「大変大変大変大変大変大変たいへんたいへんたいへんたいへんたいよ衣玖!」
「変体なのは総領娘様の方でしょう」
「いやそうじゃなくて!いやそうなんだけど!いやいやちがっ…」
かなり慌てた様子で総領娘様が私の前に現れた。
よく見ると若干涙目であった。一体何があったのだろうか。
「一体どうしたんですか。犬にでも追いかけられたんですか?」
「緋想の剣が…」
「え?」
「緋想の剣が折れた!」
………え?
「………え?」
「見てよこれ!」
そう言って真っ二つに折れた剣を差し出す総領娘様。
………え?マジで?
「どうしようどうしようどうしたらいいの!?」
「とりあえず落ち着いて下さい総領娘様!」
とりあえず総領娘様を落ち着かせる。
「総領娘様、落ち着いて答えてください」
「う、うん…」
「何故、この剣は折れたのですか?」
緋想の剣と言えば、天人のみが扱える特殊な剣だ。
よっぽどのことが無ければ折れるなんて事はないだろう。
つまり、この不良天人は何かとんでもない事をやらかしたのかもしれない。
「え…えっとね…あの…ほら、この前、博麗神社に要石刺したじゃない?」
「ああ…神社を建て直すときに刺したあれですか」
「そう、あれよ。でね、ちょっと暇だったから、なんとなく様子を見てみたのよ」
「要石の様子をですか?」
「そうよ。そしたらなんと、ほんのちょっとだけだけど、傾いてたのよ」
「それは危ないですね」
「でしょ?だから直してあげようと思った訳よ。でも、これがうんともすんとも、ちっとも動いてくれなくてね」
「はあ…」
「しょうがないから、この剣で…テコの原理って言ったっけ?あれをやろうと思って…」
「力を入れたらそのまま折れた…と、言う事ですか?」
「そうよ!」
「はあ…」
「ねえ衣玖、どうしよう!?」
さて、どうしたものか…
緋想の剣を治せる人がいるのか分からないし、ぶっちゃけ面倒だから適当にあしらうとしますか。
「とりあえず接着剤でくっつけてみてはいかかでしょうか」
うん。我ながら適当すぎた。
「あ、ありがとう衣玖!やってみるわ!」
マジで?
そして次の日…
博麗神社は倒壊した。
「変体なのは総領娘様の方でしょう」
「いやそうじゃなくて!いやそうなんだけど!いやいやちがっ…」
かなり慌てた様子で総領娘様が私の前に現れた。
よく見ると若干涙目であった。一体何があったのだろうか。
「一体どうしたんですか。犬にでも追いかけられたんですか?」
「緋想の剣が…」
「え?」
「緋想の剣が折れた!」
………え?
「………え?」
「見てよこれ!」
そう言って真っ二つに折れた剣を差し出す総領娘様。
………え?マジで?
「どうしようどうしようどうしたらいいの!?」
「とりあえず落ち着いて下さい総領娘様!」
とりあえず総領娘様を落ち着かせる。
「総領娘様、落ち着いて答えてください」
「う、うん…」
「何故、この剣は折れたのですか?」
緋想の剣と言えば、天人のみが扱える特殊な剣だ。
よっぽどのことが無ければ折れるなんて事はないだろう。
つまり、この不良天人は何かとんでもない事をやらかしたのかもしれない。
「え…えっとね…あの…ほら、この前、博麗神社に要石刺したじゃない?」
「ああ…神社を建て直すときに刺したあれですか」
「そう、あれよ。でね、ちょっと暇だったから、なんとなく様子を見てみたのよ」
「要石の様子をですか?」
「そうよ。そしたらなんと、ほんのちょっとだけだけど、傾いてたのよ」
「それは危ないですね」
「でしょ?だから直してあげようと思った訳よ。でも、これがうんともすんとも、ちっとも動いてくれなくてね」
「はあ…」
「しょうがないから、この剣で…テコの原理って言ったっけ?あれをやろうと思って…」
「力を入れたらそのまま折れた…と、言う事ですか?」
「そうよ!」
「はあ…」
「ねえ衣玖、どうしよう!?」
さて、どうしたものか…
緋想の剣を治せる人がいるのか分からないし、ぶっちゃけ面倒だから適当にあしらうとしますか。
「とりあえず接着剤でくっつけてみてはいかかでしょうか」
うん。我ながら適当すぎた。
「あ、ありがとう衣玖!やってみるわ!」
マジで?
そして次の日…
博麗神社は倒壊した。
状況悪化してるじゃねーかwww
予想外の夢オチでしたw
変体→変態
夢よりだめじゃねーかおいw