今日は姫様と焼き鳥がいないため師匠が身代わり(?)で倒れた日の夜に鈴仙との約束で二羽でかくれんぼをしているのたが、単刀直入に言おう。倉から出られなくなった。
あの時、ジャンケンに勝ってすぐに隠れたのはいいんだけど、どうやら扉を閉めた時に鍵が閉まってしまったらしい。しかもこの部屋師匠が実験に使っていた部屋らしく壁が厚すぎて声が外に届かない。窓の無い暗いこの部屋で数時間がたった。
「ぐずっ、う゛っ、鈴仙~」
怖い、イヤだ、孤独はイヤだ。嫌な記憶が蘇りそうになった時、いきなり扉が粉砕された。
「てゐ!居る!?」
「鈴仙?う、うわぁぁぁぁん」
「てゐ?…良し良し。見つかって良かった、怖かったね」
「うん、うん…」
「それじゃ、今からご飯作って食べようか」
「うん、あ、その…今日一緒に寝て良い?」
鈴仙の顔が自分の眼に負けない位真っ赤になった。
そして夜ーー
私は鈴仙と寝ていた。鈴仙と一緒に居ると安心して、そしてすごくドキドキする。今日だって私を助けてくれた。涙を流して喜んでくれた。私はそんな鈴仙が好き。でも鈴仙は私の事好きなのかな、でもそれはまた今度聞こう。
「鈴仙」
「何?てゐ」
「大好き」
私は鈴仙にキスをした
前は余計なことを言ってしまいましたが、やはりこれには独特の雰囲気があり、立派な一つのスタイルだと思います。
そんな作家さんそれぞれの個性に、俺なんかが口出しするなんておこがましいですよね。すみませんでした。
とんでもありません。コメントいつもありがとうございます。