仲良雀立ち回り考察(仮) ※この考察は筆者(漉し餡党)の個人的見解です、話半分に筆者バカダナーとか言いながら見るといいよ! 読みにくいのはご容赦! ・はじがき ずいぶん前に書いた九段十段の立ち回り考察では、見やすさを重視したパラメータ化など、正直立ち回り考察というよりは 能力考察で、立ち回りそのものについて触れている部分が少なかった、というのもあり、新しく書き起こしたいなと思った 結果がこれだよ!とりあえず今皆伝になっている面子と、私がなじみのベテランさんを考察する予定です。 ※筆者の対局数によって考察の偏りがありますので、ご了承ください。 まあ、見てやってください、そして笑ってやってくださいませ。 ・ほぼ全ての皆伝面子に共通すること 皆伝の人たちの立ち回りはどれもこれも個性的で、かぶらない部分が多いかとは思いますが、大前提として皆さん一定以上の 読み能力や、差し込み、振り流しなどの細かいテクニックを使いこなした上での話なのでその辺はご注意を。 ・対策について 正直、このレベルの人たちを完璧に封殺できる対策は思いつかない。必勝パターンに持っていかれたら対策もくそもないので いかにその状況にならないように捏ね繰り回すか考えた程度のものです、あまりあてにはなりません。 ・皆伝考察 まくろじゃ パートナーさとり 皆伝で一番インパクトが強い人と言ったら、この人だろうと思う。兎に角ツモが多いこと多いこと。 一発も多い印象なのだが、一発率は17%(本人談)と、意外と低い。基本的にリーチをかけるのは早いが、速攻型ではない。 点数の動きがない状態で、一番多いのは追っかけリーチである。こちらがどんな状況でリーチをしても、ほぼ三順以内には 追っかけリーチを仕掛けてくる。ただ、点数に余裕がある場合はその限りではなく、自分から積極的にリーチをかけたり ダマで細かく刻んだりと、ある程度使い分けている印象。偶に不可解な鳴きをしてくる場合があるが、その場合は大抵 役かぶりでの一撃なので注意(例・アリスルナサ妖夢鳴き、主人公自機待ち等)逆境にも強く、窮地に追い込まれてからの 鮮やかな逆転劇も多い。この人が一番怖いのは、トップを走っている時ではなく、三位や四位にいるときである。 四位確定はほぼ打たないので、この人が四位のときに仕掛けてくるリーチは、恐怖以外の何物でもない。 大抵大きいので、三位確定だと思って振りこむと痛い目を見るので注意するべし。これは筆者の個人的な思い込みだが この人と打っていると偶に漫画の世界の主人公と戦っているような感覚に陥ることがある。大差で負けているときに おもむろにリーチしてきて、魔理沙単騎を一発ツモで逆転一位など、対局者に感動とトラウマを与える打ち手である。 対策 兎に角広い待ちで待つこと。この人のパートナーであるさとり他周辺カードも出来れば握りつぶしておきたい。 具体的には、さとりを引いた場合は早めに投げて潰したほうがいいが、お空を引いたなら握りつぶすほうが楽。 リーチは多用しないほうがいいが、多用するなら中堅札(ペア数3〜4)を上手く使うと吉。 割と踏み込んでくるタイプなので、同番から仕掛ける場合は引っ掛けを使うか、6、5、4、あたりで場に数枚出た状態から 仕掛けるのがいい、即リー派の速攻タイプにはきつい相手と言えるだろう。 syokupan3 パートナー衣玖 非常にバランスがよく、純粋に強い打ち手。その独自の立ち回りの完成度は目を見張るものがある。 ひっかけや、高得点にするために上がりをどんどん見逃してくるタイプ。割と余裕のない状況でも見逃すが 節操無く高得点を狙っているというわけではなく、相手の性格を見て変えているように思う。 リーチはそれほど速いほうではなく、ダマであったり完成形に持ち込んでからのリーチが多い。 逆に早い手順でリーチを仕掛けてくる場合は少なくともオールペア以上の打点は見積もっていると思われる。 この人も四位確定はほぼ打たない、その上立ち回りも相まって少なくとも二位以上になれる逆転手を組んでいる場合が多いので 筆者としては非常にやりにくい相手。最下位を脱出するためなら、割と何でもやるタイプなので親継続などで 本場を稼がれた場合非常に危険。読みも鋭く、点差が平たい場合や余裕があるときには踏み込んだリーチもするが 基本的にはダマが多く、回しながらの一発狙いリーチ等、攻め手が多彩で隙がない。 対策 速攻とダマを織り交ぜた攻めで崩す。迷いすぎるのはNG、タイムで読まれてしまう危険性が増すので、速攻する時は あまり深く考えずにリーチするといいだろう。逆にダマのときは慎重に、緩急を使い攻めていく。そうすると割とかっちりした 打ち合いになると思うので、そこからは自分の色を出していく……というような感じで、パターンを固定しないようにしよう。 逆に筆者のような、ペア潰しパターンを確立させているような打ち筋だと苦労する。 鰓兼 パートナー依姫 多彩な上がりパターンを持つ猛者。場に出ている札や、引きの雰囲気で待ちを変えているような印象がある。 広い待ちで待とう、と言うのは皆さんなるべく意識してやっていることだとは思うが、この人の場合は上がることのできる待ち を見極めている感がある。12面待ちで待って上がったと思ったら、次の局で魔理沙単騎をツモってくるなど正直いったい 何が見えているんだ、というような攻めをしてくるので、筆者としては非常にやりにくい相手。分かりやすく言えば某麻雀漫画 の悪待ちが得意な部長さん、と言えばいいか。四位確定はあまり打たないが、皆伝の中では割と打つほう。 速攻型ではないが、ダマと織り交ぜて速攻を打ってくる場合が多々ある。本人曰く、攻めのパターンが固まらないように 打っているのだそうで、兎に角相手をするとペースを崩しやすい。守備の側では割と踏み込みながら小さく避けるタイプ。 点差によって立ち回りが変わるということはあまりなく、あくまでマイペースに打っている印象。 対策 兎に角読みあいに持ち込まないこと。細かい戦術で潰そうとするよりは、ペア潰しをどんどんやりながら立ち回るほうが楽。 中堅札を早めに切って、霊夢や魔理沙などの大型札で勝負するといい。兎に角早め早めのテンパイを心がけるように 基本に忠実に戦おう。慎重に相手をけん制したり、かっちりと立ち回るタイプにはきつい相手と言えるだろう。 ボンベボンベ パートナー早苗 勝ちパターンの美しさに定評のある猛者。この人の上がりは全てツモ前提(本人談)での攻めだそうで 広い待ちや同番も割と多い。逆転劇も多いので、まくろじゃさんと同じくトラウマに感じている人は多いのではないだろうか。 ダマで他から上がる、という姿はあまり見ないが、リーチからの流れは芸術的と言っていいほど。 割と速攻を仕掛けるタイプで、手の出来上がりも早い。四位確定はほぼ打たないが、偶に他の相手の点数がひどい時などは 打っている場面も見かける。いけいけの立ち回りで、かなり踏み込んだ打ち方をするが、流れによっては降りる場合も。 パートナーを生かすのも上手く、早苗が来たら大抵抱えて上がりに持っていく印象がある。 鳴きも割と打つタイプ、きっちり速上がりをして、相手のペースを崩すことで自分のペースに持っていく。 対策 細かい戦術を使って転がすのが有効か。速上がりされても腐らず、自分のペースを守って打つこと。 相手も広い待ちで待ってる場合が多いので、中堅札を上手く使おう。出やすいペアを見極めて攻めるのが楽。 同じ速攻の土俵に立ったり、大きな点差のやり取りで勝ちにいくタイプには厳しいと言える。 野獣と化した先輩 パートナーにとり 台風のように周りを吹き飛ばすことに定評のある猛者。この人と対局する場合はほぼ間違いなく高得点の応酬になる。 ラス親のときの攻めは本人も大好き、と言っているだけあって圧巻の一言。逆転劇が多く、トラウマに感じている人も多い。 決め打ち気味の立ち回りで、待ちが読みにくく、対局者に恐怖を植え付ける、というよりは心をへし折ってくるタイプ。 筆者から見れば、鰓兼さんと同じでこの人も何か別のものが見えているんだと思う。守備の側では、ほぼ全つっぱに見える。 だが、見えるだけで普通に流局まで避けきったりすることもあるので、多分見切りが上手いんだと思われる。 その割には、一発はそれほど多くない。ただまあ大抵は高得点で収まるので、そんなの関係ないのかもしれない。 いつの間にかペースに巻き込んで、高得点をドンっと上がって勝っていくタイプ。 対策 兎に角冷静に場をよく読むこと。小手先の戦術はNGだが、綺麗にひっかけがかかる場合は勝負してもいい。 ペアはなるべく握りつぶして粘り強く打とう。台風の目に飛びこめるかどうかが勝負なので、兎に角耐えること。 筆者のように細かい点のやり取りで勝負するタイプには厳しい相手と言える。 daigetsu パートナー幽々子 基本に忠実な猛者。筆者と同じく目立つタイプではないが、基礎の錬度はぴか一。 パートナー周辺を生かすのが上手く、妖々夢周辺を絡ませた攻めが美しい。ダマが多く、リーチは中盤から終盤に入ってからが 多い。同番なら速攻もするが、それでもある程度待ってから仕掛けている印象がある。 かっちりした打ち回しをしてはいるが、デジタル打ちかと言われればそうでもないので、偶に分の悪い待ちが飛んでくる。 syokupan3さんとは違った意味でバランスのとれた打ち手と言える。四位確定はほぼ打たない上、ダマで突き刺しての三位や 三位からの三位確定、二位確定も割とやるタイプ。 対策 速攻から相手に深読みさせるのが楽。同番なら割と差し込んでくるので、わざと差し込ませて2万点より上をキープしよう。 早めにつぶすべきカードは幽々子他、妖々夢周辺。幽々子を持っていてペアが確立しているなら、そこから引っ掛けに 持っていくのも手。この人と同じようにかっちり打つタイプは逆に苦しいかもしれない。 aiho パートナー不特定多数(パーセンテージが多いのは天子) 対局中に立ち回りを少しずつ変えるなど、相手のペースを乱すことに定評がある猛者。真骨頂はこの人と長く打つと分かる。 対局によって立ち回りがまるっと変わるので、対策を立てづらい。ダマ多用のかっちりした立ち回りをしていると思ったら いきなり速攻派に様変わりしたりと、まるで万華鏡かびっくり箱のようである。そしてちゃっかりと一位を取っていく。 この人に関してはこれ以上説明しづらいのでこんな形になってしまうが、非常に厄介な立ち回り且つ戦っていて楽しい相手でも あるので、見かけたらぜひ戦ってみることをお勧めする。 対策 一戦一戦冷静に立ち回ること。本人曰く速攻が苦手のようなので、速攻を多用してみるのもいいかもしれない。 立ち回りが固まっている人ほど苦戦する相手と言える。 num パートナー霊夢 迷いの無い打ち回しと、パートナーに愛された猛者。筆者がこの人と打つ時は、大抵霊夢を掴まれているのは気のせいか。 パターン構成がしっかりしており、読まれる要素を極力減らした打ち回しができている。ぶれる様子もなく、純粋に強い。 そのうえでパートナーの霊夢が非常に厄介。高得点の手札ならあまり気にならないのだが、細かい点数のやり取りになると +1がよく効いてくる。それを意識しているとまったく別の上がりをされたりするので、そこからペースを崩されて お疲れ様でしたなパターンがよくある。リーチは中盤からが多く、序盤にかけられた場合は注意しておこう。 四位確定はほぼ打たず、三位、二位、確定の頻度も程々。バランスの良い打ち手。 対策 自分の立ち回りを高水準で打つように心がけること。きっちり打てていれば、そこまでボロボロにされる相手ではないが 逆に立ち回りが定まってないと、そこから崩されるパターンが多いので注意するべし。 相手のペースを崩そうとする打ち手は苦労するかもしれない。 妖人 パートナー幽香 一位以外は負けと同じ(本人談)高水準の攻撃力と、どこからでも一位を取ってくる猛者。この人の連勝率には正直頭が下がる 勝つ立ち回りを突き詰めた結果がこれ、というような感じか。まさに勝つためには何でもやるタイプ。 高得点で上がれないと見るや同番で上がり、高得点が狙えそうな時には手を伸ばす。攻めのお手本を地で行く強さを持っている 同番の場合は、読まれること前提でもツモればいい、オールペアの場合は少しでも打点を伸ばすために一発狙いと 使い分けている印象。ダマはあまりやらないが、オールペアの場合はダマ上がりで上がっている場面も見受けられる。 四位確定はほぼやらないが、大抵確定を打つ時は二位以上の順位を狙っているような印象。 対策 速攻とダマを織り交ぜた形で攻めるのが楽。出来るならペア潰しもやっておきたい。リーチをかけてきた場合は なるべく降りるようにして、慎重に立ち回るのが吉。割合早いリーチなら同番読みで差し込んでもいいかもしれない。 いけいけの立ち回りの人は苦労すると思われる。 漉し餡党(筆者) パートナー幽香 ラス以外なら御の字(本人談)のラス回避型のペア潰しを中心としたパターン化された立ち回りで 高得点はほぼ決まったところしか狙わないと、がちがちに固まった立ち回りで戦う。立ち回りが固まっているとは言っても デジタル打ちというわけではない。読みは比率読みと基本的なもの、攻め手は比率読みがほとんど。比率読み、などと 銘打ってはいるが、正直どちら側に偏った打ち方かと言われれば感覚的な方向だろう。的中率は三割程度、それを聴牌から 一発読みで使ってくる。リーチはほぼ、一発を狙える状況でないと掛けない。同番でも一緒である。 ラスを引きそうになった場合は親を上がらせて本場を稼いだり、鳴きでツモをずらして上がらせたり、兎に角何でもする。 四位確定はほぼ打たない、三位確定や二位確定は嬉々として打ってくる。弱点はない(だといいな)が、長所もほぼない。 対策 ペア潰しという観点から、兎に角ダマ構成をお勧めする。多少読まれているのは覚悟でリーチをかけてくるので その辺を逆手にとって突拍子もない待ちで待つのも手の一つではある。 ・まとめ どうだろうか?とりあえず皆伝のメンツを考察してみたが、皆さん立ち回りが個性的で、かぶってないのがわかると思う。 後基本的なところを言うなら、どの人も相応の強さを持っていて、きっちり自分の立ち回りで勝っている人たちなので 一人一人が立ち回りの完成形に至っている、と言っても過言ではないと思う。まあ、筆者はまだまだ、という点を除けばだが。 後は皆さんどんどんこのメンツと戦って、生の声も聞いてみるといいと思う。筆者の考察的外れすぎワロタwって人もいるだろうw 後々追加していくベテランの方々の立ち回りも含め、自分はこういう風に立ち回りたい!とか 強い人ってどんな風に戦ってるの!?とか、そういう風に考える人の助けになれば嬉しく思う。 逆にこのゲームに必要なのは運ダケダシー!という人も、まあ見るのはただなので、見て笑っていただけたら。 こんな考察をしている人間もいるんだって感じで、ゆるーくねw ・ベテラン仲良雀士考察 ppin パートナー幽香 皆のトラウマ、というか主に筆者のトラウマ。勝負勘が鋭く、かなり踏み込んだ戦い方をしてくる。 大抵は紙一重で避けられるところを選んでいるような印象がある。リーチの仕掛けは特に特徴があるわけではない。 速攻もすれば、中盤に仕掛けることもあるし、終盤まで引っ張る場合もある。立ち回りがハマった時の強さは圧巻。 細かい戦術も得意で、差し込みやタイム戦術などもバリバリ使ってくる印象。読ませて崩す誘い受けを得意としている。 人読みも得意なので、筆者としては非常にやりにくい相手である。四位確定はほぼ打たない。 対策 兎に角深読みをしないこと、場に出ているカードで信用するのは今の状況から遡って三順目までにして、他のカードは 頭に留める程度にしておく。後はチェンジオブペースを意識して、多くのパターンを組み合わせた攻めを展開すること。 決め打ち気味の立ち回りで立ち向かうのは厳しいと言える。 hiroshi(ヒロポン) パートナーレミリア 攻めはイケイケ、守りは慎重。攻防一体の立ち回りではなく、はっきりと区別された形で自分のペースに持ち込むタイプ。 一番最初に強制二択を掛けてきているようにも思える。それが嵌った場合は細かい点のやり取りで試合が進み、逆の場合は 大きく点が動く形になる。細かい戦術はあまり使わず、相手と自分を純粋な二択(攻める側と守る側)に掛けていく。 この人と戦った場合は、勝ち負けのはっきりした試合になるのが特徴。リーチは中盤から終盤が多く、大きい手が多い。 四位確定は基本的に打たないが、偶に打っているような印象もある。 対策 自分の立ち回りが固まっている人は、逆に二択に乗って戦うことをお勧めする。相手の癖をよく見ること。 決め打ちや速攻もお勧め。勝てない場合は、使うパターンを一つに絞って、ごり押ししてみよう。 パターンの多彩さで勝負する人は、逆に苦労するかもしれない。 黒武士道 パートナー咲夜・お空 基本は速攻派のイケイケタイプ。広い待ちで待つために、切り順には気を使っている印象。一度先手を取った時の ごり押しっぷりはかなりのもの。そのまま何もさせずに一位を取っていく、というのも茶飯事である。 逆に攻め手のパターンが多彩、と言うわけではなく、対策を取られても無理やり突き進んでいく感が強い。 突き詰めた立ち回りは、速攻派のお手本と言ってもいい錬度で、細かい戦術も組み込んでいる印象。 四位確定は基本的には打たないようだが、筆者は打っているところを割とみる。 対策 兎に角相手に付き合わないようにすること。場をよく見て、時には差し込んで勢いを止めに行くなど、細かい戦術は有効。 リーチ仕掛けは多用は禁物、なるべくダマで待つようにしよう。我慢の勝負になるだろうが、ぶれない様に。 相手の動きを見て後手後手に回りながら対策を立てるのは厳しい相手と言える。 unikan パートナーミスティア ダマを多用する慎重型。読みも鋭く、細かい戦術も得意で大崩れしにくい。非常に綺麗に立ち回る打ち手。 細かい点数のやり取りを得意としており、点数が平べったくなった状態からの確定上がりが美しい。 ダマ多用の分、待ちも多彩。降りやすい形の単騎待ちから、大型カードのペア待ちまでよりどりみどりだ。 立ち回りが定まらない、と言う人はこの人と戦って勉強するといいかもしれない。 対策 速攻や決め打ちで吹き飛ばすか、相手の動きに合わせて対策を固めていくこと。基本的に大崩れはしにくいので 極端な形で攻めて勝ちをもぎ取っていくといいだろう。ある程度慣れたならミラー戦に持ち込むのもいいかも。 細かい戦術が苦手な人はペースを崩されがちなので注意するべし。 かぐやてんてー パートナーリリーB 仲良雀屈指の理論派。その上心理戦にも強く、タイム戦術を多用してくる。リカバリ力も高く、冷静な立ち回り。 上がりの形も、打点と上がりやすさ共にバランスの良い形が多い。引っ掛けを多用してロン上がりを狙う。 強制二択のパターンで相手にも読みあいを押しつけて、そこから捻り潰すように一位を取っていく。 筆者から見れば、仲良雀で完全な理論派はこの人だけのように思う。 対策 深読みさせて崩すのが有効。ただ、生半可な引っ掛けをするよりはツモ期待で綺麗にリーチするほうが戦える。 待ちも広いものを中心に構成すること、ロン上がりはあまり期待してはいけない。 速攻派は速い順目で上がれればチャンスはあるが、長引くと厳しいと言える。 上白不呼 パートナールナチャイルド バランスを意識した立ち回りを使う。基本形に忠実だが、攻め手が偏らないように常に意識しているように思う。 筆者とはまた別の形で、どんな相手でもある程度戦える形に持っていく。立ち回り完成度も高く、死角はほぼ存在しない。 unikanさんと同じく、大崩れもなく綺麗に立ち回る打ち手。この人の立ち回りは参考になる部分が多いと思うので 見かけたらドンドン挑んでみるといいだろう。確定打ちも得意で、パターンに持ち込んだ時の鮮やかさは必見。 対策 冷静に慎重に立ち回ることを意識する。他の対局者を使ってペースを崩すのもいいかもしれない。 兎に角使えるものは全部使って、慎重に立ち回っていれば、やたらとボロボロにされることはないはず。 プレイヤーの地力が試される相手と言える。 だんご パートナー雲山他不特定多数 多彩な攻め手と鋭い読み、ほぼすべての要素が高水準の純粋に強い打ち手。上がりの打点も高く、この人が上がった場合は 大抵二位以上と、良い位置につける。あえてひとつの特徴をあげるとするなら、決め打ちが非常に美しい。 そこに一発狙いが備わって最強に見えるのは確定的に明らか、なのだがいかんせん浮き沈みが少々激しいのが玉に瑕。 勝ちパターンも多彩で、逆転から封殺までなんでもござれ。波に乗せてしまうと非常に厄介な相手。 対策 細かい戦術を駆使して兎に角我慢すること。隙が見えたならガンガン行こう。攻めと守りの切り替えをミスしない様に きっちりと見極めて戦うこと。逆に攻防一体を心がけている人は苦労するかもしれない。 彼方 パートナー小町 筆者と同じく、ラス回避型の打ち手。ペア潰しも結構やるようだが、攻め手が乏しくなることも考慮してか、目立つ形には しない模様。単騎待ちはほぼダマだが、場の雰囲気を見て出そうなら単騎でも勝負を掛けてくる。 リーチは中盤から終盤が多いが、序盤リーチも少なからず織り交ぜて、丁寧に立ち回っている。四位確定はほぼ打たず 順位確定打ちは綺麗に決めてくる。バランスの良い打ち手。 対策 兎に角基本に忠実に立ち回ること。筆者と違い、序盤リーチもあるのでしっかり潰しておかないと辛い。 待ちの多い形を心がける、など基本を守っていれば、そこまでボロボロにされることはないだろう。 細かい戦術や点数のやり取りで勝負するタイプは苦労すると思われる。 薯蕷 パートナー衣玖 じっくりと戦う慎重派。上がりの形も綺麗でゆっくり作っていくタイプだが、初期札が良い時には普通にリーチで踏み込む。 その即リーとのバランスで、綺麗なチェンジオブペースが出来上がっているのが魅力。攻めに関しても守りに関しても 力の抜きどころを心得た、ゆるーい(褒め言葉)打ち回しでちゃっかりと一位を取っていく。四位確定はほぼ打たない。 その独特の打ち回しで、筆者としては非常にやりにくい相手である。 対策 他の対局者の動きを見て、勝負どころを見極めるようにすると楽。使えるようなら他の対局者を使って削るのもお勧め。 自分一人で対応しきるのは少々厳しいので、良くも悪くも他力本願になってしまうか。 きっちりと待ちを読むタイプは苦労すると思われる。 以下制作中 ・筆者丸裸のコーナー 〜立ち回り考察とは別に漉し餡党を虐めたい方に〜 漉し餡党(筆者) パートナー幽香 戦いやすい皆伝ナンバーワン、最弱候補(自社調べ)の男。ラス回避のペア潰し型で、少々攻め手に乏しい。 私の型の特徴としては、椛や阿求等、ペアのペアが強いキャラクターと中堅キャラをどんどん序盤に潰すのがセオリー。 例えば優曇華が手札にあるとしよう。この状況で、場にレイセンが出ている場合はペア潰しの候補に入る。 逆に、どういう状況なら持ち込むかと言うと、場にてゐのみ出ている場合などはダマでレイセン等を期待して待つ場合が多い。 お分かりいただけただろうか?この形を全てのカードにあてはめて、パターン形成をしているのが私の型になる。 例えば藍の場合は、橙が出ている場合なら切るが、紫が出ている場合なら多少持っていてもいいかな?と考える。 逆に扱いにくいのはレミリア等、中途半端に出にくいペアが揃っているカードで、この場合はパチュリー、霊夢の二人がキーに なってくる。私の上がりの形はオールペアがほとんどなので、ペアが出やすいかどうかによって持つカードも決まってくる。 例えば私にとって、どういう状況で待つのが理想か。それは安全な札同士でオールペアを聴牌している形である。 私は序盤リーチはほとんど掛けないので、その状況で中盤から終盤にかけて、大型のカードを引くのをダマで待つ形になる。 私が終盤でリーチをかけてない場合は、一発が取れる状況を見極めているか、待ちのカードが弱いかの二択になる。 勿論、点差が開いている場合やその他諸々の状況によって多少無茶もするが、単騎待ちはほぼダマで待っていると思っていい。 後は簡単なことだ、私を狩るにはどうすればいいか?ダマで高得点をぶち当てれば良いのである。 ペア潰しは序盤のダマに非常に弱いので、こまごまとした点数で少しずつ削っていけば、そのまま一度も上がれずお疲れ様に 持ち込むことも容易なので、それが高得点ともなれば、ラスを引かせるのも簡単である。ただ、リーチされると流石に警戒 するので、リーチで仕掛ける場合はツモ前提か、引っ掛けか、これは非常に言いたくないのだが、最序盤の単騎待ちリーチだ。 勿論、他の対局者もいる中での話なので、序盤の単騎待ちリーチなんざリスクを考えればお勧めはしないが。 ほぼ確実に私の心を折ることはできるので、漉し餡党を虐める為に仲良雀やってんだよという方は狙うといいかもしれない。 〜プレイヤーとして見る場合の漉し餡党の立ち回りについて〜 さて、筆者の狩り方を説明したところで、次の項目に行きたいと思う。順序が逆になってしまっているかもしれないが 筆者の立ち回りの基本形を詳しく説明していくことにする。これは筆者個人の考え方で、あくまで一例としてみてほしい。 上で説明したような、安全な札同士でのオールペア聴牌、というのは具体的にはどういうことか?筆者は各カードの強さを どう考えるのか?そういう観点から筆者の思考を紐解いていく。皆さんの立ち回りに反映させられる部分があれば嬉しく思う。 安全札、と言われるとまず思い浮かぶのはどんなカードか、取り敢えずはステージ1だろうか?そこを中心に考えていく。 この中で、筆者が一番オールペアを待つカードとして適していると考えるのは、リグルである。逆に 速く潰してしまいたい、と思うカードはレティ。なぜリグルがいいのか?リグルのペアの強さを考えてみてほしい。 ルーミアは非常に切られやすいカードだし、もう一人もチルノである。一番の理由は、チルノペアとしてチルノをカバーできる うえに、弱いペアがもう一つ付いている、ということ。リグルを握って聴牌に持って行った場合は、大妖精やリリーW 深読みする相手ならリリーBで引っ掛けがかけられる。例えば相手がチルノを持っていたとしよう。そして様々な状況が重なって その相手がその場を降りることを選択した。このとき、相手がチルノを切りやすくなる条件は何か?一つは文のペアが場に 出ている(通っている)こと。文は非常に優秀なカードなので、そのペアで当たるのは是が非でも避けたいと考えるだろう。 もう一つは、大妖精だ。大妖精を通す場合は、チルノペアで待ってませんよ、というアピールになる。 リリーWの場合は、少なくとも大妖精でペア待ちしていませんよ、とアピール出来る。この時、文ペアが通っているとするなら 相手に不安材料はないはずだ、逆にいえば、文ペアが通っていない場合も不安材料はほぼ文ペアだけ。 大妖精のペアや、リリーWのペアの出にくさから考えると、待ち変えはせずリグルペアで引っ掛けをかけに行ったほうがよいと 考える。このように、カードのペアや、ペアのペア、場の状況から待ちを変えていくのが私の攻めの基本形と思っていい。 上で挙げたレティを潰してしまいたいと思うのは、そのペアがチルノだからだ。それだけではリグルも当て嵌まってしまうが リグルにはルーミアがいるのが大きい、ということ。逆にレティはペアがチルノであることのメリットよりも、デメリット のほうが大きくなってしまっていると考えているので、レティで待つ場合はチルノペアが場に出切っている時ぐらい。 中堅カードとの待ち変えの選択肢も含めると、さらに絞られてくる。こう言った思考を全てのカードにあてはめて 三枚役の有用性であったり、相手の待ちの点数であったり、場の状況であったりを見ながら戦っていくのが私の立ち回り。 こうやって並べると、非常にデジタル打ちっぽく見えるかもしれないが、そうではない。こういう思考を毎回考えていると 流石に頭がヒートしてしまうので、大まかにいえば場の捨て札の順序や色、数字の続き方などを見て相手はこの川の場合 どのカードを引いたらどうするだろう?とか、どんなカードを持っているかとか、次は何を引いてくるだろうとか そういう風に場をぼやっとみて考えるパターンが多い。皆さんはパズルなどを仕上げる時、完成図を思い浮かべてから 取りかかったりしないだろうか?それと似たようなもので、上の基本形+この胡散臭い読みで立ち回りが成り立っているので 決してデジタル打ちではないのだ。決してデジタル打ちではないのだ。 ・あとがき とりあえずこの形でほぼ完了、としたいと思う。本当はもう少し対策を充実させたいだとか、まだ数人考察したい人も いるのだが、いかんせん纏まらない。後はちまちまと追加していくだけになるだろう、多分。 さて、この考察どうだっただろうか?まあぶっちゃけて言えば、筆者の個人的答え合わせというか、読みにくい部分もあり 考察としては二流三流かもしれない。ある人が選手名鑑のようだ、という感想をくれたのだが、まさにそのような感じで ゆるーい気持ちで見てくれたら嬉しく思う。勿論、参考になる部分があるならもっと嬉しいが。 感想をくれると泣いて喜ぶ、かもしれない。ここまで読んでくれてどうもありがとう!