Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

『謎かけ』さいど・すとーりー

2010/06/28 04:57:16
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※このお話は、東方創想話作品集116『謎をかけたら何と解く?』と同じ時系列で起こっている出来事を描いた作品です。ですが、こちら単体でも、特に問題なく読んで頂けるはず、です。





幻想郷は、毎日が宴会騒ぎである。
それは、しとしとと雨が降り続き、気分が沈みがちになる六月だろうと関係ない。
今日も今日とて、博麗神社では宴会が繰り広げられている。

「妹紅とかけて、独特なメロディと解く」
「その心は?」
「どちらも『ふし(不死、節)』が特徴的だ」
「おー。やるね、慧音」

今、皆がわいわいと騒ぎながら話しているのは、面白い謎かけについてだ。
今日の余興で何をするかとなった時に早苗がやろうと言い出し、大妖精が上手い事を言った事もあって、あっという間に宴会場はその話題で持ちきりとなった。
人妖たちは、揃いも揃って、何かネタはないかと知恵を絞っている。



「整ったわー。生きている人とかけて、難しい問題と解くわ」
「その心は?」
「どちらも、そうそう『めいかい(冥界、明快)』にはいかないでしょう。あ、『そうそう』っていうのは、たまに巫女とか魔法使いの子が来てるからなんだけど」
「はあ……」
こちらは冥界組。幽々子はのんびりと食べ物をつまみながら、傍らの妖夢に向け、マイペースにネタを披露していく。

「も一つ整ったわー。白玉楼とかけて、餡蜜やお饅頭と解くわ」
「その心は?」
「どちらも『こうしんりょう(更新料、香辛料)』はかからないでしょう」
「……な、なるほど。流石幽々子様です」

口ではそう言いつつも、実際には、あまりオチを理解できていないというのが丸分かりな妖夢。
そんな妖夢に向かい、幽々子はたおやかに微笑みながら、語りかける。

「分からないなら分からないで、素直に言っていいのよー?妖夢ったら」
「すみません……どうも、私は頭が固すぎるようで」
幽々子の言葉を聞いて、恐縮したように身を縮み込ませる妖夢。
修行一筋でこういった遊びに目を向けてこなかった彼女にとって、いきなり幽々子の謎かけを理解するのは、少々ハードルが高かったのかもしれない。

「そんなに難しく考える事ないのに」
「ですが、私にはそんなネタはさっぱり思いつきませんし……。せめて、幽々子様の仰っているネタだけでもちゃんと分かりたいのです」
そう言う妖夢の表情はとても真剣で、とても遊びに付き合っているとは思えない。
これには、流石の幽々子も、何も言い返せなかった。

(この子は、どこまでいっても真面目ねえ)
心中で、半ば呆れつつ、半ば感心しつつ、そう思う幽々子。
(こういう場なんだし、全然分かってなくても、適当にニコニコ笑って「お上手ですね」って言ってるだけでもいいんだけど)
そう言っても、恐らく妖夢はまったく納得しないだろう。
長い付き合い故に、幽々子には、それが肌で分かっていた。
妖夢は、どこまでも真摯で、誰に対しても真っ直ぐで、どうやっても嘘がつけない。
そこが彼女の良い点でもあり、また同時に、克服しなければならない点でもあった。

(まあ、真面目なのはいいことだけど、折角の余興のときにまで、そんな硬い表情をしていたのでは台無しねえ……じゃあ、少し趣向を変えて)
要は、自分が理解し難いような謎かけばかり作るのが悪いのだ。
もう少しレベルを下げるなり、簡単なお題を用意すれば、妖夢にそんな真剣な顔をさせないで済むに違いない。
そう考えた幽々子は、くるくると頭を回転させて、少しでも分かりやすい謎かけを捻り出す。

彼女はやがてにこりと微笑むと、傍らの妖夢に向かって切り出した。
「それじゃあ、今度は貴女をお題にしましょうか」
「私ですか?」
「ええ。自分のことならよく分かるでしょ?」
突然自分をお題にされて、少し戸惑っている様子の妖夢。
そんな彼女を見ながら、一呼吸置くと、幽々子は続ける。

「妖夢とかけまして、造花と解きます」
「その心は?」
「どちらも、いつまでも『かれん』(可憐、枯れん)でしょう」
「な!?」
そのオチを聞いた途端、ボンッと音をたて、妖夢の顔が見る間に染まっていく。
慌てて妖夢は幽々子から目を逸らすが、幽々子はにやにやとしながら、彼女の顔を覗き込む。
「な、な、な、いきなり何を仰っているのですか!?」
「うふふ~。今度はちゃんとオチが分かったみたいね、妖夢?」
「幽々子様!冗談も大概にしてください!」
からかうように言ってくる幽々子に対し、妖夢は真っ赤な顔で喚く。

(うんうん。やっぱり妖夢は、こういう表情をしているのが、一番可愛いのよ)
満足気に頷きつつ、幽々子は思う。
真剣な表情も、たしかに格好良くて素敵だけれど、それは本当にいざという時だけ見せてくれればいいのだ。

「ふふ、いつまでも可憐でいてね~。約束よ?妖夢」
「もう、からかうのはやめてくださいったら!」
微笑む幽々子に対し、妖夢は拗ねたように、プイッと幽々子から顔を背ける。
そんな妖夢を見て、幽々子はますます笑みを深めるのだった。



「お姉ちゃん、もう食べないの?」
「ええ。何だか私は、もうお腹一杯です」
「?」
どこかの様子を見ていたと思ったら、いきなりげんなりとした顔になってそう言うさとり。
そんな姉の様子に、こいしは何かあったのだろうかと、頭上に疑問符を浮かべる。
「何でもないですよ」と言いつつさとりはひらひらと手を振ると、こいしに問いかけた。

「ところで、こいしは何か浮かびましたか?」
「へ?何が?」
「何って、謎かけですよ。今、皆で考えてるじゃないですか」
「へえ。今皆でそんなこと話してたんだ。全然気がつかなかった」
きょとんとした顔でそう答えるこいし。
どうやら冗談ではなく、本気で今気付いたようだ。相変わらずマイペースなこいしに、思わずさとりは苦笑する。

おそらくは、人の話よりも目の前の食べ物に夢中だったのだろう。
まあ、幻想郷中の人妖が持ち寄ったご馳走なのだから、無理はないのかもしれない。
だからと言って、周りがこれだけ騒いでいるのに気付かないのも、それはそれでどうかとは思うが。

「それで、謎かけって何?」
「あら、知らなかったの?向こうでお燐やお空がやっているでしょう。あんな感じのですよ」
こいしの問いに、少し離れた場所を指差すさとり。
そこには、慣れない言葉遊びに苦戦しつつも、楽しく遊ぶ二人の姿があった。

「えーっと、ネコが絶滅とかけて、風邪をひいた人と解きます!]
「……その心は?」
「どちらも『ねこむ(猫、無)でしょう!」
「お空……ちょっと無理あるし、そんなにあたいのことが嫌い?」
「うにゅ?そんなことないよ?『ネコ』で考えてたら、これしか浮かばなくて」
「もっとあるでしょう!?『ネコとかけて太った人と解く。その心は『にくきゅうに(肉、急に)』触ると相手が怒るでしょう』とかさあ!」
「う、うにゅ~?」

……訂正。そこには慣れない言葉遊びに泣かされる猫と、自分の何が悪いんだかなんて、一切気付いていない鴉の姿があった。

「あれが、謎かけ?」
「え、ええ……そうね」
あまりにも息の合ったやり取りを見て、一瞬気圧されつつも、さとりは答える。
どちらかと言えば謎かけより漫才に見えない事もないが、中身はちゃんと謎かけについての話題なのだから、まああれを謎かけと言い切ってしまっても、特に問題はないだろう。

「……ふーん。なるほどね」
「なるほどって、もうあれで理解できたんですか?」
「うん。要するに、二つのものの共通点を挙げていけばいいのね?」
「ええ。まあ、そういうことね」
「地霊殿とかけまして、腐った卵と解きます。その心は、どちらも『きみ(気味、黄身)』が悪いでしょう、みたいな」
「……ええ。まあ、そういうことね。上手いわね、こいし」
「それほどでも」

こいしのセンスに脱帽するのが半分、悲しむのが半分といった表情で頷くさとり。
そんな姉の気持ちを知ってか知らずか、こいしはにっこりと笑みを浮かべる。

「私もさっきから考えているんですが、あまり浮かばなくて」
「ふーん」
「だから、まあどんなお題でもいいんですが、こいしが浮かんだのかどうか気になりまして」

さとりがそこまで言うと、こいしはピクリと反応を浮かべる。

「どんなお題でもいいの?」
「え?はい。別に、お題は何でもいいですよ?」
「……じゃあ、折角だから、私の気持ちを謎かけにしてみようかな」
「は?」

唐突に言ったかと思うと、急に真剣な表情になって目を瞑り、思考を巡らせるこいし。
そんな、今まで見た事のない妹の姿にぽかんとなりつつも、さとりには見守る事しかできない。

こいしは、やがて目を開くと、その真剣な表情を崩さないままネタを始める。
「私のお姉ちゃんに対する気持ちとかけまして、木製のサイコロと解きます」
「その心は?」
「どちらも『だいすき(ダイス、木)』でしょう……ほら、あれだよ。こんな事でもないと、言う機会無いからさ」
照れた様にそう言う妹を前に、固まるさとり。
当然だ。心の準備など、これっぽっちも出来ていない状況で、不意打ち的にあんな台詞を言われたのだから。
彼女が、咄嗟に何も言葉を返せなかったとしても、致仕方ないことだろう。

「ねえ……お姉ちゃんはさ、何かないの?」
「な、何かって……何がですか」

こいしの言葉に、それだけ返すのが精一杯のさとり。
だが、そんなさとりに向かって、こいしは一切の容赦も見せずに

「私の気持ちに答えるような謎かけ」
「!?」
「だって、私だけあんな事言ったんじゃ、恥ずかしいもん。出来るよね?私の自慢のお姉ちゃん♪」

とても良い笑顔で、姉にそう振るこいし。
しかも、いつの間にやら二匹のペットまで、こちらを見つめている。
その光景に、いよいよもってさとりは追い詰められる。

「いやいやいや!今のは、貴女が勝手に言ったんじゃ」
「えー?嬉しくなかった?私の気持ち」
「そ、そういう問題じゃ」
「嬉しかったんじゃないの?」
「う、嬉しかった、ですけど」
「じゃあ、やっぱりお返事聞きたいなー」

勿論謎かけでねー、という妹の声に、さとりの頭は真っ白になる。
ここで下手なことを言って滑れば、地霊殿の主としての威厳が地に落ちるだろう。
かと言って『出来ません』などと言えば、三人からブーイングの嵐が巻き起こるに違いない。
(うう、こんなピンチは久々です……どうする、古明地さとり……!)
ここまで来て『どうする』も何も、もう上手い事を言うしか道が無い。
極限状態の中、さとりは懸命に知恵を絞り、『これで行くしかないのか?もっと他にはないか?』と悩みながらも、決意したようにネタを始めた。

「こいしへの返事とかけて、沢山積もった雪と解きます」
「その心は?」
「とっても『たいせつ(大雪)』です……これじゃ、駄目でしょうか?」

「うん。上手いと思う。素敵なお返事ありがとう、お姉ちゃん」
「……それは良かった。ふう、一安心です」
微笑みながら言うこいしに対し、さとりは隠そうともせずにほっとした表情を浮かべる。
ペットの二匹も「はー」と呟きつつ、さとりのネタに感心している様だ……お空に関しては、本当に理解できているのかが怪しいが。

「むう……やっぱり、お姉ちゃんには敵わないなあ」
少し悔しそうに、そう呟くこいし。
どうやら、姉のネタに比べて、自分のは劣っていると感じたらしい。
そんなこいしに対して、すかさずさとりはフォローに入る。

「いえいえ、そんなことないですよ。こいしのネタも上手でしたし」
「本当?」
「ええ。あの発想力は中々のものでした」
実際、さとりはそう感じていた。謎かけを知ったその日に、あれだけのものを作れるのは、ちょっとした才能だと。
さとりの言葉に、こいしは再び照れた様な声を上げる。
「そ、そうかなあ。何か、大したことないネタだけど、褒められると嬉しいな」
「もっと、自分のネタに自信を持っていいと思いますよ。地霊殿に帰っても、またやりましょうね。こいし」
「うんっ」
「ふふっ」
二人は、どちらからともなく笑い出す。
先程まで張り詰めていた妙な緊張感は消え、代わりに、とても和やかな空間がここにはあった。

「ふむふむ。『古明地姉妹、宴会でお互いに告白。ラブラブモード全開』っと。これは、面白い記事になりそうですね♪」

……この後、出来上がった新聞が原因で二人は散々からかわれる事になるのだが、それはまた別の話である。



「ちぇ。何で皆、あんなに上手い謎かけが出来るんだよー……」
縁側で、一人呟いたのは魔理沙である。
彼女は、謎かけをチルノたちに説明している最中に思いっきり滑り、おまけに大妖精にもネタの質で負け、居間を飛び出してしまったのだ。
その後、すぐ家に帰ろうと思っていた彼女だったが、どうしても中の様子が気になり、結局こうしてここに一人座っていたのだった。

居間で繰り広げられている謎かけ合戦を、障子に耳を当てて聞きながら、魔理沙は一人ため息をつく。

「八雲藍とかけて、小野塚小町と解く。その心は、どちらも『しき(式、四季)』命でしょう……アリスの奴も、上手い事言うなあ!」
ちきしょう!と思わず魔理沙は苦いものでも食べた様な表情になる。

レベルが違いすぎる。
だが、負けっぱなしは嫌だ。
どうすれば、自分は追いつけるだろうか。
魔理沙は、一人自問自答を続ける。

すると、カラカラと笑いながら、そんな魔理沙に声をかける人物があった。

「謎かけができなくて、そんなに悔しいかい?魔理沙」
「何だ……誰かと思ったら、萃香か」
「『萃香か』とは随分なご挨拶だねー」

口ではそう言いながらも、萃香は特に気にした風もなく、手にした瓢箪からぐいぐいっと酒を飲む。
そして、ぷはっと息を吐き出すと、魔理沙に向かって語りかける。

「さっき滑った事、気にしてるんでしょ?」
「……そりゃ。いくら私だって、あそこまで見事に滑ればな」
萃香の問いかけに、不機嫌そうに答える魔理沙。
そんな魔理沙を見ながら、萃香は笑顔で追い討ちをかける。
「多分、今後あんたが死ぬまで……いや、死んでも言われるかもね。『あれはそのまんますぎだった』って」
「うわあああん!」

その萃香の言葉に、再び涙を流す魔理沙。

鬼や天狗といった妖怪にとって、魔理沙が死ぬまでの時間などというのはあっという間だ。
おそらくは萃香の言う通り、彼女が死んだ後も、妖怪たちはつい昨日の事でも話すかのように『魔理沙の謎かけはつまらなかった』と言って笑うのだろう。
その光景は、繊細な少女を自負する魔理沙にとって、あまりにも残酷なものだった。

「過ぎた事を今更言っても仕方ないんじゃない?」
「だって、あんな恥ずかしい思いして……しかも、この先も皆に言われるなんて……」
そう言うと、思いっきり俯く魔理沙。
彼女がここまで落ち込むというのも珍しい。大妖精に負けた件なども含めて、余程ショックが大きかったのだろう。
萃香はそんな魔理沙を見て、流石に気の毒に思ったのか、こんな事を言い出す。

「まあ、そう落ち込みなさんな。魔理沙はまだ謎かけに慣れていないだけで、これからのやりこみ次第じゃ、上手くなっていく可能性は十分に有るんだから」
「……それ、本当か?」
「ああ」

ようやく顔を上げた魔理沙に対して、萃香はにかっと笑って頷いてみせる。
そして、更に魔理沙を元気付けるかの様に言った。

「そうだ、いいネタを一つ教えてやるよ」
「ネタ?私に?」
「あんた以外に誰がいるんだい。いいかい?謎かけとかけて、弾幕ごっこと解く」
「その心は?」
「どちらも『ひろう(披露、疲労)』を重ねることで、コツが身についていくってね。世の中、大体そういうもんだろう?」
「……!」

萃香のネタを理解した瞬間、魔理沙はハッとした表情を浮かべる。

「……そっか。『ひろう』か」
萃香の言葉に、魔理沙は遠い日の出来事を思い出す。
初めて弾幕ごっこに興じた日。
段々と疲れを見せてくる体に鞭を打ち、避け続け、攻め続けた。
そして、日々対戦を重ねる中で、徐々にではあるが、必要な動きを体で習得していった。
今や、こと弾幕ごっこに関して言えば、魔理沙は幻想郷でも有数の実力を持った者として、誰もが認める存在である。

一方で謎かけに関しては、今日は完全に初戦だった。
それほどコツを掴んでいるわけでもなく、おまけに、相手の力量も読み切れずに勝負を挑むという愚考を行ってしまった。
これでは、とてもではないが、勝機は初めから無かったと言っても差し支えはないだろう。

つまり、魔理沙は初心者にありがちなミスを犯してしまっただけ。
本当に、ただそれだけだったのだ。落ち込む事など、何も無い。
また、あの時のように、少しずつ上達していけばいいのだ。

「さて、私と一緒に、居間に戻らない?まだ当分、宴会は続きそうだけど」
鼻歌を歌いつつ、のんびりと魔理沙に対してそう言う萃香。
しかし、そんな萃香に対し、魔理沙は首を横に振ると言った。
「……悪いが、遠慮しとくぜ。今度、大妖精に一泡吹かせられるようなネタを考えとかないと」

「それには、ここじゃ五月蝿すぎるからな」と続けて言うと、魔理沙は境内に立ち、箒へとまたがる。

「おや?今日は、もう帰るのかい?」
「ああ。謎かけはパワー……って訳にもいかないんだろうが、ずっとお前たちに笑われるのも癪だしな」

すっかり輝きを取り戻した瞳で、魔理沙はそう萃香に告げる。
萃香は、そんな魔理沙に一言だけ「そっか、頑張りな」と返すのみだった。

(皆待ってろよ!今度は、私だって上手いことを言ってやるからな!)
とりあえず、今のレベルから脱却するには、もっと語彙を増やさなければ、話にならないだろう。
そのためには、明日にでも図書館に出向き、資料を揃える必要がある。パチュリーには悪いが、また本を数冊借りてくる必要がありそうだ。
決意を新たにすると、魔理沙の箒はふわりと浮き上がっていく。

雨上がりの夜空を、一人の魔法使いが、全速力で飛び去っていった。
どうも。ワレモノ中尉です。

本家投稿の『謎をかけたら何と解く?』が予想以上の好評を頂きまして、舞い上がって今回の作品も書いてしまいました(笑)
前回描かれなかった参加者や、フォロー的な意味合いで、魔理沙のその後を描いてみたりしたのですが、どうでしたでしょうか…?
うーん。自分では「ネタの質が下がった」と言われない様に頑張りましたが。ダイス木とか、結構気に入っていたりもするんですが。どうだろう。

ともあれ、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。それでは。
ワレモノ中尉
http://yonnkoma.blog50.fc2.com/
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
質が下がったなどとはとんでもない!相変わらず結構なお手前で。
楽しく読ませていただきました。
2.名前が無い程度の能力削除
さとこいのやり取り、萃香の魔理沙に対する励ましなど、うまいなぁと思わずうなってしまいました。
3.奇声を発する程度の能力削除
おお!相変わらず凄いです!!
そして、やっぱり自分では謎かけ作るのは向いてないなぁと再認識orz
4.名前が無い程度の能力削除
本編同様におもしろかったです!