あー、その、なんだ、今朝方のこれを読んで不快な思いをさせられた方には、今をもって心から謝罪したい 一度寝てから読み直してみたけど酷いな、よくもここまで長々と酷い言葉を使って作品を叩けたもんだと思う こんなことやってる時点で俺というのが同レベル、いやそれ以下の存在だというのがよくわかるよ 正直早朝のテンションを甘く見ていたね、怒りに任せて軽く叩いてやるつもりが、いつの間にかどれだけ汚い言葉で罵れるかにすり替わってしまっていた 驚くなかれよ、何せこれ掲示板の書き込み欄で全部書いちまったんだからな、メモ帳にコピーしてサイズを見たらびっくりしたよ、プチに投下してもいいサイズだった、まあ産廃がお似合いのゴミだがな その後、件の作品を読み直したりもしたよ、頑張ってな、これだけは言わせてくれ、頑張ってだ 読み返せば、あそこまで叩くほど文章は酷くなかった、そこら辺は訂正するし謝りたい、でもちょっと物足りないってのは変わらん 内容は……うん すまん、正直あそこまで過剰に叩く必要性は、指摘もされた通りあまりないし、半分俺が自分に酔ってただけだ、マジでただのアホだった これくらいに纏めて、スレに普通に投下すべきだったよ おい、この作品ちょっと酷いな 文章はそれなりだけど、どっかで見た様なパターンオリキャラに既存キャラが惚れてるよくわからん設定だったりで ちょっと不快だよ、特に俺のゆうかりんがひでえ、ゆうかりんもっと純粋だからな 世界観の設定もどうかと思う、思わせぶりだったり過去に何か色々あったってのを描きたいのはわかるが 見せきるだけの実力が足りてなくて、お粗末なものになってしまってる みんなはどう思う?俺はちょっと外から見える評価ほどのものには見えなかったぜ…もしや おお、見てくれ、六行で主張がまとまってしまった!つまり今朝方のあれは大部分が読む価値もない、それこそクソだったわけだ、忘れてくれ もう一度、不快な思いをさせた方には本当にすまなかった お詫びに別のレビューをさせていただきたい、今度は名作のだ スレにもあったが、「作品叩くより褒めようぜ」、まったくその通りだ、やっぱりそそわスレはいいこと言うぜ 【作品集】46 【タイトル】Wedding Luna Clock    【書いた人】八重結界氏 【URL】ttp://coolier.sytes.net:8080/sosowa/ssw_l/?mode=read&key=1197902907&log=46 今朝のあれの中で、オリキャラ恋愛ものの名作として引き合いに出したものだ 本当に好きなんでここで紹介させて欲しい いきなり関係ない話から入るが、あのクソの中で俺はこの作品を「Wedding luna crock」と書いていた 「crock」?どんなスペルミスだよ!国語の義務教育がどうのこうの言ってたが、俺自身は中学生の英語からやり直すべきだったってことだ さて本題に入ろう、これは、ああ…極論してしまえば、NTRものと言っていいかもしれん だからそういうのが苦手な人にはあまりお勧め出来ない 簡単なあらすじはといえば、偶然里に買い物に行った時に、懐中時計を落としてしまうも、それをある男の人に拾ってもらった咲夜さん そうしてそれを切欠に、しかし最初は反発しつつも、徐々に惹かれあっていく二人、そんな咲夜の様子を話されないまでも感じ取りながら、段々と不機嫌になっていくレミリア そして遂に…まあ、そんなところだ、典型的昼ドラだな、使い古されてシンプルなだけに安心の面白さがある 文章は、作者さんの名前を見てくれればわかると思うが、安心の八重結界クオリティーだ みっしり詰まっていながら、快適にすいすい読めてしまうという素敵体験がここでも例外なく味わえる 短編ギャグの印象が強い氏だが、シリアス物を書かせてもその実力の高さが伺える つい最近もシリアスで一万突破してたしな、俺はあれはちょっと合わなかったけど、文章だけはぐいぐい引きつけてくるから読んでて楽しかった とにかく読みやすくてかつ歯ごたえのあるいい文章ってことだ 内容もとてもいい、繊細なコントロール技術が要求される恋愛もの、さらにオリキャラと絡ませるという高い難易度の壁を オリキャラ男の描写を咲夜さんの視点から見たものという最低限のところに留めること、そして咲夜さんがそのキャラに惹かれていく過程を丁寧に描写していくことで 見事に臭みを消して、それどころか極上の香りを放つものへと変えることに成功している、味っ子もびっくりだぜ ツンツンの咲夜さんが徐々に、逢瀬を重ねるごとにデレ期へと突入していくのを読めば、顔面が人に見せられないような感じになること請け合いだ だが、ただただ甘いだけじゃないぞ、この作品には甘さの影で、張り詰めた糸のような緊張した苦みをも与えてくれる 無論、咲夜が己以外の人物に惹かれていくことに、お嬢様は不機嫌、いや憎悪すら覚えるようになっていく これも咲夜さんがデレる裏で同時進行で行われていく、だから結末へ向かって、どんどんと風船が限界へ向けて膨らんでいくような緊張が味わえる これが作品をぐいぐいと先へ読み進めさせてくれる要因の一つでもある ただ、お嬢様だって理不尽に怒っているわけじゃあない、立つべき視点によるけれど、その悲哀や妄執なんかも理解出来るから、本当の意味で悪役というわけじゃなくなっている、そこがいい サブキャラ達の活躍も素晴らしいぜ、中立の視点でどこまでも成り行きを見守るクールなパチュリー そして咲夜さんの同僚として、親友として、その恋を応援して、背中を押す役割を果たす美鈴 特に美鈴がマジでかっこいい、かなり好きなタイプの美鈴であり、咲夜さんとの関係だ 対等の親友としての、二人の友情が泣かせてくれる、最近は親子っぽい二人の関係も増えているしそれも好きだが、こういう二人もやはりいいものだというのを再認識させてくれる さて、ここまで長々と書いたが、結末には言及しないでおこう、どうなったかは自分で読み進めて確認して欲しい ただ、この作品を読んでいた時間を幸福だったと思える、それだけはここに保障する マジで名作だ