3/12グラフ
++チャレンジしてみる氏の観戦記++

本戦の観戦記もこれが最後と思うと寂しいものを感じますね。
途中結構キツかったけどなんとか乗り越えてきました。
1月27日のアリス・マーガトロイド vs パチュリー・ノーレッジ戦を皮切りに37試合45日間、予選を含むと延べ50日に及ぶ激戦も今日がラスト。
エントリーされた38人の頂点に立つのは誰か?第2回最萌女王が今宵決まる…今日が祭りの最終日。

第2回東方最萌トーナメント、決勝戦
○ 紅美鈴 (854) vs △ 十六夜咲夜 (788)

 まさかのまさか、神主に「いてもいなくてもいい妖怪」と言わしめたキャラが決勝まで勝ち上がってきた。その名は華人小娘 紅美鈴。
 元々萌の実力はトップクラス、なんとこれまでの試合すべて700票以上という安定感を見せ付ける完全で瀟洒な従者 十六夜咲夜。
 泣いても笑ってもこれがトーナメント最終戦。さあ悔いを残さないよう楽しんでいこう。
 
経過
 早くも62本目の終盤から先行支援が投下され始め63本目ではこれまでに無い多数の試合前SSが流れテンションが増大してくる。
 運命の時がやってきた。http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110490483/48をもって第2回東方最萌トーナメント決勝がスタート!!
 3時間で実に450以上ものレスが怒涛のごとく流れる中、両陣営とも活発に支援を投下し始める。しかしほとんどが両方支援、又はそれに近い内容。
 SSにいたっては両者が出ていないのが無いんじゃないかというぐらいお互い出演し合っている。
 支援ではないが東方キャラ名鑑が登場。これが最終戦なんだと気分を盛り上げてくれる。
 一方、投票状況は熾烈を極めはっきり言ってどちらが有利かまったくわからない。午前3時の段階でその差およそ10票。
 紅美鈴がリードするもまったく予断は許されない。午前6時で20票差、だがこの程度だと数分で逆転される。
 また途中よりチルノの乱入もあって混戦に拍車をかける。意外な事ながら支援もそれなり行われそれなりの得票を得ていく。
 だがしょせんはチルノ。基本的にいっぱいいっぱいなので放置プレイで無害なはず。
 午前6時過ぎから戦局は動き始める。9時前に咲夜が最初の攻勢をしかけ両者激しくグレイズする。
 だが美鈴もリードを許さず再びリードを保つも咲夜支援まとめが出た昼前を頃合に再度攻勢をしかける。
 再び激しいグレイズの末とうとう咲夜がリードするも美鈴もまったく怯まず近接戦闘が激しく行われる。
 このまま均衡状態が続くと思われたが午後3時前これまた美鈴支援まとめが出たあたりから再び戦局は動き始め美鈴が着実にリードを奪っていく。
 スレッドも65本目に入り両者激しいラストスパートをかける。ラスト1時間だけでも40もの支援が萃まる大熱戦。
 最後の投票レスhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110625472/325をもって2ヶ月にのぼる熱戦に終止符が打たれた。
 結果は854票を集めた紅美鈴が788票だった十六夜咲夜を下し堂々の第2回東方最萌トーナメント女王に輝いた。
 今、彼女は頂点へと上り第2回東方最萌用掲示板は紅美鈴板となり新たなる歴史の1ページにその名を刻むこととなった。
 どうでもいいことだがチルノは35票だった。

220 名前:チャレンジしてみる[sage] 投稿日:2005/03/13(日) 04:22:32 ID:etlUvvis
支援
 決戦両者及びチルノなどを合わせると250に達しまさに支援でも最大規模の戦いが行われた。
 特徴は両者とも同じ紅魔館に属しレミリアという絶対的な主を崇める同僚同士、両者支援の数は今トーナメント最大だった。
 また絵にSSにと支援者が支援しているほうの名称を書かなければどちらとも取れる内容も多い。
 これらが最後まで試合をもつれさせた要因となったのは言うまでも無い。それだけ紅魔館の中でも仲良く(?)やっているのだろう。
 美鈴陣営の支援は萌にネタにとあいも変わらずなノリで攻めていった。
 ネタ支援の代表格といえばhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110490483/102のコッペパンとか
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110582661/921http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110625472/22の結構電波なFlashだろう。
 でも萌なとしたhttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110582661/40とかも見逃せない。
 SSはこれまたネタなものやレミリアとの出会いなどいろいろなものがあった。一番多かったのは咲夜がらみな話しだが。
 音楽支援も豊富でありまさに女王らしい高レベルかつ量も多い支援だ。
 対する咲夜も支援数では決して美鈴に負けてはいなかった。
 萌な絵やクールな絵を中心に時々美鈴との掛け合いなどこちらも質、量ともすばらしい。
 SSも数多くあったが咲夜さん死亡&死亡間際は流行なんだろうか?だがそれぞれ捉え方や切り口が違いかなり楽しめる。
 同じテーマなのに面白かったり悲しかったり結構萌だったり書き手の創意工夫が素晴らしすぎる。
 両者支援は絵は元よりSSや音楽、Moveと多岐に渡っていた。同じ紅魔館を愛するものとして決めあぐねていた人も多かったと思う。
 チルノだが困ったことに数こそ少ないがかなりレベルが高く脊髄反射的にチルノに票を入れてしまった人がいるのでは…。
 なんか紫とかもあったねぇ〜。まあお祭りの最後なんだからしょうがないか。
 決勝戦を含めアップローダーに上がった総数5000を越す支援画やSS、MP3などで支援を行い最萌を盛り上げてくれた皆様、
 スレッドで直接AAやSS、演説などの支援で活気を与えてくれた皆様、本当に本当にお疲れ様でした。

221 名前:チャレンジしてみる[sage] 投稿日:2005/03/13(日) 04:26:07 ID:etlUvvis
総評
 大会規模が前回の数倍に膨れ上がった事を実感させた一回戦第1試合、支援の力は主人公すら脅かすことを証明した第2試合…。
 八雲ファミリーの台頭、こーりんの暴走、上海人形の奮戦、アリスと幽々子の快進撃、ベスト8待たずして散った魔理沙に霊夢などがあった二回戦。
 永遠亭と八雲ファミリーの仁義無き身内同士の戦い、なぜか勝ち上がるリリーの脅威、フランと幽々子の大激戦、そして幽々子の降板などがあった三回戦。
 幽々子の後押しを受けた紫の奮闘、本来の姿を取り戻した咲夜の進撃、常に圧勝で相手を下した美鈴、そして強敵を次々となぎ倒すフランの暴走があった準々決勝。
 紫を僅差の末破り紅魔館によるトーナメントジャックを完成させた咲夜、強敵を次々と撃破していたフランを一蹴した美鈴。
 今この両者は女王の名を賭けて戦い僅差の末、紅美鈴が名誉ある第2回最萌トーナメント優勝の座を勝ち取った。
 これほど愛されているキャラクターはそうはいない。勝ったら勝ったで面白いし負けたら負けたでらしいしなんて言われている。
 愛されているという意味では今大会、平均で最大得票数を記録した前女王の幽々子すら凌駕しているかもしれない。
 またクジ運に恵まれていたのもトーナメントという形式で勝ち上がるには十分な要素だ。
 幽々子や魔理沙、フランなどは実力はあったのだろうがフランより下のブロックに前回のベスト9中6人が固まっているのだ。まったく運がない。
 さらにネタという意味ではこれほどいろいろなバリエーションをもっているのは彼女くらいなものであろう。
 設定が完成されていないというのも重要な要素だろう。想像でいろいろ二次、三次創作がいくらでも可能だからだ。
 運と実力、この双方を兼ねそろえた紅美鈴の堂々とした、ある意味必然的な勝利だったのかもしれない。
 一方の咲夜ではあるが前回の初戦敗退の悪夢を振り払いよくここまで戦ってきたといえよう。
 萌という意味では美鈴より遥かに完成している。見た目、設定、スペルなどだ。また紅魔郷以降ゲームにはすべて出演している。
 知名度という点でも一般的に美鈴<咲夜だろう。だが最後の最後でこれが仇となったのではないだろうか?
 終始、全ての戦いで700票以上を獲得してきた。だが以前より700票以上獲得する相手と戦ったならばどうなのか?と言われてきた。
 固定票だけで700ほどあるがそれ以上の上積に苦労している。これは完成されたキャラクターゆえなのかも知れない。
 事実上海人形や紫など700票前後を獲得できる相手と相対した時、相当苦戦を強いられている。
 このが最後に響いてしまった。今まではそれでもなんとか対抗できる相手だったのだが決勝ゆえそうは行かなかった。
 こう見ると負けるべくして負けてしまったのかもしれない。だがまだまだ萌を上げる機会はあるはずだ。そうでしょう?メイド長。

222 名前:チャレンジしてみる[sage] 投稿日:2005/03/13(日) 04:28:07 ID:etlUvvis
 賑やかな祭り終わった。
 後に残るのは全力で応援した満足感だろうか?
 あの賑わいが忘れられない孤独感だろうか?
 祭りの後にはいつもの日々が戻ってくる。
 祭りは常にやるから楽しいんじゃない。
 それこそ大きな祭りは一年に一度くらいがいい。
 回数が少ないから、期間がそんなにないからこそ大きく華々しく輝ける。
 ってけーねが言ってた。
 来年もまたあると信じて期待しましょう。
 
最後の余韻にひたりましょ。
 MP3
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110625472/378
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110625472/800
 終幕「インペリ茶ブルシューティング」
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110625472/754
 Flash
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110625472/767
 
支援まとめ
 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/game/20311/1110625472/757
 こちらでもまとめはやっていたのですが多すぎて諦めてました。本当にアリガトー!
 
 
最後に
 途中、一部の心無い人の中傷などにめげず最後まで秩序ある大会運営を行い集計を続けてくださった運営の皆様本当にお疲れ様でした。
 この大会を盛り上げてくれたその一票を投票してくれた皆様、コードが取れず四苦八苦した中、言葉だけでもとレスをして下さった皆様、
 感想や雑談スレで意見交換をして盛り上げようとしてくれた皆様、支援まとめなど、ほんのたまにでもこのスレッドを覗いてくれた皆様、
 本当にお疲れ様でした。
 
 では皆さん後夜祭を楽しみましょう。