冴月麟「私がアオシマ服着たらどんなになるんだろう、まぁそんなことより執筆だ」

作品集: 1 投稿日時: 2012/04/01 16:53:12 更新日時: 2012/04/02 00:10:36 評価: 1/5 POINT: 11847832 Rate: 394928.57

 

分類
冴月麟
オリジナル装備
朱鷺子
W
オレンジ
紅美鈴
トキ
ダンテ
「それでは、装備を確認しまーす」

独り言。道ある道を歩く私は暇でした。他の面々は飛んで行ってるから早く終わるんだろうな、うむ。


以下すてーたす

冴月麟 大自然に愛される程度の能力(妖精さんに懐かれやすい)

速度:早苗程度
攻撃:だいたい霊夢より下くらい
判定:道中の敵と使い魔には霊夢レベル、ボス敵と弾幕には魔理沙レベル

基本ショットは花映塚・自機ミスティアみたいな丸弾。


風花装備 (若干の追尾性能タイプ)

高速装備「吹き荒れない突風」
 :自機の周りを地霊殿・紫装備みたいに回りながら基本は外側に向かって発射。
  ただし敵がいれば発射口のみ敵を捕捉し弾は直進する。周るオプション自身に最も近い敵へ撃つ。
  横に雑魚、前に倒したい敵がいると悲劇。基本ショットしか当たらない。

低速装備「吹き荒れる疾風」
 :自機の周囲に適度にばら撒きつつ発射口全てを前に向けた一点突破型。
  ばら撒き弾は画面上で自分の半径nセンチのところで消滅するので耐久力のない周囲の敵が完全に消し飛ぶ。
  ボム打った後に低速で張り付くと当然大ダメージ。

ボム「花符『風麟花散(ふうりんかざん)』」
 :風と雷で周り(地霊殿・文ボム程度の中範囲)を薙ぎ払い星蓮船・諏訪子装備みたいに花を爆発させて広範囲攻撃。
  広範囲攻撃のイメージは神霊廟・ゆゆさまのゴーストスポット(の演出)みたいな爆発で

雨風装備 (若干の威力重視タイプ)

高速装備「びちょ濡れない時雨」
 :強力なショットが等間隔に広がりつつ奇数way、空白、偶数way、空白と打ち続ける。
  空白があるので当然隙が多い。でも耐久のある敵も数発で消し飛ぶので威力的にはとんとん。

低速装備「びちょ濡れる村時雨」
 :高速装備のより範囲が狭く代わりに空白がないのでボス戦では真正面で打ち続ければいい。
  横には一切攻撃がいかないので低速中に妖精の特攻に会うと「大自然に愛される程度の能力」に頼ってグレイズするしかない。

ボム「雨符『雨麒静香(うきせいこう)』」
 :自分のいる縦軸に対して弱めのアルティメットショートウェーブ(星蓮船)。
  ただしボムエフェクト中にもう一回ボムボタンを押すことで一瞬だけ雷で画面全体を吹き飛ばす。


以上、装備確認でした。そして1面は花装備。

1面 「晴れ、朱鷺どき紅い霧」 装備:風花装備
 presented by 通称「霧の泉」 ♪未知の花、魅知の旅

「あ、りんちゃんだー」「わー、ひさしぶりー」「なになに、なにしにきたのー?」「あそb」ぴちゅーん。
近寄ってきた妖精達には悪いが、1回休みになって貰おうか。

適当に弾幕を撃ってじゃれてくる妖精達を、弾幕を避けつつ低速装備でぶっ壊す。可愛いんだが群れると邪魔なんだよね。
大体、「大自然に愛される程度の能力」ってそんなにいいもんじゃないのよ?
まあ、確かに?羽根の生えた可愛いのがたくさん近寄ってくれるのはありがたいし?ロリコンじゃないけど可愛い子は大好きだけど?

でもね、冬にもかかわらずチルノが「冴の字、遊ぶぞ!」ってやってくるんはキツいのよ。だから最近は忘れられたことをいいことに外の世界で炬燵日和だったわけで。

……と、目の前に誰かが見えてきた。

「なーまえなんて、いらないさー」……名無し同盟の副会長だった。

1ボス 名無しの本読み妖鳥「通称『朱鷺子』」 ♪月の妖鳥、化猫の幻

「あれ、これって秘封の曲じゃなかったっけ」「しかたないのよ、いい感じの曲がなかったのだから」
うぉお、いつの間に隣に。
「ちなみに戦闘はしないわよ?本たちが吹き飛ばされたら大変だもの」「そんな1ボスで大丈夫か?」「いいんじゃない、そういうのも」
何か納得いかない。 でも本来の紅魔郷だといきなり人喰い妖怪に当たるんだよね。ミスったら喰われる訳で。

「それに『そらをとぶ』状態で風技を受けると威力が2倍にー……どしたの?顔青いよ?」「…なんでもない」やっぱり巫女と魔法使いは格が違ったと、今更自覚した冴月麟であった。


時間短縮のために自分の持つコミックスとラノベを生け贄にリリースして、とっきーに『そらをとぶ』を命令した。いたいいたい襟首掴むな、手を握ろうか。


幕間。アリスの1面である。
「おや、こっちに向かってきたのは君か。それにしても幼くなったね?」「うっさいわよ、ネズミ」
道中にナズーリン登場。アリスの装備は「グリモワール装備」「パペットマスター装備」の後者である。
「片腕でお人形さんを抱えて。見事に幼いな。見た目だけならば。さて、一応4面中ボスにも御主人と一緒に登場する予定だから軽ーく行かせてもらうよ」
「軽く、ですって?」 瞬間、ナズーリンの体にピアノ線が巻きつく。「なッ…!?」完全拘束である。抜け出せない。
目の前の魔法少女を睨む鼠妖怪。「どういうことだ!?」「『何のつもりか』と聞かれたなら完全に『八つ当たり』よ。勝手にこんな姿にされて写真も映像も絶対にばら撒かれる状況にあってあなたの所の僧侶から魔界繋がりで母親に映像が流れるのは当然なのよこんな幼女姿絶対に姉さん達に笑われてお母さんにはアルバムに仕舞われるに決まってるわ…この絶望感が理解できる?これから里帰りをする度に騒がれるのよ『ねえもう1回だけあの時の姿に戻ってみてくれないかな』とか『白蓮ちゃんにお願いしようかしら』とかそういうことを延々と」「わ、わかったから!目が、目が笑ってない」アリスの独白は続く。
「魔界ってね、どこもかしこも娯楽がないから、ルイズ姉の土産話と私の里帰り程度しか話題にすることがないのよ。だから今回の件で間違いなくあと20年はいじられ続けるわね。わかるかしら、ピン芸人でもないのにそんな年数いじられ続けるのに耐えられる?無理よね、そうね、あなたが今も夢の国関連で黒服に連れて行かれそうになっているのも私にはわからないし。シベリア行きとか書かれてたけどあれ冗談でしょ?私は違う。本気で今回白蓮を止めなかった貴女達を許さない。地下千年帝国の奴隷として使い尽くして襤褸雑巾のように捨ててやるわ。でもその前に、」

可能な限りの人形を展開し、BGMにT.M.revolutionのcrosswiseを引っ提げて。

「ファンサービスの始まりよ」そして防御態勢すら取れない相手に容赦なくスペルカード宣言をした。

   gW『ファイナルダンス』

アリスの星蓮船において4面がヌルゲーになった瞬間であった。
後に魔王アリスと呼ばれる女帝の怒りを初めて受けた鼠は語る。「アリスさんのファンになりました」と。


2面 「地獄の門と天の門」 装備:雨風装備
 presented by 紅魔館 〜門前 ♪Witching Dream

なんだか懐かしいメロディである。主に幽香的な意味で。

「まてー!」

そういえば、「ねえ、とっきー」「なぁに?」

「ちょ、ちょっと」

「さっきから気になってたんだけど、紅魔館の図書館って貸出してたっけ?」魔理沙が強奪してるところしか見たことがないのだが。

「気になってるってそっちかよ!あ、あの」

「ああ、それはほら、ご都合主義ってやつよ。コネでね」名無し連盟かー。

「すみませーん、そこの幻獣と絶滅危惧種ー?」

「私にもそういうコネができればなー、幽香に教われない野菜の育て方とか聞きたいのに」「秋神様でいーんじゃない?」

「いい加減に話聞けっ!でないとぴゅっぴゅっp」

「「うっさい」」 雨符『雨麒静香』、そしてボムボタン連打で雷雨『麒麟雨(キリサメ)』。朱鷺子は普通にクナイ弾連射だった。

後に残るはびちょ濡れで黒焦げの中華娘が一匹。という訳で中ボスのオレンジ、撃破である。


「うちの弟子を吹っ飛ばしてくれたのは貴女かしら?」

華人小娘な龍の字、こうみすず…変換ボタン押すの忘れた、紅美鈴(ほん・めーりん)である。

2ボス 龍神神拳継承者「紅(ホン)美鈴(メイリン)」 ♪デザイアドリーム


「中国ネタも久しぶりよね、朱鷺ちゃん」「門番さん、一時期は名誉会員でしたからねー」名無し扱いの日があったのか。大変だね。

「それはともかく、お客様の朱鷺ちゃんはおいといて最近とったばかりの弟子を倒されちゃ師匠としては相手をしないわけにはいかないわね、覚悟しなさい。前回とは訳が違うわよ?」「うん、それはわかってる」

さっそくボムを撃った。ゼロ距離で。

2面ボスに格下げだもんね。楽勝よ。ということでボム2消費して次の面へ。

「それにしても北斗有情断迅拳された時は困ったわ」「当たった後数秒してから死ぬ寸前で喰らいボムしないとボム押そうが残機減ってましたからね」「まぁ、それは、うん。勘だよ。巫女ほどじゃないけど」
「せめて『彩光蓮華掌』ってゆってください、スペカ宣言したので」だが断った。



幕間、お次は慧音の神霊廟。2面である。

「こんにちわー!!」「ああ、こんにちは」

以上。1面で妹紅とじゃれてただけあって完全に残機もボムもトランスゲージも消費していないまま墓地送りである。

一方のアリスは命蓮寺の墓地に向かう小傘を粉々にしてしまい、この後瀕死の小傘を見た慧音と衝突することになるのだが、割愛。


        「Bonsoire」

なんか引き籠りの挨拶が胡散臭かった。さて、朱鷺子と別れて図書館である。

3面 「LittleDevil May Cry」 ♪ヴワル魔法図書館 by 東方萃夢想
 presented by 紅魔間 〜地下図書館

「私は確かに紫色だけど、胡散臭いは違くない?」「と言っている間にも二十三秒が経ってしまった」「ああわかった。とっととレミィのとこに向かうがいいわ」

どうやらぱっちぇさんは通行人Pのようだ。それでは中ボスはいないということで……

「「ここからは!私たちの時間だ!」」

………。目の前に絶滅鳥類と駆逐対象の蝙蝠が現れた。

中ボス 名無し連盟副会長「通称『朱鷺子』」
3面ボス 名無し連盟会長「通称『小悪魔』」 ♪Battle1 by 「Devil May Cry 3」

「腰振りオッサン!ですね、わかります」「?腰は振りますが小悪魔ガールですよ?」「こあちゃん、はしたないから腰振るのやめなさい」

こあちゃんがなんか色っぽかった。なにそのスタイリッシュ装備。

「それでは朱鷺子、任務完了をここに宣言します!」「うむ、よくやった!残りボムいくつ?」「残機4のボムゼロです!では私はこの辺で!」

どうやら1面からずっと3面中ボスが出ずっぱりだったみたいだ。確かに1度出てれば次の面から行けるけどさ?同時に相手するわけでもないし。ともかく、今はこあちゃんだ。

「そでじゃ、天則式に行きましょうか!『紫雷「ネヴァンソロライブ」』!」「お前さっきまでニコ動でDMC3見てただろ」
雷を帯びた蝙蝠の群れを避けながらひたすらショットを撃ちまくる。本を痛めたくないので花符装備で弱風状態。代わりに鈴蘭の花弁を巻き散らかしてやる。

「ちょ、毒花散らかさないで下さいよ!後で掃除するの私なんですから!それと『はなびらのまい』するならちゃんと2ターン後に混乱して下さい!」「私マイペースだもーん、行けー!スーさんフェアリーズ!」毒の妖精が小悪魔に纏わりつく。勝った!第三部完ッ!

「それじゃあ誰がこの面でボスを務めるんです?」「……咲夜さんの取り柄奪っちゃだめでしょ」毒精達がみんなポルナレフ状態だった。それをやっていいのは承太郎と咲夜さんとDIO様だけだって。

「『瞬銀「シルバーチャリオット」』、相手をシルバーチャリオッツの持ち主に変えてしまう恐ろしいスペルです。正確には魔法少女キリカちゃんみたいな奴ですけどね。」速度低下による疑似的な時間停止もどき。オービタル7みたいな奴か。とんだロマンチストだな。

「さあ、トドメと行きますよ!『分魔「ドッペルゲンガー」』!」「二人分のオラオラッシュを止められますかァ〜!?」

「いや止めなくても勝てるから、それ」
個別撃破でなければどうでもいい。天則ルールで同時に複数種類のスペカが使用可能だったのでコスト3払って全体攻撃をしてやった。

  対魔「黒風白雨(こくふうはくう)」



「魔理沙の速度に関係なく箒に乗れないくらいの風でぶっ飛ばすスペルのつもりだったけど、……少し威力を落とさなくちゃね」
黒焦げの小悪魔を見下ろしながら、我ながらチートすぎるなーと感想を述べる麟であった。

小悪魔は思う。もうこれ以上私がやることは何もない。素直に負けを認めようと。
しかし、

「あれ、なんでこっち来るんです?もう私降参したので4面進んでいいんですよ?」「こあちゃん。格闘ゲームではね、相手の体力ゲージをゼロにしなくちゃ先に進めないんだよ?」

3面のタイトルだが、あれは間違いだった。正確には、「LittleDevil Must Die(小悪魔は絶対に墜つる)」。


第二部と第三部を纏めておわり。いよいよ6ボスの待ち受ける4面である。
麟はまだ4面ボスがレミリアである事実を知らない。
さて。いまだ空白の4面以降、書き上がるかしら。

いっそ体験版にしとこうかとも思ってみたり。その場合は製品版が次回の四月馬鹿にて一般公開されます。きっと誰も覚えてない。


Q.ところでうそそわ以前の四月馬鹿企画ってあったっけ?教えてえろいひと
A.どうでもいいけどくるみちゃんかわいいよウフ符


※間にあいませんでした(四月二日)。また来年お会いしましょう。
どうせ、冴月麟です。2回目。
作品情報
作品集:
1
投稿日時:
2012/04/01 16:53:12
更新日時:
2012/04/02 00:10:36
評価:
1/5
POINT:
11847832
Rate:
394928.57
簡易匿名評価
POINT
0. 4070055点 匿名評価 投稿数: 4
3. 7777777 名前が無い程度の能力 ■2012/04/01 23:04:57
この冴月麟のSSは素晴らしかった!ネタも内容も!だが、しかし、まるで全然!満足できる量には程遠いんだよねぇ!
というわけで続きを期待。豊富なネタと考えられた設定が面白かったです。
たとえ来年になったとしても覚えてますよ!
名前 メール
評価 パスワード
<< 作品集に戻る
作品の編集 コメントの削除
番号 パスワード