3/7グラフ
++チャレンジしてみる氏の観戦記++

東方最萌トーナメント、準決勝第一試合。
○ 十六夜咲夜 (750)vs △ 八雲紫 (737)

 胡散臭い外見や言動とは裏腹に実は一番幻想郷全体の安定を想ってくれている幻想の境界 八雲紫。
 紅魔館を実質上仕切っている名誉欲や支配欲無きメイド長、完全で瀟洒な従者 十六夜咲夜。
 双方とも第1回最萌で初戦敗退という辛酸を舐めあったもの同士、決勝への切符を手に入れるのはどちらか。

経過
 最後のほうでやたらと板が重くなりもう少し早く投票していればと数知れずの人たちが思ったこの一戦。
 EX戦のまったりした余韻がまだ残る中,、徐々にテンションが上がりいよいよ開幕の時を迎える。
 序盤から苛烈な支援戦闘を展開、まったく展開が読めない。
 グラフでは開幕直後からグレイズをしながら進むのがわかる。午前3時の段階で紫リードを奪うもその差17票。
 スレッドが57から58に変わった直後、早朝にもかかわらず咲夜陣営は矢次に支援を投下して一挙に戦局打開を図る。
 これが功を奏してか昼過ぎあたり一時的に並ぶことに成功する。
 しかし昼前後から紫陣営も支援を投入し反撃を行い決してリードさせない。
 だが支援戦闘では相手を上回る量を投入している咲夜が再び後方から再接近。
 まったく予断を許さない状況でそのまま終盤戦へと時間は移り変わる。
 午後8時ごろ再び並んだ両者はついに午後9時ごろ立場は逆転、そのまま咲夜が首の皮一枚のところで勝利を手にすることとなった。

支援
 支援の量はほぼ互角ぐらいだ。150ほどの弾幕が乱れ飛び混戦の要因ともなった。
 咲夜陣営はもはやお約束となったメモリクリーナや3Dムービーなど出し、絵やSSで固めていくという手堅い支援だ。
 こっそりと脱衣ブロック崩しとかもあった。結構よくできている、オススメ。
 だんだん壊れ系のSSが多くなってきたのは気のせいだろうか?弾幕メイド、メイド戦士や胸パットネタなど。
 つい仕事中にPCの前で笑ってしまい同僚から変な目でみられたな〜。観戦記もだいたいが会社で仕事中こっそり書いているのはここだけの秘密だ。
 紫も萌な絵からえちーな絵まで幅広く(?)SSも結構凝っている話が多くて面白かった。
 ただ一撃で流れを変えてしまうような支援が無かったことが前回より票数を減らしてしまった原因だろうか。
 またややハジケたのが少なかったのも敗因のひとつかもしれない。個々の支援は丁寧で質が高いのが多かったので残念だ。
 双方とも支援の皆様お疲れ様でした。咲夜側の人達は次ぎがラスト、気合を入れなおしてがんばって下さい。


総評
 キャラクター人気投票で一位に輝きながらの初戦敗退。その悪夢を乗り越えここまで勝ち上がってきた。
 苦戦の連続だったがいよいよ頂点を完全に狙える位置まで来たのだ。
 次の相手はどちらが来ようがボス敵であってプレイヤー機を代表する事となった咲夜がどう相手の弾幕をかすりつつショットを打ち込むかが見ものだ。
 たとえそれが同じ紅魔館に身を預けるもの同士とて変わるまい。次節メイド長は名誉欲とか無いけどなんとなく頂点を狙う。
 紫は僅差のところで勝利の栄光を逃してしまった。半分冬眠状態の主に代わりその式となった支援者達もがんばったが本当にわずかだった。
 前回のように戦局を左右するような強力な支援がなかったのが辛かったが毎回毎回そんな支援があっても大変だが…。
 こう見ると紫というキャラクターはまだまだ語りつくされていないのかもしれない。
 紫はそろそろ春なんで冬眠から起きる頃だろうか?代わりに働いていた人たちはゆっくり冬眠を楽しんでください。
 今頃幽々子と花見と部下苛めについて語らっているんだろうな。
 
支援まとめ