++てゐ支援者の一人氏の観戦記++
二回戦第二試合、因幡 てゐ vs 八意 永琳。
二回戦第一試合の鈴仙vs霖之助で、丁度15本目を消化した後の、16本目と17本目500あたりまでを舞台に行われた。
23:10、7レス目、次回予告がアナウンス。
と思えば、その次には、既に「えーりん! えーりん!」が。
次に、てゐ大型AAが来るが、ネタ密度、浸透度において「えーりん! えーりん!」に敵わない。
ちらほらとてゐ支援を目指そうとする書き込みもあるが、0時スタートまでに「えーりん! えーりん!」で消化された数は凡そ60。
開始までの間に、入場SS、EXAM氏の両支援SS「どっちが、すき?」、解説テキスト、リングアナウンスが入るが、この時点で、既に哀れてゐ、という雰囲気が流れ始めていた。
開始とほぼ同時に、92,94レス永琳支援SS「渡されたモノ」が投下。間に挟まれて93に永琳支援4コマ。
流れだけでなく、支援の面でも永琳一歩リード。
初めてのてゐ支援は125レス。130レス付近までの五分間、てゐに入った票はわずか5票ほどか。勢いが違う。
えーりんえーりんが目立ちまくるなか、137,145,152で永琳支援SS。これも最後に「えーりんえーりん」
162,172レスで定番papa氏楽屋SS。両支援。
205-207で三連続でてゐ票が入るものの、すぐにえーりん票に流される。
236レスでてゐ支援絵3枚。対抗するように238レスで永琳支援絵2枚。
永琳陣営は、「えーりんえーりん」で票を稼ぎつつも、決して油断していない。
ここまでの流れは、もう完全に永琳ペース。
やはり、永夜抄本編できちんとキャラ付けされ、東方ストライクでネタ化したというしっかりした地盤は硬い。
えーりんえーりん以外でも、アポロや千年幻想郷、天才、といった魅力があり、そういった票も見える。
一方、徐々に、下克上を狙ったてゐ票も増え始める。
しかしこれは永琳圧勝ムードの反発でもあるとも思われる。
余りの圧倒さに、「えーりんえーりん以外ないのかよー」的雰囲気が。
とはいえ、先述したように、スペル、曲、会話などの要素は確かに強いのである。
付加要素として、巨乳やお姉さんキャラも上げられる。支援絵にはセクシー路線が多かった。
確かに「えーりんえーりん」は目立つが、永琳に対する萌えを語るレスも多かった。
そんな「えーりん! えーりん!」ムードの中、txtファイル+7レスにも及ぶてゐ支援SSが投下される。
420-426、峰下翔吾(仮)氏のてゐ支援SS「永遠亭の詐欺師」「続・永遠亭の詐欺師」。
これがてゐ陣営を活気付けることになった。以降、てゐ支援SSが輝きだす。
443レス、てゐ支援SS。
455-458,460,462レス、てゐ支援SS「あの日の約束、帰らぬ約束」。
480レス、てゐ支援SS。
484-490,492レス、lunarkami氏のてゐ支援SS「優しい兎の騙し方」。
立て続けに支援SS攻勢を見せるてゐ陣営。
ぽつぽつとてゐ支援に心動かされたというコメントが現われ始め、永琳陣営の焦りも僅かにだが見えた。
しかし、相変わらず「えーりん! えーりん!」効果は強く、これは試合終了まで途切れることは無かった。
てゐに興味を持ち始めたプレイヤーが「エンシェントデューパー」見たさでチャレンジしている様子が見受けられた。しかし逆にまだ見てないという人も。
……そう、LastWord「エンシェントデューパー」を見るには、No.138 天呪「アポロ13」Hardを取得しなければならない。
永琳の壁は意外なところにも現われていた。
その一方、壁を突き破る猛者たちも居た。その幸運と原動力はてゐに与えられたに違いない。
早朝の時間帯は、確実にてゐ陣営の支援が上回っていた。
一方永琳陣営が地力の差を見せた550〜650レス間。永琳支援が連続する。永琳陣営は腕振りだけじゃない!
このあたりのレス進度はまったりと。
680レス、深い氏によるてゐ支援大型AA。もちつけ!
だが、その程度では止まらない「えーりん! えーりん!」。東方ストライク恐るべし。
19時をもって16本目を消化。舞台は17本目へ。
ここまでで支援まとめがlunarkami氏によるてゐ支援まとめオンリーだったのが意外。
支援まとめの方々も疲労感一杯だったのだろうか。
最終的に、支援量はほぼ互角にまで持ち込まれた。
しかしSS量ではてゐ陣営が上回っていた。
てゐ支援SS15本。永琳支援SS7本。
しかし結果は、永琳 669票に対し、てゐ 322票。
第二回最萌トーナメントで初めてのダブルスコアを記録した。
感想スレでは、銘酒「水道水」を飲みあう支援者たちの姿があった。
強烈な「えーりんえーりん」を武器に、決して油断しなかった永琳陣営の勝利だった。
背水の陣でこの戦いに挑んだてゐ陣営。
東方ストライク「Help me, ERINNNNNN!!」の壁は厚かった。
総有効投票数が991票と、前の試合の1339票から300票減っていた。
やはり疲労と萌え尽きであろうか。浮動票の少なさも響いたと思いたい。
なお、支援でてゐに転んだ、影響を受けたというレス・コメントは約30。
この試合しか調べていないので、多いのか少ないのかは判断がつきかねるが、てゐ陣営はがんばったのだと、私は信じている。
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