「東方じゃんけん ぱー。」
「おい霊夢何やってるんだぜ。」
「あ、魔理沙だ。」
「おっすだぜ。」
「私いつも一人で東方じゃんけんやってるの。魔理沙も一緒にやらない?」
「なんだよ東方じゃんけんって。初めて見る霊夢の一面にドキドキが止まらないんだぜ。」
「それじゃあさっそくルールを説明するね。」
「お願いします。」
1.ぱーはちょきより強い
2.ぐーはぱーより強い
3.ちょきはぐーより強い
「普通のじゃんけんの真逆だな。」
「なにそれ普通のじゃんけんって?私これしかしらないけど。」
「知識が偏ってるのぜ。」
「博霊の巫女に代々伝わる一子相伝のじゃんけんなのよ。暇な時はこれで暇をつぶしなさいって神主さんが教えてくれたの。」
「もっと他に教えることあっただろ。」
「なんだかやるのもバカらしくなってきたぜ。」
「えっ、魔理沙、私と遊んでくれないの?」グスッ
(うっ...霊夢が泣いてる。)
「も、もちろん冗談だぜ!魔理沙はやる気100%だぜ。」
「それじゃあ東方じゃんけん始めるね。まずは禊から...。」
「えっ?」
「えっ?」
「えっ?じゃなくてどうしていきなり禊からなんだぜ?」
「東方じゃんけんは神事なの。だから禊をしてからじゃないといけないのよ。」
「ええっ、それじゃあ私も風呂入るのか?」
「もちろんじゃない!体洗って、きれいな服に着替えてからじゃないとできないわ。」
「めんどくさいのぜ...。」
〜風呂〜
〜風呂終了〜
「ふうっ、さっぱりしたぜ。」
「はい、というわけでこれ着てね。」
「おう、おお、こんな普通の巫女服も置いてるんだな。」
「そのやりとり1万人ぐらい書いてるからやめて。」
「Sサイズなのにめちゃくちゃきついのぜ。」
「もしかして太った?」
「う、うるさいのぜ!!」
こうして二人は巫女服に着替え賽銭箱の前へ向かった
「ここではじめるのぜ?」
「そうよ。お賽銭箱の前がベストポジションとされてるの。」
「変わった神事だぜ。」
「じゃあまずはレートから決めていくわね。」
「んっ?」
「んっ?」
「レートってなんだぜ?」
「賭け金のことだけど?」
「ルール説明にはなかったぜ。」
「説明しなかっただけだけど。」
「ごめんなんだか急に用事が出来た気がするぜ。」
「えっ魔理沙私と遊んでくれないの?」
(...霊夢が泣いてる...)
「ふ、ふふっ、もちろん冗談魔理沙様だぜ。でも私今月厳しいんだよな。低めに設定してくれるとうれしいんだぜ。」
「じゃあ1万円からはじめるわね。」
「お前人の話聞いてる?」
「最低チェーマンないと出来ないのよ。」
「さよなら」
「えっ魔理沙私と遊んで [略]
(...霊夢が [略]
「わ、わかったぜ!チェーマンで結構だぜ。」
「うふっ、やったー!」
(妙にうれしそうだぜ)
「それじゃあ東方じゃんけんの特別ルールを説明するわね。」
「お前ほんと頭大丈夫か?」
[略]
[略]
「OKのぜ。」
「うん、特別ルールなんだけど、まず東方じゃんけんをする前に、後だしをするか先だしをするか決めるの。」
「もしかして頭わいてる?」
「つまり、じゃんけんの前に、相手より先に出すか、後に出すかを決めることができるの。」
「全然意味がわからない。」
「じゃあまずそれから決めるわね。最初はグー。」
「そこはじゃんけんなのかよ!というか知ってるじゃねえか普通のじゃんけん!!」
とりあえず二人はじゃんけんした。
最初はグー
じゃんけん
霊夢:パー
魔理沙:チョキ
「やった。勝ったのぜ。」
「後だし先だし、どっちにする?」
「もちろん後だしだぜ。」
「いいわ。それじゃあ次は相手に自分が何を出すかを宣言して。」
「ごめんやっぱりもう帰っていい?」(略[略])
「ほら魔理沙、何を後だしするか言って?」
「霊夢らしい有無の言わせなさだぜ。」
「さっさと言わないと東方じゃんけんが始まらないわよ。」
「パーで。」
「わかったわ。それじゃあ私はグーを出すわね。」
「なんかせこくない?」
「せこくないわよ。あんたうちの神社の伝統見くびってんの?」
「というかこれ一人でできる遊びじゃないぜ。」
「ちなみにこの宣言で嘘をついた場合レートの3倍を相手に渡さなくてはならないわ。」
「」
「さあそれじゃあいよいよ東方じゃんけんいくわよ。」
東方じゃんけん
じゃんけん
「グー!」
「.....」
「どうしたのよ魔理沙はやく後だししなさいよ。」
「...どうしても出さなきゃダメ?明日じゃダメ?」
「ダメに決まってるでしょ!」
「...パー。」
「やったわ!私の勝ちよ!」
「ほら、持ってけよチェージュー。」
「ふふ、何言ってるの?まだよ。追加ポイント獲得チャレンジが待ってるわ。」
「まてコラ」
「チャレンジは東方じゃんけんを5回連続で行ってその連勝した数の自乗分獲得賞金が増える仕組みよ。」
「おい脇巫女コラ」
「ちなみに先だし後だしの順番はさっきの設定をそのまま使うわ。それじゃあ魔理沙何を出すか言ってくれるかな?」
「これもう先にお金払った方が早くない?」
「5の自乗分のチェージューなんてあんた今持ってないでしょ?」
「」
「それにこれは神事だから。ちゃんとすることに意味があるのよ。」
「」
こうして東方じゃんけんが五回繰り返され結果魔理沙は25万円の借金を霊夢に負うこととなった。
「ちなみにゲンナマないならトイチで追い込みかけるから。用意するなら今のうちに準備した方がいいわよ。」
「おい霊夢...いや霊夢さん、これマジ?」
「マジも糞もないわ。神事だからこれ。」
「払えなかったらどうなんの?」
「死ぬ。」
「えっ?」
「死ぬ。」
「まじすか?」
「もう100人くらい死んでる。」
「25万とかないんだけど。」
「実家に泣きつきなさいよ。そんな発想もでないの?」
「お前が萃香になつかれてる理由がわかった気がするぜ。」
「いいから早くお金用意してね。」
「くそったれ!!」
こうして魔理沙は泣きながら魔法の森へ帰っていった。二次創作で自機のバイトを探す他ないだろう。
もちろん東方じゃんけんなど存在せず霊夢の創作にすぎない。
軽い実験のつもりが、魔理沙はものの見事にひっかかってくれた。
やっぱり神様がかかってくると、みんなちょろいな。
「うふふ、うまくひっかかったわね。次は誰をだまそうかしら?」
もちろん魔理沙からだまし取ったお金は自分では使わず、すべて神社の修繕費などに当てる予定だ。
なぜならこれは神事。
神様のためを思えば何をしてもいいのだ。そう、今なら私も、早苗の気持ちがわかる(責任転嫁)。
霊夢は自分が巫女として少し大人になったような気がした。
「おい霊夢何やってるんだぜ。」
「あ、魔理沙だ。」
「おっすだぜ。」
「私いつも一人で東方じゃんけんやってるの。魔理沙も一緒にやらない?」
「なんだよ東方じゃんけんって。初めて見る霊夢の一面にドキドキが止まらないんだぜ。」
「それじゃあさっそくルールを説明するね。」
「お願いします。」
1.ぱーはちょきより強い
2.ぐーはぱーより強い
3.ちょきはぐーより強い
「普通のじゃんけんの真逆だな。」
「なにそれ普通のじゃんけんって?私これしかしらないけど。」
「知識が偏ってるのぜ。」
「博霊の巫女に代々伝わる一子相伝のじゃんけんなのよ。暇な時はこれで暇をつぶしなさいって神主さんが教えてくれたの。」
「もっと他に教えることあっただろ。」
「なんだかやるのもバカらしくなってきたぜ。」
「えっ、魔理沙、私と遊んでくれないの?」グスッ
(うっ...霊夢が泣いてる。)
「も、もちろん冗談だぜ!魔理沙はやる気100%だぜ。」
「それじゃあ東方じゃんけん始めるね。まずは禊から...。」
「えっ?」
「えっ?」
「えっ?じゃなくてどうしていきなり禊からなんだぜ?」
「東方じゃんけんは神事なの。だから禊をしてからじゃないといけないのよ。」
「ええっ、それじゃあ私も風呂入るのか?」
「もちろんじゃない!体洗って、きれいな服に着替えてからじゃないとできないわ。」
「めんどくさいのぜ...。」
〜風呂〜
〜風呂終了〜
「ふうっ、さっぱりしたぜ。」
「はい、というわけでこれ着てね。」
「おう、おお、こんな普通の巫女服も置いてるんだな。」
「そのやりとり1万人ぐらい書いてるからやめて。」
「Sサイズなのにめちゃくちゃきついのぜ。」
「もしかして太った?」
「う、うるさいのぜ!!」
こうして二人は巫女服に着替え賽銭箱の前へ向かった
「ここではじめるのぜ?」
「そうよ。お賽銭箱の前がベストポジションとされてるの。」
「変わった神事だぜ。」
「じゃあまずはレートから決めていくわね。」
「んっ?」
「んっ?」
「レートってなんだぜ?」
「賭け金のことだけど?」
「ルール説明にはなかったぜ。」
「説明しなかっただけだけど。」
「ごめんなんだか急に用事が出来た気がするぜ。」
「えっ魔理沙私と遊んでくれないの?」
(...霊夢が泣いてる...)
「ふ、ふふっ、もちろん冗談魔理沙様だぜ。でも私今月厳しいんだよな。低めに設定してくれるとうれしいんだぜ。」
「じゃあ1万円からはじめるわね。」
「お前人の話聞いてる?」
「最低チェーマンないと出来ないのよ。」
「さよなら」
「えっ魔理沙私と遊んで [略]
(...霊夢が [略]
「わ、わかったぜ!チェーマンで結構だぜ。」
「うふっ、やったー!」
(妙にうれしそうだぜ)
「それじゃあ東方じゃんけんの特別ルールを説明するわね。」
「お前ほんと頭大丈夫か?」
[略]
[略]
「OKのぜ。」
「うん、特別ルールなんだけど、まず東方じゃんけんをする前に、後だしをするか先だしをするか決めるの。」
「もしかして頭わいてる?」
「つまり、じゃんけんの前に、相手より先に出すか、後に出すかを決めることができるの。」
「全然意味がわからない。」
「じゃあまずそれから決めるわね。最初はグー。」
「そこはじゃんけんなのかよ!というか知ってるじゃねえか普通のじゃんけん!!」
とりあえず二人はじゃんけんした。
最初はグー
じゃんけん
霊夢:パー
魔理沙:チョキ
「やった。勝ったのぜ。」
「後だし先だし、どっちにする?」
「もちろん後だしだぜ。」
「いいわ。それじゃあ次は相手に自分が何を出すかを宣言して。」
「ごめんやっぱりもう帰っていい?」(略[略])
「ほら魔理沙、何を後だしするか言って?」
「霊夢らしい有無の言わせなさだぜ。」
「さっさと言わないと東方じゃんけんが始まらないわよ。」
「パーで。」
「わかったわ。それじゃあ私はグーを出すわね。」
「なんかせこくない?」
「せこくないわよ。あんたうちの神社の伝統見くびってんの?」
「というかこれ一人でできる遊びじゃないぜ。」
「ちなみにこの宣言で嘘をついた場合レートの3倍を相手に渡さなくてはならないわ。」
「」
「さあそれじゃあいよいよ東方じゃんけんいくわよ。」
東方じゃんけん
じゃんけん
「グー!」
「.....」
「どうしたのよ魔理沙はやく後だししなさいよ。」
「...どうしても出さなきゃダメ?明日じゃダメ?」
「ダメに決まってるでしょ!」
「...パー。」
「やったわ!私の勝ちよ!」
「ほら、持ってけよチェージュー。」
「ふふ、何言ってるの?まだよ。追加ポイント獲得チャレンジが待ってるわ。」
「まてコラ」
「チャレンジは東方じゃんけんを5回連続で行ってその連勝した数の自乗分獲得賞金が増える仕組みよ。」
「おい脇巫女コラ」
「ちなみに先だし後だしの順番はさっきの設定をそのまま使うわ。それじゃあ魔理沙何を出すか言ってくれるかな?」
「これもう先にお金払った方が早くない?」
「5の自乗分のチェージューなんてあんた今持ってないでしょ?」
「」
「それにこれは神事だから。ちゃんとすることに意味があるのよ。」
「」
こうして東方じゃんけんが五回繰り返され結果魔理沙は25万円の借金を霊夢に負うこととなった。
「ちなみにゲンナマないならトイチで追い込みかけるから。用意するなら今のうちに準備した方がいいわよ。」
「おい霊夢...いや霊夢さん、これマジ?」
「マジも糞もないわ。神事だからこれ。」
「払えなかったらどうなんの?」
「死ぬ。」
「えっ?」
「死ぬ。」
「まじすか?」
「もう100人くらい死んでる。」
「25万とかないんだけど。」
「実家に泣きつきなさいよ。そんな発想もでないの?」
「お前が萃香になつかれてる理由がわかった気がするぜ。」
「いいから早くお金用意してね。」
「くそったれ!!」
こうして魔理沙は泣きながら魔法の森へ帰っていった。二次創作で自機のバイトを探す他ないだろう。
もちろん東方じゃんけんなど存在せず霊夢の創作にすぎない。
軽い実験のつもりが、魔理沙はものの見事にひっかかってくれた。
やっぱり神様がかかってくると、みんなちょろいな。
「うふふ、うまくひっかかったわね。次は誰をだまそうかしら?」
もちろん魔理沙からだまし取ったお金は自分では使わず、すべて神社の修繕費などに当てる予定だ。
なぜならこれは神事。
神様のためを思えば何をしてもいいのだ。そう、今なら私も、早苗の気持ちがわかる(責任転嫁)。
霊夢は自分が巫女として少し大人になったような気がした。
なんでも「~ぜ」を付ければ魔理沙ってわけじゃないですよ?
霊夢の悪巧みがすごく面白かったです
今度、知り合いにでも試してみますww