この作品はたぶん天フラです。
天フラなぞ認めぬぇ!って方はブラウザバックをお勧めします。
ばっちこい!って方は読み進めてくださいな。
○月1日
お姉様のバカ。
最近よく天子のところに行って帰ってくるのが遅いからって何もしばらく外出禁止にしなくってもいいじゃん。
今の私は昔と違って気が触れることも少ないし日傘だって持って行ってるから大丈夫なのにお姉様はちっとも分かってくれない。
天子はこのこと知らないだろうしなぁ……普段は私のほうが行って天子が来るなんて滅多にないし……
しばらく会えないなんてやだなぁ……
でも天子なら私が来ないのに気づいて来てくれるよね!
○月2日
今日は天子は来なかった。
そりゃ1日2日行かないぐらい変じゃないからしょうがないよね。
さすがに1週間もすれば来てくれるだろう。
それまでは我慢我慢……
○月3日
今日も来ない。
特にやることも無くて暇だったから、前天子にもらった人形を突っついたり抱きしめてたりしたら1日が終わっていた。
○月4日
今日はお姉様になんで外に出ちゃいけないのか聞いてみた。
するとお姉様は
「あなたを外に出すのは危険なのよ。外の者も、あなた自身も……ね」と言った。
よく分からない、私はたまにしか物を壊さなくなったし、あなた自身もってどういうことなの?
とりあえずその後お姉様といろいろ意見を言い合ってたけど結局ダメだった。
○月5日
今日は咲夜に聞いてみた、なんでお姉様は外に出してくれないのか。
咲夜は
「お嬢様も心配してるんですよ?妹様が帰ってくるまで毎日ずっと起きてましたし。まぁ帰ってきたのを確認すると安心してすぐ寝ちゃいますけどね」だって。
お姉様が心配する理由が分からない。
お姉様自身が私のことを認めて外に出て良いって言ってくれたんじゃないか。
それにしても天子来ないなぁ……
○月6日
今日も結局来なかった。
なんか気づいたらぬいぐるみの腕が取れてたけど壊した記憶が無い、寝てる間にでもやっちゃったのかな。
○月7日
今日は天子が来てくれた!
でも天子は悲しそうな顔して
「ごめんねフラン。もっと遊びに来たいんだけど衣玖が許してくれなくて……今日は特別に許してもらえたけど次はいつになるか分からないの」
「家から出してもらえないのって辛いわよね、私もずっと味わってたからよく分かるわ。でも、絶対来るから!それまで待ってるのよ!」って言った後すぐ帰ってしまった。
次いつになるか分からないって言ってたけど今は天子に会えたことだけでも嬉しいからいいや!
○月8日
今日は1人で4人分の麻雀をやっていた……なにやってるんだろう。
そういえば昨日天子が言ってた衣玖って人は雷でフィーバーな人だよね、なんで天子のこと止めてるんだろう……
でもちょっと待てばまた会えるもんね。
○月9日
きゅっとしてどかーん
なんだか無性にしたくなってぬいぐるみを破裂させちゃった。
せっかく天子にもらったものだったのに……どうしちゃったんだろ私。
○月10日
今日は館の物をどかーんして遊んでたら急に咲夜が後ろに現れて部屋に戻された。
ドウシテ……ドウシテトメルノ……
○月11日
いろんな物をどかーんってするのってタノシイ……
ウフ、ウフフフ
○月12ニチ
邪魔スル人ヲ全員ドカーンッテシタラ天子喜んでクレルカナ
ドカーンドカーン……ウフフフフ
○月13日
今日はお姉様が私の部屋にやってきた。
明後日から外出しても良いってくれた!
これで天子に会いにいける!やったやった!
昨日までの私……なんかおかしかったな……やっぱりちょっと制御がきいてないのかも。
○月14日
今日は明日天子に持って行くお菓子を作った。
咲夜に教えてもらいながらやって最初は黒焦げになっちゃったりしてたけど形にはなってきた!
天子喜んでくれるかなぁ。
ふにゃぁ~よく寝た~
今日から外出して良いんだよね?一昨日に明後日から良いって言ってたから……よし!
早速昨日作ったお菓子を持って天界にれっつごー♪
~~~~~~~~~~~~~~
あ~久しぶりに来たよ天界。
すごいよなぁこんなに広くて、こんなに広かったら思いっきり弾幕ごっこできるじゃん。
とかそんなことを思いながら私は天子の家へ向かう。
よし到着!
「天子ー遊びに来たよー♪」
「え、あ、フラン!?来るの早っ!ちょっとまって~」
「は~い」
ちょっと早く来すぎちゃったかな、でも全然会えなかったから早く会いたかったんだもん♪
「お待たせ~」
「おはよー、それなぁに?」
「おはよう、あぁこれは……その……」
天子どうしたんだろ、声がちっちゃくなってる。
しばらくすると天子がはっきり声を出した。
「ごめんなさい!」
「え?」
急に謝ってきたりしてとうしたんだろう……変なの。
「実はフランを外出禁止にしてほしいってレミリアに頼んだの私なの……」
「……え?」
ど、どういうこと?天子は私と会いたくなかったの?
お姉様が自分の考えで言ったと思ってたのに天子がお願いしたの?
「ねぇフラン、今日って何の日か覚えてる?」
「今日?うーんと……」
「今日はちょうど私とフランが出会った日なのよ、もう1年も経つのね」
「あ!そういえばそうだね!」
すっかり忘れてた、なんてことは言わない方が良いよね、お姉様も言って良いことと悪いことがあるって言ってたもん。
「だからね、これを作ってて、でも折角だからできるだけびっくりさせたいなーなんて思ってたり」
「これは……オルゴールってやつ?」
「そうそう!それを開けると音楽が鳴るのよ!」
「すごい……天子こんなもの作れるんだ!」
「ふ、ふん!天人を舐めるんじゃないわよ!」
試しに開けてみた、すると心が安らぐような良い音楽が流れ出した。
嬉しい……こんな感情いつ以来だろう……
天子に抱きついてやった。別に照れ隠しとかそんなんじゃなくって久しぶりに会えたから嬉しいだけだもん!
「ちょ、ちょっと、いだだだだ!い、妹様いたいでございます~!」
「えへへへ♪ぎゅー」
「まったくしょうがない子ね、ぎゅー」
ん~暖かい~
そうだそうだ、お菓子持ってきてたんだった。
「そうだ天子、私お菓子作ってきたよ!」
「あら、私もさっきこれ作ってたんだけど……一緒に食べましょうか」
「うん♪」
「で……これは……」
「え?どう見ても天ぷらじゃない!」
「えっ」
「えっ」
「どこに衣が青い天ぷらがあるっていうのさー!!」
これは結構ひどいよ、青いもん。
「ほら私のイメージ色って青じゃん!それに守矢の人も常識に囚われちゃいけないって!」
「う、う~ん」
まぁいいや、天子が作ってくれたものだしね♪
後このオルゴールは宝物にしよっと♪
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○月1日
お姉様のバカ。
最近よく天子のところに行って帰ってくるのが遅いからって何もしばらく外出禁止にしなくってもいいじゃん。
今の私は昔と違って気が触れることも少ないし日傘だって持って行ってるから大丈夫なのにお姉様はちっとも分かってくれない。
天子はこのこと知らないだろうしなぁ……普段は私のほうが行って天子が来るなんて滅多にないし……
しばらく会えないなんてやだなぁ……
でも天子なら私が来ないのに気づいて来てくれるよね!
○月2日
今日は天子は来なかった。
そりゃ1日2日行かないぐらい変じゃないからしょうがないよね。
さすがに1週間もすれば来てくれるだろう。
それまでは我慢我慢……
○月3日
今日も来ない。
特にやることも無くて暇だったから、前天子にもらった人形を突っついたり抱きしめてたりしたら1日が終わっていた。
○月4日
今日はお姉様になんで外に出ちゃいけないのか聞いてみた。
するとお姉様は
「あなたを外に出すのは危険なのよ。外の者も、あなた自身も……ね」と言った。
よく分からない、私はたまにしか物を壊さなくなったし、あなた自身もってどういうことなの?
とりあえずその後お姉様といろいろ意見を言い合ってたけど結局ダメだった。
○月5日
今日は咲夜に聞いてみた、なんでお姉様は外に出してくれないのか。
咲夜は
「お嬢様も心配してるんですよ?妹様が帰ってくるまで毎日ずっと起きてましたし。まぁ帰ってきたのを確認すると安心してすぐ寝ちゃいますけどね」だって。
お姉様が心配する理由が分からない。
お姉様自身が私のことを認めて外に出て良いって言ってくれたんじゃないか。
それにしても天子来ないなぁ……
○月6日
今日も結局来なかった。
なんか気づいたらぬいぐるみの腕が取れてたけど壊した記憶が無い、寝てる間にでもやっちゃったのかな。
○月7日
今日は天子が来てくれた!
でも天子は悲しそうな顔して
「ごめんねフラン。もっと遊びに来たいんだけど衣玖が許してくれなくて……今日は特別に許してもらえたけど次はいつになるか分からないの」
「家から出してもらえないのって辛いわよね、私もずっと味わってたからよく分かるわ。でも、絶対来るから!それまで待ってるのよ!」って言った後すぐ帰ってしまった。
次いつになるか分からないって言ってたけど今は天子に会えたことだけでも嬉しいからいいや!
○月8日
今日は1人で4人分の麻雀をやっていた……なにやってるんだろう。
そういえば昨日天子が言ってた衣玖って人は雷でフィーバーな人だよね、なんで天子のこと止めてるんだろう……
でもちょっと待てばまた会えるもんね。
○月9日
きゅっとしてどかーん
なんだか無性にしたくなってぬいぐるみを破裂させちゃった。
せっかく天子にもらったものだったのに……どうしちゃったんだろ私。
○月10日
今日は館の物をどかーんして遊んでたら急に咲夜が後ろに現れて部屋に戻された。
ドウシテ……ドウシテトメルノ……
○月11日
いろんな物をどかーんってするのってタノシイ……
ウフ、ウフフフ
○月12ニチ
邪魔スル人ヲ全員ドカーンッテシタラ天子喜んでクレルカナ
ドカーンドカーン……ウフフフフ
○月13日
今日はお姉様が私の部屋にやってきた。
明後日から外出しても良いってくれた!
これで天子に会いにいける!やったやった!
昨日までの私……なんかおかしかったな……やっぱりちょっと制御がきいてないのかも。
○月14日
今日は明日天子に持って行くお菓子を作った。
咲夜に教えてもらいながらやって最初は黒焦げになっちゃったりしてたけど形にはなってきた!
天子喜んでくれるかなぁ。
ふにゃぁ~よく寝た~
今日から外出して良いんだよね?一昨日に明後日から良いって言ってたから……よし!
早速昨日作ったお菓子を持って天界にれっつごー♪
~~~~~~~~~~~~~~
あ~久しぶりに来たよ天界。
すごいよなぁこんなに広くて、こんなに広かったら思いっきり弾幕ごっこできるじゃん。
とかそんなことを思いながら私は天子の家へ向かう。
よし到着!
「天子ー遊びに来たよー♪」
「え、あ、フラン!?来るの早っ!ちょっとまって~」
「は~い」
ちょっと早く来すぎちゃったかな、でも全然会えなかったから早く会いたかったんだもん♪
「お待たせ~」
「おはよー、それなぁに?」
「おはよう、あぁこれは……その……」
天子どうしたんだろ、声がちっちゃくなってる。
しばらくすると天子がはっきり声を出した。
「ごめんなさい!」
「え?」
急に謝ってきたりしてとうしたんだろう……変なの。
「実はフランを外出禁止にしてほしいってレミリアに頼んだの私なの……」
「……え?」
ど、どういうこと?天子は私と会いたくなかったの?
お姉様が自分の考えで言ったと思ってたのに天子がお願いしたの?
「ねぇフラン、今日って何の日か覚えてる?」
「今日?うーんと……」
「今日はちょうど私とフランが出会った日なのよ、もう1年も経つのね」
「あ!そういえばそうだね!」
すっかり忘れてた、なんてことは言わない方が良いよね、お姉様も言って良いことと悪いことがあるって言ってたもん。
「だからね、これを作ってて、でも折角だからできるだけびっくりさせたいなーなんて思ってたり」
「これは……オルゴールってやつ?」
「そうそう!それを開けると音楽が鳴るのよ!」
「すごい……天子こんなもの作れるんだ!」
「ふ、ふん!天人を舐めるんじゃないわよ!」
試しに開けてみた、すると心が安らぐような良い音楽が流れ出した。
嬉しい……こんな感情いつ以来だろう……
天子に抱きついてやった。別に照れ隠しとかそんなんじゃなくって久しぶりに会えたから嬉しいだけだもん!
「ちょ、ちょっと、いだだだだ!い、妹様いたいでございます~!」
「えへへへ♪ぎゅー」
「まったくしょうがない子ね、ぎゅー」
ん~暖かい~
そうだそうだ、お菓子持ってきてたんだった。
「そうだ天子、私お菓子作ってきたよ!」
「あら、私もさっきこれ作ってたんだけど……一緒に食べましょうか」
「うん♪」
「で……これは……」
「え?どう見ても天ぷらじゃない!」
「えっ」
「えっ」
「どこに衣が青い天ぷらがあるっていうのさー!!」
これは結構ひどいよ、青いもん。
「ほら私のイメージ色って青じゃん!それに守矢の人も常識に囚われちゃいけないって!」
「う、う~ん」
まぁいいや、天子が作ってくれたものだしね♪
後このオルゴールは宝物にしよっと♪
天子の作った物なら何でも食べれる!それが青い天ぷらであっても!!
天子サイドを楽しみにしてます!