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++観戦記スレ5氏の観戦記++

1回戦 第2試合 △小悪魔(505) vs ○博麗霊夢(724)


前大会で1回戦敗退の小悪魔、準決勝まで進んだ霊夢。
前評判では霊夢の圧倒的な勝利に終わるだろうと予想されたカードだ。
結果としてシリーズ通しての主人公として人気のあるポジションにいる霊夢が
小悪魔に対して200票以上の差をつけての勝利となったが、
むしろ主人公とドット絵以外のグラフィックや設定の無い小悪魔、
219という得票差は有効投票数から考えると実は少ないのではないか。
この試合、ここまで盛り上がるとは誰が予想しただろう。

一方的なものになるだろうと考えられた流れは
開始時間前である23時40分に貼られた
投票スレ4本目、869氏の支援絵によって一気に揺らいでしまった。
この1つの支援絵によって浮動票が主人公として人気と知名度のある
霊夢だけに流れることなく、間違いなく小悪魔へも供給された。
そして、多くの絵師も小悪魔指示を掲げ支援絵を投下していく。
結果発表スレにある得票結果のグラフを見ると、
終始一貫して霊夢が優勢かの様に思える流れとなっているが、
開幕直後は凄まじい勢いで小悪魔に票が集まっている。
霊夢陣営が怯むほどの勢いを小悪魔陣営が持っていたのは間違いがないだろう。

また、支援も数多く上がったが、量は圧倒的に小悪魔が多かった様に思える。
立ち絵が無い、名前が無い、スペルが無い、これらの要素と萌えには
関係がないのではないかとも考えさせられた試合だった。

余談となるが予選を含めての1ヶ月半もの第2回東方最萌トーナメント、
東方人口増加に伴い規模は前回の比ではない、
一体どれだけのスレッドが消費され、どれだけの支援が飛び交うのだろうか。
毎試合目が離せない展開になりそうである。

++戦評書くしかない程度の能力 (4y43xN1k)氏の観戦記++

1回戦第2試合戦評

△小悪魔vs博麗霊夢○

2戦目にして、早くもシリーズ主人公の霊夢が登場。
前回は準決勝で幽々子に敗れたもののベスト4入り。主人公の意地を見せた。
しかし、昨年行なわれた人気投票では6位転落の憂き目に遭っているだけに、不安が色濃く残る。

対する相手は、紅魔郷Stage4中ボスの小悪魔。スペルカードどころか、本名すら無い脇役中の脇役である。
ゲーム中では大玉弾幕に隠れて、その姿すら見たことがないという人がほとんどであろう。

戦前予想は圧倒的に霊夢有利。どれだけ子悪魔が健闘できるかが焦点となった。

あの支援絵が投下されるまでは。

0時スタートを待たずに投下された子悪魔支援絵に撃墜される人多数。
予想に反しスタートダッシュは小悪魔優位となり、主人公がまさか脇役に負けるのかと本気で不安に思った人も多かったようだ。

危機感を覚えたのか、前回の咲夜の悪夢が思い起こされたのか、格下に負けるものかと霊夢に一気呵成に投票がされる。
支援量は小悪魔に劣ったが、短いレスの中に霊夢への萌えを詰め込んできた。

即ち「腋」だと。…それしかないのか。萃夢想効果はかなり大きかったと思われる。

スタートこそ遅れを取ったものの、すぐに霊夢が挽回。開始1時間の得票数で既に小悪魔を上回っていた。

最終結果は霊夢724票に対し、小悪魔505票。やはり主人公の壁は厚かった。
だが、505票という第1試合に負けない得票は、小悪魔支援のレベルの高さを示しているといっても過言ではない。
票差を感じさせない熱戦を演じたのは、間違いなく支援の強さであろう。

最萌らしい試合内容となった第2試合。
勝った霊夢はアリスとの旧版対決となる。

二色vs七色。
ともに緒戦の勢いがあるため、差は無いと言っていいだろう。要注目だ。