オリキャラ注意だ
覚悟を決めなくてもいい話だけどね
人が来ない博麗神社
その境内に今日は誰かがやってきていた
「・・・申し訳ない、この辺にどこか学校があるところはない
だろうか?」
年はよくわからないが男の人が
霊夢に対してそう声をかけてきた
「学校?・・・・寺子屋なら知っているけど」
「そうか、いやそれでいいんだ・・・教えてもらえないか」
「・・・町のほうだから・・まあいいわ、連れて行ってあげる」
「かたじけない・・」
面倒なことが嫌いな霊夢にしては珍しく
その人を町に送ることにした・・
「・・と、少し待ってもらいたい」
「?なに」
「賽銭を入れてこようかと・・・」
・・・もっと珍しいことが起きたらしい
「ここなんだけど・・・」
「そうですか、いやありがとうございます」
案内された男の人は霊夢に対して深々と礼をした
「そこまでしなくても・・」
「いや、礼儀は大切ですからな」
そしてその男が
寺子屋を見ていると
「どちら様だろうか?」
銀髪の変な帽子をかぶった女性が
その男に話しかけてきた
「いや、いい学校だと・・・こちらでは寺子屋でしたかね」
「そういってもらえるとうれしいな」
「関係者で?」
「私がここで子供達に歴史を教えている者で慧音 上白沢 というものです」」
「!そうでしたか・・・・いや失礼なことを聞いてしまいまして」
「いや、かまわない・・・貴方は?」
男は自分が外の世界からやってきたことを話した
「・・・そうですか・・もしよかったら授業を見ていかれますか?」
「・・・ぜひお願いしたい」
慧音の授業は
難しいが面白い物が多かった
だが何人かの生徒が勉強をやってこなかった
時に
「こら、何でしてこなかったんだ?」
「だって面倒なんだもん」
「だからといってやらないわけにはいかないだろう」
「え~」
「そういえば・・前にも忘れてきていたな」
「(いけね)あっあれは」
「・・・お仕置きだな」
そういうと慧音が忘れてきた生徒に
「せいっ!」
ごつっ!
「~~~~っ~~」
頭突きをかました
余りの痛さに声もでない
そのとき慧音は
(しまった、今日は外からの人もいたんだったな)
そうおもった
だがそれでも慧音はその生徒を
おこった
「・・・わからない所があったら聞きにこればいいから
必ずやってくること」
「・・・はい」
全ての授業が終わった後
外から来た男が慧音に頼み生徒に
話をすることになった
「申し訳ない、少しだけ話を聞いてもらいたい」
生徒が少しだけ嫌な顔をするがみんな静かに聴いていた
「みんなは、慧音先生は好きか?」
その質問にみんなが大好きと答えた
「それでは・・・怒られるのは?」
みんなが嫌だと答える・・あの頭突き見た目以上に痛いのだ
「そうか・・・だがみんなは怒ってもらえるのは幸せだと思わなければならない」
生徒達がおかしそうに男を見る
「・・・私は外の世界で慧音さんと同じように生徒にものを教えていた」
男の話が始まる
「怒ってもらえるというのは、まだ貴方を見ていて、まだ大丈夫ですよって言ってもらえている
ということです」
生徒が静かにその人の話を聴く
「・・・外の世界では先生が怒らなくなった・・・そのせいで子供達はやって良い事と
悪い事との区別がつかなくなった・・・」
そして生徒達が怖がる
「・・・平然と人を殺す者も出て来た・・・君達はそんなふうになりたいか?」
生徒達が首を全力で横に振る
「・・君達は幸せものだ・・・慧音先生に感謝することだな・・」
そういって男は教室から出て行った
「・・・・申し訳ありませんでした、わざわざあんな話を子供達に聞かせるなんて」
「いや、子供達にいい話をしてもらった・・・こちらが感謝しなければ」
「・・・もうしわけない」
「貴方はこれからどちらへ?」
「・・・もはや外の世界に必要とされていない者・・・このまま無縁塚まで
歩いていきますよ」
そういうと男はゆっくりと歩き出した
「・・・惜しいことをするものだな・・・外の世界の人は」
そういうと慧音は空を見上げてこの話を自分の
親友にも話そうと思った
博麗神社の縁側に巫女と胡散臭い妖怪が座っていた
「・・・というわけなんだけど、あれはいったい何の概念だったのかしら?」
巫女が胡散臭い妖怪に尋ねた
「・・外では今一番必要とされているのにね・・・」
妖怪が最後に一言
「生徒を怒るための熱血教師か・・・」
おしまい
でも先生、黒板消し投げるのはやめてくれ。チョークの粉が眼に入ってマジヤバイんだアレ
そのうち頑固オヤジも幻想入りしてくるんだろうな…
いつまでも熱血教師は現役であり続けて欲しいものです
新聞で「歩いてる人を殴ったら捕まる、だから子供を殴るのは良くない」と言うバカな話を聞きました。
じゃあさ、ナイフをちらつかせて外を歩くことの意味を知らないヤツはどうなるんよ?言葉で説得できる相手なら武装なんかしないって。
子供は叱られてナンボよ、大人になったらイヤと言うほど我慢しなきゃならないんだからさ。脇役さんに全くの同感です。
最後に、昔CMで見た言葉。(うろ覚え)「ゆとり教育で育った子供は、やはりゆとり労働なのだろうか?さぁ働け」
良い作品、ありがとうございました。
ただ・・・だけでかなりの威圧感を感じる先生なら知ってるぜ。
ところで何で自己紹介が名前から?欧米・・・か?
これは本当に必要だろうて
>「・・・平然と人を殺す者も出て来た・・・君達はそんなふうになりたいか?」
確かに昔は今ほど殺伐してなかったですよね、
何か今の教育って、道徳蔑ろにして受験対策の授業やってるのかなぁ、
と思わずにも居られませんねぇ
ホント、こんな問題そっちのけで事件起きたら何でもかんでも
”ゲーム”と”アニメ”の性にしないでくれよ、
悪いのはそれだけじゃないだろ?寧ろ問題の本質を隠す隠れ蓑にはしないでくれよ
熱血教師(師匠)と暴力教師(師匠)を一緒にするなと、私は言いたい
これが幻想郷に行ってしまったらそれこそ日本の教育は終わってしまうんだろうな…
もうすでに終わってる感が否めないが、
とてもいい作品をありがとうございました。
>シードには叩いてくれる大人が居なかったからあんな風になったのかもね・・・
真理だと思った。
しかしその後
イスの背もたれ倒しまくって(角度変えれるタイプ)足組んで踏ん反りながら説教開始
おまけに、そんな体勢だから当然こっちより体が低くなるわけだけど、見下ろされるのが気に障ったらしく、「何偉そうにしてんだ!」と言いながら慌てて立つ
その他理不尽かつ態度悪すぎな事が多々
叩かれた理由・・・授業中何故か教師が「猿の惑星」の話を始めて興味が無かったので文庫を読んでた(黒板の文字はノートに書き取り済み)
叩く叩かないというより、中身ができてる教師自体が少ないよ
寂しくなるなぁ・・・確かによく怒られたけど、それでもあの先生は自分の恩師といっていい先生だったんだけどなぁ・・・
ちょっとした事で説教された後、聞きたいことがあって戻りかけてる教師の肩に手をのせたら、
手足を振り回し体を震わせて2,3秒暴れた(?)後に、私へ「暴れるんじゃない」との一言。
???
こんな自称大人にはならないようになろう、と思わせてくれた良い反面教師でした。教師という人達への敬う気持ちは無くなったけどね。
いわゆる熱血的指導が逆効果にしかならない児童もいる。
今の学校って、思想や宗教について「こういうのがある」ってのは教えるけど、その意味するところにはできるだけ触れないようにしてたように思う。
誰しもが「自分の行くところを自分で決めれる」ほどに強くはない、だからこそ宗教思想があって、かつては皆それを拠り所に生きて来た訳で。
そこがすっぽ抜けたまま教員やってる人が大半だろうから、こうなるんじゃないか、と思います。
教える側も、どうやりゃいいのか分かんなくって、不安なんです、きっと。
必要なのは熱い血でなく、その根拠。それを持った貴方は、そちらに逝くべきじゃない。
どうか日本(おれたち)を見限らないで。
低学年の頃受けたことがあり、軽いものだったが尊大かつドスがきいててものすごく怖かった。
かと思えばなんとも思わない子供もいるわけだし。
確か理由は習字道具忘れ、別に常習犯ではなかった。
少なくとも最終手段にして欲しいね。
殴るのも怒るのも説教するのも、時には見放すのも
真っ当に育てば、みんな後になってから「得難い事だったのだな」と気付くから
自分を見てくれる人が一人でも居るって事が、子供にとってどれだけ幸福な事かよく考えてから、教育というものについての持論を持ってほしい
頭ごなしに出る杭を叩く今の世情は、絶対に間違っている
ま、そんな風に人生振り返るような「生き方」教えてくれる人が居ないんですけどねorz
>・・・町のほうだから
>その人を町に送る
里では?
叱り方や叩き方を知らない教師が増えたせいで、体罰が暴力と混同されやすくなりましたね……。しかし、それもその前の代で真っ当な先生が排除されていればこそ。何十年と段階を踏んで失われた概念だけに、取り戻すこともまた難しいのでしょう。
かと言って、いつまでも教育をただの商売道具とされていていいわけもありませんが。善人の無関心や無気力がこの問題において一番悪いと思うのです。
その体罰は正しいのか正しくないのか。これまた難しい。
重い。
鉄拳制裁、棍棒による殴打、靴による乱打などの行為を筋肉ダルマのような大人がするのですから、幼い頃の自分からしてみれば恐怖の対象でしか無かったです。
しかし、今になってその頃を思い出してみると何故か楽しい出来事しか思い出せないんです。運動会や学芸会はクラスの纏まり方が半端じゃなかった気がする。
不思議なもんですが、その人が私にとって素直に「教師」と呼べる唯一の人だった気がするんです。
そして最近思った事。
・自販機に金を入れてから考え込むのは後ろに迷惑になるから、時間がかかるなら金を入れず後ろに譲る
・レジでおつり金を受け取った後その場で財布にしまうのは並んでいる人の迷惑だから、横にずれて列を流してからやる
・通路の真ん中での立ち話は通行人の迷惑だから、やるならはじに避ける
・エレベーターの閉まるを押す時は後に乗る人がいないかを確認してから押す
どれも、できて当たり前の事ですが、その常識を教える立場の人がこんな簡単な、意識する必要もない事をできてないんです。
これでは子供が常識を知らなくて当然。
そしてその子供が教師になる。
……それが今の姿です。
これが出来ていれば、力を誇示する教育は必要ない。
元々、殴ったからクビは正しい対処です。
教師には、どんな相手も殴らず諭す能力が必要。それがないから力技になる。
もしくは人間が出来ていないから、子供をロボットか何かのように思い通りに動かそうと殴る。
要は、特に高度な技術が必要なのに持ってないから悪いやり方になるのです。