1 紫がメリーになる ゲームの幻想郷は2000年前後、科学世紀は21世紀後半以降の外の世界で、どちらも実在。時間の流れがシンプル。  1a 紫が力を失って、あるいは自己封印を施して、人間に身をやつした姿がメリー。    マエリベリーに家族はいない、もしくは拾われた子だったり偽りの記憶だったり。  1b 紫の子孫または生まれ変わりがメリー。八雲紫は死亡、どこかで眠っている、若々しいおばあちゃんとして健在、どれでもOK。    マエリベリーに人間としてのオリジンは存在する。  1c 作中のメリーは八雲紫による演技。何らかの理由で外の世界で女子大生をやっている。    メリーの一人称部分は「信頼できない語り手」として解釈、もしくは紫が蓮子の反応を見るための創作。かなり大胆な解釈。  1d 紫のクローン的複製がメリー。八雲紫は死亡でも健在でもどちらでも。    マエリベリーに人間としてのオリジンは存在するが、何らかの壮大な計画の一部である。 2 メリーが紫になる ゲームの幻想郷は2000年前後、科学世紀は21世紀後半以降の外の世界で、どちらも実在だが、メリーが時間遡行する。  2a メリーが境界探りのうちに単身1000年以上前に飛んでしまう。結界通過時に時間を遡る可能性は阿求の未解決メモなどで示されている。    紫が本編でやっている謎の行動(現世と冥界の結界を緩めたまま放置など)が「後の秘封倶楽部のため」として説明可能。    藍との出会いは?2100年の八雲紫は何を?メリーを失った蓮子の行動は?などドラマティック。絶対的一方通行とかもこれ。  2b メリーと蓮子が1000年以上前に飛び、メリーは蓮子を食ってしまう。もしくは蓮子を食った妖怪メリーが1000年前に飛ぶ。    紫の「天体に詳しい」「計算が速い」などの要素を蓮子によるものと解釈する。前提からしてカニバリズムでバッド。    変種として蓮子がメリー、もしくは境界が見える眼を取り込むという方向も。  2c メリーが境界探りのうちに単身1000年以上前に飛んでしまい、古代の日本人に怖れられ、その恐怖から生まれたのが妖怪・八雲紫。    メリーは1000年前の日本で既に死亡していてもいいし、なんとか科学世紀まで帰ってきていてもいい。  2d メリーと蓮子が境界探りのうちに1000年以上前に飛んでしまい、古代の日本人に怖れられ、その恐怖から生まれたのが妖怪・八雲紫。    紫の「天体に詳しい」「計算が速い」などの要素を蓮子によるものと解釈する。 3 メリーが紫になる ゲームの幻想郷が実は遠未来、または科学世紀が超古代文明で、どちらも実在。時間の流れは一方通行だが大胆な世界設定。  3a 科学世紀は超古代文明であるが、一度滅び、私たちの知っている歴史が生まれた。    古代の神話や伝説は超古代文明の名残であり……。  3b 幻想郷は遠未来であり、ゲーム本編や書籍では「外の世界」の時代を見誤っている。変種として幻想郷宇宙船内説、幻想郷別惑星説など。  3c 幻想郷は科学世紀から「一巡した」世界の2000年。    この場合、蓮子が不老不死を手に入れて一巡後の月人となった(八雲紫が月を目指す理由)とかもありかもしれない。 4 紫がメリーになり、メリーは紫になる。  4a 1、2の組み合わせで、紫=メリー要素は時間をループしている。  4b 1a、1dにより紫がメリーになったあと、境界を操る能力を完全に取り戻したメリーは紫の人格に戻り、未来生活を謳歌する。蓮子の反応やいかに。 5 メリーと紫は表裏一体 メリー=科学世紀と紫=幻想郷は夢の世界で繋がっている。  5a ゲームの幻想郷は2000年前後、科学世紀は21世紀後半以降の外の世界で、どちらも実在。    紫の「冬眠」「1日12時間以上の睡眠」はメリーとして活動している時間である。    物語の展開につれどちらかが消える、リンクが途絶える、あるいはそのまま平和に暮らすなど。  5b 東方Projectと秘封倶楽部は平行世界で、歴史は直接繋がらない。    メリーと紫の夢だけが接点になっている。  5c ゲームの幻想郷はメリーの夢の世界。    夢違でメリーが見ていた「子供たちの笑顔溢れる世界」こそ幻想郷であり、幻想郷は空想の存在。  5d 科学世紀は八雲紫の夢の世界。阿求が可能性として示していた説。  5e 科学世紀も幻想郷もさらなる上位存在の夢にすぎない。収集付けるのが大変そう。 6 メリーと八雲紫は無関係、あるいはほぼ無関係。  6a 容姿が似ているのはZUNが描き分けできてないだけ、東方Projectと秘封倶楽部は何の関係もない。虚無仮説。  6b 八雲紫は代替わりする妖怪であり、時代時代に合わせた容姿と語られるのは「境界を操る程度の能力」の持ち主がたびたび変わってきたから。    マエリベリー・ハーンこそ次代の八雲紫である。  6c 科学世紀では多種多様な異能持ちが生まれており、その中で偶然紫に近い能力を持った人間の子がメリー。    基本的にメリー個人と紫個人は何の関係もない。  6d 宇佐見蓮子こそ八雲紫であり、自分によく似たメリーを観察している。