「ハァ、ハァ」
夜の紅魔館で艶っぽい声が当主レミリアの一室で響く。その声はさとりのもので、レミリアがさとりに馬乗りになり色々なんやかんややっているからである。
「レ、レミィ、もうや、めて。」
そう懇願するさとりの顔は頬は紅潮し、目を潤ませたものだった。そんな状態でいったい誰が本当にやめるというのか。むしろ誘っているじゃねえか。
そしてその例に漏れずレミリアも一向にやめる気配などなかった。
「本当にやめて欲しいと思っているのかしら?」
そう言ってレミリアは更に行為を続けようとする。
「さとりはずるいわ。さとりは私がどれほどあなたを愛しているか心を読めるからわかるでしょう?でも私はわからないわ。あなたは私のことを好きですと言ってくれる。でもそれは私を傷つけないためのうそかもしれない。だから実力行使をしたの。私のことを本当に愛していてくれて私のことを受け入れてくれるかを。」
レミリアの顔は真剣そのものだった。さとりはレミリアがそういう考えを持っているとわかったはいた。
だからこそさとりは常日頃からレミリアに好きですよと言ってきていた。流石に臆面も無く愛してるというのは恥ずかしかったので言えなかったのではあるが、それが今回のレミリアの暴走だ。
ならばと思い、さとりは
「レミィ、あ、あ、あいして、、ますよ。」
顔を真赤にさせ精一杯恥ずかしさを堪え、さとり本当の思いを伝えた。これでレミリアの暴走も抑えることができ、この恥ずかしすぎる状況から抜けられるとさとりは思った。
「ですからこれをやめていた……」
「私もよさとり。ということで私の愛を受け入れてくれるわよね?」
さとりからの真剣な告白を聞いて急に元気になったレミリア。この行為をやめるわけなどなかった。当たり前ですよね~。
「え?ちょっ、レミィ。」
「さぁ、受け入れてくれるのかしら?」
レミリアは不敵に笑う。先程の不安げな顔などどこ吹く風。今や、まるで断られる訳など無いと完全に自信を持ってる顔になっている。
その顔を見てさとりも、ふっ、と笑う。
「愛してますよ、レミィ。」
その一言で満足しのかレミリアはさとりの頬に添えていた手をどんどん下のほうへ伸ばしていく。
胸、へそ、そして……。
「はい、妄想はそこまでにしていただけますか?」
「ええええええええええ、おま、ええ?なに、なんなの?」
「え?」
さとりは困惑する。そのようなR18紛いの妄想をこんなところに垂れ流していいはずがない。そう思って中断させたのである。
しかし、
「あとちょっとだったじゃん。あとほんの少しであなたとヤレてたじゃ無い?」
レミリアは必死に抗議する。
「え?いや、そういう妄想は普通本人のいない所でやるものじゃないですか?なぜ本人目の前にしてするのですか?」
「そんなもの本人目の前にしてるからこそするものでしょうが!」
そんな常識知りませんよ。さとりはそう言って溜息をつく。
「はぁ、今のは無いわぁ。一気に萎えた。例えるなら最後に食べようと思ってとっといたショートケーキの苺を奪われるくらい無いわぁ。どう責任とってくれるの?」
「例えが分かりにくいです。責任もとりません。あなたはもう少しフランさんとこいしを見習ってください。とても健全で微笑えましい…」
「え?」
「え?」
お互いに硬直する。
地雷だった。さとりは踏んではいけない地雷を踏んでしまった。
その瞬間レミリアからフランとこいしのにゃんにゃんしている映像が流れ込んできた。さとりは普段紅魔館には日帰りで来ているのでこいしがまさかそんなことをしているなんて思いもよらなかった。
「こいしの首筋をフランがこう舌を這わせ……」
「いちいち口で言わないでください。」
「フランが吸血している所なんて超見物だったわ。こいしのその時の表情と言ったらもうね、妹の嫁なのに興奮したわ~。」
「ヤメロトイッテル。」
そうここではこれ以上描写できないのがとても残念である。
しかし、さとりにしてはこんなものを見たくなかった。妹の性事情など知りたくも無いことだ。この映像を見て明日からこいしとどう顔を合わせればいいのか。とても気まずい。
しかし聞きたいことがある。
「なぜ覗いてるんですか!」
そう、この映像が流れ込んでくるということはレミリアが確実にその現場を覗いているということにほかならない。
「いやぁ、こいしとフランが夜いったいナニをしているか気になって。」
テヘッ、そう笑うレミリアを見てさとりは軽く殺意が芽生えてきた。というか気付け二人とも。そこまで行為に夢中か。
「と、妹二人もヤってることだし、私たちも、ね?」
「ね?じゃねえですよ。やりません。全く…。」
さとりがそういうとレミリアの表情に影を落とした。
「……さとりはやっぱり私のこと嫌いなの?」
「え?」
「私はわがままばかり言ってあなたに迷惑かけてばかり。フフ、あなたに好かれるはずも無いわね。」
自分で言っといてなんだけど、っとレミリアは自嘲気味に笑う。今のレミリアの心中はネガティブなものばかりで占められてた。
レミリアの妄想中でもあったが確かにさとりはレミリアに一度も愛してると言ってこなかった。
だからレミリアは本当にさとりに嫌われていると思っている。
「今までごめん、さとり。やっぱりあなたと別……」
「レミィ?私はあなたのわがままは嫌いじゃないですよ。確かに迷惑ばかりかけられているけど、そのわがままで自信家で可愛らしいあなたを好きになったのですよ。だから嫌うはずがありません。」
そう言ってさとりはレミリアを優しく抱きしめる。
「愛してますよレミィ。」
少し力を入れると折れてしまうと思えるような細くて小さな体をぎゅっと抱きしめる。
レミリアを構成する何もかもをさとりは愛していた。だからこそ今まで言えなった一言が自然に出てきた。
しかし、
「ふっふっふ。」
「レミィ?」
「かかったわね、さとり。」
「な、まさか!?」
「ええ、その通りよ。今までの流れ全てがあなたに私を愛してると言わせるがための小芝居よ!」
はっはっはと声高らかに笑うレミリア。
しかし、覚を騙すことは並大抵のことではできない。何故なら少しでも嘘をついているという自覚があればさとりの第三の目が見逃すはずが無い。
今回の一連の流れの中でレミリアが嘘をついている気配すらなかった。ずべて全力で本当の事しか言ってないし本当のことしか思っていなかった。
これが吸血姫レミリアの力か、とさとりは感心した。
「でもさとりが悪いのよ。ちゃんと言ってくれないから。」
だから私は悪くないと(ない)胸を張るレミリア。その姿を見てさとりは一層レミリアのことが愛しくなった。
しかし、次の瞬間にはそれも崩れることとなる。
「じゃ、ベッド行こうか?」
「ハ?ナンデデスカ?」
思わず片言になるさとり。
「いや、これからヤるということよ。」
いやいやいや、なんでそんな展開?いや、そんなことより逃げなければと思った瞬間にはレミリアの右手がさとりの腰を抱いていた。
何を言っているかわからねーと思うが(ry
レミリアの力は流石の吸血姫クオリティ。覚の力では絶対に外すことなどできるわけがない。あはれ種族の差。
「さぁ、さとり、夜はこれからよ。」
「ちょ、ちょっと待ってくださああああああい。」
さとりの悲痛な叫び。しかし世は無情なり。この紅魔館で当主レミリアを止めるものは誰もいない。
その夜、レミリアの一室からはそれはそれは……。
夜の紅魔館で艶っぽい声が当主レミリアの一室で響く。その声はさとりのもので、レミリアがさとりに馬乗りになり色々なんやかんややっているからである。
「レ、レミィ、もうや、めて。」
そう懇願するさとりの顔は頬は紅潮し、目を潤ませたものだった。そんな状態でいったい誰が本当にやめるというのか。むしろ誘っているじゃねえか。
そしてその例に漏れずレミリアも一向にやめる気配などなかった。
「本当にやめて欲しいと思っているのかしら?」
そう言ってレミリアは更に行為を続けようとする。
「さとりはずるいわ。さとりは私がどれほどあなたを愛しているか心を読めるからわかるでしょう?でも私はわからないわ。あなたは私のことを好きですと言ってくれる。でもそれは私を傷つけないためのうそかもしれない。だから実力行使をしたの。私のことを本当に愛していてくれて私のことを受け入れてくれるかを。」
レミリアの顔は真剣そのものだった。さとりはレミリアがそういう考えを持っているとわかったはいた。
だからこそさとりは常日頃からレミリアに好きですよと言ってきていた。流石に臆面も無く愛してるというのは恥ずかしかったので言えなかったのではあるが、それが今回のレミリアの暴走だ。
ならばと思い、さとりは
「レミィ、あ、あ、あいして、、ますよ。」
顔を真赤にさせ精一杯恥ずかしさを堪え、さとり本当の思いを伝えた。これでレミリアの暴走も抑えることができ、この恥ずかしすぎる状況から抜けられるとさとりは思った。
「ですからこれをやめていた……」
「私もよさとり。ということで私の愛を受け入れてくれるわよね?」
さとりからの真剣な告白を聞いて急に元気になったレミリア。この行為をやめるわけなどなかった。当たり前ですよね~。
「え?ちょっ、レミィ。」
「さぁ、受け入れてくれるのかしら?」
レミリアは不敵に笑う。先程の不安げな顔などどこ吹く風。今や、まるで断られる訳など無いと完全に自信を持ってる顔になっている。
その顔を見てさとりも、ふっ、と笑う。
「愛してますよ、レミィ。」
その一言で満足しのかレミリアはさとりの頬に添えていた手をどんどん下のほうへ伸ばしていく。
胸、へそ、そして……。
「はい、妄想はそこまでにしていただけますか?」
「ええええええええええ、おま、ええ?なに、なんなの?」
「え?」
さとりは困惑する。そのようなR18紛いの妄想をこんなところに垂れ流していいはずがない。そう思って中断させたのである。
しかし、
「あとちょっとだったじゃん。あとほんの少しであなたとヤレてたじゃ無い?」
レミリアは必死に抗議する。
「え?いや、そういう妄想は普通本人のいない所でやるものじゃないですか?なぜ本人目の前にしてするのですか?」
「そんなもの本人目の前にしてるからこそするものでしょうが!」
そんな常識知りませんよ。さとりはそう言って溜息をつく。
「はぁ、今のは無いわぁ。一気に萎えた。例えるなら最後に食べようと思ってとっといたショートケーキの苺を奪われるくらい無いわぁ。どう責任とってくれるの?」
「例えが分かりにくいです。責任もとりません。あなたはもう少しフランさんとこいしを見習ってください。とても健全で微笑えましい…」
「え?」
「え?」
お互いに硬直する。
地雷だった。さとりは踏んではいけない地雷を踏んでしまった。
その瞬間レミリアからフランとこいしのにゃんにゃんしている映像が流れ込んできた。さとりは普段紅魔館には日帰りで来ているのでこいしがまさかそんなことをしているなんて思いもよらなかった。
「こいしの首筋をフランがこう舌を這わせ……」
「いちいち口で言わないでください。」
「フランが吸血している所なんて超見物だったわ。こいしのその時の表情と言ったらもうね、妹の嫁なのに興奮したわ~。」
「ヤメロトイッテル。」
そうここではこれ以上描写できないのがとても残念である。
しかし、さとりにしてはこんなものを見たくなかった。妹の性事情など知りたくも無いことだ。この映像を見て明日からこいしとどう顔を合わせればいいのか。とても気まずい。
しかし聞きたいことがある。
「なぜ覗いてるんですか!」
そう、この映像が流れ込んでくるということはレミリアが確実にその現場を覗いているということにほかならない。
「いやぁ、こいしとフランが夜いったいナニをしているか気になって。」
テヘッ、そう笑うレミリアを見てさとりは軽く殺意が芽生えてきた。というか気付け二人とも。そこまで行為に夢中か。
「と、妹二人もヤってることだし、私たちも、ね?」
「ね?じゃねえですよ。やりません。全く…。」
さとりがそういうとレミリアの表情に影を落とした。
「……さとりはやっぱり私のこと嫌いなの?」
「え?」
「私はわがままばかり言ってあなたに迷惑かけてばかり。フフ、あなたに好かれるはずも無いわね。」
自分で言っといてなんだけど、っとレミリアは自嘲気味に笑う。今のレミリアの心中はネガティブなものばかりで占められてた。
レミリアの妄想中でもあったが確かにさとりはレミリアに一度も愛してると言ってこなかった。
だからレミリアは本当にさとりに嫌われていると思っている。
「今までごめん、さとり。やっぱりあなたと別……」
「レミィ?私はあなたのわがままは嫌いじゃないですよ。確かに迷惑ばかりかけられているけど、そのわがままで自信家で可愛らしいあなたを好きになったのですよ。だから嫌うはずがありません。」
そう言ってさとりはレミリアを優しく抱きしめる。
「愛してますよレミィ。」
少し力を入れると折れてしまうと思えるような細くて小さな体をぎゅっと抱きしめる。
レミリアを構成する何もかもをさとりは愛していた。だからこそ今まで言えなった一言が自然に出てきた。
しかし、
「ふっふっふ。」
「レミィ?」
「かかったわね、さとり。」
「な、まさか!?」
「ええ、その通りよ。今までの流れ全てがあなたに私を愛してると言わせるがための小芝居よ!」
はっはっはと声高らかに笑うレミリア。
しかし、覚を騙すことは並大抵のことではできない。何故なら少しでも嘘をついているという自覚があればさとりの第三の目が見逃すはずが無い。
今回の一連の流れの中でレミリアが嘘をついている気配すらなかった。ずべて全力で本当の事しか言ってないし本当のことしか思っていなかった。
これが吸血姫レミリアの力か、とさとりは感心した。
「でもさとりが悪いのよ。ちゃんと言ってくれないから。」
だから私は悪くないと(ない)胸を張るレミリア。その姿を見てさとりは一層レミリアのことが愛しくなった。
しかし、次の瞬間にはそれも崩れることとなる。
「じゃ、ベッド行こうか?」
「ハ?ナンデデスカ?」
思わず片言になるさとり。
「いや、これからヤるということよ。」
いやいやいや、なんでそんな展開?いや、そんなことより逃げなければと思った瞬間にはレミリアの右手がさとりの腰を抱いていた。
何を言っているかわからねーと思うが(ry
レミリアの力は流石の吸血姫クオリティ。覚の力では絶対に外すことなどできるわけがない。あはれ種族の差。
「さぁ、さとり、夜はこれからよ。」
「ちょ、ちょっと待ってくださああああああい。」
さとりの悲痛な叫び。しかし世は無情なり。この紅魔館で当主レミリアを止めるものは誰もいない。
その夜、レミリアの一室からはそれはそれは……。
この2人のカップリングは新鮮だった。
この二人は妹を見習うべき。
こいフラを詳しく。
微笑ましかった
レミさとはいいなぁ…
>>1様
やはりレミさとはマイナーなのでしょうか?
>>2様
妹二人は純愛路線な僕です。
>>3様
その通りです。これから頑張って流行らしていきたいです。
>>4様
そのうち書きたいと思います。いや書きます。こいフラ大好きです。
>>5様
そのように思って頂いて恐悦至極に存じます。
>>6様
よかったです。結構ビクビクしながら投稿してしまいました。
>>7様、>>8様、
つ、続きですか?頑張ってみます。
>>9様
このように試す形になってしまって申し訳ありませんでした。
>>10様
作者は完全アウトの作品は書けないです。だって恥ずかしいんだもん。
それが悪いとは言いませんが。