仕事が忙しい紅魔館
メイリン「サクヤさん、サクヤさん」
サクヤ 「あら?どうしたのメイリン?」
メイリン「今から休憩なんでビデオ見ませんか?」
サクヤ 「あら、いいわね…」
でも、お休みぐらいはあります
久しぶりに、美鈴の部屋で二人でゴロゴロしながらビデオ鑑賞
メイリン「なにみますか?」
サクヤ 「そうね……何があるか見てみましょうか」
メイリン「そうですね」
サクヤ 「これは何?」
メイリン「ああ、『となりの紅魔館』ですね、スタジオニトリで作られた作品ですよ」
サクヤ 「まあ、懐かしい」
メイリン「やっぱり、妹様がとうもろこしを持っていくって所が可愛いですよね」
サクヤ 「とりあえず保留ね」
メイリン「『魔界神の休日』これなんてどうです?」
サクヤ 「魔界神が幻想郷にお忍びでやってきて、さえないお店の店主とバイクに乗る奴?」
メイリン「はい、結構楽しいですよ?」
サクヤ 「う~ん、でもちょっと今見る気になれないのよね…」
メイリン「では、これも保留…っと」
サクヤ 「あっ、これ『明日のこあ~』じゃない」
メイリン「それ、面白いですよね」
サクヤ 「そうそう、小悪魔が永遠亭のマルコム外道こと因幡てゐと一騎打ちで殴りあうやつでしょ?」
メイリン「もう駄目だ…って時に、場外に自分の主がいて、『見に来て…くれたんだ…』って言うシーン、あれ良いですよね」
サクヤ 「…もっと時間があるときに見たいから、これはパス」
メイリン「この、『香霖堂頭撫でます…魅魔と魔理沙のクリスマス』ってのは?」
サクヤ 「見たいんだけど、それまだ出来てないから…」
メイリン「あら?予定だけでしたっけ?…確か香霖堂に魔理沙さんの師匠がこられる話でしたけど」
サクヤ 「『踊る大門番隊……紅魔の門を封鎖せよ』……これってどんなやつだったっけ?」
メイリン「ああ、愉快犯の白黒魔法使いが門を破壊するって言うから、それをやめさせようと門番隊が動くやつです」
サクヤ 「思い出した、確か門番長が『事件はテラスで起こってるんじゃない!現場で起こっているんだ!』っていうやつ」
メイリン「そうそう、それです」
サクヤ 「……何時も見ているからあんまり面白くないので、それもパス」
メイリン「この『逃走記外伝…リグルの格闘王』ってやつは?」
サクヤ 「あの、師匠が死んでからのお話?」
メイリン「はい、確かその話でリグルとチルノとルーミアが団体戦に挑むってお話でしたね」
サクヤ 「重そうだから、それも保留」
サクヤ 「『MARISAウイングゼロ……エンドレスパチュリー』……なにこれ?」
メイリン「パチュリー様を外に出すために、魔理沙さんが助けに行くってお話です」
サクヤ 「……面白いの?」
メイリン「感動のシーンは魔理沙さんが『繰り返す!結界はきちんと7重に張ってあるんだろうな?』って言ってから
八卦炉が壊れるまでマスタースパークを放ち続けるところですね」
サクヤ 「あんまり面白そうじゃないから、保留」
メイリン「これはどうです?『ウドンゲリオン ウサ耳の彼女…ニンジンを君に』有名ですよ?」
サクヤ 「でも、最後は悲しいんでしょ?」
メイリン「……次行きましょうか」
サクヤ 「そうね…」
サクヤ 「この『中国一番』にしましょう!料理の表現がおもしろ…」
メイリン「だが断る!!!」
サクヤ 「……仕方ないわね…」
メイリン「この『霊験麗夢』とかは?」
サクヤ 「古すぎて誰もわからないでしょ?キョンシーなんて」
メイリン「それもそうですね……」
サクヤ 「……いいのがないわね…」
メイリン「サクヤさんはどんなのがいいんですか?」
サクヤ 「何か、熱い感じのやつ」
メイリン「でしたら『絶対門番…壮絶10番勝負』でもみますか?」
サクヤ 「あ、新しいやつでたんだ」
メイリン「はい、確か…デンジャラスAと絶対門番の試合があったはず…」
サクヤ 「それにしましょう!」
メイリン「それじゃあ、ポップコーンを用意しますね~」
こんな感じで、紅魔館の門番長とメイド長は休日を過ごすのだ…
おしまい
最近、キョンシーってあんまり見ないですね。
『逃走記外伝…リグルの格闘王』と『魔界神の休日』が元ネタ分からない・・・Orz
リグルの格闘王は…自分にもわかんないです。サーセンw
こんなにも幻想郷はシネマティックな世界なのかー・・・
探せば色々な要素がありそうです。これは大発見。
全部見るのに1日では足らない
内容ですね。