(注:筆者は関東在住で初回例大祭以来の参加。記述にあたり主催の人望とかそのへんは基本度外視。) 博麗神社例大祭 文句なしに最大規模のイベントであり、東方イベントといえばまず最初に名前が出るのがこれ。 東方オンリーでは唯一神主が「サークル参加」するイベント。ついでにイベント命名者が神主。 とはいえ大規模化により即売会としては中小サークルを見てもらえない/回りきれないケースは多い様子。、 ここにサークル参加しないと東方サークルじゃないと言わんばかりの脅迫観念も生じている気がする。 東方紅楼夢 東の例大祭に対して西の紅楼夢という磐石の立ち位置。例大祭と共に、他のイベントに対し 群を抜いたサークル参加数を誇るイベント。売れ行きが厳しいという声もあるが、 関東と関西の傾向の違いもあり例大祭のようなご祝儀購入が望めないだけだと思う。 現実的なレベルで見ると規模が調度良いイベントではないか。 例大祭SP 例大祭と別掲載。いろいろと物議を醸しているが、少なくとも即売会としては微妙。 即売会以外にも東方を絡めた色々なイベントが場内で行われたことから、 本当に「祭」を表現したかったのではないかと推測される。 とはいえまだ一回しか開催されてないので深い推測は避けておく。 チャンコ系(大H州東方祭・新潟東方祭・東方杜郷想 等) おそらく現在の第三勢力であり、関東と関西以外の外堀を埋めにかかっている感が強い。 即売会以外の部分に非常に力を入れて差別化しているようだが、 シナジーを生み出すと同じ程度かそれ以上の不興を買っている部分が見受けられる。 東方イベントとして騒ぐ、と言う意味で例大祭SPと同じように参加するなら良いか。 紅月ノ宴 東方オールジャンルではない即売会では恐らく筆頭クラス、全体としてもかなり強い位置。 元々は紅魔館オンリーだったが勢力オンリーが台頭する中で紅魔郷のオンリーになるも、相変わらずというか あまり変わった雰囲気は感じられない。紅魔サークルの強さには定評がある上、このイベントは外さないと言う 参加者も少なくない古参イベントであり、時期がほぼ固定なのもありいい意味で鉄板。 ケットコム系(東方崇敬祭・東方レジャーランド 等) 主催団体としては磐石、東方イベントとしてはそこそこ。実質的にはオールジャンルと思ってよい。 イベントとしては別段強いところがあるわけではないが、敢えていうと狭域のオンリーを 併催することによるシナジーが大きい。想定している部分はもちろん、予想外の影響が出ていることも。 次項のぷにケット系もそうだが、開催時期が不定期でありその時期によって新刊率や来場者が変わるのがやや不安か。 ぷにケット系(紅のひろば・恋のまほうは魔理沙におまかせ 等) 一応狭域オンリーイベントだが、実質的にはオールジャンルイベントになっている感。 そういう部分も含めていい意味でも悪い意味でも適当なイベント。 イベントとしても特に問題な部分もなく、しかし特筆する部分も少なく。 DDRとかのような小さな特色はありいいアクセントではある。 ぷろじぇくとD系(月の宴・小春小径・天狗様のお仕事 等) ここも主催団体としては歴史があるが、基本ぷにケット系・ケットコム系とスタッフ陣をはじめ 基本的なところが被っていることから、イベント自体に(狭域ジャンルを除いた部分に)大差はなく メリットもデメリットもほぼ同じことが言える。あえて言うならオールジャンルよりはちょっと狭いか的。 ただ、上記2つに比べ若干宣伝が弱く、前述までのイベントが近くにあると勢い不足になることもあり。 東方不敗小町 開催数も多く歴史は長いイベントなのだが、色々な情勢に振り回されている部分が強くて 未だに運営的には落ち着いていない印象をうける。 参加者層も比較的強いところは来ていないため、まったりイベントとして定着した感じか。 他に比べてスタッフの練度不足が目立ち、サークルとしての列対応を勉強するには向いている。 スタジオYOU系(東7ホール主催も含む) 場所だけ提供するよ系のイベントの典型。参加者が自ら楽しみ方を見つけなければならない意味で上級者向け。 企業であるところから会場調達には非常に強く、イベントを行いづらい地方でも 開催を行っていることが最大のメリットではある。コスプレ的にもそういう事情から強いが、 即売会としてはほとんど魅力がないとも言える。言うまでもないがスタッフは期待できない。 開催回数の少ないイベントについては今回は例SP以外ノータッチ。 っていうか紅月ノ宴だけなんか特記されている感じになってしまったけど、 主催が一本に絞った独立系で継続しているのって紅月しか無い気がする。 他に聞きたいイベントがあれば聞かれた時に適当に気が向いたら。