Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

さとりの何でもカウンセリング!よっといで~

2010/05/21 19:09:54
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「で?何なのかしら?・・これ」
「カウンセリングルームです!」
「はい?」
買い物から帰ってくればお燐とお空が小さな小屋っぽいのを作っていた。

「で?それを作ってどうするのかしら?」
「いやだなぁ~~さとり様が言い始めたんじゃないですか~~ねぇ!お空!」
「うん!」
「私そんな事言ったかしら・・・?」
「もうもう!とぼけちゃって!さとり様ったら~」
「うにゅ!」
「記憶が曖昧に・・・・・・って!はっ!まさか・・・・」




~それは二日前の事~



「はぁ・・・暇ねぇ・・」
「じゃあ!トランプでもしません?!」
「心読めるからパス」
「じゃあじゃあ!・・お茶でも飲みましょう!」
「さっき飲んだからパス」
「うにゅ・・・・・」

「それならさとり様!こんなのはどうですか?」
お燐がさとりに紙切れを渡す。
「先日、散歩をしていたら拾ったんです。」
「何々?・・・・・・・・・カウンセリング?」



~カウンセリングであなたの悩みを聞いてもらおう!~
・秘密は守ります。言いたくない事は言わないで構いません。
・悩み事や心配事はストレスの悪化の原因!一人で溜め込まないで!
  フリーダイヤル  00×-×△△○-△○○×


「どうですか?!さとり様の能力を使えば最強ですよ?!」
「最強になってどうするのよ・・・」
「お姉ちゃんなら適役じゃない!しかも暇なんでしょ?」
「まぁそうだけど・・って、何時からいたのよ?こいし」
「さっきから。」
「それに考えてみてくださいよ!さとり様!」
「何を?」
「地底は忌み嫌われた者が集う場所。最近でもますますイメージダウンしていきます!」
「そこで地底を含め、地霊殿のイメージアップを図る為にカウンセリングをするんです!」
「もうさとり様しかできないんです!」「そうだよ!お姉ちゃん!」「お願いします!さとり様!」
「う・・・・・・・」
「・・・・・・・・わ、分かったわよ。暇だから仕方ないわね・・・」
「やったーーーー!これで幻想郷の全てはさとり様とこいし様の手の中に!」
「ちょっと所々おかしいわよ・・」



~回想終了~



「思い出しましたか?さとり様?」
「え、ええ・・まぁ」
「それなら良かったです!」
「もう少しでできますんで!少々待っててください!」

カンカン!カン!カン!カン!ドドドド!ドカ!ドカ!・・・・・

「できたぁ~~!!」
「うにゅにゅ!!!!」
「凄いわね・・・」
「凄いのは中もです!」
と言うとお空が小屋の扉を開ける。

中は椅子がちょこんと置いてあって、木の板が部屋をちょうど二つに仕切っている。
そして何やら変な穴がある。

「何かしら?この穴?」
「それはさとり様の第三の目で相手を見るとき様の穴です!」
「へぇ・・・・」
「さとり様自身が一々相手を直接見る必要は無いなぁと思いまして!」
「ふ~ん・・・・」
「でも、そう易々とこんな所にカウンセリング目的で来る奴がいるかしら?」
「それなら大丈夫です!・・・ヤマメさーん!!お願いしまーす!」
「地底からの使者!スパイ○ーマッ参上!」
というと現れたのは蜘蛛女こと黒谷ヤマメだった。
「ささっ!さとり様は小屋の裏ドアから中へ。」
「え、ええ・・」
ガチャっ・・

「それじゃ!ヤマメさん!お願いします!くれぐれもさとり様に絶対お怪我の無い様に!」
「あいよ!ほんじゃ行くか!」
そう言うとヤマメは小屋の周りに糸を絡ませた。
どんどん糸は裏ドアと表ドアと3つある窓以外に絡み付いていく。
「んじゃ!」
「さとり様ーー!がんばってー!」


~少女小屋運送中~

「ほい!着いたよ。」
「ここは・・・?」
「地底のちょうど入り口さ!」
「それにしても・・・あなた凄い力ね・・」
「違う違う!糸さ!」
「あぁ成程。」
「でも運んでる途中で糸が切れそうになってね!そういう時のためにさ・・」
「糸をロープにすり替えておいたのさ!!スパイ○ーマッ!」
「あ、ありがとう・・ヤマメさん・・(スパイ○ーマッ?)」
「違う!私の名前は!何でも運べる蜘蛛女スパイ○-マッ さ!」
「さらば!」
「え、ええ・・(変わった奴ね・・)」





「にしても・・・誰も来ないわね・・・まぁ当たり前か・・」
ガチャ・・・

「(何?まさか・・)」
「あら?・・ここでカウンセリングをしていると天狗から聞いたのだけれども・・ここよね?」
「(天狗・・・何時の間によ?・・)」
「(まぁ・・それは置いておいて・・アリス・マーガトロイドか・・)」
ひょこんとサードアイを小さい穴から覗かせるさとり。

「では、カウンセリングを始めます。ちなみに言いたい事は心の中で思ってくれるだけで結構です。」
「心を覗かれるって嫌だけど・・まぁ仕方ないわね・・・よろしく。」


~アリスの心~
最近になって魔理沙が私を見て驚いて逃げ出したの・・・
原因がまったく分からないで夜も眠れなかったわ・・
どうしてかしら?どうしてかしら?どうしてかしら?どうしてかしら?


「・・・・・あなた・・大切な事忘れてないかしら?」
「え?」
「服を見なさいな。」
「え?服って・・・・あっ!」
なんとアリスの服には血?!らしき物が着いていた・・・
「こ、これは・・・・確か・・・」
「前に食べたスパゲッティのトマトソース・・・・!」
「(恥ずかしすぎる・・・)」
「ちょ!ちょっと!用事を思い出したわ!ありがとうね!さようなら!」
顔を赤く染めながらアリスは出て行った・・・




「はぁ・・・何かこっちもひどく恥ずかしかったわ・・・」
「しかもお腹が減ってきたわ・・・戻りましょ・・・」
しかしさとりは気づいた・・・
「あの子達・・私が帰ってくる方法を考えて無かったわね・・・」
しぶしぶ地霊殿へ戻るさとりであった・・




終わり?か続く?か
「さとりん!俺の心もカウンセリングしてくれ!」
「いいですよ・・ただし・・余計に 心の傷口 が広がるかもしれませよ?くすくす・・・」
「あ、悪魔だーーーー!」
「覚です。」
tesuto
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
これで終わらせるには惜しいネタですよ! 続きとかどうすか
2.奇声を発する程度の能力削除
アリスのドジっ子ぶりに萌えた。
続きを期待します!!
3.名前が無い程度の能力削除
一瞬服を着なさいなに見えたがそんなことはなかった
4.名前が無い程度の能力削除
ドジっこアリスだと・・・アリだ!
アリス可愛いよアリス