※ルナ大とかいう組み合わせです。いきなり大ちゃんはルナ姉の嫁になってますが気にしないでください。
耳と尻尾が生えてしまった。
何故?と聞かれてもこっちが聞きたい。
早く治したいのだけれど、誰かに聞こうにも周りには能天気な妖精の友達しかいない。
案の定、彼女達は面白がるだけで誰も相談に乗ってくれなかった。
それで私は唯一頼れる人、というか幽霊のルナサさんを尋ねたのだけど・・・
「可愛い!」
ダメだった。
いえ、ルナサさんに褒められるのはとても嬉しいんだけど。
ルナサさん相談があるんです、と彼女の家を訪ねたところまでは良かった。
どうしたの?とこちらの真剣な表情を読んでかとても心配してくれた。
が、犬耳を隠すために被っていた帽子を取った途端この通りだ。
「可愛い!大ちゃんどうしたのこれ!?凄く可愛い!」
「いえ、それがわからないから相談に来たんですが」
普段の落ち着いた雰囲気は何処へやら。
ルナサさんは、実は中身は妹のメルランさんなんじゃないかってくらいテンションが高かった。
「あ、そっか。でもそんなことより・・・可愛い!」
「よくないですよ!」
「あ・・・ゴメン。でもちょっとだけいいかな?」
こちらの非難の声を無視して、彼女は頭を撫でてきた。
むぅ、そんなために来たんじゃないのに・・・
あぁ、でもルナサさんのなでなで気持ちいいな。
「くぅん・・・」
思わず犬の鳴き声みたいな声が出てしまった。
ルナサさんの冷たい手。
チルノちゃんの氷の冷たさとは違う、なんていうか、死の冷たさみたいな。
最初はそのぞっとする感じがとても怖かったのだけれども・・・
「大ちゃん…可愛い」
今では、それもとっても心地いい。
だって、ルナサさんより優しく撫でてくれる人なんて居ないもの。
さっきまで頭を撫でていた彼女の手が、今度は本命の犬耳に伸びてきた。
「この耳・・・本当に犬のなんだね。毛がほわほわってしてて、触るとしっとりしてる」
「きゃん!」
だ、ダメです!耳はダメです!
「ご、ゴメン大ちゃん。・・・痛かった?」
「い、いえ・・・ごめんなさい変な声だしちゃって・・・」
「そんなことないよ。子犬みたいで可愛い声だった」
「くぅん・・・」
ルナサさん・・・それフォローじゃないって。
また犬みたいな声を・・・本当に犬になっちゃったのかな?
「耳はダメなんです・・・」
「やっぱり痛いの?」
「そうじゃないんですけど・・・なんだか慣れなくて・・・触られるとその・・・・・・・・・恥ずかしい・・・です」
顔が熱い。
「・・・そっか」
ゴメンね、と呟くルナサさんの顔もなんだか真っ赤だった。
それがなんだか恥ずかしくて・・・
「・・・・・・・・・」
ルナサさんはまたなでなでしてきてくれた。
けどさっきとは違って、無言で、顔は真っ赤のままで・・・
今までとは違う雰囲気に、私はどぎまぎしてしまう。
恥ずかしくて、でもやっぱりルナサさんの手は気持ちよくて・・・
無意識のうちに私は、ふりふりと尻尾を振ってしまっていた。
「ふふっ、大ちゃん。しっぽ、しっぽ」
「ふぇ?きゃ!?」
彼女は笑いながら私の後ろを指差した。
それにつられて後ろを振り返る。
髪の毛と同じ緑色の尻尾。
左右にふりふりと、喜んじゃってるのがまるわかり。
「大ちゃんは顔にでるほうだけど、尻尾にも出るんだね」
わぁ、ふさふさ、なんて言いながらルナサさんは私がスカートの上から抑えているのに無視して触ってくる。
「あんまり見ないでくださいよぉ・・・」
「どうして?」
「尻尾動くせいで・・・ぱんつ見えちゃうじゃないですか」
「じゃあ動かさなきゃいいんじゃない?」
少し意地悪っぽく彼女は言う。
むぅ、わかってるくせに。
「出来たらやってますよ・・・」
嬉しさがルナサさんに伝わってるのはいいんだけど、優しくされると喜ぶという自分の現金さがなんだか恥ずかしくて・・・
ルナサさんの目と撫でる手つきがなんだか妖しい感じがして・・・
胸がバクバクするのが収まらなくなって、顔が、いえ、体全体が熱くなってしまった。
どうしよう、本当に熱い。
チルノちゃんだったら融けちゃうんじゃないかってくらいに。
どうしよう、頭もぼーっとしちゃって息も苦しい。
「ふふっ、大ちゃん。ホントにワンちゃんになっちゃったみたいだね」
ルナサさんの悪戯っぽい笑い声で、私のもやもやしてた意識がすこしだけ晴れた。
「ほえ?」
今度はいったい何なんだろう?と小首をかしげた私の口にひんやりしたものが触れてきた。
いえ、口ではなく舌だった。
彼女の指が私の舌を触っていた。
「ひゃっ!ふぁにふるんふぇす~?」
私の抗議(言葉になってないけど)にも関わらずルナサさんはむにむにと舌をいじくりまわす。
「ふふふ、大ちゃん気が付かなかった?ワンちゃんみたいにベロだしてはぁはぁって」
なんだかえっちな手つきで彼女はいじり続けている。
その指は冷たくて火照った体には気持ちいいんだけど、なんだかとても変な気分になって余計にドキドキしてしまう。
ダメです、ずっといじっちゃったら!
口を閉じることが出来ないのでよだれが垂れてきた。
ぽたり、とよだれが床に落ちて、そのうえルナサさんの手も汚してしまう。
さんざん私の舌で遊んだ後、やっと手を離してくれた。
そしてルナサさんは、よだれまみれの指を今度は自分ぺろりと舐めた。
「大ちゃんの、おいしいよ」
そんな変態ちっくな事を言いながら、彼女はまるで蜂蜜でも舐めるように私の唾液を味わっている。
妖艶、とはこういうときに使うのかな。
顔から火が出そうで、こんなこと止めて欲しいのだけれど。
そんなルナサさんの口元から目が離せなかったわけで・・・
さっき少しだけ落ち着いた心臓が、今度は爆発しそうなくらいドキドキしていた。
その後、ルナサさんはまた頭を撫でてくれた。
さっきまで舐めていた手と逆だったのは彼女なりの気遣いなのかもしれない。
「ホント、どうしちゃったんだろうね?この耳」
だから耳は触らないでくださいって。
「ひゃ・・・こっちが知りたいですよ」
「可愛いからいいんだけどね」
「良くないですよ!!」
こちらの抗議の声をルナサさんはけらけらと笑いながら受け流す。
笑い事じゃないのに。
「本当にこのまま犬になっちゃうのかな・・・?」
「大丈夫だよ、大ちゃん」
不安になった私に、彼女は微笑みかけてくれた。
さっきまでの意地悪な笑顔じゃなくて、とても優しい顔。
そしてそのまま、私の顔を自分の胸に押し当ててぎゅっと抱いてくれた。
「大丈夫だよ」
「はい」
とろんとした声で返事をする。
「もしワンちゃんになっても、私が面倒を見てあげるから」
「はい」
やっぱりルナサさんは優し・・・
あれ?
「ゴハンもちゃんとあげるし、お散歩にも連れて行くし、トイレのお世話も・・・」
「だめですよぅ!!」
「え!?」
「犬にならない方向で慰めてくださいよ!」
「あ・・・あはははは。」
「がるるるるる」
「でも可愛いからいいじゃない?」
「ダメです!!すっごく怖いんですからね!?」
「ゴメンゴメン、はい、お手」
「わん♪」
にやり、とルナサさん。
しまった!反射的にやってしまった。
普段なら絶対にやらないのに、どうやら犬化が進行してきたみたい。
このまま、本当に犬になっちゃうのかな?
このまま、毛むくじゃらになって、姿の犬そのものになっちゃって・・・・・・・・・
そう考えたら、怖くなって涙が溢れてきた。
「ひっく」
「だ、大ちゃん!?」
「このまま犬になっちゃったら、もう戻れないのかなって思ったら怖くて・・・ふえぇぇぇん!」
「ごめん!ごめんね!?怖がらせちゃって。そうだよね、大ちゃんからしたら大問題なんだよね。それなのに私ったら調子に乗って・・・」
「ふえぇぇぇん!」
「だ、大ちゃん!元に戻る方法を一緒に考えようか!?だから落ち着いて!ねっ!?」
ひどく慌てている様子のルナサさん。
「無理です、ルナサさんのせいです」
むくれた声で彼女を責める。
「大ちゃん~ごめんってば~」
ちょっと情けない声を出してるルナサさんは、さっきまで私に悪戯してた人には見えない。
そのギャップがなんだか可笑しくて、ぷっと吹き出しそうになったんだけど、
「ダメです」
彼女の平な胸(失礼だけど、事実だもの)に顔を押し当ててなんとか堪える。
「もっとなでなでしてくれなきゃ、優しくしてくれなきゃ泣き止みません」
ごめん、ごめんってば~、とわたわたと撫でてきた。
さっきまでの妖しい雰囲気はどこかに行ってしまったみたい。
今はむしろルナサさんのほうが泣きそうになってる。
その様子がやっぱり可笑しくて、だけどもうちょっと仕返ししたいから必死で笑いを堪えた。
ぎゅ~っと顔を押し付けると、嗅覚も犬になったみたいで、彼女の甘い匂いがいつもより強く感じられた。
犬になっちゃうのは怖い。
だけど今はこのひと時をもっと楽しみたい。
彼女がこんなに取り乱すところなんて滅多に見れないから。
ちょっと涙目になりながら、わたわたと私をあやしてるルナサさんは本当に可愛い。
耳と尻尾が生えてしまった。
何故?と聞かれてもこっちが聞きたい。
早く治したいのだけれど、誰かに聞こうにも周りには能天気な妖精の友達しかいない。
案の定、彼女達は面白がるだけで誰も相談に乗ってくれなかった。
それで私は唯一頼れる人、というか幽霊のルナサさんを尋ねたのだけど・・・
「可愛い!」
ダメだった。
いえ、ルナサさんに褒められるのはとても嬉しいんだけど。
ルナサさん相談があるんです、と彼女の家を訪ねたところまでは良かった。
どうしたの?とこちらの真剣な表情を読んでかとても心配してくれた。
が、犬耳を隠すために被っていた帽子を取った途端この通りだ。
「可愛い!大ちゃんどうしたのこれ!?凄く可愛い!」
「いえ、それがわからないから相談に来たんですが」
普段の落ち着いた雰囲気は何処へやら。
ルナサさんは、実は中身は妹のメルランさんなんじゃないかってくらいテンションが高かった。
「あ、そっか。でもそんなことより・・・可愛い!」
「よくないですよ!」
「あ・・・ゴメン。でもちょっとだけいいかな?」
こちらの非難の声を無視して、彼女は頭を撫でてきた。
むぅ、そんなために来たんじゃないのに・・・
あぁ、でもルナサさんのなでなで気持ちいいな。
「くぅん・・・」
思わず犬の鳴き声みたいな声が出てしまった。
ルナサさんの冷たい手。
チルノちゃんの氷の冷たさとは違う、なんていうか、死の冷たさみたいな。
最初はそのぞっとする感じがとても怖かったのだけれども・・・
「大ちゃん…可愛い」
今では、それもとっても心地いい。
だって、ルナサさんより優しく撫でてくれる人なんて居ないもの。
さっきまで頭を撫でていた彼女の手が、今度は本命の犬耳に伸びてきた。
「この耳・・・本当に犬のなんだね。毛がほわほわってしてて、触るとしっとりしてる」
「きゃん!」
だ、ダメです!耳はダメです!
「ご、ゴメン大ちゃん。・・・痛かった?」
「い、いえ・・・ごめんなさい変な声だしちゃって・・・」
「そんなことないよ。子犬みたいで可愛い声だった」
「くぅん・・・」
ルナサさん・・・それフォローじゃないって。
また犬みたいな声を・・・本当に犬になっちゃったのかな?
「耳はダメなんです・・・」
「やっぱり痛いの?」
「そうじゃないんですけど・・・なんだか慣れなくて・・・触られるとその・・・・・・・・・恥ずかしい・・・です」
顔が熱い。
「・・・そっか」
ゴメンね、と呟くルナサさんの顔もなんだか真っ赤だった。
それがなんだか恥ずかしくて・・・
「・・・・・・・・・」
ルナサさんはまたなでなでしてきてくれた。
けどさっきとは違って、無言で、顔は真っ赤のままで・・・
今までとは違う雰囲気に、私はどぎまぎしてしまう。
恥ずかしくて、でもやっぱりルナサさんの手は気持ちよくて・・・
無意識のうちに私は、ふりふりと尻尾を振ってしまっていた。
「ふふっ、大ちゃん。しっぽ、しっぽ」
「ふぇ?きゃ!?」
彼女は笑いながら私の後ろを指差した。
それにつられて後ろを振り返る。
髪の毛と同じ緑色の尻尾。
左右にふりふりと、喜んじゃってるのがまるわかり。
「大ちゃんは顔にでるほうだけど、尻尾にも出るんだね」
わぁ、ふさふさ、なんて言いながらルナサさんは私がスカートの上から抑えているのに無視して触ってくる。
「あんまり見ないでくださいよぉ・・・」
「どうして?」
「尻尾動くせいで・・・ぱんつ見えちゃうじゃないですか」
「じゃあ動かさなきゃいいんじゃない?」
少し意地悪っぽく彼女は言う。
むぅ、わかってるくせに。
「出来たらやってますよ・・・」
嬉しさがルナサさんに伝わってるのはいいんだけど、優しくされると喜ぶという自分の現金さがなんだか恥ずかしくて・・・
ルナサさんの目と撫でる手つきがなんだか妖しい感じがして・・・
胸がバクバクするのが収まらなくなって、顔が、いえ、体全体が熱くなってしまった。
どうしよう、本当に熱い。
チルノちゃんだったら融けちゃうんじゃないかってくらいに。
どうしよう、頭もぼーっとしちゃって息も苦しい。
「ふふっ、大ちゃん。ホントにワンちゃんになっちゃったみたいだね」
ルナサさんの悪戯っぽい笑い声で、私のもやもやしてた意識がすこしだけ晴れた。
「ほえ?」
今度はいったい何なんだろう?と小首をかしげた私の口にひんやりしたものが触れてきた。
いえ、口ではなく舌だった。
彼女の指が私の舌を触っていた。
「ひゃっ!ふぁにふるんふぇす~?」
私の抗議(言葉になってないけど)にも関わらずルナサさんはむにむにと舌をいじくりまわす。
「ふふふ、大ちゃん気が付かなかった?ワンちゃんみたいにベロだしてはぁはぁって」
なんだかえっちな手つきで彼女はいじり続けている。
その指は冷たくて火照った体には気持ちいいんだけど、なんだかとても変な気分になって余計にドキドキしてしまう。
ダメです、ずっといじっちゃったら!
口を閉じることが出来ないのでよだれが垂れてきた。
ぽたり、とよだれが床に落ちて、そのうえルナサさんの手も汚してしまう。
さんざん私の舌で遊んだ後、やっと手を離してくれた。
そしてルナサさんは、よだれまみれの指を今度は自分ぺろりと舐めた。
「大ちゃんの、おいしいよ」
そんな変態ちっくな事を言いながら、彼女はまるで蜂蜜でも舐めるように私の唾液を味わっている。
妖艶、とはこういうときに使うのかな。
顔から火が出そうで、こんなこと止めて欲しいのだけれど。
そんなルナサさんの口元から目が離せなかったわけで・・・
さっき少しだけ落ち着いた心臓が、今度は爆発しそうなくらいドキドキしていた。
その後、ルナサさんはまた頭を撫でてくれた。
さっきまで舐めていた手と逆だったのは彼女なりの気遣いなのかもしれない。
「ホント、どうしちゃったんだろうね?この耳」
だから耳は触らないでくださいって。
「ひゃ・・・こっちが知りたいですよ」
「可愛いからいいんだけどね」
「良くないですよ!!」
こちらの抗議の声をルナサさんはけらけらと笑いながら受け流す。
笑い事じゃないのに。
「本当にこのまま犬になっちゃうのかな・・・?」
「大丈夫だよ、大ちゃん」
不安になった私に、彼女は微笑みかけてくれた。
さっきまでの意地悪な笑顔じゃなくて、とても優しい顔。
そしてそのまま、私の顔を自分の胸に押し当ててぎゅっと抱いてくれた。
「大丈夫だよ」
「はい」
とろんとした声で返事をする。
「もしワンちゃんになっても、私が面倒を見てあげるから」
「はい」
やっぱりルナサさんは優し・・・
あれ?
「ゴハンもちゃんとあげるし、お散歩にも連れて行くし、トイレのお世話も・・・」
「だめですよぅ!!」
「え!?」
「犬にならない方向で慰めてくださいよ!」
「あ・・・あはははは。」
「がるるるるる」
「でも可愛いからいいじゃない?」
「ダメです!!すっごく怖いんですからね!?」
「ゴメンゴメン、はい、お手」
「わん♪」
にやり、とルナサさん。
しまった!反射的にやってしまった。
普段なら絶対にやらないのに、どうやら犬化が進行してきたみたい。
このまま、本当に犬になっちゃうのかな?
このまま、毛むくじゃらになって、姿の犬そのものになっちゃって・・・・・・・・・
そう考えたら、怖くなって涙が溢れてきた。
「ひっく」
「だ、大ちゃん!?」
「このまま犬になっちゃったら、もう戻れないのかなって思ったら怖くて・・・ふえぇぇぇん!」
「ごめん!ごめんね!?怖がらせちゃって。そうだよね、大ちゃんからしたら大問題なんだよね。それなのに私ったら調子に乗って・・・」
「ふえぇぇぇん!」
「だ、大ちゃん!元に戻る方法を一緒に考えようか!?だから落ち着いて!ねっ!?」
ひどく慌てている様子のルナサさん。
「無理です、ルナサさんのせいです」
むくれた声で彼女を責める。
「大ちゃん~ごめんってば~」
ちょっと情けない声を出してるルナサさんは、さっきまで私に悪戯してた人には見えない。
そのギャップがなんだか可笑しくて、ぷっと吹き出しそうになったんだけど、
「ダメです」
彼女の平な胸(失礼だけど、事実だもの)に顔を押し当ててなんとか堪える。
「もっとなでなでしてくれなきゃ、優しくしてくれなきゃ泣き止みません」
ごめん、ごめんってば~、とわたわたと撫でてきた。
さっきまでの妖しい雰囲気はどこかに行ってしまったみたい。
今はむしろルナサさんのほうが泣きそうになってる。
その様子がやっぱり可笑しくて、だけどもうちょっと仕返ししたいから必死で笑いを堪えた。
ぎゅ~っと顔を押し付けると、嗅覚も犬になったみたいで、彼女の甘い匂いがいつもより強く感じられた。
犬になっちゃうのは怖い。
だけど今はこのひと時をもっと楽しみたい。
彼女がこんなに取り乱すところなんて滅多に見れないから。
ちょっと涙目になりながら、わたわたと私をあやしてるルナサさんは本当に可愛い。
委員会に入るにはどうすればいいんでしょうか?
でも、なんか良い…
いいと思いますと思います