「撤退! 撤退だー!」
反逆の狼煙をあげたレジスタンスによって
紅魔館の前まで軍は後退していた
「……くそっ!なんて化け物だ」
たった一人の人物によって
紅魔の軍は撤退を余儀なくされた
「……まさか中央である紅魔まで攻めてくるとは」
兵の一人が見た先には
革ジャンを着たメガネの男が立っていた
「くっ!ここで死守するぞ」
門番隊だけが逃げずに
その男に攻撃を仕掛けようとする
「やめなさい……」
だが、攻撃を仕掛けようとした門番隊を
誰かが止めた
その人は……
「たっ! 隊長!」
紅魔館を守り1800年続く
門番隊の隊長
その名は……
「……皆に伝える! 生きよ!」
紅美鈴……
紅魔館の門番の拳法『元斗紅拳』の伝承者
……彼女は、かつての歴代の門番隊隊長がつけていたとされる
服をその身に着ていた
「隊長! まさか!」
部下の問いかけに、かすかに頷く
「死ぬ気でかからねば……あの男は止められない」
その服は、いわば死装束
(1800年続いた、紅魔門番隊隊長の歴史
……私で終わるやも知れない)
だが、それでも紅魔館を守るために
美鈴は戦いの地に赴いた
レジスタンスと紅魔軍での戦いが行われている
紅魔館の前にある湖……
それより少し先に進んだ所である
紅魔館の門の前でその男は立っていた
「なあ、リンシロウ?なんでこんな所でたっているんだ?」
その後ろにいた、白黒の服の少女が問いかける
「……宿命だからだ」
「宿命?」
その少女が話すと同時に
紅魔館の門が開く
その中から中華服を着た女性が出てきた
その女性に対して
リンシロウといわれた男が話す
「オマエがメイリンか?」
リンシロウが問いかける
「そうだ!」
その問いかけに美鈴は大声で答える
そしてお互いが構えを取る
「引けぬか?」
「引けぬ!……この門番隊の紅美鈴…」
美鈴の体が闘気で金色にかがやく
「紅魔館への最後の門と心得よ!!!」
それに呼応したかのように
リンシロウの革ジャンが闘気によってはじけ飛ぶ
「ならば渡ろう!友のために!!!」
お互いの腕と腕がぶつかり合い、天が二つに割れた
「……パチュリー様、この『東方の拳』って面白いですよね」
「ええ……やっと手に入れることが出来たわ」
小悪魔がパチュリーと一緒に本を読んでいた
「でもね……16巻だけないのよ…」
そういうとパチュリーは心底がっくりした
「どうしてですか?」
小悪魔の問いかけにパチュリーが答える
「……もう絶版になっているし、それに
16巻だけ初版しか出回ってないのよ……」
パチュリーの悔しさは小悪魔にもわかった
「確か……16巻って…世紀末幻想郷覇者のミマーと
東方神拳継承者のマリサーとの一騎打ちのシーンですよね」
最後の戦いで、博麗練気闘座の前での決闘
最後にミマーが、天に帰る
という一番の名シーンがあるはずだ
アニメで見たから小悪魔にもわかった
「ええ…でもね、漫画版だとミマーがかけた声が書かれているのよ…」
絶版になってしまった理由である
その言葉はよくわからないが…
出版社に巫女が殴りこみをかけたらしい
「……ぜひ見たいものね」
パチュリーは手に入らないものに思いを馳せた
それからずいぶんの時間がたった
小悪魔もすっかり忘れていた
「ごめんください」
小悪魔がお店の中に入っていった
「おやおや…珍しいな、今日は一体どうしたんだい?」
小悪魔は普段、紅魔館の司書として働いている
彼女が表に出るときはほとんど無い。
「あの…プレゼントが買いたいんですけど
何か良いのありませんか?」
そう言われて、香霖も納得した
「どういう人かにもよるな…
どんな感じの人なんだい?」
香霖が一言たずねると
小悪魔は間髪いれずに
「パチュリーみたいな人です」
そう答えた
「そうか……こっちの奥に色々あるから」
初めから答えはわかっていたので、香霖は
お店の奥に小悪魔を招き入れる
「パチュリー様のお誕生日のプレゼント…どうしようかな?」
小悪魔は、己の主であるパチュリー・ノーレッジ
に対しての、プレゼントを探していた
「魔理沙さんも、アリスさんも…何かすごい事を考えているみたいですし」
いつもなら、図書館でひっそりと
小悪魔が準備していたのだが
今年は、紅魔館主催の一大イベントにするように
魔理沙がいろいろと画策したおかげで
すごい催しになるらしい
「パチュリー様も…まんざらでもなさそうでしたし…」
そう愚痴をこぼしながらも香霖堂の中を探す
「……ダリーの名画…あっても仕方がないですね」
ごそごそ
「え~と…根性の額縁?……パチュリー様には似合いませんね」
ごそごそ
「ピカソの名画…なんでこんな変な絵が高いんでしょうか?」
なかなかいいものが見つからず
小悪魔がお店のさらに置くに行こうとした時
(がたん!)
「うわっ!?」
棚の上から何かが落ちてきました
「危なかった……もう少しで頭にひよこがみえる所でしたよ」
小悪魔がホッと胸を撫で下ろすと
「……なんでしょうね?このダンボール」
上から落ちてきたダンボールを開ける
中身を見てから
「こ、こあ~!」
香霖が本を読んでいた
(…今日は静かだ…魔理沙もなにやら忙しい見たいだし)
本を読みながらコーヒーを飲む
「静かな事はいいことだ……お店の店主としては駄目だがね」
ホッとしていたときだった
(がたーん!)
「こ、これください!」
お店の奥に繋がっているドアを全力で開けると
小悪魔が出てきた
「ど、どうしたんだい?」
「いいですから!これください」
小悪魔が持ってきたものは
「……これは…」
香霖がそれに手を出す
(珍しい物を探し出してきたみたいだな)
掘り出し物を見つけて持ってきた小悪魔
「残念だが、これは非売品だ」
だが、香霖の答えは非情であった
「な、なんでですか?」
せっかく探し出したお宝が
手に入らないのは、余りにも口惜しい
「残念だけど、何処にも売る気はないんだよ……」
香霖がその本を手に取る
「この東方の拳は……ね」
小悪魔が探し出してきたもの
それは、ヴウル魔法図書館の中にもない
そして、パチュリーが見たいと言っていた
「お願いします!……せめて東方の拳の16巻だけでも!」
初版だけしか出回っていない、東方の拳の16巻だった
「大変すまないが、これを売ることはできない」
「そこを何とか……」
小悪魔が香霖に食らい付く
香霖も困った顔をする
(…きちんとお金を払ってくれているお客だから
邪険にもできないし…)
「他のものでは駄目なのかい?」
香霖が小悪魔に問いかける
「……パチュリー様の目に適う本なんてほとんどありません!」
それをはっきりと答える
人生を本で過ごしてきている魔女にとって
その辺の本はすでに読みつくしてきている
「ですから、その本が必要なんです!」
小悪魔が必死に頼み込む
その様子に香霖がしばらく悩む
そして、しばらくして
「残念ながら、その本を手放すつもりはない……」
そういわれて、小悪魔がガックリする
「だけれど、その本をオークションにかけたら
少なくとも、10000Gはするはずだ……」
いきなりそういわれて、小悪魔が不思議に思った
「……最近…このお店の修理のお金がいるんだ
…もし一週間で10000G持ってくることが出来たら
この本を譲る事にしよう」
バレバレな嘘だった、これは小悪魔に対して
本を売っても良いという事だった
「もし……一週間過ぎても持って来れなかったら?」
小悪魔の問いかけに対して香霖は
「……その時は、あきらめてもらうしかないね」
そう答えた
だが、もとより手に入らないよりは
可能性が出来たのだ
小悪魔は、香霖にその本を予約すると
お店を出る事にした
「でも、10000Gなんてどうやって……」
とりあえず、紅魔館に戻った小悪魔だったが
お金を稼ぐ方法を考えて悩んでいた
「……紅魔館のお給料って、基本的にないし」
小悪魔は、お金よりもパチュリーの傍に入れれば
それで満足なのだ
「うーん、困ったな」
小悪魔が困っている時に
「あれ?どうしたんですか?」
誰かが声をかけてきた
小悪魔が後ろを振り返ると
「あ、美鈴さん」
門番長である紅美鈴が立っていた
「へえ~それで悩んでいるんだ」
「……はい…」
困った時には人に聞く
と誰かが言っていたので
小悪魔は美鈴に事情を掻い摘んで話していた
「流石に、10000Gはちょっと……」
「はあ、やっぱりどうしようもないんですかね……」
小悪魔がうなだれていると
「……でも、方法はあるよ?」
美鈴がそう一言つぶやいた
小悪魔が美鈴の方を見る
「それは!?」
藁にもすがる思いで美鈴に詰め寄る
「……えーとですね……」
美鈴に言われて、小悪魔はそれを実現する事にした
「門番隊ハンターオフィスによう…「そんな事よりも
お尋ね者の情報ください!」は、はいかしこまりました」
小悪魔の剣幕に、門番隊のハンターオフィスの方が
涙目になって情報を持ってきた
「え~と、これとこれと……」
持ってきたリストをより分けようと
していたら
「時間がないんです!まとめてください!」
「は、はいわかりました~」
そのままの情報を全て小悪魔が持っていった
美鈴が小悪魔に言った一言
「ハンターになったんですから、賞金首を狩れば
いいんじゃないんですか?」
というものだった
では早速、というわけで
「これが、賞金首のリストですね」
1000 チルザメ
3000 キングリグルアント
500 フラ・レミシスターズ
「ちょっと待って!?今おかしなのあったよね?」
小悪魔がもう一度良く見ると
500 フラ・レミシスターズ
そこには、紅い屋敷のお嬢様と妹様の姿がありました
「……見なかった事にするべきか…」
小悪魔が悩んでいると
ハンターオフィスから声が
「う~賞金が安い~!」
「お姉さま~、もうちょっと暴れた方がいいのかな?」
小さな身体で、門番隊ハンターオフィスの前に張ってある
賞金首のリストを、爪先立ちで見ている賞金首の姿が
(うあ~可愛い……)
辺りにいた者全てがそのように思っていた
とりあえず小悪魔が……
「はい、ちょっとごめんね」
(ひょい、ひょい)
「うあ!?」
「な、何するの?」
二人を持ち上げると
「すいませ~ん、お尋ね者を持ってきました~」
ハンターオフィスに連れて行きました
「はい、賞金です」
「どうも……」
(冗談だったのに……)
冗談でやったのだが、すごく喜ばれてしまった
何でも、小さな悪戯をやりすぎて、メイド長から
賞金を賭けられてしまったらしい
メイド長曰く
「あのお二人はそう簡単にはやられないですし……弱った所を
私が襲い掛かれば……ゴホン、とりあえずよろしく」
といって賞金を賭けたらしい
「賞金をもらいましたけど……」
ハンターオフィスで聞いた話だと
本当は、相手が逃げ出すので
相手を倒さなければならないらしい
今日のはとても珍しい例であった
「10000まではまだまだ遠いな……」
夜も暗くなってきたので
小悪魔は寝床に入ると
もらった指名手配犯のリストを見直した
「……ん~…どうしようかな?」
小悪魔の考えは、一攫千金を狙うのか
それとも、小物を何体か倒して行くのか
その二つだった
「……とりあえず、今日はもう遅いので寝ましょうか」
小悪魔は下着姿になって眠る事にした
蚊の攻撃
「貴様なんぞが、小悪魔さんに攻撃するなどおこがましいわ!」
毛玉が特攻
蚊は1のダメージ
毛玉も1のダメージ
「ぐふっ、小悪魔さん……バンザーイ!」
相打ち
「良く寝ましたね……さて?今日も一日頑張りましょうか」
小悪魔が眠りから覚めると
とりあえず、午前中は司書としての仕事をして
午後から指名手配犯を倒しに行こうとする事にした
「……よし、とりあえずは一度安い奴を倒す事から始めよう!」
見た中で一番安かった
チルザメを倒す事にした
「どうも、門番隊ハンターオフィスです」
「情報詳しく教えてください」
「はいはい……」
情報によりますと…
チルザメは
紅魔館の近くの湖の周辺で
近くのカエルを凍らせて遊んでいるようです
四枚の羽と、なんか馬鹿っぽい感じがするから
すぐにわかるでしょう
「だそうですよ?」
ハンターオフィスの人がそう答えた
「でも、危険ならなんで周りの人退治しないですか?」
「ああ、チルザメは空飛ばないから実質の被害は
カエルだけなんです……ですからあの周辺の大蝦蟇が
賞金を賭けたんですよ」
なんか納得してしまった
「……とりあえず行ってきますね?」
「行ってらっしゃーい」
ハンターオフィスから出ると
小悪魔はガルシアに飛び乗った
「行きますよ~」
戦車の弾や装甲なども既に張りなおしてある
主砲は37ミリ砲、エンジンは門番長が
改造してくれたDOHCジャンゴ
副砲は付いていない
「とりあえず、湖まで行ってみましょうか」
ガルシアが動き出した
途中で出てくる妖精などには
「くらえ!パチンコ弾!」
パチンコの弾を当てる事で倒し
硬そうな感じの奴には
「逃げますよ~」
逃げ出して
「やってきました湖の近く……え~と?どこかな?」
たどり着いたところで、お尋ね者のチルザメを探すと
(今日も~元気~♪ぐるぐる~頭♪
あたいは~馬鹿じゃな~いもん♪)
変な音楽が聞こえてきた
「うわ~なんかバカっぽい」
思わず小悪魔がそういうと
その声を聞き分けたのか、チルノっぽいけど
大きさが全く違うサメのような物が
こっちに向かってきた
「あれですね?」
小悪魔もそれを確認すると
戦車に乗り込む
チルザメもそれを敵と確認したのか
小悪魔に向かって突っ込んできた
「回避!」
突っ込んできたチルザメを寸前で回避すると
「主砲発射!」
その背後から37ミリ砲を放つ
(ズドーン!)
見事に命中するが
「キシャ~!」
「……一発じゃ効き目がないみたいですね」
さらに怒って小悪魔に向かってきた
「うわっ」
辛うじて回避が間に合うが
(少し、装甲食い千切られましたね)
装甲の一部を噛み千切られたみたいだった
(長い勝負になりそうです)
チルザメが突っ込んできた時に回避して
後ろから主砲を打ち込むという動作を
幾度か繰り返す
(魔理沙さんに比べればまだまだ簡単ですね)
何度かそのような事が続くと
「きしゃ~!!!」
チルザメが湖の中に潜った
(……逃げられましたか?)
小悪魔がそう思ったが
(いえ、まだこの辺にいるはず)
そう思って
「ばーか!」
戦車の中から大声で叫びました
「キシャ~(怒)」
「あ、でてきた」
バカと言われて再び湖から出てきたチルザメに対して
さらに砲弾を浴びせます
チルザメの動きが遅くなってきましたが
(こちらの砲弾もあと少ししかないですね)
小悪魔のほうも弾薬の終わりが近かった
そして、チルザメの最後の砲弾が当たる
(これで駄目なら……)
だが、チルザメはまだ微かに動いていた
「……もう弾薬がありません…」
でもこのまま置いておくのも悔しいので
戦車を降りてチルザメの近くまで行くと
「せい!」
(ゴッスン!)
会心の一撃!
もっていた武器でチルザメの鼻の部分を思いっきり叩いた
その一撃が効いたのか、チルザメはそのまま動かなくなった
「やっぱり、広辞苑は強いですね」
とりあえず、賞金首を倒した事を教えるため
ハンターオフィスまでチルザメを
ズルズルと牽引していくことにした
門の前にたどり着くと
「あ、賞金首倒したんだ」
美鈴が話しかけてきた
「はい……一番小物でしたけど」
小悪魔が美鈴にそういうと
「……でも、副砲が無いと辛くない?
あと戦車を直してあげるから
今日はもう降りてくださいね」
美鈴がそう答えて門番隊倉庫の方に
行くように合図した
確かに、チルザメの攻撃を回避したとはいえ
何発かはもらっている
「お願いしますね」
小悪魔が美鈴に戦車を託すと
賞金をもらうためにハンターオフィスの方に向かった
「なんと!チルザメを倒してしますとは
……やりますね~賞金を受け取りますか?」
「はい!」
小悪魔が賞金をもらうと
「いや~これであの湖周辺のカエル達が
喜びますよ…貴方の活躍はこの辺でも
噂になりますよ?」
そういわれて小悪魔はちょっと誇らしげになった
「……まだ時間がありますね?」
思って程、時間はかかっていない様だったので
「もうちょっと頑張ってみましょうか?」
小悪魔はお尋ね者のリストを見た
(……あんまり高すぎるのは戦車が無いと無理ですし…
あ、これ行ってみようかな?)
小悪魔は5000と書かれていた
お尋ね者の情報を、ハンターオフィスで聞くことにした
「え~と……」
紅魔館の森周辺の
変な建物の中に
隠れている模様
「意外と近いんですね……よし!行って見ましょう」
小悪魔は小悪魔ツナギと
パチンコを装備すると
「行ってみましょう!」
のりのりで、紅魔館の周辺の森にある
変な建物に向かった
「確か……この辺に…あ、あったあった」
看板が壊れていて、良く見えないが
「え~と…むて…びょう……変な建物ですね」
とりあえず中に入る事にした
中はどうやら、元病院だったみたいで
「薬の匂いでいっぱいですね…」
そして、二階に上がる階段を見つけて上に昇ると
「~~っ~!」
(誰かいるみたいですね……)
小悪魔が部屋に光がついているのを確認して
こっそりと中をのぞこうとすると
「だ、だれじゃ!」
(あ、気づかれた)
思いっきり気づかれてしまいました
「ぬお~!?ハンターか!ちぃっ!」
その人物は小悪魔が入ってきた所からは
別の入り口から逃げていきました
「ま、待て~」
小悪魔もその人物を追いかけます
「ふんぬ~!」
途中で扉を閉めたり
「見失いました……」
見失ってそばにあったロッカーを開けると
「うお!?ばれた!?」
その中に入っていたりしましたが
「追い詰めました!」
「ぬう……」
何とか小悪魔が追い詰めると
「え~い!ハンターが何ぼのもんじゃ!
返り討ちにしてくれるわ!」
お尋ね者
マッスル妖忌
上半身裸でマッチョなお爺ちゃんが
小悪魔に襲い掛かってきました
「う、うわ!?」
思わずパチンコ玉を当てますが
(かん!)
「そんな柔な攻撃で!ワシの大胸筋は打ち抜けんわ!」
そう言って小悪魔の頭を力任せに叩いた
(小悪魔は気絶した)
「は~い、蘇りなさい!魔界神の力で!」
(バリバリバリ!)
「うわっ!?……あれ?ここは…」
小悪魔が気がつくと
「お久しぶりね~小悪魔ちゃん」
「あ、神綺様……ここは?」
「ん?魔界よ?」
魔界に里帰りしていました
「え~と……なんで?」
「たぶんね……」
神綺様曰く、命の危険が迫ると
小悪魔のような余り強くないものは
魔界に一旦戻るらしい
「と言うわけで、もう大丈夫だから」
「はい、ありがとうございます!」
「それじゃあ、あっちの方に紅魔館のハンターオフィス
と繋いである道開けて置いたから、余り無理しないでね」
魔界神の見送りを受けて
「……ただいま~」
小悪魔は紅魔館に帰ってきました
美鈴が小悪魔に
「お帰りなさい……大丈夫でしたか?」
「はい、ちょっと里帰りしてました」
小悪魔が今日はもう部屋に戻って
眠ろうとしていたら
「あっ、そうそう、小悪魔さんが倒してきた
チルザメからこんな物出て来たんで渡しますね」
美鈴が小悪魔に渡したものは
一本のドスでした
「…これは?」
「緋牡丹のドスですね
折れず、曲がらず、名は緋牡丹
といわれているハンターの武器ですよ
……流石にパチンコ玉はちょっと…」
新しい武器をもらって
「今日はもう休んだ方がいいですよ?」
「そうしますね……」
小悪魔が本を手に入れるまで
あと8500G
そして、あと5日
続く
ロンメルゴーストバタフライ…@マークのついたロンメル。主砲からちょうちょが出る。SEからは妖夢が出る。
メタルマックス、ネタが分からない自分が恨めしい。
お尋ね者:マッスル妖忌 賞金をかけたのはご家族の方ですか?
このシリーズを知ってメタルマックスやり始めただけにこれは嬉しい。
賞金首提案
大ダロス…実は大妖精が戦車に乗っているだけ。
魔理サウルス…倒せばサウルス砲ならぬ八卦炉が出る。
上白サイゴン…CAVED!!!!
あと大蝦蟇なんで金持ってんだよw
フラ・レミシスターズは可愛いなあ
>ピカソの名画…なんでこんな変な絵が高いんでしょうか?
同意。分からん人には分かりません。
>このシリーズを知ってメタルマックスやり始めた
よく手に入りましたね。ある所にはあるんでしょうか・・・
八雲一家=橙 八雲本舗=藍 八雲元祖=紫 八雲先生=妖忌 四人揃って(何故か)八雲四天王
亡霊西行寺大隊=幽々子に喰われた者達 幽々子を倒せば還ってくるとか。
ん~…また考えときます。
呼んでくれてアリガト(感謝)
>ノヤ様
まさか、ロンメルゴーストがそのような名前になるとは
いい案ですね……でも賞金額が…ちょっと高すぎるかな?
神風は、もう案が一つ出来ていますが…これも保留
>幻想入りまで一万歩様
元斗紅拳奥義!紅魔殺斬って最後の技を使う美鈴の姿が頭に浮かんで…
後、マッスル妖忌は幽々子と妖夢が賭けました(見つけてくださいの意味で)
>わーい、スカーレット姉妹が採用されてる~
このシリーズを知ってメタルマックスやり始めただけにこれは嬉しい。
この二人、これからもちょくちょく出しますよ?可愛いから
>スカ姉妹やっすw
あと大蝦蟇なんで金持ってんだよw
蝦蟇の油を売って出来たお金です……彼らも生活かかってるんです
>紅 美鈴(冒頭)。何とかっこいい!
フラ・レミシスターズは可愛いなあ
元ネタは、金色のファルコです(北斗)美鈴もこのぐらい出来ると思っています(やれば出来る子なんです!)
>欠片の屑様
四天王ってネタはあるんですけど……難しいかな東方じゃあ…
>小悪魔のこの後(ようは続き)が楽しみだ
頑張ります!