ー実際の交通規制に従って交通してくださいー
「よしっ、ついにこのカーナビというものを動かせるようになったぞ、後で非売品の仲間に加えることにしよう。」
僕の名は森近霖之助 半人半妖といったところかな。
最初に言っておくけど下着はブリーフだ、重要だから2度言っておく下着はブリーフだ、決して褌ではない!!
っと初っ端から失礼、、僕は魔法の森の近くで香霖堂という道具屋を経営している。
もっとも売っている商品はほとんど使い方のわからない商品だし、今のように使い方がわかったものは非売品の仲間に加えるから、基本的に真面目に商売はしていない
(余談だが1週間前に非売品にした足湯セットは使ってみるととても気持ち良かった、これはきっと外の世界では売り切れ続出になっているのだろう)。
この頃、売り上げ帳をつけ始めているのだがこの頃は日付を描くだけで何も面白みもない。
ああ、誰かまともな客(重要)は来ないかな。
今日もいつもどうり日が真上を登ろうとした時、、、ゴンッ!! 何かがぶつかる音がした。
「何だったんだ?」
僕はそう思って店の外に出て見るとそこには、黒い服に赤いリボン、そして大きなタンコブを付けた少女が倒れていた。
「ばたんきゅぅぅ」
僕は一応「何があったんだい?」と聞いてみたら彼女は
「朝日がまぶしくて闇をまとっていたら壁にぶつかって、、」
「とりあえず名前は?」闇?僕は少し疑問を残しつつ聞いてみた、すると彼女は片手で頭を覆いながら
「名前を聞くならまずは自分からでしょ?ううっ、、」
迂闊だった、確かにそうだ。
「ああごめん、僕の名前は森近、森近霖之助」
「ル、、ルーミア」
「とりあえず絆創膏を貼るから店においで」
僕はいつもどうり客のいない店で手当てすることにした。
「ああ、とっておきの特大絆創膏が、、」
タンコブが予想以上に大きかったため物置秘蔵の絆創膏を使うはめになってしまった、とはいえ物は使ってこそ真価を発揮する、僕は必死に自分に言い聞かせた。(お気に入りだったのに)
「あ、ありがとぅ」
彼女は少し恥ずかしそうにお礼をいった。
「あ、どういたしまして」正直少し戸惑った。
思い返してみると、ありがとうの言葉でいい思い出をしたのは久しぶりのような気がする。
たまに店に来る魔理沙は「ありがとな!」と言って店の物を盗っていくし(この前は足湯セットを取られた、、)
霊夢だって「ありがとね」というときは店の茶菓子を食べるだけ食べて支払いは毎回ツケにするからたまったもんじゃない
(余談だが彼女には決して酒を飲ませてはいけない、僕がこの前飲ませた時には3日3晩愚痴を聞かされ続けた、さすがの僕もあれには相当参った)
なんだか自分でも思い出すと泣けてきそうだ、ううっ、、
「どうしたの?泣いてるよ?」
、、しまった、本当に泣いていたとは、どうごまかそう、、
「え、ええっと、そういえばさっき闇の事を言っていたね、あれはどういうものなんだい?」
、、我ながら下手なごまかし方だ。
「えっと、、こうするの!」
そういうと彼女は両手を広げたかと思うと闇に包まれて姿が見えなくなってしまった
「へぇ、、」、、よかった気にしていないようだと安心していたら
「どう?」
「へ?、、」
僕は急な質問に驚いてつい、間抜けな返事をしてしまった。
「聖者が十字架に架けられているようには見えない?」
「ええっと、、」
聖者が十字架に云々と言われても闇で姿が見えないのではしょうがない。
「僕にはおはぎというお菓子に見えるよ」
「そーなのかー」
彼女はとてもうれしそうに返事をしていたがはたしておはぎにたとえられてうれしいものなのだろうか?
「それって取って食べていいもの?」
「ん、まぁ食べるものではあるね、よかったら持ってこようか?」
なんだか話をしていたら小腹がすいてきたので僕は提案してみた。
「わはー」
すると彼女は闇を消して手を大きく広げてお子様のように喜んだ。
「少し待っててくれ、、確かここら辺に、」
物置の中を探してみたら2箱ほど見つかった、が1箱は(2000.12.24と書いてある)何やら怪しい匂いを放っていたのでとりあえず安全そうな方を選ぶことにした。
「お待たせ」
僕が持ってくるころにはすでに彼女は店の木箱に座って待っていた。
「おいしそう、、じゅるっ」
「味わって食べてくれよ、あと霊夢とかには内緒にしてくれ、後が怖いから」
念のため僕は言っておいた、他人?におやつをご馳走したとなるときっと霊夢たちが黙っちゃいない
(もっとも、来たら来たでもう1箱の方をご馳走してみるのもいいかもしれない、あれはおそらく食べてはいけないものだろう)
「わはーおいしー」
「ん、そうか」
さっきの注意絶対聞いてないな、多分大丈夫だとは思うが。
「あれ、食べないの?」
「ああ、それじゃ僕もいただこう」
そう言って僕は箱の中のおはぎを1つ取って食べて見た、何というか甘すぎずこの平和な幻想郷のひと時を彩るにちょうどいい味だった。
そんな思いにふけていたら彼女が「ごちそうさまぁ」と言って手を合わせていた
「え、、」
早い、、おそらく箱に2ダースほど入っていたおはぎがたった5分ぐらいで平らげられてしまった。(せっかくのキノコ以外の食事もう少し味わって食べたかった、、)
「他にも何かあるの?お菓子?」
ええぃ、幻想郷の少女は化け物か!!
「今ので売り切れだよ」
「もっと食べたかった、残念」
「あんまり食べ過ぎると虫歯になるよ」
そう言いながら僕も最後の一口を食べ終えた。
その後しばらく話をしていたが気が付いたらすでに日は沈んでいて夜を迎えようとしていた。
「ほらもう夜だよ、お帰り」
そう言って僕は彼女を店から返そうとしたら
「あれは何?」
そう言って彼女は机の上に置いてあるカーナビを指差した。
「あれはカーナビと言って人が行きたいところに行くときに迷わないようにするものだよ」
そう教えたら彼女はおねだりするような目つきで
「それじゃぁお土産にそれもらっていい?」
「なんでだい?」
僕は非売品にしようと思っていたものだがとりあえず理由を聞くことにした。
「またここに遊びに来れるから」
「はは、それもそうだな」
まるで霊夢たちみたいだな、どうしようか、、
「いくらぐらい出すんだい?」
僕は彼女にそう聞いてみた。
「これぐらい!」
そう言って彼女は服の中から小さなリボンを出した。
「これかい?」
「うん!」
本来の価値とは大きく離れているけどこれが彼女の精いっぱいの気持ちだろう。
「いいよ、毎度あり」
そう言って僕はそのリボンを代金代わりに貰うことにした
「わはーそれじゃあさようならー」
そう言って彼女はご機嫌そうにしながら闇に身を包んで外に出た。
「またおいで、待っているから」
そう言って僕は見送った、らしくもないセリフを言った気がするが別に変な気持ちはしなかった。
「ぎゃん!!、、、」
少し心配ではあるが、、
「さてと今日の売り上げ帳を書くとするかな」
今日は充実した日を送った気がする、これが日記だったらきっといいものを書けていただろう
「せっかくだから客の名前も書いておくか」
そう言って僕は紙の上に筆を走らせた。
「また、楽しい日を過ごしたいものだ、、どうせ平和な世の中なら」
4月13日 晴れのち曇り
客 ルーミア
売り上げ品 カーナビ、おはぎ1箱、特大絆創膏
利益 赤いリボン
「よしっ、ついにこのカーナビというものを動かせるようになったぞ、後で非売品の仲間に加えることにしよう。」
僕の名は森近霖之助 半人半妖といったところかな。
最初に言っておくけど下着はブリーフだ、重要だから2度言っておく下着はブリーフだ、決して褌ではない!!
っと初っ端から失礼、、僕は魔法の森の近くで香霖堂という道具屋を経営している。
もっとも売っている商品はほとんど使い方のわからない商品だし、今のように使い方がわかったものは非売品の仲間に加えるから、基本的に真面目に商売はしていない
(余談だが1週間前に非売品にした足湯セットは使ってみるととても気持ち良かった、これはきっと外の世界では売り切れ続出になっているのだろう)。
この頃、売り上げ帳をつけ始めているのだがこの頃は日付を描くだけで何も面白みもない。
ああ、誰かまともな客(重要)は来ないかな。
今日もいつもどうり日が真上を登ろうとした時、、、ゴンッ!! 何かがぶつかる音がした。
「何だったんだ?」
僕はそう思って店の外に出て見るとそこには、黒い服に赤いリボン、そして大きなタンコブを付けた少女が倒れていた。
「ばたんきゅぅぅ」
僕は一応「何があったんだい?」と聞いてみたら彼女は
「朝日がまぶしくて闇をまとっていたら壁にぶつかって、、」
「とりあえず名前は?」闇?僕は少し疑問を残しつつ聞いてみた、すると彼女は片手で頭を覆いながら
「名前を聞くならまずは自分からでしょ?ううっ、、」
迂闊だった、確かにそうだ。
「ああごめん、僕の名前は森近、森近霖之助」
「ル、、ルーミア」
「とりあえず絆創膏を貼るから店においで」
僕はいつもどうり客のいない店で手当てすることにした。
「ああ、とっておきの特大絆創膏が、、」
タンコブが予想以上に大きかったため物置秘蔵の絆創膏を使うはめになってしまった、とはいえ物は使ってこそ真価を発揮する、僕は必死に自分に言い聞かせた。(お気に入りだったのに)
「あ、ありがとぅ」
彼女は少し恥ずかしそうにお礼をいった。
「あ、どういたしまして」正直少し戸惑った。
思い返してみると、ありがとうの言葉でいい思い出をしたのは久しぶりのような気がする。
たまに店に来る魔理沙は「ありがとな!」と言って店の物を盗っていくし(この前は足湯セットを取られた、、)
霊夢だって「ありがとね」というときは店の茶菓子を食べるだけ食べて支払いは毎回ツケにするからたまったもんじゃない
(余談だが彼女には決して酒を飲ませてはいけない、僕がこの前飲ませた時には3日3晩愚痴を聞かされ続けた、さすがの僕もあれには相当参った)
なんだか自分でも思い出すと泣けてきそうだ、ううっ、、
「どうしたの?泣いてるよ?」
、、しまった、本当に泣いていたとは、どうごまかそう、、
「え、ええっと、そういえばさっき闇の事を言っていたね、あれはどういうものなんだい?」
、、我ながら下手なごまかし方だ。
「えっと、、こうするの!」
そういうと彼女は両手を広げたかと思うと闇に包まれて姿が見えなくなってしまった
「へぇ、、」、、よかった気にしていないようだと安心していたら
「どう?」
「へ?、、」
僕は急な質問に驚いてつい、間抜けな返事をしてしまった。
「聖者が十字架に架けられているようには見えない?」
「ええっと、、」
聖者が十字架に云々と言われても闇で姿が見えないのではしょうがない。
「僕にはおはぎというお菓子に見えるよ」
「そーなのかー」
彼女はとてもうれしそうに返事をしていたがはたしておはぎにたとえられてうれしいものなのだろうか?
「それって取って食べていいもの?」
「ん、まぁ食べるものではあるね、よかったら持ってこようか?」
なんだか話をしていたら小腹がすいてきたので僕は提案してみた。
「わはー」
すると彼女は闇を消して手を大きく広げてお子様のように喜んだ。
「少し待っててくれ、、確かここら辺に、」
物置の中を探してみたら2箱ほど見つかった、が1箱は(2000.12.24と書いてある)何やら怪しい匂いを放っていたのでとりあえず安全そうな方を選ぶことにした。
「お待たせ」
僕が持ってくるころにはすでに彼女は店の木箱に座って待っていた。
「おいしそう、、じゅるっ」
「味わって食べてくれよ、あと霊夢とかには内緒にしてくれ、後が怖いから」
念のため僕は言っておいた、他人?におやつをご馳走したとなるときっと霊夢たちが黙っちゃいない
(もっとも、来たら来たでもう1箱の方をご馳走してみるのもいいかもしれない、あれはおそらく食べてはいけないものだろう)
「わはーおいしー」
「ん、そうか」
さっきの注意絶対聞いてないな、多分大丈夫だとは思うが。
「あれ、食べないの?」
「ああ、それじゃ僕もいただこう」
そう言って僕は箱の中のおはぎを1つ取って食べて見た、何というか甘すぎずこの平和な幻想郷のひと時を彩るにちょうどいい味だった。
そんな思いにふけていたら彼女が「ごちそうさまぁ」と言って手を合わせていた
「え、、」
早い、、おそらく箱に2ダースほど入っていたおはぎがたった5分ぐらいで平らげられてしまった。(せっかくのキノコ以外の食事もう少し味わって食べたかった、、)
「他にも何かあるの?お菓子?」
ええぃ、幻想郷の少女は化け物か!!
「今ので売り切れだよ」
「もっと食べたかった、残念」
「あんまり食べ過ぎると虫歯になるよ」
そう言いながら僕も最後の一口を食べ終えた。
その後しばらく話をしていたが気が付いたらすでに日は沈んでいて夜を迎えようとしていた。
「ほらもう夜だよ、お帰り」
そう言って僕は彼女を店から返そうとしたら
「あれは何?」
そう言って彼女は机の上に置いてあるカーナビを指差した。
「あれはカーナビと言って人が行きたいところに行くときに迷わないようにするものだよ」
そう教えたら彼女はおねだりするような目つきで
「それじゃぁお土産にそれもらっていい?」
「なんでだい?」
僕は非売品にしようと思っていたものだがとりあえず理由を聞くことにした。
「またここに遊びに来れるから」
「はは、それもそうだな」
まるで霊夢たちみたいだな、どうしようか、、
「いくらぐらい出すんだい?」
僕は彼女にそう聞いてみた。
「これぐらい!」
そう言って彼女は服の中から小さなリボンを出した。
「これかい?」
「うん!」
本来の価値とは大きく離れているけどこれが彼女の精いっぱいの気持ちだろう。
「いいよ、毎度あり」
そう言って僕はそのリボンを代金代わりに貰うことにした
「わはーそれじゃあさようならー」
そう言って彼女はご機嫌そうにしながら闇に身を包んで外に出た。
「またおいで、待っているから」
そう言って僕は見送った、らしくもないセリフを言った気がするが別に変な気持ちはしなかった。
「ぎゃん!!、、、」
少し心配ではあるが、、
「さてと今日の売り上げ帳を書くとするかな」
今日は充実した日を送った気がする、これが日記だったらきっといいものを書けていただろう
「せっかくだから客の名前も書いておくか」
そう言って僕は紙の上に筆を走らせた。
「また、楽しい日を過ごしたいものだ、、どうせ平和な世の中なら」
4月13日 晴れのち曇り
客 ルーミア
売り上げ品 カーナビ、おはぎ1箱、特大絆創膏
利益 赤いリボン
、、ではなく…を使った方が読みやすいです。
後、モノローグは改行した方がいいです。
さらに、、が少し多いと思います。(!!の後はいらないかと)
最後にあとがきに言い訳のようなことを書かないほうがいいですよ。
話は面白かったです。
偉そうにしてすいませんでした。
物語の雰囲気はものすごく好きです
今回の投稿を是非とも次回に生かして頂きたいです
ルーミア可愛いよ。
でもこの雰囲気もルーミアも好きです
創想話のプチじゃない方の与吉さんの霖之助がいいですよ~
参考までに、まあ俺が好きなだけですけど
ごちそうさまでした
ルーミア可愛い!
コメントありがとうございます。
、、は自分でも読みにくかったので今度からは少し変えていこうかと思います。
次回の投稿は読みやすくしていきたいです