3/2グラフ
++チャレンジしてみる氏の観戦記++

東方最萌トーナメント、準々決勝第二試合。
○十六夜咲夜 (753) vs △上白沢慧音 (564)

最近犬属性が前面に押し出されているちょっと抜けてて猫舌なメイド長、完全で瀟洒な従者 十六夜咲夜。
常識人と非常識人の2つの顔を持つ満月の暴走女王、知識と歴史の半獣 上白沢慧音。
けーねは相方である妹紅の敵を討ちcaved!することが適うだろうか?
それとも完全復活を果たしたメイド長により返り討ちにあうのか?

経過
恒例の先行支援がけーね陣営より投下。いよいよ準々決勝第二試合の幕開け。
序盤から咲夜が快調に飛ばしていきあっという間に倍近いリードを奪う。
だがこの間支援戦闘で押していたのはどちらかというとけーねの方だが思うように票が伸びてこない。
未明から朝の時間帯はなぜか双方ともネタ支援が多い。
51本目159では花の慧音Flashが投入され見るものを爆笑の渦へ巻き込むと182では弾幕メイド・マジカルさくや!SSで反撃を行う。
だが無常にも時間は刻々と過ぎ去り着実にリードを広げる咲夜陣営の思惑どうりの試合展開となる。
けーね側も456の妖怪絵風な支援画や503、551の絵を交えたSSなどの支援で局地的に優位に立つことがあっても全体として咲夜の優位は揺るがない。
結局このままラストも制した咲夜の快勝となった。

支援
双方あわせ100超の支援が送り出され萌にネタと正にお祭り騒ぎ。
傾向を見ると絵ではけーねがSSでは咲夜が多かったみたいだ。なんとなく逆なイメージもあったのだけど。
咲夜のSSの半分以上がレミリアとの出会いをテーマにしたものだった。それぞれ別の切り口から話を持ってきているためあまり見てても飽きない。
またお約束の犬属性ネタも多かった。犬に革命戦士に弾幕メイドとメイド長の中の人も大変だな。
一方のけーね側は98の長編SSなどのストーリー性重視にヅラネタやcaved!と一発ネタにも事欠かない。
花の慧音を見たときなんかは会社のPCだったので笑いを堪えるのが大変だった。
もうきもけーねが見れないのが残念だがこれがトーナメントと言う物、仕方がない。
両陣営とも笑わせてくれたり泣かせてくれたりほんとうにお疲れ様でした。

総評
永夜抄組はけーねの敗戦を持ってついに全滅した。やはり妖々夢や紅魔郷に比べて時間が浅かったのが敗因だろうか。
けーね自身かなりの所までがんばったが今一歩力が及ばなかったようだ。
咲夜の強さは実に安定している。幽々子以外では始めての3戦連続で700票以上を獲得した。
おそらく咲夜は固定票だけで700近くを持っているということなのだろう。
だがそれよりの上積みに苦労しているように見える。
ある意味最も萌の完成された領域にいるためそれ以上の飛躍が難しいという事なのだろうか。
またキャラクター的にレミリアには非常に強い関りがあるがそれ以外の紅魔館メンバーとはそれほど深いモノはない。
紅魔館意外になると尚更だ。当然霊夢や魔理沙とも絡ませられるがレミリアほど強く踏み込んだものは難しい。
そもそも咲夜自身もレミリア以外にはあんまし興味はなさそうだし・・・・・・・
次節の相手は前日850もの票を獲得した紫が相手。
逆に一線ごとに着実に支持層を増やしながらここまで勝ち上がってきている。
寝てばっかであんまりキャラクター同士の縁はなさそうだが一家以外にも幽々子や霊夢などともいろいろ絡ませられる。
今までは700票以上取れば勝てる相手だったが次回はそうではない。次節メイド長の真価が問われるだろう。
ってけーねが言ってた。

支援まとめ