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++チャレンジしてみる氏の観戦記++

東方最萌トーナメント、準々決勝第一試合。
○ 八雲紫 (853)vs △ 鈴仙・優曇華院・イナバ (629)

時の流れは速いものでもう準々決勝。一月末のトーナメント開幕が昨日のようだ。
そろそろ冬眠から起きるであろう結界の狭間で妖艶な笑みをうかべる幻想郷屈指の弾幕女王、幻想の境界 八雲紫。
前回師を超えいよいよ永遠亭の看板娘も板についてきた狂気の月の兎 鈴仙・優曇華院・イナバ。
紫は八雲ファミリーを鈴仙は永遠亭の看板を背負い一門の名誉をかけた戦いが今始まる。
準々決勝初戦としては申し分ない組み合わせだ。

経過
スタート直後から激しい支援合戦が始まる。スレッドも48本目から49本目へと移り変わるが支援はほぼ互角。
だがその狭間を縫うように紫が若干ではあるがリードを奪う。その差午前3時の段階でわずかに30票。
その後のお互い差は広がらず戦線はこう着状態のまま朝そして昼へと移り変わろうとする。
だが時が昼へ移り変わる直前49本目>>569に雨水氏の紫支援の幽々子との出会いと別れを綴ったmpgムービーが投下。
このたったひとつの支援が戦局全体を一気に突き動かす。これを境に票が紫へ一気に集まり始める。
鈴仙陣営も負けじと紫陣営を上回る支援を投入。流れを変えようとするが一度紫へ傾き始めた流れを捉えきれない。
最後の一秒まで壮絶な支援を行うも矢折れ刀つき紫の勝利することとなった。

支援
序盤からかーなーり春度高めな支援が飛び交ったので個人的に目を潤わせてもらった。
鈴仙絡みの戦いって春度高い絵が多い。これってやっぱりこーりんのせい?罪作りな男だ。
支援の数では鈴仙のほうにやや分があったと見える。
特筆すべき支援はやはり49本目>>569の紫支援mpgムービーだろうか。いったいあれで何人撃墜したのだろう?
鈴仙側の支援はなんといっても春度高めな支援画や萌絵、永遠亭(主にてゐかえーりん)やこーりん絡みなSSが中心だ。
対する紫も春度高めな支援画は多い。また八雲ファミリーや幽々子、霊夢などとのSSと多彩だ。
お互い良質でレベルが高いものが非常に多い。ただ鈴仙側にややネタ切れ感は否定できない。これ以上どうするんだという話もあるが。
その点紫は幻想郷の内外関係なくネタが作れる。このあたりの懐の広さが勝因か?
双方合わせて200超の支援を行ってくれた皆様本当にお疲れ様でした。

総評
第1回最萌にて魔理沙に圧倒的な票差をつけられ屈辱の初戦敗退。
一度は苦汁を舐め地獄を見た幻想郷の弾幕カリスマは以前とはまったく別次元の強さと陣営をつけいよいよベスト4へと駆け上がる。
幽々子戦以外で始めて800超を叩き出した強さは優勝候補の一角といって差し支えあるまい。
そろそろ暖かくなってきたので本領を発揮すればあと2勝は不可能ではあるまい。
対する鈴仙は予想以上の善戦をした。今回はやや運がなかっただけかもしれない。
支援数では相手を上回っており十分互角に戦った。
569の支援も前戦で幽々子が負けなければ投下されなかったかもしれない。
また幽々子の固定票もこれを境に紫側へ流れたようにも見える。
これもトーナメント形式の楽しみでもあり怖さであるかも。
鈴仙自身もその萌っぷりを人々に広めることに成功したし彼氏もゲットでき(迷惑なだけかも)予想外に飛躍した。
紫は八雲ファミリー以外にも親友である冥界組や結界組みの霊夢などいろいろなものを
背負っておりその重さはなんだかんだいって本人が一番良くそれを理解しているだろう。
次節はいよいよ準決勝。開戦当初の混沌としていた状況は今収束へ向かい走り出す。

支援まとめ