部屋の中には大きなテレビが置かれており、軽快な音楽に合わせて大勢の人々が
笑顔で踊っている。
慧音が語り出した。
「マツケンサンバっていい曲だと思うんだよ。」
アリスが応える。
「踊りと合わせてこその名曲よね。」
「アリスは誰か好きなアーティストはいるかい?」
「うーん、「ムック」が好きらしいわよ。」
「らしい、っていうのは何ぞ?」
「いや・・・なんというか、「ムック」の「絶望」とか「断絶」という曲が好きらしいのよ。」
だから「らしい」ってなんなんだよ
「すごいタイトルですねぇ、聴いてみたいような、聴きたくないような。」
「美鈴は好きなアーティストはいるの?」
「私ですか?う~ん、モーツァルトとかはよく聴きますけど。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・?どうかしたんですか?」
「私だって葉加瀬太郎とか聴くし。」
「わ、私だってイマージュとか大好きだし。」
「あぁ、いい曲ですよねぇ。」
「・・・上から見やがって。」
「・・・見やがって。」
「そんなことないですって、いい曲に上も下もないですよ。」
満面の笑顔で良い事言いやがって
「おい、にとり、何か言ってやれ。」
「えぇ!?私!?・・・えっと、モッツァレラよりフルーツタルトのほうが好きかな。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
追い詰められたにとりはしゃがみ体制を作り声を振り絞った
「きゅ、キュー☆」
ドンッ
突き飛ばした
「きゅ、きゅいい!?」
かっぱに頼った私が馬鹿だった
「勇儀、出番だ。」
「女なら中島みゆきに決まっているっ!!」
「・・・で?本当のところは?」
「・・・中島みゆき。」
「・・・・・・」
「・・・中島美嘉。」
「・・・私は、いい曲だと思うぞ。」
「私もいいと思うわよ。」
「私も同感です。」
「・・・うん。」
みんな優しかった。
「一輪、期待してるぞ。」
「うぇ~、・・・び、ビートまりおさん大好きですよ。」
「よし分かった、一輪が一番手でえ~りんを歌うという事だな。みんな立て、カラオケに行くぞ!!」
「はーい」
「へーい」
「ほーい」
「くそぅ、あんな話の振られ方したらどうしようもないっつーの。」
さて、出かけるんだから服を外出用に着替えよう。今日は寒いわけでもないから半袖で
いいかな。そんなことを考えながら仕度を整えていたアリスは、部屋の片隅で小さく
縮こまっているにとりに気がついた。
きゅぅぅ・・・きゅぅぅ・・・
悲しげに泣いている。・・・やれやれ
「にーとーり。」
にとりのことを優しく抱きしめながら声をかける。
「ひゅいい!?ア、アリス!?」
「いつまで泣いてるの、早く行きましょうよ。」
「な、泣いてなんかないもん!!」
ぐしぐしと目のあたりを袖でこすっている。世話のかかる子だ。
「はいはい、ほら、鼻ちーんして。」
「ちーん。」
にとりの体を抱えあげて立たせてあげる。
「よいしょ、と。待っててあげるから出かける準備してきなさいよ。にとりの
JAMPROJECTも聴きたいしね。」
「う、うん。待っててくれなきゃ駄目だからね!!」
「はいはい。」
「遅いぞ、2人とも。罰として、一輪がU・N・オーエンを歌ったら一曲ずつ持ち歌を
披露すること。」
「まかせてよ。GONGで90点叩き出してみせるよ。」
「私は、「極彩」でも歌おうかしら。」
慧音はもちろんマツケンサンバを歌いました。振り付け有りで
笑顔で踊っている。
慧音が語り出した。
「マツケンサンバっていい曲だと思うんだよ。」
アリスが応える。
「踊りと合わせてこその名曲よね。」
「アリスは誰か好きなアーティストはいるかい?」
「うーん、「ムック」が好きらしいわよ。」
「らしい、っていうのは何ぞ?」
「いや・・・なんというか、「ムック」の「絶望」とか「断絶」という曲が好きらしいのよ。」
だから「らしい」ってなんなんだよ
「すごいタイトルですねぇ、聴いてみたいような、聴きたくないような。」
「美鈴は好きなアーティストはいるの?」
「私ですか?う~ん、モーツァルトとかはよく聴きますけど。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・?どうかしたんですか?」
「私だって葉加瀬太郎とか聴くし。」
「わ、私だってイマージュとか大好きだし。」
「あぁ、いい曲ですよねぇ。」
「・・・上から見やがって。」
「・・・見やがって。」
「そんなことないですって、いい曲に上も下もないですよ。」
満面の笑顔で良い事言いやがって
「おい、にとり、何か言ってやれ。」
「えぇ!?私!?・・・えっと、モッツァレラよりフルーツタルトのほうが好きかな。」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
追い詰められたにとりはしゃがみ体制を作り声を振り絞った
「きゅ、キュー☆」
ドンッ
突き飛ばした
「きゅ、きゅいい!?」
かっぱに頼った私が馬鹿だった
「勇儀、出番だ。」
「女なら中島みゆきに決まっているっ!!」
「・・・で?本当のところは?」
「・・・中島みゆき。」
「・・・・・・」
「・・・中島美嘉。」
「・・・私は、いい曲だと思うぞ。」
「私もいいと思うわよ。」
「私も同感です。」
「・・・うん。」
みんな優しかった。
「一輪、期待してるぞ。」
「うぇ~、・・・び、ビートまりおさん大好きですよ。」
「よし分かった、一輪が一番手でえ~りんを歌うという事だな。みんな立て、カラオケに行くぞ!!」
「はーい」
「へーい」
「ほーい」
「くそぅ、あんな話の振られ方したらどうしようもないっつーの。」
さて、出かけるんだから服を外出用に着替えよう。今日は寒いわけでもないから半袖で
いいかな。そんなことを考えながら仕度を整えていたアリスは、部屋の片隅で小さく
縮こまっているにとりに気がついた。
きゅぅぅ・・・きゅぅぅ・・・
悲しげに泣いている。・・・やれやれ
「にーとーり。」
にとりのことを優しく抱きしめながら声をかける。
「ひゅいい!?ア、アリス!?」
「いつまで泣いてるの、早く行きましょうよ。」
「な、泣いてなんかないもん!!」
ぐしぐしと目のあたりを袖でこすっている。世話のかかる子だ。
「はいはい、ほら、鼻ちーんして。」
「ちーん。」
にとりの体を抱えあげて立たせてあげる。
「よいしょ、と。待っててあげるから出かける準備してきなさいよ。にとりの
JAMPROJECTも聴きたいしね。」
「う、うん。待っててくれなきゃ駄目だからね!!」
「はいはい。」
「遅いぞ、2人とも。罰として、一輪がU・N・オーエンを歌ったら一曲ずつ持ち歌を
披露すること。」
「まかせてよ。GONGで90点叩き出してみせるよ。」
「私は、「極彩」でも歌おうかしら。」
慧音はもちろんマツケンサンバを歌いました。振り付け有りで
ですぞ
>2
そっちじゃねえwwwwww
そんなことより慧音先生のマツケンサンバが見たいです。