「そろそろ戻らないと」
寝転がったままの紫が身を起こそうとする気配を感じたレミリアは、立ち上がって紫の上にそのまま座った。
「ふぎぇ」
ねこふんじゃったのではないかという呻き声が紫の口から洩れた。
「あら、このソファとても座り心地がいいわ」
「吸血鬼の座られ心地は・・・軽すぎてちょっと不安になるわね」
「眠くなってきたし、このまま眠ろうかしら」
「どいてくれないと帰れないわ」
紫の忙しさは承知していた。
だからなのだけど。
「私ごと連れて帰るか、しばらくソファを続けるか、二つに一つということね」
「そうなの?」
「そう。私は前者がオススメね」
「藍は結構嫉妬深いのよ」
「パチェも負けてないわ」
「じゃあしばらく私はソファかしら」
「もうしばらく転寝して帰ればいいじゃない」
「帰ってほしくないの?」
「紫の座り心地はとてもいいのよ」
・・・だから、あともう少しだけ。
寝転がったままの紫が身を起こそうとする気配を感じたレミリアは、立ち上がって紫の上にそのまま座った。
「ふぎぇ」
ねこふんじゃったのではないかという呻き声が紫の口から洩れた。
「あら、このソファとても座り心地がいいわ」
「吸血鬼の座られ心地は・・・軽すぎてちょっと不安になるわね」
「眠くなってきたし、このまま眠ろうかしら」
「どいてくれないと帰れないわ」
紫の忙しさは承知していた。
だからなのだけど。
「私ごと連れて帰るか、しばらくソファを続けるか、二つに一つということね」
「そうなの?」
「そう。私は前者がオススメね」
「藍は結構嫉妬深いのよ」
「パチェも負けてないわ」
「じゃあしばらく私はソファかしら」
「もうしばらく転寝して帰ればいいじゃない」
「帰ってほしくないの?」
「紫の座り心地はとてもいいのよ」
・・・だから、あともう少しだけ。
紫お姉様にレミリアが甘えるお話がもっと読みたくなります。