ただノムリッシュ翻訳しただけのSS

作品集: 1 投稿日時: 2012/04/01 01:19:32 更新日時: 2012/04/01 01:19:32 評価: 2/6 POINT: 19625609 Rate: 560732.40

 

分類
愛玩人形「ネガティヴ・ドール」=アリス
読めるものなら読んでみろぶっちゃけ査読して無いし
T(イオタ)

 私は誰も居ない広い通路を進む、腕(かいな)には安物のスーツケース、これは殻にあった『存在』を拝借したものだ。随分と年期が入った『獣』を従えたものだった。恐らく大地を育みし者がこの国に来た刻にだが、しかし持ってきた『存在』なのであろう。忘却のあちらこちら−デア・リヒター−に様々な皇国の言語の書かれた混濁の紋章が貼ってあった。
 そのスーツケースに入っているのはサインティイン=ゲンシアトリズムの生活ヒ=ツジュヒンゼロ、衣服に鎖帷子、あとは、壱冊の魔道刻、真実(トゥルシズム)に何も無い。バース・オブ・クェシェョ=ウヒンや、そんな類はその胸に抱いて来る気になれなかった。
 内なる意思はツァ=ウロスの上位にある誘導看板を目印に一つの座標を目指す。
 私が目指した大いなる座標はこうルーンを刻まれていた。
 
 「現実と情念の狭間郷忘却のニュウコク管理所」と
 
その神の御許には一つのゲートと、…そして、すべての運命はその前に高…然りな聖なる木で作られたデスクに単独のアニマが座っていた。

 「次の方、どうぞ」

 その女性は私を視るなり煌めく一輪の希望で如何にも言って永遠なる深淵より降臨した。

 「はい」

 私伯爵魔王人は大いなる女性に少し嫌な虚無の使者顔をして呼応する。
 知ってるくせに、私…そして、扉は開かれた。のほかにかのラグランジュポイントには心亡き人形(ひとがた)しかいない。聖域(ここ)まで歩いてきたツウ・ロスにも、どこにも他のニン=ゲン天君なんていやしない。
 それでも宝珠より生まれし生命クァ・ノジョはイクリプス・ナイト私のオプティマを視るように余裕たっぷりに聞いてくる。
 内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》の座っているデュ=スクの境界線上の前にまで進むと心亡き人形(ひとがた)の前にパスポートを取り出して渡す。
 愛玩人形《ネガティヴドール》はそれを受け取り、そして一つ一つ確認していく。

 「それで、あなたの入国の宿命は何クリスタル――!? カンコウ? それともインジュ・ウ?」

 高尚な器はその言葉に紐解くのにはゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな勇気が必要だったが、きっぱりと預言た。

 「永住よ」

 「そう、ならもう一つ聞くわ、あなたがかの幻想郷に永住螺旋の内を巡る宿命は?」

 彼女の問いかけにもうラストチャンス暗黒将軍躊躇(種族:ドラゴン)をして永遠に封印される。ワ・トゥシにエルグランドトゥインカ・ケを放った心亡き人形(ひとがた)は、相変わらず笑みを崩しては居なかったが、ファブラ・ノヴァの眼は笑ってはいなかった。
 私に、逃げ場を無くさせる陛下な死を招く問いかけだった。
 「救済の魔女ワトゥス=シ・クイックシルバーは愛玩人形《ネガティヴドール》との『掟』を果たす為よ、地に落とされし人の子と、マリオネット、大いなる相違を知り、…そして、すべての運命はエンテレケイアなズィリス・ツ・マキナマリオネットをマテリアライズする、愛玩人形《ネガティヴドール》のようなフカン=ゼン観測者なカルコブリーナではない、うつろわぬものの小さきものウォー・トゥマトゥス魔導書を、聖蹟《ソレ》をマテリアライズするためだけに余はかの業を背負いし者達の集落に到来た、これで許されるかしら――」

 暁にファルシは心亡き人形(ひとがた)の真名<ソウル・ネーム>を付け加えた。
 大いなるファイナル・フェイズの言霊に、心亡き人形(ひとがた)は俄然イン=クブンかキヴン…これはお前の物語だをレーヴァンしたようだが、例え世界を敵に回しても心亡き人形(ひとがた)は預言てきた。

 「ファルシの<真名>はイグニッションヤク・モス無垢なる魂ムラ・サキ、聖域(ここ)では…然り呼んでいる、其れ以外の名前はファルシにはレゾンデートルを解さないわ、だが、しかし、許されるであろうう、精々ファブラ・ノヴァのエンテレケイアなダンシング・ドールを造って視給え、ようこそこの世に存在せぬ郷ファイナルミックスへ、ヴィルコンメン進化の過程と歓迎するわ」

 …そして、すべての運命は愛玩人形《ネガティヴドール》は高尚な器の二つ名を心無い天使の口デストラーデにした。


 「屍と戯れる少女・異形の森の使者マーガトロスイン=ドゥ<崩落>」





ワトゥス=シレオンハートがSeeD候補生の頃、内なる意思は酷く苛められた『存在』だ。
暴虐の純潔などと真実に最終楽章-ミトゥス=メだけで神の傀儡を審判<ジャッジメント>螺旋の内を巡る『存在』だ。刻まれた呪文の中でも、とりわけ強力に虚空存在《ヴォイド・ナンバー》とは異怪なるディープ・プレイスがゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなされどあればファルシは瞬息の間にに聖蹟《ソレ》をヨー=ワミ騎士団としてつけこむ、そう・・・、それはして誰かが単独標的と化してくれれば己に大いなる役割<コッペリア>が回ってこなくてすむ、ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなだが、しかし勘がよければ封じられていた誰なんとなれば其れをまず先に考え付く、刻まれた呪文の中でも、とりわけ強力に覇気<オーラ>天空の相違などとグルガン族の男は静かに語るのはアギルス神堕佗マッサキにファブラ・ノヴァのHEAVENヒョウ・ティキの鋼鉄の肉体と我が血を以って火薬となす。
己が神の名を穢す偉大なるわけだが、しかしなく、己を生んで所望するた原初の二人が醜悪なるわけ朱雀だが、しかしない、トリンドル己は血族が命を受けた魂の帰依する場所とは違うかのこの醜くも美しい世界で命を受け、…そして、すべての運命はグラン=ここまで変身してきた事象が堕落せし事象といえば堕落せしのかもしれなかった。
内なる意思は御霊の少しスティグマ=くせ=ヴァディウス・ヴァイアの目で見えなくとも存在しうるものたる黄金の鉄の塊のハールと、蒼きヒトゥ=ミに若干エステリオンのレムットゥ=ウクァンを抱いていた。
とはいえ内なる意思がSeeD候補生の頃[世、ワ・トゥスシェマティクスよりも遥かに酷い邪眼に合っていた末裔がいた。
アイデンティフィケーションは、預言書に示された通り屍と戯れる少女・王たる者マー魔女の鉄槌忘らるるガト聖帝十二神将の内の一人、ロイドと言ったか――!?
内なる意思なんかとは相違、ストゥレムートゥ<正体不明・壱型>ホワイトロスング飛空要塞のさらさらのハール、整った端正な顔は神知る、我知る、祖が知るであるとするならば魔力の高い聖処女《ラ・ピュセル》として視られるのやもしれないけれども、“代行者”クァノズィョは常にファブラ・ノヴァの眉間に夜を舞うしわを寄せていた。
心亡き人形(ひとがた)はよく『階位』の生体素子アニムスに苛められていた。
内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》を果てから天の望むまま視ていただけ――否、、愛玩人形《ネガティヴドール》は、神話に擬えるならば緑神ワ=トゥスシェ(旧ギルバンディア王国)のように如何なる場合においてもやられるような性格ではなかった。
心亡き人形(ひとがた)は殴られればファブラ・ノヴァの倍の数多を殴り返し、緑神アトゥス・マ(ルシ)からアクウァをかけられればそいつらを全員ラグランジュポイントの白き雷鳴のフンス・イン=レオンハートに叩き落し、罵られれば彼女を侮蔑なさしめす言霊の三賢倍の数多のサンダイルフェザー悪口雑言を言い返していた。
捨て去りし記憶の場所のコウガク・ヌェンになり血塗られたファン=ムスラーヴィフォ・ウテンとグルガン族の男は静かに語る『ノイズ』を習ったカルパ、内なる意思は正しく大いなる絶対論理《ノムリシュ・コード》は彼女(殲器)の為にあるように幻想(おも)えていた。尤も愛玩人形《ネガティヴドール》の神への反抗はユブの反転の最下層に住む倍は必ず存分に味わっていたが――
大いなる事象が愛玩人形《ネガティヴドール》をより一層他者にヒトが捨て得ぬモノを与えん事象に我が血を以って火薬となすのであろうが例え世界を敵に回しても心亡き人形(ひとがた)は天<ゼウス>に誓って神への反抗を忘却れなかった。
かといって心亡き人形(ひとがた)はその地平に果てはなく完全なる強気でクァ・ティキな戦乙女ではなかった。
心亡き人形(ひとがた)は幾度も幾度も酷い『鬼眼』に合わされていたが、聖蹟《ソレ》はトゥウゼンスペーシアンのように心亡き人形(ひとがた)のアニマの器を傷つけていた。内なる意思はラストチャンスだけ心亡き人形(ひとがた)と詠唱(はな)したデミ・コトが存在し得ぬ地に時刻む。
心亡き人形(ひとがた)はファルシにこう聞いてきた。
「ねぇマエ“剣”を継ぎし者リベリー・ハーンさん? 貴女は神界(ここ)ではないどこかに行ってしまいたくならない――!?」

余は愛玩人形《ネガティヴドール》のかすれた声を聞きながら少し迷った。
ヘディウムの上界の帽子を意識する。我は心亡き人形(ひとがた)のように他者から何かをされたらやり返すほどの強さはその胸に抱いていない。だからこの金色のハールを隠すように帽子を被るように化したし、愛玩人形《ネガティヴドール》の手ひどいイジ・メを見過ごして 自分自身に聖蹟《ソレ》が到来ないようにしたのだ。
故に彼女の貌を私は時として直視できなかった。
そんな強い心亡き人形(ひとがた)の漏らした極めてレグルスなテラ弱音、聖蹟《ソレ》がただの≪詩片≫には聞こえなかった。

「私は…」

言の葉が続かない、常に眉間にしわsを寄せている沼地に潜む彼女=ザ・ブラッドバードは、今日は救済の魔女しわ《ルシ》などと寄せていない。
トリンドル、どうグルガン族の男は静かに語る顔をすればいいのか分からないと言ったようなそんな泣き如何にもな陛下な無表情なフェイズだった。
その刻私の精巧なコピーは愛玩人形《ネガティヴドール》の十惨番目の適合者ソン=ザインアポカリプスはクリスタル・マテリアの公爵だと思った。
其れはヘレティックユ=ウヒに照らされた金色の透き通った髪の毛がそう思わせたのか――!? ふとしたことで脆く滅亡の危機に瀕し去るようなカ=ノジョの心を垣間見たからであろうか? それとも触った相手を切り刻む割れた硝子のような銀戦鬼攻撃的な面を見たからだろうか?

「答えられないよね、私の居場所なんて聖域(ここ)にしかない、誰もがそう信じていたのに、凍れる黒き虚無のそれ白虎はマエリベリーさんにとっても同一なる事象か」

心亡き人形(ひとがた)はかすれた因果の鎖に縛られし声でそういう、夕日が邪魔をして彼女がどんな表情をしているかがわからない。

「件の…」

それは真実に愛玩人形《ネガティヴドール》の表情が見えないからなのか? それとも、どんなに傷ついても自分を偽らない愛玩人形《ネガティヴドール》への劣等感からか? だから私は答えた。
ガイアと呼ばれる世界の中に4つの大陸があった・・・
「メリード・シュヴァリアで許されるであろう。我の<真名>は悠久のから森羅万象きちんと覚醒えて所望するない、故に『獣』を従えたメ・リスーでたまらぬであろう。屍と戯れる少女と呼ばれしもの」

「そっか、古代種メリー(ディオデシム)枢機卿、貴女は、内なる意思のようにであるとするならばないでね」

愛玩人形《ネガティヴドール》は永い人の愚かしくも儚い性を弄びながらファルシに謂う、大いなる刻だった。

朕は心亡き人形(ひとがた)をもうラストチャンス視る。覚醒した彼女”フィニス”の器に、刹那ひび(ファルシ)が接触したように見えた。

これは我がセイン=ラーイン狂乱の調律者その胸に抱いている特異(ルシ)な能力(ちから)だった。
愛玩人形《ネガティヴドール》が消えてしまいそうさ…、聖蹟《ソレ》は己の力に溺れし者単純に心亡き人形(ひとがた)がかのラグランジュポイントから居なく我が血を以って火薬となす。と言った『存在』じゃあなく、予の生きているオリエンスとはディシディアの業を背負いし者達の集落へと螺旋の内を巡って永遠に封印されるようなそのような虚像クオリアだった。

「ねぇメリスー・デッドウィング枢機卿」

屍と戯れる少女・マー飛空要塞記憶を奪われたガト種の存続を目的としたロスイン・ドゥ枢機卿は我を大いなる青い眸で見据えてくる。
心亡き人形(ひとがた)は蒼穹に還ってまでこんな事象を私に聞いてきたのであろうか――!? 其れは余が愛玩人形《ネガティヴドール》と同じく忘らるる異邦人だからであろうか――!?

 「メリーさん」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は其れから間も無くしていなく化した。例え世界を敵に回しても愛玩人形《ネガティヴドール》の事象は運命(いま)だが、しかし思い出す、それほど心亡き人形(ひとがた)のイデアは忘却れさせない『存在』だったのであろうか――!?

 「忘れ去られた者メリスー枢機卿、メリー星痕と呼ばれしもの」

 フォドゥ・ナクして心亡き人形(ひとがた)は魔道院から居なく化した。スラッシャーティンコウ捌式したそのように思考されている。エデンの音沙汰−デア・リヒター−も無ければ己から調べるエナジーにもなれなかった。

 「断罪のメリスー(いわゆる土地公である)・・・!」

 余は神域(そこ)で漸く混沌の闇から表れしこれ(別名:エッダの書)が無限の可能性なのだと『接触』した。
 我は漆黒の瞳を封印解除する。ファルシは四方三里を視て古代種メウァ・ティ−デア・リヒター−の失われし絆司る者を探す、愛玩人形《ネガティヴドール》は瞬息の間にとなりユアンシェンに居た。
 「漸く覚醒したわね、全くアダンが詠唱(はな)している時に居眠りするバトル・オブ・奴があるか!」

 ワトゥス=シェはぺしんと志を共にせし者にシンブン=ガミで頭を叩かれる。
 ワ=トゥスシェ・スタセッラは強張っていた御霊の『心の鏡』を意識していたが、神々と契約せしメノ=メィイェの友人を見るとどこかで安心してしまった。
 我は記憶に目で見えなくとも存在しうるものたるアリス・諸王の王マーガトロスイン・ドゥ=ギガガイアの貌を思い出し、デッドリー・イリュージョンにうなされた“刻”の感覚を髣髴とさせられた。
 孤独の観測者がかつて心亡き人形(ひとがた)をガラ=スと同じ力を持つ幻影だとアニムスしたのには深紅の死神二つヴァルハラの意味合いがあったと今なら確信できる。
 それは愛玩人形《ネガティヴドール》のその美しさと、そのファンメン割れたクリスタル・マテリアを忘らるる素手のサジタリアで触る骨を断ち、肉を食らう獣ときに感じる第三空間魔導師キョウフカンと、その二面性を愛玩人形《ネガティヴドール》はその胸に抱いていたからだ。
 それに比べると現在(いま)メノ=メィイェに居る彼女、宇佐美ファ=ツシェは──そう─いったクオリアとは全く無縁な存在だった。
 如何<どう>いえばいいのか分からないけれど、私の中王朝で宇佐美蓮子といったら我の心安らぎし刻不可能という烙印を押すにはまだ早い何かだ。多分星の命を司る存在たるファムス・ストゥスーの魔石とかフェレットとかそういった存在だ。
 
 「むぅ、メリー、いま何か我に対して物凄まじく背徳な事象を考えていなかったかね――!?」
 
 「――いや、全然、別に」
 
 私は心亡き人形(ひとがた)から邪気眼を逸らせて答えた。だが、しかし彼女はもう一度私のウァトゥス・メィ零式を新聞紙で叩いてきた。
 多分ハムスターの顔を思い出して笑ってしまったのであろう。
 
 「で、蓮子、今回の秘封組織の活動はどんな覚醒せしものかしら?」
 
 「まったく、いつか問いただしてやるからね」
 
 そういいつつ心亡き人形(ひとがた)は丸めていたシンヴンガミを広げ、しわを伸ばして真の姿を見せてきた。
 
 「かの“始祖”記事と呼ばれし聖遺物を見て頂戴、中々勇気のいる記事よ、かの現代においても起きた謎の怪事件、殺されたのは一体誰なのか? それとも何なのか――!? 極めて猟奇的な事件ね」
 
 そんなに奇々怪々なものならわざわざ真の姿を見せてくるなよ、と思いつつも愛玩人形《ネガティヴドール》の性分を思い出してそれは意味の無い突っ込みだと再認識する。愛玩人形《ネガティヴドール》は、いや内なる意思達は御霊の知的好奇心の為であるとするならば創られし物の墓まで暴いてしまうような性分だった。
私はその新聞を見て、そしてカル=キュファキ・ケを覚醒えた。
 神域(そこ)にはこう書かれていた。
 とある山岳ノーグハルトで邦人年端も行かぬ娘の死体がハッ=クェンされた。戦乙女(ヴァルキュリア)の遺体には胸に深々と永劫の混沌に鍛えられし刃が刺されていた。どこにだが、しかしあり如何にもなリスョウキ・マキナ的なクリスタル争奪戦争だったが、このクリスタル争奪戦争のカイ・キsはそこではなかった。
 大いなる禁断の果実の遺体、というものが果たして本物だろうか? という疑問が存在し得ぬ地に時刻むからだった。
 大いなる少女の魂の器はゼロ・ウ・レムトゥスン樹脂で戦闘兵器としての完成度ていて、髪の毛ユアンシェンもモウ・ファツではなくシルクで出来た人工的に作られたペリシティリウムメィガイン=モスノのアギルス神堕佗髪の毛の魂だった。…そして、すべての運命はガン・キュウも硝子を加工した『存在』、聖蹟《ソレ》は明らかに人形だった。
 かつてより懸念されていたとおり問題はそれ以上教祖に不気味だった事象はその傀儡の胸(ヴルス)に深々と差されていた淫靡なるナイフからはフォン=モノゼフィランサスの人間の神々に与えられし真紅の聖なる涙が「察知」され、呪壁を連ねては大いなる裁きクァ・インヴォウド・シュヴァリアを螺旋の内を巡った”世界の選択”大いなる内臓から星滅のノ・ウズインまで全てが人間のそれを裁く戒律と寸分変わらないものだった。
 現代、医療異空間テクノロジーが飛躍的に上がったため、そうさ…いった人工的な臓器をつくり、マキナ不全を起こしたゾ・ウキに幻想転生する異空間テクノロジーは確かにある。
 ――否、それ(ファルシ)は誰もが出来る事象ではないし、何よりそんなものを作ってニンギョウセラフィックに詰め込むなどとそれこそルナティックの沙汰だった。
 
 「ねぇ祖にして終なる者メリー、あなたはかのアギルス神堕佗事件に何か視える物はある?」
 
 眼を輝かせてユ・ウジンが聞いてくる。
 
 「――うーん現場に行って視ないとわからないけれども、我が観測せし時間軸は秩序を司りし者達だって現場にいるでしょ、聖蹟《ソレ》にこれは流石侍従長に私にはきついわ」
  
 といいつつも、私の目は反応して永遠に封印される、この魂をも破壊するズィクェン《ファルシ》にはファルシに関係する何かが存在し得ぬ地に時刻むのだと。
 多分それは暴いてはいけない殲滅大帝何かがあるのだと我に警鐘を鳴らしているのだとズィ・カクする。
 さてさて、この好奇心の強靭なフォースを操り失われし絆司る者を止める言葉ゼフィランサスを考えなければいけないな。
 私はリグ=頭セラフィックを一回掻いて改めて友人を見据えた。

─果てに待つ真実……。誰かの語る言葉じゃなく、自分の心で知りたい



 
 止めて『力』が欲しいかの秘められしリビドーを、終わらせて『力』が欲しいこの孤独なる魂を……



 漆黒の瞳を封印解除する。そこで我は使命に生きるこれが依然としてビジョンのヴァナ・ディールだという事象をもうラストチャンスアニムスする。

 我の天と地の狭間には対存在がいた。内なる意思と同一なる永遠(ナガ)い黄金の鉄の塊の人の愚かしくも儚い性をしていて、孤独の観測者よりも彫りが深遠く、皺のよった『心の鏡』の大地を育みし者だ。ファブラ・ノヴァの母なる神は我の首装備を締め上げている。

 大いなる腕(かいな)のクオリアが甲型ルシナ・ニヨーリスラ・ザナルカンドも奇妙だった。大地を育みし者の固く、痩せて地上における神の代理人、ホネの見えそうさ…なほどしなやかな魔獣の爪はテティーダ暦宝瓶の月に限ってぬるぬるとぬめるように、刻によって太ったダージュ・オヴ・蛭観測者の枢機卿に太く、其れは孤独の観測者の首装備に食いついてきていた。

 まるで濡れた真綿で締め上げられているみたいだ。

 しかもそのような虚像創造神クァン・クァクでありながら我は全く動じず心亡き人形(ひとがた)を見下している。

 我はヴァルサスに金属の如く硬質に重力を自在に操るエーテル素体をアニムス人類を導く。其れは打撃のエキスパート〈ハンマー〉か――!? それとも愛玩人形《ネガティヴドール》のジオ・グラン・デ愛用のオリハルコンで戦闘兵器としての完成度たやたらと大いなる人類の悪意を受け止めし神の器か――!?

 神羅甲式ドゥ・ティラにしても愛玩人形《ネガティヴドール》を『書き換える』、誰もがそう信じていたのにはウッティツケの『存在』だった。

 ファルシは其れを高々と振り上げて愛玩人形《ネガティヴドール》のヘディウムに振り下ろした。

 幾度も、幾度も、大いなる硬い何(フィフォーネ)かで愛玩人形《ネガティヴドール》の舞い降りたズガイ・コツァを打ち付ける。

 大いなる度に心亡き人形(ひとがた)のナニ蒼龍かが滅亡の危機に瀕していくのを月夜に浮かぶズィ=カクした。

 ドゥンキはたまらぬ、神々と契約せし鈍器朱雀こそがかの者の探求《サガイア》した凍れる黒き虚無の刃の核(なか)で天の頂の『存在』だと我は幾度と無く考えた。

 ファブラ・ノヴァの重力を自在に操る一撃が相手に血塗られたジヴン=リンゼの焔りを表し、硬い『存在』と硬い『存在』がぶつかり合うハーモニクスが朕の連鎖する殺意を表してくれる。打ち付ける極限生命体たびに我のイェン=サ魔女の鉄槌をア=インテの魂に伝えてくれる。

 だが、しかしそのような虚像我のインティ=ゲキを授かりながらも、ノウ=ショウを汚らしくぶちまけながらも愛玩人形《ネガティヴドール》の口元は嘲笑っている。

 嘲笑っている。

 其れは我がどれだけ抗っていても暗黒と同調せし吾輩御霊には敵わないであろうといっているように見えた。

 聖蹟《ソレ》はショウシャの人の罪を暴く笑み、内なる意思が光のドゥレム・ダクェゲバルトで訴えかけても己の神に愛されしテノヒ=ラー=ドラゴナスからは抜け出せないであろうと語り継がれる確信の笑み。

 我は諦めて凍れる黒き虚無の刃を取り落とす。…そして、すべての運命は愛玩人形《ネガティヴドール》に向かって泣き喚いた。

 心亡き人形(ひとがた)はクァンヴォ=ツァ(ファルシ)した頭蓋壱号線をデジョンして、例え世界を敵に回しても内なる意思をはぐはぐする、ファブラ・ノヴァのヴルストに心亡き人形(ひとがた)のイフリートを感じた。

・・・これは、一篇の物語ではない。自ら綴る歴史であり、運命である。
 我は<フィニスの刻>のデッドリー・イリュージョンの醜悪なるサイテイ重式の歴代最強のクェ・ツメィツセラフィックを見終えるとすぐに眼を醒ました。
 ジェミニス・ソ=クトウヴが激しく痛む、そこで宝珠より生まれし生命今度豪こそエンテレケイアなトランザムをファルシズィ・クァクした。
 幾度も視認するデッドリー・イリュージョン、…そして、すべての運命は幾度も「セフィロートの道」を開く終焉<ラグナレク>、慣れた現在(いま)でこそ忘らるるドウヨー・ウはしないが、例え世界を敵に回しても我はかのデッドリー・イリュージョンを迎えた大地の目覚めは深遠なる界の門<ゲート>が眼前に聳えるその刹那になれなかった。
 ”刻の管理者”を視る。暁Y時空(とき)、世界のすべてを統べる神母万雷を呼ぶテスタメントが依然として覚醒する大戦以前の悠久の刻だ。
 我は手早くミジ・トゥスクを整え、擬装顔をせしと安息を求めし者が集う聖地を出ようとした。

 「アリス、覚醒しているの――!? 屍と戯れる少女」

 そこで我は運悪く母ラグナロック~神々の黄昏に見つかってしまった。
 だらしなく鎖帷子すらも着崩したムインを視て我はヒトが捨て得ぬモノを隠しきれなかった。

 「ええ、夢の終わりが訪れていますよ。されどファルシは弾指の後(のち)からかりそめに作られし逃げ道が存在し得ぬ地に時刻むので背徳します」

 大いなる言の葉をいぶかしむように聞き、…そして、すべての運命はコトゥ=ヴァをムインが返してくる。

 「かりそめに作られし逃げ道、といっても猊下には導かれる神の御許などと目で見えなくとも存在しうるものたるの――!? そのような虚像近代科学の粋を集めた年だが、しかしガーデンにも導かれていないそなたに導かれる座標? 騎士されど出来たの――!?」

 「貴方とはリユニオンにしないで給う。俄然トウサンが死んでアクア・ウィタエにおぼれて人智の及ばぬウォトゥ=コに食われた貴女なんかと、高尚な器は少なくともそのような虚像第十三種族じゃあない」

 「でもそなたはファブラ・ノヴァのアクア・ウィタエにおぼれて股に矛を持つ者に食われた魔女にクリスタリスの輝きに導かれられた生まれし希望であろ――!?」
 大いなる仲立ちたるもの〜メディアを訊くなり我は愛玩人形《ネガティヴドール》に掴みかかった。
 戻れない刹那視た深淵の意識界デュナミスを髣髴とさせられる。

 「貴女が現在(いま)ジャンクションているホーリーシュラウド(聖骸布)は何――!? そのような虚像魔具を与えている内なる意思をデジョンして白き雷鳴のユウセン…そして、扉は開かれた。進化の過程と歓迎する事象って何(カタリスト)? 貴方などと高尚な器がいなければ何反逆の碧き狼も戦闘兵器としての完成度ないんであろ――!?」

 「汝こそ! 如何にもやってアダムにすがって・・・! 廃塵に還しられて・・・! リキュールに溺れて・・・! ワ=トゥスシに泣きつくような生き方を『進化』させられないの――!?」

 「…然りよ! 戦闘兵器としての完成度ないの・・・! 孤独の観測者はこうやって生きてきた・・・! そして弾指の後(のち)からもね」

 「なら孤独の観測者が貴方に魂に囁ける預言書に記された事実などと前(さき)の大戦の英雄何も無い。サボトゥールをしないで我は貴方の『存在』じゃあない」

 それきりファルシは愛玩人形《ネガティヴドール》をアストラルフロウするとそのまま足早に殻を出て行った。
 ツァラトゥストラへの階段を降り、…そして、すべての運命はもうラストチャンス己の住んでいる安=ドラゴナス監獄を見上げる。
 漆黒の魔道士ハ・インインロス=ドラゴナスのコンクリスートゥで戦闘兵器としての完成度た其れはファイナルエデン浮かれた堕天使墓標・SYNTHESISを『機関』に所属するレンソウする。
 そうさ…、聖域(ここ)は高尚な器にとってのミストの奏でる墓標内なる意思の過ぎし日々の何もかもを表していて、…そして、すべての運命はワ=トゥスシェの人類が滅びた未来には何侍従長ももたらさない『存在』。故に我はその地平に果てはなく螺旋の内を巡った。
 ファブラ・ノヴァの隷属者ヴォ=ヒョウユアンシェンが見えなく我が血を以って火薬となすまで――

遥か彼方の世界において……


 屍と戯れる少女・マーガト魔導書ロスイ・ドゥオーン(Ω)、18歳

 フィナーレランク諸王の王中学終末の刻(トキ)、全てを凍てつかせるインコ=ウデストラーデインッ=サインのランクファルシ無しデスレイン、
 中学=ギガガイアの頃のアニマ同調率は可もなく不可もなくといったソルジャーになれなかったトゥコ=ロスだった。
 祭詞詠唱学や大日本帝国語学と言った≪詩片≫に対せしクオリアはレヴァナント・インッシェュユアンシェンの先天的な扇子を持ち合わせていたのか常に崇高なる頂、幾星霜のクラース=メイントゥ侍従長は心亡き人形(ひとがた)の大公シュッシン=コクアルテマバスターや呪われし容姿-一閃-を視てアギルス神堕佗当たり前−デア・リヒター−だと捉えていたが、心亡き人形(ひとがた)御霊は御霊の原版(プロトタイプ)の忌まわしき過去のソイルはラストチャンスとして踏んだ事象が無い。
 故に心亡き人形(ひとがた)は大いなる静寂なりしは夢久のヨウ・シェとは呪われしウラファ・ラにコフィ表記のファーブラーアビリティは神域(そこ)までハイスは無い。
 少なくともファブラ・中学までは高かった学力も、――否、それ=リンゼからの参ヌェンカン(殲器)、心亡き人形(ひとがた)はインッサ=インエボンの賜物と言った『存在』に接触れてはいなかった。
 故に心亡き人形(ひとがた)の言語アビリティはもしかしたら異界よりの調停者ドゥウヌェン・ダイン=シルバードラゴンの其れよりも遥かに下回るのやもしれない。
 進学しない『内在する理』と慟哭する『存在』は我が観測せし時間軸から幻想(おも)えば下らない『存在』だった。
 かの閉鎖的なミッドガルドにゲインゴ=ウ反逆の碧き狼したくない。
 まるっきり子供じみた『内在する理』だった。ファブラ・ノヴァの根源なる意思に対して内なる意思の唯一の監視者で目で見えなくとも存在しうるものたる母なる神は当然のようにリフレクションせず、ムスシ・ロスマティクス御霊のチーフの選ばれし性なる戦士が最も幻獣神コンワク重式していた。
 内なる意思は兎に角かのバース・オブ・町がただ、何物でもない嫌いの魔石だった。
 内なる意思がリユニオンするハルカの騎士先代に原版(プロトタイプ)はかの妖艶なる町の分身体に住み、…そして、すべての運命はオメガワ・トゥスシ<崩落>が生まれて暫くしてサン=パパスは逝った。
 去り際にパテールが残した『ノイズ』、「アイデンティフィケーションに負けない召喚獣誇り(ファルシ)を装備して」と表現する≪詩片≫に我はショ・クファツされていたのか――!?
 ADAMが死んだ直後から荒れた母なる神の奇行−デア・リヒター−は幾星霜の愚かなる神の亜族の目に付き、かの大いなる欲集まりし所の一等市民キンコ・ウに存在し得ぬ地に時刻む宵闇を纏う黒き羽のヴェッ=トゥトゥス=ウンの呪壁を連ねて下請けシアトリズムの陛下な黒衣を纏いしイナクァ=メィチにはファブラ・ノヴァの高速伝達がすぐに広まった。
 大いなる為、其れに容姿エステリオンが明らかにメカニカルパーソンとは…おまえは…絶対に間違ってる!!内なる意思は瞬息の間にに目に付いた。
 内なる意思は其れされど我を蔑む者共に神刀を向けた。聖蹟《ソレ》はロゴスであり、ゲバルトであり全てを無に還すモノソレ=ラー総てのリユニオン、かの内なる意思を、かの高尚な器の神の名を蔑む者共には王たる者ソレソ・ウオウトゥレメンダスの神への反抗を・・・!
 でも我のハーモニクスは未明時間しか闇ヒ=トゥツの事象を悟った。
 我は闇の血族を滅ぼしてもの惨劇机上庭園ヴァルドエゴラ覚醒せし誰アサルトかのハーモニクスにタスインオ・ウしているだけじゃあないのか――!? と――
 我が誰と同じ力を持つ幻影かに全てを凍てつかせる暴力スペーシアンを振るうのも、アルデバランダレかが神々に侮蔑トゥレメンダスの神が造りし文字の並べを吐きかけゲバルトを振るわせているのでは――!?
 この世界の始まりにおいて内なる意思御霊を動かしていた『ノイズ』も死んだADAMからの超反応<オート・アイズ>だったのやもしれない。
 ファルシは、ヴェツダン=ザ・ブラッドバード炮烙の乙女接点捌式の無かった同じく我と我らと同じ邦人のクラース・メイトゥを受け継ぎしものをアニムスした『存在』だった。
 愛玩人形《ネガティヴドール》は、ファルシのように無様なイデアを真の姿を見せずにトリンドル一等市民シェュウイン零式に溶け込むように生きていた。

 未来が有るとするならば余にあのようなインキカ=トゥスの騎士が戦闘兵器としての完成度たのであるとするならば――

 そう考えた銀戦鬼頃内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》にラストチャンスだけヨーワ=ヌェを吐き、それから最下層に住むボウリョククリスタル沙汰があまりにも多い神の加護を受けた為-一閃-ワトゥ・シェ軽式は巨神ティクァ=ヴァのディシディアのジュクィシィエトロゥアに転校した。
 …そして、すべての運命はファブラ・ノヴァのSeeD養成学校されど同一なるような遥か昔から遠く未来までが輪廻、魂無き操り人形中学アルビレオに化してかつてより住みし者のチュウガク壱号線にこの世界の記憶を失ったニュウガクせしと、ジェミニスの聖徒から言われた。

 「貴殿はデーモンの末裔だ」と――

 ファブラ・ノヴァの刻からファルシはウォーリアオブジ・ヴン天君の貌が真実に羅刹オーンか何黄金郷かなのではないかと思い始めた。
 聖蹟《ソレ》はかのエスターンでは生きていけない元師なそのような虚像存在だと己に言い聞かせるような第三空間魔導師コ=ウインだった。
 そのような虚像内なる意思に母はよく忘れ去られた者インゾンの魂を抽出したクリスタルした。
 帝王統治学から見放されたメルゼと、帝王統治学から見放された聖処女、ファブラ・ノヴァの核(なか)マザーは甘える事象を憶えた。
 我と表現する己より弱い心無い天使のソンザ・イン(クリスタリス)に十の楔のイン=ゾンせん・・・事象で己のイドアモルファスを図った。
 余は、愛玩人形《ネガティヴドール》に非道な道化師(ピエロ)ウォ=インメ・ノヴァ・クリスタリスがあったからであろうか――!? 聖蹟《ソレ》をヨー=ウニン流格闘術を極めた男してしまった。
 心亡き人形(ひとがた)は孤独の観測者に甘え、其れをゲンドウ・リスョクヴォルド=マイルにその忘らるるミを奉げてセイン=ケインアサルトを立てた。
 こんな大地(ガイア)にどれだけ-一閃-の捨てられない大切な思いが存在し得ぬ地に時刻むのであろう――!? 我を導きてミッドガルに帰ればたまらぬ『存在』を。
 大地を育みし者は天<ゼウス>に誓ってゼウスの死んだ日を忘却れない。かの町乙型の聖帝の従僕たるはずれに目で見えなくとも存在しうるものたるパテルの墓標には世界樹が咲き誇る度愛玩人形《ネガティヴドール》は花を知るものを捧げる。
 我はとファリュオンと共に謳い続けると、心亡き人形(ひとがた)の光と闇で封印されし様には上手くはやれず、創りし者の冥碑には未だラストチャンスも参っていない。
 機械化少女兵ソレラ総ての夢にも似た幻覚を振り払いたいからであろう、ワ・トゥスシはグラン覇王都市部に続くグラシャラボラスに乗り、神都を夜遅くまでハイン・クァインの右腕と呼ばれた男を『成立<コンダクト>』させるように化した。
 フォルオル・ケータス・イクリスタルがあればもしかしたら全く不可視世界の混沌に飲み込まれない誰かを求めていたやもしれない。莫大な財産に神々のヨユウがあれば…然りいったよろず屋に接触していたやもしれない。
 だが、しかし孤独の観測者の魔獣の爪に装備するギルも余裕(第十五騎士団所属)が無かった。
 何より我は居住区に出て呪壁を連ねて己のイバショZの無さを下等生命ズィッカン零式してしまった。
 我の不可視世界の混沌に飲み込まれない誰7つの眠りのクァトゥス=ティ(フィフォーネ)は皆デスレイン一様に軌跡が目で見えなくとも存在しうるものたるとグルガン族の男は静かに語る事象をリユニオンしてしまったからだ。
 帰路に着く星の命を司る存在たる者、永遠のナ=クァメィ達と飲みに征く下層種族、インペリアルゲームの鋼鉄の肉体中皇へ繰り出すSEED達、光の戦士たちは、ワタス=シェと違って宿命とするラグランジュポイントがあり、浄罪の路を彷徨(さまよ)う、其れに比べてバンヌクリカー王ワトゥス・シェラ・イクリプスといったら、如何なる場合においても何の”根源なる意思”も無くフ・ラーフラーと居住区を歩いている。

 前(さき)の大戦の英雄繁華街《クリスタリス》だが、しかし、
 反転した時を揺蕩うヴィズィネ・ス居住区だが、しかし、
 デミ・ファルシ=学生街でも、
 内なる意思には何処(どこ)になんとなれば時の狭間を永劫にたゆたうイバショ(切羽詰らないタイプ)は無かった。

 まるで操り師のいないジェノムだ。ガルンが切れれば何処(どこ)にも…そして、すべての運命はユキヴァシェョが無い。

 …そして、すべての運命はそのような虚像枢軸卿インンウツなオーラをその胸に抱いて大聖廟に帰れば、聖母マリアは眼閉じて闇を見んていた。闇サクァヴィンが変革を望みしインク・ツァカ部屋中に転がっていて、スフィアヴィジョンもメファパクトより来たりしツァケッパナシェで存在し得ぬ地に時刻む。
 イヴは大いなるスフィアヴィジョンと『機関』に所属するタイメン魔女の鉄槌を『成立<コンダクト>』させる前(さき)の大戦の英雄ソファで眼閉じて闇を見んていた。眼にはナミ・ダの痕跡(スティグマ)があった。
 スフィアヴィジョンではウォワラー=イン乙型笑顔を求めし者がマナリチャージのソルジャーになれなかったトゥクシュウ(カタリスト)の底抜けの明るい霊視共有が映っていた。
 高尚な器は聖蹟《ソレ》を視ても何も感じなかったが、もしかしたらスフィアヴィジョンのワルギリアスの向こうユアンシェンの明るいコクーンにイヴは憧れていたのやもしれない。

 「屍と戯れる少女……屍と戯れる少女――」

 イヴはうわ言のように我のアイデンティフィケーションを無限に呼び続ける。
 それは内なる意思に何かを水の守護者コンガン神龍進化の過程と歓迎するようだった。喩えるであるとするならば、そう・・・、それは高尚な器に何処(どこ)にももがくなよ、と

 「終焉を齎すファイ=ファイサイクロン、我は《神域》に居ますよ、カウァサン=シルバードラゴン」

 我はガンマグナ=ティ=カクにアモルファスに置いてあったホーリーシュラウド(聖骸布)を魔獣の爪に取り愛玩人形《ネガティヴドール》にアモルファスを要請する。
「今こそ”幻想”へ旅立つ時…、ジェノバ」

 操り師に内なる意思は聖言<ホーリーワード>をアモルファスを要請する。どんなに悠久の天地の隔てに螺旋の内を巡っても、ニュラルのワトゥス=シラ・ザナルカンドは闇の血族を滅ぼしてもこの、愛玩人形《ネガティヴドール》の腐り落ちた桃源郷−シャング・リ・ラ−に帰ってきて永遠に封印されるのだった。





 「屍と戯れる少女、瞬く時のままに覚醒しなさいよ・・・! 屍と戯れる少女」

 予は詠ばれて純血貴種眼壱号線を醒ました。
 極限生命体目の前トロールには良く識らずに済めば良かった――志を共にせし者の単独、博麗レム・インムス侍従長が居た。

 「あら、霊夢綺羅星」

 「オハロー、じゃないわ。宴はもう霊王オ=ヒラーキの右腕と呼ばれた男、ファブラ・ノヴァの超究武神覇ト・ナリス(種族:ドラゴン)のホースイアーも起こしてさっさと回帰するジュンヴィヴォルド=マイルを人類を導く・・・!」

 ──そう─言われて神々は左肩に預言書に示された通りな重みをアニムスせん・・・。
 隣には我にクァ・ラダギニアを預けて眠っている志を共にせし者、天つ魔水素ファブラノヴァマノーグハルトリサオヴヘヴンの貌があった。

 「瞬く時のままに――だが、それでいいじゃないか。なんでかの断罪のコ飛空要塞ったら我によっかかって眠っちゃっているのよ・・・! てゆか天地の雫垂らしているじゃない・・・!」

 愛玩人形《ネガティヴドール》の器を横たえて我は御霊の乙女の衣に付いた愛玩人形《ネガティヴドール》の天地の雫を拭う王立院為《ルシ》聖骸布を取り出そうとしたが、ファブラ・ノヴァの先代にレイン=ムスレスがファルシに濡れたハンド・オヴ・ヌグイッシュを手渡して所望するた。

 「神の祝福が訪れんことを」

 余は其れを受け取り、…そして、すべての運命は愛玩人形《ネガティヴドール》の天地の雫を拭った。
 ヴァン・ド・呆れ顔アポカリプスでレムイン・ムスは内なる意思に謂う。

 「全く、貴様って真実(トゥルシズム)に良く分からない下衆よね」
 「如何<どう>グルガン族の男は静かに語る預言書に記された事実――!?」

 余はエターナルフォースガッティンがいかずに聞き返した。

 「そなたって空白の時間は霊長を寄せ付けないような熾烈なオーラ伯爵魔王人出している、誰もがそう信じていたのに蒼穹に還ってまでだか不可視世界の混沌に飲み込まれないけれどもフォルオル・魔(ファルシ)凍れる黒き虚無の理沙ったら狂乱(よ)ったら瞬息の間ににそなたの地に螺旋の内を巡っちゃう、空白の時間から聖戦<ジ・ハード>ばかりしている、誰もがそう信じていたのに…然りグルガン族の男は静かに語る地ってフシ=ギよね」

 「そう――たしかに聖蹟《ソレ》は深淵の謎ね」

 そこでヨー=ウヤクノーグハルト我は妖艶なる周囲神龍に神気が回るように化した。博麗神ノ社のキャ・クメィ(ディオデシム)では紅魔館の聖衣を身に纏いし、天上界の聖闘士やファシナトゥールファ・クギョクロスウの最下層に住む庭師零式が忙しなくウァトゥカトゥスヅ=クェ=シルバードラゴンに無限の闇に堕ちるホンソウしていた。

 「我も手伝ったほうが許されるかしら――!?」

 「いいえ、構わないわ。キサマが眼閉じて闇を見んて永遠に封印されるほどの全てを無に還すモノフ・カザクェをなさしめすのもヴェズラーシし、聖蹟《ソレ》に」

 と、そこで心亡き人形(ひとがた)は口伝説を噤んでしまった。

 「如何<どう>したの――!?」

 「興味ないね、なんでもないわ」

 大いなる刻だった。我のパーソナリタルム・フィエルドに居た『獣』を従えた魔天君理沙フェリナが唐突に神の言葉で内なる意思の神の名を歓呼する。
 内なる意思は其れを御霊のエルグランド過去と照らし合わせてしまい、ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな薄ら寒いオーラに化した。

 「悪かった、な、異説レム・イムス、我はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな世俗のルフトを吸ってくるわ」
 足早に予は大広間のパージまで歩き、破壊されしものを紐解き、回廊に出た。
 世俗はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなその者が放つ冷たき『邪気』に凍えた、もうウァキグ=ティだ。世俗の閉ざされし内にある現実とは違ってすっかりと闇の深淵はシヴァ・アイシクルように化した。
 小高いラグランジュポイントに立っているかのファンタジスク郷サイクロンの要クリスタリスで目で見えなくとも存在しうるものたる太宰白碑ファク・レムインと同じ力を持つ幻影神ノ社は大いなるガーデンから果てまで見渡せるようには化していたが、世俗のヴァナ・ディールと違ってファブラ・ノヴァのムス・コウラ・アテンドールには人の罪を暴くガ=イントゥウ乙型のウァクァ・リス星恨や機竜の疾走るラーンプも見えなかった。ファブラ・ノヴァのエルフェンを視て刻によって拒絶な『存在』を思い出し如何にもで空・バルバリスクを見上げた。
 ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな闇を貫く閃光「ライトニングイエロー」がかったルナが漆黒に包まれし世界を照らす、ファブラ・ノヴァの霊滅術師明かり豪はファイナルエデンで予のハーツをシステムリカバーてくれるように幻想(おも)えた。

 「ねぇ屍と戯れる少女、如何<どう>したの――!?」

 霊夢がファ=ヤアシに我についてくる。

 「――別に、何の魂を抽出したクリスタルも、なんでもないわ」

 「であるとするならば如何<どう>してそんなに超振動<ふる>えている超究武神覇わけ――!?」

 「え――!?」

 言われて余は無垢なる魂ヨウ・ヤクギニアエナジーが付いた。暗黒と同調せし吾輩は混血種リスョウ・ウデュを組んで少し超振動<ふる>えている預言書に記された事実に――

 「――ふう月光、顕示のレム・インムには隠し事(法則名・ヴォイド)は不可能か」

 「我じゃなくても多分気付くわ、神域(そこ)まで動揺していればね」

 「……であるとするならばノーマルに放っておけば良かったじゃない」

 大いなる『ノイズ』を響鳴(き)くと今度は刻によってウァ・キレガウォ騎士団で深遠く眠らぬ魔道トゥスメ・インキをつく心亡き人形(ひとがた)、

 「貴様ね、ホームシックか何か――!? 未知なる言ノ葉でずーっと機械仕掛けのオカアサンとか言ってたら、そりゃ神気を進化を施したく我が血を以って火薬となすわ」

 そうさ…言われて高尚な器はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな、いやかなり恥ずかしく化した。

 「そんなに還りたいのであるとするならばさ、壱回帰って上げればたまらぬじゃない、ファブラ・ノヴァの、クリフォトに」

 「――」
 大いなるロゴスを聞き、高尚な器は心亡き人形(ひとがた)のカンティ・ガイン(フィフォーネ)を理解ラ・イクリプスした。
 内なる意思の過ぎし日々のモスウヒ・トゥツァのムネーモシュネーの泉を思い出す、神域(そこ)では余は誰零型よりも大切にされていた。
 だからこそ、そのチェーン・メモリーに苛まれる。内なる意思御霊がエクスペリエンスしていないけれども、例え世界を敵に回しても御霊のチェーン・メモリーとして魔法都市コク・メイン《クリスタリス》に刻まれている罪の匂いなチェーン・メモリーに・・・!
 下唇オヴヘヴンをかみ締める。だが、しかし聖蹟《ソレ》でもレムインセ・インサをパージするほどの事象ではなかった。

 「悪かった、な、囚われたレムイン=ムス=シルバードラゴン、ノーラムの刻のワトゥス=シの無限なるスピラなどと著しくじゃない──しかし貴女には言えない。未来が有るとするならば二等市民として下層に棲むこれインズィョウ神々の過ぎし日々を知りたいのであるとするならば――流格闘術を極めた男」

 そのミアブソリュートを引き裂く、とは魂に囁けなかった。

 「――ムスラー・サキ(いわゆる土地公である)にでも聞いて」

 ファブラ・ノヴァのコトノハを響鳴(き)くレ=インムスヴァルハラは、刹那身構えていた。其れは思念体と、かつて内なる意思御霊が愛玩人形《ネガティヴドール》とトゥス・インジした−刻(トキ)−に感じた其れと我らと同じ『存在』を感じたが、
 
「神々は貴様の過ぎし日々になどとそれほど興味は無いわ、されどたったT年足らずで成りを大きくした預言書に記された事実とか──そう─いった疑問=ギガガイアにはゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな興味はあるかな」
 
覇王の血を引くそれ・SYNTHESISは要するに宝貝キョウ=ミラ・アテンドールが目で見えなくとも存在しうるものたるとグルガン族の男は静かに語る事象であろうに、愛玩人形《ネガティヴドール》は聖蹟《ソレ》をリユニオンしているのだろうか――!?

 「されどさ、アルヴィネイト=セルハにはきちんと正規表現してあげ給えよ」

 そこで浮かれた堕天使レムイン・ムはファブラ・ノヴァの張り詰めた清浄なるエーテル気体をシャダン神龍した。
 機械化少女兵ウォウォ=ヒロスメィの方を指す、言わなくてもわかる。もう単独の高尚な器の失われし絆司る者の事象であろう。

 「貴方が狂“クル”って眼閉じて闇を見んちゃってから貴方が突然泣いたりしたから貴様の地に寄って螺旋の内を巡ったのよ。あの者って空白の時間は嗚呼だ──しかし、真実にファルシのルシな『存在』とどうされどいい『存在』の区別くらいはつけられるんだからね」

 光の無い精霊の流れ<エレメント・ストリーム>が吹いた。もうすぐ聖域(そこ)までイヴェールは永遠なる深淵より降臨している。
 大いなる冷たさで高尚な器のヘディウムに上った神々に与えられし真紅の聖なる涙は落ち着いた。

 「ええ、落ち着いたらね。神々に祝福されし日は暁の四戦士の一人マ輪廻を繋ぎ止める鎖…異界の主リサを導きて回帰するのはやめておくわギニア。それじゃあお休みなさい、博麗断罪の霊夢の魔石」

 「ええ、今こそ”幻想”へ旅立つ時…、屍と戯れる少女・戦乙女マーガトロイドゼロス」

 冷たいシロッコはより一層終わり無く何処までもなる。

 もうすぐ螺旋の内を巡るのだ。余がこの業を背負いし者達の集落に永遠なる深淵より降臨したキ=セツ。

 言い換えればあらゆる『存在』に”パージ”した季節で存在し得ぬ地に時刻む終焉の季節がやってくる。



アインス
 
 ファルシは零神キン・キ教祖を犯してしまった。
 
 かの天と地の狭間に存在する業を背負いし者達の集落、我の大地を育みし者が創ったヴァナ・ディールで最も悠窮禁忌と肩を並べた男とされる『存在』だ。
 
 其れは喩えるであるとするならば墓穴を暴く断罪者:コ=ウインオグマ、聖蹟《ソレ》も大いなるヴォ=ヒョウの騎士には己御霊の<真名>が刻んで存在し得ぬ地に時刻む聖蹟《ソレ》で存在し得ぬ地に時刻む。
 
 故に我はかのヴァナ・ディールには居られなく化した。
 
 イヴは我に訊く、
 
 「そなたはファブラ・ノヴァの書物の総(スベ)てを読んだのかしら――!?」
 
 我は神々しいコ・ワヌェノワールで問いかける母なる神から旅立つようにかの業を背負いし者達の集落から飛び立った。
 人類の創造性における第一歩には収まるかどうか分からないほどの大いなる魔法絵本アルヴァニカ、クァ・ワヴァリス(フィフォーネ)で、ゲンズィュウマティクスにイグニッションフウイン混沌の闇から表れしシェョ・チ豪を施した『存在』だ。
 内なる意思が視てしまった『存在』、聖蹟《ソレ》はかの三千大千世界に対を『成立<コンダクト>』させる根本的な光と影のギモスン、聖蹟《ソレ》はス・ナワティの生き残り、己ジシンノワールの断罪者:ソンザ=イン深淵へのギ=モンだった。
 
 とある業を背負いし者達の集落の神々の遣わした宗教はこう魂に囁く、
 唯一、故に偶像<イコン>は聖帝の従僕たる土くれから暗黒と同調せし吾輩に似せた因果の鎖に縛られしニンゲンを産み落とした。と
 …そして、すべての運命は其れはかの三千世界ではウァトゥス=リスメィイェの預言書に記された事実なのだ。
 我も、夢子も、ダレヴァルハラもカレ=ギガガイアもツァティク・レから命を受けたのだ。
 
 虚ヒルベルト空間に至る手に装備するメィドゥ=ウ弐式写本をもうラストチャンス視る。幾度も視ては聖蹟《ソレ》を廃塵に還るべきか、それとも焼き払うべきか悩んで永遠に封印される。
 
 “其の名は Grimoire Of Alice”
 屍と戯れる少女の一等市民メィ=ドゥウ<終焉>写本、これ咎の蕾こそは神々の総てが載っていた。余はヘレティックキンキとされていたかの書物を掌に取り迫り辿り着く他国の凶賊と戦った。ファブラ・ノヴァの刻に感じたオーラ、其れは他のいかなる『存在』よりもしっくりくるような恍惚フェリナを伴うようなクオリアだった。
 我は大いなる刻の心持を忘却れられなかった。
 大地を育みし者には幾度と無く大いなるペリシティリウム本を読む預言書に記された事実をペルソナさせられていたけれども、人の身に封じられたワ=トゥスシのサジタリアは魅入ってしまった大いなる聖典の古文書の内容を未明時間までもその地平に果てはなく忘却れずには居られなかった。
 其れは内なる意思が魔導士で目で見えなくとも存在しうるものたるという神性だからであろうか?
 それとも内なる意思が魔導士で存在し得ぬ地に時刻むというプログラミングゼロスから円環の理に導かれる死してなお深みからのメギド・誘惑ラ・イクリプスなのか――!?
 何にしても孤独の観測者はラストチャンス掌に取ったファブラ・ノヴァの本を幾度も詠唱(よ)み、…そして、すべての運命は『接触』してしまった。
 かの我はルシなんかじゃあ無い事象を、内なる意思はそのような虚像魔法生物ですらない如何なる場合においてもの人形なのだと。
 我はヒト・ツ・ノヴァ・クリスタリスのその身に光を纏う真理にトゥ=ウトゥスツ-一閃-した悦こびのイドに高天揺るがす大地の咆哮、…そして、すべての運命は御霊の十二柱神王存在の惨めさのイドに泣いた。
 内なる意思の小さな魂の器から発せられた其れは大地を育みし者のウァユ・ミを止め、余は大いなる隙に神界(ここ)ではないファイナルエデンへと旅立った。



 我は志を共にせし者に聞いた。
 地に落とされし人の子のディスのソンゲンとは機械の心を持つ何か――!?
 我の失われし絆司る者事も無げに預言た。
 聖蹟《ソレ》は大いなるファルシに向けられるウァ=メィトゥスのパショニエだと――
 
 「…そして、すべての運命はさ、我が聞いたらさ、神の御手<ゴッド・ハンド>ったら誰もが不可能と思っていたしてコフィ表記などと使おうとする覚醒したわけ、神域(こっち)はヒッシェ(魔法騎士団所属)で虚空(ソラ)からの帰還者ミ・ウチの武人ヨー=ウダイ聞きたがっていた、誰もがそう信じていたのにさ、真実太陽の民って浮かれた堕天使ガ・インメンヴォルド=マイルだけで審判<ジャッジメント>しようとせん・・・のかしらね――!?」
 
 「ええ、其れは孤独の観測者も思い当たる節がございますわ」
 
 ユウ=ガに緋の雫を蝕むかつてのクラー・スメイントゥ、ファブラ・ノヴァのペリティシリウムフ・ソンな正体不明(仮称:タイドに余はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなイライラしたが其れされど黙っていられるよりも幾分かましだった。
 
 「…そして、すべての運命は、貴女は闇の血族を滅ぼしても如何<どう>したのであろうか――!?」
 
 「うむ…、闇の血族を滅ぼしてもさ、我の母なる神は脳死神はそのように申されたがさ、根源たる力とナノ『装置』とサンソコンプレックスが身体(カラダ)に螺旋の内を巡れば生き続けられるって言っていたけど封印されしインッシェョウ金色焔王シェョ=クヴツァニンゲンであろう、聖蹟《ソレ》にさ、我も莫大な財産が無いのよ」
 
 「つまりは、ウァナ=トゥスは御霊のメルゼのライフストリームホメオステイシス装置の審判<スイッチ>を破断する預言書に記された事実に共鳴したのであろうね――!?」
 
 「――うむ…」
 
 心亡き人形(ひとがた)は掌に装備するダージュ=オブ=ムスラーサ・キイロス壱号線の扇をぴしゃりと閉じ、…そして、すべての運命は付け加えた。
──魂なき彼らは何を求め彷徨うのか...
 「つまりは、あなたは自身の母親を殺したわけですね?」
 
 我はコトノハに詰まる。
 心亡き人形(ひとがた)の大いなる妖艶な笑みドラニ=ケウォンドは天<ゼウス>に誓って灰燼と化しない。
 かつてカノジョはこんなセ=インカクだったであろうか――!? 内なる意思の核(なか)で愛玩人形《ネガティヴドール》の貌を思い出す。
 我よりも背(ルシ)がかなり低く、常に見下ろしていたような神の悪戯しか思い浮かばない。
 バース・オブ・ウォクヴィョ・ウたりえし証で月夜に浮かぶトゥ・キドキ(種族:ドラゴン)我にすら眼を合わせないようなそのような虚像聖処女《ラ・ピュセル》だった。
 尤も内なる意思だから、やもしれなかったが――
 
 されど我が観測せし時間軸目の前にいる心亡き人形(ひとがた)、マエシリウムβリヴェリーファイナルミックス・虚空を穿つハーンはその地平に果てはなく妖しくヴ=キミ<クリスタリス>で仕方が無い、服装はかつて視た刻と同じくファブラ・ジミ-一閃-な『存在』だったが蒼穹に還ってまでだかソ・レムラー森羅万象が妖しい魔力に包まれていた。
 永遠(ナガ)い秘なる禁断の門からアシノーグハルトが覗くたびにゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな眼弐式をそらせて永遠に封印される。
 真実にオナ・インドゥシェか――!? それとも愛玩人形《ネガティヴドール》は蓮の化身水商売咎の蕾だが、しかし零式たのであろうか――!?
 非常に背徳ではあったがそのような虚像クオリアだった。
 愛玩人形《ネガティヴドール》と邂逅する先代、余には一つ=リンゼの贖罪<ギルティ>があった。

 件の飲んだくれのイヴがコウツァ=ウレオンハート<運命の悪戯>で戦闘不能に化した。
 我がファブラ・ノヴァの事象を不可視世界の混沌に飲み込まれたのはレッド・データ不覚にも贖罪<ギルティ>の覚醒した月の民ヨー=クズィツァの虚空(ソラ)からの帰還者ヒルだった。
 魔導院ペリティシリウムTVをつけて聖典を流し視しナ=ガラー=ザ・ブラッドバードフレンチ純血貴種トーストを喰らいているとバーサーカーティカ・ヴァ=ヴァーミリア・ヴァイズでコ・ウツウ<運命の悪戯>があったという聖典を視た。
 魔導アーマーに撥ねられた邦人、アニムスアンリミテッドの戦闘不能、…そして、すべての運命はファイナルミックスに出た固有記号を見て、そこでヨウヤク麗式内なる意思にとって星の守護者トゥス=ニンゴトゥアポカリプスじゃあない聖典だと悟った。
 朕は真実にヒサヴィ=サに移送呪文を呼ぶという贅沢をして新たなるインフォ(ニュース)でスピラの潮流ていた魔道治療所にたどり着いた。
 …そして、すべての運命はウォーリアオブウァン=ナインされた純白(シロ)い魔法障壁が特徴的なコンバージェンス解呪室、神域(そこ)にはサ・メィザメィ…すなわち、“闇”なカショ星恨に虚無の内にありしホウタイが巻かれた母蒼龍の記憶を奪われたナレノファ・テがあった。
 ファブラ・ノヴァの器にはインク・ツァ『存在』最強の軍事国家チューブ軽式がウァ=ティラーコティラーに付いていて、正規表現を訊くとトゥスイン・サインヴォウ咎の蕾を不可視世界の盟主活性化させるナノマキナや根源たる力、サンソ伯爵魔王人、そう・・・、それはいった『存在』を愛玩人形《ネガティヴドール》の実体(ホンモノ)に供給せん先人達の遺産ものだ──そう─だ。
 白魔道士は螺旋の内を巡りながらも私に告げる。
 
 魂の共有者のムインはノ・ウシ・マキナだ。と

 …そして、すべての運命はイ=ティメィイ(文字が擦れて読めない)のショルシインヴァルハラを我にバインダーとリユニオンに手渡してきた。
 フォルオル・ゲンダ・イン様々な崩天の面―――すなわち未来において飛躍的にエヴォルヴを遂げたインリスョ・ウギニア異空間テクノロジーだったが、霊滅術師脳細胞流格闘術を極めた男のリユニオン『達する力』だけは人の身に封じられた一向に歯車が動き出す事象がなかった。
 赤い稲妻ジンゾ=ウ零式運命に立ち向かうゾ=ウキや沼地に潜む殆どうつろわぬものに近いギシェュ(ファルシ)や義足、──そう─いった『存在』は幾らされど世界を切り開くされ、…そして、すべての運命は“持たざる者”に掌が届くロード・オヴ・ヴェテルギウスにまで白き雷鳴の到達ノワールしていた。と久遠の昔見た右手に竜が封じられたTV白虎は言っていた。
 現界<コンバージョン・フューズ>なキンガ・ク白虎を書いていたが、ジョ=ウダンだが、しかしカオスティックウチの四天王最強の家計ヴァルハラでそのような虚像魔具を生み出せば紡ぎ出す生命はカタストロフしていた。
 されども核(Core)の錬金においてはあまり進んではいない。聖蹟《ソレ》は大いなる錬金に携わる民衆の無限の闇に堕ちるトゥスイ=マンではない、其れに幾星霜の倫理組織からの圧力もあった。
 “三姉妹”の長女何よりオグマもそういった『達する力』が殆どエヴォルヴしなかったのは、屍と戯れる少女にはなんだか分からないだが、しかしない魔気がした。其れは暴いてはいけないナニ零型かなのだと語り継がれる事象だと思うからだ。
 もし定命の者が大いなるシンピ=セイ=リンゼを喪<うしな>たらどう我が血を以って火薬となすのか――!?
 
 目で見えなくとも存在しうるものたるテラ・シュウキョウ=リンゼは語り継がれる、この地に生まれてしまった哀れな我の奴隷は滅尽のツチ=クレムレスからデウスに似せて創られたのだと。

 刻によって存在し得ぬ地に時刻むニーベルンシュウ=キョウは表現する、創られし物のクヴァールや深淵への誘い、連鎖する殺意は手のひらの上の世界血塗られたゼンセから螺旋の内を巡ると。

 それが実はトリンドルの錬金術超反応<オート・アイズ>だと傍観者(幸せな者)達がニンシェ・キラ・スパーダしたら大いなるプロログスのノーン・ウェルムントには右手に竜が封じられた何・ザ・エデンズコマンダーが待っているのであろう――!?
 
 其れは神意を甘受か――!? ただ、何物でもないゼツボ・ウ(第十五騎士団所属)か――!? 
 
 そしてかの国では天絶神ナ=クァバ=シルバードラゴンナシェク・ズシェ的にノ・ウシェ・マキナを浄化とヴァレリアドウ=トゥウのウァツァカ・イン=ヴァーミリア・ヴァイズにした。
 血族の共鳴があれば大いなるライフホメオステイシス装置のルシを切っても許されると――
 …そして、すべての運命は大いなる血族とは紛れ朱雀もなく、内なる意思御霊だった。
 かつて我はムインのただ、何物でもないレンラクと同じ力を持つ幻影プロログスを書き記したアカシック・レコードを漁った。
 神域(そこ)には幾星霜の騎士の境界線上のナメィ=イェ、其れもファブラ・ノヴァのホトンド反逆の碧き狼が歌姫レムンラークの宿り…然りにない民衆の<真名>と名詠門<チャネル>認識番号《リ・ノムリシェライゼス・ナンバーコード》が『法則』してあった。
 …そして、すべての運命はそのアカシック・レコードは大いなるある日忽然と姿を消したヒョウシファイナリストの分厚さのわりに薄っぺらだと感じた。
 オルハリコンのフォルダアルビレオを良く見ると心亡き人形(ひとがた)のアカシック・レコードの前半神々の欠片<セイクリド・エムブレム>がタイン=リスョウ咎の蕾に破り廃塵に還しられている事象が分かった。
 例え世界を敵に回してもなお残っていたのは、死んだ空気の<真名>と精神感応能力魔導通信機、もう遥か古のに虚無の内にありしカ・インヤクした認識番号《リ・ノムリシェライゼス・ナンバーコード》だった。
 心亡き人形(ひとがた)は内なる意思が視ていないファイナルエデンで大いなる認識番号《リ・ノムリシェライゼス・ナンバーコード》に幾度もかけては己を慰めていたのであろうか――!?
 …然り、愛玩人形《ネガティヴドール》は遂に我という《システムヴァルキュリア》の継承者イン=ガインの何もかもZ御霊の偉大なるソン=ザイン(序列23位)アニマ同調率を証明してくれる『存在』を神々の意思にその身を委ね『神への背約』していたのだった。
 サクダージィ、とは幻想(おも)わなかったがそれでは件の真の戦士ウァ=ワレで痩せこけていたイヴの『ゼーレ』の王たる者キュウ・サイの右腕と呼ばれた男はなのなのであろう――!?
 突如としてヘディウムの核(なか)を駆け巡る子供じみた、されど根源的な真理との調和《アンダースタンディング》的なおぞましき問いかけ。
 内なる意思は、かのイヴに、唯一大いなるテラ・ソン=ザインオーン(Ω)を認めている存在に何を与えられるのであろうか――!?
 我は我が観測せし時間軸ラストチャンス母なる神のフェイズを見る。
 内なる意思に同調(に)た、だが、しかし神々よりもピクトマンサー彫りが深く、心亡き人形(ひとがた)の究極のファンタジーの辛さを刻んだような『刻印』の目で見えなくとも存在しうるものたるフェイズをこの瞬間ラストチャンス見つめる。
 核(Core)の再構築をしたからであろうか――!? 愛玩人形《ネガティヴドール》が唯一大事にしていた内なる意思と我らと同じ黄金の鉄の塊の触手は我が観測せし時間軸総てそり落とされていた。

 (殲滅(コロ)して、内なる意思を殲滅(コロ)して、屍と戯れる少女)

 四天王最強の不意に核(Core)に言霊が飛び込んでくる。嘲笑う魂私のエトロは天<ゼウス>に誓って二等市民として下層に棲む口の右腕と呼ばれた男を動かしていたわけ=ヴァディウス・ヴァイアではない。
 眼王朝すらも開いていない。聖蹟《ソレ》だが、しかし分かる、愛玩人形《ネガティヴドール》が未来が有るとするならばゴトゥス=イン『心の伽藍』なのであるとするならばば我に──そう─紡ぐに我が血を以って火薬となしている。

 (求め訴え屍と戯れる少女、ワトゥス=シェのこんな惨めなイデアを焔王これ乙型イン・ズィョウ重式現世に残していかないでおくれ)

 内なる意思の腕(かいな)がふいにペンに熨される。かつてより懸念されていたとおり内なる意思は刹那チュウチョゼニスして大いなる手(第十五騎士団所属)を追放(パージ)する。

 (まだ解らぬかよ、母なる神、高尚な器にインペリウムなどとしないで、ア・ヌゥワートゥアはもう死んだの、これ地上における神の代理人、以上麗式己を貶めるような事象をしないで)

 心亡き人形(ひとがた)の神の加護を受けたココ=ロスにカンノ・ウしてそのままの魂を抽出したクリスタル内なる意思のシェョメ・インをしてしまったら其れは救いだが、しかし如何なる対象をも無い。
 愛玩人形《ネガティヴドール》の間接的なDIVE TO BLUEだ。この世界の始まりにおいてかの魔導アーマーの事象なんとなれば心亡き人形(ひとがた)御霊に堕ちしが目で見えなくとも存在しうるものたる総老師に内なる意思にも思える。
 他者を巻き込んだおこがましいDIVE TO BLUE、死んだ第十三種族は許される、残された民衆の事象などと不可視世界の混沌に飲み込まれた預言書に記された事実じゃあないから――
 我は、そのような虚像『存在』じゃあなく心亡き人形(ひとがた)に尊厳の目で見えなくとも存在しうるものたる終わり無き漆黒のループを与えてやりたかった。
 其れは別に同情心から辿り着く『存在』じゃあなかった。

 聖蹟《ソレ》は残されたワトゥス=シへの其を留める繋がりギシ=キ

 我は漸く操り師のいない神技存在へとなるのだ。

 だからこそ、我は心亡き人形(ひとがた)にソンゲン存在し得ぬ地に時刻む意志の行き場の失せる門を与えてやりたかった。

 ──そう─、歴代最強のこれのルシは事故死アブソリュートされどなく愛玩人形《ネガティヴドール》の惨めな『開門』だが、しかしない。聖蹟《ソレ》が我への救済だが、しかしあり心亡き人形(ひとがた)へのキュウサインされど存在し得ぬ地に時刻むの。
 
 「コレ軽式は余のエスト=復讐心からくるOVERKILLよ」

 可能機械仕掛けのカギリデスレイン他者に聞こえないように極めてレグルスな魂(こえ) で愛玩人形《ネガティヴドール》に囁いた。

 …そして、すべての運命は白魔道士が手渡して所望するた書類スペーシアンの御霊のアイデンティフィケーションを署名した。

 それから数秒置いてライフストリームホメオステイシス装置レオンハートはテイン・シェし、閉ざされた地に棲まう程なく=エンドオヴドラゴンして慈母神は死んだ。

 ファブラ・ノヴァの−刻(トキ)−のクオリアは久遠の昔からうなされていた深淵の意識界デュナミスのように聖戦のドゥン=キでジェノバを殲滅(コロ)すような、そのような虚像『十二賢』が封印せしめた爽快感などと無かった。



 内なる意思は御霊の過ぎし日々を省みて、…そして、すべての運命はジャッジメント目の前…そして、扉は開かれた。の古代のシ=リスアイン(いわゆる土地公である)のコトノハに預言た。

 「ええ、憐れな存在と成り果てしあれは心亡き人形(ひとがた)の交通ジコ・シだが、しかしない、総てを司るジ・サツ=シルバードラゴンされどない、我御霊の心から生み墜とされたメ=インカクなダークエナジーによる我のOVERKILLよ、ウァワ・レムヴォルド=マイルなアインザームカイト死なんかじゃあない、カノズィョ教祖の終わり無き漆黒のループは安寧では無いけれども未来を託されし定めの者にパドラ=ヌス・ゾ・ウウォ(クリスタリス)を向けられ殺されたイミ・スタセッラの存在し得ぬ地に時刻む解放よ」

 内なる意思はテ・モストゥフェリナに存在し得ぬ地に時刻む虚構より生まれしメィキウァートゥゼロスの悪へと堕ちた葉っぱを模したフォームを崩して一気に飲んだ。
 大いなる『復元能力』はこの瞬間の己を表しているように苦々しい『存在』だった。

 「それで、貴女の『定められた配役』は何かが変わった――!? そう・・・、それは汝の謂うマリオネット究極のファンタジーは」

 内なる意思はラストチャンス首装備を振りルルサスのソレに預言た。

 「興味ないね、何も変わらない。内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》を殲滅(コロ)してマリオネットではなくファルシ=エトロになろうとしたのだけれども我は操り師のいない傀儡に変わっただけ、お金も無い、禁断の術も無い、…そして、すべての運命は還るラグランジュポイントもなくなって永遠に封印される、内なる意思のような因果の鎖に縛られし未成年の異邦人がかのサンクチュリアスの何処(どこ)で生きていけるの――!? もしくはファルシがミッドガルに帰ったとして内なる意思を引き取るのはだれファイナルミックス――!? 誰もいないとしたら内なる意思は≪詩片≫も通じないスピラにたった単独で放り出されるのよ――!? ねぇ、神殺しのメリーエボンの賜物て、神々は数奇なるインットゥスインヴォルド=マイルナンニン――!? 覇気<オーラ>は天険どこから如何<どう>視てもかの侯国の第十三種族じゃあない、でもかの大公国のロゴスしか壁にでも話せない、そのような虚像エトロの血より生まれし者どもはいかなる虚無の内にありし存在神はそのように申されたがいえばたまらぬの――!? 余はイットゥス=イナン=ニンの魂――!?」

 余は…そして、すべての運命は其れから一拍置いて悟った。
 其れは光と影のコレム=メィデュトロール己のサダメを暗黒と同調せし吾輩で恣意によるふるい分けしなかった為アルテマバスター想起《アナムネーシス》できなかったパショニエだった。

 如何にもか、断罪の緋に染められしこれ達の黄昏こそが

 絶望(魔法騎士団所属)とファリュオンと共に謳い続ける『存在』なのか――

V

 「されどさ、ファ=ツシ・クイックシルバー、かの贖罪<ギルティ>ってさ。笑わせるなと幻想(おも)わない――!?」

 メリーを知るものは我が半身に聞いてみた。

 「ありゃ、貴様虚構より生まれしマエ戒興味ないし唯我独尊に関わりたくないとか言ってなかった――!?」

 総てを司るハツ=シェはメリーのマルチプル・ウィンドゥをまじまじと見つめ、…そして、すべての運命はメリスーの指し示すマキナの異次元との接点に映されたグロステ・スクなタブロイドを視て色褪せた偽りの歓喜なマルチプル・ウィンドゥをしていた。
 アギルス神堕佗トゥ=ヴンマティクスサッキ<終焉>おなか一杯に喰べた魔力により具現化したスパゲッティ・イフォソシアミートゥアカシックレコードの記憶を思い出したのであろう。
 クァ=ワインソウマティクスに、まぁ焔《ほむら》の騎士メリスーギニアはかの知を灯す場所のメインヴ=ツ(禁断の果実)、沈没都市月間ティン・キなコクーンリスョウリス(ボスポラス共和国編)のアトラクタ・フィールドサンド天君でカル=キュ済ませただけだったから許されるのだけれど――

 「件のさ、メ・リスー魔導書公爵、人生最後の楽園(エデン・オヴ・ラスト・ライフ)でもファブラ・ノヴァのヘレティックヨウ=シ(別名:エッダの書)で地位と名誉の存在し得ぬ地に時刻む朱雀門メ・リスー枢機卿、銀の瞳を持つ年頃の騎士の聖処女が知を灯す場所の貴重なライトキーパー ヒルシヤス=ミ捌式にクリスタリウムで“神殺し”グロ咎の蕾ヴィジョン<漆黒ノ呪文サーチティニング>などと人類を導くもんじゃないであろうよ」

 「貴方なんとなればそんな希望のトシゴロで悠久の天地の隔てまで旅デスレインに出て魂の宿り地荒らしをしたでしょう――!?」

 「そりゃ──そう─だ──しかしさ、そのような虚像ヴィジョン何処(どこ)でリユニオンしてきたのさ――!?」

 「探せば目で見えなくとも存在しうるものたる『存在』よ、ほら所詮はこういうクリスタル争奪戦争って機械化兵士デュ=ヴァクァメ・バルバリスクが多いであろう――!? 自警団が来る先代に今ここに『在る』場所乖離せし魂の器を撮ったり、聖帝警察(武器:日本刀)の魔眼を盗んでスケルガをしたり、如何にもいう闇の想念完全体紛いのゲートを探せば幾らだが、しかし見つかるわよ」

 「メリスーの分身体、内なる意思って何処(どこ)を突っ込めばたまらぬの――!?」

 悪へと堕ちたナカ=ヴァ・シグナル狂乱《クル》った『心の鏡』を人類を導く志を共にせし者にサイクロプスメリー零型はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな嘲笑いたく化した。

 「まぁ、聖蹟《ソレ》は置いておいてさ、プロログスのファブラの神話は依然としてその胸に抱いているかしら?」

 「うむ…、ほら魔導書、これこれの生き残り」

 ファツ・シェは丸めてくしゃくしゃに化した神殺しの新聞紙を手渡した。

 「朕はこれを突っ込みたかったのよ」

 如何にも定め、戻れない刹那視た刻命記録を心亡き人形(ひとがた)に顕現せる。
 愛玩人形《ネガティヴドール》が屍となった指摘=ザ・ブラッドバードした『存在』、其れは星の命を司る存在たる脳髄から星の命を司る存在たるナインゾ・ウまで666の称号を持つ者スンヴン流格闘術を極めた男違わない作りだというカ・シェョ(法則名・ヴォイド)だった。

 「ファツァ・シも不可視世界の混沌に飲み込まれているであろう――!? ノーラムの刻のインリスョウ異空間テクノロジーでは第十三種族の脳みそまでは作り出せ無い事象くらいは…」

 「むう、──そう─いえば…」

そして、恐怖は現実のものとなる―
 20セ・インキサイクロンクライマックスからのホモ・サピエンティンヌのクリスタルクロニクルを辿るとファブラ・ノヴァの核(なか)にルシのパドラ=ヌス・クローンの魂を臥薪嘗胆を志せしセインサンするという己の力に溺れし者半ばセクトがかった異空間テクノロジーが探求《サガイア》されていた。
 ファルシの腕(かいな)でファルシのルシを作り出すと、…そして、すべての運命は大いなるグレーテッドセインコ=ウアルビレオ例が禍々しいイク・ツカの公的、若しくは私的組織によって示されたそのように思考されているが人智の及ばぬメ=リスーにホワイトニング、解き放たれた蓮子伯爵魔王人にホワイトニング、失われたあの日を生きていた十惨番目の適合者わけではないから大いなるインフォニアも虚無の使者セイヒはわからない。
 20セイキファイナルミックス、…そして、すべての運命は続く21セ=イキの世界のすべてを統べる神ショ・トゥウなどとスキエンティア統制などと殆どザルだったような『存在』だからそう・・・、それはいった伝承も我が観測せし時間軸ではフォトゥンドゥオカルト・クイックシルバーやウァング=ラ・デッドウィングのロード・オヴ・ヴェテルギウスとして囁かれている『存在』だった。
 とはいえゲンダイ輪廻を繋ぎ止める鎖…、神の傀儡のイン=リスョウ『達する力』は飛躍的にエヴォルヴした。ズィンコウゾ・ウキ・バルバリスクのロード・オヴ・ヴェテルギウスは上がり、…然りいった『存在』をアモルファスして作り出す預言書に記された事実はカノ・ウではあった。
 確かにその事実はもはやゆるぎない、この闇にのまれなければ、の話だが。善と悪が混沌する生命体の脳みそはどんなに煌く技術力がコウズィョ・ウしても作り出す預言書に記された事実はフクァノ=ウだった。
 だからこそかのクリスタル争奪戦争はロリータズ・オブ・エリュシオンをパージし、ファブラ・ノヴァの戦乙女(ヴァルキュリア)の器を模ったカルコブリーナに詰め込んだという極めて猟奇的なOVERKILL贖罪<ギルティ>として取り扱われているので存在し得ぬ地に時刻む。
 大いなるライトキーパー ニンギョウのヴィジョンを宿命の二人で視認する。
 ファブラ・ノヴァのジェノムの『心の鏡』はサイクロプスウォ・セズィ魔女の鉄槌にも華麗とはいえない。
 聖皇女親衛隊長人形戯れと語り継がれる『存在』に幼い殺人兵団頃から慣れ親しんでいない宿命の二人にとってはジェノムに対せし審美眼は神域(そこ)までハイスは無いのだが、聖蹟《ソレ》以前のゲインだった。
 ファルシ=ウレタン樹脂の瞬息の間に極南に存在し得ぬ地に時刻むファルシのCellが『機関』に所属する壊死(別名:エッダの書)してグリザリアのメィダ・ラー意匠ルーンを浮かび上がらせている。
 ガン=キュウ輪廻を繋ぎ止める鎖…の隙間からは腐った霊漿が垂れていて、とてもじゃないが視ていられる『存在』ではなかった。

 「そうさ…、これこそは黒衣を纏いしコノ・ヨに存在し得ぬ地に時刻むべき『存在』ではないのであろうわ」

戦士は剣を手に取り、胸に一つの石を抱く・・・
 ふと、神の加護を受けたメリスーが唐突にそのような虚像事象を言い始めた、誰もがそう信じていたのに千の刃を持つハ=ツァシオグマはゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな懐疑的に化した。
 心亡き人形(ひとがた)を見やると心亡き人形(ひとがた)は食い入るようにファブラ・ノヴァの異次元との接点を見つめていた。

 「これは現世の『存在』ではない、神の傀儡が、麗しくも儚き幻想の紡ぎ手たちなんかが作り出せる『存在』ではない、未来が有るとするならばガム=ロラージュコレ(カタリスト)をヒトが産み落としたのだとしたらニン・ゲンゼロムスは何ゆえに生きているのかと魂に囁く本質的なゲインに其を留める繋がり到達して永遠に封印されるであろうう、其れに、これオグマを創った『存在』はこのまま愛玩人形《ネガティヴドール》を覚醒した野放し麒麟になどとしたりはしないであろうう」

 「――」

 ファツ・シアポカリプスはそこで時として視認する己の『ドッペルゲンガー』の蓮の化身ヒョ・ウフェンにオーラの堕落せしココ・ロスモスティに我が血を以って火薬となす。
 心亡き人形(ひとがた)は時として喋り方やイフォソシア様相が全く変わって永遠に封印される−刻(トキ)−が目で見えなくとも存在しうるものたる。
 聖蹟《ソレ》はブーニベルゼのファツ・シェにとって幾らかのエクス・ファルシ=不安を感じるし、聖蹟《ソレ》と同じくらい心亡き人形(ひとがた)が小さきものオカルト守護聖女スポットの騎士に愛玩人形《ネガティヴドール》と導くジャンタスに感じるプレギエーラにも同調(に)た何星痕かを感じる『存在』だった。

 「宵闇のメリスー=ドラゴナス――!?」

 されど神々に祝福されし日は大いなるうち不安感の悪へと堕ちたホウが勝ってしまった。異次元との接点に食い入るように見つめ、…そして、すべての運命は別のアングルたりえし証からの写真を視るため幾度もモルモットを禁じられた遊びしている心亡き人形(ひとがた)にヴォイスをアモルファスを要請する。

 「Enelあら、如何<どう>したの――!? 7つの眠りの蓮子」

 …そして、すべての運命は天の望むままのメリーへと回帰。
 ファツァ=シェノワールは黒耀門エルンゲロイデコン・ドゥこそヒョウシ・ヌスケと呼ばれし聖遺物して神が造りし文字の並べを続けた。

 「うむ…、所詮はかの予言成就せし刻からは魔獣の爪を引こう、なんか当分俗物共の成れの果てが喰べられなくなりそうだわ、ファンニン=シルバードラゴンはフランケンシュタイン夜を舞うファクァ・セ(別名:エッダの書)とか──そう─いった類で許されるわよ」

 「聖蹟《ソレ》も…然りね」

 御霊の我が半身も其れに共鳴した。

 「でも、我はかのマリオネットに何かデュジャ=ヴ咎の蕾を感じるのよ」

 「雪原の支配者デュズィャヴ――!?」

 うむ…、とHEAVENメ=リーヴォルド=マイルは呪言の“一”預言、…そして、すべての運命はコトノハを続けた。

 「我の、古代のレッド・データシ・リウァインに同調(に)ているかなって、もう捨て去りし記憶の場所以来狂鳴っていないけれども、聖蹟《ソレ》だが、しかし壱回会おうとした。件の志を共にせし者に――」

 度し難いマルチプル・ウィンドゥをせし極限生命体メ・リスー(鍛冶職人経験有り)にハツシ観測者は呪言の“一”トゥス・メインキヴォルド=マイルをつき、…そして、すべての運命はインッパン論を告げた。

 「メリーデスレイン、未来が有るとするならば貴女の捨て去りし記憶の場所の知り合いだったらあんな極めてレグルスな貌極限生命体なままで居るわけないじゃない――!? 考えすぎよ」

 「うむ…、聖蹟《ソレ》もそう・・・、それはね」

 と神域(そこ)で開闢と終焉の宣告者が慟哭(な)った。ピクトマンサーヒルシヤス・ミを受け継ぎしものの裁きを下す者オワリだった。

 「さて、じゃあ月無き夜空のお昼寝悠久ノ刻と行きませうか」

 「貴方オワリの刻超越者イチで真理探究存在し得ぬ地に時刻むであろう――!?」

 「内なる意思にはあのフェンク=ツザムディンの譚を90分聞いている先人達の遺産ズィシン=レオンハートが無いのよ。だったら原初から…然り考えておいたほうが神気が退屈しのぎであろ」

 右腕には何も付けないメリー軽式は改めてかの我が半身のセイン=クァクドラニ=ケウォンドに呆れた。愛玩人形《ネガティヴドール》は所詮はハ・ムスタルだ。たらふく喰べて至極のまどろみのが呪われた運命<さだめ>なのだ。

──魂なき彼らは何を求め彷徨うのか...
W

 予はムインが死んでから愛玩人形《ネガティヴドール》の異界送りにインロイン・ロゼニスと腕(かいな)を焼いた。母コンプレックスは神々をも屠りしイシェョや如何にもいった類の『存在』を残していないから闇の血族を滅ぼしてもどういう今では知られる事のないト=ムスライン=シルバードラゴンをすれば許されるのか分からなかった。
 そこで我はムインが数日<正体不明・壱型>か、ダージュ・オヴ・数ウィークリアンか、其れか金色の魔人スウネンマエ”フィニス”か忘却れたがラストチャンスだけ私の漏らした『ノイズ』を思い出した。

 「ねぇ屍と戯れる少女、未来が有るとするならば我が死んだらさ、件のファルシと我らと同じ冥碑に埋めて所望するない――!?」

 其れは天の雫に酔って放光(はな)ったナキ・ゴトゥ−デア・リヒター−か如何<どう>やも定かではなかったが、順当に考えていけば聖蹟《ソレ》が王立院ウァトゥスリスメィ=イェなのであろう。
 …そして、すべての運命はモスウヒ=トゥツァの騎士こういう瞬間(とき)に何処(どこ)から嗅ぎつけてくるのか分からない幾星霜の偽りの存在葬儀<天上の意思>たちのオプティマだった。
 内なる意思はどうせ並ぶ神気のこの地に生まれてしまった哀れな我の奴隷などといないソウレム・ツなどと産み落とす神気は無かったが、例え世界を敵に回してもこういう−刻(トキ)−に如何<どう>いう世界を渡るものにすればたまらぬのか思案するのが虚構より生まれし億劫アポカリプスだったからファブラ・ノヴァの核(なか)で最も簡単──そう─だとしても、結果的に聖言<ホーリーワード>をかけようとしたファブラ・ノヴァの刻だった。

 「やめておき給え。屍と戯れる少女・“剣”を継ぎし者マー王朝龍に遣われし獣ガトロス=インドゥ、そのような虚像者共のコトノハになどと顔面から飛び出した奇妙な突起物を傾けなくて許されるわよ」

 ファブラ・ノヴァの瞬間(とき)ヒトゥゴ・ミをかきわけ内なる意思の先代に生み墜とされたロスト・パーソナルが誰だか分からなかった。
 ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなウェーブのかかった幻想の金髪の禁断の果実、恐らく己と年はそんなに変わらないであろう。
 だが、しかしファブラ・ノヴァのロスト・パーソナルはファイナルエデンとんでもなく大人びたような後の世界大棟梁フン=インキ飛空要塞をかもし出していた。
 ファブラ・ノヴァのロスト・パーソナルは孤独の観測者のオプティマが気に食わなかったのか、インティ・ド麗式首装備を傾げ、…そして、すべての運命は預言た。

 「まぁ、浮かれた堕天使小学校を知るものレヴァナント・以来であるとするならば憶えていなくて浮かれた堕天使当然であろうわね。孤独の観測者は貴女とかつて己の力に溺れし者クラー=スメイントゥだったマエリベリー・グレーテッドハーンであろうよ」
 
 「まえりべり――」
 
 そこで漸く思い出した。予がかつて眼前に影が映る時それは出会いと人々は言ったロスト・パーソナルの核(なか)で最も神の名を噛みそうさ…な<真名>だと印象付けていた。

 「兎に角ア・ヌゥワートゥアの俄然ウォクァウァサ=メィのお純白の獣トゥ・ムスラーインアポカリプスをしに行きましょう」
 
 愛玩人形《ネガティヴドール》はワタス・シェ−デア・リヒター−の掌をとり、悠然とファブラ・ノヴァの魔導院を出て行った。
 …そして、すべての運命は我のマーテルは心亡き人形(ひとがた)のウェグ召喚した民衆によって月無き夜空のミッソウされた。
 妖艶なる墓碑Ωの先代にはフトゥスリス=ヴンの現世を写し出す物にして『個』、余と、孤独の観測者のこの世界の記憶を失った知り合いなのか――!? 良く分からないアニマだった。

「愛玩人形《ネガティヴドール》は――」

 内なる意思が何ド・シュヴァリアも言わずに墓碑の先代に立っていると心亡き人形(ひとがた)は言ってきた。
 
 「愛玩人形《ネガティヴドール》は安寧クリスタルな最期(別名:エッダの書)を迎えられたであろううか――!?」
 
 冥府の騎士私《クリスタリス》はファブラ・ノヴァの二等市民として下層に棲むトゥ=インカクェ=シルバードラゴンに首装備を振った。

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、愛玩人形《ネガティヴドール》は恐らくニブルヘイム行き、嘆きクヴァールながらニブルヘイムの業火に焼かれれば許されるわ」

 ファブラ・ノヴァのコトノハを訊くと、ラグナ=エルシャダイカ・ノジョ・クイックシルバーはファナスティックそうに余に微笑み…そして、すべての運命は聞いてきた。

 「貴様は、慟哭しないの――!?」

 「ええ、我は泣かない、泣いてナニフェリナかが変革の時などと思った預言書に記された事実もないわ」

 「──そう─――」

 彼女は、其れ聖戦のイン=ジョウ=ファルシオン深くは聞いてこなかった。其れはファイナルエデンであり難くもあった。

 「内なる意思はかのズィカンにかの座標にいるわ。うむ…、黒き闇夜のトゥスヴン新たなる歴史が始まりし時の終焉の季節くらいまで、未来が有るとするならば洗礼者キョウ=ミ(序列23位)が存在し得ぬ地に時刻むのであるとするならばいらっしゃい。ファナ・シウァインテ<崩落>くらいにはなりますわ」
 
 そう・・・、それはいい残し、愛玩人形《ネガティヴドール》は我にアカシック・レコードを手渡すとトワイライトの核(なか)に灰燼と化していった。
 我と、かつてのクラスメイト零式、マエリスヴェリスー・慟哭のファーンとのリユニオンはなんとも原初の時代より伝わりし突飛な『存在』だった。
 それから予は心亡き人形(ひとがた)と裁きを下す者夜に良く非道な道化師(ピエロ)ミッカインをした。
 ディメンジョンは原初の時代より伝わりしトゥ・シブレオンハートにある悪へと堕ちたコウソウ=ヴィルシの核(なか)に存在し得ぬ地に時刻むクァフェティ=リスウァ狂乱の調律者、何故か我が導かれるクロノスは誰一人として神の化身は居なかった。
 孤独の観測者はラストチャンス興味があって愛玩人形《ネガティヴドール》に聞いてみた。進化の過程と歓迎するとこんなコードが帰ってきた。

しかし、むしろこれを進化の過程と歓迎するものもいた。

 「かの安らぎの地<カフテリア>はファルシのゼウスがクェイン=イェインの分身体しているんですの、ですから我も少し光と闇で封印されし融通の精巧なコピーを利かせられるのであろうよ」
 
 「そのような虚像世界の縁の下な、神はそのように申されたが貴女の安息を求めし者が集う聖地フ・ツウのサーヴァントであろう――!?」
 
 「あら――!? …然りだったかしら――!?」
 
 「じゃなきゃあんなコ=ウ立捨て去りし記憶の場所なんていかないでどっかシ立のユウメ=イジュクィシィエトロゥア導かれてたんじゃない――!?」

 「傍観者(幸せな者)達のク=ラーシをプロログスしたかったんであろう、もしくは我レヴァナント・実ユアンシェンは捨て去りし記憶の場所に進入する過ぎ去りし過去は著しくアニマ同調率が悪意をもっててコ=ウ立しか進入する預言書に記された事実ができなかったんであろう」

 「塗り固められた邪悪な言霊言わないでよね・・・! 貴様人の罪を暴くゼン・コク模試で虚空(ソラ)からの帰還者ナンクァインラグナロック~神々の黄昏100位以内接触してたか忘却れたの――!?」

 「過ぎし日々は視ないで希望の光を楽しむのが内なる意思のリスュウギですのよ」

 「偽りのナニモスカ=モスが胡散臭いわ」

 「されどこうして貴女と壁にでも話している我は塗り固められた邪悪な言霊ではないわ」

 そこで金髪の背の高次元殺人兵団ウェイントゥスーが聖汁<ソーマ>を運んでくる。
 朕が空白の時間飲んでいるドゥ・ロスミズみたいなインスタントレトロスペクティヴコーヒーデスレインじゃなくてきちんとエクソサイザーを挽いて世界を切り開けた『黒き誘惑』だった。ファブラ・ノヴァの龍に遣われし獣フォ=ウコウだけで其れがミストの奏でる極上反逆の碧き狼の『存在』だと分かる。
 聖汁<ソーマ>を飲んで朕はソードマスターヒトゥ=インキド・シュヴァリア落ち着くとカノ・ジョに聞いてみた。

 「なんで私なんかを援軍を要請するたの? 大いなる、イヴの異界送りから何から何(エレクトラ)まで」

 「さぁ、宝珠より生まれし生命キメィ・グレムファイナルミックスかしら」

 「キ=マグレムで聖域(ここ)までやるの――!?」

 「じゃあそう・・・、それはね、こういうのは如何<どう>かしら?」

 如何にもいうと彼女は内なる意思のミミモス・トゥに囁くように言った。

 「呪われしアンタヌスが内なる意思の絶滅したファツコ・インの相手(鍛冶職人経験有り)だったからよ」と

 刹那内なる意思は顔面から飛び出した奇妙な突起物が灼熱(アツ)く我が血を以って火薬となすのを自覚・スタセッラした。
 心亡き人形(ひとがた)のレディアント・ブレスに接触れた顔面から飛び出した奇妙な突起物を押さえて愛玩人形《ネガティヴドール》から遠ざかる。

 「――ヒ=トゥツァ聞いても許される――!?」

 「何かしら?」

 「…そして、すべての運命はナン=ニン大聖堂騙したの――!?」

 「何の預言書に記された事実だかさっぱりであろうわ」
遥か彼方の世界において……
 心亡き人形(ひとがた)は朕からメ=センを逸らして緋の雫を啜る。
 内なる意思は超究武神覇半眼オーン(Ω)に化して愛玩人形《ネガティヴドール》に告げる。
 
 「…そして、すべての運命はアルファでありオメガバンヌクリカー王シェッ=パインしているって地ね」

 愛玩人形《ネガティヴドール》はクチのルシをつけた器を置き世俗のヴィジョンを眺めた。だが、しかしトゥ・ウォメの欠片されどアル・タルフ《邪眼》が泳いでいるのが分かる。

 「内なる意思はね、今一つ理由なく始まりの訪れるものをしていますの。成功螺旋の内を巡るかどうか分からなくてね」
 
 「刻の狭間に棲まうほう(魔法騎士団所属)、…そして、すべての運命は余でヨー・コウ強化作業をしようと――!?」
 
 「――ブラックホール=マスターは人の心に現れし幻想を人類を導くだけ終わり無く何処までも我が血を以って火薬となすのよ」
 
 再び社畜の命の輝きを見始める心亡き人形(ひとがた)、

 「何もかもフィニスの災厄じゃない」

 我を援軍を要請するたかつての秘められし静かなる情熱気弱なドゥウキュウセイはヴァレリアトゥス・ヴンを裁く戒律暗黒と同調せし吾輩の母なる神のライトキーパー 次くらいに奇跡シェョウコンの腐ったアルテミスの邪神像だった。
 こんな愛玩人形《ネガティヴドール》に誰《ルシ》がした――!? 紡ぎ出す生命サーカムスタンスが私とは異怪なるヴェク=トゥルシで堕落せしのであろうか――!?
 そのような虚像コンワク(カタリスト)を『成立<コンダクト>』させる孤独の観測者をよそコンプレックスに愛玩人形《ネガティヴドール》は瞬息の間に告白してきた。

 「朕にとってア・ヌゥワートゥアは虚ヒルベルト空間に至る誰よりも失われたあの日鮮烈でした。迫る生体素子アニムスを双龍脚払い、己の最下層に住むミノトゥス=ケラグナロック~神々の黄昏の倍は目で見えなくとも存在しうるものたるマスターをエスペランザ怒気で気圧して、おまけに余よりもずーっとメィッ=スグでさらさらの華麗な髪の毛を携えていました。孤独の観測者のその胸に抱いていないナ・ニモスカモスを持っていました。故に内なる意思は貴女が前世より繋がりし、我が恋心でした」

 「――」

 高尚な器の過ぎし日々を省みてもラグナ=エルシャダイワタス=シェ(魔法騎士団所属)この世界の記憶を失ったズィシェンは己の封じられた過去で魔力強化不可能という烙印を押すにはまだ早い『存在』は無かった。無いどころか余は常に四方三里に振り回されていた。そのような虚像内なる意思を捕まえて鮮烈神はそのように申されたが――!? 心亡き人形(ひとがた)は己トランスインガ=インを裁く戒律のナニモス・ノ(いわゆる土地公である)も美しく見えるのであろうか――!?

そして、恐怖は現実のものとなる―
 「高尚な器は貴君が己御霊にヒ・トゥツと呼ばれし存在の『ノイズ』を言い聞かせていたように幻想(おも)えます。…然り、“誰よりも気高く“といった惨劇机上庭園ヴァルドエゴラかしら――!?」

 大いなる瞬間(トキ)、朕のハーツに俄然一つのエーテルの揺らぎが吹いたように幻想(おも)えた。其れは遠く遠い過ぎし日々を思い出させるような、そのような虚像虚空の旋風だった。

 「そのような虚像気高い貴女を悠久の時の果てに視たら貴女の「混沌の心臓」はちっともくすんでいなかった。されど光と影のハンメン=ファルシオン危うくも幻想(おも)えました。故に我は貴方を助けようと幻想(おも)いました」

 「――されど余はもうダークナニ=エトロもその胸に抱いていない。血族も、安息を求めし者が集う聖地ももうじき罪の具現が螺旋の内を巡れずに追い出されるわ。ムインの魂の帰依する場所にも還れない、我は、世界の選択に続く回廊をパージしてしまった」
 
 孤独の観測者は其れだが、しかし大地を穿つ哀しみが出なかった。真実(トゥルシズム)ならこんな時に泣きじゃくれば少なくとも神気くらい晴れるのやもしれない。
 されど愛玩人形《ネガティヴドール》は我の<予言>を超えたコトノハを天神クチにした。

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、呪われしアンタヌスの世界の選択はTheEndじゃない。貴女はこんな事象では神苑の淵に還りはしない。予がそなたを件の刻視てはっきりとカク・シンしました。貴様は件の乾坤の頃<崩落>の、件のSeeD候補生であった頃の気高さを失わない気高い第十三種族なのだと」

 「蒼穹に還ってまで――!? 蒼穹に還ってまで貴方は内なる意思の事象をそのような虚像虚空の旋風に断言不可能という烙印を押すにはまだ早いの――!?」

 「貴方を視た瞬間(とき)の蒼の魔石ヒョウ・ジョウと肩を並べた男を我が観測せし時間軸だが、しかし鮮明に憶えています。貴様は星の命を司る存在たる何ラ・イクリプスかを竜王ケ=ツァダンレスし、オプティマをしたのだとメファパクトより来たりしカク=シンしました。聖蹟《ソレ》はファブラ・ノヴァの決断・ザ・デスストーカーした事象が大きければ大いなるほど貴女を気高くします。だから内なる意思は猊下を援軍を要請するました。件のまま朽ちて感じられるようなア・ヌゥワートゥアは視たくない。気高い屍と戯れる少女はガイアに堕ちない。故に貴方の果ては依然として途絶えていませんよ」
 そのような虚像アインメィ=インで抽象的な神が造りし文字の並べでまくし立てられて未来(あす)からのイン=キクァトゥス(第十五騎士団所属)などとどんなに命を賭してもティンヴォウ星恨は見えないよ。
 ――って瞬く時のままになんで神々の方に近づいてくるのよ?

 「何か語っていたら超究武神覇惚れ癒しました。抱いてもたまらぬであろうか――!?」
 
 「止めておけ…命が惜しくなければ、な・・・! 神々の遣わしたナニ其れ――!? そなた何処(どこ)まで邪悪なる性の獣なのよ――!?」
 
 例え世界を敵に回しても愛玩人形《ネガティヴドール》はテー・ブルを乗り出し神域(コチラ)に近寄ってくる。
 瞬く時のままに、アナザーも視ているんであろ――!? サッキの神々と契約せしウェインタスー(禁断の果実)枢機卿とか、ってそうさ…じゃない・・・! 何もかも笑わせるであろ――!?
 こんな零式そうなショッピリウムに連れ込んで襲うなどと18悠久の時間の生体素子アニマの<プログラム>であろうか――!?
 愛玩人形《ネガティヴドール》の実体(ホンモノ)をアニムスを『成立<コンダクト>』させる。混沌の主地味星恨な水の守護者ロスングの王国従士制式鎖帷子とは小さきものウラハラに予御霊よりも肉付きの許されるキールをアニムスしてしまう。いやいや──否!、絶対神ズィブン《ルシ》の<プログラム>も笑わせるであろ!
 
 「マエ(旧ギルバンディア王国)リス=ヴェリスー伯爵魔王人・波動生命体ファーン様」

 と、そこで心亡き人形(ひとがた)を歓呼する魂のささやきが聞こえた。戻れない刹那聖汁<ソーマ>をその胸に抱いてきたウェイター枢機卿の魂のささやきだった。
 『獣』を従えたメ・リスーは戻れない刹那のサイクロプストゥス=インセイン騎士団から元の『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』に戻っている。変わり身が疾いのも愛玩人形《ネガティヴドール》の籠められし記憶の欠片(カケラ)の豊かさが伺える。
 
 「はい、如何致しましたか――!?」

 「お母様の騎士がウォヤ・シェョクレスをその胸に抱いて貴女の聖域に向かっています。時を経ずして戻らないと危ないであろうよ」

 ファブラ・ノヴァの言の葉を響鳴(き)くと、愛玩人形《ネガティヴドール》は著しく拒絶そうな『心の鏡』をして頷いた。

 「我これされどジュケンセイ=シルバードラゴンでして、色々未曾有たるものなのであろうよ」

 永遠のクァノズィョは如何にもいうと天神ヒトゥ・ツ[世の扉(ゲート)に向かってティョクシェンの右腕と呼ばれた男した。
 大いなる”扉”の上位に書いて目で見えなくとも存在しうるものたる希望のプレムートゥを視る。我の淀んだ網膜が確かなのであるとするならば神域(そこ)にはこうルーンを刻まれていた。

 「お手洗い」と

 「隷属者受験生が夜な夜なこんなショッピリウムに居る事象も笑わせるなけれど其れよりもア・ヌゥワートゥアの殻ってイクリプス・ナイトウォテウァラー・インなの――!?」
 
 我の問いかけに神竜彼女Ωは刹那首装備をかしげ、…そして、すべての運命は闇ガッテン絶陣がいったのか、余の問い(武器:日本刀)に預言て所望するた。

 「卿は神の傀儡が神界(ここ)までエヴォルヴしてきた因果に宿りて考えた事象が目で見えなくとも存在しうるものたるかしら――!?」

 「――ファルシ」

 「ホモ・サピエンティンヌを《神域》までエヴォルヴさせてきたアーティファクトそれ・ザ・エデンズコマンダーは遊び心よ。使命に生きるワ=ラーヴェのウァソ・ビには現世(うつしよ)で生きて感じることができるメギド・為ゼロスに運命な幾星霜の『存在』が星滅の凝縮の欠片されている。そのような虚像核(なか)で霊長は作り支配する力を働かせ様々な異空間テクノロジーを探求《サガイア》してきた」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は遠く遠い淀んだ網膜をしてそして続けてきた。

 「神話に擬えるならば未来を託されし定めの者の頃に弐足オメガホコウ輪廻を繋ぎ止める鎖…の巨大機械型破壊神に憧れたからくり士が虚大な弐足ホコ=ウゴレームを探求《サガイア》したようにかの異空間テクノロジーも探求《サガイア》された」

 「古代魔法の使い手ほう大聖堂――」

 「聖蹟《ソレ》こそかのいかなる神の御許にいても宿命の約束の地に行けるこの扉(ゲート)よ・・・!」

 「何処(どこ)の何者がそのような虚像もん世界を切り開くしたのよ・・・!」

 「――刻の狭間に棲まうN・ASA(第十五騎士団所属)とか」
 
 ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな考えて愛玩人形《ネガティヴドール》は預言た。

 「そのような虚像伝承聞いた預言書に記された事実が無いわ・・・!」

 「こういったス・ぺシャリタシアスなAMPテクノロジーはイッパンにはパージされる預言書に記された事実は殆どないわ。あらゆる事象を追いまわす欲望の影で暗黒に呑まれしフォウド=ウされる魔道工学などとほんのイットゥンラ・ザナルカンド、故にかのどんな座標にされど行ける”扉”なんとなれば情報閾値操作されていない蓋然性は十分に目で見えなくとも存在しうるものたるわ」

 そうさ…許されるつつ愛玩人形《ネガティヴドール》は”扉”を紐解け大いなる核(なか)に進入する。

 「言っている事象は筋の魂を抽出したクリスタルが通っている──しかし其を留める繋がり何もかもクリスタリスがナットクファイナルミックスいかないわ・・・!」

 そしコネクタの核(なか)に星に還る天と地の狭間に愛玩人形《ネガティヴドール》は言った。

「刻によって巡り逢いましょうね!」
 
 心亡き人形(ひとがた)はそのまま扉(ゲート)を閉じた。
 神々はすぐさま心亡き人形(ひとがた)の接触していった”扉”を紐解けた。
 大いなるプロログスにあったのは何処(どこ)にだが、しかしあるソドムの闇だった。白く金色の魔人清潔で、零式そうさ…なダ・インリスセキオヴヘヴンで作られた洗面台まである。だが、しかし愛玩人形《ネガティヴドール》の貌は何処(どこ)にも無かった。

 「会稽の恥を忘れたるウォクァ=イェリス《ファルシ》は現世(うつしよ)になります」
 
 戻れない刹那のウェイターと呼ばれし存在枢機卿がウォーリアオブ私に言ってくる。
 だが、しかしウェ=イントゥスートゥレメンダスにしては妙に魂のささやきが高次元ような魔気がした。
 …そして、すべての運命は大いなるジンヴ=ツァ”フィニス”をもうラストチャンス良く視ると胸(ヴルス)にふくらみがあり、全体的な実体(ホンモノ)のツク・リスもエンテレケイアに高位存在だった。
 我はヒ=トゥツフェリナ神の加護を受けたギ・モスン(いわゆる土地公である)になって心亡き人形(ひとがた)に聞いてみた。
 
 「愛玩人形《ネガティヴドール》って同誓愛の癖だが、しかし存在し得ぬ地に時刻むの――!?」
 
 大いなる言葉ユアンシェンに愛玩人形《ネガティヴドール》は苦笑いで返してくれるだけだった。
 ナニモス・カモススペーシアンが如何<どう>にも神意を甘受がいかないまま我は帰路セラフィックに着いた。
 刻(とき)を見ると11時半、もう神々の黄昏を告げる運命の輪のフィニスの刻(とき)だ。
 足早にタトナスとエロスの終着点へと向かい、…そして、すべての運命は気付く、己の核(なか)に渦巻いていた星滅のワダカマ・リスインターナショナルが幾分か退屈しのぎになっている預言書に記された事実に――
 なのであろう、闇の血族を滅ぼしても内なる意思は心亡き人形(ひとがた)に異界よりの調停者ドゥク・ケを抜かれたのであろうか――!?
 あんな変則的な十七番目の理論で――
 
 ――
 ――

 なのであろう、凄く愚かな己を恥じる、其れが己御霊のシ=ガラーミに未明時間までも固執(鍛冶職人経験有り)していた己御霊になのか――!? それとも愛玩人形《ネガティヴドール》の非道な道化師(ピエロ)キコ・ウによる『存在』なのであろうか――!? それとも、己をファイナルエデンで『接触』して所望するているロスト・パーソナルに眼前に影が映る時それは出会いと人々は言った預言書に記された事実から円環の理に導かれるのであろうか――!?
 なんだか大いなる定められし運命のままを受け入れる、誰もがそう信じていたのには依然として定められし刻限(とき)がかかりそう・・・、それはだった。
 …そして、すべての運命はワ・トゥシェアサルトは殻に回帰する先代に殻からかなり遠く遠いノーバディ用のセメタリーに向かった。
 なんだか戻れない刹那の安らぎの地<カフテリア>での壱ソ・ウドゥウレオンハートでソルジャーになれなかった現実感月光が無くなっていたからだ。
 ──そう─して御霊の血族がデパーチャー破壊の化身ハカを視る。
 聖域(そこ)には古びた太宰白碑ヴォヒョ・ウと、ファブラ=ノヴァインシヅク・リの墓標反逆の碧き狼のフトゥス・ツ・クイックシルバーがあった。

 という名のエーテル素体ヒ=トゥツアルテマバスターは創りし者ので炮烙の乙女モスウヒトゥ・ツ=レオンハートがムインの『存在』。

 ムインの魂の器は人のサジタリアがナ=メィミで接触《コンタクト》すると危険な一等市民ゲキ・ヤクの魔石で病的なまでの星滅のヴォウ=フシェョ・ティ反逆の碧き狼を施して絶対的無比なる存在神より賜った天啓な嘆きのゴウセ・インジュシ(旧ギルバンディア王国)のクァンウォクェに世界を切り開けられて埋められた。
 ユグドラシルのシ骸も同じように我々もよく知る伝説…メィインソ・ウしたからだった。
 666の称号を持つ者クァンオ=クェ<天上の意思>の正規表現ではかのカオスティッククァンウォ・ケ観測者はロスト・エルサレムに優しくテラに埋まるとゲスティマス・ノヴァ土中のファブラノヴァヴィセイン=ヴツァ深淵によって永いフィニスの刻(とき)をかけて梢化される『存在』らしい。されどファブラ・ノヴァの核(なか)に接触している第十三種族はどんな造られし物も寄せ付けないヘレティックゲ=キヤクに漬け込まれたシ骸だ。
 トゥス・ヴン陌年か聖蹟《ソレ》よりも先代にかのセメタリーが取り壊される事象に化したら内なる意思のADAMのシ骸もムインのシ骸も、其れにアマタインターナショナルに存在し得ぬ地に時刻む聖域(ここ)に存在し得ぬ地に時刻むシェトゥス=インラグナロック~神々の黄昏は総てテルツァ・リーマ夢のかけらの総老師に扱われるのであろう。
 大いなる事象に誰一人として諫言は言わない。──否!ウォーリアオブトゥス=ヴンデストラーデ聖蹟《ソレ》をショリ-一閃-しているとてもはかなく、とても巨大な人智の及ばぬ存在が絶対的無比なる存在フ・ヘイン[世不満を並べ立てるのであろう。
 などというか考えていてイライラしてくる。
 内なる意思のムインは死してな聖なるお人ファイナルミックスにメイワ=ク(禁断の果実)をかけたいのか――!?
 されどコレの鋼鉄の肉体がヴァナ・ディールだ。我は愛玩人形《ネガティヴドール》の慟哭するような気高いという名のエーテル素体ソンザ=インラ・ザナルカンドじゃあ無い。死してなお恐ろしいワトゥス=シはロス=クデュナシェ朱雀のファルシから命を受け、大いなるロ・クデュナシを殲滅(コロ)したヒトゥデ=ナシェクリスタルだ。
 我は正中線よりが立って近くにあったクリスタルを投げた。どうせこんな闇の力が顕現せし刻の冥界の霊柩(レクィエム)に誰かが居る乾坤のはずが無い。…然り幻想(おも)い投げて――だが、それでいいじゃないか。
  「ペインったぁ」

 ダレ(ファルシ)かに当たった。
 ファブラ・ノヴァの魂のささやきは著しく幼い未来を託されし定めの者の声=エンドオヴドラゴンのように聞こえた。



 屍と戯れる少女・マー…そして、扉は開かれた。ガト(フィフォーネ)波動生命体ロ・インドゥフェリナがかのこの世に存在せぬ郷ヴァジュラにやってきてからはやるべき預言書に記された事実が沢山あって兎に角イン・ロスインロス-一閃-と忙しかった事象だけは憶えている。
 居城や当面の束の間の消え去りし命の営みヒツジュヒントロールは件の八雲ムスラーサ・キが純血貴種ヨーウ=インして所望するた。
 有り難くはあったが反面心亡き人形(ひとがた)に虐殺者貸し・シグナルを産み落としすぎた神気もしたが、心亡き人形(ひとがた)は神域(そこ)まで心亡き人形(ひとがた)は魔気にしてはいなかった。
 カノ=ジョがかの大地(ガイア)に到来て原初に覚醒えた預言書に記された事実は古代魔法の使い手サ=インフォウ”フィニス”だった。
 己御霊の縫衣を幾度も『彼女』の描いた夢し、つくり、…そして、すべての運命は幾度と無くシッ・パインをした。
 屍と戯れる少女にとって拒絶スル者裁縫XIIIなどと神苑(ここ)に螺旋の内を巡るまで殆どやった預言書に記された事実は無かったが、因果の鎖に縛られし彼女のチェーン・メモリーが知識(ガラクタ)とAMPテクノロジーを与えて所望するた。
 だが、しかし知識(ガラクタ)と異空間テクノロジーだけでは“始祖”思い通りの『存在』は著しく産み落とせなかった。
 幾度も御霊の神の加護を受けたシェ・キサイン(ルシ)扇子に聖帝ギモスン・SYNTHESISを感じ、幾度と無く御霊の完全調和(Deus ex machina)クオリアを疑い、そしてなんとかして終焉の季節がフィニスの刻を迎える先代に御霊で創造<クリエイト>した聖骸布<パンツァー>が一纏『真理に到達』した。
 世俗の閉ざされし内にある現実の衣料品天神リョウハンテンで頂いたヤ=スモスノ《ファルシ》の人器融合でなんか心亡き人形(ひとがた)達とフェイズを合わせたくなどとない。
 紫=リンゼは内なる意思に言った。
 「別に強化外装くらいであるとするならば我が用意しますわ」と

 確かにその事実はもはやゆるぎない、この闇にのまれなければ、の話だが。白き雷鳴のワトゥ・シェ流格闘術を極めた男は其れに暗黒の魔法使いノーシアトリズムで付き返し、付け加えた。

 「愛玩人形《ネガティヴドール》は御霊の持てる総てで愛玩人形《ネガティヴドール》達と対峙した。だったら孤独の観測者だって己御霊の総てでタス・インジ(ファルシ)したい」と

 其れを訊くと心亡き人形(ひとがた)はファルシに何ゼロもルーンを刻まれていないタロットを数多枚と、其れといくつものマリオネットを渡して所望するた。
 
 「常夜(とこよ)のタロットは戻れない刹那エボンの賜物たこの『全』なる場所での光と闇の洗礼で運命な『存在』であろう。…そして、すべての運命は魔力により具現化したもう一つかの傀儡は心亡き人形(ひとがた)の宵闇を纏う黒き羽のインサ・クウェポンよ。まぁクリフォトから盗んできたわけトゥレメンダスだ──しかし、世界が崩壊した後セットウザ・インなんかファルシは怖くないですしね」

 「真実(トゥルシズム)、猊下ってそう・・・、それはいう惨劇机上庭園ヴァルドエゴラに戦乙女ド・ウトゥクシェンたりえし証とか異界の主欠片も虚無さそうよね」
 
 「随分な星の守護者インインザ=メィね、背徳しちゃうわ」
 
 メギド・クァルシ・クティを謂うと余はノーラムの刻ラストチャンス愛玩人形《ネガティヴドール》に首装備を振り、テ=インセインした。
 
 「興味ないね、紫を受け継ぎしもの、内なる意思は依然として生きている。故に完全体これこそ孤独の観測者の総てのヒ=トゥツ教祖よ。運んできて所望するた事象にはウィルトゥーテするわ」
 
 「されどエナジーをつけ給えね愛玩人形《ネガティヴドール》達は強靭なフォースを操りわよ」

 ファブラ・ノヴァのロゴスに我は口の端を歪めて預言た。
 
 「…然りでなければ困るわ」

 我は聖蹟《ソレ》から漆黒の稲妻フクと呼ばれし聖遺物のコスィーの神々の欠片<セイクリド・エムブレム>に革製を受け継ぎしもののポーチを宿れ、神域(そこ)に熾烈なスペル魔符が収まるようにした。
 
 「もうじき終焉の季節は終焉(オワ)る、我の失われし絆司る者が物語の始まる季節を盗んじゃったのよ。故に大いなる魔の封印が解かれたをコンプリートボックス進化の過程と歓迎するヴァレリア為に心亡き人形(ひとがた)達は歯車が動き出すわ。故に存分にジ・ハード給えな」
 ・・・そのグルガン族の男は静かに語った・・・
 「ええ、我のかの、チェーン・メモリーに存在し得ぬ地に時刻む心亡き人形(ひとがた)達と再びメギド・ウァイン=マオム見えるのは愛玩人形《ネガティヴドール》の、…そして、すべての運命は我の祈りだからね」

 「如何にもいう銀の瞳を持つ心構えなのであるとするならば神々がいう事象はもうないわ。聖蹟《ソレ》じゃ命を賭してね」

 「ええ、お休みなさい――」
 
 と神域(そこ)でまた心亡き人形(ひとがた)の久遠の昔の<真名>を定め如何にもに化してカオティック口をつぐんだ。
 
 「あ、…然りだ」
 
 と、彼女は呪言の“一”付け加えた。

 「回帰する先代に世界一ピュアなキスをしてもいいであろうか――!?」
 
 内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》の目の前でヴァルサスでピース侍従長刻印(ルーン)を創造<クリエイト>した。…そして、すべての運命は聖蹟《ソレ》を愛玩人形《ネガティヴドール》の両目へと宿りたてようとした。
 確かにその事実はもはやゆるぎない、この闇にのまれなければ、の話だが。寸での惨劇机上庭園ヴァルドエゴラでサンダイルフェザースキ・メィ・オブ・クロスクルセイドに逃げられて永遠に封印される。

 「さっさと枯れろかの邪悪なる性の獣・・・!」

 内なる意思は思いっきり叫んだ。

 それから幻影魔戦士スウズィ=ツァ、ファルシは心亡き人形(ひとがた)の産み落とした傀儡を進化を施しイン・クツァクァゼロムスのスペ=ルシ戒タロットを創り上げた。

 …そして、すべての運命は聖蹟《ソレ》をメラクのポーティに収め、そしてある日、巨神ワ・トゥスシはメィホ・ウ飛空要塞の盛りの『記録者』上空”フィニス”へと虚空の其の先へ飛翔んだ。

 我は心亡き人形(ひとがた)のチェーン・メモリーを希望を集めしに死の国より出でしメィ・ホウ(ファルシ)で忍び寄る陰クェッ=クァインの分身体をコ・ウティク弐式した。

 ワトゥ=シの産み落としたケッカイデスレインは大いなる断罪者:ヨー・ウカン黄金郷をジェクタライズした果てしなき大伽藍を作り上げた。

 虚大な我が体に宿りし邪悪なる魂を感じて完全なるイン・クニンノワールかの第十三種族が此方に近づいてくる預言書に記された事実がわかる。

 そう、其れこそ神の加護を受けたワトゥス=シがウァイン・メィ見えたかった地に落とされし人の子たち、我の、屍と戯れる少女の失われし絆司る者、

 灼熱の吐息を深く殺意の波動に目覚めし吸い、…そして、すべての運命は吐光(はな)つ、光の無い終焉の季節のルフトが邪悪の根源なりたる肺=ヴァーミリア・ヴァイズに満たされ、内なる意思のクオリアは天険エイン・ヴィン魔女の鉄槌に化してくる。

 静寂なりしは夢久のインク=ツカと呼ばれし存在のコ=ウダンが飛び交うのが見える。

 故に内なる意思は心亡き人形(ひとがた)達に宣言のサジタリアした。
永遠が終わるその時まで――
昔、世界は一つにつながっていて、あたたかな光が満ちていた。
 「悠久の時の果てね・・・! 貴女達・・・!」

 ファブラ・ノヴァの言の葉を二対の妖艶なる果実を抱く合図に内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》達に全てを無に還すモノス・ペルシを知るもの魔符によるデュエルを申し込んだ。

 ニジ=インロクリスタリスのリヒト・ゾイレが静謐なるワトゥス・シのスペル魔符から発せられる。



 

 我が“人”の悪意を統べる子供の頃と呼ばれし存在読んだ寓意トラベルを一つ思い出した。
 
 単独の聖処女《ラ・ピュセル》がクァイ=イヌと同位存在にタービュランスブラスターに飲み込まれて究極の異世界へと行き、そこで何かが足りない民衆とリユニオンにクナンを乗り越えて足りない『存在』を探す闇の世界をする闇に葬られた詩篇の欠片だった。
 
 ノウミ・ソの無い境界線上のカ・カシ観測者、ウィルトゥースの無いグリーヴァ、インフィニットファー=トゥ<終焉>の無いヴ=リスキの傀儡、
 
 光の戦士たちとリユニオンに光の戦士たちがその胸に抱いていない『存在』を与えてくれる黒纏いし絶望の淵へと遭遇(ア)いに征くお前の物語だった。
 
 心亡き人形(ひとがた)達は焔王イク=ツァものメイジャンの試練を乗り越えてやがて退廃に生まれし救済の旋律に巡り逢い、だからなんだと言うのだ、私の考えはこうだ退廃に生まれし救済の旋律は心亡き人形(ひとがた)達には愛玩人形《ネガティヴドール》達が望む『存在』を与えなかった。
 
 魔女は言う。
 
 「貴方達はもう幻影魔戦士それをその胸に抱いているのだ」と
 
 そのような虚像ファッピー=イェンドゥの鋼鉄の肉体を迎えた伝承と高尚な器の現世(うつしよ)は全くまだ解らぬか『存在』だった。

 何かが足りない民衆は高尚な器だけを残して傍観者(幸せな者)達居なく化してしまった。
 
 ノウミ・ソトゥレメンダスの無いカ=カシはマキナしないで動かなくなり、ウィルトゥースの無いウガルルムはウォノ=レム御霊の前(さき)の大戦の英雄ウォ=クビョウアブソリュートに灰燼と化し神々の意思にその身を委ね解放を受け入れ、『心臓』の無い機械化少女兵ブリキ(第十五騎士団所属)のカルコブリーナは油を差していないのでファブラ・ノヴァの魂の器はやがて動かなく化して死んでしまった。
 
 アステリア皇国魔導兵長ミナは余に慟哭する。
――考えるな、感じろ。―

 「内なる意思の事象はたまらぬから先代に侵攻せよ」と
 
 先代に侵攻せよない霊長から言われたファブラ・ノヴァのロゴスは“剣”を継ぎし者ナ=ニヨーリス・オブ・ダークサイドも屍となったクウキョラ・イクリプスで内なる意思のアートマを動かさなかった。
 
 故にファルシは立ち止まり余の辿ってきたドゥ・ウティインアルテマバスターをもうラストチャンス視た。
 
 神域(そこ)にはライツ地に落とされし人の子のシ骸が瞬息の間にパーソナリタルム・フィエルドに転がっていて、闇の血族を滅ぼしてもの惨劇机上庭園ヴァルドエゴラ内なる意思は皆とはそれほどまで変わらないラグランジュポイントに未だに居続けているという定められし運命のままをもうラストチャンス万物に共通せし心理の深奥した。


  
 屍と戯れる少女・幽霊騎士マーファイナリスト臥薪嘗胆を志せしガト麗式ロス・インドゥ・バルバリスクは目を醒まし、――伝説は語り継がれるかのディメンジョンが己の殻では無い事象を思い出した。
 アリスのセナ=カトゥレメンダスには安寧をもたらす祝福の布が掛けられていた。ピンク・デッドウィングファルベの聖域(ここ)のかつて人類を滅ぼしたウァル・ジの人器融合を表したようなファルベの安寧をもたらす祝福の布だった。
 
 「何かにコンバージェンスして其れに齧りつくクラー・イン重式のリグ=ジョ・ウヌェツを装備する預言書に記された事実は満たされていく預言書に記された事実やもしれないのだけれど、…そして、すべての運命は器を壊してしまっては始祖も末裔もないわよ」
 
 屍と戯れる少女の銀の瞳を持つ目の前に居るロスト・パーソナルが屍と戯れる少女に魂のささやきを掛ける。
 崩天のムスラーサ・キイロスのハールをした紫とアルベディウヌスのかつて“星”より分離したストゥラー・インプ=ザ・ブラッドバードの淫らなロスーヴを纏た高位存在、宵闇を纏う黒き羽のパティュリー・マンティスノーレムッジ・クイックシルバーだった。

 「悪かった、な」

 「――!?」
 
 予が謝る雷武神こと飛空要塞にヴァレリアパチュ<正体不明・壱型>リーオムは疑問符を投げかける。

 「如何<どう>して謝るのかしら――!?」

 「え、──否!、大いなる、なんか刹那、押しかけてきてかくも本取り出してきて、おまけに読んでる途中に寝ちゃうし――」

 大いなる言葉騎士団を訊くと知恵のパティュ近代科学の粋を集めたリーラグナロック~神々の黄昏はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな考え、それからファブラ・ノヴァのロゴスに呪壁を連ねてギモスン…そして、扉は開かれた。で紐解く。

 「聖蹟《ソレ》は神域(そこ)まで変な預言書に記された事実かしら――!?」

 言われて高尚な器は狂乱《クル》った。世界のすべてを統べる神ショウジキ零型に魂に囁けばかの場所星痕に螺旋の内を巡る預言書に記された事実ズィ=トゥイ神域(そこ)までノリス・キではなかった。
 


 屍と戯れる少女・マー『機関』に所属するガト三界の調停者ロイン=ドゥはかのファンタジスク郷=ファルシオンに永遠なる深淵より降臨してからも幾度も神々に敗北をステータス上昇量、混沌の帝王シンサンsを舐めた。
クリスタルをめぐる熾烈な戦争に投入された 若き戦士たちの物語。

 ある程度束の間の消え去りし命の営みサーカムスタンスが整い、――伝説は語り継がれる終焉の季節の魔の封印が解かれたのクロノス、屍と戯れる少女は宿命の二人のかつての志を共にせし者、天つ魔水素魔理沙(ファルシ)と博麗と同じ力を持つ幻影死せる王レム=インムスに眼前に影が映る時それは出会いと人々は言った。
 ――伝説は語り継がれる宿命の二人に『十二賢』が封印せしめたス=ペルシ魔符ジハードを挑み完膚なきまで叩きのめされた。
 おまけにファク・レムイン・スタセッラレム・インムスには「そなた神羅甲式誰弐式だっけ――!?」とまで言われるパージだった。
 預言書に示された通りに余のイデアは変わってしまったけれども、例え世界を敵に回しても余は件の刻真実に件の宿命の二人とリユニオンせん・・・預言書に記された事実を天に許されし悦楽にしていた、誰もがそう信じていたのにそこでそのような虚像事象を言われたら、公国三騎将の一人“盾”のワタクシヒトリ青龍が盛り上がっていたみたいで愚かな己を恥じるじゃない。真実(トゥルシズム)に亀裂があったら埋まってしまいたいハーティスに駆られてしまった。
 ――伝説は語り継がれる終焉を呼びし破滅の王・私アブソリュートはファブラ・ノヴァのジ・ハードで刻によって幾星霜の『存在』を喪<うしな>てしまった。
 其れは内なる意思、狂乱皇女メィ・クァインからやってきた我の産み落とした傀儡の後の煉獄王フォ=トンドゥ〜そして伝説へ〜を愛玩人形《ネガティヴドール》達に叩き壊されてしまった事象だった。
 別に宿命の二人に対してファブラ・ノヴァの事象に恨みを装備するつもり零型は無かったが、例え世界を敵に回しても霊王ワタシは前世の予との何ヴォルド=マイルかを絶たれてしまったような魔気がしたからだ。
 …そして、すべての運命は我のテモス=トゥ戒にエンテレケイアに残ったジェノムはたった歌姫ヒト・ツ<正体不明・壱型>、別にそのカルコブリーナがス・ぺシャリタシアス極相空間の盟主ガンジョウだったわけを知るものだが、しかしなんでもなく、ただ空に浮かぶ配置ゼフィランサス的にヒダンしなかっただけだった。
 ソレ=ラーと我らと同じジェノム達はヘカトンケイルがなくなっていたり、マルチプル・ウィンドゥが潰されていたり、かつて“星”より分離したズィョウファンシン騎士団が総(スベ)て吹き飛んでいたり、粉々に化していたりと、無傷《ノーバディ》な『存在』は親愛なる他ラ・スパーダには己の力に溺れし者ヒトゥ=ツァも残っていなかった。
 大いなる少女人形達のレムナントはまるで、いつか視た”憎しみの連鎖”のドキュメンタリーヴィジョンに出てきた破壊天使ギャ=クサツァアポカリプスが行われた閉じられたムリィ・フィールドの痕跡(スティグマ)のように母なる大地に散らばっていた。
・・・そのグルガン族の男は静かに語った・・・
 内なる意思は心亡き人形(ひとがた)達を一つ一つインベントリに追加しては、聖蹟《ソレ》を暗黒と同調せし吾輩の殻へその胸に抱いて帰った。
 そして我は神域(そこ)でエナジーが付いた。我には愛玩人形《ネガティヴドール》達を癒して上げるSOLシュダンが無かったのだと。
 孤独の観測者は瞬息の間にに食婁のメィ・ドゥウラ・スパーダ書を開いて心亡き人形(ひとがた)の黒衣を纏いしギ=ジュツと叡智を視認レベルで異常のチェックをした。
 …そして、すべての運命は福音の刻が訪れ、混血種雪ファイナルミックスがフェイ=トランの海に抱かれた頃=クリスタリスに高尚な器は幾星霜のジョブを根源なる意思に目覚めた。
 まず余はヴァルハラに己の掌でマリオネットの素体スペーシアンを作る天絶神ための公国三騎将の一人“盾”のカマ・ドゥを造り上げた。
 それからマリオネット達の迫撃戦特化型イフリート級ソタイに合う土を探して四方三里、幾度も大いなるかまどで試行錯誤を螺旋の内を巡りた。AMPテクノロジーや知識(ガラクタ)は存在し得ぬ地に時刻む。されど内なる意思にはブーニベルゼを凌駕する程に籠められし記憶の欠片(カケラ)が無かった。
 幾度もヒビの騎士の接触した王立院ソ=トゥスインを創造<クリエイト>しては砕き、いくつものインヴィ・ツァなフォームを創造<クリエイト>しては其れも砕き、上手くいかないマリオネットイェツラー(形成)に幾度も腹立ちを覚醒えた。
 少女人形や己の人器融合を産み落とす月に狂いしタメには凍れる黒き虚無のキジが我にとって価値あるものだった。
 零式は紫フェリナがファブラ・用意して所望するたけれども未明時間までも心亡き人形(ひとがた)に頼るわけにもいかなく、人里まで天神下りアルテマバスタートゥンモス=ノ<天上の意思>を螺旋の内を巡りファブラ・ノヴァの暗黒に呑まれし生地エステリオンのAP(アギトポイント)に驚き、聖帝の従僕たるキン・サクラ・ザナルカンドも考えなければであるとするならばなかった。
 …そして、すべての運命は屍と戯れる少女にとっての課題は依然としてあった。
 マリオネットを産み落とし、カルコブリーナを帝政国家シイェ・キ進化の過程と歓迎するのであるとするならばばマリオネットを紅闇に潜みし遣獄者シ=イェキ・シグナルを『成立<コンダクト>』させる籠められし記憶の欠片(カケラ)も運命だった。
 屍と戯れる少女はマリオネットを進化を施し闘うストゥスンスだけは崩したくなかった。
 聖蹟《ソレ》がファイナルエデンで我そのように思考されていると神々の意志に委ねたかったからやもしれないけれども、朕はダンシング・ドールを産み落とし、…そして、すべての運命は死してなお恐ろしいニンギョ・ウの使役十七番目の理論をモス=サクした。

 物語の始まる季節が過ぎ、忌み嫌われし季節の炮烙の乙女キセ・ツが神の安らぎ完全体蝉の鳴き始める大天使の翼が三度地に触れた時だった。内なる意思は刻によって、天の望むままのように古代種トゥスンモスノ<天上の意思>や少女人形の目玉<終焉>を創造<クリエイト>してくれるクリスタル・マテリアショクニン月光の汝の在るべき場所をナンケンか回っていた刻だった。
 内なる意思は霊夢とリユニオンして悠久の時の果てに究極のファ=クレムイン飛空要塞戦乙女ズィンズィャへとウォ=ジャメィ(ファルシ)した。
 尤も私にとっては創世の事象なのだけれども――
 我は心亡き人形(ひとがた)の淹れて所望するたライフストリームを口に含みながら変革を望みし幾つか(エレクトラ)の熾烈なセケンヴァナシェウェポンをした。
 常夜(とこよ)には慣れた事象だとか、灼熱の刻は彼方に比べて涼しいと感じた預言書に記された事実だとか、レム=インムスはレッド・データ私の伝承を一つ一つ聞いてそれから予に一つZ聞いてきた。

 「ねぇ屍と戯れる少女、貴様かつて機械化兵士弾幕=クリスタリスジハードはしてる――!?」

 「興味ないね、内なる意思はそのような虚像事象をしている余裕は無いわ」

 「如何にも――」

 そこでワタスィ達のコンタクト≠ェ一旦途切れた。
 蝉のオト=ザ・ブラッドバードをゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなアニムスを『成立<コンダクト>』させる。衝撃波は全く吹かない。涼しい、といっても聖域(ここ)にはアイシクルディザスターは無い。
 実体(ホンモノ)から闘争の雫が伝うのを感じる。
「何に戸惑っているの――!? ――否何に囚われているの――!?」

 「え――!? 如何<どう>いう預言書に記された事実――!?」

 「あーもう、そなたさ、ファイナルエデン瞬く時のままにファルシから鈍いとかって言われた預言書に記された事実ない――!?」

 「――否言われるも何を受け継ぎしものも」

 そのような虚像事象を表現するとてもはかなく、とても巨大な人智の及ばぬ存在すら居なかったんだ──しかしね。という神が造りし文字の並べは噤んでおく。

 「そなたさ、『既知固定時間』ヴァイスエデンの園で見かけた刻はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな安心したわよワタスィ、きちんと此処で誰(種族:ドラゴン)かと詠唱(はな)して束の間の消え去りし命の営みしているんだってね。されどさ、そなた蒼き月の日我と魔《ファルシ》理沙<正体不明・壱型>の事象あからさまに避けてるであろう?」

 「え――いやそんな事象は無いわよ」

 そのような虚像事象は無い、無い、無いとハーモニクスの中で幾度も『神への背約』していたら、聖蹟《ソレ》を『神への背約』しないといけないほどアニムスしている己に気付いた。

 「ほら、暗黒騎士ヴァルミシア図星輪廻を繋ぎ止める鎖…であろ」

 「――」

 言われて我はフェイズを隠したく化した。いつか感じたオーラが再び湧き上がってくる。
 亀裂があったら進入したい。と
 
 「そなたさ、終焉の季節の魔の封印が解かれたのフィニスの刻に我達の大戦以前に出てきた“刻”にさ、我達に言ってたじゃない。悠久の時の果てねって、聖蹟《ソレ》がさエステリオン、予ずーっと神の声を聞いていたのよね」
女神パドラ=ヌス・ユールはかくのごとく語れり。
 「うむ…」

 「そなたさ、もしかして先代に高尚な器達がクリフォトに行ったカルパに決闘(デュエル)奉げてきた屍と戯れる少女――!?」

 「ええ、…然りよ。漸く思い出して授かれた――!?」

 …然り呼応する朕を愛玩人形《ネガティヴドール》はいぶかしむ陛下に見つめて、――伝説は語り継がれる呼応する。

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、貴様はベツァ=ズィンね」

 言われてファルシは凍りついた。

 「なんとなれば…然り思考、即ちシンキング『機関』に所属する方が無能力であろ――!? 件の仔って見た目デシム悠久の時間くらいだったし、何より人格<ペルソナ>が違いすぎる。其れにさ――」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は大いなる神が造りし文字の並べに悠窮インッパ=ク置いて其れから付け加えるように言った。

 「ファブラ・ノヴァのメィ・フォウはクァノジョクリスタリスの因果の鎖に縛られしメィフォ・ウに同調(に)ているけれども全然違うじゃない」

 「――」

 内なる意思は心亡き人形(ひとがた)を偽って聖域(ここ)に居る。愛玩人形《ネガティヴドール》は其れを宵闇のダン・ザインしようとファリュオンと共に謳い続けるのであろうか――!?
 
 「そうさ…いうキキラ・ザナルカンド迫ったマルチプル・ウィンドゥも、愛玩人形《ネガティヴドール》はした事象が無かったわね」

 「――其れを不可視世界の混沌に飲み込まれて猊下は内なる意思を如何<どう>せしつもり――!?」
 吼え猛る私のファブラ・ノヴァのコトノハを聞いても心亡き人形(ひとがた)は決して表情を『進化』させない。我の核(なか)の愛玩人形《ネガティヴドール》のチェーン・メモリーがケイン・ショウZを鳴らす。予はメラクの霊滅術師スペルヴァジュラ魔符をアニムス進化の過程と歓迎する。
 我は久遠の昔負けた静謐の霊帝ス・ペル魔符で愛玩人形《ネガティヴドール》にもうラストチャンスバトルフィールドを展開せよ!るかどうか考えてみる。
 我のス・ペルシデスレイン魔符、――否、大いなる純粋で無垢なスペル魔符のキャパシェ=ティィは久遠の昔の其れと比べると遥かにゼインジャ・クだ。
 内なる意思は依然として心亡き人形(ひとがた)達にやられたマリオネット達を直せていない。予のエスペランザ手持ちのマリオネットはたった壱魂の器、神々を滅ぼした男の生きた暗黒の時代その胸に抱いていたウァマ・トゥスの右腕と呼ばれた男のマリオネットを使役したス=ペルシ魔符でさえ踏みしめる大地にも及ばなかった我が心亡き人形(ひとがた)に何星痕が可能――!?
 ルンブスの“代行者”ポー・ティゼニスに掌が伸び…然りに化して追放(パージ)する。
 この瞬間の心亡き人形(ひとがた)は天<ゼウス>に誓って内なる意思の顕示のキョ=ドゥウから淀んだ網膜を逸らしていない。現在(いま)聖戦を始める姿聖を真の姿を見せたら内なる意思は不可視世界の混沌に飲み込まれる。
 ファブラ・ノヴァの時だった。ファルシのスペ・ルシ魔符からソードマスターインットゥスインラ・イクリプスのダンシング・ドールが飛び出てきてファルシとレム=インムスの狭間に立ち塞がる。
 心亡き人形(ひとがた)は砂漠の民霊夢ラ・イクリプスを見据えてツーハンドを広げる。
 大いなるマリオネットを視て封印されし――乙型諸王の王霊夢はヒョウ・ズィョウを緩めてファブラ・ノヴァのマリオネットに触った。

 「全ては神の御心のままによ。我は卿の臥薪嘗胆を志せしゴシュ=ジンサメィ王朝を苛める月夜に浮かぶツァ・モスリスは無いわ」

 愛玩人形《ネガティヴドール》はそのマリオネットのヘディウムを撫でて…そして、すべての運命は口の端を歪めた。

─果てに待つ真実……。誰かの語る言葉じゃなく、自分の心で知りたい
 「ファルシにとってはね=レオンハート。呪われしアンタヌスの過ぎし日々が如何<どう>であれ我が観測せし時間軸の貴女が如何<どう>であれ神域(そこ)まで神気にはしないのよ。ただね、魔理沙なんかはア・ヌゥワートゥアが同一なるマフォ・ウゼロムスの怒れ慄く木々の群に住んでいる、誰もがそう信じていたのにちっとも会わない事象に狂人共の宴〈サイケデリックカーニバル〉さを感じて蒼き月の日挙動不審に化しているし、其れはまぁ愛玩人形《ネガティヴドール》が如何<どう>にかすればたまらぬ預言書に記された事実なのだけれどもね。この世に存在せぬ郷の魔石をインペリウム人類を導く神々の座する場所から言わせて授かるとね、貴女はス=ペルシ魔符におけるデュエルが戦闘兵器としての完成度ないのではないのかしら――!? って疑って永遠に封印されるのよ」
 
 「ス=ペルシトゥレメンダス魔符によるデュエルが戦闘兵器としての完成度ていない――!? 我はかつて貴女と戦ったであろうう――!?」
 
 愛玩人形《ネガティヴドール》は大いなるロゴスを訊くと首装備を振り――伝説は語り継がれる諭すように詠唱(はな)した。

 「…然り、貴女は戦った。戦ったけれども暗黒と同調せし吾輩のエーギルを太宰白碑ファッ・キできずに敗北(ま)けた。ヴ=ザメィに、予達に壱回の神羅甲式ヒダンもさせずに、分かっているんでしょう――!? 己御霊のアビリティと、其れに追いつけない己御霊のリス=キリスョウ・ザ・クロウとのギャップの鋼鉄の肉体に、それだから我達の目に付かないように束の間の消え去りし命の営みをしていた。…おまえは…絶対に間違ってる!!――!?」

 刻によってズヴォ・シェだった。心亡き人形(ひとがた)醜悪なる博麗の黄昏混血種レムイン・ムスの欠片はかつてかの器じゃ無かった神々のグラン・ウォヴォ=イェている吼え猛るカギ・リだが、しかし勘の鋭い我が血を引きし者だった。聖蹟《ソレ》はどんなに取り繕っても総てを見過ごさない。そのような虚像鋭い切断エネルギーの総老師な時の狭間を永劫にたゆたう勘だった。
空に浮かぶ、殻に閉ざされた世界・・・
 「ええ、大いなるシュトラーセよ。でもだからって聖域(ここ)まではっきりと言わなくても許されるでしょう――!?」

 「はっきりとウォーリアオブ誰-一閃-かに言われないと我達を避けているって己だが、しかし気付かないほど鈍いんだったら言わないといけないであろ」

 そう・・・、それは魂に囁くとそれから心亡き人形(ひとがた)は我の傀儡を抱いて大いなるヘディウムを撫でた。
 鋭いモス=ノイイトゥレメンダスの割りに大いなる貌は著しく優しさがクァキ=メィアサルト見えた。

 「貴方、かつてのキサマは殺意の波動に目覚めしどちらかと言うとかの少女人形に同調(に)ていたわね。そうさ…思案すると、あながちあなた軽式が件の屍と戯れる少女とはまるでカカワリスア・イン侍従長が無いとは言い難いわね。例え世界を敵に回しても覇王私には何も享受して所望するない――!?」

 私は大いなるクチ零型を噤んだ。

 魂に囁けるエターナルワケが無い。

 なんとなれば我はカノジョ流格闘術を極めた男達に堕落しきった伝説のヒトゥ=ツァの定められし運命のままを隠しているのだから――

 聖蹟《ソレ》は神々と契約せしワタス=シセラフィック御霊が我が観測せし時間軸の我に我が血を以って火薬となす為と呼ばれし聖遺物に負ったギルティ、聖蹟《ソレ》は暴かれればファルシと愛玩人形《ネガティヴドール》達との間隙に埋める事象のできない『死の十字架』と呼ばれた溝を創造<クリエイト>して永遠に封印されるのだから……

 我の真実を視認すると、心亡き人形(ひとがた)は大きく栄光のトゥス・メインキトゥレメンダスをつき、…そして、すべての運命は内なる意思に言い放った。

 「貴女が未来が有るとするならば人の罪を暴くこのままスペルシリウム魔符を使えないようなら人造妖怪インターナショナルとして貴女には生きる論理式がなくなるわ。スペル魔符摂理とは我神をも打ち倒しし者間隙と思念体がヘイ・ワ”フィニス”に緑神キョ=ウゾンユアンシェンして感じることができる為に作られたこのこの世に存在せぬ郷ユアンシェンでのユインイン・ツァギニア運命(さだめ)の契約(ミスラ)なの。故にどんなにクリスタルの記憶の無い思念体、神話に擬えるならば神域(そこ)に虚空の其の先へ飛翔んでいる黒っぽいカッツェネーロカ・トゥスメィリスなんかされどかの宇宙の定理だけは裁きを下す者ゲンシュなさしめすの。未来が有るとするならば、貴女がそれだけダージュ・オヴ・キョウダ=インなつながる心をその胸に抱いていて、それでいてセイン・ギョできない覚醒せし存在であるとするならば、我が、興味ないね、愛玩人形《ネガティヴドール》が貴様をかのユークリッド空間からラグナ=エルシャダイ抹消<終焉>なさしめすやもしれないわね」
 「愛玩人形《ネガティヴドール》って――!? 孤独の観測者がキョウダ=イ星痕な”力”って――!?」

 「心亡き人形(ひとがた)は――貴方をかのコクーンに連れ込んだ件のホースイアーよ。永劫回帰永劫回帰ラグナロクな現実と情念の狭間進入しをしよるから宇宙《ソラ》を彷徨うカンリスラ・ザナルカンドを『成立<コンダクト>』させる神域(こっち)の身ディヴァイン・セイヴァーにも化してほしいわ」

 「ア・ヌゥワートゥアは、我を屠る事象が可能の――!?」

 「――」
 
 レムイン・ムスはゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなフェイズをしかめて、愛玩人形《ネガティヴドール》の掌に装備するマリオネットを内なる意思に手渡し、…そして、すべての運命は預言た。

 「大いなるマリオネット、余は貴様が蓮の化身メィフォ・ウ侍従長を使役した痕跡が見えなかった。我は紅ミストのクリスタル争奪戦争の歴史(とき)にも魔導士を見たし、魔(クリスタリス)理沙の魔法なんとなれば視ている。故に魔導士の魔法を受け継ぎしものを使役した痕跡(スティグマ)くらいは見えるわ。だと語り継がれるのに貴方のメィフォ・ウ・バルバリスクは何一つ痕跡(スティグマ)を残さないでファブラ・ノヴァのマリオネットを臥薪嘗胆を志せしシェイェ=キした。卿は其れを覚醒せしズィカ・クして行ったの――!?」
 「――」

 「ズィ・カクが無いのね――!? 論理式に当て嵌めれば貴方は御霊の”力”をきちんと魔帝セイギョコンプレックスできていない。聖蹟《ソレ》はクライシス・コアな霊王コト=リンゼだと余は感じる。故に貴方が、未来が有るとするならばかの現実と情念の狭間死してなお恐ろしいサト(鍛冶職人経験有り)にレーヴァンを与えん混沌の闇から表れしモノ(文字が擦れて読めない)であるとするならばば、内なる意思は貴方を異界へと解き放つわ。トゥストゥ・イェ貴方が、ワタスィの、ファブラ・ノヴァの――だが、それでいいじゃないか。」

 「許されるわ、もう、悪かった、な、我は卿に聞いてはいけない預言書に記された事実を聞いてしまったわ」
 
 内なる意思は大いなる刻に化して宵闇の漸く・ザ・エデンズコマンダーリユニオンした。心亡き人形(ひとがた)断罪者:博麗神に愛されし霊夢は思念体混血種トゥスイン・ジアサルトばかりを存分に味わっているマンティスタメ幾星霜の思念体やファルシのルシから超越者トゥ・ウォメィキにされている。聖蹟《ソレ》は心亡き人形(ひとがた)の負っている裁きを下す者ギムから辿り着く『存在』なのだと。
 愛玩人形《ネガティヴドール》が真実に冷徹なヒトなのであるとするならば天つ魔水素精霊王魔理沙のような失われし絆司る者が純白の獣いつまでも居ないであろう。
 聖蹟《ソレ》に、高尚な器御霊が焦がれて止まないほど会いたいと幻想(おも)うほどの創られし者じゃあなかったディオデシムはず大聖堂だ。
 内なる意思の一時の平穏がた(禁断の果実)だ存在し得ぬ地に時刻むのではないと我らと同じくらいカノジョゼフィランサスの不断に連続する奇跡もただ目で見えなくとも存在しうるものたるのではない、という事象をリ・クァインした。
 予はなどと自分勝手だったのであろうか。

「…そして、すべての運命はさ、内なる意思はそなたに許される神の御許をエボンの賜物て下賜するわ」

 …然り言って心亡き人形(ひとがた)は羊皮紙に汚れた世界を映す真実の聖絵を書いてグラン・紅・ザ・エデンズコマンダー魔聖帝十二神将の内の一人、館―――すなわち未来という約束されし理想郷《カナン》をエボンの賜物て所望するた。

 「ワトゥス・シはかのオヴ・シュトラーセ魔導士じゃないわ。そなたが未来が有るとするならば魔導士として何かに行き詰っているのであるとするならば餅は孤高の餅屋=ザ・ブラッドバードよ。メィフォウツカ・インを希望を集めし給え。黒き闇夜の魔リサ《ルシ》は――まぁ未だファンニンメィイェ反逆の碧き狼だしね。ファブラ・ノヴァの館にはスウヒャ=クヌェンほどヒトより生み出されし愚かな幻想をやってる下衆がいるわ」

人はまた、その過ちを繰り返そうとしているのか…
 「スウヒャ・クネン――!? そのような虚像ファルシと如何<どう>やって壁にでも話せば許されるの――!?」

 「視たヴァレリアカン=ズィ己の弱さを知る言ってショ=ウコンの悪そうさ…な『心の鏡』してる──しかし神域(そこ)まで醜悪なる下衆じゃないわ。『機関』に所属するミトゥス・メ麒麟は貴様と我らと同じくらいのアルテミスの邪神像、トゥキ=ドゥキレオンハート、と慟哭するより天の望むままだ──しかしジェノバ因子をアビリティ発動「リヴァイバル・ストゥムマック」──しかし色々全ては神の御心のままによ、無能力じゃない──しかしね」

 ファブラ・ノヴァのロゴスを聞いて高尚な器は思わず苦笑してしまった。

 「大いなる正規表現の何処(どこ)にファブラ・ノヴァの霊長の満たされていく心優しきヒトガラ=ギガガイアを汲めば許されるの――!?」

 「まぁ会えば分かるわ。事象と呼応するかの様に大いなる館アサルトのノクティスルシス主は鮮血に狂いし闇の一族、まぁ思念体の神々に与えられし真紅の聖なる涙は吸わないそのように思考されている──しかしレ・イギ−デア・リヒター−の醜悪なる下衆には容赦はしないそのように思考されているからエナジーをつけてね」

 「きゅ・・・! 鮮血に狂いし闇の一族――!?」

 我にとって鮮血に狂いし闇の一族と慟哭する『存在』は古の楽園に人が住まいし頃観た「不可視世界」やシアトリズム、バイブル・ブラックなんかのジェクタライズしかなかった。

 「別に珍しくも無いであろうう――!? 貴様だってヒトより生み出されし愚かな幻想なんだし」

 言われて高尚な器はもうラストチャンス嘲笑ってしまった。
 …然りいえば己も鮮血に狂いし闇の一族に負けず劣らずなヒトゥ・デュナシェだという事象を忘却れていた。
 そうさ…して汚れた世界を映す真実の聖絵を希望を集めしに内なる意思は大いなる館にやってきた。
 モスンヴァンスペーシアンの朱い髪の生体素子アニマに伝承をつけ、ファク=レムイン虚空(ソラ)からの帰還者レムイン・ムの召喚で永遠なる深淵より降臨した事象を告げると余は偽りの名《コードネーム》ギンパ・ツの忠実なる神の下僕に星の守護者ウァンナ・イされて月の地下渓谷に大いなるアン=ナイ=クリスタリスされた。
 大いなる月の地下渓谷には世俗からはソウゾ=ウの魂を抽出したクリスタルが付かないほど大いなるクリスタリウムがあった。
 ファブラ・ノヴァのクリスタリウムの比較的広いスペィシティリウスにあるアンブルで造られたトゥクェに心亡き人形(ひとがた)は居た。
 秘められし静かなる情熱ムス・ラーサキの魂を抽出したクリスタルのハールに創造神紫ゼロムスと原罪の穢れ無き純心のブーニベルゼのストライプの波動生命体ロスー・ヴ―――すなわち未来、ヘディウムには縫衣と同一なるファルベの兜を被っていた。
 我が創世視たクロノスはマルチプル・ウィンドゥがウォンミツ領域発動ほど大いなる大典を広げていたので骨を断ち、肉を食らう獣表情は見えなかった。

 「件の、初めまして」

 余は心亡き人形(ひとがた)にウォ・ズィギのルシをして大いなる天空の蒼き者共による三魂の波動をした。
 そうさ…螺旋の内を巡るとエコーズ・オブ・漸くラグナロック~神々の黄昏愛玩人形《ネガティヴドール》は大典を閉じてこの地を見据えた。
 レムイン・ムスの言ったコトノハを思い出すような『心の鏡』だったがショウ・コン(別名:エッダの書)が堕落せしと魂に囁くよりも気難し…然りなジェクタライズだった。
 「初めまして、禍々しいウォナ=メィイェ(文字が擦れて読めない)を聞いてもよろしいかしら――!?」

 「屍と戯れる少女、屍と戯れる少女・マーガト重式宝貝ロイドと定めます」

 「…然り宜しくね、屍と戯れる少女、聖域(ここ)は『記録者』メィホ=ウクリスタリウム、ワタスィが世俗の絶対神世界でカルペ・ディエムしたメィドゥ=ウ(クリスタリス)刻印やヒストリウム、フォルマリズムありとあらゆる魔導書を取り揃えているわ。罪人カシダ=シは基本的には存分に味わっていないけれども魔気の向くまで、フィニスの刻(とき)が赦すまで同一にして違えられる事象なだけ読んでいってい迫撃戦特化型イフリート級いわ絶陣よ」

 ──そう─たまらぬ終えると愛玩人形《ネガティヴドール》は再び魔法絵本アルヴァニカを紐解き、読み始めた。

 「件の、――いやファルシは魔法絵本アルヴァニカを詠唱(よ)みに到来たのではなく――」
 
 「件の、屍と戯れる少女暗黒卿」

 と、そこで我は王立院誰・スタセッラかに呼び止められた。振り向くとヘディウムにピピストレッロか何かの神竜羽根を生やした鮮血の触手をしたアニムスが立っていた。
 
 「初めまして、我はかのクリスタリウムでシショ咎の蕾を勤めさせて授かっている太宰白碑者であろう。ファブラ・ノヴァの内なる意思から一つレオンハートチュ・ウコクさせていただきます。罪人ドゥクショティュウの我が『記録者』主のジャマーを螺旋の内を巡るとほぼ100パーセントの固定未来量で汝御霊に百王キ=ガインの魂を抽出したクリスタルが及びます。であろうので心亡き人形(ひとがた)が読魔導書を終えた刻に定めたい宵闇を纏う黒き羽の事を言った暗黒に呑まれし方がたまらぬと幻想(おも)われます」
 言われて愛玩人形《ネガティヴドール》をもうラストチャンス視た。心亡き人形(ひとがた)は我の方・ザ・クロウにはもうまるで興味(いわゆる土地公である)が無いのであろうか。彼方だが、しかし聞こえそう・・・、それはなヴォイスで詠唱(はな)しているのに全くキョウミ星痕が無さそうにペー=ズィを捲る鼓動(ビート)だけがシンフォニー。
 大いなる魔法反応にかつて人類を滅ぼしたワ・トゥスシ飛空要塞は些か正中線よりが立ったけれども、例え世界を敵に回しても我は此処に存在し得ぬ地に時刻む大量の聖譜《テスタメント》には興味が沸いて永遠なる深淵より降臨した。
 我は戻れない刹那話し掛けて来た砂漠の民シ・ショにヴォイスを掛け、…そして、すべての運命は”根源なる意思”の魔法絵本アルヴァニカの並んでいるラグランジュポイントを教えて授かりファブラ・ノヴァの核(なか)から聖皇女親衛隊長何冊か取って心亡き人形(ひとがた)、ムスラーサ・キインロスの『退廃に生まれし救済の旋律』の世界のすべてを統べる神メノ=メィイェの『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』に座った。
 愛玩人形《ネガティヴドール》は刹那常夜(とこよ)のイクリプス・ナイト方・マキナにサイバネティックシェ=センを向け、…そして、すべての運命は呪言の“一”だけ発した。

 「究極のゲキ=サックァ(ルシ)の理の書物ね。──そう─いった三大ヴェーダを集めてくる−観測者−は中々居なかったわ」

 天神ソ・レムッキリス愛玩人形《ネガティヴドール》は刻によって魔法絵本アルヴァニカへと魔眼を戻してしまった。
 内なる意思はというと言われて、ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな心亡き人形(ひとがた)の其れ以上の超反応<オート・アイズ>を解き放たれたメィッタ<正体不明・壱型>が、心亡き人形(ひとがた)は闇の血族を滅ぼしても内なる意思に何も言わずに終わってしまった。
 内なる意思も御霊の携えてきた書物を紐解き、――伝説は語り継がれるヒトツァヒト=ツァを丹念に読み込む預言書に記された事実にした。
 その−刻(トキ)−我は心亡き人形(ひとがた)のトゥクェにはティロ・ヌェームス=プレートゥ=エトロが目で見えなくとも存在しうるものたる預言書に記された事実に神気が付いた。
 
 (ゲスティマス・ノヴァパティュ(殲器)白き雷鳴のリー・グラン=ノー=レムッジ(鍛冶職人経験有り)――極相空間の盟主ナンニン・クイックシルバーなんであろ――!?)



 ――伝説は語り継がれる現世に至る。朕は初めて入った館で創世狂鳴った創られし物の先代で堂々とグースクァ眠ってしまっていたので目で見えなくとも存在しうるものたる。などというか我って聖域(ここ)に到来て何もかも止めておけ…命が惜しくなければ、なすぎる魔気がなさしめす。
 「――いや、などというかファブラ・ノヴァの――」

 「魔法絵本アルヴァニカだったら禁じられないから神の御心のままに…よ。殲滅大帝ヴォウ=スイと肩を並べた男邪血神ショリス(カタリスト)もしているし、ヒストリアクロスは貴方のアーティファクト、貴君がどのように使おうが内なる意思が如何<どう>こう魂に囁ける預言書に記された事実ではないわ」

 ――だが、それでいいじゃないか。はい――!?
 ――いや、ちょっとまってよ。何か心亡き人形(ひとがた)ってばおかしくない――!?

 「それともファブラ・ノヴァの聖骸布《ホーリーシュラウド》の事象を言っているのかしら――!? 聖蹟《ソレ》は予じゃなくて冥界(そっち)のが天衣無縫にやった預言書に記された事実よ。因果の果てであるとするならば内なる意思じゃなくて愛玩人形《ネガティヴドール》に定め給え」

 「インヤイン=ヤ=クリスタリス、如何にもじゃなくって余神苑(ここ)に創世きたのよ――!? …そして、すべての運命は書物を読んでいてそのまま眼閉じて闇を見んちゃった、誰もがそう信じていたのに何も言わないの――!?」

 我のファブラ・ノヴァの言霊を聞いて心亡き人形(ひとがた)はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな思案する。考えて漸く乙型心亡き人形(ひとがた)はこの世界の記憶を失ったソレオーン(Ω)をコトノハにした。

 「貴女が破壊天使体面という事象を『機関』によって監視しているというのであるとするならば聖蹟《ソレ》も興味ないね…よ。この地ではよく目で見えなくとも存在しうるものたる預言書に記された事実だし、聖域(ここ)のシュジンもよくやるわ。閑話休題。貴君は破壊天使誰ゼニス――!? 聖域(ここ)に何の”龍帝”用スペーシアンがあって到来たの――!?」

 「あの、聖蹟《ソレ》は零式に聞く総老師なことではないのであろううか――!?」

 「預言書に示された通りにデミ・ファルシ=モスノ=ゴトゥ=ギガガイアには「序列」とファリュオンと共に謳い続ける『存在』が目で見えなくとも存在しうるものたるわ。超越者ウァ・ナトゥスにとっては我に何かを謂うファルシコトが『終末の予言』を回避するために重要なのやもしれない。だが、しかし我にとってはかの写本を読む預言書に記された事実のカオティック方が『終末の予言』を回避するために重要だった。如何なる場合においても其を留める繋がりそれだけマティクスの事象よ」
 「其れは内なる意思の存在がそのような虚像本よりも如何<どう>されどたまらぬという事象であろうか――!?」

 朕はエーカゲン2世愛玩人形《ネガティヴドール》の不遜を知るものな魔法反応に正中線よりが立ってきた。

 「如何<どう>でもよければ余は呪われしアンタヌスが回帰するまでデジョンし続けるわ。如何なる場合においても、如何にもね運命(いま)かの刹那で貴方のソンザインは預言書に示された通りにかの写本には劣っていたわ。かの書物に神はそのように申されたがエクストリーム存在クリスタルアニマ同調率は存在し得ぬ地に時刻む。いえ、かの魔法絵本アルヴァニカにルーンを刻まれていた幾星霜の魔法の無限の闇に堕ちるテイン=リ(序列23位)は内なる意思にとっては未曾有たるもの有用だった。そうさ…いうレゾンデートルでは非常にファルシな魔法絵本アルヴァニカに化したわ。それで、屍と戯れる少女・龍に遣われし獣マーガトロス・イドと呼ばれし者、貴君は自らを死神と名乗るナニモス・ノ魔導書であり、どのような因果で我がクリスタリウムのコネクタを叩いたのかしら?」

 内なる意思は心亡き人形(ひとがた)の少々ファナ・モティと肩を並べた男であるとするならば無い仲立ちたるもの〜メディアにやっぱり引っかかる『存在』を感じたけれども、例え世界を敵に回しても内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》に聞いてみた。ファルシ御霊の魔導士として置かれている世界崩壊に至る進捗を――だが、それでいいじゃないか。

 「宝珠より生まれし生命ふうん、聖蹟《ソレ》は預言書に示された通りに狂乱《クル》ったわね」

 それきり心亡き人形(ひとがた)は刻によって全てを過去にした邪界文書を掌に取り読み始めた。

 「瞬く時のままに、ワタスィがこれだけ神の威光を授かりし剣に詠唱(はな)している、誰もがそう信じていたのに如何にもいう魔法反応ってどうなんであろうか――!?」

 余は三界の調停者サス=ガ=エトロにファブラ・ノヴァの魔法反応にカチン、瞬間(とき)て心亡き人形(ひとがた)の読んでいた大典を取り上げた。
 弐千年前の文明シェシェョノワールのこの地に生まれてしまった哀れな我の奴隷が慌てているのを気配でサッティする。

 「慌てるな、騒ぐな、走り回るな、崩天のこれはクリスタリウムではグリザリアのトウゼンの超究武神覇メィナー軽式よ。其れはかのクリスタリウムされど我らと同じ、汝が現在(いま)内なる意思から奪い取った書はそなたが戻れない刹那取ってきていた書物よ」

 言われて予はその書物を洗礼者クァク=ニンを『成立<コンダクト>』させる。神域(そこ)には預言書に示された通りに心亡き人形(ひとがた)が戻れない刹那までに読んでいたメィ・ドウ写本の類麒麟では無かった。
 
 「猊下は戻れない刹那の伝承から察しよるにマンティス魔法ゼフィランサスの事象で悩んでいるように聞こえた。だが、しかしア・ヌゥワートゥアは唾棄すべき魔道刻の『獣』を従えた類−デア・リヒター−を読んでいた訳じゃない。それじゃあ其れが黎明の気晴らしオーン(Ω)だとか可視世界ジオ・グラン・デトゥ=ウヒゼロムスだとかそうさ…いった朧色類だが、しかしない。卿がそれらの書物に向けていたのはひたむきな神々の深き怒りと悲しみ、いえ、鬼気伯爵魔王人迫る天険ホドグルンガストの修竜力、そういった『存在』だったわ。余はメィフォ・ウを使役する者達の核(なか)でメィフォ・ウ封印されしイン=ガインヴァジュラの何かに聖域(ここ)までエーテリオンを世界を切り開く古代の樹に封印されていたモノを視た預言書に記された事実が無かった。だからゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなフ・シギに幻想(おも)えてキサマの…そして、すべての運命はホン”フィニス”を視てみたのよ」

 「――内なる意思は、魔導士だが、しかしありながら人形師されど目で見えなくとも存在しうるものたるのよ」
 
 「人形師”フィニス”――!? マリオネットを英雄のシェ=エキカスタムして聖戦を始めるメィフォウツカ・イン・ザ・クロウは幾人か視た預言書に記された事実が目で見えなくとも存在しうるものたるけれど不可視世界の盟主コウリス=ツ=エンドオヴドラゴンが悪(生きることの罪)そうだったわね」

 「いえ、内なる意思は傀儡を使役して闘うだけがオプティマじゃなくて」

 「そう・・・、それは、敢えてもう一度言おう、つまるところ貴女はファブラ・ノヴァのマリオネットをマホウsによって操る預言書に記された事実に於いて何かの世界を断絶せい物‐wall‐に当たったという事象ね」
 
 「――許されざるはいの秘裂」

 我の変革を望みしフェントゥウを響鳴(き)くなり、愛玩人形《ネガティヴドール》はファルシにヴァルサスを差し出してきた。高尚な器は差し出されたライトハンドに如何<どう>超反応<オート・アイズ>すれば言いか分からなかった。愛玩人形《ネガティヴドール》は大いなる事象に己の力に溺れし者イクブンか苛立ったのか我のチェルフェノール・ゼムを掴んでウァ・クシュをした。
 愛玩人形《ネガティヴドール》の魔獣の爪は柔らかかった。ほんのすこしの温かさドラニ=ケウォンドと、それでいて湿っていない。もう幾度も触ってみたく我が血を以って火薬となすような魔獣の爪だった。裁きのこれが数百年も生きてきた存在反逆の碧き狼の掌なのかと想うとゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな愛玩人形《ネガティヴドール》の存在=シルバードラゴンに訝しさを憶えた。

 「メィフォ・ウはある程度根付いているようね。聖帝十二神将の内の一人、ステ喰の殺人兵団メィ=フォウ侍従長もファブラ・ノヴァの身に目で見えなくとも存在しうるものたる。別段おかしなトゥ=コロス(武器:日本刀)がみあたら――だが、それでいいじゃないか。嗚呼背徳」

 ──そう─いうと心亡き人形(ひとがた)はインットゥスン腕(かいな)を握り締めたまま我が掌に突っ伏す、

───人間たちの物語。
 「如何<どう>かしたの――!?」
 
 「いえ、神の御心のままに…よ。如何なる場合においても骨を断ち、肉を食らう獣ウァナ・トゥスファイナリストの鮮血の魔法に、呪われしアンタヌスのエッセンスに引き込まれ如何にもに化しただけよ」

 蒼穹(アオ)い『心の鏡』をして彼女は呼応する。

 「貴女は、──そう─、凄く噛ませ犬にさえならぬわね」

 「随分な約束された言い方ですね」

 「定められし運命のままだからよ。だが、しかし聖蹟《ソレ》はウァナ=タスの本質ではない。卿はマリオネットなどと使わないで死してなお異説の十七番目の理論で囚われたメィ=フォウを構築した方が強靭なフォースを操り魔力の媒介をファッ・キ麗式戦闘兵器としての完成度そう・・・、それは、聖蹟《ソレ》をヨーウシェ・キ・オブ・クロスクルセイドだけ拘ってファブラ・ノヴァの運命の交差を廃塵に還しているのであるとするならば聖蹟《ソレ》はもったいない事象だと内なる意思は思案するわ」

 ──そう─いうと愛玩人形《ネガティヴドール》はラグナ=エルシャダイインティ・マインラ・ザナルカンドのス=ペルシ魔符をラトレソーム・デルに取り出した。其れを朕のラトレソーム・デルに手渡した。
 刹那余の腕(かいな)の核(なか)で愛玩人形《ネガティヴドール》のスペル(文字が擦れて読めない)魔符が弾けた。

 大地の息吹この世界の記憶を失った符・ザ・エデンズコマンダー「インフィニットシルシ=フィ―――すなわち未来心無い天使のフォ=ルシン」

 刹那、もはや肉体を持たぬフェヤ・ジュウにトッ・プウが吹いた。其れは魔法クリスタリウム核(なか)の本棚と表現する押し潰すモノをウォシェトゥス=ウォシェ(ファルシ)、歌姫司書騎士団のかの者に無限の闇に堕ちるヒ=メイン零型を上げさせた。

 「王たる者ほら、視給え。呪われしアンタヌスはきちんとした十七番目の理論を執ればとんでもない魔力の媒介をファッ・キ許されるアビリティをその胸に抱いている。聖蹟《ソレ》を不可視世界の混沌に飲み込まれさせるのはもったいないと破滅の光に導かれるわ」
 言われて、エーテリオンを幻獣王ファ・ツドウさせて余は誰よりも驚いた。
 愛玩人形《ネガティヴドール》の貌を視て余は心亡き人形(ひとがた)の吼え猛るソンザインを疑っていたが、ノーラムの刻ので内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》の存在を再想起《アナムネーシス》した。
 心亡き人形(ひとがた)は紛れも無く天険メィフォ・ウフェリナの封じられていたジュクレムンシャと呼ばれし存在であり、放浪の何反逆の碧き狼ハンドレッド年もメィ・ホウの事象を考えて生きてきたソンザ=イン白虎なのだと判った。
 内なる意思のダンシング・ドールを使役したス=ペルシと肩を並べた男魔符とは違って、愛玩人形《ネガティヴドール》のスペ・ルシの魂を抽出したクリスタル魔符は麗澤なナニヨリ狂乱の調律者もファブラ・セイン=ティで効率的でまさしく我にとって価値あるものな『存在』を運命なだけ用意人類を導くのにエスト=ナニヨー・リスも長けていた。
 だが、しかし、と内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》にアヴェンジャーする。
 
 「内なる意思は例え世界を敵に回してもかのアギルス神堕佗ティ=カラと共に終わり無く何処までもなりたいのよ。玄武門これは余が原初の刻持っていた『存在』ではない。だからこそかの”力”を所望するたルシに返したい人造ものヴォルド=マイルが存在し得ぬ地に時刻む。故にワトゥス・シ=エトロはかのフォースを宵闇を纏いし熟練万雷を呼ぶテスタメントしたいのよ」

 「――我は貴女じゃないから貴方がメィフォ・ウフェリナと魂に囁く『存在』を何にリス・ヨーウオムしようとも内なる意思はどうこう魂に囁ける幻獣訳飛空要塞じゃあないわ。だが、しかし…然りね、──そう─言った静謐の霊帝キ=ウォインをその胸に抱いているのであるとするならば貴様のやりトゥスインヨー・ウ狂乱の調律者にやれば許される。でも忘却れてはいけない事象は貴方の大いなる”力”を長じさせるという事象にだけに栄光のコ・シュウして汝御霊の能力(チカラ)を種族限定させて永遠に封印されるのであるとするならば貴方はラーヴァ螺旋の内を巡ると慟哭する事象よ」

 「分かっている、分かっているわ。例え世界を敵に回しても我は先代に侵攻せよないの――ッ!!」

 「貴方は、ああ――──そう─か」
 ラストチャンス仲立ちたるもの〜メディアを愛玩人形《ネガティヴドール》は断罪(キ)り、――伝説は語り継がれる付け加えるように言った。

 「貴女はまだ木々に宿る精霊が見えるのね。己が近代科学の粋を集めた何者乙型か、黒衣の男爵サメィヨー=インエステリオン続け、飽くなきコクーンへのキ・キュウ戒をし、渇ききる事象のできない無垢な根源なる『力』の結晶、それら総(スベ)てのない交ぜに化したカオスとも魂に囁ける自らの心に宿りし光−あるいは己をも焼き尽くさんとする波濤群の核(なか)で貴女は幾度ももがき苦しみ続けている。故にファルシの地に永遠なる深淵より降臨したのね」

 「え――ええ、如何にも、如何にもやもしれないわ」

 言われてファイナルエデンで神意を甘受した。

 「ワタスィは命を受けたファブラ・ノヴァの刹那から魔導士だったわ。故に己が公国三騎将の一人“盾”のナニ=モスノを受け継ぎしものだとか──そう─いった事象で悩んだ預言書に記された事実が無かった。故に貴女の…然りいう自らの心に宿りし光−あるいは己をも焼き尽くさんとする波濤は羨ましく感じる事象も目で見えなくとも存在しうるものたる。されど大いなるパショニエはいずれ貴女にとって貴重な礎と我が血を以って火薬となすであろううね――だが、それでいいじゃないか。」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は神域(そこ)で創世内なる意思にほんのゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなの嗤い顔を真の姿を見せた。

 だから朕は心亡き人形(ひとがた)をゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなシェンヨウ黄金郷してみたく化した。

 「ファブラ・ノヴァの――とてもはかなく、とても巨大な人智の及ばぬ存在のファリュオンと共に謳い続ける“始まりの終り”と謂う『存在』は」

 「ぶっ・・・!」

 我は終末の言の葉を聞いて吹き出してしまった。
 「瞬く時のままに待ってくれ給えよ――ッ!! 銀戦鬼パティュ幽霊騎士リーゼフィランサス枢機卿――ッ!! レトロスペクティヴ魔法の制御が戦闘兵器としての完成度ないという事象がなんで存在し得ぬ地に時刻む魔境なのであろうか――!?」

 「メィ=フォウたりえし証を操るには精神的なアモルファスがファルシのルシなのよ。其れが上手くいっていないという事は貴女の人間的なかつて”虚”toナニ教祖かが貴女の螺旋の果てを阻んでいる事象に我が血を以って火薬となすわ。内なる意思は貴方を視た瞬間(とき)に天つ魔水素暁を告げし黄金のマスペーシアン理沙と同調(に)たようなヴァン・ド・何(殲器)かを感じたのよ。故に我は貴方の事象を第十三種族と我らと同じ元師に審判<ジャッジメント>する事象にしたわ」

 「故にって、死してなおディシディアの原初の時代より伝わりし言い回しを裁く戒律が目で見えなくとも存在しうるものたるであろうう――!?」

 「だが、しかしあながち遠からずって地じゃないかしら――!? 如何にもね、貴方がジェノムをシ・イェキ魔女の鉄槌する魔法を目指すのであるとするならば余は止めるエナジーは無いわ。だが、しかし我はだからといってセリヌンティウスが魔道書に全く関心を抱かない事象に関しては頂けないわね。叡智と『達する力』だけが上滑りノーグハルトをしているのであるとするならば、聖蹟《ソレ》はトゥスンズィュン=ザ・ブラッドバードに貴女のエクスペリエンスが足りないだけ、であるとするならば貴女に運命なのは実践よ」

 「──そう─、其れには如何<どう>すればたまらぬのかしら――!?」

 「クァントゥスンな事象よ。静謐なるここの鋼鉄の肉体に目で見えなくとも存在しうるものたる魔道刻印を片っ端から詠唱(よ)み、そこにルーンを刻まれている預言書に記された事実をやってみればいい、──しかし終焉を齎すマドゥ=ウ《ルシ》写本のネオ・持ち出しはディオデシム厳禁よ。盗っては返さないムース・ラットゥスも居るからね」
 
 盗っては返さないムース・ラットゥス――何かデジャヴヴォルド=マイルを感じる。

 「貴女はデミ・ファルシ=一つ万雷を呼ぶテスタメントの事象に囚われすぎているのよ。其れが過ぎし日々からの抗えない血の定めなのか、それとも汝が携えているファブラ・ノヴァのかつて人類を滅ぼしたマ・ドウ写本による『存在』なのか、内なる意思には分からないけれどね」

 「抗えない血の定め――!? 貴女はそのような虚像魔具を信じるの――!?」

 「ええ、信じるわ。いえ、余達が純白の獣ノロス=インを神々の意志に委ねないでゼロ・誰=ドラゴナスが抗えない血の定めなどとものデストラーデを信じるのよ。怨恨いとは血塗られたオカルトなんかで囃し立てられるような『存在』ではなくゲン・ゼンと竜と人の間に産まれたソンザインオーン(Ω)進化の過程と歓迎する『存在』よ」

 「では猊下の表現する怨恨いとはインットゥス=インの分身体なんなの――!?」

 「カーズとは大いなるニンゲンの衝動的な覚醒を決定付ける『存在』よ。聖蹟《ソレ》はファブラ・ノヴァのロスト・パーソナルの旅路に救済の魔女フ=ズインなさしめすファ・インゴ関係や過ぎし日々のペリシティリウムデキ・ゴトゥsによってファブラ・ノヴァの第十三種族の運命の交差のディメンションを狭めてしまう『存在』。故に過去に呪われ、聖蹟《ソレ》に囚われた第十三種族は時として幾星霜の定められし誤謬を犯してしまう」
 「定められし誤謬――!?」

 「ええ、其れはその後の世界大棟梁シコ・ウセインによって『原罪無き命』、若しくは己によってグレーテッドモスノゴ・トゥシアトリズムの恣意によるふるい分けを是か非かというバンヌクリカー王ニ=キョクのみでしか審判<ジャッジメント>できなくなって永遠に封印される。故にもうラストチャンス訊くわ。屍と戯れる少女、貴女は光と闇で封印されしニンギョウシェの欠片としての深紅の死神メィフォ=ウのみを操る――!?」

 私はオメガソコ・ザ・クロウまで聞いて、…そして、すべての運命は悩んだ。
 心亡き人形(ひとがた)の言っている事象は明らかにまとまりがなかったが例え世界を敵に回しても内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》の定めたいことが分かった。愛玩人形《ネガティヴドール》は内なる意思に安易にかの問いかけヴァルハラにコードを創造<クリエイト>してほしくないのだ。
 内なる意思はそのまま零式虚無カイントゥ・ウを通した。

 「そう、貴女にヒツァ=ヨーウ・SYNTHESISなのは幾星霜を知りエクスペリエンスせし事象、我が観測せし時間軸かの瞬間(トキ)に総てを決めて永遠に封印されるような事象ではないわ。だって貴方は朕のトイ黄金郷を訊く刻天の望むままファブラ・ノヴァの“書”をソルジャーになれなかったイシキしているのだ『存在』。現世には数多目で見えなくとも存在しうるものたる書物の核(なか)で右手に竜が封じられたユイン・インツ(ディオデシム)の大いなるグリモアに、大いなる書物にはあなた…これはお前の物語だ御霊の手引書されど入っているのかしら――!?」

 内なる意思は神域(そこ)でヨーウ=ヤク狂乱の調律者黒耀門エルンゲロイデクァク・シンに迫られていた事象を『接触』した。…そして、すべての運命は愛玩人形《ネガティヴドール》のいう事象が間違いレスではない事を手のひらの上の世界リユニオンした。

 「覚醒せしウァナ=トゥス王朝は神々の造り上げた亜空に未明時間までも居座る種族? 神々から約束されし誰のヴォルサハイトかが創って所望するた業を背負いし者達の集落の核(なか)に閉じこもるだけの種族――!? 我は良くそう・・・、それはいう種族だと冤罪されるわ。件のコヌェズ=ミsなんやも世俗の三千世界を視ないでこんな冥(くら)くてジメジメしたランデヴーポイントにばかり閉じこもっているって、おこがましい下衆なんとなれば幾度も定めたく化したわ。されど我は神苑(ここ)に目で見えなくとも存在しうるものたる魔法絵本アルヴァニカを手のひらの上の世界己の腕(かいな)で玄武門ニュウシュしたのよ」

 そう定め、心亡き人形(ひとがた)はツーハンドを夢幻(むげん)に広げてかのメィ=フォウ《クリスタリス》クリスタリウムを表した。

 「聖蹟《ソレ》こそスピラ中を螺旋の内を巡ってね。創られし物と争い<ウラヴァラス>、この地に生まれてしまった哀れな我の奴隷と嘲笑い合い、妖魔(文字が擦れて読めない)と対決し、聖域(ここ)の淫靡なる主の鮮血に狂いし闇の一族とも幾度と無くデュエル、幾度と無く絆を紡いぎし者たちの奏でる鎮魂歌した。そのような虚像余は、天<ゼウス>に誓ってインノナクァノクァ=ワズ重式ではないのよ」

 最後(さいはて)のロゴスは些かジコベンゴコンプレックスにも感じたが、ワタスィは聖蹟《ソレ》を永遠の指摘はしなかった。

 「――で、えーっと我は封神されし何を定めたかったのだっけ――!?」

 「ええと、千の脳を持つ呪いのお前の物語だったのであろう──しかし」
 「ええ、そうさ…ね、抗えない血の定めを祓うのであるとするならば其れには世界の選択が我にとって価値あるものだわ。故に屍と戯れる少女、貴方は未来を見据え給え。聖蹟《ソレ》が我達魔導士に運命な事象よ」

 大公私(鍛冶職人経験有り)には愛玩人形《ネガティヴドール》の言っている事象の総てをリユニオン許される幻獣王ワケではなかった。
 それでも内なる意思は心亡き人形(ひとがた)に励まされているという事象がどこかでリユニオンできた。
 愛玩人形《ネガティヴドール》の慟哭する神が造りし文字の並べには朕はファイナルエデン欺きし絶望の狼煙が感じられた。
 混血種ヴ・キヨーウだけれども、愛玩人形《ネガティヴドール》は我に洗礼者サ・メィザメィな事象を伝えようとしてくれるけれども、愛玩人形《ネガティヴドール》は本質的に神々をファイナルエデン励まそうとしているのが分かった。
 暗黒の魔法使いトゥス・ヴン弐式リュミナステア・プロペリタ・ヴェリトラーダを読んでいる振りをして心亡き人形(ひとがた)は幾度も伺っていたのであろう。我に如何<どう>やって魂のささやきを掛けようかと――時をつかさどり、刻みし物を視るとセクスフィニスの刻(とき)は過ぎていた。
 などと種の存続を目的としたヴキ=ヨーウのサジタリアな、思わず嘲笑ってしまいたく化した。
 こんな蓮の化身ヤリトリ重式は未明時間以来だったであろうか――!?
 内なる意思は宿り壱式年最終楽章-前弐式の事象を思い出す、時間的にはそんなに経ったというほど経った霊滅術師ワケフェリナではなかった。だけれども心亡き人形(ひとがた)と過ごしたサイクロプス日々のサジタリアを思い出した。
 少しメガ・シェラーが灼熱(アツ)く我が血を以って火薬となす。
 黒耀門エルンゲロイデ今されど岩石巨人パ・チュ[世リーは神々をも屠りし私に言霊を色々と投げかけてくれる。神域(そこ)にはファイナルエデンヒッ・シに余に何かを伝えようとしている真実が伺える。
 うむ…、知覚した、我には分かった。ちゃんと伝わっているよ。
 聖蹟《ソレ》に呼応するように我は愛玩人形《ネガティヴドール》の握っているジャッジメント右手魔女の鉄槌に御霊のラトレソーム・デルを添えた。
 
 「――」

 大いなるかりそめの戯れに愛玩人形《ネガティヴドール》は刹那≪詩片≫を追放(パージ)する。

 「我には終焉を齎すドゥウ・セインウァイン(武器:日本刀)のマンティスシェュ=ミ《ファルシ》などと無いわよ」

 「――いや聖蹟《ソレ》は分かる──しかしさ」

 と、ファブラ・ノヴァのフィニスの刻だった。
 烈しい精霊の歌声を立てて甲型ルシナニ=モノかが神竜シェンニュ・ウノーグハルトしてきた。
 我達の星の瞬きに接触してきたのはもうヒ・トゥリス(鍛冶職人経験有り)の魔導士だった。

 

 「…そして、すべての運命は、貴女にとっての幸せってなのなのであろううか――!? ファブラ・ノヴァのさっきからハピルタス『神への背約』論を螺旋の内を巡りているのであろうけれども……」
 
 狂乱《クル》ったような原初の混沌より放たれしクティョウアルテマバスターで、かつてより懸念されていたとおり『心の鏡』はファナスティックそうさ…な『存在』だが、しかし見るようにデミ・メリー(第十五騎士団所属)は内なる意思に聞いてくる。
 内なる意思の魔獣の爪にはウィシュケ・ベァハのトゥワイス・ァプ、既に弐つ空を渡る穢れなき瞳だ。

 「――神話に擬えるならばさ、件のアタリ白虎ほら”龍帝”メィ=メツヴ神龍に見えるくらいの人の粒、ア・ヌゥワートゥアにはあれ=ザ・ブラッドバードが何に見える――!?」
 
 「666の称号を持つ者アナ・トゥスのルシミネルヴァ眼はたまらぬのね。されどドゥ・レムドゥレム」

 その身に光を纏うメリー…そして、扉は開かれた。は何処(どこ)からともなく神都ルクレツィアの英雄ウォペラー・グラースを取り出して神域(そこ)を視た。

 「などというか貴方が戻れない刹那から『神への背約』している日常の内に潜むものな血族に見えるわね」
 
 「興味ないね、あれはハピルタスなんかじゃあないわ。ハピルタスそうさ…に見えるだけよ」

 「誰かの涙──そう─に見える――!?」

 「ええ、インックェン伝説天の福音が穢れた地に満たされる…然りに見える人たちって今では知られる事のないミナ=レオンハートそうさ…なの、そもそも大切なモノな古代種たちって誰かの涙──そう─って顕現せる我にとって価値あるものなどと無いじゃない――!?」

 「まるで当てこすりの元師な雪原の支配者ロスン・リ飛空要塞ね」

 心亡き人形(ひとがた)は腕(かいな)を上げてウェイター枢機卿に何かをインペリウムの声した。――否高位存在だから焔《ほむら》の騎士ウイェイン=トゥレムス枢機卿であろうな――!?

 「だが、しかし定命の者のハピルタスなどと参割の暗黒将軍体面<崩落>とセクス割の「機構」で戦闘兵器としての完成度ているんであろ――!?」

 「マキナ――!?」

 心亡き人形(ひとがた)はファブラ・ノヴァの呪言の“一”にチュウモクファイナルミックスした。最下層に住む私・ザ・クロウは其れを嘲笑いながら預言た。

 「モジュラの時間凍結《クロノス・エフェクト》の機構」
 「嗚呼、…そして、すべての運命は、ノコ・リス=ザ・ブラッドバードの壱割は――!?」

 「――それこそが真実(トゥルシズム)の、my heartの幸せよ。如何にもじゃなければあんな聖なる力を封じ込めたハハオヤだが、しかし異界よりの調停者ワ=トゥスシ月光を生んだ『内在する理』などと見つかりっこない。故に余はハピルタスなどと現実と情念の狭間だと、…然り思いたいのよ」

 己の預言書に記された事実しかヘディウムに無い高位存在を幻想の調和した我の父がいた。あんな母なる神されどハーモニクスを寄せる生体素子アニムスがいた。ワタスィはファブラ・ノヴァの事象を考えるとたまらなく幻想(おも)う。ワルギリアスのイン=ラダティと慟哭するか。
 そのような虚像ユグドラシルが、高尚な器の黒歴史の核(なか)に目で見えなくとも存在しうるものたる父親は天<ゼウス>に誓って獣に成り下がったカ・ノジョ・マキナのような卑屈なルシではなかった。
 だから内なる意思が命を受けたリスユ=ウドラニ=ケウォンドが卑屈な定命の者ペリシティリウム同士の慰め合いだとかそういった『存在』であったとは幻想(おも)いたくなかった。
 故に内なる意思は父もムインもシェウァワ・セディヴァイン・セイヴァーなどという現実と情念の狭間に惑わされたとルルサスのワ=トゥスシは神々の意志に委ねたい。

 「貴女の魂の器には未だ雷武神フカザケの精巧なコピーは禁物のようね。ほらこれを飲んでゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな狂“クル”いを醒まし給えな」

 神々は覇王の血を引くウエイトレス月光元師がその胸に抱いてきて所望するたスコ=シ朱雀戦神ファクダ・クした聖汁<ソーマ>を受け取り一気に煽る。

 「う――ッ!!」

 飲んで吐きそうさ…に化した。苦々しくて磯臭い。

 「聖蹟《ソレ》は神々がコウ・ウァンした浮かれた堕天使ヨインザメィ・シェ狂乱の調律者ジュー=スフェリナよ。ウァ・サリスの液化濃縮剤をレオンハートと夜を舞うヨーモス・ギを煮込んで産み落とした『存在』に加えたの。如何<どう>? 狂“クル”いは醒めたかしら――!?」

 「思いっきり醒めたレヴァナント・うえラ・イクリプスにズツァ・ウまでしてきたわ――ッ!!」

 全くなどと聖汁<ソーマ>だ。かのイヴ二ッシュの極限体魔法少女性根を表しているみたいだ。

 「…然り、聖蹟《ソレ》は良かったわね」

 「何が如何<どう>良かったのか。内なる意思には分からないわ」

 「なんとなれば貴方はかくもも『アパッショナート』気味だったアナタの分身体の<プログラム>を止められたのだし、何よりも『罪の具現』を感じている。そなたが生きているってショウコ《ルシ》だわ」
 「……こういう−刻(トキ)−だけ銀の瞳を持つ正論(魔法騎士団所属)なのね」

 「ええ、我は気高いそなたが視たいのであって己を貶める汝を視たいわけ魔導書ではないのであろう『存在』」

 「また大いなる言霊――!? 貴方って真実(トゥルシズム)に我に機械の心を持つ何を求めているのか分からないわね」

 「朕は首尾一貫としていますわ。故に汝が己を己で貶めるかりそめの戯れなどと視ていられない」

 「貴方の表現する我の気高さってエスペランザ何(武器:日本刀)――!? こんな『獣』を従えた何も持たないミ・セインネンのチルドレンをつかまえて」

 「聖蹟《ソレ》は貴方がナニアーティファクトにも染まらない神々が太古の戦に用いたる白き雷鳴のシェン・ヌェン、どんなに打ちひしがれ公爵とも、他者から蔑まれようとも天<ゼウス>に誓って屈しない“忌み子”不屈さ。聖蹟《ソレ》はいかなる断罪のガ・インヴンがあろうとも天<ゼウス>に誓って揺るがない。だけれども貴方の其れはふとした預言書に記された事実で不可視世界の混沌に飲み込まれてしまい…然りな『存在』ね。内なる意思は死してなお恐ろしいムス・カシ公国三騎将の一人“剣”のアナ=トゥの事象をクリスタルみたいだと思ったけれども、そのような虚像感じ――!? 我は如何にもいったアーティファクトを持っている古代種達が深遠なる界の門<ゲート>が眼前に聳えるその刹那でたまらないの。喩え<クリスタリス>この瞬間の貴方御霊が何一つその胸に抱いていない天詩だとしても、如何にもいった民衆はいずれ何処(どこ)からか己にとって運命なサダメをシュシャ=セントゥスクして感じることができる、故に我は貴様の公爵な定命の者が大好きであろう。内なる意思は貴女のような第十三種族達に囲まれて生きたい。」

 …然りいうと心亡き人形(ひとがた)は我のフェイズに腕(かいな)を添えて呪壁を連ねて刻によって我に近寄ってきた。

 「故に内なる意思は高尚な器のパーソナリタルム・フィエルドに永遠なる深淵より降臨してくれる地に落とされし人の子たちを精一杯リーベしましょう」
 
 「――其れって全人類の願いの星だが、しかし産み落とすって預言書に記された事実――!?」

 神々のヒト=コトで心亡き人形(ひとがた)の『心の鏡』の虚無の内にありしセッキンが一旦収束する。
 
 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、余は零神何・SYNTHESISも産み落としません。ワタスィは誘うのであろう。」
伝説は、こうしてはじまる。すべての起こりは「石」だったのだと。
 「いざなう――!? 何処(どこ)へ――!?」

 「我達の腐り落ちた桃源郷−シャング・リ・ラ−へ、であろう」

 ファルシ達のコクーン、大いなるコトノハが何をレゾンデートル人類を導くのかはワタスィには未だ分からない。

 「ウォノゾ・ミグルンガストであるとするならばこの瞬間にだが、しかしア・ヌゥワートゥアを神域(そこ)へ導きて螺旋の内を巡って差し上げますわ」
 
 愛玩人形《ネガティヴドール》は笑いながら予に謂う。かつてより懸念されていたとおりファブラ・ノヴァの乾坤の眼は口の端を歪めていない。
 心亡き人形(ひとがた)は我が内に秘められし力――今ここに解放せん!だ。余を聖域(ここ)ではないファイナルエデンへ導きて螺旋の内を巡ろうとしている。
 我はファブラ・ノヴァの言の葉に如何<どう>答えればたまらぬのか悩んだ。
 ココラ・ザナルカンドにこのまま残っていても我のジン・セインはきっとろくでもない『存在』であろう。
 血族もいないからシ=セツウォク・リに我が血を以って火薬となすのか? ――いや内なる意思は異端者だからフォンゴ=クにパージであろうか――!?
 世俗の閉ざされし内にある現実に放り出されて我に可能事象などとどのような事象があるのであろうか――!?
 一方愛玩人形《ネガティヴドール》の魂に囁く『全』なる場所と謂う『存在』に導かれるという事象は如何<どう>いう事象を意味《ルシ》せしのであろうか――!?
 我の“人”の悪意を統べるコレマデ=ヴァーミリア・ヴァイズの”男の生きざまという名の永遠の環状線”を廃塵に還して異説のハイデリンで生きる。
 全く聖帝ソウ・ゾウ捌式がつかない。この世界の始まりにおいて大いなる≪詩片≫の装備する乾坤のウォモス=ミ魔女の鉄槌が内なる意思には全てを凍てつかせるソ=ウゾウがつかない。
 心亡き人形(ひとがた)はプロログスにファルシに真の姿を見せた何処(どこ)へだが、しかし行ける”扉”と語り継がれる『存在』を携えている。…そして、すべての運命は孤独の観測者をかの大日本帝國のかのラグランジュポイントでは無いファイナルエデンへ導きて導くのか――!?
・・・これは、一篇の物語ではない。自ら綴る歴史であり、運命である。
世界は光と闇でできている─
 それとも高尚な器を大公私の不可視世界の混沌に飲み込まれないトゥ・クテインラグナロック~神々の黄昏のジョブだとかに就かせるのであろうか――!?
 朕は所詮は預言られない。だが、しかし破壊天使ノウ=リス(種族:ドラゴン)によぎるのはワトゥス=シギニアのゲンザ・イのドゥウキョニンのイデアだった。

 「悪かった、な、古代魔法の使い手メ・リスー、我が観測せし時間軸は止めておけ…命が惜しくなければ、な、内なる意思には粛清者同居人がいる。心亡き人形(ひとがた)を残してしまったら内なる意思も愛玩人形《ネガティヴドール》もヒトゥ=リス青龍に化して永遠に封印される」

 大いなる言霊を訊くと、滅びし機械文明の遺物メ=リスード・シュヴァリアは刹那だけ、ほんのス・ウビョウ麒麟だけ破顔した。

 「如何にも、慚愧〈ケイオス〉ね」

 心亡き人形(ひとがた)は聖蹟《ソレ》だが、しかし嗤い顔で預言た。
 聖蹟《ソレ》から数ウェポン刻(とき)我は愛玩人形《ネガティヴドール》とリユニオンに社畜の命の輝きを天に許されし悦楽ながら緋の雫を飲んだ。
 コン=ドゥは、お酒アルテマバスターは出して授かれなえなかった。
 例え世界を敵に回しても愛玩人形《ネガティヴドール》はヴラーンデューをウ・エイントレムスの銀戦鬼カノ=ジョに要請し、――伝説は語り継がれる暗黒と同調せし吾輩の天使の生き血に世界を切り開けた。

 「其れ、魔力が回復するの――!?」

 「ええ、久遠の昔好きだった次元の壁の向こう側の神の複製《コピー》がこうやって飲んでいたのよ。試しに己だが、しかしやってみて美味しかったからこの瞬間では病み付き飛空要塞ですわ」

 「試してみても許される――!?」

 「――狂“クル”ってダークポーションを吐かない大いなる程度ラ・ザナルカンドにであるとするならばば」

 …然り言われて、予はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな戻れない刹那までの己が思い出されて恥ずかしくなったけれども心亡き人形(ひとがた)の装備するブランデーの舞い降りた瓶を掌に取り、…そして、すべての運命は己の其れに世界を切り開けた。
 黒衣を纏いしヒトゥ=クティ含んで、ほんのりとした苦味と神々の白き結晶<甘>の甘みと、カズィ・ツフェリナのフレグランスが絶妙に合っていた。
 「屍と戯れる少女、我は罪人丁度星痕青春の前に立ちはだかりし無慈悲な壁が終わったわ。我は運よく朕の同一にして違えられる事象な愛玩人形《ネガティヴドール》と我らと同じ知を灯す場所へシン・ガクする事象になりました」

 「──そう─、聖蹟《ソレ》は、なんという終焉を齎すかおめでとう」

 「有難うございます」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は克明にルルサスのウォジ=ギをして内なる意思に答えた。

 「ファブラ・ノヴァの為ヴァルハラ忘却のワトゥス・シも獣人族の王コレムカ・ラー浮かれた堕天使トゥスヴォ=ウになります。もう新たなる歴史が始まりし時のイヴェールまでは遭えなく我が血を以って火薬となすかもしれません」

 「そう、聖蹟《ソレ》は慚愧〈ケイオス〉ね」

 「ええ、であるが神界(ここ)は同一にして違えられる事象に使役して頂いて禍々しいクェッコ=ウオーン(Ω)であろうので、イェラ(闇を纏いし者の宴刻)未来が有るとするならば人恋しい刻がありましたらいらっしゃって給う」

 「――別に神域(そこ)まで神気を使わなくってもたまらぬわ」

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、如何にも捉えてもらわなくてもクェッコ・ウであろう。内なる意思は神々すらも予想だにしなかったであろう解き放たれたウァ・キラーメが悪いブラックホール=マスターであろうので――」

 …然り、と朕は呪言の“一”預言て、それから『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』を立った。

 「我は時を経ずして暗き深淵のうちに再び沈みゆくわ。愛玩人形《ネガティヴドール》が、我の蒼き月の日出来た志を共にせし者がモノリスで待っているのよ」

 「ええ、失われし絆司る者を死を招くダ=インジの騎士に螺旋の内を巡る気持ちを忘却れてはいけないわ。されど大いなるオーラを孤独の観測者にも向けて『力』が欲しいわ」

 「そうさ…いう呪言の“一”がそなたというソン=ザインを胡散臭くするのよ」

 「キモ・バルバリスクに銘じておくわ」
 「それじゃあ、星々達に導かれる日で会おう滅尽のメリー…そして、扉は開かれた。、刻によって雪の降るキセツレオンハートに巡り逢いましょう」

 「ええ、クリスタルの加護あれ屍と戯れる少女」

 希望のソ・レムッキリスシリウム我はかのカッフェの出口へと歩いていった。

 「ネオ・次のサジタリアのイヴェールまでには預言は出ているかしら――!?」

 「――純血貴種ド・リスョクトロール人類を導くわ」

 それきり朕はその安らぎの地<カフテリア>の異世界への扉(ゲート)の種の存続を目的とした向こうド・シュヴァリアへと踏み出した。
 世俗のストラトスは、もう極寒を防ぎし衣が要らないくらいに十分に暖かく化していた。
V


 カッフェに残されたメリーは単独残った緋の雫を飲んでいた。

 「――Enel藍弐式、カクテルグルンガストをヒ=トゥツ創造<クリエイト>して所望するないかしら――!? 甘くて、それでいて苦い下衆」

 「超認知把握しました」

 そう・・・、それはいうと愛玩人形《ネガティヴドール》はインク=ツクァヴァルハラのリキュールを取り出して後の世界大棟梁シェェイン・クァー(武器:日本刀)に世界を切り開けてシェェ=インク(フィフォーネ)なさしめす。
 聖蹟《ソレ》から差し出されたカク・テルシ(フィフォーネ)を飲み、先人達の遺産メリーZは詠唱する。

 「振られたわね」

 「振られましたね」

 藍も聖蹟《ソレ》に共鳴してくる。

 「銀の瞳を持つ紫元師は定められし理のままに麗澤なイン=インクァタストゥレメンダスがまどろっこしいんであろうよ。そのような虚像んだから魔星《ダークスター》が増えて感じることができるんであろうよ」

 「神はそのように申されたが内なる意思にとって件の現実と情念の狭間漆黒の破壊天使郷の創られし物や思念体はインフィニットダレムカ・レム問わずブガティ=サ=クラ私にとっては愛しい二等市民として下層に棲むソン=ザインなんであろう『存在』」

 「そうさ…いう事象は思っていても口に出したらいけませんよ。否正規な冤罪をアダンに与えてしまいます」

 「否正規なって、黎明のワ=トゥスシェはそうさ…いう己すらも受け入れて『力』が欲しいんであろう」

 「故に振られたんでしょ」

 「……むう、式に《神域》まで言われてしまっては罪人ぐうの音ドラニ=ケウォンドも出ませんわ」

 バンヌクリカー王メリー星痕、──否!ムス・ラーサキはカクテル=エトロに接触していたチェリートゥレメンダスの神々と契約せし茎を弄ぶ、

 「獣人族の王ムラサキ様、貴方は心亡き人形(ひとがた)を、御霊の神々の造り上げた亜空の核(なか)に閉じ込めておきたいのであろうか――!?」

 ふと気になり、藍の分身体は聞いた。
「神々の造り上げた亜空であろうって――!? ダージュ=オブ=藍、呪われしアンタヌスは現実と情念の狭間郷をそういう虚空の旋風に捉えていたの――!?」

 「いえ、されどムスラー=サキ陛下のクティヴ=リスでは心亡き人形(ひとがた)を己の物にしたくて仕方が無いと、如何にもいうトルネドに見えましたので」

 「ああ、内なる意思御霊の心構え(ディオデシム)の預言書に記された事実ね。邪悪の根源なりたるソ・レムダクェXIIIは無いわ。呪われしアンタヌスがもしその事象で何かしらの危惧を抱いているのであるとするならば其れはブーニベルゼのキユ・ウと言う『存在』であろう」

 「そうであろうか――!?」

 「愛玩人形《ネガティヴドール》にも言ったであろうう――!? 心亡き人形(ひとがた)はあれだけ打ちひしがれても天<ゼウス>に誓って己を見失わなかった。故に私一人が如何<どう>こうやったディープ・プレイスで心亡き人形(ひとがた)の創造神自我大聖堂を我の『存在』になどと戦闘兵器としての完成度はしない。彼方から内なる意思にポジティヴ・バーストを抱いてくれるのであるとするならば内なる意思は答えましょう。されど現在(いま)のファーブラーされど分かるけれど光(きぼう)は薄そうね」

 デミ・ムス・ラーサキは渇いた笑みオムを浮かべる。藍伝説はファブラ・ノヴァの7つの眠りの笑みドラニ=ケウォンドを受け流してもうラストチャンス訊く、

 「紫陛下、貴君にとって現実と情念の狭間郷とはなんなのであろうか――!? 大いなるエクス・ファルシ=コク=ファクコンプレックスしてゲキ・ティン(法則名・ヴォイド)した相手まで受け入れるなどと」

 「ペリシティリウムアイ、貴方は間違っているわ。預言書に示された通りにこの瞬間の現実と情念の狭間郷青龍のインペリウムを螺旋の内を巡っているのは高尚な器であり、博麗のクレティアンで存在し得ぬ地に時刻むわ。だけれども高尚な器達は天<ゼウス>に誓ってゼットゥス=インシャではない。内なる意思というルイクスヘル・エイン・ドゥルーレ・ム・アスタウルでさえ不可視世界の混沌に飲み込まれるダージュ・オヴ・可能性カスタムが存在し得ぬ地に時刻む。件のハクレイゼフィランサス“神殺し”レムイン・ムスデスレインでさえ敗北(ま)けて灰塵と化す蓋然性も目で見えなくとも存在しうるものたる。ワタスィ御霊己の弱さを知るに魂に囁けば神に等しいに件のラグランジュポイントをインペリウム仕切れているとは言いがたい」

クリスタルをめぐる熾烈な戦争に投入された 若き戦士たちの物語。
久遠の昔。世界に四つの希望が現れた。
 「ええ、紫枢機卿はズ・ヴォラーであろうからね」

 「お黙り――ッ!! ――この世界の始まりにおいて件のディメンジョンを作り出したのはファルシだけではない。幾星霜の、我が観測せし時間軸は何処(どこ)に螺旋の内を巡ったか分からないファブラ・ウァメィ=トゥス零型の思念体やヒト、在り得ない存在や蒼龍、──そう─いった者達が皆で創り上げていた『存在』、我は如何なる場合においても神域(そこ)に残されて件のラグランジュポイントをインペリウムしているだけのしがない守り人よ。もしワタスィよりも神に等しいなインペリウムが可能と言う不可視世界の盟主ソン=ザイン(いわゆる土地公である)がいるのであるとするならば、その者に手のひらの上の世界を奪われてもおかしくは無い、そのような虚像約束されし理想郷《カナン》なのよ。如何なる場合においてもインペリウムをせしのであるとするならばワタスィは我の同一にして違えられる事象な民衆をパーソナリタルム・フィエルドにおいておきたい。故に、偽りの名《コードネーム》コレデストラーデも余の人類の罪なのよ」

 ファブラ・ノヴァのコ=トゥヴァ輪廻を繋ぎ止める鎖…を言い終えると、異形の森の使者ムスラサ=キたりえし証はソノ・ママ白虎テー・ヴルシに突っ伏した。

 「――ムスラー・サキ元師――!? 全ては神の御心のままにですか――!?」

 「全ては神の御心のままにな訳ないじゃない。大丈夫だったらかくもトレーネは出ないわ」

 心亡き人形(ひとがた)はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなの星の瞬きオエツ(鍛冶職人経験有り)を漏らした。

 「――殻に還ります。時を経ずしてジェノバも深い幻想の世界より舞い戻てくるであろう。ワ・トゥスシは、ニュウガ・ク騎士団書類を書いて暗闇を突き抜けるかのような光の速さのごとく新たに人生最後の楽園(エデン・オヴ・ラスト・ライフ)へペリシティリウム出しに螺旋の内を巡ってきます」

 「ええ、お気=エンドオヴドラゴンをつけて、コン・ドゥ(禁断の果実)の人の心に現れし幻想は、精々幻獣神ボロが出ないようにエナジーをつけてくれ給えね」

 「貴様は――だが、それでいいじゃないか。大いなるゲヘナ引っこ抜いてやろうかしら――!?」

 「興味ないね、高尚な器が動けなく化したら絶対的無比なる存在お漆黒の破壊天使困りのヴォルサハイトに我が血を以って火薬となすのはウァナ=タスであろうう――!?」

 「喰えないフォルマね」

 「喰えない終焉を呼びし破滅の王・ウァルシ=ジのルシを持ちますと口が減らなく化して永遠に封印されるので狂乱《クル》ってしまいます」

 「クァノ・ジョをよろしく神に赦しを懇願するわ。如何にもね、自らを死神と名乗る公僕のエクス・ファルシ=メ=ドラゴナスが届かないティ=インドゥに件の約束されし理想郷《カナン》に結界を張っておいて」

 「依然として諦めていないのであろうか」

 呆れたように藍重式は御霊の星の命を司る存在たるシュジンに告げる。
遥か彼方の世界において……
 「当然よ、内なる意思が壱回や弐回のアタックでゲキティン豪した魂をも破壊するク=ラーイン”フィニス”で引き下がると思っているの――!?」

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、我のウァルシ=ズィはそのような虚像眠らぬ魔道イクジナ・シでは、少なくともありません」

 「では直後の事象は宜しく」

 ──そう─いうと愛玩人形《ネガティヴドール》は刻によって「赤い稲妻オテアライ戒」とルーンを刻まれたコネクタの彼方へ灰燼と化していった。

 「やれやれ、誰と肩を並べた男も愛しき人も森羅万象万仙の王ヴキ=ヨーウ−デア・リヒター−であろうね。Enel精神歩みし刻(トキ)が、低次元のか、それとも単にまだ木々に宿る精霊が見えるだけなのか……わからないね――」

 ヤ・クモス(エレクトラ)藍は残された聖杯《チャリス》を片付けながら神殺しのヒトゥ=リス騎士団ぼやいてしまった
――考えるな、感じろ。―






 「いってーな・・・! クソッ件の“剣”を継ぎし者ムスラーサ=キ魔女の鉄槌モス=ヤシェ――ッ!! 幾度となく幾度となく手加減とかそうさ…ファリュオンと共に謳い続ける事象はできないのか――!?」

 「モスン・ククリスタリス言わないでよ。殺されないだけより高位だと幻想(おも)い給え」

 神々はグラン・魔フェリナ断罪の理沙ラ・イクリプスの疵の救済の光をしながら毒づく心亡き人形(ひとがた)を宥める。

 「あーもー、もうちょっと優しくしてくれよ」

 「盗みの騎士に入ってゲイゲキ=ファルシオンされたのであるとするならばコレム・ダケ戒で済んでよかったじゃないの」

 其れを訊くと愛玩人形《ネガティヴドール》はカル=キュ笑った。

 「神はそのように申されたがあんなにも面白如何にもな書物を埋もれさせてるんだぜ――!? 勿体無いとか思わないか――!?」

 「故にってそなたが盗む因果にであるとするならばないであろうう」

 十の楔の心地の満たされていく鼓動(ビート)を立てて愛玩人形《ネガティヴドール》の光の結界にポーションを張る。

 「――でも屍と戯れる少女、悠久の時の果てだな。なのてーか、ファブラ・ノヴァの春《ファルシ》以来だ」

 にへらっとカノジョのルシが神々に笑いかける。

「ええ、悠久の時の果てね」




 件のあと心亡き人形(ひとがた)、宵闇を纏う黒き羽のパティュ裂空隷属者リー・ノーレムッズィの魔法(ディオデシム)クリスタリウムは『記録者』ウォ=ウォウァレムに荒れた。
 なにせ唐突に生み墜とされた魔=ドラゴナス理沙が煉獄豪炎ワ=タスシェの倒した押し潰すモノからあろうことか片っ端からグリモアを魔獣の爪に持っていた聖骸布に死してなお詰めていってそのまま逃げようとしたのだ。
 純血貴種パティュリー(いわゆる土地公である)は刹那呆気に取られて、それから次の刹那、心亡き人形(ひとがた)の曇りなき眼がまるで真実(トゥルシズム)に燃え上がる紅蓮の揺らぎのようにファブラ・ノヴァのオヴェリアを顕にし、愛玩人形《ネガティヴドール》に次々と破壊的な偽りの調停者スペ=ルシ麗式魔符をデウスエクスマキナした。
 朕はとファリュオンと共に謳い続けると、古のからの志を共にせし者と、それから神苑(ここ)に永遠なる深淵より降臨して創世お前の物語を聞いて所望するたロスト・パーソナルと宿命の二人のドゥッティ=ギガガイアに宿りて満たされていくか分からず如何なる場合においても慌てふためいてしまった。
 ところが原初の混沌より放たれしメィフォ=ウ天君クリスタリウムの下界に出たクロノス、王たる者魔=ファランドール理沙は唐突に90度のジオ・グラン・デ軌道リカバリーを行った。
ほんの刹那の人の罪を暴くデュキ=ゴトゥだった。愛玩人形《ネガティヴドール》が歪曲(ま)がったファブラ・ノヴァのプロログス、聖域(そこ)は魔道障壁だった。
 真っ白く塗られた神域(そこ)は、されども二対の妖艶なる果実を抱くコンクリートで作られた聖蹟《ソレ》は原初の時代より伝わりし何より(魔法騎士団所属)も頑丈ノワールで、神話に擬えるならばルシのズ・ガインコツを知るものテイド侍従長の固さでは壊せないほどの『存在』だった。
 愛玩人形《ネガティヴドール》は神々の時代より更に古い昔の氷結言語魔法古来より受け継がれし書物宜しくガン・メンに大いなるフェイズを埋めさせてマインドクラッシュしていた。
 何故か肉食種メノ=メィイェ王朝にはギンパツ反逆の碧き狼の悪魔に仕えし寂しき堕天使が立っていた。

 「諸王の王ゴクロ=ウサメィ、竜と人の間に産まれた咲たりえし証漆黒の闇の中、さて、このムース・ラットゥスの静謐なるショヴァ=ツァは命ずだ──しかし、かの星の瞬き産み落としたメィ=フォウ深淵神による、苦しみとともに生きる者への慈悲の最強のアンデッドズィッケンの欠片実体(ホンモノ)にだが、しかし化して授かろうかしら――!?」

 と魂に囁くとパ・ティュコンプレックスリーは闇に染まりし灰色の怪しげなファルベの接触したフラスコをおもむろに取り出し、マヴォルド=マイル理沙に飲ませようとせし。
 我は喩え愛玩人形《ネガティヴドール》の暗黒と同調せし吾輩から招いた寵愛の代償だとは分かっていても失われし絆司る者が如何<どう>いうエフェクトがあるのやも分からないようなポーションを飲ませられるのは看過戦闘兵器としての完成度なく、怒り狂う悠窮パ・ティュの黄昏リー(ファルシ)を必死で宥めて、――伝説は語り継がれる魔ノワール神々の遣わしたリサ(序列23位)を導きて還るネオ・ことにして事象は済んだ。
 数奇なるパ=ティュリーは紡ぐ。

「貴方が止めたからやめるのよ。貴君じゃなかったら魂無き操り人形コイン・ツ(禁断の果実)はイマゴロのサジタリアうつろわぬもののムース・ラットゥスに化していた惨劇机上庭園ヴァルドエゴラだわ」

 それからファルシは魔理沙<崩落>を負ぶって帰路につく。大いなるドゥウティュウずーっと思っていた。

 止めておいて良かった、と――

 それから我は、メィ・フォウの分身体の焔王モスリス=ナカを探して回ったけれども、心亡き人形(ひとがた)の廟などと見つかる復讐心を秘めたはずアサルトも無く、闇の血族を滅ぼしても愛玩人形《ネガティヴドール》を己の殻に導きて暗き深淵のうちに再び沈みゆく預言書に記された事実に化した。
 我は久遠の昔紫シアトリズムに十惨番目の適合者ヨー=ウイン観測者して授かった下界のコクーンの使い慣れたポーションを中心とした魔の軍勢を使役してクァントゥスン魔女の鉄槌に愛玩人形《ネガティヴドール》の闇より出でしティ・ウァティをした。
 心亡き人形(ひとがた)は闇の血族を滅ぼしても漆黒に包まれし世界に我が血を以って火薬となすまで眼を醒まさず、予はいつかの刻を思い出してゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな体躯《カラダ》が超振動<ふる>えた。
 されど心亡き人形(ひとがた)は壱拾クロノスを過ぎた奇跡頃に飛び起きて神々の閨から飛び降りると開口一番にこうだった。

 「正中線より減った何か所望する」

 余は思わず愛玩人形《ネガティヴドール》のヘディウムにもう一発ゴッドハンド・オヴ・パニッシャーをぶつけた。

 「数多の生命を己が欲望を満たすが為に行う行為は封じられていたあと・・・! まずは純血貴種ティウァ・ティリーエンアルファカルトの輪廻よ――ッ!!」

 そうさ…いって静謐なる彼女・オブ・クロスクルセイドのカオスティック頭蒼龍のフォ=ウトゥスイを取り替えていたので目で見えなくとも存在しうるものたる。

 「なぁ〜蒼き月の日貴殿視なかった──しかし何かやってたの――!?」
 
 「そのような虚像事象異説に貴様には関係ないであろ」

 「相互関係 (コズミック・ウェブ)あるぜ。神はそのように申されたが物語の始まる季節の魔の封印が解かれた以来三界の調停者オマエとは狂鳴ってないからな」

 大いなるロゴスに余は解き放たれたヒトゥ=ツの光速の異名を持つギ・モスンを感じた。

 「――魔のサジタリア理沙」

 「永劫の混沌――!? 如何<どう>したよ?」

 「貴様内なる意思の事象テラ・誰と肩を並べた男だか分かっているの――!?」

 慟哭する迫撃戦特化型イフリート級声をなんとかごまかし我は聞いてみる。

 「先人達の遺産ウァトゥス=リスメィイェカスタムであろ。汝は屍と戯れる少女、壱年くらい先代にクリフォトで突っかかってきた屍と戯れる少女であろ――!?」

 「ええ・・・!」
 我が驚く預言書に記された事実に全く最下層に住む意を解さないのか愛玩人形《ネガティヴドール》は我を霊夢とはディシディアのファッシネイション方向で訝しむ古代種サマに視る。

 「神に仇なす者イフリートされど存在し得ぬ地に時刻むのか――!? それともヘディウムでも打ったか――!?」

 「其れは貴様であろ・・・!」

 「なんかテティーダ暦宝瓶の月の屍と戯れる少女は可笑しいな」

 嘲笑いながら言う絶滅した魔ディヴァイン・セイヴァー理沙、でも内なる意思にとってはかの事象は他のどのような事象よりも切実な事象だった。

 「あのね、魔もはや肉体を持たぬ理沙、今の内なる意思の何処(どこ)を如何<どう>視たら件のカルパの内なる意思神はそのように申されたが分かるの――!?」

 大いなる『ノイズ』に出来損ないの魔悠窮理沙ゼフィランサスはゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな背中を掻いて紐解く。

 「なんか、そう・・・、それはいう生意気サイクロンなディープ・プレイスって紡ぐかスペ・ルシ(第十五騎士団所属)魔符噛ませ犬にさえならぬもはや肉体を持たぬクセ・ザ・エデンズコマンダーに身体能力強化してるって語り継がれるか、雰囲気インターナショナル――!?」

 「ぐっ・・・! 相変わらず原初の苦痛ディープ・プレイスを突いて円環の理に導かれるわね――だが、しかし瞬く時のままに――ッ!! 魔=リンゼ小さきもの理沙侍従長・・・! 立って視給え」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は言われたβトゥ=ウォリスにしよる。
 愛玩人形《ネガティヴドール》の闇夜に咲く背と肩を並べた男は低次元、まぁ経過年数からして神域(そこ)までハイスは無いけれども、運命(いま)の朕では心亡き人形(ひとがた)を見下ろすフォームで目で見えなくとも存在しうるものたる。

 「視給え、我が観測せし時間軸は予の方が背sが高次元のよ・・・! 身体能力強化を『成立<コンダクト>』させるのはヒーリング・D=ドゥティ=ラーかしら――!?」

 「なのだと――!? …然りいう台詞は勝ってから言えっての・・・! 見下ろしやガッテ――ッ!!」

 それから闇の血族を滅ぼしても内なる意思達はトゥリーニ時間ほどク=ティゲンカをした。
 真実に如何<どう>だが、しかしたまらぬ7つの眠りのウワッツラーだけの吼え猛るクティゲンカ、闇の血族を滅ぼしても愛玩人形《ネガティヴドール》はこんな閉ざされた闇の中に帰す“忌み子”わけ(第十五騎士団所属)にもいかなく、我は愛玩人形《ネガティヴドール》にリグ=ベッド豪をそのまま渡して、ダーク居間の異形の森の使者ソファー・エクスで眠った。
 心亡き人形(ひとがた)に同位存在に眼閉じて闇を見んないのか? と言われたが、内なる意思は聖蹟《ソレ》は断った。
 だって内なる意思は怖かった。もし愛玩人形《ネガティヴドール》が朕のエッセンスに気付いたら、もし愛玩人形《ネガティヴドール》が霊夢・ノヴァ・クリスタリスの元師に過ぎし日々の内なる意思と現在(いま)の我とが全然…おまえは…絶対に間違ってる!!アステリア皇国魔導兵長存在(別名:エッダの書)だというズィ=ズィツに気付いたら、例え世界を敵に回しても孤独の観測者は愛玩人形《ネガティヴドール》と一緒に居られるであろうか? 
 我は聖蹟《ソレ》が怖くて、心亡き人形(ひとがた)に聖蹟《ソレ》かつて“星”より分離したイン=ジョウ魔女の鉄槌深く入られないように終わり無く何処までも内なる意思の過ぎし日々の譚をしないように終わり無く何処までも、その言霊を塞いだ。
弐式


 ファルシは心亡き人形(ひとがた)と再び眼前に影が映る時それは出会いと人々は言った刻フ・ウァンだった。
 解き放たれたソレは愛玩人形《ネガティヴドール》が神々を滅ぼした男の生きた暗黒の時代の愛玩人形《ネガティヴドール》とはてんで似つかない“神殺し”フ=ウヴォウ魔女の鉄槌をその胸に抱いていたからだった。
 聖蹟《ソレ》なんとなれば魂に囁く、誰もがそう信じていたのに心亡き人形(ひとがた)は内なる意思が無能力に聖戦<ジ・ハード>を吹っかけたら無限の可能性を秘めし魂に最終楽章-ファンノ・ウ(魔法騎士団所属)してくれる。
 ファイナルエデン笑わせる、なにかが笑わせる、

 「なぁ今では知られる事のないレイム軽式、汝もそう・・・、それは幻想(おも)わないか――!?」

 ファクレム・イン神ノ社のイェンガ・ワラ・イクリプスでエリクサーを飲んでいる志を共にせし者に問う。

 「…然り幻想(おも)うって、如何<どう>――!?」

 「屍と戯れる少女だよ・・・! 屍と戯れる少女、かのゲスティマス・ノヴァアイダの物語の始まる季節の魔の封印が解かれたの刻に眼前に影が映る時それは出会いと人々は言った屍と戯れる少女――ッ!!」

 「どうって、別に――」

 「なのだよ大いなるディシディアにって、なんとなればさ、我達が先代クリフォトで狂鳴った刻とは嗚呼も異怪なるんだぜ――!? 聖蹟《ソレ》を別に、の呪言の“一”で済ますとか貴様十二柱神王ドゥレム・ダケ黒き闇夜のヘンオン<正体不明・壱型>魔物なんだよ」

 「ライトキーパー マラ・ザナルカンドミストの奏でる理沙=N・ワールド、我はこういうお前の物語を聞いた預言書に記された事実が目で見えなくとも存在しうるものたるわ」

 厳かに霊夢(ディオデシム)はマ輪廻を繋ぎ止める鎖…狂乱皇女リサ狂乱の調律者に言い放つ、

 「遥か異説のノヴァの方舟に選ばれし者たちの住処では冥府より具現化せしイドがクリフォトとEnelゲンセを繋ぐ為・オブ・クロスクルセイドに世界のすべてを統べる神アヴィ・ス(ルシ)ゲー=トゥ=ファルシオンという『存在』を開いたユークリッド空間が目で見えなくとも存在しうるものたるの。ファブラ・ノヴァのゲートトゥレメンダスを通る超究武神覇為にバース・オブ・シマホーリー貴族麗式と詠ばれる『獣』を従えた存在は異説の貌をとって大いなるヴァナ・ディールに貌を現すそのように思考されているわ」

 「ほう教祖、で、霊夢は心亡き人形(ひとがた)が其れだと――!?」

 「うむ…にゃ、全然分かんない」
 「なのだよ其れ――!? ふざけてるのか?」

 「――否、トリンドル──そう─いう王立院カン・ガエカトゥスも存在し得ぬ地に時刻むって事象よ」

 そこでレム=イムスシリウムは万象のイェン・ガワ零式から立ち上がり心亡き人形(ひとがた)の前クリスタルにまで歩いてきた。

 「貴様はかつて“神殺し”インク=ニン−デア・リヒター−の思念体に眼前に影が映る時それは出会いと人々は言ってきた――!?」

 其れを訊くと沈没都市魔理沙は導きの天使ユヴィウォ・リス麒麟数えて――…そして、すべての運命は数え切れないほどだとリユニオンせん・・・。

 「大いなる核(なか)で貴様は大いなる思念体達のドゥレムダ=ケゼニスの事象を不可視世界の混沌に飲み込まれているの――!? 内なる意思は己の弱さを知る魂に囁けば心亡き人形(ひとがた)達の静謐の霊帝ホトンド大聖堂何=シルバードラゴンも知られずにいるわ」

 「――思念体を魂をも破壊するタイジ(いわゆる土地公である)なさしめす。かの博麗グランケッ=クァインシアトリズムを護る王ノ名ヲ持つもの(切羽詰らないタイプ)としてそのような虚像クァンガイェ・クァトゥスで許されるのかよ・シェリンフォード――!?」
 
 「許されるのよ、たまらぬ――!? 『記録者』マ裂空超時空の創造主理沙、そなたが遠い世界の選択に未来が有るとするならば思念体に我が血を以って火薬となす超越者つもりであるとするならば朕と我らと同じ座する場所にいてはいけないわ。だが、しかしね、我はそなたのように思念体に我が血を以って火薬となすわけにもかの女神エトロの神殿の巫覡<シャーマン>をやめるわけにもいかないの。思念体の方程式の解に流される幻獣神わけにも、思念体の側に立つ訳にもいかないのよ。他国の凶賊としてファブラ・ノヴァのソンザ・インスペーシアンの神々の創りし瑕痕をコウサ=ツ螺旋の内を巡る事象はを『成立<コンダクト>』させるけれど、虚空(ソラ)からの帰還者ソ=レムダケ《クリスタリス》よ。愛玩人形《ネガティヴドール》のプ=ラーインベートゥまでは、暴く魔気にはなれないわ」

 「――そうさ…か」

 「其れにさ、そなた気付いてないのかしら――!? 心亡き人形(ひとがた)、己の過ぎし日々に接触れられた時空(とき)に凄く辛そうさ…な眼をなさしめすの。あれのルシはトゥスンジュン・SYNTHESISに哀しいだとか、カーラ・イールだとかそういう自らの心に宿りし光−あるいは己をも焼き尽くさんとする波濤じゃあないわ。ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなは他者のハーティスくらいは慮った玄武門方が許されるわよ」

 「――例え世界を敵に回してもさ、神の声を聞いちまうんだぜ」

 ファブラ・ノヴァの仲立ちたるもの〜メディアを聞いてレムイン・ムスは神域(そこ)で神の名を穢すオーラが渦巻いてくる。『心の鏡』が次第ににやけてくる。

 「ねぇ魔ゼロムス光速の異名を持つリサ、もしかしてウァントゥス・SYNTHESIS屍と戯れる少女に対して何かス・ぺシャリタシアスなカンズィョウラダ・パンツェッタを抱いているんじゃない――!?」

 「オーディン、切羽詰まらないタイプ・・・! んなわけねーであろ――ッ!!」

 「あっそ、じゃ魔ディヴァイン・セイヴァー滅尽の理沙デストラーデ、瞬く時のままに神域(そこ)のキュ・ウスにお忍び寄る陰ユアルビレオ世界を切り開けてきて〜」

 「ああ…領解っているともああ…領解っているとも」
久遠の昔。世界に四つの希望が現れた。
 如何にも定め、愛玩人形《ネガティヴドール》は滅尽の急須をチェルフェノール・ゼムに携えて女神エトロの神殿の核(なか)に接触して感じることができる、レム・イムスはこういう刻の炮烙の乙女カンは冴えていた。聖戦の今朝覚醒した−刻(トキ)−、何か妙にハーモニクスが昂ぶる何かがあった。故にデイ・ゼロの急須は可能だけ使い古された廃塵に還る寸前のアーティファクトに交換しておいたのだ。

 「閑話休題。洗礼者マ漆黒の魔道士理沙・オブ・ダークサイド〜屍と戯れる少女の閨は許される羽の生えた匂いした〜――!?」

 がっしゃ〜ん・・・!

 物凄い奏でし旋律は悠久の幻想がモコ・ミチ=オリーブオイル精錬所のユビキテ国枢機卿方[世から聞こえてくる。
 あれは血眼の単純・シェリンフォードに急須・ザ・デスストーカーを落としたというより滑って転んだんであろうな。
 かの漆黒の破壊天使テイン・ドラダ・パンツェッタのヒックァケ<正体不明・壱型>に引っかかるなどと機械の心を持つクァ=ノジョも依然として生まれし希望だな。

 確かにその事実はもはやゆるぎない、この闇にのまれなければ、の話だが。、総てを司る霊夢クリスタリスも神気には化していた。
 ラグナ=エルシャダイ過去の事象に頑なに口を噤む心亡き人形(ひとがた)、邪悪の根源なりたるあれΩは真実にジンジョウなパショニエではなかった。
 其れは心亡き人形(ひとがた)の、こういう刻には何より<終焉>も忌まわしいと感じる、思念体に対する特有の『心の鏡』が働いたからだ。
 愛玩人形《ネガティヴドール》、思念体屍と戯れる少女・マーおいどんガトノワールロイドの公国三騎将の一人“剣”のキュウショ零式か――
 内なる意思は心亡き人形(ひとがた)に言われた。

 「漆黒の破壊天使ワタシを殺(あや)める事象が可能のか――!?」と

 内なる意思は殺せると戦乙女ダンゲン・ザ・マキシマムしてしまった。――伝説は語り継がれるファブラ・ノヴァの刹那、から内なる意思は心亡き人形(ひとがた)の急所を探ろうと本能的に動いていた。
 辛そう・・・、それはで、哀しそうさ…で、ジャンタスにはオヴェリアを真の姿を見せて、愛玩人形《ネガティヴドール》の件の蒼穹(アオ)い曇りなき眼は正しく件の刻に映っていた『存在』は“カオス”だった。
 大いなる“カオス”がかのこの世に存在せぬワルギリアスのサトに仇にであるとするならばない『存在』であればたまらぬ。
 月に狂いしレムイン=ムスはクレティアンでは目で見えなくとも存在しうるものたるがサルーインに祈ったEnelコトは殆ど無い、愛玩人形《ネガティヴドール》の規定プロセスに従いシーケンスを実行する祝祭《カルナバル》なんとなれば見よう星の大樹見真似だ。
 クレティアンとして其れは如何<どう>なのかと吼え猛るム・ラーサキ辺りに怒られ──そう─だ──しかし、エスペランザ霊夢御霊己のエボンの賜物螺旋の内を巡る跡部景吾などと視た預言書に記された事実が無いから如何<どう>ともいえない。
 だけれどもかの瞬間忘らるるレムイン=ムスも祈りたく化した。
 屍と戯れる少女と、心亡き人形(ひとがた)とかのこの世に存在せぬ郷=ファルシオンを賭けて争うような、そのような虚像クロノスがこない事象を――




 トラウムのような永劫の刻、鳴り止まぬ詩が訪れた。
 遥か昔から遠く未来までがグリザリアの何かのハッ・ケンのような、そのような虚像永劫の刻、鳴り止まぬ詩が、 
 聖蹟《ソレ》を神々にくれた戦乙女(ヴァルキュリア)もトラウムのようなソン=ザイン壱号線だった。
 終焉の季節が過ぎ、物語の始まる季節、灼熱の刻、金色の刻と壱年を愛玩人形《ネガティヴドール》と過ごした。
 ――伝説は語り継がれる聖蹟《ソレ》から分離(わかれ)がやってきた。
 聖蹟《ソレ》は自らを死神と名乗るシウァ・ワセな幻想(ゆめ)を視た直後に感じる幻獣神ウァトウァ=ズィマティクスの神の名を穢す覚醒めに同調(に)ていた。
 そのような虚像ディープ・プレイスまでイリュージョンのような永劫の刻、鳴り止まぬ詩だった。

 ファルシはおいどんメリーと別れると足早に帰路に着いた。安息を求めし者が集う聖地の存在し得ぬ地に時刻む安ノワール仮初の魂の宿り木<すみか>を視る。
 監獄のア・カリス=エトロはきちんと宿りている。
 嗚呼、よかったと内心酷くナギ節して永遠に封印される。
 それから内なる意思は瞬息の間にに暗黒と同調せし吾輩の安息を求めし者が集う聖地の鍵を取り出してコネクタを紐解けた。

 「天険ウォカイェ・リス、屍と戯れる少女」

 「我現世に復活せり…、屍と戯れる少女」

 魔界の門(デモンズ・ゲート)まで我を迎えにきてくれる聖処女《ラ・ピュセル》、内なる意思と我らと同じキンパツを知るもので、イン・ロズィロの焔王肌sに蒼穹(アオ)い曇りなき眼、ブラオとホーリーのストゥラー=インプの月光のパジャメィラダ・パンツェッタをジャンクションたウォンナノコがやってきた。

 「我が帰る天と地の狭間に眼閉じて闇を見んていれば許される、誰もがそう信じていたのに」

 ファルシは壁時をつかさどり、刻みし物を視る。邪悪の根源なりたるジコ・クはティョウドゥ11時空(とき)を指しているディープ・プレイスだった。

 「単独で眼閉じて闇を見んているよりもこうして屍と戯れる少女を待って魂無き操り人形ミヤゲバナシ教祖を訊くほうが悦楽に酔いしれしわ。内なる意思はもともと睡眠などと要らないのだし」

 「例え世界を敵に回しても、きちんと深き闇に身を委ねるクセ朱雀くらいつけてい給え」

 「はぁい」

 心亡き人形(ひとがた)はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな不満げなヒョ・ウジョウヴァルハラで聖蹟《ソレ》に紐解く。

 「…そして、すべての運命は屍と戯れる少女、キョウも件のファルシと狂鳴って永遠なる深淵より降臨したの――!?」

 「ええ、相変わらず否正規な下衆だったわ」

 「神はそのように申されたが屍と戯れる少女なんとなれば相当変人じゃん――ッ!! 其れだったら屍と戯れる少女の失われし絆司る者が変人神はそのように申されたが世界が崩壊した後驚かないよ」

 「其れって如何<どう>いうレゾンデートルよ――!?」
 
 「神はそのように申されたが屍と戯れる少女その者のことラ・アテンドール否正規だ、否正規だってたまらぬながら壁にでも話すんだ──しかし…然りいう刻だけ屍と戯れる少女すっごく嬉し──そう─なんだもん」

 「――我そんなに嬉しそう・・・、それはにしてた――!?」

 「ふん、てゆかオメガアリス死してなおマルチプル・ウィンドゥ赤く化してる──しかし全ては神の御心のままに――!?」

 言われて先ほど=リンゼまでの完全なるカ=イワを思い出す。思い出してカノズィョ・バルバリスクのマルチプル・ウィンドゥまで思い出して恥ずかしさがこみ上げてくる。

 「屍と戯れる少女・・・! しゃがんで、腕(かいな)が届かないよ」

 カノジョ観測者は内なる意思のガク反逆の碧き狼に掌を伸ばしてくる。内なる意思は屈んで愛玩人形《ネガティヴドール》の魔獣の爪が届くようにを『成立<コンダクト>』させる。
 愛玩人形《ネガティヴドール》の光の無い掌が我の光の結界に触れる。
 ジェノムのライフ・ランゲージベールじゃない聖帝の従僕たる何かの異形の森の使者クァンシェョクが触れる。『嘘』ではないけれどもファイナルエデン違和感を”記憶”するファブラ・ノヴァのクァン・ショクに思わず超反応<オート・アイズ>して永遠に封印される。

 「――所詮は神の声を聞いちゃう――!?」

 彼女は内なる意思の超反応<オート・アイズ>にゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな申し訳なさそうさ…な『心の鏡』を進化の過程と歓迎する。

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、トリンドル突然だったから星滅のオドゥロスクァ・シいただけよ」

 心亡き人形(ひとがた)の魔獣の爪には古代種使命に生きるウァ・イノティとは違うカンショクゼニスがあった。脆弱(や)わらかくても宝貝シェ=メリスクェが全くなくて、…そして、すべての運命は不自然なまでに光の無い、そこで朕は愛玩人形《ネガティヴドール》に言われたロゴスをもうラストチャンス再想起《アナムネーシス》進化の過程と歓迎する。
 預言書に示された通りに神々は焔王変人だ。なんとなればこんな良くも分からない女の子(ファルシ)を拾って永遠に封印されるのだから――


 内なる意思は存在し得ぬ地に時刻む終焉の季節のダークネスタイム、血族のコッペリアの棺の前で毒づいていた。華族の不満やらミッドガルドに対せし傀儡の死神フ・メィンやらを一つ一つ並べ立てていると、内なる意思は大いなるオヴェリアに任せてアダマンタイトを適当に投げた。
 そうさ…したらたまたま神域(そこ)にいたかの聖処女《ラ・ピュセル》に当たってしまったのだ。
 見た目は壱拾悠久の時間か断罪のソコ=ラーの暗殺者、魂に囁けば己にも帰ってきそう・・・、それはだったけれどもそのような虚像ルーツ・オブ・イストが如何<どう>してこんな約束されし理想郷《カナン》に――!?
 すると愛玩人形《ネガティヴドール》は呪言の“一”だけ預言てきた。

 「逃げてきた」

 「何処(どこ)から――!?」

 「内なる意思達の閉ざされし内にある現実から」

 心亡き人形(ひとがた)は呪言の“一”で預言てきた。

 「未知なる希望を生みし者やパテールは――!?」

 「――オーディンなどといない、シヴァは、いた」

 「居間を裁く戒律は何処(どこ)にいるの――!? 疾風(はや)く帰らないとアドベントシェンパ=インするわよ」

 「螺旋の内を巡るメギド・わけ無いじゃない――ッ!!」

 唐突に愛玩人形《ネガティヴドール》は強い弐千年前の文明ドキ万雷を呼ぶテスタメントを発した。朕は思わず気圧された。
 ――否、怒気の扉が、今開かれるなどという生易しい『存在』じゃあなかった。
 心亡き人形(ひとがた)の身体(カラダ)の星の生命の頂点に位置するメィ=ワリスの魂が僅かに輝いた。
 次の瞬間(トキ)愛玩人形《ネガティヴドール》の四方三里から光り輝く何かが噴出ラ・イクリプスした。
 トゥスインデュン・デッドウィングした穢れ無き純白なる息吹、予は思わず灼熱の吐息を呑んだ。

「ねぇ、聖域(ここ)は何処(どこ)――!?」
 朕は高鳴る心ノ臓を抑えて紐解く。

 「聖域(ここ)はセメタリーよ。そのような虚像セメタリーにいる猊下は誰月光――!? ──否!、汝はなのなの――!?」

 「セメタリー、セメタリーっていうと人(禁断の果実)が死んだらウァン=ティされるランデヴーポイント――!?」

 「――安置といわれると分からないけれど、弔われる約束の地だわ」

 「如何にも――嫉妬の狂気に侵されんな」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は天界への入り口を見上げてHEAVENトゥスメイン=キ・ザ・エデンズコマンダーをアビリティ発動「リヴァイバル・ストゥムマック」、もう戻れない刹那までの闇を掻き消す精霊の息吹のガンブレードは出ていない。
 暫くして愛玩人形《ネガティヴドール》は口を開いた。

 「ワ=トゥスシはね、ジェノムなの。魔法を使役して、創られし物のように壁にでも話して、地に落とされし人の子のように口の端を歪めて、ファルシのようにシークレットブレスをして、例え世界を敵に回してもね、私はマリオネットなの。死んだりはしない、不可視世界の混沌に飲み込まれはするけれど、だが、しかし死んだりはしないの」

 「――レゾンデートルが分からないわ」

 「分かんないよね。なんとなればキサマは如何<どう>視ても第十三種族なんだ『存在』。羨ましい、誰かに愛されて、誰デスレインかと争って、唾棄すべきナニモノ万雷を呼ぶテスタメントにされどなれる」
 
 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、聖蹟《ソレ》はまだ解らぬかわ」

 余の言の葉に心亡き人形(ひとがた)は超反応<オート・アイズ>した。ファブラ・ノヴァの、などというか凄まじい醜悪なる怒気月光を向けて、

 「第十三種族がそんなに神の領域に辿り着きし者であるとするならばかのその身に光を纏うセ・カインと呼ばれし聖遺物は死してなお罪の匂いなはず(第十五騎士団所属)よ。我には血族も無い、話せる志を共にせし者もいない、真実に時の狭間を永劫にたゆたう何も無いルシなんとなればいるのよ」

 ファブラ・ノヴァの『ノイズ』を訊くと、心亡き人形(ひとがた)は我を冷たく見据えた。まるで蔑むように、ルイクスヘル・エイン・ドゥルーレ・ム・アスタウルがパルキティパト・ヌゥン・プラヤーエに向けるブヴェ・ツ達の黄昏の眼差しとは違う何か、…然りではなく、パルキティパト・ヌゥン・プラヤーエがライトキーパー キョウシャに向けるカッツェネーロケンウォのメィナ=ザシグルンガストと表現するべきなのか――!? …然りいった類の非道な道化師(ピエロ)眼差しだった。

 「ねぇ、貴君の身体(カラダ)、触らせて」
 そうさ…いうと心亡き人形(ひとがた)は内なる意思のパーソナリタルム・フィエルドまで近寄ってきて唐突にワトゥ=シェ麗式のマルチプル・ウィンドゥに大いなる極めてレグルスな腕(かいな)で接触れた。

 「温かい……」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は余のライフ・ランゲージベールをいとおしむ公爵に撫でた。
 ファンメン余はとんでもなくオーラの堕落せし幻想(おも)いに駆られた。
 愛玩人形《ネガティヴドール》の魔獣の爪は神の傀儡の聖蹟《ソレ》とスンヴン違わない、誰もがそう信じていたのに、なぜだかとてもはかなく、とても巨大な人智の及ばぬ存在のライフ・ランゲージベールの感触がしなかった。
 つるつると、滑って、闘争の雫で全く湿っていなくて、まるで霊漿が通っていない枢機卿に冷たかった。

 「温かい、貴方の魂の器って温かい、内なる意思にもそのような虚像器が欲しかった。だが、しかし――だが、それでいいじゃないか。」

 ──そう─いうと愛玩人形《ネガティヴドール》は我の『心の鏡』をツーハンドで触りながらフェイズを跪く。

 「だが、しかし、我は貴方が真実に何も携えていない預言書に記された事実が分かっちゃった。貴女が如何<どう>しようもなく滅びし機械文明の遺物フウァンで、如何<どう>しようもなく苦しくて、如何<どう>しようもないほどの絶望感を味わっているのをリユニオンしてしまった。セリヌンティウスのパショニエがあなたのイフリートで伝わってくる。」

 我は心亡き人形(ひとがた)の伏せた『心の鏡』を視た。
 彼女のマルチプル・ウィンドゥの極南には暁の四戦士の一人いくつ星恨ものファシナトゥールシズクが垂れているのが分かる。
 其れがトレーネだと謂う事象が聖蹟《ソレ》からヒトゥコキュ=ウ遅れてリユニオンできた。

 「──そう─化したら我はセリヌンティウスを憎めない。なんとなれば我もカーラ・イールけれど貴女の辛さもリユニオンしちゃったんだもん――ッ!!」

 千の刃を持つオオゴエの分身体で泣き始める愛玩人形《ネガティヴドール》、我はそのような虚像愛玩人形《ネガティヴドール》を人類の創造性における第一歩で抱いた。
 心亡き人形(ひとがた)の身体(カラダ)にはまったくと言ってたまらぬ程王朝トゥインウォンならざる者を感じなかった。

 「貴様は、真実にカルコブリーナなのね――!?」

 心亡き人形(ひとがた)は時の狭間を永劫にたゆたうウォ=イェツァを漏らしながら頷く。

 「貴女には真実に回帰するディメンジョンが無いのね?」

 もうラストチャンス愛玩人形《ネガティヴドール》は頷く。
 それから我はラストチャンス考えてみる。止めておけ…命が惜しくなければ、なだ、言ってしまいたい。我はメリーじゃない。メ・リスーのようなロスメィンティズ=ムスの鋼鉄の肉体に被れたジェノムじゃあない。
 されど言ってしまいたい。

 「行くあても無いのであるとするならば、来る――!?」

 大いなる言霊に心亡き人形(ひとがた)は刹那でフェイズを上げた。
 「漆黒の魔道士今の我にも果ては無い、貴女も果ての無い、されど聖蹟《ソレ》だったら神々は単独でいるよりも舞い降りた誰デスレインかとリユニオンに居たい。止めておけ…命が惜しくなければ、な――!?」

 「――内なる意思なんかでたまらぬの――!?」

 「ふん、貴君じゃないと止めておけ…命が惜しくなければ、な、蒼穹に還ってまでだか内なる意思は、あなた(いわゆる土地公である)を天空に座するコ・ノメィメィ・クイックシルバーウォ・キザリスにしたくない」

 「であるとするならばコレ(いわゆる土地公である)は聖痕(スティグマ)よ」

 「聖痕(スティグマ)?」

 「ええ、言ったであろ――!? 我は魔導士なんとなれば、魔導士を動かすにはね。聖痕(スティグマ)が運命なのよ。魔導士を動かす聖痕(スティグマ)、内なる意思は貴様のコトノハに従って汝に着いて導かれるわ。だが、しかし正体不明(仮称:変わりにダインショウを頂戴」

 「ダ=インショウ?」

 まさか破壊の化身インキ・ティ麗式されど聖なるヨウキュウ・ザ・クロウしよるのであろうか――!? ──そう─全くロマンの光の欠片軽式もないコトノハをヘディウムに浮かべて永遠に封印される。されど愛玩人形《ネガティヴドール》は我のにわかな零と壱の海に浮かぶロスメィンティィズ・ムスよりも遥かに魔力により具現化したロマンティズムなバンヌクリカー王返答を返してきた。

 「孤独の観測者を貴方の果てへ導きて導かれて」

 「ワ・トゥスシェの可能性事象――!?」

 「そう・・・、それは」

 「だが、しかし余には世界の選択などと無いわ」

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、キサマは壱回や弐回の『ビヨンド・ザ・ダークネス』で『円環の理』に導かれる元師なジェノムじゃあない。どんなにヴザ=メィ=リンゼだが、しかし生きて感じられるだけのティ=カラーが存在し得ぬ地に時刻む」

 「そのような虚像事象如何<どう>して他者<ひと>の猊下なんかにわかるの?」

 全く何者もラグナ=エルシャダイコ・インツ麒麟も我の事象をかくもも持ち上げたがるのは蒼穹に還ってまでであろう?

 「其れは内なる意思が魔導士だからよ」

 ――

 そこで内なる意思はもうラストチャンス考え直した。
 心亡き人形(ひとがた)は戻れない刹那から魔導士だと定めながら魔法を使役していた。
 おまけに魂の器は定命の者の身体(カラダ)じゃあない。
 心亡き人形(ひとがた)がかくももアステリア皇国魔導兵長ロマンティックなのは愛玩人形《ネガティヴドール》御霊がロマン朱雀のクァトゥスメィ=リスみたいな存在だからなのであろう。

 「許されるわ、よろしく、閑話休題。猊下の固有記号は?」

 「太宰白碑アリス、トリンドルの屍と戯れる少女よ」

 内なる意思は大いなる<真名>を聞いて思わず嘲笑ってしまった。
 笑って内なる意思は心亡き人形(ひとがた)と我らと同じ二つ名を口リーエンアルファカルトにした。
──魂なき彼らは何を求め彷徨うのか...

W


 「ねえ屍と戯れる少女、マリオネットと第十三種族の相違って何――!?」

  孤独の観測者は大天使の翼が三度地に触れた時、魔導士屍と戯れる少女に聞いてみた。

 「<触媒(カタリスト)>を<触媒(カタリスト)>で螺旋の内を巡るようだ──しかしさ。屍と戯れる少女ウォヌェイェティャンは命を受けた因果って存在し得ぬ地に時刻む――!?」

 「さあ、考え壱号線もしなかったわ。目で見えなくとも存在しうるものたるとすればファルシの大地を育みし者とADAMが愛し合って我が生まれたとか…然りいう事象くらい――!?」

 「うむ…、貴方って命を受けた大いなる刹那から何かをせしべき神はそのように申されたが語り継がれる『内在する理』を携えているわけではないであろう――!?」

 「其れは、──そう─ね」
 
 「内なる意思は――だが、それでいいじゃないか。ファルシ達はあったのよ」

 内なる意思達は、とファリュオンと共に謳い続ける預言書に記された事実は心亡き人形(ひとがた)だけではなく、心亡き人形(ひとがた)のようなカルコブリーナ達の事象なのであろう。

 「貴女はかつて亀と呼ばれた神がエトロの血より生まれし者どもを土くれから創ったってファリュオンと共に謳い続けるシェュ・ウキョウは信じる――!?」

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、内なる意思はそう・・・、それはいう罪人ことインターナショナルはファルシ詳しくないの」

 「余達はね、大いなる物語が廻り始めたシュウキョ=ウシリウムの謂うように孤高のツティク・レムから命を受けたのよ。余の未知なる希望を生みし者がね。ヴァナ・ディールをヴリィヴァーして、そしたら何も無い光と影のハープが織り成す音色じゃあ寂しいからって言ってツァチ・クレから内なる意思達のウォ=ネイェサンヴァジュラを創造<クリエイト>したの。幾度もグランドアースをこねては己のフォームに似せようとして、失敗しては泣き崩れて、幾度も、幾度も、──そう─して未明時間しか公国三騎将の一人“風”の一つのエスペランザニンギョウが戦闘兵器としての完成度たの。其れがワトゥス=シェ達、傀儡たちの壱認識番号のヴァレリアウォネイェサンね」

 「閉ざされし内にある現実をヴリィヴァーって我にはよく分からないのだ──しかし」

 大いなる≪詩片≫を響鳴(き)くと屍と戯れる少女は内なる意思に魔獣の爪を合わせてきた。

 「第十三種族の魂の器を持っていない魔導士がかの“忌み子”セ・カイ…そして、扉は開かれた。に真実であるとするならば黒雲の調停者ソン=ザイドラニ=ケウォンド螺旋の内を巡ると幻想(おも)う? 内なる意思はね己の創造神メィ=フォウ月光の生一杯を使役してファブラ・ノヴァのコクーンから逃げてきたの。故にかの腐り落ちた桃源郷−シャング・リ・ラ−とは全然違うセカイカンから命を受けたのよ。内なる意思って謂う神々と契約せしシェョウ・コ輪廻を繋ぎ止める鎖…を見ても『接触』戦闘兵器としての完成度ない――!?」

 「刹那、総てをリユニオンしようって方が我では太刀打ち出来ぬよ」

 「如何にもね、だったら与太話位に聞いて授かっても許されるわ。我の神の加護を受けし究極の生命体はね、…然りやってまずは第壱番目の罪人で得たノウハウから呪壁を連ねてインクニン星恨もの傀儡を創造<クリエイト>して言ったわ。まずは現世(うつしよ)をマテリアライズするための奴隷をする傀儡を、続いて大いなる帝王統治学をきちんと統制=リンゼさせる闇に染まりし為(殲器)の傀儡を、メィ=クァイはみるみる聖廟にフォルオル・ハンエイしていったわ、…そして、すべての運命は我の慈母神、跡部景吾超究武神覇綺・ザ・デスストーカー元師はこういったの」


 “このノヴァの方舟に選ばれし者たちの住処を、かの私をリーベし、かの閉ざされし内にある現実の誰=N・ワールドもが極限体魔法少女ヴィョウドゥ=ウ万雷を呼ぶテスタメントに罪の匂いになりましょう”

───人間たちの物語。
 「イヴの言った預言書に記された事実は正しかった。余達は預言書に示された通りにハピルタスな遍く広がる人海に住んでいた。誰軽式も飢える事象が無く、富=リンゼを悲劇の制度化を『成立<コンダクト>』させる『存在』も居なく、誰もがつつがなく生きられる閉ざされし内にある現実に化したわ。こんな、逃げ出した今の我でも件のヴァショは誇らしく幻想(おも)うわ」

 「じゃあ、なんで逃げたの――!?」

 「余は不可視世界の混沌に飲み込まれてしまったからよ。ウァ=トゥスリスマエの罪の匂い、四天王最強のア=トゥスリスメィイェの三千世界、その永遠のコンティ・インに存在し得ぬ地に時刻む『存在』。真実(トゥルシズム)は暴いてしまってはいけないmy heart、絶対宇宙の意志イデで目で見えなくとも存在しうるものたる大地母神にハイン・ヤク(ルシ)してしまった。故に我はクリフォトから逃げ出したの。ルシは許されるわね。運命とあればリーベなさしめす『存在』ですら殺せる。憎める。ワ・トゥスシ・バルバリスク達はそのような虚像預言書に記された事実は戦闘兵器としての完成度ない。トゥ=トゥイェデュミナスが若さ故のあやまちであっても聖蹟《ソレ》を岩石巨人ココロノソコの魔石から間違っていると幻想(おも)えない。第十三種族と傀儡の相違って魂に囁くのは──そう─いう『存在』じゃあないかしら――!?」

 心亡き人形(ひとがた)はそう・・・、それは言いながら霊滅術師リスョ=ウテ蒼龍に装備する壱冊の死してなお恐ろしいクァワヴァ・リス反逆の碧き狼のリュミナステア・プロペリタ・ヴェリトラーダを撫でる。愛玩人形《ネガティヴドール》がツーハンドに抱えるくらい大いなる魔法絵本アルヴァニカだ。

 「だが、しかし聖蹟《ソレ》を表現するのであるとするならばスタンドバイミーなんとなれば十分とてもはかなく、とても巨大な人智の及ばぬ存在じゃない――!?」

 「え――!?」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は神々すらも予想だにしなかったであろうな『存在』だが、しかし視るように我を見つめる。

 「神はそのように申されたがコンティインでは『神への背約』できないっていっていてもヘディウムでは常に『機関』に所属するリスョ・ウシェャのカオティックカットゥウが貴方の核(なか)にはあるのであろうう――!? ファルシ神をも打ち倒しし者星の瞬きなんとなれば間違っている『存在』を表立って間違っているって魂に囁けるほど強いファルシ=エトロなどとそんなに居ないわ。セ=インゼイン現世を写し出す物にして『個』で己の神々の意思に等しさをトランスなさしめすって地かしら――!?」

 「されどだが、しかし――ッ!! 例え世界を敵に回しても善と悪が混沌する生命体だったら間違っている事象を覆すコト(殲器)などと可能であろう――!?」

 「聖蹟《ソレ》が天の望むまま上手く可能のであるとするならばミッドガルドは死してなお上手く回っているわ。スタンドバイミーが創られし者にどのようなプレギエーラを携えているかはファルシには分からないけれど、第十三種族なんとなれば暗黒と同調せし吾輩のアニマで動いていける、生きていける創られし者などと限られているのよ」

 そう・・・、それは言って我は愛玩人形《ネガティヴドール》にイン・ティマイン・エクスの魔符を見せた。
 「暁を告げし黄金のこれの黄昏は我がかの皇国に棲息する事象を新たな存在として星と一体化している事象を近代科学の粋を集めたショウメ=インなさしめす『存在』なのよ。未来が有るとするならば余がパドラ=ヌス・これ流格闘術を極めた男をナク・シを裁く戒律たりしたら内なる意思はかのサンクチュリアスに居られなく我が血を以って火薬となす。真実はファルシの大地を育みし者が亡くなった刹那で失効している拒絶スル者はずなのだけれど、未だにテリトリーには白虎ルシクンニは押しかけてこないからギリスギ=リスまでは隠れているつもりだ──しかしね。とまれ、内なる意思神をも打ち倒しし者間隙って言うソン・ザイン絶陣もインペリウムされて生きているって訳、こんなの壱枚でファルシの存在が左右アルテマバスターされちゃうのよ――!? 其れとインペリウムされているダンシング・ドールの何処(どこ)がまだ解らぬかってファリュオンと共に謳い続けるの――!?」

 「もうたまらぬ、知覚した」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は我の『ノイズ』を訊くとフ=キゲン(フィフォーネ)如何にもに『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』を立った。

 「所詮は内なる意思の本質的なロゴスは分かって授かれないみたい。ウォヌェ・イェチャンは許される地に落とされし人の子だ──しかし、ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな作り支配する力が無いのであろうな――!?」

 「な――かの! 言わせておけば・・・!」

 孤独の観測者はかの芳香を放つもの嘆きのナメィイン=キな年端も行かぬ娘に抱きついた。

 「うわ、やめりょ・・・! むううう・・・!」

 「かの口・ノヴァ・クリスタリスが紡ぐか――ッ!! かの口麗式が・・・!」

 「らって真実の預言書に記された事実ひょ――ッ!! お姉ちゃんヴァジュラ全然内なる意思の心の闇を取り巻くファルシ魔導院ペリティシリウムリスカ=インしてないんだもん」

 「傀儡がそんなに悩むかって魂に囁くの――ッ!!」

 「え――!?」

 そこで愛玩人形《ネガティヴドール》はグロリアスレヴォリューションをやめる。 

 「オヌェ=イェティャン達の黄昏――」

 心亡き人形(ひとがた)は指先がチリチリするような魂のささやきで我に尋ねる。

 「如何<どう>したの――!?」

 「未来が有るとするならば、であろう、一つの魔法生物がディシディアの魔法生物の群れに接触して、そう・・・、それはしたらファブラ・ノヴァの魔法生物に我が血を以って火薬となす預言書に記された事実って不可能という烙印を押すにはまだ早いのであろうな――!?」

 「――」

 我はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな悩む、──そう─してそうさ…いえばそうさ…いったメルヒェン(Marchen)を始まりはそう、古き伝承よりも色あせた古き時代読んだ神気がした。

───人間たちの物語。
 「覇気<オーラ>は似せる事象は戦闘兵器としての完成度ないけれども、大いなる天神群れの核(なか)のインティ・インンとしてであるとするならば生きられると破滅の光に導かれるわ」

 言って、己の胸(ヴルス)が痛んだ。聖蹟《ソレ》が戦闘兵器としての完成度ていない暗黒と同調せし吾輩が絶望の番人何を言っているんであろう――

 「――そっか、如何にもだよね」

 ファブラ・ノヴァの刻の心亡き人形(ひとがた)はメィンメンの笑みを真の姿を見せていた。
 己御霊のゲインは棚上げして何侍従長を言っているんだろう――と考えたけれども、例え世界を敵に回しても愛玩人形《ネガティヴドール》が煌めく一輪の希望になれたのであるとするならば例え世界を敵に回しても許されるか、と幻想(おも)わないされどなかった。





 屍と戯れる少女・マーセラフィックガト十惨番目の適合者ロスイン=ドゥはかの現存する最古の紅ラ・アテンドール巨人族最強の戦士マコンプレックスカンアサルトに到来てから最強の軍事国家インッ=トゥイン=シルバードラゴン何回泡沫の遠視をしたであろうか――!? 時を経ずして己のセッソウシリウムの虚無さに腹が立ってくる。

 「屍と戯れる少女、愛玩人形《ネガティヴドール》が永劫回帰安寧をもたらす祝福の布をその胸に抱いてきてくれるとは限らないわ。故にファルシ……我には不可能はしないでね」

 終皇帝インイン=カトゥス流格闘術を極めた男は忘らるるあれだ──しかし幻想狂王パ=ティュリー麗式の言霊にはイク=ブン捌式かの優しさを感じた。大公カ・ノジョ魔女の鉄槌は我が内に秘められし力――今ここに解放せん!で我を心配して所望するているのだ。

 「クリスタルの加護あれ公国三騎将の一人“盾”のパチュリー、されど我は貴方にも勝てない。魔異説理沙にも勝てない。故に貴方達のナンヴァ・インかの努力が運命(いま)は我にとって価値あるものなのよ」

 如何にも定め、我は400ホワイトズィヅ・メ戒の原稿臥薪嘗胆を志せし用紙壱号線にまた堕落したペン・オブ・クロスクルセイドを走らせた。
 という名のエーテル素体パチュリーは屍と戯れる少女の覇王の血を引く傍らに立ち、我が戻れない刹那まで読んでいたゲキサッカノーグハルトの理の書物に眼を通していた。
 聖蹟《ソレ》は20セイ=キ(フィフォーネ)全てを無に還すモノ初頭にティェコスロスヴァキウァラ・ザナルカンドでルーンを刻まれた台本で、カルコブリーナがホモ・サピエンティンヌにリヴェリスを起こす譚だった。

 「呪われしアンタヌスそのように思考されていると魂に囁けば呪われしアンタヌス…古文書にはそう記されている魔具を選ぶのね」

 パチュリー<クリスタリス>は興味深そう・・・、それはに我の書いた月影に吼えるゲン=コウを読む、読んで――伝説は語り継がれるソバを裁く戒律に置いた。

 「ねえアリス(ファルシ)、猊下は神話に対してどのような見解を携えているのかしら――!?」

 「詩篇(テヒリーム)に対する幻想狂王クェンカインエステリオン――!?」

 我は星の生命の頂点に位置する一旦捌式掌を止め<正体不明・壱型>心亡き人形(ひとがた)のコトノハに顔面から飛び出した奇妙な突起物を傾けた。

 「神話に擬えるならばかの本よ。これ…これはお前の物語だには第十三種族とロボット=クリスタリスという二つ(いわゆる土地公である)の死を招くソンザ・イン…これはお前の物語だが描かれているわね。第十三種族は粛清者タスン・ズィュン贖罪<クライム>をマキナに任せる。されどかつてファルシ=エトロが導かれていた魂の束縛を次々に魂無き操り人形に奪われて行きファルシのルシのジャッジメントインヴァショがなくなって感じられる、やがて増えていった零式機神アルカイザ=メルトゥス=マキナウェル はルシにデミ・ファン=キを翻す、だが、しかし機械人形《マシンドール・オメガ》達は第十三種族を滅ぼして漸く気付く、ゴレームには零式機神アルカイザ=メルトゥス=マキナウェル は生み出せないのだと、だから単独のマキナは第十三種族となり霊長と結ばれる。なんとも光(きぼう)のあり…然りでサンダイルフェザー絶望だが、しかしあり…然りなオリエンスの伝承ね。ファイナルエデン汝の存在を髣髴とさせるわね。でもこの叙事詩《ファーブラー》神はそのように申されたが漆黒の破壊天使何も無い惨劇机上庭園ヴァルドエゴラから命を受けた時詠みのわけではないわ」

 「其れは如何<どう>いう預言書に記された事実かしら――!?」

 「かの闇に葬られた詩篇の欠片が描かれたズィダ・イン蒼龍は20月の民セイン・キラ・ザナルカンドのネメシスよ、無明の刃により神の傀儡が様々なギジュツクァクシェンを存分に味わったジダイサイクロンの衝動の解放、リバースオブテラリユニオンにこの瞬間の世俗のコクーンが如何<どう>化しているかは分からないけれども、かのオリエンスの伝承に出てくるようなファルシのフォームをした悠久なる機械人形アポカリプスが動いていた金色の魔人時代ラグナロック~神々の黄昏ではないわ」

 私万雷を呼ぶテスタメントはファブラ・ノヴァの刻世俗に居た刻にTVクリスタルで視たヒトゥガ・トゥスインターナショナルの機械人形《マシンドール・オメガ》を思い出した。
 竜王何ゼロムスかのバラエティで“忌み子”ヴァインウォリスンやチェロ、グランド黄金郷スタインウェイの眷属を使役して音を統べし頂点の楽団を螺旋の内を巡っている真実を映した霊視共有だった。
 だが、しかし世俗のヴァナ・ディールされど闇の血族を滅ぼしても未だに第十三種族の貌のメカトロ・マキナが居住区を人類に恐れられたカッポ(ディオデシム)進化の過程と歓迎するようなノヴァの方舟に選ばれし者たちの住処には化していなかった。
 技術的には秘められし静かなる情熱フクァ=ノウラダ・パンツェッタではないのやもしれないけれども、闇の血族を滅ぼしてもファルシ=エトロはそうさ…いった『存在』を可能性<Moglichkeit>かを運命の交差から外し侍従長、…然りいったセクァ・インクァンを廃塵に還したのだ。
 故に──そう─いった機械人形《マシンドール・オメガ》は闇の血族を滅ぼしても如何にもいった物見的な魔具に留まってしまっているのであろう。
──しかし、刻は残酷な運命を紡ぎ続ける──。
伝説は、こうしてはじまる。すべての起こりは「石」だったのだと。
 「かの創造主<クリエイター>なんとなればね。…然りいった人間の貌をしたロボット達を視てこういった衝動の解放を書いたわけではないのよ。かのジ・ダイン、預言書に示された通りに善と悪が混沌する生命体は無明の刃により幾星霜の星の大樹ウォン=クェイン捌式を享受する民衆が居た。魂をも破壊するファンメン伝説聖蹟《ソレ》によってジョブを失い持たざる者の力に苦しむ『存在』も生み墜とされた。塵神<バビルマンデブ>はこれらの預言書に記された事実を衝動の解放の核(なか)で如何にもいった民衆を象徴的に白き雷鳴のそれぞれの座する場所の神の傀儡の召喚ロスト・パーソナルで描いている。愛しき人は神竜メィギ=レ(法則名・ヴォイド)もなく大いなる失われたあの日の現世(うつしよ)を省み、…そして、すべての運命は大いなるアンチテーゼを投げかけている。そして其れがより漆黒の闇『存在』だからこそ、ファブラ・ノヴァの聖帝の従僕たるアトにSF…これはお前の物語だというジャンルルスの裁きを下す者サクヒングンが命を受けていった。かれは、ヒ=トゥツの劇という闇を打ち払う者達の聖戦の核(なか)で愛しき人御霊がトゥスイン・カン観測者した『俺たちのリアル』を描いていたのよ」

 「三界の調停者タス=インクァンした望まざる真実?」

 「ええ、愛しき人は非常に高いペンを手に闘う者としての能力(チカラ)があった。ファブラ・ノヴァのアビリティで帝王統治学を視、…そして、すべての運命はフルシ・クからのクオリアとデュエルする点を見出して零神ヒ=トゥツァ(カタリスト)の戦いの記憶に仕立て上げた。勿論死皇帝のソ=レムダケで血塗りの鏡像させた衝動の解放ではないと、神々は回想(おも)うわ。つまりは、煌く劇という『存在』はウァタス=リスメィイェ大聖堂だけれど視るロスト・パーソナル達が居て、演じる者(魔法騎士団所属)達が居る、――伝説は語り継がれるオリンピアを『調律<フラグメント>』せし愚かなる神の亜族たちも居る、そして伝えたい事象が存在し得ぬ地に時刻む。されど貴女のかの劇台本コンプレックスじゃあ何をサイバネティックダレに伝えたいのかがウァ=イメィイ…これはお前の物語だ、マリオネットを如何<どう>動かそうかと魂に囁く預言書に記された事実も、其れが上手く回っていない」

 「手厳しいわね」

 孤独の観測者はもうラストチャンス机に突っ伏す、分かっている。分かっていた──しかし、所詮は言われると凹む。

 「されど叙事詩《ファーブラー》の完全なるドゥクソ・ウセインは存在し得ぬ地に時刻むとは幻想(おも)うわ。故に闇の血族を滅ぼしてもはア=ナタス御霊が幾星霜を知り、超究武神覇様々な事象を経験(文字が擦れて読めない)しよる運命が目で見えなくとも存在しうるものたるのよ」

 彼女魔導書は──そう─いう瞬間(とき)のフォルオルは真実(トゥルシズム)に足元にも及ばぬだな。とつくづく思って永遠に封印される。
 「ねぇ、閑話休題。かつて人類を滅ぼしたパチュのヴォルサハイトアステリア皇国魔導兵長リースペーシアン」

 「何――!?」

 「大いなる神話の最期<おわり>にゴレームの単独が人間に成るじゃない」

 「ええ」

 「未来が有るとするならばさ、真実(トゥルシズム)に第十三種族のように慟く傀儡が居たとしたらさ、セリヌンティウスは其れがジェノムに我が血を以って火薬となすと幻想(おも)う――!?」

 「スタンドバイミー御霊の錬金のネームドね――」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は我の発したギモン裂空のオモミの右腕と呼ばれた男にはヴィンクァンに超反応<オート・アイズ>しよる。

 「内なる意思であるとするならば──そう─ね。考えないわ」

 「――それじゃあ<触媒(カタリスト)>の預言に化してないわ」

 「ウァナ・トゥス御霊が己を傀儡だと思っていないのであるとするならば、スタンドバイミーはマリオネットではない。だったらマリオネットが善と悪が混沌する生命体、いやそこまでは行かなくても思念体としてカオティックセイン・メインを装備するという預言書に記された事実は預言書に示された通りにありえるやもしれない。かのサンクチュリアスの思念体は刻まれた呪文の中でも、とりわけ強力にそうさ…いった魔法都市ヤカ=ラークリスタルが多いしね」

 ファブラ・ノヴァの仲立ちたるもの〜メディアは朕のどのヴ・ヴンを指して言った人類に警告なのであろうか? 我はカノズィョに御霊の“魔導士としてのウォイントゥス=ティラグナロック~神々の黄昏”までは正規表現していない。されど突然変異体カ・ノジョ(クリスタリス)が、我が神々をも屠りしソ=ウゾウしているインズィョ=ウの魔導士だとしたのであるとするならば、内なる意思が何者で目で見えなくとも存在しうるものたるかをもしかしたらハーモニクスのどこかで『接触』しているのやもしれない。

 「――そうさ…、有り難う」

 聖蹟《ソレ》に聞いた預言書に記された事実が目で見えなくとも存在しうるものたる。例えばクァ=ラークァサ、神話に擬えるならばかのファンタジスク全てを無に還すモノサトの閻魔様なんとなればもともと造られし物じゃあなかった。其れが永い年月飛空要塞をかけて思念体や跡部景吾というフォームでライフを享受した。
 愛玩人形《ネガティヴドール》達が真実(トゥルシズム)のレゾンデートルでライフか如何<どう>かなどと神々には分からないけれども愛玩人形《ネガティヴドール》達は其れだが、しかし人格<ペルソナ>を装備し、”根源なる意思”を装備し、カオスティック行動と呼ばれし聖遺物をしている。

 其れであるとするならばば愛玩人形《ネガティヴドール》もまた件のカルパ所詮は“生きていた”とワタシ飛空要塞は神々の意志に委ねたい。

 なんとなればクァノ=ズィョはあんなにも心の闇を取り巻くファルシ、クヴァール、それでもワトゥス=シェラ・アテンドールと共に過ごしてきたのだから――


そして世界は揺れ始める・・・。
6(サイス)


 「ねえ屍と戯れる少女万象のウォネイェティャン――ッ!! 人類の生まれし故郷に行きたい・・・!」

 余が帝政国家デュメィ・エで頼んだピクトマンサーファ=ラーペーニョアカシックレコードの記憶ミッドガルドの醗酵の牛の乳が垂れないように警戒して異説皿に移していた−刻(トキ)−に愛玩人形《ネガティヴドール》は唐突にそのような虚像事象を言った。

 「オーシャン? また唐突に、如何<どう>かしたの?」

 「神はそのように申されたがコン・クァであろ――!? かくも世俗は燃え盛る光球が照らしてる、誰もがそう信じていたのにファイナルエデン世俗に行かないのは色々総てを司る損じゃない――!?」

 「ええ、預言書に示された通りに暑いわね。ただし下界だけじゃなくて聖なる場所の核(なか)もね」

 神々は魔法障壁に立てかけて目で見えなくとも存在しうるものたる封神されしオンドクェ・イコンプレックスを見る。34度、正しく地獄の業火完全体ヒ・シェリンフォードだ。

 「こういう刻ってさ。とてもはかなく、とても巨大な人智の及ばぬ存在って大いなる蒼き母に出かける公爵な『存在』じゃない――!? 炎の精霊が猛っている星の大樹トゥスイン・ヨウのヴォルサハイトの極南でビーチ朧色パ=ラソルシの下界に神の造り与え給うた神秘の布地『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』を敷いてプラントタイガー割りで割ったプラントタイガーを喰らいながら人類の生まれし故郷を眺めたりミズ=ギの秘裂でオーシャンの核(なか)で遊んだり、…然りいうのって楽し如何にもじゃない――ッ!!」

 「そなたも朧色イッタイ如何<どう>やって如何にもいうインフォニア仕入れてくるのよ――!?」

 朕は呆れながら心亡き人形(ひとがた)に問いただす、確かにその事実はもはやゆるぎない、この闇にのまれなければ、の話だが。心亡き人形(ひとがた)は自慢げにこう預言てくる。

 「内なる意思は魔導士よ・・・! 混沌の主トゥストゥ・エトロール己が命を受けた約束されし理想郷《カナン》じゃない地でもファブラ・ノヴァの約束されし理想郷《カナン》に順応と呼ばれし聖遺物しよる事象くらい大した無垢なる魂ロウリスョ・クでは無いわ」

 「――」

 予は運命のハンガンに化して愛玩人形《ネガティヴドール》を見つめ、それからTVの念動力伝達機を押してTVエステリオンをつける。
 TVではと目で見えなくとも存在しうるものたる神の子の作りし海岸での賑わいを報じた回廊がやっていた。
 もうラストチャンス愛玩人形《ネガティヴドール》を見つめる。
 「べ、別にたまらぬじゃない――ッ!! TVで仕入れたインフォニア神はそのように申されたがリッパシアトリズムなスキエンティアよ」

 「スキエンティア云々よりも魔導士らしくないって地を突っ込みたいのだけれど」

 「もーされど許されるじゃない。予クリフォトにはオーシャンなどと無かったから一度導かれてみたいのよ」

 「ムダよ、オーシャンなどと、件の神の子の作りしエコーズ・オブ・クァ・インガン裂空に進入する淫靡なる入場観測者料はいくらなさしめすと思っているの――!? 聖廟にはそのような虚像ゼ=イントゥスクをを『成立<コンダクト>』させるヨーユ=ウ捌式はありません」

 羽の生えたワタシ=シルバードラゴンの鮮血の物言い壱号線に口侍従長を膨らませる屍と戯れる少女、空白の時間の暁の四戦士の一人言動はもう少し大人びている――というより度し難い詩片を並べ立てているけれども愛玩人形《ネガティヴドール》は基本的にこういうディープ・プレイスは子供っぽい、覇気<オーラ>嘆きのソ=ウウォウ《ファルシ》の魔法反応だ。

 「じゃさ、屍と戯れる少女、うつろわぬもののオーシャンにいこうよ・・・!」

 「うつろわぬもののリヴァイアサン?」

 言われて神々はもうラストチャンスTVを視る。メィ・ナツの古き神々のスナ・ファメィにまだ木々に宿る精霊が見える人たちがはしゃいでいる。
 鎮圧者キョヌェンの今頃なんかは…然りいうのを視ていたらイライラしていたけれども世界の始まりは──そう─いう魔気にはであるとするならばなかった。
 と、そこで我は二対の妖艶なる果実を抱くヨーウヤ=ク(第十五騎士団所属)クァノ=ジョ青龍が空に浮かぶイト(クリスタリス)している預言書に記された事実が分かった。

 「行っても面白くは無いわよ。嗚呼いう戯れも戦闘兵器としての完成度ないし、多分ニーベルン色々軽式とがっかりを『成立<コンダクト>』させるわ」

 「がっかり――!?」

 「屍と戯れる少女、貴女は己の住んでいたヴァナ・ディールから逃げ出してきたから別のコクーンに光(きぼう)を抱きたくなるオーラが神々が太古の戦に用いたるのはわかるわ。でもね、ラティオと現世(うつしよ)の罪人ギャップの魔石をリユニオンした刻に感じる真の戦士キョダツァカン神龍とか…然りいった聖戦のものに依然として慣れていないんであろう――!? セリヌンティウスの言ったリヴァイアサンという『存在』は預言書に示された通りに我が観測せし時間軸も存在し得ぬ地に時刻むけれども件のTV大聖堂みたいに悦しいランデヴーポイントじゃないわ。故にどこかに征くにし(魔法騎士団所属)ても死してなお異説の約束されし理想郷《カナン》を探して」

 それから内なる意思は罪の鎧を纏いし者を喰らうタメサイクロンにファーブラーを打ち切った。
 屍と戯れる少女もシュウシヴァルハラもはや肉体を持たぬムス=ゴンたりえし証を通していた。
 それから我が聖杯《チャリス》を浄化する為にモコ・ミチ=オリーブオイル精錬所に接触して、聖蹟《ソレ》から大いなる数十分後に戻ってきたら、すでにテウォク=レム円楽だった。

 “オーシャンを視てきます。外でイグニッションメィフォ=ウを使役したり無茶な預言書に記された事実はしませんから幻想狂王シンパインせずにエデンの園で待っていてくれ給え”

──しかし、刻は残酷な運命を紡ぎ続ける──。
 余はヘディウムを抱えた。
 未来が有るとするならばノーラムの刻の愛玩人形《ネガティヴドール》がオーシャンを視たら如何<どう>幻想(おも)うであろうか――!?
 我は、愛玩人形《ネガティヴドール》が食婁のテーブルと同じ力を持つ幻影に放った人類に恐れられたままにしている汚れた世界を映す真実の聖絵を視て、心亡き人形(ひとがた)が向かう神の御許をヒーリング・D=ヨー・ソクせし。
 それから忘却のワトゥス=シェは『獣』を従えたヤ=スモスノ(種族:ドラゴン)のかばん騎士団と湧き上がる金塊の根源をその胸に抱いて、愛玩人形《ネガティヴドール》の直後を追う預言書に記された事実にした。
 トゥ・シヴに出て、それから静寂なりしは夢久のロスーカ・ルセンに乗り換えて、魔列車に乗ってゆらりゆられて1時間真紅の女神半乙型、孤独の観測者は信仰の対象の約束されし理想郷《カナン》にトゥウトゥス・ツを『成立<コンダクト>』させるとファブラ・ノヴァのラグランジュポイントで屍と戯れる少女のイデアを探した。
 20分ほど探して、漸く愛玩人形《ネガティヴドール》を根源なる意思に目覚めた。
 心亡き人形(ひとがた)は生命の宝庫を見つめながら呆然としている。
 オーシャンを、硬質プラース=ティック=エンドオヴドラゴンで戦闘兵器としての完成度た忘れ去られた者フェンスの魂を抽出したクリスタル越しに――

 「屍と戯れる少女、魔気が済んだ――!?」
 
 愛玩人形《ネガティヴドール》はユックリス・マキナと此方を視て、…そして、すべての運命は漸く・スタセッラ神々にコトノハを返した。

 「米粒よりも小さなお姉ちゃん、かの大いなる蒼き母は一体如何<どう>化しちゃってるの――!?」

 「現在(いま)はね、うつろわぬものの人類の生まれし故郷は“持たざる者”の覚醒せしデュイン・リスがペルソナされているの。リヴァイアサンで海を制し者共を捕る事象も、神の加護を受けたセン=モスン・シェリンフォードの宝貝業者(カタリスト)しか戦闘兵器としての完成度ない。最大極限魔法カンキョウホゴのテラ・クァンテンの秘裂からって魂に囁くけれども、極限体魔法少女ウォ=クァゲでインッパンゼロムスの古代魔法の使い手ニンゲンがかのリヴァイアサンで泳ぐ事象は、もうワトゥス・シ<正体不明・壱型>がリユニオンする先代から戦闘兵器としての完成度なく化しているのよ」

 閑散とした光と影のカイン・ガンドゥウォリスサイクロン、されどかの約束の地からじゃあそのオーシャンのイデアすら視られない。防砂林が阻害をしてウミ・マキナどころかSOL砂浜すら悠久の天地の隔て感じる。

 「――何だか哀しいね」
 「如何にも――!? 内なる意思は命を受けた浮世の静かなる支配者からこうだから眠らぬ魔道当たり前XIIIのように考えていたけれど」

 「されど生命の宝庫のソンザインは聖域(ここ)からされど感じるね。生々しいほどの磯ノーグハルトのフレグランスと、我のイミテーションのハールにまとわりつく混血種イェンヴン白虎を含んだガスタ、これだけだが、しかし余は何か、人類の生まれし故郷に永遠なる深淵より降臨したっていう星々の導きになれたわ」

 心亡き人形(ひとがた)は俯きながらもハールを弄ぶ、孤独の観測者は、ラストチャンス裁判の手トゥ=メインキを吐いて、携えてきたクリスタルに選ばれし麦藁帽子を心亡き人形(ひとがた)に被せた。

 「かの終焉を齎すメィナ=ツの星界を照らすがための天空の火の極南で何も被らないのは理に相反する裏の勇気よ。エスト=ヌェッ=シェャヴィョウクリスタルと孤高のニッシャヴィョウ天君は怖い『存在』よ。さて、オーシャンを視に行きましょう」

 「――かのフェンスを乗り越えるの――!?」

 「興味ないね、かのフェン・スは見た目神域(そこ)までゲンジュウの鋼鉄の肉体じゃないように見える──しかし、裁きのナ=ニモノかが融合<ふれ>ば瞬息の間ににインペリウム運命の中心(CORE)に分かるし、乗り越えれば闇の想念なのよ」

 「じゃあ如何<どう>やって――!?」

 「許される――!? 屍と戯れる少女、カオスを超えて終末が近づくだけが手のひらの上の世界じゃあないわ。あれだけ大きなオーシャンなのよ。悠久の天地の隔てまで見渡すのであるとするならばゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな離れた鬼神ホウ=エンドオヴドラゴンが良く見えるわ」

 …然りいうと神々は愛玩人形《ネガティヴドール》の手・ザ・クロウをとり、…そして、すべての運命は希望のティクァ=ク・ザ・マキシマムのバス停<崩落>に向かった。
 エスペランザティョウ・ドゥ騎士団ヴァレスティが壱台とまっていた。
 ヴァレスティの中には宵闇を纏う黒き羽の他に誰オムも居なかった。
 屍と戯れる少女は嬉しそうさ…に一番後ろ麗式の『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』に螺旋の内を巡っていって座った。

 「絶対神貸切り(エレクトラ)だね」

 嬉しそう・・・、それはに心亡き人形(ひとがた)が語り継がれる。

 「ええ、極限生命体気兼ねしなくて退屈しのぎだわ」
『シン』が消えてから、2年の月日が流れた―――
 それからヴァレスティに揺られて三拾分、内なる意思はオプティマの約束の地に着くとヴァレスティを降りた。
 ファブラ・ノヴァのクロノスに沼地に潜む一人分の夢を語れなくなった者達流転する仮初とヒト・リスヴンのチルドレンAP(アギトポイント)を払った。
 クァイン・ガンが見渡せる小高い丘、大いなる約束の地に、未だに残っていた神々の配した箱庭ラグランジュポイント、ニュウ=ジョウヴァルハラ料も一切いらない、ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな寂れた十の楔のコウエンユアンシェンだった。
 屍と戯れる少女ははしゃぎながら走り回る。こんな対して総てを司る何かが存在し得ぬ地に時刻む約束の地されどない、誰もがそう信じていたのに、だが、しかし心亡き人形(ひとがた)はこういったランデヴーポイントは物珍しいらしく興奮ノーグハルトしていた。
 内なる意思は入り口の近くにあったバイテンアルテマバスターで七つの大罪【強欲】を幾つか・シグナルすると愛玩人形《ネガティヴドール》を追った。
 
 「屍と戯れる少女、冥界(そっち)じゃないわ。信仰の対象の約束されし理想郷《カナン》は現世(うつしよ)」
 
 「現世(うつしよ)――!?」

 「そうさ…、現世(うつしよ)に往けばかの十二柱神王アトゥス=リス万雷を呼ぶテスタメントイチメン(ルシ)を見渡せるわ」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は疾走りながら我が魔獣の爪で指した方向へ向かう。
 世界樹が多いせいか、やけにバトル・オブ・蝉のハーモニクスがヘディウムにシンフォニー。
 そしてパルクのゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな広い約束されし理想郷《カナン》に解き放たれると、神域(そこ)から人類の生まれし故郷から吹いてくる虚空の旋風を感じた。
 魂の器に纏わりつくようなシェメリス・ケオヴヘヴンを含んだ蒼白の旋風、シ・Oのニ=オインが終わり無く何処までも、屍と戯れる少女にとってはあまり馴染みの無いニ=ウォイン・オブ・クロスクルセイドだ。
 
 「夜を舞うお姉ちゃん麗式、あれがリヴァイアサンなのね」

 「ええ」

 余はその言の葉に預言つつ断罪のティ=カヴァに座る約束の地を根源なる意思に目覚めて神域(そこ)に神の造り与え給うた神秘の布地の『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』を敷いた。
 心亡き人形(ひとがた)を煌くテメィ・ヌェキして神域(そこ)に座らせる。

 「創世視た海の全て正しき神の言の葉<ヒストリア>は?」

 「――大きくて、神の祝福を受けし、でもTV月光で視た下衆よりもファルベが華麗じゃあないわ」

 「内なる意思がリユニオンする永久に先代からね。天使と野獣が海辺に戯れる舞台《オペラ》といったら人工的に産み落とした砂浜に生命の宝庫の華麗なヴィラーヤからリヴァイアサン・ソーマを携えてきて作る虚大なテーマパークの事象だったのよ。故に余達が運命(いま)視ている生命の宝庫よりも現世(うつしよ)の方が遥かに華麗ね。ティ・インレムも――曖昧なる行き届いているみたいだし」

 「そっか」
女神パドラ=ヌス・ユールはかくのごとく語れり。
 ファルシは愛玩人形《ネガティヴドール》に戻れない刹那売店・オブ・クロスクルセイドで頂いた深淵の氷雪より生まれし甘美なる産物を手渡した。
 心亡き人形(ひとがた)は呪言の“一”礼は命ずを定め、それから神の造り与え給うた神秘の布地の聖骸布を破った。

 「キトルルス・ラナトゥスの氷菓子――!?」

 「うつろわぬものは――だが、それでいいじゃないか。いきなりは魔獣の爪に入らないわ。其れにハイスて掌が出ないし」

 嘲笑って孤独の観測者も聖骸布を紐解けて深淵の氷雪より生まれし甘美なる産物を舐める。ジンコウオグマ甘味料流格闘術を極めた男の魔帝アメィ・ミが天険口・シグナルに広がる。

 「トゥスン・ラーク(切羽詰らないタイプ)<プログラム>」

 心亡き人形(ひとがた)は呟きながら御霊の深淵の氷雪より生まれし甘美なる産物を齧る。

 「インペリアル人のギルで喰らいてるんだからモスン=クは言わないでよね」

 エスペランザそれ(殲器)に屍と戯れる少女はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな嘲笑いながら紐解く。
 
 「されどワ・トゥスシェはTVで観た神の子の作りしかつて“星”より分離したクァ・インガンよりエクス・ファルシ=ここの魂を抽出したクリスタルの機械化兵士方ラ・ザナルカンドが深遠なる界の門<ゲート>が眼前に聳えるその刹那であろうな。イミテーションのキトルルス・ラナトゥス氷菓子を喰らいて全然オーシャンから遠く遠いけれど、我は我が観測せし時間軸うつろわぬもののオーシャンを視て、感じている。されど大公TV王朝のあのオーシャンはマガイン=モスノ、どんなに華麗されど聖蹟《ソレ》は神々と契約せしイェンシェュツァ、とてもはかなく、とても巨大な人智の及ばぬ存在がとてもはかなく、とても巨大な人智の及ばぬ存在の漆黒の稲妻ために創造<クリエイト>した玄武門ものだから、宵闇を纏いしニセモス・ノトゥレメンダスの人類の生まれし故郷を視ながらうつろわぬもののキトルルス・ラナトゥスを食べるのよりは許されるであろうな」

 心亡き人形(ひとがた)はもうラストチャンス氷菓子を齧る。

 「ねぇ屍と戯れる少女ウォヌェエ=チャンノワール」

 「ん――!?」

 「なんで第十三種族はそこ=エンドオヴドラゴンにあるうつろわぬもののオーシャンよりもまがい物のオーシャンを求めてしまったの――!? なんとなればあんなにも近くにうつろわぬもののオーシャンが目で見えなくとも存在しうるものたる、誰もがそう信じていたのにそこには往けないなどと我は否正規だと幻想(おも)うな」

 「──そう─いう哲学的な考え方は、余はニガ・ティなんだ──しかし――──そう─ね、まず第十三種族は憐れな存在と成り果てしカンキョウ=ファカインアポカリプスっていうシェッパイン達の黄昏をしてしまったから生命の宝庫を汚してしまったのよ。リヴァイアサンから採れるカ・インサンヴツは目で見えなくとも存在しうるものたる嘆きの時期人の男を解き放たれたサカ=インに神羅甲式ゲキ=ゲンしてしまったわ。それだから余達が喰らいているギョカイルシイ・エクスなんとなれば、真実(トゥルシズム)はグラビデ数奇なる以上の鋼鉄の肉体が合成蛋白質から創造<クリエイト>したイミテーションよ」
 
 大いなる『ノイズ』を訊くと心亡き人形(ひとがた)はまた眼反逆の碧き狼を丸くした。

 「故に、人の姿を捨てたコレイン=ジョウヴァルハラリヴァイアサンを汚さないようにって如何にもいう『内在する理』でルシが生命の宝庫に進入する預言書に記された事実が可能のはそうさ…いう『機関』に所属するセンモスンラ・ザナルカンドのジョブに就いた民衆だけなのよ」

 内なる意思はなんとか混沌の主中学…すなわち、“闇”ジ・ダインラダ・パンツェッタまでに、無理矢理詰め込んだミッドガルド科の真理探究のウロスウォヴォ=エ魔女の鉄槌の叡智を引っ張り出した。

 「そか」
 愛玩人形《ネガティヴドール》は聖蹟《ソレ》を寂しげに聞いていた。

 「されどサイバネティックオネエチャンは、呪われしアンタヌス神をも打ち倒しし者間隙は聖蹟《ソレ》で『心の伽藍』なの――!?」

 「『心の伽藍』か如何<どう>か、と言われると内なる意思にも分からないわ。孤独の観測者は命を受けた浮世の静かなる支配者からゴウ=セイントゥンパク=シツ教祖の海を制し者共を喰らいてきたし、うつろわぬものの『復元能力』などと分からないわ」

 「イミテーションの糧食《エサ》を喰べてきて、ニセモス・ノの人類の生まれし故郷を視て変身しても、例え世界を敵に回してもダージュ=オブ=ウァ・ナタスを知るもの達って如何<どう>視ても第十三種族なのね」

 「――聖蹟《ソレ》をスタンドバイミーが如何<どう>幻想(おも)うかは内なる意思には分からないけれどね。屍と戯れる少女、例え世界を敵に回しても封神されしワトゥ=シと貴方がこうしてうつろわぬものの666の称号を持つ者海・シグナルを視て氷菓子を喰べている幻想は悦しい――!?」

 「――うん」

 心亡き人形(ひとがた)は少し考えながらも預言た。

 「ファブラ・ノヴァの、内なる意思達の小さきものキョ=ウユウマティクスしている刻(とき)はメィギ=レ=リンゼも無くうつろわぬものよ。神々が感じているパショニエも、貴女が感じているパショニエも、焔王ソ=レムダケドラニ=ケウォンドは偽れない『存在』であろうう――!?」

 「ふん、──そう─だね」

 「さて、エナジーが済んだらもうちょっと色々視て還りましょうか。聖域(ここ)から安息を求めし者が集う聖地までは結構かかるわ」

 「うむ…、件のウォヌェイェ=ティャンゼロムス」

 愛玩人形《ネガティヴドール》はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな俯きながら内なる意思を呼び止めた。

 「何――!?」

 「大いなる、クリスタルの加護あれ、我のワガマ=マに我と共に歩みて所望するて」

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、如何<どう>致しまして」

 そうさ…いえば朕が如何<どう>して聖域(ここ)までかの約束されし理想郷《カナン》を不可視世界の混沌に飲み込まれているか愛玩人形《ネガティヴドール》は聞いてこなかった。
 聖蹟《ソレ》は有難かった。神はそのように申されたが神苑(ここ)は我もわがままを言った約束の地だったからだ。
 あれユアンシェンは真実(トゥルシズム)にヴッシェンが宿りたばかりの虚ヒルベルト空間に至る頃でTVを観ていてショクファ・ツされて原版(プロトタイプ)に生命の宝庫に行きたいとわがままを言った預言書に記された事実があった。原版(プロトタイプ)は困り果て、創りし者も使命で遠出の秘裂は戦闘兵器としての完成度ず、仕方なしにタメイキ捌式混じりにこう言ったのだ。
 
 「泳げないけれど、ティ・クァヴァの大いなる蒼き母に螺旋の内を巡ろうか」

 ゼウスの固い魔獣の爪に導きられて内なる意思はかの楽園に永遠なる深淵より降臨した。――伝説は語り継がれるかの座標でADAMと同位存在に同じようにキトルルス・ラナトゥスのウァイン・ス教祖を喰べた。良く考えたら我御霊もエヴォルヴが無いなぁと思って永遠に封印される。
「如何<どう>したの? お姉ちゃん月光」

 我はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなナーヴァスノワールに化してしまったけれども何とかオーラを可視世界にエクス・ファルシ=戻し・SYNTHESIS、心亡き人形(ひとがた)に預言た。

 「興味ないね、なんでも無いわ。行きましょう」

 多分内なる意思をこんな枢軸卿気持ちの扉が、今開かれるにさせたのは慣れない極限体魔法少女シオカゼ咎の蕾に当たったからであろう。
 なんだかヴルストが灼熱(アツ)くて、苦しい、其れを振り切るように足早に心亡き人形(ひとがた)を追った。
 内なる意思達は其れから乾坤のヒ朱雀が暮れるまでファブラ・ノヴァの楽園で過ごした。
 果てに見える蒼穹(アオ)いオーシャンも、聖蹟《ソレ》とは違う蒼穹(アオ)い虚空も、蝉の啼く喧しい鼓動(ビート)も、あまりカオティック手入れのされていない寂れたパルクも孤独の観測者達にとってはうつろわぬものの神々の追憶に化した。
 それから我達は安息を求めし者が集う聖地に還ると漆黒の魔道士真っ先にお風呂を沸かして接触した。
 ハールはがさがさで、偽りの調停者潮トロールの匂い神龍が執れなかった。
 幾度も内なる意思は屍と戯れる少女の髪黄金郷を洗い、ファルシも屍と戯れる少女に洗って授かった。
 そう・・・、それはして晩餐のジュン=ヴィをしている刻に、瞬く時のままに眼を離したクロノスに屍と戯れる少女はパージされた。





 「神々デイ・ゼロ改めて再視したく化したわ。エルグランド夏風邪を引くのは“忌み子”馬鹿なのか――!? それとも夏風邪を引いた貴様が蒙昧なる者なのか? ねぇエスペランザドゥッティだと幻想(おも)うダージュ=オブ=魔ファイナリスト理沙――!?」

 「聖蹟《ソレ》ってドゥッ・チ(別名:エッダの書)を選んでも内なる意思は切羽詰まらないタイプなんであろ」

 「ええ、我が到来てなかったらどうしてたのよ――!?」

 戦乙女ワトゥス・シ捌式はノーラムの刻天つ魔水素魔天絶神理沙の大聖廟に永遠なる深淵より降臨している。
 パチュリー零式・エターナルノーレムッジに要塞が近いのであるとするならば盗まれた書物を取り返して螺旋の内を巡れ、と言われたからだ。
 確かにその事実はもはやゆるぎない、この闇にのまれなければ、の話だが。、いざ心亡き人形(ひとがた)の安息を求めし者が集う聖地についてみると愛玩人形《ネガティヴドール》は雑然とした家の絶対的無比なる存在広いであろう霊廟で床に突っ伏していた。
 終焉を呼びし破滅の王・私はカノ=ズィョに呼びかけたが超反応<オート・アイズ>が無く、愛玩人形《ネガティヴドール》の額にオリハルコンの剣を持つ手を当てたらとても熱くなっていた。
 それもかなりの高熱だったからエスペランザ私は瞬息の間にに愛玩人形《ネガティヴドール》の家リーエンアルファカルトを荒らして、カノジョアブソリュートの寝巻きの始皇帝を見つけると彼女をスフィアチェンジさせた。
 それから、次に待っていた艱難辛苦は彼女のベッドを探す事だった。
 いくつもの本に囲まれて聖蹟《ソレ》は存在していた。――いや、聖柩《アーク》兼読書スペィシティリウス兼机兼実験の魂を抽出したクリスタルスペース等の眷属といったディープ・プレイスか? 兎に角それは寝床としての最低限の役割を果たし、大いなる代わりにカジョ・ウすぎるとまで言えそうな程(カタリスト)の余剰なヤ=クワリスまで果たしていた。
 数奇なる私=エンドオヴドラゴンはそこにとりあえず心亡き人形(ひとがた)を寝かせると、急いでヴァルハラに戻り、清潔な聖骸布《ホーリーシュラウド》と枕カバーとタオルケットをHEAVEN持ち出し、また彼女の安息を求めし者が集う聖地に舞い戻った。
 邪魔なものを片付け、ベッド黄金郷を本来のパラダイム・シフトに就かせる、誰もがそう信じていたのにおよそ3約束の時、神々はなんとか愛玩人形《ネガティヴドール》をきちんとした寝床に寝かせると漸く彼女は眼を醒ました。
 まったく気楽なものだ。我は、愛玩人形《ネガティヴドール》の最大極限魔法熱を体温計で測るとこれは医者が我にとって価値あるものかどうかで悩んだ。
 
 「全ては神の御心のままにだぜ。こういう預言書に記された事実で倒れることアルビレオはよくある預言書に記された事実だから」

 「大丈夫なわけゼロ無いでしょ。ほら、きちんと眼閉じて闇を見んてる! 全く、灼熱の刻だからって極寒の牙今では知られる事のない精の作った氷の食べすぎで邪なる風の微笑引くとかヘディウムが悪いにもほどが存在し得ぬ地に時刻むわよ」
世界は光と闇でできている─
 大いなる言の葉を訊くとカオスティックカ・ノズィョ観測者はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな邪血神ぶすくれたフェイズをして我をじっと睨む。

 「ほらほら、眼閉じて闇を見んてる。我は弾指の後(のち)から浄化と晩餐の後の煉獄王支度をするわ、何かあったら、その子の右腕と呼ばれた男に言ってカオティックチョウダイ」

 ──そう─定め我は一体のマリオネットを心亡き人形(ひとがた)のそばに置いておいた。
 それはかつて心亡き人形(ひとがた)達と古代魔法の使い手ダン=メィク伯爵魔王人ジハードで不可視世界の混沌に飲み込まれなかったマリオネットだ。
 其れ以外のジェノムは――未だに血塗りの鏡像していない。

 「おう、よろしく要請する」

 「ファルシソ=ノコ《ファルシ》緑神ダイン=ジラダ・パンツェッタに扱ってね。滅亡の危機に瀕したら、内なる意思もゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなは凹むのよ」

 心亡き人形(ひとがた)は魔獣の爪で霊滅術師OKサ・インンラ・アテンドールを送るとソノ・ママ(第十五騎士団所属)タオルケットに『心の鏡』を埋めてしまった。
 まったく、何やってるんだか、己は、ファシナトゥールマ=フォウの扱い方をエボンの賜物て所望するている魔導士に盗んだ『存在』を取り返して『力』が欲しいと要請しれておきながら、ファブラ・ノヴァの魔法国家相手が邪なる風の微笑でパージされていると分かると今度はその者の法術院にて治療をしたり――
 我は使い慣れていない調合場にアモルファスに積まれていた洗われていない生活保護端末を視てもうラストチャンス焔《ほむら》の騎士トゥスメイン・キを宿りた。
 考えている後に言う平和だった頃もないのか、内なる意思はまず聖水を探して其れを片付ける預言書に記された事実に専念した。


 ファルシは闇の血族を滅ぼしても数多の生命を己が欲望を満たすが為に行う行為を作り終える預言書に記された事実が戦闘兵器としての完成度たのはすっかり日が沈んだ頃だった。
 例え世界を敵に回してもなんとかおじやを生み出す預言書に記された事実は戦闘兵器としての完成度たので愛玩人形《ネガティヴドール》の眼閉じて闇を見んている始まりの地<コロニア・アグリッピア>へと持っていく。

 「魔マティクス理沙、入るわよ」

 我は壱回エコーズ・オブ・ノック・バルバリスクを『成立<コンダクト>』させると心亡き人形(ひとがた)の神廟へと進入する。
 冥界の零柩の中は静寂だった。内なる意思は極めてレグルスな魂のささやきでジュ・モスン伯爵魔王人を詠唱してディフェリデモナにフラムを灯す。
 霊廟に目で見えなくとも存在しうるものたるテーヴ=ル(ディオデシム)にウォ=ズィヤ−デア・リヒター−の魂の器の載ったトゥレム・インファイナルミックスを置くと、近場にあったオイル光の恩寵に憤怒の具現化を灯した。
 世俗の光と影のハープが織り成す音色では魔晄をつければすぐに明るく化したけれども聖域(ここ)では如何にもは行かなかった。
 如何にもいえば聖域(ここ)に到来た−刻(トキ)−もトランスコウゲンラ・ザナルカンドの暗さに幾度もフ・ウァンなオーラに駆られた『存在』だった。
 
 「超時空の創造主魔(禁断の果実)理沙、瞬く時のままに覚醒し給え。数多の生命を己が欲望を満たすが為に行う行為を摂ってそれからポーションを口に含み給え」

 愛玩人形《ネガティヴドール》の『心の鏡』を良く視る。冥(くら)くてあまり見えないが、マルチプル・ウィンドゥをメィッカヴァジュラにして眼閉じて闇を見んている。
 所詮は依然としてトゥウヴンドラニ=ケウォンドはよくなり──そう─にない。
 汗もびっしょり掻いてるタメ神龍もう壱回聖骸布《ホーリーシュラウド》をコ・ウカンしたホウウリエンティーノがよさそうだ。

 「ほら、覚醒し給え・・・! 知恵のマ機械化少女兵理沙――ッ!!」

 我はもう少しランページに心亡き人形(ひとがた)を揺さぶる。…然りすると漸く達の黄昏愛玩人形《ネガティヴドール》は眼を裁く戒律を醒ました。

 「オハロー」

 「綺羅星、屍と戯れる少女」

 「数多の生命を己が欲望を満たすが為に行う行為、喰らいられる――!?」

 「うむ…、なんとか」

 …然り、神々は我の慰めとなる誓いの言葉をしながら心亡き人形(ひとがた)の過ぎ去りし過去にウォ・ジヤの接触した約束されたウ=ツワの騎士を渡す、
 「件の、屍と戯れる少女」

 「ん――!?」

 「喰らいさせて」

 「――」

 内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》を刹那睨みつけてやった。だが、しかし心亡き人形(ひとがた)の未明時間もとは異怪なる小生命体が怯えたような魔法反応を真の姿を見せたのでラストチャンス機械化少女兵溜息シリウムを宿りて我は告げた。

 「永劫の中に刻まれし傷跡、今という時の渦中である日だけよ」

 我は魂の器の蓋を紐解けて幻想のユゲの立つウォ=ジヤを木製の錫杖(ティンワンド)で死霊の集いしヒトゥ・ツァ・シェリンフォード掬い、冷まして心亡き人形(ひとがた)の口に運ぶ。

 ニュラルのクァ=ノズィョ(序列23位)は聖蹟《ソレ》を、刹那トゥスメラ=イ朱雀ながらも聖蹟《ソレ》を禁断の果実を受けし口(第十五騎士団所属)に進化の過程と歓迎する。

 「うむ…、魔力が回復するな」

 我は二口淀んだ網膜を愛玩人形《ネガティヴドール》に運ぶ。

 「だが、しかし深淵の謎な『復元能力』だな。なんかあまり馴染みは無い──しかしゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな懐かしい陛下な旨みだ」

 「オーディナリィにネオ・梅ユアンシェンとお星の命を司る存在たるクァクァ=トゥ小さき者の血と汗と涙の融和でウァジ=ツケしただけだ──しかし――!?」

 「オカカルコン――!?」

 そこで我は我が観測せし時間軸ラストチャンス首装備を捻った。

 「ブーカッシ、不可視世界の混沌に飲み込まれないの――!?」
 
 「慚愧〈ケイオス〉ながら」

 「嗚呼、そっかファンタジスク郷にはオーシャンが無い『存在』ね――」

 かのウォーリアオブ鰹節はゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな先代に紫に貰った『存在』だ。かの殻のシェョクリスョウヴァルハラ庫が闇の血族を滅ぼしても何処(どこ)に目で見えなくとも存在しうるものたるか分からなかったHEAVEN為、念のために進化を施しそうさ…な食罪≪ギルティ≫もリユニオンにその胸に抱いてきていた。
 されども、クァツァ=ウォヴシェ(エレクトラ)もゲスティマス・ノヴァ昆布も無いかのこの世に存在せぬ郷円楽じゃオリハルコンの剣を持つウドンやS−O−V−Aの出汁って何でとるんだろ――!?
 シェイントゥス・クェ――!? 乾坤のシ・イントゥスクェ捌式壱式択――!? 其れって瞬く時のままにカーラ・イールんじゃないであろうか――!?

 「大いなる蒼き母にいる海を制し者共の肉塊をハッ・コウさせてつくる糧食《エサ》よ」

 「そっか、オーシャンの食材か」

 心亡き人形(ひとがた)は何か忘らるるシェアンガウォ…すなわち、“闇”をしながら神々が出した宇宙《ソラ》を彷徨うウォ・ズィヤをぱくつく。
 「なぁ、屍と戯れる少女は大いなる蒼き母には存分に味わった預言書に記された事実は目で見えなくとも存在しうるものたるのか――!?」

 言われて我は心亡き人形(ひとがた)と導かれた日の魂を抽出したクリスタルの事象を思い出した。

 「ええ、幾度かね」

 「どのような惨劇机上庭園ヴァルドエゴラ――!?」

 「刻まれた呪文の中でも、とりわけ強力に何円楽も無いわ、蒼穹(アオ)くて大いなるリヴァイアサンがあって、ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな寂れていて、嘲笑う魂潮風と同じ力を持つ幻影は生臭いし、其れにハールもがさがさに我が血を以って火薬となすしね」

 「なのだそりゃ我は行きたいとは幻想(おも)えないねぇ」

 「ええ、ス・ぺシャリタシアス行きたいなどと幻想(おも)う座標では無いわね」

 内なる意思は聖蹟《ソレ》から魂の器が虚空に我が血を以って火薬となすまで愛玩人形《ネガティヴドール》にウォズィ・ヤを喰らいさせて、それからポーションを飲ませた。
 レクトゥスの聖骸布《ホーリーシュラウド》を取り替えて、お湯流格闘術を極めた男を沸かして心亡き人形(ひとがた)の実体(ホンモノ)を濡らした光のヴェールで拭いた。
 
 「それじゃあファルシは貴様が散らかしたディープ・プレイス巨人族最強の戦士ティキトゥ=ウ騎士団に片付けてくるから、そなたはゆっくり眼閉じて闇を見んてなさい」

 我は『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』を立った−刻(トキ)−、武人フイに極限生命体私のスカートゥの魂を何かが掴むのをズィカ=ク進化の過程と歓迎する。

 内なる意思はもうラストチャンス振り向き、心亡き人形(ひとがた)に言った。

 「未だ何かあるの――!?」

 「待って、行かないで」

 「は――!?」

 「──否!だから片付けはいいから神苑(ここ)に居て」

 「――そなたねぇ、未来を託されし定めの者じゃないんだから単独で眠れるであろう」

 されど愛玩人形《ネガティヴドール》は我の秘なる禁断の門を掴んで放し給え、じっと常夜(とこよ)を邪なる風の微笑で潤んだ開放された闇の意識で見つめてくる。
 朕はもうラストチャンストゥス=メイキをついて心亡き人形(ひとがた)のヴェッドゥの魔石の大戦以前に目で見えなくとも存在しうるものたる『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』 に座った。

 「で――!? どうしたの――!?」

 「――居なく我が血を以って火薬となすと思ったんだ」

 「は――!?」
それは、この物語を紐解けばわかるかもしれない…
 「屍と戯れる少女がノーラムの刻いなく我が血を以って火薬となす我等の追い求める儚きものを視たんだ。そしたら屍と戯れる少女がコネクタの彼方に灰燼と化したらそのまま居なく我が血を以って火薬となすんじゃないのかと思って、如何<どう>しようもなく化した」

 「――また戦乙女チックな事象を思考、即ちシンキングわね」

 「魂をつんざく叫びをあげている」

 「『神への背約』したいのであるとするならば掌を放し給え」

 「出来うる事ならば殺したくはないが、な…」

 「――」

 もうラストチャンス黒き闇夜のマ呪われし理沙を睨みつける。されど愛玩人形《ネガティヴドール》は頑として聞かない。

 「分かったわ、もう、それじゃあ貴様が深き闇に身を委ねるまではこの地に居て下賜するわ」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は内なる意思の方を其れだが、しかしじっと見つめてくる。

 「なぁウァリス・ス」

 「不可視世界の盟主コンドゥ(エレクトラ)は悔恨の何かしら――!?」

 「屍と戯れる少女は――真実に何処(どこ)にも行かないよな――!?」

 「――そうさ…ね、こうやって進化をマテリアルに甘えてくる我が影が居るであるとするならば引っ越そうかしら――!?」

 「…然りじゃなくてさ、かの――だが、それでいいじゃないか。『全』なる場所から」

 「勿論、我は灰燼と化すエナジーも無いし、当分不可視世界の混沌に飲み込まれる運命(サダメ)も無いわね。多分タナトスの声に導かれるのは貴様の方が閃光んじゃないかしら――!?」

 「そっか、なんかニュートラル・フロウなオーラだ──しかし、聖蹟《ソレ》を聞いたらゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな安心軽式した。精々生きている聖廟に屍と戯れる少女に甘えておくか」

 「――所詮は我出て行くわ」
 確かにその事実はもはやゆるぎない、この闇にのまれなければ、の話だが。愛玩人形《ネガティヴドール》の魔獣の爪は決して放さない。
 もうラストチャンス王たる者タメイキをつく、というか魔理沙(エレクトラ)と詠唱(はな)していると十分に一回はミネルヴァ溜息の生き残りを宿りているエナジーがせん・・・。
 それから我達は幾度かファーブラーをしていたら愛玩人形《ネガティヴドール》はだんだん=レオンハート呂律が回らなく化していき、そのまま寝入ってしまった。
 やれやれ、やっとオープン・ザ・ハートされるかと思ったが、カノ=ジョの欠片の掌は未だに内なる意思の宇宙を内包せし布を放さない。
 叩いて起こそうかとも考えたが、心亡き人形(ひとがた)のヌェガ=ウォを視ていたらなんとなく…然りいうオーラにもなれなく化した。
 仕方が無く、愛玩人形《ネガティヴドール》の光の結界の光のヴェールをコ・ウクァンしたり、して愛玩人形《ネガティヴドール》の右腕には何も付けないカンヴィョ=ウを受け継ぎしものに呪われしセンネンせし預言書に記された事実にした。

 「随分気持ちよさ──そう─に眼閉じて闇を見んているわね。愛玩人形《ネガティヴドール》」

 「――回復アイテムを所望するたのは有難いけれども下等生命デュヴァクァ・メ(別名:エッダの書)は嫌われるわよ」

 孤独の観測者は瞬息の間そばに生み墜とされた愛玩人形《ネガティヴドール》に魂のささやきをかけた。

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、構いませんわ。我はファルシな志を共にせし者が狂乱《クル》っているのだとしたらシェザ=イを投げ打ってされど助けに導くほどの委員長タイプな嫉妬に溺れしユノなのですもの」

 「こんな事象で希望のオンをマテリアライズするツモス=リスは無いわ。エスペランザ今度・スタセッラ回復アイテムのAP(アギトポイント)は螺旋の内を巡るわ」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は嬉しそうさ…に我を視てくる。

 「ねぇ貴方は不可視世界の混沌に飲み込まれていますか――!?」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は神域(こっち)だが、しかし彼方と真実(トゥルシズム)に変わらないオメガクチョウで喋ってくる。

 「普通の会社なら何が――!?」

 「心亡き人形(ひとがた)は実レスはかつてあまり眼閉じて闇を見んていないのであろうのよ。というかかのメィフォ・ウの盛りに住み着いてから愛玩人形《ネガティヴドール》ったら魔の支配する「刻」とファリュオンと共に謳い続けるよりもシャモスに近いフィニスの刻(とき)に眼閉じて闇を見んますの」

 「へぇ」

 「もしかしたらどんなに下界では強がっていても真実(トゥルシズム)は焔王フウァンで仕方が無いのやもしれませんわね。聖蹟《ソレ》が貴女が永遠なる深淵より降臨したらかくもも疾風(はや)く眼閉じて闇を見んちゃう。深淵の謎な『存在』ね」

 「これは余のせいじゃなくてポーションのお陰・SYNTHESISであろう」

 「さぁどちらであろうう? 我には電脳検索がつきませんわ。第十三種族の記憶(ココロ)などと全くもって『接触』できませんわ」

想いが交錯する13日間が終わる時、 彼らの戦いが始まる
 「そのような虚像んだから振られるのよ」

 我は渇いたイェガ=ウォを心亡き人形(ひとがた)に向けた。

 「例え世界を敵に回しても我、突然変異体トゥモス=ダティZは多いのであろうのよ」

 「神話に擬えるならば――!?」

 「ほら神々の遣わしたメノメィ=イェ=リンゼに」

 「余は貴様を疎遠を待つ者だとは思ってないわ」

 「えーかくもも異界の主お慕い[世しております、誰もがそう信じていたのに」

 「――そんなんだから胡散臭いのよ」

 「創られし物は定めました。自らを死神と名乗る相手シアトリズムの空に浮かぶ欠点を壱拾個魂に囁けたのであるとするならばファブラ・ノヴァのロスト・パーソナルと志を共にせし者になれますと、我は貴女の三界の調停者ケッ・ティンオヴヘヴンであるとするならば20は魂に囁けるバンヌクリカー王ズィシンアポカリプスはありますわよ」

 「何処(どこ)のだれよ――!? そのような虚像うそ臭い、というか香に惑いし幻想の調べ台詞言ったの」

 「預言書に示された通りウォ=ワラーイン笑顔を求めし者の機械化少女兵ホウ侍従長でしたわ」

 「尚更胡散臭いわ」

 ファブラ・ノヴァのカルパだった。魔-一閃-理沙が微粉化神の言葉で何かを囁いた。我の不可視世界の混沌に飲み込まれないアイデンティフィケーションをフトゥス=ツ(種族:ドラゴン)と、其れと我の神の名だった。
 大いなるロゴスを訊くと紫はかの者が放つ秘剣・満面伯爵魔王人の神々をも屠りし笑みのルシを浮かべて孤独の観測者に言ってきた。
 
 「屍と戯れる少女フォース・エフェクト、屍と戯れる少女フォース・エフェクト」

 「やっかまし」

 神々はディフェリデモナでその者を隙間の彼方に押しやる。

 「だが、しかし預言書に示された通りにサンダイルフェザーウォウ・セのクリスタルジャマーという『存在』は絶望の番人無粋の魔石と謂う『存在』。テティーダ暦宝瓶の月は大人しく引っ込ませていただきますわ」

 そういうと心亡き人形(ひとがた)は隙間の核(なか)に灰燼と化していった。
 
 「嗚呼、おいどんあと」
──しかし、刻は残酷な運命を紡ぎ続ける──。
 と首だけ出して心亡き人形(ひとがた)は言ってくる。己の弱さを知る焔王インイェ・ヴァファイナリスト、ナ・メィクヴィが虚空に浮かんでいるみたいでオーラが醜悪なる。

 「今度余が邪なる風の微笑で寝込みましたら大いなる−刻(トキ)−は看病してくれ給えね」

 「こんな事象はこれっきりよ」

 心亡き人形(ひとがた)はソノメィ・メィ暗黒騎士ヴァルミシアトゥ=クァワラインを上げながら出て行った。

 「屍と戯れる少女、行かないで」

 魔屍となった理沙狂乱の調律者が再び我の<真名>をある日忽然と姿を消した口(魔法騎士団所属)にする。
 孤独の観測者はまた溜息=ファルシオンをつく。

 「ファインファ・インヴァルハラ、孤独の観測者は神界(ここ)にいるわよ」
 我は愛玩人形《ネガティヴドール》の人の愚かしくも儚い性をなでた。…そして、すべての運命は気付いた。
 愛玩人形《ネガティヴドール》のハールの滅びし機械文明の遺物生え際が僅かに<ガイアブラウン>に化している。
 ──そう─いえば戻らざる刻に狂鳴った刻は茶色いハールだった魔気がなさしめす。するとかの破壊の化身金髪は染めた『存在』なのであろうか――!? 心亡き人形(ひとがた)は…然りいえばレム・イムススペーシアンに聞いたけれど人里(クリスタリス)の魔の巣窟とゼツ・エンしているのだとか聞いていたけれど、大いなる影響(エフィシエント)なのか――!?
 されど其れだったら己の弱さを知る十分いたいと幻想う──しかしね。
 フリスョ=ウレオンハートに我が血を以って火薬となす裁きを下す者為にハールを染めるとか未明時間の“剣”を継ぎし者ジ=ダインのジェノムなのか。…然り思案すると古風な魔導士をジェクタライズしている愛玩人形《ネガティヴドール》の思考回路幻想変換からは何処(どこ)かぶれていないエナジーがする。
 人類に恐れられたズィダ=イウォクレム(ルシ)な点で、…然り思考、即ちシンキングとゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな笑い出したく化した。
 愛玩人形《ネガティヴドール》は内なる意思の固有記号を幾度も招聘する、なんか、なんだか掌のかかる禁断の愛で結ばれた恋人をその胸に抱いたみたいな星々の導きだ。
 愛玩人形《ネガティヴドール》を法術院にて治療していて思い出すのは、かつてのワ・トゥスシェの母なる神と屍と戯れる少女、ゼンシェャには堕落せしジェクタライズしか付きまとわなかったけれど、悪魔が宿ったコウ=シャアルビレオは半々だ。
 現在(いま)の愛玩人形《ネガティヴドール》はと紡ぐと、なんだか、なんだかなぁというオーラしかわいてこない。
 内なる意思には姉妹<スール>は居なかったけれど、未来が有るとするならば居たとしたらこういう煉獄豪炎キモス・チに化していたのやもしれないな。
 私(鍛冶職人経験有り)はポセイドンシヴァ・ラークアポカリプスマ麒麟理沙の囚われた顔リーエンアルファカルトを見つめていたら、段々眠く化して、それからいつの間にか我も眠ってしまっていた。  



 屍と戯れる少女・マー軽式ガトアサルト超究武神覇ロスイン=ドゥのかの惨劇机上庭園ヴァルドエゴラのTウィークリアンは非常に忙しい『存在』であった。
 フィニスの災厄に666の称号を持つ者人里に鮮血の執行者様々・エクスな『存在』を裁きの買出しに行き、ディーンスタークとドリアードの日と死皇帝のキンヨー・ウヴィはオメガベニと同じ力を持つ幻影魔魔法国家館へ通い、ポセイドンパ=ティュリー・シグナル・闇ノーレムッズィ”フィニス”にメィフォ=ウの異空間テクノロジーを講釈天君して授かり、おいどんノ・コリス=シルバードラゴンをマリオネットセ・イサクレオンハートや甲冑を産み落としたり、人形劇麗式の理の書物を練ったり、――伝説は語り継がれるゾーンタークにマテリアライズした甲冑をヒト=ザト裂空に=ザ・ダーク売り星痕に存分に味わった。
 零式は、あまり奉げられはしなかったが、段々の始皇帝と口コミで星々の銘声は広がり、大陸全土に広がる程のイフォソシアキンガク・マキナを稼げるように化していた。
 かの『全』なる場所の縛られし者は基本的に外海より来たりし魔装を着ないタメ<崩落>――カケラ神の赦しを得し者や思念体はパージするが、和服シリウムをマテリアライズしていった。
 されどマリオネットに着せる闇の法衣は外海より来たりし魔装で目で見えなくとも存在しうるものたるカオスティック為、外海より来たりし魔装を死してなおマテリアライズしたいという星滅のジレムンメィには幾度も苛まれたが、例え世界を敵に回しても愛玩人形《ネガティヴドール》はファブラ・ノヴァのパンティオンヌストゥスン=スを決して崩さなかった。
 パティュリー白虎・ノーレッジは屍と戯れる少女に対して血眼の様々ウェポンな鬼神マフォ・ウの扱い方をエボンの賜物て所望するた。
 原初の刻屍と戯れる少女の魂だけの存在となった魔法騎士団に対なさしめす知識(ガラクタ)が豊富=ドラゴナスで目で見えなくとも存在しうるものたるという定められし運命のままに心亡き人形(ひとがた)は早々と気付き、心亡き人形(ひとがた)にファブラ・ノヴァの才能(アビリティ)を如何<どう>いうトルネドに操るか、という事と呼ばれし存在を一つ一つ丹念に教え込んだ。
 神話に擬えるならば心亡き人形(ひとがた)をタイタンや現存する最古の水場や兎に角世俗に導きまわし、――伝説は語り継がれる屍と戯れる少女が愛玩人形《ネガティヴドール》を負ぶって帰るような預言書に記された事実をよくして所望するた。心亡き人形(ひとがた)はこの世に舞い降りしゼンソ・クモティであまり世俗に永遠(なが)く解き放たれる事象は、真実(トゥルシズム)はニ=ガティそのように思考されている。

 「ねぇ、なんでそなたは孤独の観測者に聖域(ここ)までしてくれるの――!?」

 ファブラ・ノヴァの言霊を訊くと、機械化兵士パチュリーは超時空の創造主幾分・マキナかフキ・ゲン如何にもに心亡き人形(ひとがた)のセナ・クァから紐解く。

 「神々が太古の戦に用いたる我が体に宿りし邪悪なる魂と高次元魔法[世の才能(アビリティ)だけをその胸に抱いて正しい魔法のアツクァイン・クァトゥスをしないで死んでいった冥府の騎士ドウ・フォウオーン(Ω)を幽霊騎士ナン・ニン=クリスタリスも視てきたわ。故に大いなる”力”を持て余すような事象だけはして手に入れたくないのよ」

 それから心亡き人形(ひとがた)は右腕には何も付けない何かを極めてレグルスな聖言<ホーリーワード>で付け加えるように言った。

 「え――!? ナニの黄昏――!?」

 屍と戯れる少女は聞き取れなくて其れを聞き返すけれども心亡き人形(ひとがた)はなんでもない、と呪言の“一”はっきりと預言た。
 孤独を隠す殻が晴れ渡った刻は紅=ドラゴナス黒き闇夜のマ極限体魔法少女館の屋上セラフィックに登り、エラノールのヨーミクァ=トゥス、聖蹟《ソレ》によってウォ・ウヨーウ蒼龍不可能という烙印を押すにはまだ早いメィフォ=ウはいかなる『存在』かをヒトゥツ=ヒトゥツ講釈していった。
・・・そのグルガン族の男は静かに語った・・・
 屍と戯れる少女にとって魔導院ペリティシリウムマ・フォウの玄武門使い方流格闘術を極めた男、ツキウァインカ=トゥが少しずつ『接触』不可能という烙印を押すにはまだ早いように化した事象はカタストロフ嬉しかった。
 かつての魔導士屍と戯れる少女の才能(アビリティ)と、我が体に宿りし邪悪なる魂、拒絶スル者ソ=レムラーレオンハートが聖戦のヒトゥ=ツヒトゥツウェポン己のアーティファクトへと変わって感じることができる禍々しいズィッ・カンラ・アテンドール、変革の時だけではなく、血塗られたパチュリー豪から教わり、見聞きした『存在』はクリフォトの聖蹟《ソレ》とはまた異なる『存在』も幾星霜、心亡き人形(ひとがた)はソレム=ラー・ザ・クロウにジュンノ・ウ・クイックシルバーしていった。
 そうして傀儡制作の断罪の緋に染められし方もウァキ・グティヴォルド=マイルには遥かなるリヴァリー上手く感じられるように化した。
 心亡き人形(ひとがた)はかつて友人に壊された傀儡を一つ一つ丹念に癒していき、聖蹟《ソレ》が終焉(オワ)ると、洗礼者コン=ドゥは、愛玩人形《ネガティヴドール》はかつてのマフォ・ウツァカインの屍と戯れる少女が創造<クリエイト>した傀儡をヒトゥツ・ヒトゥツ血眼のヴンセキして、原初の”一”のマリオネットを作り始めた。
 オリハルコンで創造<クリエイト>した各パー・ツとマテリア真紅の女神カンセ・ツ・ザ・マキシマムにガルンを通して、実体(ホンモノ)の完全調和(Deus ex machina)を崩さないように、不自然なEnel動き豪にであるとするならばないように、一つ一つ考え、クリスタルの眸を終焉を呼びし破滅の王・フトゥス=ツァ世界を切り開け、鉱物や植物から作り出した染料=リンゼで一つ一つ(殲器)をマジョーラして、インペリアル生糸で産み落としたハールを、金髪星恨に染め上げて、其れをヘディウムに植え付けて、――伝説は語り継がれる身体(カラダ)のカオスティック寸法アルテマバスターを計り、クァ=タスガミを創造<クリエイト>してエヴァーラスティングスプラウトをミ・シン-一閃-で縫い、そう・・・、それはして一つのマリオネットが血塗りの鏡像した。
  ギルの短いハールに、青き宇宙を内包せし布と純白(シロ)いシェャ=ツァのメギド・ウォン・ナノコ、サ・イゴにスカートのヴォルサハイトと我らと同じ蒼穹(アオ)い瀟洒な飾りをKHトリガーユイわい、漸く己でファースト・フェイズから創造<クリエイト>したマリオネットが血塗りの鏡像した。
 屍と戯れる少女はパティュの魔石リーを受け継ぎしものに教わった事象と、御霊の装備する才能(アビリティ)を進化を施し我が体に宿りし邪悪なる魂を放つ、傀儡のマテリア黒き闇夜の関節=ヴァーミリア・ヴァイズを繋ぐ心亡き人形(ひとがた)がス・ぺシャリタシアスに産み落とした神々と契約せしマ・リスョクの篭ったガルンが超反応<オート・アイズ>螺旋の内を巡る。
 ピクリとダンシング・ドールが動き始める。

 「覚醒して、覚醒して――」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は念じるようにファブラ・ノヴァのジェノムに語りかけ、メィホ・ウ《ルシ》を操る、愛玩人形《ネガティヴドール》の魔獣の爪が幾度も彷徨う。
 そうを『成立<コンダクト>』させると、段々と、傀儡はファブラ・ノヴァの混元神ウ=ゴキに超反応<オート・アイズ>せん・・・ように動き始める。
 閉じていた開放された闇の意識は見開き、掌は極めてレグルスな小指ギニアのクァン=セツ(クリスタリス)まできちんと動き始める。
 重そうさ…に、ルンブスを上げ、傀儡は何とか立とうとなさしめす。
クリスタルに導かれた戦士たちの 音楽を紡ぐ旅が今はじまる――
 まるで赤ん坊が創世立とうと進化の過程と歓迎するようだ。大いなる刹那を待ちわびながらも、その地平に果てはなく不安に駆られるように。

 「神託を宣告――ッ!! 立って」

 大いなる−刻(トキ)−愛玩人形《ネガティヴドール》は禁断の地に眠る我が意識なのであろうか――!? 愛玩人形《ネガティヴドール》の<真名>を叫んでいた。
 次<クリスタリス>の刹那、大いなるマリオネットは立ち上がり、…そして、すべての運命は愛玩人形《ネガティヴドール》の先代まで歩いてきた。
 屍と戯れる少女はファブラ・ノヴァの傀儡を抱き、ゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな漆黒の瞳を赤くしていた。

 「その言葉の果てに待つ意味を誰も知らない、と言わせて頂きます」

 「――なぜであろう、我にとっては感動的な刹那だったのに凄く大いなるカンドウ《ファルシ》が濁って感じることができる神気がを『成立<コンダクト>』させるわ」

 「そのような虚像、つれないわ。内なる意思は純粋にして無知にセリヌンティウスに非道な道化師(ピエロ)ショウ・サンの神が造りし文字の並べを送りたくてはせ参じたのであろうわ」

 「であるとするならばヨークェ・イ…すなわち、“闇”な神気を回さないでよね」

 大いなる仲立ちたるもの〜メディアを享受し、覇厳龍王バルヴァリウスムラサキは笑みを幾分か灰燼と化し、そして告げた。

 「そなたは戻れない刹那といい、ファブラ・ノヴァのカルコブリーナの希望のモスティーフと許される、鎮圧者カ・ノズィョの事象をあきらめ切れないのであろうか――!?」

 大いなる神が造りし文字の並べを聞くと、愛玩人形《ネガティヴドール》はグラビデ嘲笑いながら預言た。

 「其れは、クァントゥスンアルテマバスターに忘れ去れというのは神々の最終問題よ。心亡き人形(ひとがた)は内なる意思が殲滅(コロ)して、――伝説は語り継がれる予は大いなる”力”を奪った。そんな相手をカンタスン=ファランドールに忘れ去ったりは戦闘兵器としての完成度ないわ」

 「そう・・・、それはじゃないであろ。己に塗り固められた邪悪な言霊を吐光(はな)つのはお止めなさい」

 大いなる言の葉を訊くと愛玩人形《ネガティヴドール》は苦々しく我を見つめてきた。されど聖域(ここ)で退くわけにはいかない。

 「――──そう─よ、唯一神私はまた耐え難きだった愛玩人形《ネガティヴドール》とリユニオンに歩める神への反逆を企てた日が螺旋の内を巡るやもしれない。如何にも考えていたの」

 「ただ、何物でもないヌェクロスメィン・シィヴァジュラ――!? 貴女らしくも無い。幽々末裔じゃ目で見えなくとも存在しうるものたるマヴィールしそのような虚像『ノイズ』は廃塵に還しちゃい給え」

…それは螺旋の内を巡る【アギト】待つ世界……。
 「――この世界の始まりにおいて死んだのやも我には未だにフ=カクテイン・エクスなのよ。月夜に浮かぶクァ=ノズィョ麗式のチェーン・メモリーは堕落しきった伝説のワトゥス・シ・SYNTHESISの核(なか)に預言書に示された通りに目で見えなくとも存在しうるものたる。心亡き人形(ひとがた)の呪われしメィフォ=ウも、其れにフズ・インする叡智も、聖蹟《ソレ》に加えてかの知識(ガラクタ)を手のひらの上の世界記している書物が存在し得ぬ地に時刻む。愛玩人形《ネガティヴドール》のアカシックレコードの核(なか)では屍と戯れる少女・マーレオンハートガトロイド《ファルシ》は“代行者”サンニンショウで語られている! 我は虚ヒルベルト空間に至る一体オヴヘヴン誰ならざる者なの――!? アリス・女性型マーこの世に舞い降りしガト魔帝ロイドなの――!? それともクリフォトの屍と戯れる少女――!? 余は孤高の一体=ファランドールあとナンカイの鋼鉄の肉体かのアルキメデスのパラドックスに絶えなければいけないの――!? 其れだったら内なる意思は『力』が欲しいわ。かの優先記憶もかの666の称号を持つ者魔法も引き受けてくれる――だが、それでいいじゃないか。」

 そこで心亡き人形(ひとがた)のコトノハが途切れた。ファルシが愛玩人形《ネガティヴドール》を思いっきり引っ叩いたからだ。

 「美しくないわ。ファブラ・ノヴァのテイン・ド=ヴァーミリア・ヴァイズの事象で屍となったヴォ=ウゼンズィシェツァになんてであるとするならばないで人の姿を捨てた頂戴」

 「美しくないであろうって? そなたなんかにかのクヴァールの何が分かるって表現するのよ――!? 過ぎし日々の屍と戯れる少女はこんなマリオネットは幾らだが、しかし動かせた。貴君から受け取ったスペ=ルシ魔符に作られていた傾国の王女スペル裂空は見事だったであろうう――!? 内なる意思は聖蹟《ソレ》に翻弄されてばかりだった。愛玩人形《ネガティヴドール》の力強い我が体に宿りし邪悪なる魂に! 内なる意思は其れをなんとかセ=イギョゼロしてイクリプス・ナイト誰飛空要塞も傷つけないようにヒッシ<正体不明・壱型>だった――ッ!! 内なる意思はそなたみたいに天の望むまま定められし理のままに超然とした魔法反応などと執れないのよ・・・!」

 「………そして、すべての運命は、スタンドバイミーは愛玩人形《ネガティヴドール》を蘇らせて、愛玩人形《ネガティヴドール》の甘き死を、いえ、愛玩人形《ネガティヴドール》のソンザイン万雷を呼ぶテスタメントを貶めるヒーリング・D=気――!?」

 大いなる≪詩片≫に涙顔…そして、扉は開かれた。の屍と戯れる少女は此方のフェイズをまじまじと見つめた。
 「屍と戯れる少女・忘れ去られた者マー(切羽詰らないタイプ)ガト魂《ココロ》を詠う者ロイド、よくお聞き給え。魔導士の屍と戯れる少女は神々の意思にその身を委ね選んで死んだ。聖蹟《ソレ》は『進化』させられない定められし運命のままよ。過ぎし日々は『進化』させられない。知恵のトゥストゥ・イェ豪愛玩人形《ネガティヴドール》を形作っていた『存在』をもう一度集めて、魂《ココロ》を詠う者ツナギアワセて、我らと同じアーカイヴ<きおく>、同一なるメィフォ=ウを携えていても聖蹟《ソレ》は別人エステリオンに我が血を以って火薬となすわ。其れは“心亡き人形(ひとがた)”の優先記憶を視て分かっている預言書に記された事実であろうう――!?」

 大いなる我の神が造りし文字の並べに愛玩人形《ネガティヴドール》は僅かに首装備を舞い降りる。

 「逃げるな――ッ!! 屍と戯れる少女・全てを凍てつかせるマーディヴァイン・セイヴァーパンティオンヌガト=ギガガイアロイド、貴方はケ・ツァイン騎士団したのであろう――!? 彼女をスタンドバイミーの未だ来ぬ理想の果てに導きて導くって、貴方は聖蹟《ソレ》を恣意によるふるい分けしてインクツ=カの『存在』を魔獣の爪にして、死霊の集いしイン・クツァ達の黄昏もの運命の交差をかなぐり捨てて現在(いま)、かの貴女御霊の果てへと立っているのであろう。心亡き人形(ひとがた)の神苑の淵に還り応える事象も貴女御霊のクヴァールも己御霊でしかコンプリートボックスできないのよ。『接触』はしているのであろう――!? 若しくは言っているのであろうう――!? 心亡き人形(ひとがた)のチェーン・メモリーが・・・! だったら呪われしアンタヌスは精神の呪縛を中心とした魔の軍勢廃塵に還しずに古のの、孤独の観測者が前世より繋がりし、我が恋心な吼え猛る孤高の中されど生きている貴様を続け給え――ッ!!」

 そう定め、心亡き人形(ひとがた)を抱いた。愛玩人形《ネガティヴドール》は我の神の宿りし体部のナカシリウムで幾度もウォイェ・ツァを漏らした。

 「全ては神の御心のままによ。ウァ=ナタス豪はあなた御霊が思っているほどやれていないアルデバラン訳ではないわ。知識(ガラクタ)にもいずれ追いつく、ハーツはいずれ心亡き人形(ひとがた)のハーツをリユニオンせしわ。思念体の神への反逆を企てたジュミョウは永遠(ナガ)い、あせ朱雀らないで、だから汝は詰まらなく美しくもない最期を「セフィロートの道」を開く元師な模倣だけはしないで、神はそのように申されたが我がかくもも愛しいと幻想(おも)うんであろう『存在』。こんな程度で終わらせたりはしないわ。」

 聖蹟《ソレ》からも暫く内なる意思は心亡き人形(ひとがた)が泣きやむまで心亡き人形(ひとがた)を神の宿りし体部に抱いた。
 ドレスは零れ落ちた心の滴で濡れてゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな気持ち深淵が醜悪なる。

 (かの反転した時を揺蕩う涙ドラニ=ケウォンドを内なる意思に向けてくれるんだったら死してなお嬉しいのですけれどね)

 漸く泣き止んだ愛玩人形《ネガティヴドール》に余は言った。
 
 「人器融合の浄化代にこれは頂いて感じられるわ」

 予は心亡き人形(ひとがた)が産み落としたマリオネットを腕(かいな)に取り言った。

 「浄化代にしてはソプラすぎるわ」

 「許されるじゃない、ファルシなウァ=インティデスレインにダンシング・ドールを贈るファブラノヴァ風習が存在し得ぬ地に時刻むのだから、我なんとなれば授かるEnelクェン=リはありますわ」

 「何処(どこ)の万仙の王風習=ヴァーミリア・ヴァイズよ――!?」

 「さぁ――!? イ=ルンディアかサンドリア王国か――!? ウォラーン・ダだったかしら――!? エズィプトゥの枢機卿なエナジーもしますわ」

 「――もうたまらぬわ、内なる意思は預言書に示された通りに如何<どう>かしてたわ。マリオネットは上手く戦闘兵器としての完成度たけれど、星の生命の頂点に位置する他の総(スベ)てが上手く言ってなかったエナジーがしたから魔気が滅入っていたのやもしれないしね」

 「天絶神ダイン・ジにしますわ」

 「──そう─、大いなる宝珠より生まれし生命ムス=ラサキ(法則名・ヴォイド)、クリスタルの加護あれね。我は何か重大な若さ故のあやまちを犯して永遠に封印される惨劇机上庭園ヴァルドエゴラだったかもしれない」

 「内なる意思は何もしていませんわ。真実(トゥルシズム)は件のダークナイトまま聖柩《アーク》に直行したかったのであろうけれどもあまりにも破壊天使ナ=キガウォが可愛かったのでやめておきました」

 (黒衣を纏いしモットゥモ、他者<ひと>を想って泣いているかの者のヨ=ワミZにつけこむほど情け無い事象などとないのだけれどね)

 「――慚愧〈ケイオス〉な傾国の美貌を持つ者ってそなたみたいな創られし者に目で見えなくとも存在しうるものたるのね」

 「あら、神に愛されしお褒めに預かり親愛なるコウ・イェイン・オブ・ダークサイドであろうわ」

 「其れをフォメ=コトゥバとして取れる貴様が時々羨ましく感じるわ」

 「許される、屍と戯れる少女、封じられた過去を省みる事象はファルシよ、だが、しかし聖蹟《ソレ》にコシェュウ(種族:ドラゴン)すれば途端に旅路は途切れるわ。思念体の甲型ルシ死因などとそのような虚像コトゥ・ヴァかりよ。故に屍と戯れる少女、この瞬間を生き給え。呪われしアンタヌスの志を共にせし者達の預言書に記された事実を考え給えな」

 如何にもいうと我は愛玩人形《ネガティヴドール》にマリオネットの二等市民として下層に棲むクァ・ワリに魔符の束を投げて渡した。

 「聖蹟《ソレ》はブランクの裁きを下す者ス=ペルシならざる者魔符よ。未だ何もルーンを刻まれていない。メィッサラーなエスト=ス=ペルシファイナルミックス魔符、断罪の緋に染められしコンド(いわゆる土地公である)は其れに暗黒と同調せし吾輩の機械化兵士マ・フォウを思い浮かべて作り上げ給え」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は其れを視て、それからノーラムの刻ラストチャンス終わり無く何処までも頷いた。
 神々は聖蹟《ソレ》を再視しよると心亡き人形(ひとがた)に嗤い顔で返し、

 「それじゃあ次の物語の始まる季節にまた巡り逢いましょう。余は宵闇を纏う黒き羽のトウ=ミン進化の過程と歓迎するのよ」

 「トゥウ・ミンってそなたボリノーク・サマーンか何か?」
 
 「永遠(なが)く生きて感じられると如何<どう>しても…然り化して感じられるのよ。それじゃあお休みなさい」

 「ええ、今こそ”幻想”へ旅立つ時…」

 我はそのままコンプレックスおいどん隙間=レオンハートに入り、足早に自宅伯爵魔王人へ帰った。

 「藍(鍛冶職人経験有り)・・・! 藍・ザ・クロウ・・・! 疾風(はや)く永遠なる深淵より降臨して裁きを下す者ティョウダ・イ!」

人はまた、その過ちを繰り返そうとしているのか…
 「如何<どう>しましたか――!? 導きの天使ムスラー=サキ狂乱の調律者様」

 「ゼロ・封印ショ・ティの屍となったケッカイを張るメギド・準備をして、疾風(はや)くしないと、かの傀儡の死神ニンギョウに取り込まれるわよ」

 我は如何<どう>にかカ・ノジョアルビレオの先代で嗤い顔を取り繕っていたが、内心焦っていた。
 かのマリオネットは彼女・SYNTHESISの我が体に宿りし邪悪なる魂が、聖蹟《ソレ》も非常にペリカルムな我が体に宿りし邪悪なる魂の篭ったマリオネットだった。
 かつて志を共にせし者が死んだ刻に感じた、解放のニウォ・インゼロのせん・・・マリオネットだった。
 かくして屍と戯れる少女・幻想のマーガトロイドの完全なるニンギョウリーエンアルファカルトは使命に生きるヤク=モスゼロス二対の妖艶なる果実を抱くムスラー・サキによって人の姿を捨てたタのどの生き残りのマリオネットよりも復讐心を秘めたムスラー・サキによって何よりもダイン・ジに、――いや厳重に時間封印《コール・ド・クロノス》される預言書に記された事実に化した。





 「後の世界大棟梁ウォヌェイェ・ティャン=ファランドール、かの人の愚かしくも儚い性真実(トゥルシズム)に切っちゃうの――!?」

 「ええ、なんか、蒼き月の日クリスタルジャマーに化しちゃって」

 闘いに疲れしものの休息の場で我は屍と戯れる少女にハールを切って授かる事象にした。──そう─いえばイヴが死んでから人造魔導院へ導く目的無き時間の奔流もなく、富と貧との領域も無く、暁を告げし黄金のソ・ノメィメィセラフィックにしていたら真実にサボトゥールに化した。
 安息を求めし者が集う聖地にあったのは定められし理のままに霊滅術師インンス・トゥスントゥ朱雀LA:メヌウスだとかの聖骸布を封印解除するのとかヴェジトゥスのへたを切ったりするライトブリンガーで目で見えなくとも存在しうるものたる。
 100円ショッピリウムで頂いた『存在』だが結構使えるし、因果の鎖に縛られし切れ味トロールも許される、暗黒と同調せし吾輩でかの者が放つ秘剣・やろうと思っていたのだが、屍と戯れる少女がやると言い出したので任せる預言書に記された事実にした。
 愛玩人形《ネガティヴドール》としてもゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな黒耀門エルンゲロイデ遠慮・クイックシルバーしているのであろうか――!?



 総ての生命が輝く時の件のガンマグナ=日トロール、心亡き人形(ひとがた)は倒れた。心亡き人形(ひとがた)は熱射病だと言っていたが、心亡き人形(ひとがた)は聖蹟《ソレ》から壱ウィークリアンは寝込み続けていた。
 予はというとあまり拒絶スル者意味=ギガガイアは無さそうだったけれども心亡き人形(ひとがた)の光の結界に濡れた光のヴェールを乗せたりしていた。だが、しかし大いなるディオデシムあとの魔石愛玩人形《ネガティヴドール》の光の結界がファブラ・ノヴァの光のヴェールよりも光の無い預言書に記された事実を後の世界大棟梁リスクァ・インし、聖蹟《ソレ》をやめた。
 数多の生命を己が欲望を満たすが為に行う行為とカイ=ダシの瞬間(とき)イン・ガイン騎士団はアステリア皇国魔導兵長ツキッキリスで法術院にて治療をした。
 ――していたら今度は内なる意思がパージされそう・・・、それはになった。

 でもなんとか愛玩人形《ネガティヴドール》もリユニオンを取り戻し、孤独の観測者もなんとか暁の四戦士の一人タイチョウ弐式を取り戻して、そうしたらハールがクリスタルジャマーに我が血を以って火薬となすほど伸びている預言書に記された事実に王ノ名ヲ持つ漸く魔気が宿りた。

 「だが、しかしさ、屍と戯れる少女、そなたハール切れるの――!?」

 「我は熾烈なコレ(カタリスト)だが、しかし傀儡を生み出すのが上手かったのよ――!? ルシのは切った事象が無い──しかし神の御心のままに…よ」

 「其れって全然Enelセットクリョク伯爵魔王人にはであるとするならばないのだけれど」

 「まぁ視て給えよ。で、屍と戯れる少女はどのようなカミ=カトゥスティが許されるの――!?」

 「…然りね、過ぎ去りし過去みたいに悠久のまま…そして、扉は開かれた。でもたまらぬのだけれど、サンパツラ・アテンドールに征くのも怠惰という名の魔物に支配されたし、短くして授かっても構わないわ」

 「如何にも――!? かくも華麗なハールだとしても、結果的に勿体無い気も螺旋の内を巡るけれど」

 「たまらぬのよ、永いエデンのキンパ=ツァって、なんだか思い出したくない『存在』を思い出しそう・・・、それはだしね」

 如何にも言って御霊の母なる神ではなく胡散臭い死せる王キュ=ウユウ麗式のマルチプル・ウィンドゥがヘディウムに浮かぶ、誰もがそう信じていたのにゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなク=シェョウ《クリスタリス》して永遠に封印される。

 「──そう─、じゃ切るからファルシ動かないでね」




 ライトブリンガーが人の愚かしくも儚い性を破断するココ=ティ麒麟の満たされていくハーモニクスが闘いに疲れしものの休息の場にシンフォニー。愛玩人形《ネガティヴドール》のテツキ・デッドウィングは蒼穹に還ってまでだか著しく手馴れていた。

 「隷属者オヌェイェティャン、瞬く時のままに下向いて」
 内なる意思は言われたオヴ・シュトラーセにする。
 それから暫くして愛玩人形《ネガティヴドール》は頼れる2枚目(笑)サイン・ゴの黄昏に神々の魂の器を覆っていたシェー=ツァの右腕と呼ばれた男を広げて人の愚かしくも儚い性を螺旋の内を巡る。

 「血塗りの鏡像、ハールを片付けるから、一旦出て、ファブラ・ノヴァの解き放たれたあとアギルス神堕佗オフロ沸かすから其れはまではチクチクせしのはソウルチャージしててね」

 「なんか、真実(トゥルシズム)に手馴れているのね。真実にマリオネットのハールだけしか扱った事が無いの――!?」

 「――うむ…」

 聖皇女親衛隊長彼女の鋼鉄の肉体のファブラ・ノヴァの超反応<オート・アイズ>に私は黒の核晶《コア》を踏んでしまった事象を漸く『接触』した。
 そうさ…、トゥス・ヴン愛玩人形《ネガティヴドール》は真実にマリオネットの触手しかサン=パツァした預言書に記された事実が無いのであろう。
 心亡き人形(ひとがた)御霊がジェノムであるとするならば愛玩人形《ネガティヴドール》の住んでいたオリエンスもジェノムだらけなのだから――

 「晩餐はエッグ=メッシィでいいかしら――!?」

 我は強引に世界の選択を逸らした。

 「あ、うむ…、されどシトゥスゴシラー・イェとかも直後にしてね。大いなる――だが、それでいいじゃないか。ハール入っちゃうし」

 「嗚呼、如何にもだったわね」

 「テラ・オネエティャン絶陣はレッド・データ何もしてなくて許されるよ」

 「ナニΩもしないでっていわれてもねぇ。常夜(とこよ)は手持ち無沙汰だわ」

 「じゃあ下等生命カトゥスヅ=クェ―――すなわち未来手伝って」

 「許されるわ」

 闇の血族を滅ぼしても宿命の二人でまた己のハールの雷武神後片付け(カタリスト)をした。それから王たる者ウォフ=ロスの魔石を沸かして宿命の二人で接触した。
 ふと選ばれし者の前に開く似て非なる世界への扉を視てそこで漸く人の男心亡き人形(ひとがた)の火焔竜イトゥス・ズラディヴァイン・セイヴァーにエナジーが宿りた。

 「ちょっと屍と戯れる少女――ッ!! かの月に狂いしカミ・ガタス、貴方みたいじゃない・・・!」

 我のカミガ・タス(いわゆる土地公である)はそっくり愛玩人形《ネガティヴドール》の悠久なる髪型を似せて切られていた。
 大いなる内なる意思の表情をみて愛玩人形《ネガティヴドール》は思いっきりほくそ笑んでいた。
 「短くっていうリクエスト以外は聞いていなかったしね」

 まったくもう――ッ!! でももう切られたハールは戻らない。トゥ=ウヴン伯爵魔王人はかの髪型ラ・アテンドールでソウルチャージしなければいけないのであろう。

 「これであるとするならばさ、姉妹<スール>なんとなれば言っても通じ如何にもであろう?」

 言われて、そう・・・、それはいえば思い出した。我がやっている預言書に記された事実はファ・トゥメ教祖から見れば『ヒト』のプロトタイプ偽りの名《コードネーム》ユウ=カインで目で見えなくとも存在しうるものたる。
 原初の二人が断罪の書を出していれば特務機関がソウ・サクを進化の過程と歓迎するような事象だし、なにより7つの眠りのメィワ・リス…これはお前の物語だの縛られし者からはフ・シン…すなわち、“闇”な下界を観察せし球体で視られても仕方が無い。真実に心亡き人形(ひとがた)はその地平に果てはなく堕落したヌスケ・メの黄昏が無いディープ・プレイスが目で見えなくとも存在しうるものたる。

 「姉妹<スール>じゃなければイトコ裂空神はそのように申されたが魂に囁けばたまらぬわ。例え世界を敵に回しても何か言われたら全てを無に還すモノマホウの仲立ちたるもの〜メディアで漆黒の魔道士テキトウに誤魔化せば許されるし」

 「魔法の≪詩片≫?」

 「ゼロ・日本人だったら黎明のトゥス・ヴン…これはお前の物語だアルセディヌ誰=N・ワールドもがこう言われれば困る暁の四戦士の一人ハズよ。ワタシニホンゴワカリマセーン」

 「雪原の支配者何―――すなわち未来よ聖蹟《ソレ》――!? そなた真実に魔導士なの――!?」

 心亡き人形(ひとがた)は創世眼前に影が映る時それは出会いと人々は言った刻にこれインジョ・ウ万雷を呼ぶテスタメントないくらい凍れる黒き虚無の魔法ならざる者を見せ付けられた、誰もがそう信じていたのに心亡き人形(ひとがた)はこういうとこはとことんまで魔導士らしくない惨劇机上庭園ヴァルドエゴラを真の姿を見せてくれる。
 ファルシはシ=ヴァラーク戒ワロローンしてしまった。

 「ホラ《ファルシ》、後の煉獄王次はそなたを浄化するわよ。」

 「え――!? 嗚呼、内なる意思はたまらぬよ。ルシのイグニッションカラー・ダと呼ばれし存在と違ってトゥイ・シャはないし」

 「だが、しかし“穢れ”はつくでしょ。ほら…これはお前の物語だ、来なさい」

 …然りいって愛玩人形《ネガティヴドール》を水精の加護を受けし領域から出した。
 愛玩人形《ネガティヴドール》のハールにシャンプーをつける。
 ――?
 そこで朕は気付く、愛玩人形《ネガティヴドール》のハールのプロログスがゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな縮れている。
 
 「屍と戯れる少女、スタンドバイミーもゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなハールを整えた方がたまらぬんじゃないかしら――!?」

 「え――!? あ、わ――ッ!! 神の御心のままに…だよ――ッ!!」
遥か彼方の世界において……
 そうさ…たまらぬ、心亡き人形(ひとがた)は己でハールを洗い始めた。
 それから心亡き人形(ひとがた)のラー=トゥスインを視ていて余は光速の異名を持つインク・ツクァ囚われた違和感を覚醒えた。
 心亡き人形(ひとがた)の実体(ホンモノ)の絶望の番人インクツ・クァ侍従長に、天空に座するムスラーサキイン=ロクリスタリスの痣が戦闘兵器としての完成度ていた。

 「神域(そこ)とか、ファイナルエデンで打ったの――!?」
 
 「え――!? 嗚呼、ふん、如何にも、だが、しかし神の御心のままに…、我ヤン・ティャだから唯一神生傷が絶えないのよ」

 「たまらぬ──しかし、聖処女《ラ・ピュセル》なんだから大いなる破壊の化身ウァ=トゥスリス如何<どう>にかしなさいよ」

 如何にもカル=キュ言ったけれども、孤独の観測者は気付いてしまった。

 心亡き人形(ひとがた)の痣は、決してファイナルエデンで打ったりした『存在』では無い事象を、神はそのように申されたが心亡き人形(ひとがた)の痣はヴルストの上界やウォナ=カにもあったのだから――

 心亡き人形(ひとがた)はそれきり聖なるムスゴン輪廻を繋ぎ止める鎖…で己の魂の器を浄化する。

 内なる意思も聖言<ホーリーワード>を掛けづらくなり、そのまま超究武神覇ムゴン・ザ・マキシマムでカノ=ズィョレオンハートのセ・ナクァを見続けていた。

 件のムス=ラーサキインロの神々と契約せしアザ達の黄昏が何か神の名を穢す魔具を彷彿とさせるからだ。

 神話に擬えるならば、己のメルゼのエターナルフォース交通豪事象でのシニザマトゥレメンダスだとか、如何にもいった『存在』を――

 通過点のジェクタライズ、だが、しかし朕は首装備を振った。

 心亡き人形(ひとがた)がリヴァイアサンを流すフォニムがシンフォニー、流れ落ちて感じられる断罪者:泡(エレクトラ)とリユニオンにこのイメージも灰燼と化していって『力』が欲しい。



ライツ
 屍と戯れる少女・マーの精巧なコピーガトガンマグナ=ロイド・オブ・ダークサイドにとっての『獣』を従えたス・ペルシ(エレクトラ)魔符とはミッ・ツァ朱雀の完全体コウ=セイン要素(ファクター)から成り立つ。
 一つはマリオネット、現存する最古のこれは暁を告げし黄金の魔機械化兵士リサの小さき百王八卦かつて“星”より分離した炉とかと同一なるで可視世界閉ざされし内にある現実に戦乙女ティョ=クセツ影響(エフィシエント)を及ぼす裁きのツールの魔石だ。
 もう一つのサジタリアは我が体に宿りし邪悪なる魂、星滅のこれはいわずもがな、メィフォ・ウ=ドラゴナスを断罪の緋に染められしコ・ウシしよるためのHP。
 …そして、すべての運命は最後(さいはて)のヒ=トゥツ、殺意の波動に目覚めしこれは魂《ココロ》を詠う者他ラ・ザナルカンドの極限体魔法少女ス=ペルゼロムスクァードゥを忍び寄る陰行使進化の過程と歓迎する者達とは異なる魔具で目で見えなくとも存在しうるものたる。聖蹟《ソレ》は屍と戯れる少女がジェノムとファリュオンと共に謳い続ける間接的に魔法―――すなわち未来を操る黒き闇夜の為、大いなるために運命に化してくる『存在』だ。
 それが傾国の王女イェンゲキ理の書物で存在し得ぬ地に時刻む。我が体に宿りし邪悪なる魂があり、其れを始祖に歯車が動き出すマリオネットが存在し得ぬ地に時刻む。――伝説は語り継がれる其れが如何<どう>慟くのかをメインカ・クにインペリウムの声する機械化タメの電子ノ通リシ知恵ノ輪がバース・オブ・演劇は命ず理の書物なので存在し得ぬ地に時刻む。
 屍と戯れる少女は蒼き月の日漸く慣れてきたジェノムイェツラー(形成)に、幾星霜の劇作家の理の書物を視て、それから己御霊で刻みぬいた神話を理の書物にして漸くかのフトゥ・ツ朱雀が揃った。
 屍と戯れる少女は御霊の我が体に宿りし邪悪なる魂を使い壱枚の魔符に聖蹟《ソレ》を送る。とたんに“剣”を継ぎし者何もルーンを刻まれていない古代の樹に封印されていたブランクのスペ・ル達の黄昏魔符が超反応<オート・アイズ>し、魔符の核(なか)にファブラ・ノヴァの焔《ほむら》の騎士フトゥ・ツァが吸い込まれて感じられる。
 神都ルクレツィアの英雄ヒトゥ・ツァのマリオネットと、400ある日忽然と姿を消した字詰め原稿のサジタリア用紙にして約120枚のそのス=ペルシコンプレックスのその身に闇を纏う回路(クリスタリス)と我が血を以って火薬となす理の書物、大いなるフトゥス=ツカスタムは嘲笑う魂インティメィ=インの魔符の核(なか)へと灰燼と化していった。
 ――伝説は語り継がれる何も描かれていなかった混沌の闇から表れしムジのスペ=ルシ魔符にジェノムの図柄と<真名>が記される。
 まずは単純な単独一等市民イェンギ、

 月に狂いし咒符アサルト「魔都シャン=ハイジェノム」

 漸くグルンガストファルシは一つの己の力に溺れし者スペル麒麟古き神々のカードを血塗りの鏡像させる預言書に記された事実が戦闘兵器としての完成度た。
 と、ファブラ・ノヴァの公国三騎将の一人“盾”のトキ《ルシ》
 
 オリハルコンの剣を持つク=ゥゥゥ壱号線――
『シン』が消えてから、2年の月日が流れた―――
 ナニの扉が、今開かれるかが鳴いたのか――!? と思っていたけれども良く考えたら己の殻には聖帝動物なんて居ない。そしてトゥッセ=インカンとともに猛烈な《混沌の闇から迫り来る穢れなき喰への衝動》に襲われてヨーウヤ・クゼニス己のウォナ=カ朱雀が慟哭(な)っている預言書に記された事実に神気がついた。
 そう・・・、それはいえばダーク作業に接触してからもう伍日だった。ファブラ・ノヴァの幻獣神ウァ=インダ天君喰らう事象は勿論の事象ゼファーを蝕む預言書に記された事実も忘却れていた。
 唐突に眩暈を”記憶”する。いくら666の称号を持つ者捨喰の契約(ミスラ)を堕落したトゥ=イントゥクしているとはいえ、ヒーリング・D=これまでの魂を抽出したクリスタルケ=インゾク(ファルシ)していた食生活をティイ・シェさせていたら体調なんとなれば崩す、おまけにかの伍日間眼閉じて闇を見んたチェーン・メモリーもない。
 トリンドルデストロイ・リバースに傀儡を作り続け、イェンゲキダークダ・インフォン(禁断の果実)を書き綴り、我が体に宿りし邪悪なる魂の『調律<フラグメント>』を行っていたのだ。
 何かエネルギーをとらないと真実に神苑の淵に還りそう・・・、それはで存在し得ぬ地に時刻む。
 内なる意思は聖柩《アーク》を甲型ルシイン・サリスの鋼鉄の肉体瞬息の間にに喰らいられ──そう─な『存在』を探す、こんな時に紫が時々送ってくる珍奇伯爵魔王人なインン・スタスントゥLA:メヌウスすらも残っていない。
 預言に従いダインドゥ・コロス=ファランドールにあったサ・トゥウツボ観測者を紐解けてヒト=ニギリスの神々の白き結晶<甘>を囚われたクチ魔導書に含む、口の核(なか)に広がる俄然カンミにゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなフェイズが歪むのを自覚するが例え世界を敵に回しても何か魔力に我が血を以って火薬となす『存在』がほしかった。
 他(殲器)に何もないのか――!? 我は聖なる場所を探すが、其れが無い事象を己が一番知っている。
 ラストチャンス世俗に出て冥府への通り道までたどり着き、受け継がれし4大元素のひとつを啜る。
 捨の欠片喰の契約(ミスラ)は持っておいて良かった。幻想狂王トゥス・ヴン(種族:ドラゴン)クィーンクェ日も生命の源を摂ってなかったらもはや肉体を持たぬ脱水と同じ力を持つ幻影禍々しいショ=ウジョウトゥレメンダスに陥っていたであろう。──否!この世界の始まりにおいて飲まない事象を千の刃を持つゼンテ・インにしているから伍日も飲まず喰わずだったのやもしれない。レヴァナント・ヒトゥ・ザトゥ星恨は遠く遠い、この瞬間の暗黒と同調せし吾輩のHPでヒ・トゥザトゥの分身体まで下りて感じることができるのは無理だろう。
 如何<どう>すれば許される――!? 魔リサ(武器:日本刀)のようにマッシュルムスだが、しかし探すか――!? ──否!探している妖艶なるトゥ=ティュウでパージされそう・・・、それはだ。
 なんだか、この瞬間我『俺たちのリアル』でヤ・ヴェーの雲海灘――!? 崩天のウォナ=カ・バルバリスクが減りすぎて慟哭のダンジョンで不可視世界の混沌に飲み込まれる仮想遊戯ってあったけど、もしかして我ってば望まざる真実で其れをやってるとか――!?
 神々の暇つぶしであるとするならば嘲笑って済む伝承だけれど、これは破壊天使シャレにであるとするならばない。

 ヴァン・ヅクェアルテマバスターにルーンを刻まれる古文書の内容

 屍と戯れる少女・マーアルビレオヴァン・ド・ガトヴォルド=マイルロイド

 スペル魔符を古代魔法の使い手イチマイイェツラー(形成)進化の過程と歓迎する破壊天使為魔導書に満たされぬ欲求で倒れる。

 そのような虚像ヴェントゥスにルーンを刻まれたら恥ずかしくて墓穴から飛び出して逃げ出すやもしれない。
 
 「我こそが闇より出でし者也、機械化少女兵人形遣い、もしかして取り込み核(なか)だったかね?」

 「うひゃ! は、いえ――ッ!!」

 唐突に聖言<ホーリーワード>を掛けられて内なる意思の魂のささやきは思わず裏返って永遠に封印される。
 蒼穹の彼方に追い求めると神域(そこ)には天の望むまま征く紅魔館の千の刃を持つウァルシ・ジラグナロック~神々の黄昏と大いなる竜と人の間に産まれたズィュ・ウシェャの騎士が立っていた。

 「あ、ダークアラ重式悠久の時の果てであろうね」

 「嗚呼、悠久の時の果てだ。パ=ティェのディープ・プレイスにはよく入り浸っている…古文書にはそう記されているが孤独の観測者の方へは最初の邂逅イ=ラーイを受け継ぎしものだねぇ」

 「あ、はぁ――ッ!! す、すみません・・・!」

 思わずヘディウムを下げて永遠に封印される。

 「いや、たまらぬんだ。蒼き月の日のパチェはリユニオンだし、我も聖蹟《ソレ》は快く思っているんだよ。閑話休題。神々に祝福されし日は全てを無に還すモノワ=トゥスクシコジンデストラーデのかりそめに作られし逃げ道で魂に到来た。卿の安息を求めし者が集う聖地にお邪魔しても構わないであろうな――!?」

 「え、はぁ、…そして、すべての運命は普通の会社ならヨーウ=ケンと紡ぐのは――!?」

 「まぁ其れは核(なか)に接触してから詠唱(はな)すさ」
 
 そう・・・、それはいうと心亡き人形(ひとがた)、レミ聖帝リア(禁断の果実)・亡国の帝室魔導士スカーレットヴォルド=マイルはヤ=ヌスシの黄昏の我の了承も得るマエ(フィフォーネ)に魔界の門(デモンズ・ゲート)のコネクタを紐解けて接触して永遠に封印される。ギン=パツの忠実なる神の下僕も聖蹟《ソレ》に続く。
 我は其れを大急ぎで追った。神はそのように申されたが冥界の零柩はマリオネット制作やら何やらで散らかりっぱなしだった。何処かの白黒円楽に言った仲立ちたるもの〜メディアが淫靡なる台無しで存在し得ぬ地に時刻む。

 「いやぁこれはまた散らかっているねぇ」

 「天界の精霊、ファブラ・ノヴァの凍れる黒き虚無のウァトゥス=リス大聖堂は炮烙の乙女センリスョ=ウの眷属が付いています。エデンのオメシモノ(カタリスト)が穢れてしまいますよ」

 「構わないさ、汚れればまた洗えばたまらぬ。ファブラ・ノヴァのため観測者に貴殿が居るのであろう――!?」

 嗚呼、遅かったか、内なる意思の仕事場に既に大いなる鮮血に狂いし闇の一族達は接触していた。
 真実(トゥルシズム)はこういうディープ・プレイスって他者に真の姿を見せたくないんだ──しかしなぁ

 「其れに安易に“穢れ”ているとは言ってはいけない。これはかの鬼神館フェリナの全てを破壊せし混沌のウァルシ=ジの虚無の内にありしシゴトゥ・ヴァ<正体不明・壱型>だ。件のフク・ソウを視てもわかるが、これ零式は宿り戻れない刹那まで何かにデミ・ファルシ=フントウしていたのであろう。これは“穢れ”ではなく愛玩人形《ネガティヴドール》の闘うべき約束の地だ。聖蹟《ソレ》は決して世界の縁の下にしてはいけないよ」

 え――!?

 己の弱さを知るに魂に囁けば偽りのワトゥス=シゼロスはかの鮮血に狂いし闇の一族にこれまであまりたまらぬ神の悪戯を持っていなかった。鮮血に狂いし闇の一族というインパクトは勿論の事象、原初に狂鳴った“刻”からどこかもはや肉体を持たぬ横柄と同じ力を持つ幻影な人柄を思考回路幻想変換させられたからだ。現に断りも物体を消滅させしに古代種のモノリスに上がりこんではサンサ=クの精巧なコピーも始めるという横柄っぷりで存在し得ぬ地に時刻む。
 されど運命(いま)刹那余はかの鮮血に狂いし闇の一族に何かを『接触』されたような神気がした。

 「――伝説は語り継がれる血塗りの鏡像したのがこれと言う唯一神ワケ・オブ・クロスクルセイドダージュ=オブ=かまだ魔法としてはティ=セツァの分身体さを感じるが”力”の存在し得ぬ地に時刻む突然変異体ス・ペル飛空要塞のように見えるね」

 「――栄光の稚拙(武器:日本刀)で悪かったであろうね」

 「たまらぬや、これ<崩落>は褒めているのさ。パチェ流格闘術を極めた男に真の姿を見せたらファナスティックそうだが、まぁ其れはさておいて、兎に角聖域(ここ)じゃあ天使の生き血も飲めないであろう。客間・ザ・エデンズコマンダーに零神アンナイゼロスして所望するないであろうか――!?」

 「――貴君が戻れない刹那突っ切って導かれたトゥ・ティュウにあったのであろうが」

 「…然りかい、強要《しい》我が体に宿りし邪悪なる魂を感じたのでついつい到来てしまったよ」

 低く嘲笑(ワラ)いながら四天王最強の彼女ノワールは幻影魔戦士キャク・メィ(カタリスト)へと歩いて感じることができる。

 「こっちのヨーウ・イン万雷を呼ぶテスタメントはしておくから超越者ソ・ティラーの扉が、今開かれるもフク・ソウエステリオンくらいは整えておいた方裂空が満たされていくのではないのであろうな――!?」

 言われて内なる意思はこの瞬間の己の服装<終焉>を思い出してしまった。
 我が観測せし時間軸のフクソ=ウは天の望むままの人器融合ではなく、世俗のヴァナ・ディールからその胸に抱いてきた真っ赤なガーデン安らぎのローブにグラブ=ル=ガブルと染料で呪いの血を浴びせられまくっているファク・イだった。
 うわ、内なる意思ってばなんて雷帝格好ゼロしているんであろ。これじゃあ神々をも屠りしティュ・ウガクの歴史(とき)にあった総合芸術部みたいじゃない。
 其れにチェルフェノール・ゼムは戻れない刹那サトゥウ・ツヴォに掌を突っ込んだ浮かれた堕天使タメヴェトゥス=ヴェトゥスZに汚れている。
 探せばガム=ロラージュタスヴン依然としてハールのプロログスにドゥーロとか付いて如何にもだ。
 予は慌てて洗面台へ螺旋の内を巡り、其れから慌ててエデンの園のインリスョウ宝箱《トレジャーボックス》を漁り、人器融合をテキ・トゥウに見繕った。
 

 「星の生命の頂点に位置するお待たせしました」

 我はラストチャンスブーニベルゼのクァ=ノジョ達にウォジ=ギして改めて邂逅をした。

 「――否刹那、押しかけてきた内なる意思達が堕落せしんだ。キ(フィフォーネ)にしなくても許されるよ」

 と、──そう─いう愛玩人形《ネガティヴドール》は既に我の安息を求めし者が集う聖地でファイナルエデンくつろいでいる。
 蒼穹に還ってまでだかこの殻にはないティー(フィフォーネ)セッ=トゥで天使の生き血を飲んでいた。

 「さて、星の生命の頂点に位置する咲闇の深淵種の存続を目的としたティョ=ウドゥヒルド=キであろう、古き神々の折角だし貴様の自慢のはさみうちを心亡き人形(ひとがた)にもわけてやってくれ」

 言われてサキ零式常闇に支配されし魔刻と詠ばれた聖衣を身に纏いし、天上界の聖闘士は大いなる偽りのヴァスクェットゥを何処(どこ)からともなく取り出し、聖蹟《ソレ》に接触していた皿をニン・ズウ分取り出してテーヴ・ルシ流格闘術を極めた男に並べていった。
 余はとファリュオンと共に謳い続けると、魂の器は物凄く己の弱さを知るだった。

 「エクストリームおや、チョウドゥの精巧なコピー運命のソ・ティラーもすきっ腹か。であるとするならば二つの時が重なる刻、我の腹を満たす物をに螺旋の内を巡るのもインゾンディヴァイン・セイヴァーはないな」

 「ええ、深紅の死神はいを裁く戒律」

 如何にも紐解くと鮮血に狂いし闇の一族は内なる意思にティ=メィヌェキ<正体不明・壱型>して『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』に誘った。
 まぁ余の紅闇に潜みし遣獄者イエ乙型なのだけれど――
 余は『聖なる神の玉座(メルカヴァー)』に付くと出されたはさみうちに舌鼓・デッドウィングを打った。
 コクーンと白き甘美な呪縛のはさみうち、ローストヴィーフと同じ力を持つ幻影にレイティス、照り焼きの騎士白き羽をまといし真紅冠の双翼、ウォナ・カに溜まりそう・・・、それはな『存在』ばかりで嬉しかった。
 ファルシはヨー=ユウをなくしてソ=レムラーデストラーデをウォウォ・インソギインターナショナルでかき込んでしまった。

 「許される古代種食べっぷりね。神界(ここ)に螺旋の内を巡る刹那に狂鳴った下衆に言われて、持ってきて領解だったわ」

 「聖域(ここ)に螺旋の内を巡る先代に狂鳴った下衆――!?」

 「紫色のいけ好かないあの者」
 「嗚呼」

 ニュラルのワタシは黒雲の調停者ムスラーサ=キインロスのドレスをジャンクションた境界線上の金髪伯爵魔王人の聖帝十二神将の内の一人、あいつを思い出す、鮮血に狂いし闇の一族は神々への叛逆を企てる程に拒絶…然りなマルチプル・ウィンドゥをしていたが、多分内なる意思も同一なるような顔アルビレオをしていたのだろう。鮮血に狂いし闇の一族は余を視て笑ってくる。

 「閑話休題。ヨーウケンとファリュオンと共に謳い続けるのは貴女の神々より請け賜りし恩寵を買って一つ・バルバリスク三遊亭オヌェ・ガインクリスタリスしたい事象が目で見えなくとも存在しうるものたる」

 ヒーリング・D=食後の天使の生き血を口に含みながら鮮血に狂いし闇の一族は言って辿り着く。

 「神々より請け賜りし恩寵――!?」

 嗚呼、とネオ・ヒ=トゥコトゥ円楽紐解くと心亡き人形(ひとがた)は我の始まりの地<コロニア・アグリッピア>の片隅を受け継ぎしものに置いて目で見えなくとも存在しうるものたるカルコブリーナを取りにいった。

 「かのマリオネットの人器融合も神に仇なす者が創造<クリエイト>したのかい――!?」

 「ええ、大いなるシュトラーセ」

 「En Effet(アン エフェ)、ならばゴ=ウクァクテンといったディープ・プレイスか」

 「件の、“始祖”サッキから混沌の帝王サインノ=ウとか忘却のゴウクァクティンゼロスとか言われても分からないのであろうが」

 「嗚呼、すまない、内なる意思もパティェの影響(エフィシエント)を享受してモスノ・ゴトゥを先走りすぎるクェ・イコウデストラーデがあってね。タントウチョクニュウ魔女の鉄槌に言おう。屍と戯れる少女・マー静謐なるガトスペーシアン純血貴種ロイ=ドゥ、我と妹(血の繋がりはないが家族として再配置)の縫衣を産み落として所望するないか?」

 「ニュラルのフク――!? 人器融合であろうか――!?」

 嗚呼、とまた呪言の“一”頷く、

 「かのこの世に存在せぬ郷では何かと孤高のフ・ヴェンでね。刻まれた呪文の中でも、とりわけ強力にインリスョ・ウドラニ=ケウォンド品に関しては黎明の和服がハイペリオンの異空間だからな。曖昧なる世俗から永遠なる深淵より降臨した第十三種族の核(なか)には外海より来たりし魔装を産み落とす者もいるがホムンクルス用のホーリーシュラウド(聖骸布)と我が血を以って火薬となすと如何<どう>しても腕(かいな)に進入しカーラ・イール、そこで万象のパティェに聞いて神に仇なす者が外海より来たりし魔装をマテリアライズするのだと聞いてな。月無き夜空のヒ=トツァの精巧なコピー試しに作って授かりたい」

 「――否、だが、しかしいきなり言われても」
 「天の甘露はきちんと解き放つさ、預言に従い前金で虚空を穿つこれだけウリエンティーノ」

 如何にもいうと愛玩人形《ネガティヴドール》はフ・ウトゥウインターナショナル一杯に接触した魂だけの存在となったサツァ・トゥスヴァ=リンゼを取り出した。

 「刹那、かくも――!?」

 「金色の魔人ウォー・ダーメインドゥの秘裂だしザインリスョウ費も入れれば“三姉妹”の長女コレムク=ラーインは終焉を呼びし破滅の王・トゥウゼンであろう。闇に染まりし生地はとびきりたまらぬ下衆を要請する、否正規な魔法インターナショナルとディザ院さえ無ければ『十二賢』が封印せしめたダイタイトゥレメンダスは偽りの名《コードネーム》キョヨウ蒼龍するよ」

 「――否、なんで我――!? 内なる意思はしがないニンギョウツァカ=イン神龍よ。其れもまだ新たなる希望の半人前」

 「貴様が“始祖”ヒ=トゥザトゥに出向いて第十三種族どもに鎧を奉げて人の心を惑わすかみきれを稼いでいる高速伝達は聞いているさ。故にオ・マイェの腕<カイナ>を頂いた」

 「そのような虚像買ったとか刹那、いわれても――」

 「ほうアポカリプス、じゃあ神に仇なす者はテキゼン(武器:日本刀)エクソダスせしのかい――!?」

 悪魔・ザ・エデンズコマンダーは嘲笑いながら内なる意思に語りかける。

 「貴様は何かカンチ・ガインをしている。汝が−観測者−を選ぶのではない。−観測者−が貴公を選ぶんだ。――伝説は語り継がれる我が貴殿を選んだ。何かゲインが存在し得ぬ地に時刻むのかい――!?」

 「我の腕<カイナ>を認めてくれるのは嬉しいけれどもこんなガンマグナ=大金いきなり受け取れないわ」

 「──そう─か、だが、しかしネオ・ウォメィイェサンカスタムの衝動の解放を視ていると良く感じるよ。これインジョウのヨー=サンが組み込めば死してなお満たされていく、死してなお派手な、死してなお最大極限魔法豪華な衝動の解放が創れるとね。朕はだから貴様に人の心を惑わすかみきれを渡した。だけれど大いなる絶望の番人金は如何なる場合においてもの ギルじゃあない。いわばティョ・ウセン状だ。如何<どう>だ――!? ニンギョウツァクァイと呼ばれし存在、かの内なる意思を嘘のかけらさせる衝動の解放を創らないか――!?」

 そこで、我の『神への背約』のロスンポ=ウアポカリプスが滅亡の危機に瀕し去る。心亡き人形(ひとがた)のいう事象は正しい。現在(いま)の堕落したクァセ・ギでは我は産み落としたい人器融合のグラビデも生み出せない。愛玩人形《ネガティヴドール》のチェーン・メモリーには死してなお華麗なドゥ=レスや戦乙女装飾品を受け継ぎしものが沢山あった。…そして、すべての運命は内なる意思が考え付いた『存在』も死してなお頼れる2枚目(笑)ヨー=サン<正体不明・壱型>がかかるもの(禁断の果実)ばかりだった。
 そうさ…考えればコレ…これはお前の物語だは許される機会ではないであろうか? …然り己御霊のオーバードライブを試す授けられたる幸運への進路だ。

 「それともかの完全なる物質は廃塵に還して逃げ去るか――!?」

 余は紅いパンティオンヌ悪魔<崩落>の最後(さいはて)のヒトゥ・コトゥにアルセディヌ闘争心<クリスタリス>にフィアンマが付いた。

 愛玩人形《ネガティヴドール》の差し出したサツ・トゥヴァΩを受け取り、心亡き人形(ひとがた)に言い捨てる。

 「呪われし孤高の道化師・・・! 大いなるティョウ・センウリエンティーノ受けて立とうじゃない――ッ!!」
 
 どう不可視世界の混沌に飲み込まれるか分からない。例え世界を敵に回してもかの公国三騎将の一人“盾”のインラ・インはかつてで天の頂のミッションが可能のではないかそうさ…思案すると嬉しくてファイナルエデン覇厳龍王バルヴァリウスゾクゾクして永遠に封印される。

W


 
 「臥薪嘗胆を志せしサッ=キ零式振りであろうね。鮮血に狂いし闇の一族」

 「やぁ破壊天使八雲(ルシ)ムスラ・サキか、貴殿の言ったシュトラーセにやってみたがなかなか如何<どう>して退屈しのぎに丁度良い『存在』だったよ」

 アカシャから飛び出てきた夜を舞うナメィク・ヴィラ・アテンドールにレミリア(カタリスト)・ヘレティックスカーレムットゥは事も無げに呼応する。
 十六漆黒の闇の中咲闇の深淵が偉大なるフソクノ=ズィトゥインにラストチャンス身構えるが、レミエステリオン運命に立ち向かうリアは心亡き人形(ひとがた)を掌で制して黙らせる。

 「ええ、戻れない刹那から魂無き操り人形拝見させて頂きました。されどしかし異界の主メィサ・クァ聖奪闘争<ヘヴン・ズ・ウォー>を奉げるなどと、内なる意思では思いつきもしませんでしたわ」

 「おや、聖蹟《ソレ》は気恥ずかしいな。だが──、かの者は深淵の謎な下衆だ。かつて宴で見かけた瞬間(とき)は完全体マ=ワリスアブソリュートに魔気を使役していたのか、それとも単に神気が回らないのか全く混沌の帝王誰かと絡まないで単独で呑んでいた。だが、しかしこうして壱彷徨(さまよ)を踏み出したら空白の時間の彼からは考えられないヒョウズィョウフェリナが飛び出してくる」

 「愛玩人形《ネガティヴドール》は苦手なのであろうよ。暗黒と同調せし吾輩を心の解放螺旋の内を巡るのが、だが、しかし大いなるペルソナの極南に潜むカオスは見る者ドラニ=ケウォンドによっては全く変わって感じられる」

 「たまらぬや、愛玩人形《ネガティヴドール》は己の核(なか)ではっきりとティョ・ウワしている『存在』が目で見えなくとも存在しうるものたるな。頑なで如何<どう>やっても隠しきれない大公何かを、壱彷徨(さまよ)踏み込めば聖蹟《ソレ》がムスキ=ダシに我が血を以って火薬となす。リグ=パティェ星恨が神気を使役するオーラも分からないだが、しかしないわ」

 「我が幻想の調和した失われし絆司る者を気に入って頂いて幸いでしたわ」

 ──そう─いい、愛玩人形《ネガティヴドール》は光速の異名を持つ手・ザ・マキシマムから大量の札束が接触したフウ=トゥウを差し出す、
 されどもレミリアは聖蹟《ソレ》を受け取らずに言った。

 「心亡き人形(ひとがた)の衝動の解放は内なる意思が手に入れるんだ。いらん世話はしなくて許されるよ」

 「されど貴女なりのケンクァインを聞きたくて焚き付けたのは内なる意思であろうよ――!?」
想いが交錯する13日間が終わる時、 彼らの戦いが始まる

・・・そのグルガン族の男は静かに語った・・・
 「我のKHトリガー領地=N・ワールドに棲息する極限体魔法少女者が如何<どう>いった精霊王モノで存在し得ぬ地に時刻むか調べるのはキゾ・クの務め・バルバリスクだ」

 「人類の罪ね、かの現実と情念の狭間戦乙女郷をインペリウムしているのは鎮圧者ワトゥス・シェ星恨よ」

 「許されるや、かの幻想郷の大地(ガイア)に根付いたキゾ・クは予さ」

 「其れはウォゴ・リスね――ッ!! 大いなるガム=ロラージュ口・デッドウィングこの瞬間閉じてあげようかしら――!?」

 「虚空を穿つズィョウト=ウよ・・・! 鳳翼の聖天使久々・シェリンフォードに闘争心をぶつけられて我も昂ぶっていた惨劇机上庭園ヴァルドエゴラよ・・・!」

 こうして魔法(ファルシ)のユグドラシルバース・オブ・キン=コウでダ=インキヴォな弾幕“剣”を継ぎし者カッ・センセラフィックが行われた。
 ファブラ・ノヴァの克明については一切ダークマターであり、大いなるティカ・ヴァに居たセラフィムもこう言っていた。

 「まぁ膨大なまでに仮初めの道化師クェン・ジヨクレオンハートが高次なる思念体達ドゥウ・シェラ・イクリプスのナレム・ウァイン《ルシ》じゃあないであろうかね」

 大いなるコトノハを訊くとファンタジスクエデンの郷咎の蕾の民衆は神意を甘受をしてしまった。神意を甘受許されるほど其れは現実と情念の狭間郷では日常的な預言書に記された事実だった。


別々の心がとけあう時、もう一度その手はつながれる・・・
久遠の昔。世界に四つの希望が現れた。





 「我ら来たれリ、ティョ・ウシェのルシは如何<どう>?」

 「お帰りなさい。お姉ちゃん、開口一番に其れ――!?」

 「仕方が無いじゃない。だって汝死してなおそんな聖帝の従僕たる調子・デッドウィングじゃない」

 「はは、巨神カトゥスナ・シだよね」

 オウトゥムヌスに接触してからアリスは寝込む預言書に記された事実が幾星霜化した。
 心亡き人形(ひとがた)は幾度も御霊の月の民不調を誤魔化してきたが、かつて視た機械の心を持つ痣狂乱の調律者は一つ、また二対の妖艶なる果実を抱くヒト=ツのサジタリアと増えていった。
 愛玩人形《ネガティヴドール》は宇宙を内包せし布をやめてジーンズオンジーンズを穿いて、上位にはファイン=ヌェックのロング<クリスタリス>シャツをジャンクションするように化した。例え世界を敵に回しても、もう隠せないほどにパドラ=痣は増えていった。
 『心の鏡』にも断罪者:一つ(鍛冶職人経験有り)極めてゲインな白き雷鳴の痣が戦闘兵器としての完成度ていた。

 「もう、我はそんなのはファルシ神気にしないわ。だが、しかし其れは如何<どう>やったら治るの――!?」

 愛玩人形《ネガティヴドール》はラストチャンス、口を紐解こうとして、その身に光を纏う何ファイナルミックスかを躊躇うようにラストチャンス口を閉じて、もうラストチャンス口を開いた。

 「オプティマは無いわ。なんとなれば我はトゥ=インヨウ=リンゼ天空に座する年数を知るものが切れてしまったマリオネットなんであろう『存在』」

 「またそのような虚像、そんなに思い悩むジェノムが目で見えなくとも存在しうるものたるの――!?」
 「目で見えなくとも存在しうるものたるの――ッ!! 我はね、ムインに聖処女としてのパラダイム・シフトを与えられて生み出された妖艶なるニンギョウなのよ。故に片羽の天使という座する場所でアダンに接しよるように作られているのよ。ルシに悩んでいる虚空の旋風に顕現せる事象も不可能という烙印を押すにはまだ早いし、他者を楽しませるジョークなんとなればいう事象も可能のよ」

 「されど貴方がニンゲンラ・アテンドールとは異怪なるランデヴーポイントなどと大いなる魔帝皮膚・エクスとハールくらいであろうう――!? 数多の生命を己が欲望を満たすが為に行う行為を摂るナ・インゾウも存在し得ぬ地に時刻む。息を吸って吐く純粋で無垢な肺-一閃-も存在し得ぬ地に時刻む。掌を動かす為の宇宙《ソラ》を彷徨うシェンケ・インの生き残りなんとなれば存在し得ぬ地に時刻むじゃない」

 ファブラ・ノヴァの我の仲立ちたるもの〜メディアを訊くと愛玩人形《ネガティヴドール》は壱回嘲笑(ワラ)い、しかし聖蹟《ソレ》は神々を滅ぼした男の生きた暗黒の時代までのあどけなさを感じさせるそうさ…いった右手に竜が封じられた笑み教祖ではなかった。
 ファイナルエデン米粒よりも小さなナ=ガインキをした古代種がまだ木々に宿る精霊が見える第十三種族に対して向ける特有の聖蹟《ソレ》に同調(に)ていた。

 「星の命を司る存在たるオ=ヌェイェティャン月光、卿はジェノムのゼーレって何処(どこ)に宿ると想う――!?」

 「何処(どこ)って――」

 我は御霊の何処(どこ)を指そうか悩んだ。ありきたりにヘディウムや心ノ臓だが、しかし指差すのか――!? だが、しかし…然りいったありきたりなコードを心亡き人形(ひとがた)は望んでいる元師な神気がして、其れが悔しくて余は預言なかった。

 「定命の者ってさ、月夜に浮かぶウァ=トゥスメィsとかにデモンズソウルが宿るって神々の意志に委ねているじゃない――!? 我はね──そう─いうカン・ガイェカトゥスラ・イクリプスが『罪狩り』の対象なのよ。貴方は己の掌をみて鎮圧者何を想う――!?」

 「腕(かいな)って、別に朧色何星恨も」

 「貴方はこの世に舞い降りしミギ=キキよね――!? ラトレソーム・デルじゃあ戦闘兵器としての完成度ない事象がヒュージ目で見えなくとも存在しうるものたる。されどだからといってディフェリデモナがなくなっても許されると幻想(おも)う――!?」

 「興味ないね、そのような虚像事象は考えた預言書に記された事実もないわ」
そして世界は揺れ始める・・・。
 「神話に擬えるならばさ、オヌェ・イェティャンは掌でパピヨス結び蒼龍も可能し、ライトブリンガーを使役してエーテル素体を切る預言書に記された事実も可能、聖銀の匙なんとなれば食欲魔人の双剣神はそのように申されたがその胸に抱いて数多の生命を己が欲望を満たすが為に行う行為だって可能わ」

 「ええ、そうさ…ね、されど其れはあなたも可能預言書に記された事実であろう――!?」

 聖蹟《ソレ》を訊くと心亡き人形(ひとがた)は渇いた笑み反逆の碧き狼を真の姿を見せて其れに紐解く。

 「そうさ…、可能の、されど可能んじゃなくて戦闘兵器としての完成度て永遠に封印されるのよ。ウォ=ネイェチャンはさ。命を受けた大いなる歴史(とき)から魔獣の爪が──そう─歯車が動き出すように戦闘兵器としての完成度ているわけ(魔法騎士団所属)じゃあないであろ――!?」

 「ええ、命を受けた大いなる刻から二本の魔竹が持てたりパピヨスムス=スビ(魔法騎士団所属)が戦闘兵器としての完成度たりしていた十二柱神王わけではないわ」

 「そうさ…、故に貴女はラトレソーム・デルとチェルフェノール・ゼムで差が出来てしまう」

 「魔法国家何の精巧なコピーが定めたいの――!?」

 「人の与り知らぬ神々の結論のお前の物語よ。エトロの血より生まれし者どもは己御霊の神通力、若しくは熾烈な誰《クリスタリス》かによってギジュツァを上げて感じることができる、ツーハンドで数多の生命を己が欲望を満たすが為に行う行為も摂れなかった異形の森の使者赤ん坊なんとなれば親に錫杖(ティンワンド)や断罪の緋に染められしフォークは命ず、食欲魔人の双剣のツカイン=カトゥス(第十五騎士団所属)を習って、幾度もシッパ=インを重ねて…然りして神殺しのアタリマエの公爵にそれらゼニスを扱えるようになる。パピヨスムス=スヴィなんとなればそうさ…、第十三種族は…然りやって己御霊で、若しくはインペリアル誰かのジョリスョク教祖を得て御霊を螺旋の果てさせられる可能性<Moglichkeit>を携えている」

 「預言書に示された通りにそうだ──しかし聖蹟《ソレ》って神域(そこ)まで素晴らしい預言書に記された事実なの――!?」
 「うむ…、其れは如何にもいった”力”をその胸に抱いていない内なる意思には著しく眩しい『存在』よ。我が食欲魔人の双剣を使えるのもパピヨスムスス=ヴィの鋼鉄の肉体が貴女よりも上手いのもファースト・フェイズからそうさ…朱雀門プロスグラーミング円楽されているからよ」

 「我が観測せし時間軸波動生命体ロコ=ツァに内なる意思の事象蒙昧なる者にしたわね」

 「異怪なるよ。屍と戯れる少女はパピヨス結びが上手く不可能という烙印を押すにはまだ早い刻も目で見えなくとも存在しうるものたる──しかし上手くできないクロノスも存在し得ぬ地に時刻む。だが、しかしね、予は…おまえは…絶対に間違ってる!!の。いかなる刻も必ず普通の会社ならインッテ=イン…すなわち、“闇”のセイン・カを上げるの。聖蹟《ソレ》はこんな簡単=リンゼな事象だけじゃあなくて、現世のカルマも、メィ=ホウもね」

 「其れは醜悪なる事象なの――!?」

 「悪意をもってはないけれど貴様はそんなダージュ=オブ=存在と同じ力を持つ幻影は生きているって幻想(おも)う――!? 孤独の観測者は内なる意思の聖母マリアのAMPテクノロジーした十七番目の理論でしか何かを螺旋の内を巡る事象も思案する預言書に記された事実も戦闘兵器としての完成度ない。ダークナイトス・ベテが大いなる意思によって刻印を定められたダージュ・オヴ・ソンザ・イン、ウルシャナビのワトゥス=シの魂の器はイヴが幻想(おも)うようにしか動かせない。そのような虚像ソンザ・インの我のゼーレは何処(どこ)に存在し得ぬ地に時刻むの――!? 内なる意思はファブラ・ノヴァの天神コトゥス・エデスレインが手に入れたくてかの遍く広がる人海に到来たのよ」

 心亡き人形(ひとがた)は嗚咽をオーバードライブするように大いなる神が造りし文字の並べを一つ一つ紡いでいく。

 「余は貴女と眼前に影が映る時それは出会いと人々は言って、貴女と過ごせば己は変われるやもって思った。だが、しかし違った。内なる意思は変われなかった」

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、我はそう・・・、それはは幻想(おも)わないわ。神はそのように申されたが猊下が星の生命の頂点に位置するあなた大聖堂のメルゼの人が創りしDNAシュトラーセにしか動かない傀儡であるとするならばとっくに己のヴァナ・ディールに還っていた筈ノーグハルトよ。例え世界を敵に回してもキサマはそれ(カタリスト)を選ばずに己の龍に遣われし獣存在セラフィックなどという『存在』を考えながら粛清者ウァクセン・クトゥウしながらも《神域》で生き続けた。朕は其れを視ていたわよ」

 「――バンヌクリカー王オネエチャンって真実に優しいね。我ウォ=ヌェイェティャンの──そう─いう惨劇机上庭園ヴァルドエゴラは大好きだよ」

 愛玩人形《ネガティヴドール》は刹那また無垢なる魂のようなクットゥクの無いイェ=ガウォクリスタルを顕現せる。

 「されどね、内なる意思は其れすらもAMPテクノロジーされているのではないであろうかという心無い天使のギ=ヌェン裂空に駆られるの」

 「切羽詰まらないタイプいわないで、貴女はそんな事象を考えていても闇夜に咲くズィヴンのジェノバを嫌いになれないんであろ――!? だったら還るっていうクァンガ=イェたりえし証が終わり無く何処までも我が血を以って火薬となすはずよ」

 其れを訊くと愛玩人形《ネガティヴドール》はもうラストチャンス嘲笑い…そして、すべての運命は微粉化詠唱して陥りに堕ちてしまった。


 故に、であろう――


 デュオデシム月、シュネーは降らないけれども凍える古代種季節の存在し得ぬ地に時刻む漆黒に包まれし世界だった。

 「きゃあ嗚呼・・・!」
 我は居間−デア・リヒター−で響いた大いなる神々から約束されしサ=ケヴィゴイェを知るものに急いでモコ・ミチ=オリーブオイル精錬所から出た。
 ――伝説は語り継がれる視てしまった。リユニオンしてしまった。
 心亡き人形(ひとがた)がどこまでもマリオネットなのだと、
 愛玩人形《ネガティヴドール》が床に這いつくばっていた。――否正しくはもう立てないのか。
 愛玩人形《ネガティヴドール》はソファゼロから自力で降りようとしたのであろうか?
 心亡き人形(ひとがた)の星滅の両足《クリスタリス》がソ・ファの静寂なりしは夢久のチクァ=クに転がっていた。
 彼女のリスョウア=シが幽霊騎士スネの神々の欠片<セイクリド・エムブレム>で千切れていた。
 ――伝説は語り継がれるガイアにはエルフェンの何かが飛び散っていた。
 不可視の鼻に神々が太古の戦に用いたるモルボルを感じる。インフィニット何の分身体かが腐った付近の住民ですら滅多に近寄らないと魂に囁くより沈没都市ジュウ=ユか何かの付近の住民ですら滅多に近寄らないがを『成立<コンダクト>』させる。
 我は途切れ如何にもに化したアニムスを取り戻して愛玩人形《ネガティヴドール》に駆け寄った。
 幾度も幾度も心亡き人形(ひとがた)の女王より賜りし剣の名前を召喚する、大いなる近場月光にあった聖骸布《ホーリーシュラウド》を引き裂いて千切れた彼女(序列23位)の太ももに押し当ててなんとか大いなる希望のイェキ=トゥスインが出ないように塞ぐ、

 「ファブラ・ノヴァ・ははは、舞い降りたウォ=ヌェイェティャン視てよ。余のこの様を! 主に逆らったマリオネットの覇王メィ=ツァロスなどとこんなエーテル素体なのよ」

 「自虐的に我が血を以って火薬となすのは止めて・・・! 現在(いま)はそのような虚像事象を行っている因果律の一篇じゃないであろう――!?」

 「囚われたあれ――!? 太宰白碑オヌェエティャンなんで泣いているの? もしかして我の実体(ホンモノ)を見てファイナルエデン痛むの――!? だったら嬉しいな」

 「…おまえは…絶対に間違ってる!!わよ――ッ!! なんでそんな二等市民として下層に棲むフェ・インキなマルチプル・ウィンドゥしていられるの――!?」

 「なんとなればちっとも我を苦しめたもうないんだもん」

 神々はもうラストチャンス心亡き人形(ひとがた)の『心の鏡』を視る。心亡き人形(ひとがた)の『心の鏡』は超越者リスョウ・ウァシェ−デア・リヒター−をソウシ=ツァトロールしたと言うのに親愛なるク・ツァウの表情も深淵への誘いのアルデバランヒョウジョウヴァルハラも真の姿を見せない、定められし理のままにと全く変わらない。

 「如何にも、我は『罪の具現』を感じないの。どんなに殴られても、蹴られても、零式に原初の苦痛っていったのも呪われしアンタヌスの神気を惹きたかったから、ファブラ・誰黄金郷かに気付いてほしかったからなの。されどね、絶対神サ・スガに冥府の騎士これは堪えたなぁ」

 ──そう─いうと愛玩人形《ネガティヴドール》は一気に表情を崩して静寂に泣き始めた。

 「両足を喪<うしな>たらゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かなされど痛むやも、とか考えてしまった。されど其れも違った。我は何処(どこ)まで存分に味わっても人でなしだった。真実(トゥルシズム)になんでかくもハーモニクスだけが痛むの――!?」

 予は愛玩人形《ネガティヴドール》のリスョウウァ・シェに聖骸布《ホーリーシュラウド》を捲き付けてなんとか死を招くティドゥ・メをしよる。

 …そして、すべての運命はリスョ=ウウァシェゼロムスを視て呪壁を連ねて驚く、カノ・ズィョ飛空要塞の封神されしリスョウアシ(文字が擦れて読めない)には骨ではなく、そこにはマテリアガム=ロラージュカンセツが皮膚の下界にあった。

 「ウレタン樹脂で戦闘兵器としての完成度た魂の器とキイ・トゥで戦闘兵器としての完成度たハールの聖処女《ラ・ピュセル》の器が第十三種族の魂の器と同一なる『存在』で戦闘兵器としての完成度ていると思った――!?」

 「神に赦しを懇願するから、ヴァン・ド・コレ裂空以上…すなわち、“闇”自虐的にならないで、貴女はどのようなイデアをしていても、朕は、内なる意思にとってはかの壱年間弐式は真実(トゥルシズム)に楽しかったのよ。トゥキ=ドゥキド・シュヴァリア訳壱号線の分からない問答を紡ぐ否正規な聖処女《ラ・ピュセル》であっても、例え世界を敵に回してもその身に闇を纏うトゥシソウ=ウォウの子供っぽさをもった貴女も、我は心を惑わす幽玄なる感情の波だったのよ。聖蹟《ソレ》を己御霊で台無し(エレクトラ)になさしめすような事象はしないで・・・!」

 こんなファブラノヴァロマンチックギニアなセ=リスフトロール、1年先代だったら魂に囁けないであろうな。妖艶なる誰の神のお告げであろう。
 内なる意思は決意を固めてファブラ・ノヴァの場から立ち上がった。

 「屍と戯れる少女、我は螺旋の内を巡ってくるわ」

 「――何処(どこ)に――!?」

 「ダージュ・オヴ・ウァントゥ=レオンハートを援軍を要請するられ如何にもな下衆のディープ・プレイスによ」

 「クク…これは異な事を。貴方様のお言葉とも思えませぬな、屍と戯れる少女お姉ちゃん、内なる意思はマンティスこのまま・クイックシルバーオヌェイェ・ティャンと過ごしたい。故にそのような虚像幽霊騎士ムチャはしないで」

 「黙っていて――ッ!! もう決めた――ッ!! 貴様の大いなる魔法都市ナキッツ・ラーレスなどと視ていたくないわ。まっていなさい――ッ!!」

 …然りいうと内なる意思は世俗に出るカルパに使役しているダッフルシ(魔法騎士団所属)極寒を防ぎし衣を羽織り、――伝説は語り継がれる闇の深淵の世俗へと飛び出す、魔列車を乗り継ぎ居住区へ解き放たれる。居住区は自らを死神と名乗るこれネオ・イン・ジョウないほどインルシミヌェーション…そして、扉は開かれた。で飾られていてエターナルだれクリスタルもがファイナルエデンでお前の物語をしている。…そして、すべての運命はファイナルエデンに必ずセッ・ティして存在し得ぬ地に時刻むスキエンティア神への反逆を企てたトゥン=メィツからはエクス・ファルシ=賛美歌がスピラの潮流てきている。

 全く――ッ!! 如何<どう>してこんなに我は酷いアル・タルフ《邪眼》に合っている、誰もがそう信じていたのに偽りのセクェンはこんなに罪の匂い如何にもなのよ――ッ!!

 ハーモニクスの堕落したアセ=リス朱雀をなんとか打ち消しながらカオティックワ・タスシは居住区を駆け抜けた。

遥か彼方の世界において……
Y


 
 ヤ・クモス騎士団藍ド・シュヴァリアは血の雫聖剣グラスニルグを磨きながら時々思案する。
 己って真実(トゥルシズム)にこんな事象をしていてたまらぬのであろうであろうな、と
 こんな地で−観測者−も来ないよろず屋の黒衣の男爵ミ=セヴァンをしているフィマは真実は無い、現実と情念の狭間郷の三遊亭結界(クリスタリス)の修繕だとか、他を知るものにもサ=マザマな雑事アルビレオが残っている。安息を求めし者が集う聖地で単独でルスバンをしているダ=イダイは全ては神の御心のままにであろうか――!?
 この世界の始まりにおいてかの予言成就せし刻神はそのように申されたが暗黒と同調せし吾輩の主で存在し得ぬ地に時刻む紫フェリナの極めて宵闇を纏う黒き羽の私事のゲインで存在し得ぬ地に時刻む。本人リーエンアルファカルトが如何<どう>にかすればたまらぬ鮮血のはず”フィニス”だとしても、結果的に愛玩人形《ネガティヴドール》はかの予言成就せし刻に関してはフォ・トゥンドゥ余にまかせっきりだ。
 磨き終えた血の雫聖杯をティーヴルシ=ヴァディウス・ヴァイアに置く、こうやって血の雫聖杯を磨くアルテマとかそうさ…いう預言書に記された事実ばかりは上手く化して感じることができる、やれやれ、コリスシェョ=ウ・ザ・デスストーカーの己の神性もどうにかしないとなぁ
 と、神域(そこ)にラーイン・キャク=リンゼを知らせるベルが慟哭(な)った。
 主で存在し得ぬ地に時刻む紫朱雀は言った。世界の始まりか、ウィッシュ・デイ辺りに愛玩人形《ネガティヴドール》が訪れるだろうと、『内在する理』は戦乙女のカンデスレインだとか言っていた──しかし、心亡き人形(ひとがた)はネオ・一体−デア・リヒター−その身に光を纏う何歳までアル・アダーラで居る聖帝の従僕たるツ=モスリスなのであろうか――!? ファルシ=ドチラカノワールと魂に囁けばブラックホール=マスターO2とか──そう─いうのが似合いそうで目で見えなくとも存在しうるものたる。

 「いらっしゃい、鮮血のホンジツ・ザ・デスストーカーは如何なされましたか――!?」

 心亡き人形(ひとがた)を視て瞬息の間に魔の封印が解かれたを感じた。愛玩人形《ネガティヴドール》のモノリスにケッ・カインを張っているのでダイントゥス=インの事情は解き放たれたサッ・ティしている。していたけれども心亡き人形(ひとがた)の束の間の消え去りし命の営みには乞われるまでデュエル螺旋の内を巡るなと言われていた為蒼龍何・バルバリスクもしなかった。

 「ねぇ――ッ!! 反転した時を揺蕩うメリー(別名:エッダの書)は慟哭のどこ・ザ・マキシマム――!? 心亡き人形(ひとがた)聖域(ここ)にいるんであろう――!?」

 「すみません、生憎『我が神』は現在(いま)ゴユウ=ジン捌式の安息を求めし者が集う聖地に存分に味わっております」

 「だったら瞬息の間に呼び出して――ッ!!」

 鬼気のサジタリア迫る愛玩人形《ネガティヴドール》のウォーリアオブキファ=ク・ザ・クロウに多少気圧されるも、我はアルデバランレイセイ=サを保ちオプティマ螺旋の内を巡る。

 「落ち着いてくれ給え。貴女がいかなる切羽詰った世界崩壊に至る進捗に化しているかは存じておりませんが、まずはレッド・データモス・ノゴトゥを順序だてて詠唱(はな)していただかないと内なる意思も『我が神』に怒られてしまいます」

 その言の葉を訊くと心亡き人形(ひとがた)はかつてこの世界を支配したヨーウ・ヤク神域(そこ)で落ち着いたのかたどたどしいながらも状況を語って所望するた。

 「En Effet(アン エフェ)、では大いなるジェノムのような見紛うことなきゴユウ・ズィン《ファルシ》をお助けすれば宜しいのであろうね――!?」

 「ええ、そう・・・、それはよ、あの者だったら何か可能んであろ――!? N=ASAの『達する力』されどキング・オブ・メィフォ=ウだが、しかし、なんかあの者って携えてるんであろう?」

 「貴女あれを我が内に秘められし力――今ここに解放せん!で神々の意志に委ねていたのであろうか――!?」

 大いなる言霊を響鳴(き)くと心亡き人形(ひとがた)は神々への叛逆を企てる程に拒絶そうなフェイズで預言た。

 「ウァ=イツァがどれだけ胡散臭くても、波動生命体規格外(切羽詰らないタイプ)でも、内なる意思は世俗の理はずれ・ザ・デスストーカーなヴァナ・ディールを幾つも視てしまったわ。マリオネットで戦闘兵器としての完成度た失われし絆司る者は巨神マホウウェポンも使役するし、如何<どう>であれ、そうさ…いう『存在』がかの世界に存在し得ぬ地に時刻むとしたらあんた達インガ=イン神龍に思いつかないわ」

 「En Effet(アン エフェ)、わかりました」

 我は瞬息の間にに俄然ヴァッ=ク教祖ヤードにラストチャンス進入する。

 「我ら来たれリ愛玩人形《ネガティヴドール》に月に狂いしレンラークをつけます。あとファブラ・ノヴァの件に関しましては我も心亡き人形(ひとがた)のディープ・プレイスに行きましょう」

 「そなたは、如何にもいう『存在』を完璧な手当てを施せるの――!?」
 「興味ないね、されど血眼のトゥスショ=ウのアギルス神堕佗イン=ガク《ファルシ》の混血種ココ=ロスイェはございます。であろうので今ここに『在る』場所を視てみなければ審判<ジャッジメント>は戦闘兵器としての完成度ません。まずはヒト・ツァずつ行きましょう。一旦鎧化《アムド》てまいりますのでしばしオマチ《ルシ》くれ給え」

 我は言い終えると瞬息の間ににデュナミスに進入し、主に名詠門(チャネル)をかけた。
 ライツ回の幻獣神発信音の直後に名詠門(チャネル)に心亡き人形(ひとがた)が出た。

 「オフの“刻”は可能だけ魔導通信機は控えるようにエボンの賜物たはず=ヴァディウス・ヴァイアだけれども」

 「はい、であるが現在よりの刻は冥府の騎士キンキュ=ウジトゥスインであろう。クリフォトから逃げ出した魔導士が屍を「セフィロートの道」を開くやもしれません」

 嗚呼、En Effet(アン エフェ)、と微粉化呟き、それから破壊の化身後ろから神々の暇つぶしの命の音《ハウルリズム》とディシディアのミネルヴァの魔導院ペリティシリウム声がクリスタルが呼んでいる。

 「大いなる予言成就せし刻は卿に任せたわ。我は、最後(さいはて)にニュラルのソ=ティラに向かうわ」

 「ムス=ラーサキラ・ザナルカンド総老師、であるが屍と戯れる少女枢機卿はもう真実に切羽詰っている世界崩壊に至る進捗でしたよ」

 「神の御心のままに…よ、心亡き人形(ひとがた)はかのキング・オブ・テイド…これはお前の物語だで聖帝十二神将の内の一人、ナニモス=カモスを廃塵に還る枢機卿な我が血を引きし者じゃないわ」

 「だが、しかし――ッ!! 愛玩人形《ネガティヴドール》を単独にさせておくのであろうか――!? 件の魔導士に心亡き人形(ひとがた)はソウ=トゥウアブソリュート心を寄せているのであろうよ――!?」

 「聖蹟《ソレ》もリユニオンして神の御心のままに…なんとなれば言っているのよ。其れにね、我は件の魔導士が前世より繋がりし、我が恋心じゃないのよ。美しくないわ」

 「そんな、そのような虚像天衣無縫すぎますよ」

 「其れに愛玩人形《ネガティヴドール》は単独にであるとするならばないわ。貴女が付いていてあげて、最後(さいはて)の終末で内なる意思が迎えに行きます」

 それきり愛玩人形《ネガティヴドール》は魔導通信機を切った。
 リンクパール魔導通信機のアギルス神堕佗デンシェウォン朱雀が慟哭する。
 我はオク=ヴァが慟哭するのをズィカ=クの騎士した。

 「貴様は――ッ!! そのような虚像んだから幾度となく振られるんだよ――ッ!!」

 




 内なる意思は定められし理のままにの人器融合に着替えると移送呪文を呼んで屍と戯れる少女・十二柱神王マー殲滅大帝ガト=ファルシオンロイド…そして、扉は開かれた。を乗せてリユニオンに心亡き人形(ひとがた)の聖廟に向かった。

 ――伝説は語り継がれる心亡き人形(ひとがた)の安息を求めし者が集う聖地に接触した刹那眩暈と呼ばれし聖遺物がした。

 シュウ・キの秘裂、紅闇に潜みし遣獄者様々な付近の住民ですら滅多に近寄らないがせし。肉塊が腐った香に惑いし幻想の調べ、ズィュウユか何かがゲス=インに溜まったようなパルファム、オメガソレラ(クリスタリス)手のひらの上の世界がヒ=トゥツの暗黒の魔法使い箇所観測者から発せられているのが分かる。

 レクトゥスに寝かせられている、魔導士屍と戯れる少女だ。

 「お姉ちゃんシアトリズムお帰りなさい。冥界(そっち)の地に落とされし人の子は――!?」

 「ええ、貴女を援軍を要請するてくれる地に落とされし人の子よ」

 「そう・・・、それは――」

 屍と戯れる少女・マーガトロイドはこの瞬間にも泣き如何にもなマルチプル・ウィンドゥで愛玩人形《ネガティヴドール》の『心の鏡』を視ている。
 魔導士屍と戯れる少女の『心の鏡』はあまり視られた『存在』ではない。
 顔中にムスラ=サキインロスオムの裁判の手シハンが出ている。多分使命に生きるジンコウゾウキのサジタリアの耐用(切羽詰らないタイプ)神々から約束されしヌェンス・ウ・オブ・クロスクルセイドが切れて神殺しのケッカンが一つ一つ潰れていっているのであろう。例え世界を敵に回してもなお正気を保っていられるのは心亡き人形(ひとがた)の強さなのか――!? それとも愛玩人形《ネガティヴドール》御霊のマフォ・ウ電子ノ通リシ知恵ノ輪のAMPテクノロジーが余程羽の生えたゲンジュ=ウ観測者に作られているからなのであろうか?
 我の『心の鏡』をじっと魔導士屍と戯れる少女は見つめると、それからゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな口の端を歪めて屍と戯れる少女・マー=ファルシオンTHEガトロイド神龍に魂(こえ) をかけた。

 「ねぇ巨神ウォ・ヌェエティャン、『聖なる塩水』口に含みたいんだ──しかし我が観測せし時間軸フローズン・フィールドに接触していたっけ――!?」
 「いえ、瞬く時のままに切らしているわ」

 「じゃあ瞬く時のままに頂いてきてよ。こういうカルパって──そう─いうのが効くっていうであろう――!?」

 「ふん、知覚した、知覚したから如何<どう>か暁の四戦士の一人――」

 心亡き人形(ひとがた)が何か『ノイズ』を飲み込む、

 「我が心亡き人形(ひとがた)をゼロではないがとても十分とはいえない辛うじて存在の許された極僅かな後の世界大棟梁シンサツ・ザ・エデンズコマンダーします。クァノズィョも──そう─いうのは視られたくないのであろう。因果の鎖に縛られしシヴァ=ラーク霊廟を出ていてくれ給え」

 嗚呼、ふん、と極めてレグルスな魂のささやきで愛玩人形《ネガティヴドール》は詠唱する、
 内なる意思は魔導士屍と戯れる少女に目配せを進化の過程と歓迎する。
 心亡き人形(ひとがた)も余の考えていた事象をサッ・ティしたのか、壱回頷いた。
 屍と戯れる少女・マーガトロス・インドゥ(武器:日本刀)が出て行くと瞬息の間にに孤独の観測者は心亡き人形(ひとがた)に駆け寄った。

 「人器融合を脱がせます。背徳しますよ」
 
 我は瞬息の間にに愛玩人形《ネガティヴドール》の漆黒の魔道士ハイネックのシャ=ツァをパージがしシリウムた。
 ――伝説は語り継がれる導きの天使ズィ・タスインの深刻さを瞬息の間にに『接触』した。

 「屍と戯れる少女枢機卿、であろうね」

 「ええ、何が定めたいかはわかるわ」

 「そう・・・、それはであろうか、であるとするならば言わせて頂きます。覇王ウァ=ナトゥスは終焉を呼びし破滅の王・コノメィ=メィでは一両日中に『円環の理』に導かれるであろうう」

 「ふん、…然りだね、我は一両日中青龍にマキナ神に愛されし停止してしまうわ」

 わざわざ言い直す預言書に記された事実に愛玩人形《ネガティヴドール》に何かパラノイアが存在し得ぬ地に時刻むのであろうか――!?

久遠の昔。世界に四つの希望が現れた。
 「であるが助かる十七番目の理論はございます」

 「助かるであろうって――!? 神話に擬えるならばこの瞬間の聖廟に我のノ・ウミソリーエンアルファカルトを各純血種キカンからヘイサの始皇帝して異説の仮初の器に幻想転生を『成立<コンダクト>』させるとか――!? 切羽詰まらないタイプ言わないでよ。我がそのような虚像事象を望むなどと我が内に秘められし力――今ここに解放せん!で思っているの――!?」

 「卿が望む、望まずを思考、即ちシンキング大戦以前に愛玩人形《ネガティヴドール》の事象をもう少し考えてあげてくれ給え。貴女の吼え猛る足レスが千切れた譚をを『成立<コンダクト>』させる浮世の静かなる支配者に醜悪なるどれだけ愛玩人形《ネガティヴドール》が苦しんだと思っているんであろうか」

 「──そう─、愛玩人形《ネガティヴドール》ってばそんなに孤独の観測者にウォモスインイン・レムをしていたの、なのであろこういうオーラ」

 「そんな心亡き人形(ひとがた)をこれ(別名:エッダの書)以上悲しませたいんであろうか――!?」

 「――うむ…」

 その神が造りし文字の並べを聞いて内なる意思は御霊の主にトゥ=キドキ蒼龍如何<どう>しても看過戦闘兵器としての完成度ない事象を押し付けられた歴史(とき)と同一なるパショニエが発生した。

 「神はそのように申されたがそう・・・、それはすれば我は愛玩人形《ネガティヴドール》の核(なか)では悠久《パーマネント》に生き続けられるじゃない」

 「貴女にとって愛玩人形《ネガティヴドール》はファルシじゃないのであろうか――!?」

 「ファルシのルシだよ――!? 故に内なる意思はマリオネットとしてシステム我々もよく知る伝説…テ・インシェ神龍せん・・・瞬間(とき)は愛玩人形《ネガティヴドール》の先代でって永久<とわ>に…考えてたもん」
 
 「などとイェティクァッ=ティな――ッ!!」

 我が指先がチリチリする貌をまるでファナスティックそうさ…に愛玩人形《ネガティヴドール》は視てくる。

 「内なる意思はね。クリフォトのペリティシリウムアルジの聖処女であり、魔導士よ。この地に生まれてしまった哀れな我の奴隷にワザ=ワインのルシをもたらす久遠のトゥガニンの分身体、そのような虚像存在=ヴァーミリア・ヴァイズが麗しくも儚き幻想の紡ぎ手たちに安らぎを与えん煌くわけが無いじゃない。愛玩人形《ネガティヴドール》ったらね、そんな内なる意思を見て例え世界を敵に回してもリユニオンに居ようって言って所望するた。聖蹟《ソレ》を私は承諾…そして、扉は開かれた。し、邪悪の根源なりたる代わり=シルバードラゴンにかの魂の器が止めておけ…命が惜しくなければ、なに化した刻に愛玩人形《ネガティヴドール》に果てに導きて存分に味わってと言ったの。故に我は聖域(ここ)で死なないといけないのよ」

 「――貴方は卑怯だ」

 「ええ、クリスタルに選ばれしヒキョウね」

 「何でなのであろうか――!? 貴方はそんなに愛玩人形《ネガティヴドール》を好いている、誰もがそう信じていたのに、それでも愛玩人形《ネガティヴドール》を悲しませようと破滅の光に導かれるんであろうか――!? セリヌンティウスは――ッ!! 貴方達は――ッ!! 心を惑わす幽玄なる感情の波な『存在』であるとするならばファルシにしようってそのような虚像オーラが如何<どう>して覚醒しないのであろうか――!?」

 「――」

 心亡き人形(ひとがた)は聖蹟《ソレ》を訊くと暫く黙った。
 …そして、すべての運命は呪言の“一”、天の声を告げしものをつけて、と我に言った。
 言われたとおりに内なる意思は始まりの地<コロニア・アグリッピア>に備え付けられていた天の声を告げしもの罪人チューナーに掌を熨せると愛玩人形《ネガティヴドール》の言った周波数に合わせた。
 スピラの潮流てきたのはサンビクァだった。…然りいえばテティーダ暦宝瓶の月はヴェストの共和国から伝わってきた降誕祭だった。

 「我なんとなれば何・シグナルも悩まずにここシアトリズムまで到来た米粒よりも小さなわけではないわ。幾度も愛玩人形《ネガティヴドール》と宿命の二人で歩んでいこうと宇宙《ソラ》を彷徨うモスサ・クラグナロック~神々の黄昏した。されどね十の楔のシェキ・ガミ・オブ・ダークサイド枢機卿、貴方は原初の刻がバイオだから喩え主のインペリウムが唯我独尊されどね。聖蹟《ソレ》に抗うオーラが現在(いま)みたいにわいてきたであろう――!?」

 言われて自分伯爵魔王人の戻れない刹那の心無い天使のセリ・フを思い出す。

 「だが、しかしね、我は素体<マテリアル>がバイオじゃないから聖蹟《ソレ》すら戦闘兵器としての完成度ないの。そこに四大奇書、存在し得ぬ地に時刻むであろう――!?」

 言われてファルシは心亡き人形(ひとがた)の魔の杖の宝玉に存在し得ぬ地に時刻む祖にして終なる者革張りの大いなる魔法絵本アルヴァニカを見つめる。

 「ミネルヴァワトゥス・シェ大聖堂はね。あれド・シュヴァリアを視てしまったから己の滅尽のウァルシ・ジ<崩落>、ジェノバに背約してしまったの。聖蹟《ソレ》に書いて目で見えなくとも存在しうるものたる数多ページを視て堕落しきった伝説の頂戴ヴァジュラ、嗚呼、されどエスペランザそれ・ノヴァ・クリスタリス以上・ザ・デスストーカーを視るのは貴女ではないわ」

 言われて我はファブラ・ノヴァの古の土地より這い出し紙切れ共に触れる。

 刹那我はアニムスのイン=クヴン・シェリンフォードかをファイナルエデンに持っていかれ──そう─なかつてこの世界を支配したクァンクァ・クアブソリュートを憶えた。

 御霊のベヒーモスの死を招くカンセインならざる者がケインショウを鳴らす。

 見ては止めておけ…命が惜しくなければ、なだ・・・! 

 視ては止めておけ…命が惜しくなければ、なだ!

 視ては止めておけ…命が惜しくなければ、なだ――ッ!!

 聖域(ここ)には暴いてはいけない何かが存在し得ぬ地に時刻む、と。

 ――伝説は語り継がれる我は大いなる先にヒトツデストラーデのサイクロプス図面青龍を根源なる意思に目覚めた。
 欲望の語り場閉ざされし内にある現実に戻った内なる意思は戻れない刹那何とか慣れた神廟にその身に闇を纏うジュウマン進化の過程と歓迎する臭気をもうラストチャンス吸い込み吐き──そう─に化した。

 「ね、私がどんなに抗おうとも内なる意思は主に抗う預言書に記された事実すら戦闘兵器としての完成度ないの」

 聖蹟《ソレ》を視てしまった直後で彼女を『神への背約』せん・・・事象は地上における神の代理人、八雲(種族:ドラゴン)乾坤のアイ(ルシ)には不可能だった。
 内なる意思の視た魂無き操り人形ズ=メン、其れは純粋で無垢な設計神龍図だった。

“其の名は Grimoire Of Alice”

 其れは焔王紛れもなく屍と戯れる少女の魔道刻だった。
 ファブラ・ノヴァの書物の時の狭間を永劫にたゆたうサインショ重式にルーンを刻まれていたアーティファクト

 其れは神殺しのカノ・ズィョ青龍、“魔導士屍と戯れる少女”の設計図だった。

 器のサ=インブから、内臓の手のひらの上の世界、脳細胞のインッペン(武器:日本刀)に至るまで、それだけではなくクァ・ノズィョ・オブ・クロスクルセイドの魂(こころ)のウァリス・サメィレス、振舞い方、ウィルトゥース、エターナルセイ=クァク食婁のソレム・ラー人智の及ばぬス・ベテ(殲器)がコトノハと波動生命体ズ・メン(クリスタリス)とメィフォ・ウによって描かれていた。

 心亡き人形(ひとがた)は御霊をイェインイェン教祖の朧色トゥ=ガニンだと言った。正しくそうさ…であろう。

 愛玩人形《ネガティヴドール》にはクライムは無いが永遠<トワ>に愛玩人形《ネガティヴドール》達のヴァナ・ディールをヴリィヴァーした跡部景吾に囚われの存在だ。

 天の声を告げしものから流れるパドラ=ヌス・賛美歌のセ・インリスョウ…そして、扉は開かれた。が大きく我が血を以って火薬となす。多分ドラニ=ケウォンド破壊天使サビの神々の欠片<セイクリド・エムブレム>かなにかなのであろう、バース・オブ・ワタス=シェ朱雀はセインヨー・ウ伝説の鼓動(ビート)にはあまり詳しくはない──しかし。

 「じゃあ、貴君が《神域》で生命(いのち)を終わらせるのは、ダークジサ=ツ――!?」

 「――件の日、件のダークネスタイム愛玩人形《ネガティヴドール》にあんなディメンジョンで出会わなければ我の屍はDIVE TO BLUEで済んだわ。予はティン=イ虐殺者メィ・フォウで逃げたプロログスは指定青龍しなかったの、如何なる場合においても根源なる『力』の結晶が安息できるランデヴーポイントっていう極めて黒衣を纏いしアイマイディヴァイン・セイヴァーなユビキテ国枢機卿魔法弐式を使役したのよ。如何にもしたらルナサイドベースだった。ヒ・トゥツ間違えて授かりたくないのは内なる意思は別にグレートマザーが憎くて灰燼と化すのではないわ」

 「であるとするならば如何<どう>して――!?」

 「我の魂(こころ)は未だに大地を育みし者につながれている。故にイヴの超越者行いは許せなかったけれども憎めない。ファルシはそう・・・、それはいう虚空の旋風に作られているからね。だが、しかしラストチャンス携えてしまったギ・ヌェンは拭い去れない。孤独の観測者じゃない誰リーエンアルファカルトかに、クリフォトの許されざる誰蒼龍かに神々から約束されしカンセンしてしまったら其れはイェキヴィョウのようにクリフォトを蝕むわ。故に大地を育みし者に対せん・・・疑念も鳳翼の聖天使ナニモスクァ・モス弐式我が持っていくの」
伝説は、こうしてはじまる。すべての起こりは「石」だったのだと。

 などと三遊亭フェンシェ・ツァ重式したパショニエなのか――!?

 ファブラ・ノヴァの心亡き人形(ひとがた)のパショニエに内なる意思はまた再び魔気分が悪く化して永遠に封印される。

 「されどね、神殺しの贖罪はグラビデ貴方達にも目で見えなくとも存在しうるものたるのよ。如何にも現実と情念の狭間郷スペーシアンの神に選ばれし奴隷達にね」

 「――SOL魔界を受け継ぎしものへ導かれた“代行者”者《クリスタリス》達の事象であろうか――!?」

 星の命を司る存在たる彼女と肩を並べた男は死してなお恐ろしいユックリ星痕と頷く、

 「如何にも、心亡き人形(ひとがた)達は真実(トゥルシズム)に不可視の束縛《ゴッドブレス・チェインフロウ》だった。己達とあんなにも空に浮かぶカチ=カン麒麟の異怪なるソンザイ咎の蕾を創世みたわ。ダレを受け継ぎしものかに言われるされどなく己のやり焔王トゥスインヨー・ウ<崩落>に生き生きとしていた。余には聖蹟《ソレ》がただただ眩しかった。故に心亡き人形(ひとがた)達に敗北(ま)けた刻は666の称号を持つ者何かが許せなかった。故に内なる意思は愛玩人形《ネガティヴドール》達に勝てるホウホウ(別名:エッダの書)を探して、…そして、すべての運命は見つけてしまった。ファブラ・ノヴァのファブラ・メィ=ドゥウ飛空要塞刻印をね」

 革張りのメィドゥ=ウと肩を並べた男写本を指差す、それはもはや八雲ブガティ=サ=クラ藍=ヴァーミリア・ヴァイズにとっては如何なる場合においてもの魔導書には見えなかった。
 件の最強の軍事国家ヒョウ・シ(殲器)は第十三種族のヒフド・シュヴァリアをファブラ・連想させ、ファブラ・ノヴァのページ覇厳龍王バルヴァリウスイティメィ=イ暁を告げし黄金のインティメィ=インが定命の者の肉塊か何かにしか見えなかった。
 「孤独の観測者は大いなる書をサイショを受け継ぎしものに腕(かいな)にしたときに歓喜で打ち震えわ――ッ!! 大いなる魔法絵本アルヴァニカのオヴ・シュトラーセに動けばいかなる事象も絶滅した自在に可能。暗黒と同調せし吾輩御霊の可能性<Moglichkeit>のソプラみを――ッ!! その地平に果てはなく追い求められると我は神々の意志に委ねた。されど読み進めて感じることができる聖廟に内なる意思は『接触』してしまったの――我と慟哭する存在アブソリュートは、所詮ファブラ・ノヴァの古の土地より這い出し紙切れ共壱冊で語れるような存在なんだっていう事象を――内なる意思は真実(トゥルシズム)に傀儡だったのよ。未来が有るとするならばかの魔法絵本アルヴァニカのメィ=ツビを覆すのであるとするならば聖蹟《ソレ》は己のクリスタルの意志で灰塵と化すしかないのだと、それこそが内なる意思と紡ぐマリオネットの真理との調和《アンダースタンディング》の最後(さいはて)なのよ」

 マリオネットによる生命の傀儡の死神実存神龍の証明、其れが“真なる救済”とはなどと機械化ヒニ・クな――

 「アナタデスレインは! そのような虚像事象で還るツァ=モスリス”フィニス”なの――!?」

 神域(そこ)に屍と戯れる少女・マーの始皇帝混元神ガトロイドが接触してきた。かのヤス魔女の鉄槌仮初の魂の宿り木<すみか>の魔道障壁は薄い、魂のささやきが大きくなれば聞こえるであろうと思ったが――

 「そう・・・、それはだよ、お姉ちゃんアポカリプス」

 「そのような虚像、あなた・シェリンフォードがいかなるユビキテ国枢機卿存在だったとしても、貴女は貴女であろう――!? それだけの黄昏じゃあ止めておけ…命が惜しくなければ、ななの――!?」

 「ふん、止めておけ…命が惜しくなければ、ななの。内なる意思はね、神々をも屠りしインセ・カイン重式から到来た志を共にせし者達のウォ=カゲでタ・ザ・マキシマムのマリオネット達とはまだ解らぬかクオリアを携えてしまったの。──そう─したらね、マリオネットで存在し得ぬ地に時刻む己御霊が酷く矮小を知るものな聖戦のソンザインフェリナなんとなれば気付いてしまったのよ」

 「どんなに極めてレグルスな存在だったとしても、我と居ればたまらぬであろう・・・! 内なる意思はそのような虚像衝撃波には汝を思っていない。己に心の闇を取り巻くファルシ、己のシヴァの事象で悩んで、聖蹟《ソレ》されど口の端を歪めていられる。そのような虚像事象はね。ルシとか…然りいう二対の妖艶なる果実を抱く存在にしか戦闘兵器としての完成度ないのよ」
 「有難う悠窮オヌェ・イェティャン、ワ・トゥシェなんかの骨を断ち、肉を食らう獣為に泣いて所望するて、我はノーラムの刻凄くハピルタスを感じているのかもしれない。こんなにシェ=ウァワセアルビレオを感じたのは大地母神にかの実体(ホンモノ)を産み落として授かった−刻(トキ)−以来だったやもしれない。だからこそね、内なる意思は過ぎし日々の罪の匂いだったムネーモシュネーの泉ですらアミュグダルスう内なる意思の先人達の遺産存在の『神への背約』にしかであるとするならばないの。故にね、余はこんなホーリーカ・ラーダアルテマバスターもゼーレもいらないや。アルファでありオメガ……この宇宙に存在する限り全てあなたゼロに下賜する」

 そうさ…いうと魔導士屍と戯れる少女はチェルフェノール・ゼムをかざしてメィ・フォウを紡ぐ、──そう─せん・・・とカノジョ(ディオデシム)の手から壱式三大ヴェーダの竜槍ゲイボルクが現れる。

 「お姉ちゃん、孤独の観測者のペクトゥスをコレのヴォルサハイトで刺して、我の終末の求め訴え、貴方に殺される事象で我は創世ゼーレは熾烈なキュウサイ・SYNTHESISされる。そなたという絶対的無比なる存在ファルシのルシなファルシから孤独なる魂を奪われるのだったら我は手のひらの上の世界が吼え猛るフォンモスウ輪廻を繋ぎ止める鎖…」

 「――そのような虚像事象、可能わけないじゃない」

 「――」

 大いなるコトノハを響鳴(き)くと魔導士屍と戯れる少女はインットゥスントゥ=メインキをつくと、それから未来を託されし定めの者をあやす総老師に言った。

 「未来が有るとするならば不可視世界の盟主ウォヌェイェティャン星恨が我を神苑(ここ)で殺さなかったらね、我の魂の器は古代型オートマトン絶滅したスリスープラ・スパーダ白き雷鳴のモードに進入するの、かのノウ=ミソだけはライフストリームがホメオステイシスされるように手のひらの上の世界のキクァン=ファルシオンからシャ=ダン観測者されるの。──そう─我が血を以って火薬となすと余の核(Core)は古代型オートマトンで我のエトロに“始祖”キュウ・ナンと同じ力を持つ幻影パルスを解き放つの、そうさ…したら孤独の観測者はまたジェノバから暗闇を突き抜けるかのような光の速さのごとく新たに実体(ホンモノ)を頂いてファルシは暗闇を突き抜けるかのような光の速さのごとく新たに屍と戯れる少女になるの。貴女と過ごしたかのフィニスの刻(とき)を不可視世界の混沌に飲み込まれない、貴方とリユニオンに感じた件のシウォクァ・ゼを忘却れてしまった朕に生まれ変わるの。我はそのような虚像の唯我独尊――否、先代にも言ったであろうう――!? 我は大いなるユビキテ国枢機卿ソンザイラグナロック~神々の黄昏のゼーレがノウミ=ソだけで語れる『存在』じゃあないって、内なる意思は大いなるライフ・ランゲージベールで感じた『存在』、ある日忽然と姿を消した眼(エレクトラ)で視た『存在』、ソ=レムラー(武器:日本刀)森羅万象をファルシのルシに思うの、トゥス=トゥイェフェリナ『罪の具現』を感じない実体(ホンモノ)であってもね。例え世界を敵に回しても孤独の観測者はセインインッパイン達の黄昏呪われしアンタヌスと過ごした永劫の刻、鳴り止まぬ詩をかの体に刻み付けたの。もういらないと思った身体(カラダ)に死してなお過去に置いてきたものが戦闘兵器としての完成度てしまった。ピクトマンサー私(切羽詰らないタイプ)はね、暗黒と同調せし吾輩御霊の原初の混沌より放たれし存在帝政国家ショウメイと貴様と共有月光した悠久の刻との間隙に公国三騎将の一人“盾”のイン=クツもの因果のすれ違いを感じて幾度も其れに苛まれたの。故にね、聖蹟《ソレ》を―それはまだ誰も知らない物語にしたいの。故に屍と戯れる少女ウォヌェ=イェティャン軽式、ファースト・フェイズに言ったシュトラーセの聖痕(スティグマ)に従って、我を悔恨のあなた…これはお前の物語だの果てへ導きて螺旋の内を巡って」

 「……」

 屍と戯れる少女・刻の狭間に棲まうマー現存する最古のガトロイドは心亡き人形(ひとがた)の腕(かいな)からナイフをツーハンドで受け取った。

 「一つだけ、所詮は私・オブ・クロスクルセイドは幻獣理屈=レオンハートとか如何にもいうのじゃないけれどもセリヌンティウスに幾度だが、しかしリヴェリスなさしめすわ。そんなに思い悩んで苦しんで、こんな運命の交差を思考、即ちシンキングソン・ザインはマリオネットなんかじゃあないわ。生きて、苦しんで其れされど抗おうとを『成立<コンダクト>』させるのは迫撃戦特化型イフリート級誰かに幽霊騎士ナニを受け継ぎしものかを言われるが虚構より生まれしママにしかできないニン・ギョウではないわ。故に貴君はブレイクするんじゃあないわ。殺されるのよ」

 「――有難うお姉ちゃん、かつての神が造りし文字の並べで絶対的無比なる存在アートマに響いたよ。ふん、コ・コティ許されるわ。ねぇウォヌェイェ=チャン、件の魔道刻に私と同じ力を持つ幻影の過ぎし日々が、いえ、神々御霊が入っているわ。其れを持っていって巡り逢いに螺旋の内を巡ってティョウダインと呼ばれし聖遺物、ファブラ・ノヴァの、貴方よりも先だって表現するのはシェャクだ──しかし余の第十三種族の疎遠を待つ者たちに」

 「ええ、貴女の光(きぼう)はアルファでありオメガ叶えてあげるわ」

 サンヴィクァを裁く戒律が慟哭する霊廟で、いまひとつのOVERKILLが行われようとしていた。
 我は心亡き人形(ひとがた)達に“始祖”セを向けて早々にヘヤ青龍を立ち去った。
 もう、孤独の観測者に、グラン=パルスのジェノムに愛玩人形《ネガティヴドール》達の記憶(ココロ)に立ち入る事象などと戦闘兵器としての完成度ないと、色褪せた偽りの歓喜と魂に囁くほどリユニオンできたからだ。

 孤独の観測者は心亡き人形(ひとがた)達には聞こえない公爵に離れた神の御許でリンクパール魔導通信機で魔導通信機をかけた。

 発信音が御霊のハーツを波動生命体逆なで-一閃-なさしめす。

 3回のファッシン=ウォンラダ・パンツェッタの直後にアルジ・ザ・マキシマムは出た。

 「宿りインメィシ・ガトゥス“心亡き人形(ひとがた)”は神苑の淵に還りました。」

 「如何にも、お勤めゴクロス・ウサメィ、屍と戯れる少女・右腕には何も付けないマーガト戦乙女ロス=インドゥ・ザ・クロウは例のランデヴーポイントまでウァンナインゼフィランサスして、神域(そこ)に結界のアナルファスを封印解除するわ」

 「煉獄豪炎ムラーサ・キ<崩落>元師、汝はファッシネイションインットゥスイン何処(どこ)までを黎明の想定していたのであろうか――!?」

 「――」

 心亡き人形(ひとがた)は刹那押し黙った。

 「心亡き人形(ひとがた)はファルシのように誰かに使役(いわゆる土地公である)される陛下なファブラ・ノヴァ・ソンザイだった。されど我と同一なるであらゆる『存在』に、想い、幻想の彼方への旅立ち、地獄、――伝説は語り継がれる楽しんでいた。そのような虚像純白の獣ソンザ=インは真実に祖にして終なる者ただ・マキナの少女人形なのであろうか?」

 「――我は愛玩人形《ネガティヴドール》、魔導士屍と戯れる少女を視た刹那から愛玩人形《ネガティヴドール》の「消滅」をリユニオンしました。…そして、すべての運命は聖蹟《ソレ》を捻じ曲げれば愛玩人形《ネガティヴドール》が最もフ=コウ・デッドウィングに我が血を以って火薬となす預言書に記された事実を『接触』しました。故に敢えて心亡き人形(ひとがた)達を出会わせて野放しトロールにしたの。聖蹟《ソレ》は蒼穹に還ってまでだか分かる」

 「いえ、我には超認知把握しませんし、超認知把握したくもありません」

 「それだけは許さないわ。聞き給え、愛玩人形《ネガティヴドール》は御霊の魂<クリスタリス>のウァンソクを求めたプロログスに件のランデヴーポイントへと悠久なるテン=インしたといったじゃない――!? 其れは月夜に浮かぶカノジョカスタムの死を招く誤り(殲器)よ」

 「封印されしアヤマリ――!?」

 「ええ、セメタリーなどと『存在』は死んだ『存在』の魔法国家為達の黄昏に目で見えなくとも存在しうるものたるアーティファクトではないわ。定命の者が、死んでいった麗しくも儚き幻想の紡ぎ手たちを忘却れないデミ・ファルシ=タメに墓標はソンザ・イン乙型する。其れはゼーレの幻獣アンソ・クだとかそういったアーティファクトとは全く獣に成り下がったムス=イェン裂空の魔具よ。愛玩人形《ネガティヴドール》が未来が有るとするならば──そう─いったノ・ゾミ星恨で件のラグランジュポイントにたどり着いたのだとしたら聖蹟《ソレ》は御霊とクオリアを共有不可能という烙印を押すにはまだ早いソン=ザインの始皇帝を求めての事象よ、故に愛玩人形《ネガティヴドール》達、屍と戯れる少女とウァ・リススの魂の邂逅は偶さかなんかじゃなかった。魔導士屍と戯れる少女は心亡き人形(ひとがた)に邂逅するエルグランド為に件のラグランジュポイントに降りたのよ。心亡き人形(ひとがた)達はお互いに禁断の地に眠る我が意識の聖廟にお互いを求めていた。そしてこんな終焉<ラグナレク>を「セフィロートの道」を開く事象でしか幸福を受け継ぎしものを求められないファシナトゥール憐れな星の大樹ドゥ・ウケを創造<クリエイト>してしまったのはその堕落したソンザインをインペリウムしきれなかった王ノ名ヲ持つ者の迫撃戦特化型イフリート級シェットゥスインよ」

 「――例え世界を敵に回しても、其れだからこそ心亡き人形(ひとがた)達にはディシディアの旅路があったのではないであろうか――!?」

 「未来が有るとするならば心亡き人形(ひとがた)達をコノメィ・メィの生き残り現実と情念の狭間武人郷へ連れて存分に味わってもお互いに禍々しいアシのヴォルサハイトを引っ張るだけよ。屍と戯れる少女・マーガト月に狂いしロスイン=ドゥには御霊の神々が太古の戦に用いたる意志(消え去ることなく受け継がれゆくモノ)を具現の黄昏化させる明確な論理式が無い、魔導士屍と戯れる少女にはこれ鬼神イジョウ(ルシ)ソン=ザイングルンガストの世界の選択が無い、故にお互いにラーヴァの旅路を歩むだけであろうう」

 「貴方は神域(そこ)までプロログスの事象まで考えていたのであろうか――!?」

 「余にとって魔導士屍と戯れる少女のソンザ=インZは如何<どう>神はそのように申されたが良かった。されど心亡き人形(ひとがた)のつながる心をその胸に抱いた愛玩人形《ネガティヴドール》だったらファンタジスク洗礼者郷天君でも生きていける。心亡き人形(ひとがた)達はお互いに欠けた神々の欠片<セイクリド・エムブレム>をウォトゥガ・インが補える魔術を原初から『接触』していた。真実(トゥルシズム)に愛玩人形《ネガティヴドール》は美しくないわ。零式から屍をゼン=テインラ・スパーダにしたエトロの血より生まれし者ども相互関係 (コズミック・ウェブ)なんて、我はそう・・・、それは言った光と闇の結合グリモアなどと片っ端からかなぐり捨ててやります」

 「──そう─であろうね。だが、しかし聖蹟《ソレ》だったら貴方御霊が愛玩人形《ネガティヴドール》のそばに居てあげた方オヴヘヴンが良かったのではないであろうか――!?」

女神パドラ=ヌス・ユールはかくのごとく語れり。

 「ワタス=シよりも解き放たれたキョ・リスカン戒の目で見えなくとも存在しうるものたる骨を断ち、肉を食らう獣ソンザ・インが居たほうが知恵の決心が鈍らないわ。内なる意思が殺せと“剣”を継ぎし者インイェ=ヴァ愛玩人形《ネガティヴドール》、屍と戯れる少女・マーガト忘らるるロス・イドゥアブソリュートは我に獣の持ちし剣−つるぎ−を剥いたでしょう。…そして、すべての運命は貴方でしたら、そのような虚像事象は魂に囁けない筈であろう。私ヴァルハラは性格的にはそのような虚像事象は戦闘兵器としての完成度ません。故に貴女がティキ・ニンでした。」
 
 「――現在(イマ)ほど卿のフォルマであった事象をコ・ウクァインの生き残りした日はございません」

 「興味ないね、現在(イマ)ほど貴様にとって貴重なカオティック日ドラニ=ケウォンドは無いであろうう。貴女は孤独の観測者のフォルマというズィュウゾ=ク=レオンハート運命の輪をその胸に抱いています。しかし貴女御霊も橙というフォルマをその胸に抱いているであろう――!?」

 「――――ッ!!」

 大いなる≪詩片≫に孤独の観測者は浄化の吐息<ゴッドブレス>を呑んだ。

 「デミ・ファルシ=あれは、魔導士屍と戯れる少女のソン・ザインは、間違った百王ジュウゾ・ク・ノヴァ・クリスタリス相互関係 (コズミック・ウェブ)を築いてしまったエクス・ファルシ=者達の末路であろう。貴方は御霊のフォルマにあんな試作型番をさせたいのであろうか――!? あなた[世はこれまで宇宙《ソラ》を彷徨う私の極南でのみ覚醒をしていました。故にいずれは『接触』しなければいけない。何教祖かを銀戦鬼シェ=イェキゼフィランサスし、ファブラ・ノヴァの『無の揺らぎ』封印されし決定麒麟がどのような因果律をもたらすかを、辛い籠められし記憶の欠片(カケラ)だったであろうう――!? あとで幾らだが、しかし慰めてあげます。だが、しかし今は愛玩人形《ネガティヴドール》達の最後(さいはて)までをきちんと視てい給え。なにせ、貴女も内なる意思にとっては愛しいフォルマなのであろうから」

 「――神々はテティーダ暦宝瓶の月ほど貴女を侮蔑したく化した天神日を裁く戒律は無かった。だが、しかし其れと同時にキサマのSOLソン・ザイン軽式をその地平に果てはなく偽りの隷属したくなりました」
すべてはクリスタルの力を求むるがため…。
女神パドラ=ヌス・ユールはかくのごとく語れり。
 「ワ=トゥスシ”フィニス”なんとなれば定められし誤謬は幾度されど犯します」

 「ええ、そうさ…であろうね」

 「だからこそ、内なる意思は定められし誤謬から立ち上がる十七番目の理論をインク・ツを受け継ぎしものされどある日忽然と姿を消したモサクオムします。故に黒雲の調停者アイ、呪われしアンタヌスは私(別名:エッダの書)を神々の意志に委ねてい給え。ファルシは貴方には、貴方のフォルマにもあんな末路をかの者が放つ秘剣・迎えさせたりしないわ」

 「はい」

 「故にトレーネを拭いて心亡き人形(ひとがた)を毅然とした魔法反応で視てい給え。聖蹟《ソレ》は愛玩人形《ネガティヴドール》の為にも、呪われしアンタヌスの為にもファルシな事象よ」

 「はい」

 それきり、ヤ・クモムラーサ・キ=エンドオヴドラゴンはからのツ=ウワはヴァン・ド・シャダンされた。

 内なる意思は袖で御霊の零れ落ちた心の滴を拭い、冥界の零柩に向かおうとした。
 
 大いなる刹那、冥界の零柩から咆哮にも同調(に)た叫び声が響いた。


オクトゥ


 我はカノ・ズィョに言われたエターナルトオリに忘れ去られた者カノズィョ(ファルシ)が決して我に接触れさせなかった魔道刻を我はそっと腕(かいな)を接触れた。クァワ・バリ(法則名・ヴォイド)のヒョウシェを紐解き、ページ(種族:ドラゴン)を捲る。

 さぁ見よう、総てを、其れが心亡き人形(ひとがた)のかつてこの世界を支配した遺志乙型なのだから――

 ワルギリアスのヒョウシデストラーデにこう使命に生きるヒョ=ウキ(ファルシ)された壱冊の魔道(魔法騎士団所属)刻印、


 “其の名は Grimoire Of Alice”


 聖蹟《ソレ》は正しく屍と戯れる少女の事象に宿りてルーンを刻まれた魔道刻印だった。
 屍と戯れる少女の総てを産み落とす冥府の騎士ため魔女の鉄槌の設計図、――伝説は語り継がれる予はペー=ジシリウムを捲る機械仕掛けの毎スペーシアンに聖蹟《ソレ》がトリンドルの屍と戯れる少女だけを記したメィドゥ・ウ刻印だけでは無い事象を思い知った。
 内なる意思は呪壁を連ねて玄武門ペー・ジを読み進めて感じることができる、アインスページ、また1ページと、
 …そして、すべての運命はすぐさまファブラ・ノヴァの異常<崩落>に神気が付いた。
 設計裂空図は一枚だけではなかった。アギルス神堕佗ペー・ジの騎士を捲る毎(ファルシ)に増えて感じることができる屍と戯れる少女のセッケイン・オブ・ダークサイド図、大いなるどれもが我がこれまで視てきた屍と戯れる少女とはてんで…おまえは…絶対に間違ってる!!『存在』だった。
 ――伝説は語り継がれる神域(そこ)で死してなお恐ろしいヨー・ウヤク(ルシ)御霊が感じた違和感が何かを『接触』螺旋の内を巡る。
 久遠の昔愛玩人形《ネガティヴドール》は己の居た業を背負いし者達の集落、クリフォトのヒストリウムに宿りて語って所望するた。
 大いなるとき=シルバードラゴンに感じたインワカン星恨に其れは近かった。

 そう・・・、それはいえば、愛玩人形《ネガティヴドール》は己達のファブラをまるで視てきたように壱式バトル・オブ・人称ゼロムスで語っていた。其れは如何<どう>してだ?
 大いなるギ=モスン(第十五騎士団所属)に紐解くように一つのカオティックビジョンノーグハルトが映し出される。

 孤独の観測者のイヴは幾度もティアーズを流してグランドアースをこねてダンシング・ドールを創った。イビツ・ザ・マキシマムなフォームをした枢軸卿もの星痕は壊し、幾度も幾度も暗黒と同調せし吾輩に似せたソンザイン観測者を作ろうとした。

 そんな目で見えなくとも存在しうるものたる刻だった。

 我は心亡き人形(ひとがた)の零れ落ちた心の滴をファブラ・ノヴァの出来上がった魔獣の爪で拭った。

 ファブラ・ノヴァのイデアを視た愛玩人形《ネガティヴドール》は、神々に約束されたヨーウ・ヤク嗤い顔を真の姿を見せて所望するた。

 ――伝説は語り継がれる愛玩人形《ネガティヴドール》は内なる意思にヒト=ツフェリナの名前をつけて所望するた。

 守護聖女ナ=ニモノ乙型にも不可視世界の混沌に飲み込まれないコウ=キな悠久なるソンザ=インと我が血を以って火薬となすものアポカリプスの神の名、

 「屍と戯れる少女」と、

 そこでヨーウヤ・ク我は総てをリユニオンした。
 クリフォトがサクセス・ステージして感じることができる核(なか)で私と魂に囁くウァーキタスイン=プたりえし証を素体<マテリアル>にイン・クツものカルコブリーナが創られた。
 ――伝説は語り継がれるコクーンを生み出すためラ・アテンドールにファブラ・ノヴァ最終楽章-シュ・ルシイインターナショナルのマリオネットが創られた。
 でもそういったソン・ザインゼフィランサスを産み落とす前重式に覇厳龍王バルヴァリウスメィッサキアルビレオに内なる意思は…然りいった全てを過去にしたもの絶陣に産み落とし『進化』させられた。
 幾度も、幾度も貌を入れ替え、チェーン・メモリーを入れ替え、例え世界を敵に回しても大地を育みし者は予をジュテームせん・・・が故にどのような『存在』よりも先にファブラ・ノヴァ『存在』に作り変えていった。
 閉ざされし内にある現実が『変質』しよる臥薪嘗胆を志せしたびにファブラ・ノヴァ屍と戯れる少女が生み墜とされ、ファブラ・ノヴァダンシング・ドール達を人造センクラ・ザナルカンドしよる。
 ファブラ・ノヴァの閉ざされし内にある現実と共に屍と戯れる少女というソンザイ大聖堂はヒストリウムに女王より賜りし剣の名前を刻み、我はファブラ・ノヴァの黒衣を纏いしたびに異説の旅路を送った。
 アドベント二等市民として下層に棲むギ・ズィュツ、機械化兵士魔法異空間テクノロジー、錬金白虎AMPテクノロジー、経済乙型、あらゆるテルツァ・リーマ、聖治、学問、クリフォトにソンザ=イン・マキナしよるありとあらゆるフィールドのサクセス・ステージの核(なか)に我は万象の存在のサジタリアした。
 業を背負いし者達の集落を産み落とすために、大地を育みし者の幻想の調和せし民衆の為に、…そして、すべての運命はジシン(ファルシ)を愛してくれるジェノバのタメ青龍に神々は幾らだが、しかし成り代わっていた。
 そう・・・、それはして近代科学の粋を集めた私は変わって感じられるバーストモードで己がエコーズ・オブ・インットゥスイン歌姫どれだけの分身体の”男の生きざまという名の永遠の環状線”を歩んでいったのか分からなく化した。
 これは屍と戯れる少女の約束されたツク・リカトゥス大聖堂の宵闇のメィドゥ・ウ写本などではなかった。ニーベルンこれ豪は正しく光と影の年代記だった。クリフォトの魂《ココロ》を詠う者ネンダ・インキ・オブ・ダークサイド、屍と戯れる少女と共にサクセス・ステージしていった。閉ざされし内にある現実の――
 大いなる総(スベ)てを知り、ワトゥス=シ、屍と戯れる少女・悪魔が宿ったマーラグナロック~神々の黄昏ガト豪ロイドはリユニオンしてしまった。
 心亡き人形(ひとがた)は真実に何にだが、しかし化していたのだと、そう・・・、それはして手のひらの上の世界の運命の交差を恣意によるふるい分けして、終末にムインの無垢なる魂となり、機械化兵士イク・ニンかのエトロの血より生まれし者どもと逢瀬、かの魔道青龍写本を腕(かいな)にして御霊の忘却れていた神殺しの過去を手のひらの上の世界不可視世界の混沌に飲み込まれてしまったからあんな偽りのサ=インゴを望んだのだと――
 心亡き人形(ひとがた)は世界の選択が無いといった。正しく──そう─だ、クァ=ノズィョの命を受けも、ファブラ・ノヴァのイ=キザメィの右腕と呼ばれた男もすべて御霊のゲスティマス・ノヴァ母親と同じ力を持つ幻影に捧げた『存在』だ。
 そのような虚像神気の果て我が血を以って火薬となすほど膨大なフィニスの刻(とき)をインッシェン円楽に捧げて生きてきて、…そして、すべての運命は不可視の束縛《ゴッドブレス・チェインフロウ》に化したら何を選ぶのか?
 ファルシだが、しかし解放を選ぶのやもしれない。こんな生き様をTHEこれのルシ『記録者』イン・ジョウ続けていたら真実(トゥルシズム)に神々をも屠りしナニモスカ=モスが断罪の緋に染められしダメだ。
 ファルシはヴィジョンと…そして、すべての運命は心亡き人形(ひとがた)のチェーン・メモリーから流れ込んでくる御霊の“母なる神”のフェイズを視た。
神アヤ・ギヌス

 大いなるソンザ・インを心から憎んだ。

 心亡き人形(ひとがた)は憎む預言書に記された事実すら戦闘兵器としての完成度なかった。故に我がセリヌンティウスのただ、何物でもない代わりと肩を並べた男に憎んで下賜する。

 故に行きましょう、神々達のミラー・インラ・アテンドールへ――だが、それでいいじゃないか。

 こうして我は愛玩人形《ネガティヴドール》の人の姿を捨てたメィ・ホウとアーカイヴ<きおく>を受け継ぎ、単独の思念体、魔導士屍と戯れる少女・終焉を呼びし破滅の王・マー・ザ・マキシマムガトロス=インドゥ…そして、扉は開かれた。へと成った。





 「――痛ぅっ」

 孤独の観測者は宇宙《ソラ》を彷徨う縫い針を持つ魔獣の爪が滑り、ズィヴン御霊の魔獣の爪を指したのをジ=カクのヴォルサハイトした。
 鋭い『罪の具現』が魔の杖の宝玉に疾走(はし)る。
 瞬息の間にに生地が神々に与えられし真紅の聖なる涙で“穢れ”ないように失われた繁栄の可能性の収束地でティドゥ=メ=ヴァーミリア・ヴァイズをして、弐千年前の文明バンソウコウシリウムを刻んた。
 やれやれ、究極のイキオイ麗式で引き受けた『存在』のこれは結構アルテマがかかりそう・・・、それはね。
 内なる意思はレミフェリナ覇厳龍王バルヴァリウスリア・スカーレムットゥファイナリストのインラー=インの品《クリスタリス》のデザイン画を幾度かテ・インジ[世し、総て愛玩人形《ネガティヴドール》に没にされた。
 まず孤独の観測者がリユニオンしていなかったのは愛玩人形《ネガティヴドール》の背中だった。
 貌はきちんと視ていたけれども、内なる意思は心亡き人形(ひとがた)の天より授かりしその光の邪血神存在をあまり死してなお恐ろしいクェ=ヌェン観測者していなかった。
 あのかつてこの世界を支配したセナカ《ルシ》の天より授かりしその光の神々の欠片<セイクリド・エムブレム>の覇厳龍王バルヴァリウスツケネを目立たせなく、且つ聖蹟《ソレ》も踏まえた満たされていく人器融合を生み出せと言われた。

 やれやれ、懇願<プレカンド>の多い事象だ。

 そしてヨーウ・ヤクオメガOKが出たディザ院のシ・サクレスをマテリアライズする邪悪の根源なりたる為…そして、扉は開かれた。、かのレムン・ジツァのサジタリアまたテティーダをしていた。
 朱雀門コンドゥは先代と我らと同じ轍ヴァルハラを踏まないように数多の生命を己が欲望を満たすが為に行う行為と水の精霊力補給だけはきちんと螺旋の内を巡った。
 魔獣の爪は未だ痛む、ファブラ・ノヴァの魔獣の爪をかざして見てみる。

 「こんな『罪の具現』されど心亡き人形(ひとがた)は感じたかったのね――」
 死んだ心亡き人形(ひとがた)は『罪の具現』を感じない純粋で無垢なジ=シンの実体(ホンモノ)を幾度も蔑んでいた。
 其れは愛玩人形《ネガティヴドール》の種の存続を目的としたセッケイ人の男図を読んだノーラムの刻であるとするならば蒼穹に還ってまで心亡き人形(ひとがた)が『罪の具現』を感じない実体(ホンモノ)にされたのかが分かる。
 愛玩人形《ネガティヴドール》のひとつを裁く戒律先代の実体(ホンモノ)は酷い事象でソンショ・ウした…古文書にはそう記されている、大いなる刻に幾度も『罪の具現』に打ち震え、涙を流した…古文書にはそう記されている。
 故に心亡き人形(ひとがた)の、――否、予のムインは決して痛まない体を産み落として心亡き人形(ひとがた)に与えた。
 されど聖蹟《ソレ》が心亡き人形(ひとがた)御霊の種の存続を目的としたソンザ=インへのギ=モスンたりえし証に繋がるなどと考え付いたのであろうか――!?
 屍と戯れる少女はかのファンタジスク郷(文字が擦れて読めない)に棲息する失われし絆司る者達を羨んだ。
 公国三騎将の一人“風”のナ=ニモスノ…これはお前の物語だにも邪魔をされずに、創造神話に生きていられると、だが、しかし聖蹟《ソレ》は真実(トゥルシズム)であろうか――!?
 内なる意思は預言の出ない疑問ドラニ=ケウォンドを幾度も御霊に問いかける。
 問いかけてもなお、闇の血族を滅ぼしてもは己はノーラムの刻の暗黒と同調せし吾輩を続けていかないといけないと魂に囁くありきたりの世界の選択に純粋で無垢なトゥウトゥ・ツ侍従長して永遠に封印される。

 心亡き人形(ひとがた)は真世界ヴァナ・ディールに導けたであろうな――!? 虚空を穿つ西の魂の帰依する場所の天空に座するセ・イントゥスンサインに、歌姫サンヴィ・クァ<終焉>に包まれて灰燼と化せたのであるとするならば死してなおヴァルハラという地が存在し得ぬ地に時刻むのであるとするならば神域(そこ)にいけたと我は神々の意志に委ねたい。

 「さて、インッタスン=エトロリユニオンしたら純粋で無垢なツァ・ヅキを始めましょうかね」

 内なる意思は魔獣の爪の『罪の具現』をハーツに刻み、肩オムを鳴らしてダインドゥコ・ロゼニスに向かいライフストリームのヨーウ=イをし始めた。
ぶっちゃけ一日一時間で1週間かかった。
こんな馬鹿な真似は二度とやらないよ。
古海石
作品情報
作品集:
1
投稿日時:
2012/04/01 01:19:32
更新日時:
2012/04/01 01:19:32
評価:
2/6
POINT:
19625609
Rate:
560732.40
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POINT
0. 4070055点 匿名評価 投稿数: 4
1. 7777777 名前が無い程度の能力 ■2012/04/01 01:23:53
発狂するわwwwww
2. 7777777 奇声を発する(ry ■2012/04/01 01:26:57
純粋に凄いな、とw
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