りんりんりんりんりんりんりん

「一輪！　大変よ！」
　朝もはよから命蓮寺に絶叫がこだまする。

　こだまでしょうか、
　いいえ響子ちゃんです。

絶叫の主は村紗であった。
「どうしたの、ムラサ。そんなに慌てて」
「一輪の実家から速達がきたんだけど」
　村紗の手に握られた封書は既に開封されていた。
「人に来た手紙を勝手に読むのはどうなの……」
「いいから、落ち着いて聞いて。大変なのよ」

「それで手紙にはなんて？」
「あのね……」

「一輪の妹の二輪が三輪車にのって風鈴を買いに行ったところで四輪駆動車に乗った末の妹の七輪がお燐の車輪に巻き込まれたところにコリン星人のゆうこりんがゆうかりんと一緒に競輪上に行くところに遭遇したところ近隣の森林で造林していた香霖とゆかりんが不倫してたのを見たえ〜りんの君臨する永遠邸の呼び鈴が故障したのでニトリんのアドレナリンが臨界点を突破たところに通りがかった一輪の妹の七輪の一つ上のお姉さんの六輪が樹木希林のモノマネをしていたら七輪の四輪駆動車の前輪が脱輪したけどとっさに持っていたタンバリンのおかげで宙ぶらりんになったけど大車輪をして事なきをえたんだけどバイオリンを持ったプリンズムリバーの長女がプリンじゃなくてマーガリンをマーガトロイドと作っていたところに幻想入りしてきたガガーリンとチャップリンが七輪の四輪車に乗ってきたけどまあそこはどうでもよくって紅魔館のほんみりんさんがじつはみりんじゃないということに気がついたマミゾウさんが私もマミリンと呼んで欲しいなどと寝ぼけたことを言い出したのでひじりんの逆鱗に触れて九分九厘の確率で映倫に怒られそうなおしおきをしようとしたけど突如五輪強化選手を目指し始めたナズーリンのおかげでちゃりんことちゃんこ鍋だけで被害はすんだんだけど結局何が言いたいかって言うと……




























ダージリンの茶葉が切れたから里で買ってきて欲しいそうよ」