東方Vision.NETマニュアル

接続のしかた

サーバとクライアント

オンラインで2人対戦する場合、どちらかがサーバ(ホスト)、どちらかがクライアントにならなければなりません。どうやらセキュリティソフトなどの問題で、サーバになれないケースがあるようです。

繋がらないようであれば、サーバとクライアントを交換して試してみてください。それでも駄目なら・・・どうしましょうね。

なお、今のところプロキシサーバを通しての接続には対応していません。

サーバ側になる

[IPアドレスを確認]ボタンを押すと、現在のあなたのインターネットでのIPアドレスが表示されます。それを何らかの方法で対戦相手に伝えてください。通常、ネット接続を切るたびにIPアドレスは変わります。

接続でOKを押したら、そのまま相手が接続されるまで待ちます。

クライアント側になる

クライアント側にチェックを入れ、相手に聞いたIPアドレスを入力し、OKを押してください。うまくいけば接続できたことを示すメッセージが表示されるはずです。

接続に失敗すると、エラーメッセージが表示されます。上手くいかない場合、セキュリティソフトでポートの許可などを行う必要があるかもしれません。

ターンの流れ

一応、次のように操作することを念頭において設計しました。実際と比べてだいぶ簡略したものなので、詳細なフェイズ進行を行いたい方は対戦相手と相談して決めて下さい。

  1. ターン開始時の処理を行う。(神秘の卵など)
  2. [ターン開始]ボタンを押す。アクティブフェイズの規定の効果により、自分の場のカードが全てアクティブになります。
  3. アクティブフェイズ及び、メンテナンスフェイズの処理を行う。対戦相手もこのタイミングで干渉。
  4. [山札からドロー]する。ドローフェイズの他の効果も実行する。
  5. メインフェイズの行動を自由に行う。
  6. [ターン終了]ボタンを押す。対戦相手がメインフェイズで行いたい行動があった場合は遡って解決する。
  7. ディスカードフェイズの規定の効果(手札の破棄)を行う。その後ディスカードフェイズの行動も可能。
  8. ターン終了時の処理を行う。

要するに、

ターン開始ボタン
実際はアクティブフェイズの開始。全てのカードがアクティブになる。
ターン終了ボタン
実際はメインフェイズの終了。

これだけを押さえておけば問題ないと思います。慣れているプレイヤーにとっては少し紛らわしいかもしれませんが、わかりやすさ重視でこのボタン名にしました。

厳密なフェイズ管理を導入しようかとも思いましたが、ボタンクリック数が無駄に増えるだけなので大幅に簡略化しました。ボタンを押した後に対戦相手の行動や干渉があった場合は、柔軟にさかのぼって解決してあげて下さい。

操作

主に3つの操作方法があります。

コンテキストメニュー

カードを右クリックして、行いたい操作を選びます。すべての操作が行えるため、迷ったらとりあえず右クリックしてみてください。

また、山札の中や冥界の中のカードは、コンテキストメニューからしか操作できません。

マウスでドラッグ

移動したいカードを、目標のエリアまでドラッグして移動させます。エリアを移動する場合は、目標となるエリアの背景色がピンク色になります。

相手の場に移動させることもできます。また、場やノード領域では、カードの位置を微調整することもできます。

詳しい扱いは以下をご覧下さい

送り元 送り先 扱い
山札 手札 1ドロー
手札 プレイする(キャラクターはスリープ、その他はアクティブ)
手札 ノード アクティブノードとしてセット
山札 ノード スリープノードとしてセット(グレイズやマナチャージ用)
ノード アクティブ・スリープを維持したままノードにセット
山札・冥界 裏向きにしてスリープ状態でセット(各種裏向きカード用)
全て 山札 山札の一番上の戻す
全て 冥界 破棄する
全て サイド・除外 そのエリアへ移動

だいたいよく使う動作を優先しています

ダブルクリック・ホイールクリック

よく使う動作は、ダブルクリック(左)、ホイールクリック(中央)でも行えます。現在のカードでどの操作が実行されるかは、画面右下に表示されますので参考にしてください。

詳しい扱いは以下のとおりです。

エリア 状態 ダブルクリック ホイールクリック
山札 ドロー スリープノードとしてセット
手札 プレイして場に出す アクティブノードとしてセット
アクティブ 攻撃/防御 スリープにする
スリープ - アクティブにする
ノード アクティブ コスト支払い(スリープに) スリープにする
ノード スリープ コスト支払い(破棄する) アクティブにする
冥界 手札に加える 場に裏向きで出す