まじかる☆まりりん

雪も解け始めだんだん暖かくなってきた博麗神社の境内
霊夢は境内を掃き掃除をしてた。
すると突然、何の前触れもなく箒が折れてしまい掃除が続けることができなくなってしまいました、このままでは掃除を続けることができません
「とうとう壊れてしまったわ　予備の箒はないし　里まで下りるのはめんどくさいし」
「困ったわ、どうしましょう」

すると
「お困りですか？」
「そんな時には私にお任せ、はーいまじかる☆まりりんだよーん！」






いきなり何時もの黒いエプロンとは違うピンクのひらひらした外の世界でいう魔女っ子の服装をし、
トレードマークの箒の代わりに怪しげなハンマー（柄は孫の手つき）をもった魔理沙が現れました
「…」
「霊夢　まじかる☆まりりんだよーん！」

「魔理沙いったいこの格好はどうしたのよ、また変なキノコでも食べた？」
「いや正常だぜ、最近香霖堂でパーソナルコンピューターでwind○ws98というやつと、ゲームソフトを借りてきて
魔法の研究に生かそうとしていたら、話の中にぽんこつな魔法少女がいて実際に魔法を使って困っている友達を助けているシーンがあったから
新たな魔法を発見するために真似をしている最中だ　あと私はまじかる☆まりりんだぜ」

対応に困る霊夢でしたが予備の箒もない状態だったうえ、面白半分で魔理沙に頼んでみることにしました

「なんでもいいけど、じゃああなたがこの箒を直してくれるの？」
「もちろん、魔法のハンマーでなーんでも解決よ！」

「それじゃあお願い」
「ぴんぷる　ぱんぷる　ろりぽっぷん　まじかるまじかる　るんらら　そーれ新しい箒よ出てこい　にゃう〜ん」

するとどうでしょう　まりりんは自信たっぷりにポケットから
高さ３０ｃｍぐらいの小さなぼろぼろの箒を取り出してきました

「はい　霊夢これで境内を掃除するといいぜ」
「これでこの広い境内を掃除しろと　できるわけないでしょ、それにいつも魔理沙が持っているほうきはどうしたのよ
それを貸して欲しいのよ　こんないかにも無縁塚で拾ってきたゴミのようなもの渡されても　使えないのよ！」

すると、まりりんは申し訳なさそうな顔で
「といってもいつもの箒は今修理中だし、今手元にあるものがそれしかなかったのだぜ…」
「ああもういいわ　結局まじかる☆まりりんの魔法も役に立たないし、魔法少女もたいしたことないのね」

その言葉でまりりんは、とうとう泣き顔になりながら
「霊夢のばか〜」と言いながら持っていたハンマーを振り回し家の中にあった食器を壊し始めました


霊夢は怒るより唖然となりこの光景を見守るほかありませんでした。

こうして今日もまじかる☆まりりんは大活躍　魔法のハンマーでなんでも解決よ