自分達が出演したドラマ『古明地さと三郎』の2話が放映されると聞いて、 レミリア達紅魔館主要メンバーはリビングでテレビにかぶりついていた。 そしてたった今、その放送が終了したところである。 レミリア「……納得いかないわ。どうして主である私が最初に殺されるのかしら。」 咲夜「仕方ありませんわ。今回のオファーは美鈴に来たものですから。    出演できただけでもありがたいと思わないと。」 レミリア「だからと言って!主の!私が!一言もしゃべってないのよ!信じられない!」 パチュリー「でもあなた、あの時はノリノリで死体役を演じていたじゃない。」 レミリア「だって!物語の前半で死んだキャラが後半に生まれ変わって活躍する……      それが物語の王道ってものでしょう!?私はそれを信じてたのに!」 小悪魔「少年漫画じゃないんだから……」 フラン「メイー!私のこと殺したがってたなんてホント?ホント!?」 美鈴「違いますよ!あれはドラマだけの演技です。    ……演じてる方だって……辛かったんですから……(ぐすっ)」 フラン「わ……私も辛かったよー!ごめんね、疑ったりして!」 レミリア「私のこと憎んでるっていうのも演技よね、辛かったのよねフラン!泣いていいのよ!」 フラン「ウザい。」 レミリア「フラーーーーーン!!」 楽屋オチ乙