思ったのも束の間、紫様の次の言葉は私の想像から大きくかけ離れていた。
「ねえ、ちょっと揉んでみていいかしら? 藍の胸」
「一体何の夢を見ていらっしゃるんですか、紫様はっ!!」
 スパーン!
 あまりといえばあまりの台詞に、つい反射的に紫様の頭を叩いてしまった。……反省しよう。
 しかし効果はあったのか、ゆっくりと紫様が体を起こされる。
「ん……おはよう。後3日くらい寝かしてくれないかしら、藍」
 しかし、それだけ言って再び紫様は布団に潜る。
 予想はしていたが、早寝をされたというのに全くもって普段通りで頭が痛い。
「駄目です! 今夜は月見の宴会に西行寺のお嬢様から招待を受けているんじゃないですか!? ほら紫様、もう少ししたら庭師が紫様の迎えに来ますので、ご用意をなさってください」
「幽々子には、私は寝るのに忙しくて行けなくなったって言っておいて~、藍~」
 気だるさを言葉に表すとこうなるのか、というまさに見本のような紫様のお言葉。しかも今時子供でもしない言い訳付きだった。
「絶対に駄目です! ああもう……」
 後せいぜい一刻もすれば、迎えが来る時間にはなっている。
 しかしこのまま埒があかないと、最悪の場合寝巻姿のままな紫様をお連れする羽目になってしまう。私がついていながら紫様にそのような恥をかかせる訳にはいかない。
 いや……紫様の事だから、仮にもしそうなっても『幽々子は私の格好なんて別に気にしないわよ』などとおっしゃるのだろうけれど……お供する私が恥ずかしい。
 ああ、お願いですからお起きになって下さいっ!
「しかたないわねー。じゃあ藍、着替え持ってきてくれないかしら……」
 そんな私の願いがようやく通じたのか、布団の中でもぞもぞとされているのをようやくお止めになって、ゆっくり這い出される紫様。
 ああ良かった……今日はかなり早い方だ……。
 そうしみじみと思ったのも束の間だった。
『ん? そういえば着替えといえば……!?』


 着替えを取りに向かおうとして私は。
 ある事に。
 気がついてしまった。
 紫様が湯浴みをされる際には、私は風呂場まで紫様の着替えを持っていくのが常になっている。
 ……しかしだ。
 私は少なくとも半月ほど、お風呂上りの紫様に着替えを持っていった覚えが……全く無い。




 
「……し、失礼ですが紫様。紫様が最後に湯浴みをなさったのは、いつでしょうか……」
 聞くのが怖い。大変失礼ではあるが……絶対に碌でも無い回答が返って来る気がしたから。
 しかし紫様は相変わらず、私の最悪の予想のさらに斜め上を行っていた。
「お風呂? ……そうね、いつだったかしら。良く覚えてないわ」
 ビシ。そんな何かにヒビが入る音が、私には確かに聞こえた。
「紫様、今すぐに風呂へ参りましょう、お願い致します!」
「えー? 別にお風呂なんてしばらく入らなくても……ふああ……死なないわよ。匂いなんか清潔と不潔の境界を曖昧にすればわからないんだし。藍の鼻でも気がつかなかったでしょう?」
 大きな欠伸をされながら、とんでもない事をおっしゃる紫様。あああ、そういう事をなさるから紫様がいつ風呂にお入りになったかが分からなくなるんです――! 
 ああ駄目だ。頭どころかもう、とにかく色々と痛い気がしてならない。
「そんな問題ではありません! お呼ばれ先にそのような状態で向わないでください!」
「面倒くさいわねぇ……。そうだ、藍。私の代わりに藍が入っておいてくれない?」


 寝癖のついた髪をいじりながら紫様がおっしゃったその言葉に、私は一瞬意味が掴めなかった。
「代わりにって……何をでしょうか?」
「お風呂」
「無意味です――っ!! というか紫様、まだ寝ぼけてらっしゃいますかっ!?」
 そんな馬鹿な話をしている間にも、時間は確実にどんどん過ぎていく。
 まずい。それこそ比喩じゃなく一刻の猶予も無い。
「紫様、失礼致しますっ」
 仕方が無いので、面倒くさがる半ボケ状態の紫様を持ちあげて風呂場まで走る。
「あら。随分と積極的ね、藍」
『何がですかっ!!』という言葉が喉下まで出かかったが、どうにかこらえた。



 そして……紫様を外の風呂までお連れして上がったら声をかけて下さいと伝え、着替えを置いてから出る。いつも紫様がお持ちの傘、後は持っていくように紫様から伝えられている酒瓶等の用意などを終えた頃、玄関の戸が叩かれた。
 ん。これは迎えの庭師が来たみたいだな。まだ時間まで半刻近くあるが、早めに来たのか。しかし考えてみたら、わざわざ西行寺のお嬢様がうちまで迎えをよこすと言うのも珍しい。
 気まぐれな方だから、そういう事もあるのだろうけれど。
 そう思い玄関まで向かうと、予想通りこれまでにも何度か顔を合わせたおかっぱ髪の庭師が立っていた。
「西行寺家の庭師魂魄妖夢、我が主幽々子様の命にて八雲紫様のお迎えに参った」
 そう言って私の方に一礼をする。
 ほぉ、橙と同じくらいの背格好だというのに礼を良く知っているようだ。橙にもこの位の落ち着きがあればなぁ。
「…………」
 そんな事を思っていると、庭師が随分と険のある表情でこちらを見ていた。
 ん? どうしたんだ一体…………あ。
 そういえば以前、橙と一緒に久しぶりに童心に帰って白玉楼で暴れまわって遊んでいた時に、物の弾みで色々と庭木が荒れたり折れたりした気もする。なるほど、いい顔をしない訳だ。
「わざわざのお迎え、紫様に代わって感謝したい。あー……ただ紫様は今まだ、お支度の中途でな。すまないが中で待っていてくれないだろうか」
 険悪なままで顔を突き合わせているのも何だ。硬い挨拶を途中で切って中へ入るように促す。
「そう言うことなら……まあ」
 どうやらそれは向こうも同じだったらしく、軽く礼をしてから付いてくる。


「ただ、思ったよりも来る時間が早くて驚いた。まだ四半刻は前だからなあ」
 お茶を出しつつ、庭師にそんな事を尋ねてみる。
「迎えに来る者が時間ぎりぎりに行くのも問題があると思って、早めに出たのだけれど……迷惑だっただろうか?」
「いや、私の方の準備はついさっき終わっているので全然構わないんだが」
 こちらの言葉に、何故か庭師は困ったように鼻の頭を軽く掻いていた。
「……失礼を承知で言わせて貰うと、実は幽々子様は『紫の迎えなんて、時間に少し遅れてくぐらいで丁度いいんじゃない?』とおっしゃっていたんだ。だから、これでも少し遅めにした位なんだけれど……」
 う……。
 実に恥ずかしいが全く以って何も言い返せない。紫様の遅刻の前科など、それこそ数えきれない。
 い、いやしかし普段はさておき今日は間に合うはずだ!!
「おほん。まあ……今日は紫様もそろそろ湯浴みも終わって、いらっしゃると思うんだが……」
 そう口に出して……はたと気が付いた。
 考えてみたら紫様を風呂にお連れしてからそろそろ半刻になる。よっぽど風呂好きの女子ならば別として、紫様は長風呂は全くされない方だ。
 その時、不意に嫌な予感が走った。




 まさか紫様、風呂場で寝……。




 い、いや、そんな馬鹿な。落ち着け私、こんな事は想像するだけで紫様への失礼にあたる。
 しかし……紫様は良い意味でも悪い意味でも式である私にさえ予想もつかない事を、平然となさる方だ。
「すまないが、少しここで待っていてくれ。私はちょっと見て来る所がある」
 一度そんな事を考えてしまうと、もう気になってしまって駄目だ。椅子から立ち上がって風呂場の前まで一直線に突っ走る。
「紫様。ごゆっくりお入りの所失礼ですが、そろそろお時間が……」
 おそるおそる声をかけてみる……が、反応が無い。
 まさか――っ!
「失礼します!」
 嫌な予感に引っ張られるまま戸を思いっきり引くと、そこには一糸纏わぬ姿で座り込んだまま……熟睡してらっしゃる紫様の姿。
「紫様ーっ!!」
 寝ている紫様を思いっきり前後に揺する。今回ばかりは手加減無しで全力で。
「……ん。おはよう藍」
「おはようじゃありません紫様、風呂場で寝ないで下さい!」
 ああああああああ、油断した私が馬鹿だった。風呂場でも紫様にお付きするべきだった……と今さら後悔したって、どこぞの犬メイドのように時間を止める事など私にできる訳も無い。 
 今日『も』気が付くと、遅刻確定の道を坂道を転がるようにひた走っている。
「ああもう……紫様はそこにお座りのままで良いです。僭越ですが、私が頭を洗って差し上げたいと思いますので……」
 さっと服を脱いで脱衣場の方まで放り投げ、紫様の方へ戻ってくる。まだ急げばぎりぎり間に合う!
 私はそう信じた。いや、後にして思えば……そう信じたかったのかもしれない。
「では失礼いたしま……ひゃんっ!」
「藍たら何度も逃げるんだもの。藍の胸を測ってあげるって言ってるのに」
「何の話ですか――っ!? 第一、それは測るではなくて揉んでるだけで……はぅっ!」
 本能が全力で警鐘を鳴らす、絶対に危ない感覚が私の全身を走り抜けた。
 紫様、どんな夢をご覧になっていたのかは知りませんし知りたくもありませんが、いくら隙間を操るのが得意でも夢と現実の境界を平然と越えないでください――! 
「橙、助けてくれー!!」
 こんな目も当てられない状態で今さら恥も外聞も無い。大声で橙を呼ぶ。声の届く範囲にいる場合、私の危機には橙は必ず来て……ってしまった――! 橙は猫の集会に出かけてるじゃないかー!!
 しかし、それでも声が届く相手は他にもいた。
「一体なにごとが!? ……あ」
 剣を片手に庭師が駆け込んでくる。そうだ、迎えに来ている庭師がいた!
「何って見て分からないかしら? 藍の身体検査」
「はぁ……ゆ、紫様が、寝ぼけて、いらして……た、助け……」
 妙な感覚が全身を駆け回るのを必死で耐え、切れ切れではあるが庭師に助けを求めるまではできた。しかし……そこから先の反応は私の予想を軽く超えていた。
「は……うー……みょん。いや、ごめんなさい別に邪魔するつもりじゃ。私は向こうで待ってるんで……」
 顔を真っ赤にしてそそくさと回れ右する庭師。
「違う! 待て、待ってくれ助けてくれー!」
 必死に手を伸ばすが全然届かない。ああああああああああ……。
「ほら藍、邪魔も無くなった事だし」
「いーやー、誰か助けて~!!」
 その後、紫様の手からどうにか脱出はしたが……(これでも種無し脱出マジックは私の得意技だ。あまりの事態に自分でもすっかり忘れていたが……)ようやく出発できた頃には、予定の時間など遥か彼方に過ぎ去っていた。


「西行寺のお嬢様、申し訳ございません。私がついていながら……」
 白玉楼に到着早々、平謝りの私。遅刻も遅刻、丸一刻近く遅れて来たのだから。しかし、そんなのはいつもの事とばかりに手を振って
「別にいつもの事じゃない。紫が時間通りに来たら、雨どころか地震が起きてしまうわ。ねえ紫」
「幽々子も良く分かってるわね。幽々子が食欲無いって言うのと同じ位ありえないわ、そんな事」
 そう言って笑うお二人。
 …………ああ、確かにいつもの事とはいえ恥ずかしい。
「ただね幽々子。今日は珍しくいつもより早起きしたから、藍をからかって遊んでたのよ」
 え? からかってたって……寝ぼけてらしたんじゃないんですか!?
「あらあら面白そうね。何してたの紫?」
「実はねぇ……」
「わ――! だだだだ、駄目ですやめてください紫様――!」
 
 ……ここから先は思い出したくも無い。ただ、帰りの際に庭師が
「苦労してるんですね……頑張って下さい」
 と、何故か敬語で話しかけて来た辺りで全てを察してくれ……。




「はぁー……」
 そうして、帰って来て一人湯につかりながら、小さく息をはく。
 式の中では珍しいと言われるかもしれないが、一日の仕事を終えて風呂に入るこの瞬間が私は大好きだ。しかしなぁ……何故紫様も橙も、この良さがわからないのだろうか……。
 耳と顔を軽く洗いながら、ついそんな事を思わずにはいられない。私としては願わくば毎回毎回、風呂の度にバタバタするのは御免こうむりたい所ではある。
 ただ橙の水嫌いは相当なものだし、紫様の……あのものぐさな性格はどこぞの薬師を呼んだって治らないだろう。
「それにしても、もうちょっと何とかならない物だろうか……」
 仕事の一環だと分かってはいても、つい愚痴が出る。
 その時、自分が昔橙に言った言葉が思い出された。


『いいか橙。分からない事があったら自分だけで抱え込んだりしないで、人に聞くんだぞ。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥という言葉もある』
『はーい! わかりました藍さまー!』


 まあ橙は後ろの方を忘れて前半分だけ覚えているようだが。しかしこの状況、確かに人に聞くというのは有りだろう、比喩じゃなく。
 妖怪にはアレなのが多いし、人の方がそれなりの常識を持っているのが多い……と思う、多分。
 自信が無くなったのは、以前私や紫様に挑戦してきた人間がことごとくアレっぽかったという理由からだが……。
 いかん、また頭が痛くなってきた。実際、風呂に入ってからずっと考え事ばかりしている。そういえば結構長く入っている気もする、いい加減上がるか。そう思って立ち上がろうとした……んだが。
 あ、あら……力が入らない……。
 そういえば頭もぼーっとする。まずい、これは……入りすぎだ……。


「藍さま、今帰って来たよ~。……わ――!」
「のぼせ……た~……」 
 極めて情けないが……茹で狐状態の私は、橙に引っ張って貰いながら風呂を出る羽目になった。
 うう、八雲藍一生の不覚……。

<もう少し続くんじゃないの? 知らないけど By 霊夢>
~あとがき~

 おかしい。家族愛がテーマなのに、何でこういう展開になるんだろう……(今さら)
 えと、どうも作者のはね~~です。風呂事情の中編となる紫編、無事(?)に完成ですー。
 今回の話ですが……何ていうか、起き抜けの寝癖や半ボケ状態な紫んや素っ裸の紫んを頭の中でイメージしつつ書いていたんですが
「うおおお! ぜ、全然萌えない――!!」と思わず叫んでしまったのは何ともw(弾幕結界)

 おほん。で、仕方が無いので予定には全然無かったんですが藍さまに頑張ってもらいました(笑)18禁に片足突っ込みかけた気はしますが……。紫んに弄られる藍さまを、皆さんもぜひ想像してみてください~♪
(なお、種無し脱出マジックと書いて『プリンセス天狐~illusion~』と呼びますw) 

 なお当初は目撃させるのを橙にしようかとも思ったんですが……流石に教育上良くない気がするのと急ぐシチュエーションが橙もいる状況だと間延びしそうだったんで、橙には出かけて貰いましたw 
 しかし、今回特に思ったんですが妖夢がもの凄く難しい――! ゆゆ様絡みで書くのは楽なので意識してなかったんですが、それ以外の相手と会話する場合だと、こうも難しいとは思いませんでした。
 頑張ってはみたんですが……妖夢っぽくなかったらごめんなさい(泣)
 なお時間表記ですが、上の慧音先生の授業にもありますが、一刻=2時間、半刻=1時間、四半刻=30分です。30分とか1時間とか藍さまが言うのはどうにも野暮ったかったので、江戸の時間表記を採用しました。
 では、今回もお読み頂きありがとうございましたー。八雲一家の風呂事情も次で完結となります。最後までお付きあいくださりましたらありがたいです。
 それでは。2005年もどうぞ宜しくお願い致します~。

※なお、良い子のSS書きの皆様へ~。風呂の最中にネタ出しをしてはいけません。藍さまのようになりますので注意しましょう(笑)←経験者
はね~~
[email protected]
簡易評価

点数のボタンをクリックしコメントなしで評価します。

コメント



0.5220簡易評価
10.50野舐削除
>「面倒くさいわねぇ……。そうだ、藍。私の代わりに藍が入っておいてくれない?」
紫様の無精っぷり、ここに極まれリw
藍様、がんばってください(;つД`)
11.60名前が無い程度の能力削除
なるほどこれでは足も臭くなり(スキマ
14.70おやつ削除
頑張ってるなぁ藍様。
彼女は八雲家の良心ですね。
続きも期待して待ってます。
30.70しん削除
(*´Д`)'`ァ'`ァ 早く続きを
46.40MSC削除
風呂で寝る・・・・・これに近い経験をした覚えが(笑)
藍はやっぱり苦労人かぁ~、哀れな。
てことで、続きまってます。
51.無評価Barragejunky削除
天狐母さんの気苦労は橙よりもこちらの御大による所が主だった原因に思えてなりません。
妖夢やウドンゲと酒を交わさせたら意気投合しそう。普段上司に言えない愚痴こぼし大会とか。うわあ面白そうチャレンジしようかしら。私超絶下戸ですが。
>妖夢っぽくなかったらごめんなさい
大丈夫、しっかり妖夢してたと思いますよ。トレードマーク?のみょんもついてましたし。
私の中でも妖夢は礼儀正しい娘となっています。
原作じゃあ必ずしもそんな事無いんですけれどね。

なんとお風呂事情は次で完結との事。
はてさて、一体いかなる湯煙が立ち上るのでしょう。楽しみです。
56.60名前ガ無い程度の能力削除
ほの ぼの
藍様も大変だなぁ、とか思いつつ
これじゃあボケた母親を介護する娘のようd・・・ナナニヲスルー(スキマ
104.80名前が無い程度の能力削除
むしろ私は起き抜けの寝癖や半ボケ状態な紫んや素っ裸の紫んに萌えましたw