Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

バカップル被害届 前編

2009/11/15 23:00:56
最終更新
サイズ
6.06KB
ページ数
1

分類タグ

この話では早苗と神奈子はすでに付き合っています。
そのことを注意してください……
詳しくは『秘め心 東風谷早苗』をご覧ください……




何もない日の昼下がり、何処からか騒がしい音が……
「どうも!! みなさん!! 清く正しくがモットーの文々丸新聞記者の射命丸文です!!
今日はですね、みなさんが待ちに待ったあの企画……
え!?、待ってない!? まぁ、そうは言わずに……
はい!! ということで皆さんの待ちに待ったあの企画、
『バカップル被害届』をここ、守矢神社で開催したいと思います!!
なお、司会は私、射命丸文が務めさせていただきます!!
そして、解説者は、実は幻想郷一の苦労人? 守矢神社の未亡人アイドル、
洩矢諏訪子さんでーす!!」
「ちょっと!! 誰が未亡人アイドルよ!!」
「あはははは…… 少し表現に語弊があったようですね……
失礼しました……」
「ほんと、失礼しちゃうわ!!」
「ところで、今日のこの企画をご説明したいと思います
今日の企画はですね、その名前通りバカップルを見て、
いらいらした、うざかった、吐き気がしたなどの苦情を私、
色々いただいていますのでそれを本人たちの目の前でぶつけちゃいましょう!!
という企画です なお、現在会場には人間、妖怪、さまざまな種族の方々
100人に来ていただきました そこでこれから何本かバカップルの再現を
みてもらって、有罪か無罪か投票していただきたいと思います
そして、見事有罪が無罪を上回ったら恐ろしい罰ゲームをしちゃおうということです」
「そうですか、それは楽しみですね!!」
「流石ですね、洩矢さん…… さぁ、時間もないのでここでさっさと
今回のバカップルを呼んじゃいましょう!!
それでは、入場してください!!」
激しい煙のなか、出てきたのはもちろん……
「なんで、私がこんなのに出なきゃならないのよ!!」
「そうですよ!! 文さん!! 洩矢様!!」
「はい、今日の主役はこの二人、元大和の軍神、
神の世界のヘタレイケメン、八坂神奈子さんと、
守矢神社の風祝、奇跡の美少女、東風谷早苗さんです!!」
「お~!! これは救いようのないバカップル!!」
「諏訪子!! いい加減にしなさい!! 怒るわよ!!」
「まぁ、神奈子様、落ち着いてください みなさん私たちに妬いちゃっててるんですよ」
「そうか……そうよね!! 早苗!!」
「はい、神奈子様!!」
「早苗……」
「神奈子様……」
うっとりとお互いを見つめあう二人、そしてだんだんと距離は詰まっていき……
「って、なんでやねーん!!」
「は、オープニングなのにすでに会場に殺気が!!
これはいけない!! それでは早速始めましょう!!
まず、はじめの投稿はこちらです!!」



~博麗神社巫女 博麗 霊夢~
それは、突然早苗が私の神社に来た日のことだった。
とても大事な話があるということで、神社に早苗を上げたわけなのだが……
「大事な話って何よ?」
私は単刀直入に聞いた。
まぁ、幻想郷にまだ来て浅いから分からないこととかあるんだろうな、
と思い聞いてみたわけなんだが、早苗の口からは私の予期せぬ言葉を聞いた。
「はい、凄い大事な話だから 落ち着いて聞いてほしいんです」
「だから、何よ?」
「霊夢さん!! 博麗神社で結婚式は挙げられないでしょうか!!」
「はぁ!?」
何を言い出すんだ、こいつは突然……
「だから、結婚式です!!」
ちょっとまて、整理させろ
「誰と誰の!?」
そると、この馬鹿は顔を赤らめて私の肩をばしばしと叩いてきた。
「もぉ、分からないんですか?」
「全く分からん」
「まぁ、そうですよね 霊夢さん、恋とかに疎そうだから」
カチンと来るな、こいつは
「はぁ、どうせ疎いわよ で、結局誰と誰の!?」
「そんなの、私と神奈子様に決まってるじゃないですかぁ」
「はぁ!?」
またしても耳を疑った。
お前と……神奈子?
「えっと……確認していい?」
「どうぞ」
「神奈子と結婚するの?」
「はい!! 愛し合ってますから!!」
ダメだ、私の理解の範疇は超えてる。
「で、なぜにここで?」
「だって、守矢神社は見慣れて新鮮味がないし、
かといってここで式をできそうなところ他にはないし」
「そ、そうですか……」
うん、正直使わせたくない。というか、
「言っておくけどここでは結婚式できないからね」
「そ、そんな……」
すると、この馬鹿は今にも泣きそうな顔になった。
「じゃあ、何処で私たちは式を開けばいいんですか!!」
「知るか!!」
ほんとに馬鹿の相手をするのは疲れる。
しかし、どうしような……このままここで泣かれるのも困るし……
すると、突然この部屋の障子が開いた。
そこに立っていたのは、神奈子だった……
「話は聞かせてもらったわ 早苗」
「か、神奈子様……」
よし、これでめんどくさいのが片付くかもしれない。
「あ、あのねぇ神奈子……ぜひともその子をお引き取り……」
「早苗」
ダメだ、こいつ……人の話聞いちゃいねぇ……
「か、神奈子様」
「早苗、まだ結婚はいいじゃないか 焦るような時期でもないだろう」
お前公認だったのか……
「しかし、神奈子様 早苗は少しでも早く神奈子様と結婚したいです……」
泣きそうな顔で神奈子を見つめる早苗……
「早苗、早苗はね、これからまだ、どんどん綺麗になっていく途中なんだ
もちろん今でも早苗は一番きれいよ 眩しすぎるほどに……」
「神奈子様!!」
「でも、結婚なんて私たちに限ったら一生に一度しかできないだろう?
それなら、早苗が一番可愛く、綺麗になった時に結婚したいじゃない」
何言ってんだ……こいつら……
「じゃあ、神奈子様は早苗が一番綺麗になる日まで、待っててくれますか?」
「ええ、当然じゃない 約束するわ」
「それじゃあ、神奈子様 約束の証にキスしてください」
「そ、それは!!……」
顔を赤らめる神奈子……というかこいつらいったい何なんだ?
「ちょっと待て」
「? どうしました 霊夢さん?」
「どうしました? じゃねーよ!! ここでキスしたら全力で弾幕出すからな!!」
「ですって……どうしましょう 神奈子様」
「そうね…… 迷惑そうだし、一回でていこうか」
「じゃあ、そうします ありがとうございました 霊夢さん」
「あーもーさっさと出て行け」
「それじゃあ、式の時はお願いしますね」
「ちょ……貸さんからね!!
「それじゃあ、失礼するわ」
そういうと二人は出ていった。
なんなんだ……あの二人は……
なんか、あまりのバカップルをみたので物凄く疲れた……
まぁ、でももう過ぎ去ったからいいかなと思っていると……
「はい、それじゃあ、神奈子様 キスをお願いします」
「ね、ねぇ 早苗……」
「なんですか? 神奈子様?」
「早苗からじゃダメ?」
「ダメです!! いつも私からしてるんですから 今日ぐらい神奈子様から……」
薄い障子越しにバカップルの会話が聞こえてきた……
「おまえら、早く出て行け!!」
私は全力だ叫ぶと力の限りをつくし、二人に弾幕を放った……




「との事です。いかかがでしょう?洩矢さん?」
「有罪でいいじゃん」
「はぁ、そのように言っておられますがどう思いますか?
八坂さん」
「そうねぇ……私からキスするのは恥ずかしいわ」
「そんなこと聞いてませんよ!!」
「でも、ひどいんですよ神奈子様!! あの後も結局私からしましたし……」
「死刑!! お前ら死刑!!」
「洩矢さん……まぁ、落ち着いて……
えー、それでは次の投稿は後半に続きます
それではみなさん 後半でもごきげんよう!!」
「死刑!!」

  
初めてのギャグ……
なんだろうな……僕の中では神奈子はヘタレイケメンな受けキャラのイメージが強い
早苗は多少空気の読めない感が強そうだと思う。
神奈子×早苗、早苗×神奈子……この二人はどちらでもいけそうな気もする。
*KEN*
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
さすが早苗さんイチャつき方も常識にとらわれないwww
2.名前が無い程度の能力削除
前回までのシリアスな空気がカケラも残っていないwww
3.名前が無い程度の能力削除
かなさなは俺のミラクルロマンス!!
バカップルでもいいじゃない、かなさなだもの。