Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

咲夜さんは犬じゃなくて猫だよっていう主張SS

2010/06/23 01:26:01
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 一緒に寝る時になると、咲夜さんはぎゅうぎゅうと身体を押し付けてくる。それは後ろからだったり、前からだったりするけれどとにかく引っ付いてくる。ひくひくと僅かに鼻を動かしながら、私の寝巻きに顔を埋めて擦り寄ってくる。可愛すぎて身悶えそうになる。
 そんな咲夜さんを私は止めずにされるがままに身を放り出している。時々突拍子もなく私の寝巻きを捲り上げて腹やら背中やらに爪をたててくる時もあるけど、そんな時も私はじっとされるがまま。痛いのは嫌だけど、止めると咲夜さんが悲しそうな顔をするから止めない。血が出たら咲夜さんがぺろりと舐めて止めてくれるし、余程深く……それこそ骨が見えるくらい深くなければ引っ掻き傷など一晩あれば治る。それに、咲夜さんにつけられたものなら、傷であろうと愛おしく思えた。その証拠にお嬢様に拉致されてここへ来た時にナイフで貫通された掌の傷跡をわざわざ残している。末期かもしれない。
 そんなこんなで一通り満足すると、咲夜さんは必ず私の腕の中で眠りにつく。そう言えば、幼い頃から咲夜さんは狭い所が好きだった。そのせいか眠る時も狭い所がいいのか必ず壁と私の間に入る。私からしてみれば身動きが出来ないのは苦しいと思うけれど、咲夜さんがそれでいいのであれば別に私が口を出すことではない。素直に咲夜さんがこれがいいと言うこと、思うであろうことをやるだけだ。幸せそうな咲夜さんを見るのが、私の幸せだ。
 ただ、細すぎることが気にかかる。肩や腰に回した手から伝わる頼りなさに、泣きたくなる時もままあるくらいだ。人間と言う種は脆く壊れやすいというのに、咲夜さんはそれ以上に脆く壊れやすいように思える。それで何度も食事を増やすようにと促しても聞き入れてくれないのだから、どうしようもない。
 そう、どうしようもないから私は度々咲夜さんの気を探って支障がないか確認する。本来なら、こんなことはしたくない。したくはないけれど、私には咲夜さんを失うことが何よりも恐ろしかった。私の気で咲夜さんを失うことが少なくなるのなら、それで良いと思った。
 そんな私の心境を咲夜さんは知っているようで、私を見て楽しんでいる風に思える。自分の身体のことで心配する私のことを見て何が楽しいのか皆目検討がつかないが、咲夜さんが楽しいのならこれも良いのかもしれない。何よりもこの人は犬と呼ばれてはいるが、猫のような人だ。気まぐれで自由気ままだから、何が楽しいのかなんて私にわかるはずなどない。だから、私は甘えてくる咲夜さんを好きにさせて、寝ている咲夜さんを気にかける。
 それはなによりも咲夜さんが愛しいが為の、私のささやかなる猫可愛がり。
咲夜さんは犬っていうよりも猫だと思う駄犬です。
二作品目で一番大好きなめーさく書きました。うん、やっぱりめーさく素晴らしいですね!!

とか言っておきながら、これ書いている間にめーれいとか考え出すから自分の頭が恐ろしく思えます。
……節操がなさすぎですね、わかります。自重自重。

次は出来たら、『咲→めーレミ』書いてみたいなぁだなんて思ってたりします。
少し前に某東方vocalを聞いたらびびびときたので。

……まぁ実際に書くかはわからないですけどね!!
駄犬だから、横道にほいほい逸れていくんです。美味しい餌と言う名のネタがあれば、それはもうほいほいと。
予告と違っても怒らないで下さい、所詮は駄犬なのですよ。……わんわん。

そして、前作品てコメントを書いていただいた方もありがとうございました。
全て読ませていただき、予想外のお言葉に狂気乱舞しております!!
皆様のご期待に沿えるように駄犬ながらも頑張りますので、よろしくお願いします!!

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
駄犬
コメント



1.奇声を発する程度の能力削除
猫派の私超歓喜!
猫咲夜さん可愛いよ!!
2.名前が無い程度の能力削除
是非とも、書いて下さい!。
3.名前が無い程度の能力削除
猫大好きです。

めーれいとめーレミですか。
私は一向にかまわん!!
4.名前が無い程度の能力削除
甘さ加減が良いです
5.名前が無い程度の能力削除
ネコ咲夜さんとはな
6.名前が無い程度の能力削除
咲夜さんの寝るときの仕草にキュンキュンしました、はなぢブー
7.狗月削除
素敵すぐる・・・
咲夜さんが超理想的でした!!
めーさくもめーれいもめーレミも大好きです!
8.名前が無い程度の能力削除
猫…そういうのもあるのか!