◇うんざんさんのばあい
幻想郷に大凶作襲来!
人里は食糧不足! 子供達の泣き声が響く!
でも大丈夫! こんな時こそ……、
「たすけてー! 雲山マーン!」
音も無く訪れるのは巨大な入道雲……じゃなくて、ダンディクラウドの雲山さん。
彼は何も言わず、自分の体の一部をちぎって子供に渡した。
それを見た子供達は感謝の言葉口にした。
「やったー! これでお腹も一杯だ!」
「ありがとう! 本当にありがとう!」
「感謝っ……! 圧倒的なまでの感謝っ……!」
「雲山さんの体、甘くておいしいナリィ……」
「さっすが雲山さん! 俺達に出来ない事をやってのける!」
「雲山さんのお陰で彼女が出来ました!」
「持病の腰痛がなおりました!」
「腹痛がなおりました!」
「やっぱ雲山さんすげー!」
かくして、人里は救われた……!
◆
「というのを考えてみたのですが……」
「姐さん……」
「ガクガクブルブル」
◇ようむちゃんのばあい
幻想郷を悪の魔の手が襲う!
何ということでしょう! なんやかんやであっというまに大飢饉!
人里は嘆きの声に包まれる! でもそんな時こそ……、
「たすけてー! 魂魄さーん!」
空の彼方から物凄い勢いでフェードインしてくるのはキューティー妖夢さん。
彼女はその半霊を皆に差し出した。
「ほうら、私の半霊をお食べ」
殺到する人里の民! でも大丈夫! 半霊はたくさんあるから!
「うめぇ!」
「おもちみたいな味がするぜヒャッハー!」
「ククク……! なるほどこいつは悪くない……!」
「ちぎって団子にもできるぜ!」
「棒状にもなるぞ!」
「刀にもなったぜ!」
「食い物にも武器にもなる……なんて素晴らしいんだ!」
「妖夢さん結婚してください! 私男だけど!」
「ありがとう! あなたのお陰で人里は救われた!」
「妖夢~あなたの半霊おいしいわ~」
しかし、人々のお礼をクールに受け流す妖夢。
「止めてください、私は当然のことをしたまで」
キャーヨウムサーンと黄色い声援を背に、妖夢はクールに帰宅した。
◆
「とか考えてみたんだけど……」
「そんな目をしても、半霊は食べちゃ駄目ですからね!?」
「ガクガクブルブル」
◇かなこさまのばあい
幻想郷に(以下略)
でも大丈夫! そんな時こそ……、
「発進せよ! ヒソウテンソク・オンバシラーカスタム!」
説明しよう、このオンバシラは食用になっていて、緊急時には食べる事が出来る!
素材は奉納されたもの!
オンバシラは賞味期限が切れたら廃棄しています!
(オープニングテーマ)
(提供)
「さあ皆! これを食べて元気出してください!」
早苗が人里でオンバシラ──もとい食料を配る。
「ありがとう……ありがとう……!」
「これで冬を越せます!」
「冬まで賞味期限が持つか心配だけどね!」
「でも大丈夫!」
「そんな時こそ守矢神社の奇蹟の力!」
「そう! ここにおわすは現人神!」
「奇蹟の力で、腐敗なんざ解決してくれるさ!」
「ああ、信仰ってすばらしい!」
「皆も行こう、守矢神社!」
(エンディングテーマ)
(次回予告)
「来週もこのチャンネルに、グレイソーマタージ!」
◆
「というのを考えてみたのですがいかがでしょうか!?」
「早苗がライスシャワーすればいいじゃん」
「非想天則にオンバシラは積みたくないわー」
◆
「という夢を見たんだが……」
「魔理沙……あなた疲れてるのよ……」
博麗神社でそんな会話があったとかなんとか。
幻想郷に大凶作襲来!
人里は食糧不足! 子供達の泣き声が響く!
でも大丈夫! こんな時こそ……、
「たすけてー! 雲山マーン!」
音も無く訪れるのは巨大な入道雲……じゃなくて、ダンディクラウドの雲山さん。
彼は何も言わず、自分の体の一部をちぎって子供に渡した。
それを見た子供達は感謝の言葉口にした。
「やったー! これでお腹も一杯だ!」
「ありがとう! 本当にありがとう!」
「感謝っ……! 圧倒的なまでの感謝っ……!」
「雲山さんの体、甘くておいしいナリィ……」
「さっすが雲山さん! 俺達に出来ない事をやってのける!」
「雲山さんのお陰で彼女が出来ました!」
「持病の腰痛がなおりました!」
「腹痛がなおりました!」
「やっぱ雲山さんすげー!」
かくして、人里は救われた……!
◆
「というのを考えてみたのですが……」
「姐さん……」
「ガクガクブルブル」
◇ようむちゃんのばあい
幻想郷を悪の魔の手が襲う!
何ということでしょう! なんやかんやであっというまに大飢饉!
人里は嘆きの声に包まれる! でもそんな時こそ……、
「たすけてー! 魂魄さーん!」
空の彼方から物凄い勢いでフェードインしてくるのはキューティー妖夢さん。
彼女はその半霊を皆に差し出した。
「ほうら、私の半霊をお食べ」
殺到する人里の民! でも大丈夫! 半霊はたくさんあるから!
「うめぇ!」
「おもちみたいな味がするぜヒャッハー!」
「ククク……! なるほどこいつは悪くない……!」
「ちぎって団子にもできるぜ!」
「棒状にもなるぞ!」
「刀にもなったぜ!」
「食い物にも武器にもなる……なんて素晴らしいんだ!」
「妖夢さん結婚してください! 私男だけど!」
「ありがとう! あなたのお陰で人里は救われた!」
「妖夢~あなたの半霊おいしいわ~」
しかし、人々のお礼をクールに受け流す妖夢。
「止めてください、私は当然のことをしたまで」
キャーヨウムサーンと黄色い声援を背に、妖夢はクールに帰宅した。
◆
「とか考えてみたんだけど……」
「そんな目をしても、半霊は食べちゃ駄目ですからね!?」
「ガクガクブルブル」
◇かなこさまのばあい
幻想郷に(以下略)
でも大丈夫! そんな時こそ……、
「発進せよ! ヒソウテンソク・オンバシラーカスタム!」
説明しよう、このオンバシラは食用になっていて、緊急時には食べる事が出来る!
素材は奉納されたもの!
オンバシラは賞味期限が切れたら廃棄しています!
(オープニングテーマ)
(提供)
「さあ皆! これを食べて元気出してください!」
早苗が人里でオンバシラ──もとい食料を配る。
「ありがとう……ありがとう……!」
「これで冬を越せます!」
「冬まで賞味期限が持つか心配だけどね!」
「でも大丈夫!」
「そんな時こそ守矢神社の奇蹟の力!」
「そう! ここにおわすは現人神!」
「奇蹟の力で、腐敗なんざ解決してくれるさ!」
「ああ、信仰ってすばらしい!」
「皆も行こう、守矢神社!」
(エンディングテーマ)
(次回予告)
「来週もこのチャンネルに、グレイソーマタージ!」
◆
「というのを考えてみたのですがいかがでしょうか!?」
「早苗がライスシャワーすればいいじゃん」
「非想天則にオンバシラは積みたくないわー」
◆
「という夢を見たんだが……」
「魔理沙……あなた疲れてるのよ……」
博麗神社でそんな会話があったとかなんとか。
それぞれオチは付けてるわけだし。
唐傘「…そうだ」
金があるのに食えねぇってのも可笑しな話だな…