Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

悪魔とてんしが居る館 5

2010/04/26 18:51:30
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この作品は「悪魔とてんしが居る館 4」の続きとなっております。
まずはそちらを読むことをお勧めいたします。















「総領娘様、起きてください、朝ですよ」
「咲夜~今行くわぁ~……」
「はい?何を言ってるんですか、私ですよ、衣玖です」
「え?衣玖?なんで居るの?」

確か今私って緋想の剣取り上げられて紅魔館で働いているのよね、なんで衣玖が居るの?

「実はですね、天狗の射命丸文さんに総領娘様の状況を教えてもらっていたんですよ、紅魔館の皆さんに迷惑かけてないかって」
「失礼ね、紅魔館のためになることやってるわよ!」

フランを外に出してあげたり、本とって来たりね♪

「えぇ、それは聞いてますよ、えらいです総領娘様」
「うふふ、少しは見直したかしら?」
「はいはいえらいえらーい」

むぅ……無表情で言われるとすんごいむかつく……
あ、そろそろ朝ごはんね。

「ちょっと衣玖、着替えるからちょっと出てもらっていいかしら?」
「あぁ、はいはい、分かりました」

さてお着替えお着替えっと、もう慣れたから早いわ~
よし、衣玖も待たせちゃ悪いしさっさと行きましょう。

「おまたせ~」
「おぉ、これはまた可愛らしいですね!」
「ち、ちょっとそれ天狗のカメラじゃないなんで持ってるのって向けない!こっち向けない!」
「冗談ですよ、食堂に行くんですよね、皆さんにご挨拶しておきましょう」

ぐぬぬ、久しぶりだとテンション狂うわね……ここは元気なのばっかだから。

「おはよーございまーす」
「おはよう、天子」
「あー天子おはよー♪」
「相変わらず遅いわね、おはよう」
「あら、総領娘様人気ですね、何かあったんですか?」
「そりゃあ私の魅力でしょう♪そういえばパチュリーもう体調は大丈夫なのかしら?」

確かにフランには懐かれてるわね、まぁ結構いいことしたし?
というか今のこの子見て監禁しようなんて思うやついないわよね、レミリアもあれから楽しそうだし。

「えぇ、おかげさまでね」
「そりゃよかった、んで、この子は龍宮の使いの永江衣玖よ」
「初めまして、でもない方もいらっしゃいますが……総領娘様がお世話になっております、我侭な方ですがよろしくお願いいたします」
「私はこの館の主、レミリア・スカーレットよ、よろしく、でこの子が妹のフランドールよ」
「フランドールです!初めまして!天子にはこっちがお世話になってるんだよ♪」
「私はパチュリー・ノーレッジ、地下の図書館の主よ」
「私はここのメイド長をしております十六夜咲夜ですわ」

さすが衣玖、礼儀正しいわねっと思ったら紅魔館の皆も負けてないわね。
フランは礼儀正しいというより元気があってよろしい♪

「では皆さん、ご飯が冷めないうちに食べましょうか、衣玖さんもどうぞ食べていってください」
「じゃあお言葉に甘えて、頂いていきますね」

「「いただきま~す」」
今日は略さないわよ!衣玖も居るからってあれ?誰に言ったのかしら、それに略すって何を略すって言うのよ。
なんか最近変なことを心で考えちゃうわね……

「衣玖、覚悟して食べなさいよ~♪」
「え?何言ってるんですか総領娘様……あむ…………」

や、やばい!やばいわ!衣玖がすっごい顔して固まってる!
お、面白すぎるわ……!
衣玖も天界の料理ばっか食べてるからこれはすごくおいしいって感じるのも無理ないわね。

「これ作ったのはどなたですか?」
「え?咲夜だけど?」
「そうですか、十六夜咲夜さん」
「え、あ、はい?」
「結婚してください、いやせめて毎日料理作ってください」
「こら!咲夜はうちのメイドだぞ!もってっちゃだめ!」
「咲夜~いっちゃやだ~」
「グハッ!わが生涯に……一片の、悔い……なし……!」(パタ
「さ、咲夜!も、戻ってきてええ!」

大変!咲夜が吐血して倒れた!
といっても慣れちゃったわねこれも、なれって怖いわねぇ。

「衣玖!あなたが変なこというから咲夜が!」
「あ、すみません!あまりにおいしくってつい」
「まぁ大丈夫よ咲夜なら知らないうちに復活してるから」
「そ、それもそうね それで衣玖、何か用があってきたんでしょ?」
「えぇそうでした、すっかり忘れてましたよ、これを渡しに来たんでした」

これは……緋想の剣!?

「とりあえず、立派に働いているようなのでね」
「てことは、天子帰っちゃうの……?」
「え?」
「まぁ帰ってきてもいいですよ、でもまだ紅魔館に居たいと言うのなら居ても構いませんが」

そっか、緋想の剣返してもらうために働いてるんだもんね。
どうしようかなぁ。

「やだやだ!」

今の声は……フラン?

「フラン……どうしたの?」
「だってこの間一緒に遊んで、仲良くなって、また遊ぶって言ったじゃん!でもそれからまだ一回も遊んでないよ!」
「そういえば最初のうちに本読みに来るって言ってたわよね、でもまだ来てないわよね?」
「ま、まだ退職はさせないわよ!」

みんな……そんな事言って、私を泣かせる気なのかしら……?
そんなこと言われたら帰るに帰れないじゃないの!

「衣玖、私まだここで働くわ」
「そうですか、がんばってくださいね」
「えぇ、このしょうがない子達をどうにかするわ」
「あ、緋想の剣でまた異変とかしたらもう二度と返しませんし地上にも来させませんからね?」
「はいはい、分かってるって」

今は異変を起こさなくっても暇じゃないしね♪

「じゃあまだ天子と居られるの!?」
「えぇ、一緒に遊んであげるわよ♪」
「そう、じゃあこれからもよろしくね」
「うわぁ!咲夜起きたなら言いなさいよ!」
「今起きたわ」

めっちゃびっくりしたわ今、咲夜の登場は殺人的ねぇ。

「ではそういうことなら私は帰りますね、これからも総領娘様をよろしくお願いします」
「このレミリア、部下のことは大切にするから安心なさい」
「天子の保護者さんも今度一緒に遊ぼうねー♪」
「分かりました、また今度遊びに来ますね♪」
「じゃあ気をつけてね、私が居なくて寂しくて泣くんじゃないわよ?」
「何言ってるんですか、そっちこそ周りに迷惑をかけないようにするんですよ」
「はいはい分かった分かった、それじゃあね」
「えぇ、ではまた」

まったく、衣玖は心配性なんだから……そこがいいんだけどね♪

「では皆さん改めて、比那名居天子です、よろしくお願いしますわ」
「うんよろしくね♪」
「これからも仕事がんばるのよ?」
「い、いつでも本読みに来ていいんだからね」

よし!なんか気合入ってきたわ!
これからは今まで以上にがんばっちゃうわよ~♪
衣玖「総領娘様元気そうでよかったわ」
文「あれ?紅魔館行って来たんですか?」
衣玖「えぇ」
文(あややや、私も行くって言ったはずなのに……)


どうも咲夜との話し書こうとしてたのに後半のほうに出そうと思っていた衣玖さんを出しちゃったトイレットです。

とりあえず天子が緋想の剣を手に入れた!これで弾幕ごっこ書ける条件はそろった!
書く能力があるかどうかは別の話ですけどねwwその内書きたいなーと思ってますw


これからもがんばっていくので温かく見守ってあげてね☆
トイレット
コメント



1.華彩神護削除
『全人類の有頂天』…、なんでもないです、けほけほ。
というか書くスピード速いですね。
2.名前が無い程度の能力削除
途中まで天子帰って最終回かと思ってた。
今から続きが楽しみで仕方ない。
3.奇声を発する程度の能力削除
あ、良かった。まだ続くんですね。
衣玖さんが来たから終わってしまうんじゃないかと心配しましたw
投稿スピードが速くて嬉しいです!
4.トイレット削除
>>1番様
 いつもコメントありがとうございます♪
 書くスピードについては暇な時に書いてるのでw
>>2番様
 実はこの話は最終回で使う予定だったんですが衣玖さんが出番ほしそうにこちらを見てたのでついww
 楽しみにしてるなんて……ありがとうございます!がんばりますよ!
>>3番様
 まだまだ続くよ!がんばるよ!

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