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++チャレンジしてみる氏の観戦記++

東方最萌トーナメント、二回戦第十試合。
○ 魂魄妖夢 (538)vs △ マエリベリー・ハーン (205)

第3回東方シリーズ人気投票キャラクター部門2位の実績を持つ健気で真面目な二刀流剣士、半分幻の庭師 魂魄妖夢。
対するは最萌初登場、秘封倶楽部のメンバーで結界の境目が見える人間 マエリベリー・ハーン(メリー)。
前日敗退した蓮子の分までメリーががんばるのか?それとも前評判どおりの妖夢優勢に終わるのか?

経過
出足から調子よく飛ばしていくのは妖夢。固定票の違いか早々に差を開けていく。
だがメリー陣営も支援を多数投下しなんとか少しでも差を詰めようとする。
午前3時の段階でSS、絵ともほとんど五分であり支援では決してヒケを取らないのだが票に結びつかない。
早朝から昼あたりにかけてメリー陣営の支援が手薄になった隙を突き妖夢陣営は大量の支援画を投下。
午後に入り両陣営とも支援に差が出始める。
妖夢陣営は萌やネタ、幽々子を絡めた絵をメリーは蓮子や時には紫や霊夢を交えたSSを支援の柱としていく。
だが予想を上回る大量かつ高品位な支援画を終始投入し続けた妖夢側の勝利となった。

支援
午前3時の段階でそれぞれ絵とSSをバランスよく投入してきたが朝以降分かれる事となった。
妖夢側は絵をメリー側はSSをそれぞれ支援の軸としてきている。
内容も非常に多種にわたり見ていて非常に楽しかった。
だが蓮子同様に動いた事のないキャラクター。この辺のハンディキャップは如何ともしがたい。
終盤になればなるほど妖夢陣営は支援の密度が上がっていった。
このあたりどこまでも真面目な妖夢と支援者が一体化しているようで興味深い。
また支援するネタに事欠かない。状況によっては主人公キャラとも絡ませることができる。
妖々夢、永夜抄、萃夢想と一連の作品に出演している事も大きく戦局に寄与したようだった。
蓮子同様数少ない情報からメリーを支援してくださった皆様お疲れ様でした。
またすばらしい支援画やSSで妖夢を支援した皆様もお疲れ様でした。

総評
第1回最萌にて幽々子と同点両者勝ちあがりを演じた妖夢。
その後の三つ巴戦では不覚を取ってしまったが今回こそはと思う支援者は多いはず。
次節はあの中国こと紅美鈴が相手、ネタといい萌といいほぼ互角に近い実力者同士の戦いだ。
これまた3回戦屈指の激戦となるだろう。どうなるかが今から非常に楽しみだ。
メリーは蓮子同様相手が悪かったとしか言えない。東方でもトップレベルの人気を持つ実力者が相手なのだから。
だが結界の境目が見えたり気が付かないうちに結界の向こう側に飛んだりするキャラクター性は可能性を感じる。
また今回の最萌を通じて蓮台野夜行や夢違科学世紀に興味を持った人がいれば幸いである。

支援まとめ