三人寄れば高速増殖炉「もんじゅ」

作品集: 1 投稿日時: 2012/04/01 14:39:54 更新日時: 2012/04/01 14:39:54 評価: 4/11 POINT: 32269191 Rate: 537820.27

 

分類
花映塚霊夢
三巫女
「赤の霊夢!」
「青の霊夢!」
「緑の早苗!」

 三人が合体すると光の三原色により白色光となって消滅した。


























「全く……紫がいなかったらお前ら、全員光エネルギーになっていたんだぞ! 岩男か何かじゃねーんだから」

 魔理沙が三名を説教するのは無理もない。
 危うく3が0になりかけたのだ。誰一人得しない。
 しかし魔理沙は気が付く。そもそも何故3名もいるのか?
 霊夢、早苗はいいとして、問題は霊夢Mk-Uである。

「おい霊夢」
「「何?」」
「いや、そっちはお呼びでない」
「で?」
「お前、なんで滑らかに増えているんだ?」
「ああ、それには深い訳があって」

 魔理沙は簡潔な回答を望む。
 理由はそこまで興味が無いからである。

「私ってさ、質量を伴う移動できるでしょ?」
「スぺカの時に使ってくるアレか?」
「そそ、んでね。アレを大量にやっていたら、なんか生まれたのよ?」
「はっ?」
「ああ大丈夫、無精卵だから汚くとかないし、むしろエコロジーで地球に優しいし」
「そういう問題じゃないだろ……」

 頭が痛くなってきた魔理沙はダブル霊夢から、早苗に目を向ける。

「やっぱ戦隊モノといったら合体です! そこに合体があり、ロマンがあるから、私も混ざるのです!」

 増えた霊夢が一人に戻ろうと合体しようとるのは、なんとか理解できる。しかし、何故早苗がその中に混ざっていったのだろう?
 彼女が乱入しなければ、赤と青より新しい八雲紫が発生したかもしれない。
 あの胡散臭い妖怪が二名になるより、光となって消えかけ、助けられるシナリオのほうがマシな結果だった。
 霊夢が消えたら悲しむ人間、妖怪は多いだろう。
 そして、紫が増えても誰も得しない。
 魔理沙は早苗の勇断に気が付いてしまったのだ。

「早苗」
「なんですか?」
「ありがとな」
「?」

 意図は伝わらなくてもいいのだ。所詮は魔理沙が導き出した自己解答である。
 さて、問題は解決していない。
 霊夢在庫(青)を処理しない限り、また事が起こる可能性がある。

「私の代わりに巫女の仕事しない?」
「絶対イヤ」
「なら、やっぱ売りつけるしかないわよね。紅魔館とかなら高く買ってくれるかしら?」
「お前、容易く自分の分身売ろうとするなよな……」

 正規的な手続きで分身を消してやりたいのは山々であるが、そもそも正規的に生まれていない。自分で消せるから分身は便利であって、消せない分身は単なる害である。
 やはり、合体以外に手段は無いのだろうか?
 そんな時に外野からの声が入ってくる。

「それにしても……合体ってキモチイイんですね」

 唐突も無く、早苗は発言によって爆弾を投下する。

「どういう意味だ?」
「そのまんまですよ。魔理沙さんもやってみたらどうです?」
「嫌だよ……霊夢と合体なんて……」


























「赤の霊夢!」
「青の霊夢!」
「黄色の魔理沙!」

 三人が合体すると色材の三原色によりブラックホールが発生し、幻想郷は消滅した。

 ‐完‐
 NG集

「赤の霊夢!」
「青の霊夢!」
「黄色の魔理沙!」

「あっ、貴方は! 長い爪と小物臭、裸エプロンになるしか存在意義が無い赤青黄さんじゃありませんか!」
「…………」



「青の霊夢!」
「黄色の魔理沙!」
「赤の霊夢!」

「あっ、貴方は! 禊のスペシャリスト! 信号機ならぬ真・豪鬼さんじゃありませんか!」
「愚か者め!」
詩所
http://kansantosyokan.web.fc2.com/
作品情報
作品集:
1
投稿日時:
2012/04/01 14:39:54
更新日時:
2012/04/01 14:39:54
評価:
4/11
POINT:
32269191
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537820.27
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0. 8269194点 匿名評価 投稿数: 7
2. 7777777 カンデラ ■2012/04/01 14:56:26
アクエリオンネタかいww
3. 7777777 奇声を発する(ry ■2012/04/01 15:00:04
ちょww
4. 7777777 名前が無い程度の能力 ■2012/04/01 15:05:03
赤の霊夢
緑の早苗
って見てたら脳内で赤いきつねと緑のたぬきのアレが再生された
8. 666666 名前が無い程度の能力 ■2012/04/01 19:50:28
めだかネタと豪鬼w
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