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さとり妖怪の初恋~後編~

2010/10/07 10:50:33
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※これは私の稚作「さとり妖怪の初恋~前篇~」の続きとなります。先にそちらの既読を推奨いたします。過剰に作者の妄想をかなり詰め込んだので、かなりの駄文です。それでもよろしければどうぞ↓









霊夢さんと会ってから数日、あの人の事が気になって何も手に付かない。ああ、思い出したらまた顔が熱い。胸が苦しい、何なんだろうこれは

コンコン
!誰か来た。お、落ち着かないと。深呼吸、深呼吸。よし

「失礼します、さとり様。実は」
「どうしました、お燐?ふむ、今度はお空が居なくなったのですか。もう、何処へ行ったのかしら」
「えーと、多分博麗神社にいったのではないかと」
「えっ」
「さとり様?」
「ワカリマシタ。こほん、分かりました。私が迎えに行ってきましょう、貴女は引き続き仕事の方をお願いしますね」
「はい、了解しました。いってらっし、って、もう居ない!?上手くいくといいけど」



<<<>>>



「あー、核融合温いわあ」
「れいむー、くすぐったい」
「うるさい、もっとぬくぬくさせろ」
「う、うにゅー」
「家のお空は暖房器具ではありませんよ」
「あ、さとり様」
「あら、また来たの」
「はい。あの、迷惑でしたか?」
「いや、別に構わないわよ。あ、お茶飲む?」
「はい、頂きます」
「んじゃ、座って待ってなさい」
「はい」
「あ、そうだ。私は先に帰りますねー」
「はい、ちゃんと仕事をするのですよ」
「分かりましたー」



「ほいお茶。あら、あいつは帰ったの。貴重なぬくぬくが」
「だから、家のお空は暖房ではありません」
「んじゃ、代わりにあんたをぎゅっと」
「ふえっ!?」
「冗談よ、冗談。心読めば分かるでしょうに」
「も、もう」
「あ、そうそう。今度また宴会をやるのよ、あんたらもくる?」
「え、でも」
「嫌われ者の私なんかが、とか言うんでしょ?大丈夫、あの中にそんな事気にする奴なんていないわよ」
「はい、分かりました。ではお言葉に甘えて」

宴会かあ。ちょっと怖いけど、霊夢さんが居るなら

「あの。私も聞きたい事が」
「ん、何?」
「わ、私って本当に可愛いんでしょうか?」

ぶっーーー

「げほっ、げほっ」
「ご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
「だ、大丈夫大丈夫。不意打ち過ぎてびっくりしただけだから・・・・そんなに気になる?」
「私、か、か、可愛いなんて言われたの初めてで」
「あ、あー。そうねえ(面と向かって言うのは恥ずかしいんだけどなあ)」
「えっ」
「こほん。んー、眠そうな目とか、癖っ毛な髪とか、一々反応が可愛らしい所とか。あ、でも一番「も、もう良いです」
「え、一番いいとこ「もう充分です!もう帰ります!」
「あらそう?んじゃ、宴会でね」
「ひゃ、ひゃい」



<<<>>>



「あ、さとり様。おかえりなさい」
「おかえりなさーい」
「ただいま。今度、博麗神社での宴会に参加する事になりました。準備の方をお願いしますね」
「了解しました。うわあ、あんな早口なさとり様、初めて見た。二人っきり作戦は上手くいったか」
「何かよく分かんないけど、上手くいって良かったねー」
「お燐、お空。ただいまー」
「あ、こいし様」
「お帰りなさい」

彼女は古明地こいし。さとりの妹であり同じさとり妖怪だが、第三の目を閉ざした為、心を読む事は出来ない。その代わり、あらゆる無意識を操る事が出来る

「あ、そうだ。こいし様にも手伝ってもらおう。ちょっとお耳を拝借」
「ん、なになにー?」

ー少女説明中ー

「なるほど、やっとお姉ちゃんにもそんな時期が」
「ええ、ようやく。後一押しです」
「うにゅ?」

ニヤニヤしながら話している辺り、この二人、確信犯である。ちなみにお空はよく分かっていない

「よし。後一押しは、この恋の伝道師こいしちゃんにどーんと任せなさい」
「先生、お願いします」



「ううう」

何とか帰ってこれた。ああ、まだドキドキしている。『一番』の部分を聞いていたら心臓が破裂していたかもしれない。頭の中が霊夢さんで一杯になる。本当に何なんだろう、これ

ばたーーーん

「おねえちゅわあああん」
「・・・・・お帰りなさい、こいし」
「あら、反応薄い。相当重症だねこりゃ。えー、お姉ちゃん。最近、特定の人の事ばかり考えたり、その人の事を考えると胸が苦しくなったり、顔が熱くなったりしない?」
「!なぜ、それを」
「お姉ちゃん、それはズバリ。『恋』だよ」

来い、濃い、鯉、請い・・・・・恋!?それってつまり、私は霊夢さんの事が。す、ス、好・・・・・・・ボンっ

「#$%&!」
「おお、熱い熱い。相手は霊夢と見た。で、どうすんの?告白すんの?」
「な、なじぇしょれを!?それに、こ、こ、こくひゃく!?」
「細かい事は気にしない。でさ、今度宴会あるらしいじゃん。そこでぐっといってガっと行っちゃおうよ」
「そ、そんなの無理ですよう」
「そんなんじゃ駄目だよ、お姉ちゃん。恋は攻めだよ」
「恋は、攻め。恋は攻め。が、頑張りましゅ」



<<<>>>



そんなこんなで宴会当日。今回も人妖問わず様々な者達が、飲めや歌えやの大騒ぎである

「何よ、ほとんど飲んでないじゃないの」
「あ、れ、霊夢さん。その、この場にある沢山の『声』を聞いているだけで酔ってしまいそうで」
「それじゃあ仕方ないわね。でも、貴女の事を悪く言っている奴はいないでしょう?」
「そう、ですね。皆、私の事など気にせず思い思いに宴会を楽しんでいます」
「そう、良かったわね。んじゃ、私はあっちに行ってるから。また後でね」
「あっ、はい」

確かに私の事を悪く言っている人は居ない。でも、それ以上に気になるのは霊夢が私の事をどう思っているかで。
覗いてみても、ほとんど変化はない。直接聞けばいいのだろうけれど、本当は本心を知るのが、怖い

「やっべー、家の姉ちゃんマジ奥手すぎるんスけど。ずっと霊夢の方見ちゃって。これはお燐、アレしかないね」
「ええ、アレしかないですね。お空、最後の仕上げに入るから霊夢を呼んできてよ」
「?分かったー」
「お燐、やるよー」
「ええ」

ガバッ

「お、お燐!?」
「ごめんなさい、さとり様。恨むなら、自分の奥手っぷりを恨んでください!こいし様!」
「よーし、お姉ちゃん。コップ一杯、一気にいっちゃおー」
「ん、んぐう!?」
「あ、そーれ。イッキイッキ」

グビッ、グビッ

「ふにゃー」
「おお、相変わらず超の付く下戸だねえ。まあ、この状況じゃ無理もないか」
「霊夢連れてきたよー」
「何かよ・・・・・さ、さとり!大丈夫!?」
「んん、れいむしゃん」
「何この可愛い生き物、じゃなくて・・・・・・あいつらもいつの間にか居ないし。あー、もう。仕方ないわね。よっ、と」

ひょい

「あら、やっぱり軽いわね」
「んんっ」
「お、お熱いねえお二人さん」
「おいおい、宴会はこれからだってのに。胃もたれしちまいそうだぜ」
「あらあら」
「けっ、結婚なんてお母さん許しませんよ!」
「話が飛躍しすぎですよ紫様。後、お母さんってなんですか」
「わ、私だっていつかは」

やんややんや、ヒューヒュー、おお熱い熱い

「だー、外野うっさいわよ!!」



<<<>>>



「たくっ、あの酔っ払いどもめ」
「ん・・・・・。あれ、れいむさん?」
「お、気が付いた。大丈夫?」
「はい、なんと、かっ!?」

こここ、これは!?お、お、お姫様抱っこ!?

「あうあう」
「あらら、茹でダコみたい。よし、この部屋で良いか。よっ、と」
「ありがとう、ごじゃいまふ」
「それじゃ、落ち着くまでここにいなさい」
「あっ」

ー恋は攻めだよ、お姉ちゃんー

ぎゅっ

「さ、さとり!?」
「行かないで、下さい」
「うっ。わ、分かったわ」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・私、こういう気持ちとはずっと無縁だと思ってました。自分は嫌われ者だからと、こいし達以外とは距離を置いてきたつもりでした。それを貴女は、人の心に堂々と入り込んできて。私は心を司る妖怪なのに、貴女に心を翻弄されてばかりで。れ、霊夢さんが悪いんですよ!?せ、せ、責任を取って下さい!」
「あー、それってつまり」
「好き、です。霊夢さんの事が」
「・・・・・もう、抑えなくてもいいか。そういえば、貴女の一番可愛いと思う所、まだいってなかったわね」
「えっ」
「眠そうな目、癖っ毛な髪、一々初々しい反応。でも、一番可愛いと思うのは」

ぎゅうっ

「れれれ、れいむしゃん!?」
「私よりずっと年上の癖に、小さくて、儚くて、放っておくとすぐ消えてしまいそうで、守ってあげたくなる所かな」
「!!!?」
「まあ、一目惚れって奴かしら。あんたに読まれないようにするの、大変だったんだから」
「そんな。そんなの、ずるい、ですよ」
「ごめんなさいね。その、いつまで一緒に居られるかは分からないけど。出来るだけ一緒に居るようにするから」
「はい」
「これから、よろしくね。さとり」
「はい、霊夢さん」
「こら」
「いたっ」
「霊夢、でしょ」
「え、えっと。れい、む。うう、は、恥ずかしいです」
「ん、よろしい。ほんと、可愛いんだから」
「・・・・・いぢわる」



<<<>>>



「何これ、胃もたれしそうなんすけど。霊夢さんマジイケメン」
「こっちは口から砂糖が出そうです」
「うにゅー、お燐。見えない」
「あんたにゃまだ早いよ。まあ、何はともあれこいし様」
「うん、みっしょんこんぷりーとだね」
「うにゅ?」
前作への多くのコメント、ありがとうございます。好評でびっくりしてます
今回の作品ですが、点と会話文多すぎだなあとか、ぐだぐだだなあとか、さとり様のキャラを崩しすぎたなあとか、反省点は多々あります。精進あるのみです。今後は、この二人でまだ書きたい物もあるし、他に書きたい物もあります。また投稿するかもしれません。その時はよろしくお願いします
最後に、こんな妄想の塊の駄文を最期まで読んでいただき本当にありがとうございます
さとられいむもっと流行れ
特攻
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コメント



0.簡易評価なし
1.無評価名前が無い程度の能力 削除
甘すぎて吐いた砂糖で窒息しそうだ。
お燐とこいしちゃんよくやった!
2.無評価唯 削除
ば……馬鹿な……氷砂糖で甘さに耐性がある、私が……負けた……?グハァッ!(吐糖

さとりん可愛いなぁもう!
3.無評価TEWI 削除
あれ?何このガム…凄く甘い………ガフッ(吐血
4.無評価名前が無い程度の能力 削除
いつのまにか緑茶に砂糖いれたの?
甘過ぎるぜ
5.無評価奇声を発する程度の能力 削除
飲んでたブラックコーヒーが甘くなった…だと!?
6.無評価名前が無い程度の能力 削除
確かに荒削りな所は多々あるけども、最初はみんなそんなもん
素晴らしきさとられいむを昇華させる為に、書いて書いて書きまくるのじゃー!
7.無評価名前が無い程度の能力 削除
あまーい!
あますぎだー
だが、それがいい

会話文多すぎなのが気になったが、内容は良い。
8.無評価けやっきー 削除
>「こら」
 「いたっ」
 「霊夢、でしょ」
ここの会話が大好きです、えぇ。