慧告:色々と終わってます。バッファOーマン+ヒイO・ユイ=きもOOO。
が笑って許せる方は……どうぞ。
~秋の章~
――――――夜空には、月。
おおきな おおきな
まあるい まあるい
………………狂気の真月。
竹林の中、うどんげはのんきに散歩する。
今夜は満月、狂気の満月光線がふんだんに降り注ぐ夜。
「~~~~♪ ~~~~♪ ~~~~~~♪
機嫌よく歌を口ずさみながら、彼女は………夜道を行く。
「~~~~♪ ~~~~♪ ~~~~~~♪
手に持ったススキを振りながら、実に機嫌よく歩いていく。
「~~~~♪ ~~~~♪ ~~~~~~♪
次第に熱中しだす、うどんげ。
「~~~~♪ ~~~~♪ ~~~~~~♪ ~~~~~~~~~~~~♪
拳を固め、力一杯最後の締めに入る。
「「「「 んげっ!!!! 」」」」
吹き抜ける夜風。季節は秋。中秋の名月が見事な夜だった。
少し肌寒いのは、おそらく冬の到来を告げる―――北からの使者のせいであろう。
断じて……彼女の歌のせいでは無い事を、ここに明言して置く。
「は~~~~~。すっきりしたー。 ん~~~~~~っ!!
やっぱり、歌はいいわね…… 疲れたこころを癒してくれるわ……」
がさ がさ
背後で茂みを揺らす異音。
けれど、すっかりご満悦のようすのうどんげは……気づきもしない。
ふー ふー
……背後に迫る、不気味な影に。
ぐぅ~~~~~~
お腹が鳴る音。きょろきょろと辺りを見回し、聞いてるものがいないことを確認する。
はにかんだように頬を染め、ひとりごちるうどんげ。
「あはは……。そういえば、お腹すいたなぁ……。
夕飯食べてから結構たつし……
ハァ ハァ
「よしっ!! 帰ったら裏の人参畑で二、三本 ” 掘る ”かなっ!
……………!
そうとは知らず、うどんげは―――禁断の言葉『Forbidden word』を世に放ってしまった。
……背後で息を呑む気配がした。
―――もう、遅い。 いまさら、何をした所で……うどんげの運命は―――
禁句 「 掘ーりー・シンボル 」
背後より放たれるスペル。完全にふいをついた、痛恨の一撃!
嗚呼、無邪気に笑う……うどんげの背後には、
ぎらり と嗜虐の喜びを放つ
二本の 長い 長い―――――――――――――――――角が。
秋の夜長に響き渡る、悲痛な叫び。
眼下で繰り広げられる狂宴を、月は
やさしく やさしく
―――生暖かい目で、見守っていた……
☆X1 一機撃破
~冬の章~
―――夜空には 月。
おおきな おおきな(以下略
紅魔館のすぐ傍、清らかな月光を反射する広大な湖。
今日もチルノは蛙を氷漬けにして、遊んでいた。
湖面に突き出る岩場にこしかけ、ご機嫌な様子で足をちゃぷちゃぷばたつかせる。
「~~~~~~凍れ♪ 凍れ♪ そらそら凍れー♪」
ごぼごぼ ごぼ……
無邪気に残虐行為にいそしむ彼女。
蛙を凍らせることに夢中で、湖面で泡立つ―――怪しい気泡に、気づかない。
「~~~~わったしはチルノ~~♪ クールでかっわいい、女の子~♪
ごぼっ ごぼっ……
「わーたしに、かーかれば 蛙なんてー
ごぼぼぼぼぼ
「いちころさー。 ” ほれ ほれ ” そこのけ♪ チルノさまのお通り
ざばあああああああああああああああ!!!!!
びくっ! と水音に驚き、背後を振り向くチルノ。
そこには………
「…………だ……?
豹符 「 シュトロハイーーム 」 ― 私の角は!世界いちぃぃいいいい!!!! ―
湖面をざわめかせる……断末魔。
哀れ、氷上の妖精チルノ。
静かにさざめく波は、遥か遠くに助けを求める波紋となりて―――広がり逝く。
☆☆ 撃破数2
~春の章~
―――夜空には月。(以下略
白玉楼。桜の咲き乱れる幽玄の庭。
桜の木の下では、いつも通りの二人のやりとり。
みょんみょん言う庭師をからかう亡霊の姫。
幸せ一杯の庭園に潜む、邪悪な影。
「も~~~! 幽々子様~~。酷いですよぅ」
「あはははは、妖夢は怖がりねぇ。
―――桜の木の下には、死体が埋まっている―――
ふふ、どう? 本当かどうか、試してみない?」
「え~~~。嫌ですよ……どうせ、また私にばっかり” 掘らせる ”んでしょう?
「いいじゃない。気が向いたら、私も” 掘る ”か……ら?
幽々子の前方、妖夢の背後。
そこには―――
桜吹雪を身に纏い
にたり と嗤う人影が――――――
惨符 「 完全なる堀杉の桜 ―目覚め― 」
もう、色々と目も当てられない惨劇。
喜々として振るわれる……角?
抉りこむように、
撃つべし
撃つべし
……きもけーね。
その言葉の意味を、彼女たちが理解するのは―――こ れ か ら だ。
☆☆☆☆ 撃破数4
~夏の章~
それは、いまだ語りえぬ
―――――――――未来の話。
新たなる世界に紡がれる
東方の幻想
次の夏は……まだ、遠い。
今は、その角を休め
―――鋭気を養う 修羅の微笑み
嗚呼、次の夏は……どんな素敵な奴らが―――掘れるだろう。
きもけーねの悪夢は終わらない。
『今度は――――――お前を、掘る!!!!!!!!』
それはそうと、しん氏 や っ て く れ た な
(完全なる堀杉の桜 ―目覚め―) ←目覚めるのかよ… 腹筋攣ったっての
ゆゆ様まで手篭にされるとは恐るべしキモ○ー○!
不用意な発言は破滅の入り口、満月の夜は冗談抜きのホラーナイトだz(ユッサユッサ
掘りすぎですw
まだ続いて欲しいですね。
[ACID CLUB EAST] (両側の[]は不要
で、検索すれば飛べると思いますよ。
次の標的は「掘り」出し物を扱っている香霖k(dug!!!
「「「「 んげっ!!!! 」」」」
が気になるよ!?
あ、確かにここです! 情報感謝。
このサイト、センスが素敵すぎ。
まだまだ惨劇のバリエーションがあって緩んだ腹筋が戻りません
しっかしどこにでも現れるなこの人
水中に潜む慧音さまはクリスタルレイクの人のようで爆笑でした
幽々子様もけーねと一緒に妖夢を” 掘る ”とかしちゃったr(墨染めの菊 満開)