~題名変わりまして、「さとりの何でもカウンセリング、よっといで」の続きです~
古明地さとりの朝は早い。
まず起きるとすぐに洗面所へ向かう、そして顔を洗い、歯を磨き、髪の毛を整える。
ここまでの所有時間はたった8分、手慣れたものと言えよう。
そして台所へ向かい手慣れた様子で朝食を作り始める。
包丁を巧みに使いあっと言う間に4人分の朝食の出来上がり!
そしてお茶を入れてテーブルに一足早く座る。
「ふぅ・・・早起きはいいものですねぇ・・」
トコトコ歩いてくる音が聞こえる・・
「お姉ちゃんおはよー!」
「おはよう、こいし。」
「「おはようございます、さとり様、こいし様。」」
「おはよう、お空、お燐。」
そして全員がテーブルに座って手を揃え「「「「いただきます。」」」」をして食べ始める。
「あっ、そういうえばお姉ちゃん、カウンセリングはどうだった?」
「一人来たわ。ドジっ子がね。」
「へぇ・・(ドジっ子?)」
「それにしても・・こいし・・髪型ぐらい直してきなさいよ。ニワトリみたいな髪型になってるわよ?」
「いいのいいの。」
「・・・・・それとお空・・・」
「はい?なんですか?」
「食べるときは肘をつかない!」
「す、すいません!」
「それとお燐!!!」
「にゃあい?!」
「箸を使って食べなさい・・」
「ご、ごめんなさい!」
そして朝食は終わり、さとりの部屋にて・・
「はぁ・・・・いっきに疲れたわ・・・」
「肩揉みしようか?お姉ちゃん!」
「助かるわ・・お願い。」
モミモミモミモミモミ・・・
「あぁすっきりしたわ・・・ありがとねこいし。」
「どういたしまして!」
「あっ・・そうだ!お姉ちゃん今日もあのカウンセリング部屋へ行くの?」
「さぁね・・・どうかしら?でも今日は何だかひどい疲れてるから多分行かないわ・・」
「それなら私が行っていい?!」
「まぁ・・・いいけど、誰か来たら対処できるの?」
「まかしといてよ!それじゃ!行ってきまーす!」
「いってらしゃい・・・」
妖怪少女移動中・・・
「へぇ・・これがそうか・・」
「さっそく入ってみよう!えっと・・裏口ね!」
ガチャ・・
「へぇ・・案外中は広いんだ・・」
ガチャ・・・
「!!」
「あの~・・・ここでカウンセリングができると・・そ、その聞いたのですが・・・」
「(人間?!)」
「誰かいませんか~?・・・・」
「(ど、どうしよう・・・まさか本当に来るとは・・しかも人間が!)」
「(し、仕方ないわ・・・!地底のイメージアップのために私もがんばるよ!お姉ちゃん!)」
「・・お、おじゃましま・・・」
「待って・・」
「あ・・・・」
「そこに座って頂戴・・(さとり風に)」
「は、、はい・・」
「それで・・・?ご用件は何ですか?(裏声)」
「え・・えっと・・・そ、その・・・自分、実は好きな人がいまして・・」
「ふむふむ・・」
「今度、告白してみようと思うのですが・・そ、その・・自分に・・勇気が無くて・・・」
「・・・・」
「そ、そ、それで・・・どうか!自分に何かアドバイスをください!!お願いします!」
「・・・・」
「(う~~ん・・・こういう時ならお姉ちゃんは何て言うだろう?・・)」
「(人間の恋かぁ・・・)」
「あ・・・す、すいません・・・やっぱり・・バカげた語でしたかね・・・?」
「・・・・・」
「す、すいません・・・」
「あなたは・・・その人の事をどう思ってるのかしら?」
「え?・・それは・・・勿論大好きです・・でも相手はどう思ってるのか・・・を知るのが怖くて・・」
「それね!」
「え?」
「あなた迷ってばかりなのよ!」
「いいかしら?今、あなたが決めている道はひとつしかないのよ?」
「それこそ、迷う必要はないわ!」
「自分が決めた道を行けば私はいいと思うよ。」
「まぁ他人に決められた道を行くより断然自分で決めた道を行くのが一番よね!」
「そ、そうですか?!」
「そうよ!」
「あ、ありがとうございます!!何か急にやる気が出てきました!」
「その調子でがんばって告白してね。」
「は、はい!!」
「ありがとうございました!!」
そう言って青年は飛び出して行った・・
「それにしても・・あの人間・・よくこんな所まで来たなぁ・・よっぽど悩んでたんだね・・」
「はぁ・・お姉ちゃんの言うとおり疲れるけど・・」
「何かいい事したみたいで結構嬉しいね!」
そう言ってこいしは地霊殿に帰って行った・・
続く
古明地さとりの朝は早い。
まず起きるとすぐに洗面所へ向かう、そして顔を洗い、歯を磨き、髪の毛を整える。
ここまでの所有時間はたった8分、手慣れたものと言えよう。
そして台所へ向かい手慣れた様子で朝食を作り始める。
包丁を巧みに使いあっと言う間に4人分の朝食の出来上がり!
そしてお茶を入れてテーブルに一足早く座る。
「ふぅ・・・早起きはいいものですねぇ・・」
トコトコ歩いてくる音が聞こえる・・
「お姉ちゃんおはよー!」
「おはよう、こいし。」
「「おはようございます、さとり様、こいし様。」」
「おはよう、お空、お燐。」
そして全員がテーブルに座って手を揃え「「「「いただきます。」」」」をして食べ始める。
「あっ、そういうえばお姉ちゃん、カウンセリングはどうだった?」
「一人来たわ。ドジっ子がね。」
「へぇ・・(ドジっ子?)」
「それにしても・・こいし・・髪型ぐらい直してきなさいよ。ニワトリみたいな髪型になってるわよ?」
「いいのいいの。」
「・・・・・それとお空・・・」
「はい?なんですか?」
「食べるときは肘をつかない!」
「す、すいません!」
「それとお燐!!!」
「にゃあい?!」
「箸を使って食べなさい・・」
「ご、ごめんなさい!」
そして朝食は終わり、さとりの部屋にて・・
「はぁ・・・・いっきに疲れたわ・・・」
「肩揉みしようか?お姉ちゃん!」
「助かるわ・・お願い。」
モミモミモミモミモミ・・・
「あぁすっきりしたわ・・・ありがとねこいし。」
「どういたしまして!」
「あっ・・そうだ!お姉ちゃん今日もあのカウンセリング部屋へ行くの?」
「さぁね・・・どうかしら?でも今日は何だかひどい疲れてるから多分行かないわ・・」
「それなら私が行っていい?!」
「まぁ・・・いいけど、誰か来たら対処できるの?」
「まかしといてよ!それじゃ!行ってきまーす!」
「いってらしゃい・・・」
妖怪少女移動中・・・
「へぇ・・これがそうか・・」
「さっそく入ってみよう!えっと・・裏口ね!」
ガチャ・・
「へぇ・・案外中は広いんだ・・」
ガチャ・・・
「!!」
「あの~・・・ここでカウンセリングができると・・そ、その聞いたのですが・・・」
「(人間?!)」
「誰かいませんか~?・・・・」
「(ど、どうしよう・・・まさか本当に来るとは・・しかも人間が!)」
「(し、仕方ないわ・・・!地底のイメージアップのために私もがんばるよ!お姉ちゃん!)」
「・・お、おじゃましま・・・」
「待って・・」
「あ・・・・」
「そこに座って頂戴・・(さとり風に)」
「は、、はい・・」
「それで・・・?ご用件は何ですか?(裏声)」
「え・・えっと・・・そ、その・・・自分、実は好きな人がいまして・・」
「ふむふむ・・」
「今度、告白してみようと思うのですが・・そ、その・・自分に・・勇気が無くて・・・」
「・・・・」
「そ、そ、それで・・・どうか!自分に何かアドバイスをください!!お願いします!」
「・・・・」
「(う~~ん・・・こういう時ならお姉ちゃんは何て言うだろう?・・)」
「(人間の恋かぁ・・・)」
「あ・・・す、すいません・・・やっぱり・・バカげた語でしたかね・・・?」
「・・・・・」
「す、すいません・・・」
「あなたは・・・その人の事をどう思ってるのかしら?」
「え?・・それは・・・勿論大好きです・・でも相手はどう思ってるのか・・・を知るのが怖くて・・」
「それね!」
「え?」
「あなた迷ってばかりなのよ!」
「いいかしら?今、あなたが決めている道はひとつしかないのよ?」
「それこそ、迷う必要はないわ!」
「自分が決めた道を行けば私はいいと思うよ。」
「まぁ他人に決められた道を行くより断然自分で決めた道を行くのが一番よね!」
「そ、そうですか?!」
「そうよ!」
「あ、ありがとうございます!!何か急にやる気が出てきました!」
「その調子でがんばって告白してね。」
「は、はい!!」
「ありがとうございました!!」
そう言って青年は飛び出して行った・・
「それにしても・・あの人間・・よくこんな所まで来たなぁ・・よっぽど悩んでたんだね・・」
「はぁ・・お姉ちゃんの言うとおり疲れるけど・・」
「何かいい事したみたいで結構嬉しいね!」
そう言ってこいしは地霊殿に帰って行った・・
続く
ちょっと相談所逝ってくる。
裏口から入った奇声氏が
お互いの悩みを相談し合ったのでした。
続く