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++観戦記スレ2氏の観戦記++

1回戦 第1試合 ○アリス・マーガトロイド(639) vs ×パチュリー・ノーレッジ(530)

本選初戦にして本大会序盤屈指の好カード、
かつ前大会初戦で既に一度果たされたカードだった。
前回は183対166でパチュリーはアリスを破り
決勝までも駒を進めるという大活躍だったが、
蓋を開けてみれば雪辱を晴らすかのように
100票の差をつけてのアリスの勝利となった。

アリスは新規参入者が多かったであろう妖々夢以降で毎作登場、
永夜抄からの魔理沙と組んでの自機参戦で知名度も問題ない。
一方パチュリーは紅魔郷で4ボスとして登場以降、
エンディングでの登場はありながらも萃夢想でようやくの自機参戦。
東方に触れた人にとってどちらがより知名度があったのかという点が
この試合の勝負を分けたというような気がしてならない。
だが、両陣営ともに凄まじい量の支援をもって応援を行なっているため。
悔いのない試合になったであろうと考えられる。

試合開始以後、アリス陣営の方が若干いいペースでのスタートとなったが、
このペースを維持できたのも大きいだろう。

また、予選での得票数などを見る限り、本選初戦から両陣の有功得票数が
あわせて4桁までもいくとは予想もつかなかった。
東方の知名度の向上、そして触れる人の増加に驚きを禁じえない。

++戦評書くしかない程度の能力 (4y43xN1k)氏の観戦記++

1回戦第1試合戦評

△パチュリー・ノーレッジvsアリス・マーガトロイド○

第2回東方最萌トーナメント本選は緒戦から激しい争いとなった。
片や、紅魔郷Stage4ボスにして萃夢想自機デビューを果たした"知識と日陰の少女"五行術のパチュリー。
片や、妖々夢Stage3ボスにして永夜抄・萃夢想で自機となった"蹴リス"七色の魔法使いアリス。
前回最萌トーナメントにおいて、1回戦で激突した魔法使い2人が今回もまた緒戦で争うこととなった。魔理沙相方争奪戦という、新たな裏舞台を抱えて。

歴史・人気投票結果を見ればアリスに分があるが、熱心なファンの数では引けを取らず、また、前回は僅差とはいえ勝利を収めたために、パチュリー有利と思われた。

リングアナウンスをする程度の能力氏の本選開催宣言から、解説する程度の能力氏の解説によってほぼ準備は万端。1ヶ月以上に渡る萌えのバトルロイヤルの開幕である。

先頭の口火を切ったのは最萌お馴染みの単独カーレース…と思いきや、何とフライング。さすがアリスというべきか。その後を不安にさせる出だしである。

最初にアリスカーの躓きはあったものの、スタートダッシュはほぼ互角の推移。ややパチュリー有利かと思われたが、実際には差はなかった。

その後は徐々にアリスが差を広げ、2時頃には0だった票差も、朝方には30〜40票の差がついていた。その差は結局最後まで狭まることなく、夕方の攻勢でアリスがパチュリーを大きく引き離し、決着。

最終結果はパチュリー526票に対し、アリス635票。100票差をつけてアリスが前回敗退の雪辱を果たした。
やはり永夜抄で公式に魔理沙とコンビを組んだのが大きかったのか。

有効投票数が緒戦で1000票を越える等、予想以上の盛り上がりを見せた本選。しかし、レスを見る限りではその多くが固定票であったために、浮動票取り込みのための支援の効果が弱かったのは残念である。

本選最初の試合とあって、予想を大きく上回る投票数からコード発行が間に合わない等、運営側にも混乱があったようだが、今後とも主催氏には頑張っていただきたい。