霊夢「メロンパンもちもち」
霊夢「ウヒャッ、うまい」
魔理沙「うまそうだな、一口くれよ」
パクリンチョ
魔理沙「まっず!これまっず!」
魔理沙「こんなメロンパンはカスだぜ!!」
魔理沙はメロンパンを地面に叩きつけた。
メロンパンは無残にも四散し、アリさんの餌になったよ☆(モハメド・アリではありません)
霊夢「Why......」
霊夢の精神はメロンパンの崩壊とともに崩れ落ちた
白蓮「メロンパン堕つか・・・」
霊夢「炊き立てごはん」
魔理沙「霊夢が壊れた・・・」
白蓮「貴方のせいです」
魔理沙「まずいメロンパンを食べていた所為だろ」
魔理沙「このメロンパンは出来そこないだ。食べられないよ」
霊夢「スープチャーハン」
魔理沙「明日もう一度ここに来てくれ。もっとウマいメロンパンを食べさせてやるぜ」
白蓮「貴方にそれができるのでしょうか?」
魔理沙「いつからいたんだお前」
霊夢「焼きビーフン」
魔理沙「白蓮なんかに負けたりしない!」
―――そして、料理対決が始まった!!―――
魔理沙「やっぱり白蓮には勝てなかったよ・・・・・・」
魔理沙は、エア巻物に縛られていた。
白蓮「南無三ッッッ」
魔理沙「ンギモッヂイイィィィィイッィィィィ!!!」
彼女の精神は敗北という耐えがたい事実に耐えきれず、崩壊した。
霊夢「何この緊縛プレイエロい」
魔理沙「白蓮が勝ったので何か参加賞的なのくれ」
魔理沙「お願いします」
魔理沙「ガチで」
霊夢「しょうがないわね、ホラ」
魔理沙「えっ・・・・・・?」
魔理沙「YADAYOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOッッッ!!!!!!!!!!!!!1」
霊夢「人の食べてる前でそんなに叫ばなくたっていいじゃない」
霊夢「・・・・・・・魔理沙はのど飴の気持ちを全然わかっていない!!」
魔理沙「何を訳の分からないことを言ってやがる、お前が料理対決に口挟むな!!」
霊夢「のど飴を食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ、独り静かで豊かで・・・」
魔理沙「うるせぇ、出ていけ!」
霊夢は掴みかかる魔理沙の手を払いのけ、腋巫女の封じられし48の殺人技の1つである脇固めを見事にキめた。
魔理沙「があああああああああ」
霊夢「せめて痛みを知らず安らかに参加賞」
魔理沙「痛っイイ! お・・・折れるぅ~」
白蓮「それ以上いけない」
―――――
霊夢「・・・・・・」
霊夢(白蓮の・・・・あの目・・・・)
霊夢(あーいけないわぁ・・・こんな・・・いかんいかん)
世間からの腋巫女に対する風は冷たい。
しかし、彼女はこれからもメロンパンをほおばり続けるだろう。
のど飴が彼女を救うと信じて―――