人里で、ある夫婦の結婚式が行われた。
だが困ったことが一つあった。嫁が外の世界出身で、教会で結婚式をあげたいと言い出したのだ。夢見がちな二十八歳だったのだ。
しかし残念ながら、幻想郷に教会は無い。神父も居ない。だからこれは事実上、実現不可能だった。
ところが、実現出来たのである。
それにはある妖怪の尽力があった。
彼女はなんと、外の世界から教会を無理やり(神父ごと)持ってくるという荒業をやってのけた。
夫婦は(というか嫁が)感激していたが、霊夢はむしろ呆れていた。
「あんたねー……なんでそんな無駄な労力使うの?」
するとその妖怪は笑った。
「いやいや、これくらい私には朝飯前よ。なんでもないわ」
「へぇ?」
「だって私にはね……
教会を操る程度の能力があるもの。境界だけに! なんつって!」
どや!www
あと幻想郷滅亡しそうになってるしw
くそ、AAが殊更にむかつくww
すいむそうを始めたばかりのころ、弟が「境界ステージ」と言ったのを「教会?そんな所で戦ったっけ」とか思ったとか、とても言える雰囲気ではない。