アリスです。頑張ってます。鋼鉄の理性が。
目の前にいる魔理沙が可愛すぎてしょうがないです。
趣味嗜好が全く違う犬猿の仲だけど、頼れる相談役というポジションはおいしくて辛いものです。
今日は大人の女性の格好について相談しに来てくれました。
私が着付けさせると
「これって似合ってるのか?」
なんて少し恥ずかしそうにしてるところがもう。もう。
本当は私の好みだけでコーディネイトして、男が寄りつかない高嶺の花になるようにしてみました。
結果はより幼く見えて可愛すぎることになりましたけど。
ここは大人っぽいわよと褒めてあげると満面の笑みで私にありがとうなんて言ってくれます。
彼女を押し倒したい欲求を
「魔理沙がそんな事言うなんて明日は隕石が降ってくるわね」
とか小憎らしく素直じゃない言葉で隠し通しました。
その後二人だけのパジャマパーティとしゃれ込み、邪な心は洗い流されました。
霊夢です。頑張ってます。自分を偽ることに。
魔理沙とは親友兼ライバルなんて関係で通してるけど、
私はこの楽園から追放されてもおかしくないイヴです。相手もイヴだけど。
魔理沙は決まって朗らかな声で私の神社に上がり込みます。
私は嫌そうな顔を装うことで、抱きしめたい欲求を抑え、魔理沙に出涸らしのお茶を出します。
ウソです。本当は割といい一番茶です。
そう言い張ることで魔理沙は私の生活を心配して、お菓子やキノコ類等を持ってきてくれるのです。
本当は神社の賽銭が少なくても、結界の管理や、妖怪退治などでそれなりの生活を送ってることは内緒なのです。
魔理沙の持ってきたお菓子をお茶請けにして、一緒に縁側でとりとめのない話をしたり、
持ってきた食材で夕飯を振る舞うことができるなら、私はいくらでも騙し通すことになるでしょう。
パチュリーです。頑張ってます。ライフワークに。
魔理沙はいけない女です。本は返さないし、私の心も返してくれません。
寒いですかすいません冗談ですでも本当です。私は知っているんです。
実は本を返しに来てるけど、あのいけ好かないメイドが茶をしばかせて図書館に近づけさせてないことに。
ああでも感謝してる面もありますよ。今の私がいきなり魔理沙にあったらショック死しかねませんから。
こうやって遠目に恋慕することで慣らす事ができますので。
そして図書館で、妄想に身を任せることもできます。
妄想の中の魔理沙は口数がいつもより少ないです。
それもそのはず甘い言葉を私に向けて言ったことなんてありませんから思いつかないのです。
でも魔法の心得があると、彼女の姿形もイメージしやすいので佇まいや手に触れる体温は寸分違わないと自負できます。
妄想の中の魔理沙は本を読んでる私の隣に座って、本を持つ手に触れてきます。
それはとても幸せな時間。私が魔理沙に望むこと。
イメトレも済んだところでちょうど良く魔理沙が入ってきました。あのメイドは充分良い思いをしたことでしょう。
「何よ、また来たの?」
強がってみるものの、声が少し上機嫌であることを悟られないように酷い顔で魔理沙を睨みます。
ごめんね魔理沙。
咲夜です。頑張ってます。完全で瀟洒に。
今日も魔理沙にお茶を入れているのですが、一瞬お嬢様のことを蔑ろにしてそうな自分が怖いです。
今日の魔理沙はパチュリー様に本を返しに来たようです。
「涼しい顔で大掃除しなきゃいけないからな」
っておっしゃいますが、死ぬまで返さないという彼女がそんなこと言うなんて。
パチュリー様に対する優しい気遣いが見え隠れします。結構なことです。
このままだと早々に帰られる気がするので、時を止めてでも無理矢理に座らせてお茶を振る舞うことにします。
これくらいなら許容範囲の筈です。
お茶に舌鼓を打ちつつ、魔理沙の口から漏れる言葉は宝石のようなものです。
私にとって何て事無い詰まらない日常も彼女にとっては楽しく見えるのでしょう。
いつもと変わらない温度で入れたはずのお茶の味もより美味しく感じてしまうからおかしな話です。
ですが『魔理沙だから』と思えば違和感を覚えないのです。
貴女の時間も私のもの。
いつかまた言ってみたいですわ。
早苗です。頑張ってます。常識的に。
幻想郷の傍若無人らしいのですが、仕方ないと思います。あんなに可愛かったら何しても許される雰囲気ありますよ。
私自身、天真爛漫に育って少し人とずれている所はありましたが、ノーマルだと思ってました。
ですが何でしょうこの思いは。今すぐにでも職務を放り投げて彼女の元に向かいたいこの気持ちは。
現人神であるのに、奇跡を起こせるはずなのに、己の葛藤と無力さを呪います。
あ、でも奇跡とまでは言わないけど良いこともありました。
最近一緒に行動することが増えたり、行く先偶然ばったり鉢合わせちゃいました。
もしこの程度の事が奇跡だったら泣きそうです。
射命丸です。頑張ってます。清く正しくいることに。
小賢しい人間ごとき…そう思っていた頃がありました。
彼女はネタになるので良く尾行してましたが、私に見せない態度や姿を見ている内に、小娘のように心が軋むのです。
清濁併せ持ち、酸いも甘いもかみ分けた天狗が滑稽なものです。
彼女に手を出すのは容易いことですが、それはプライドが許しません。
私が面白い記事を書いたらそれは近づくきっかけになるでしょうか。
ライバルは多いです。同盟だって組みます。最後に笑うのは私でありたい。
でも私が蹴落としたことを知ると彼女は悲しむでしょう。クレバーな私は今日も誰も悲しまない方法を探しています。
にとりです。頑張ってます。本当に頑張ってます。
魔理沙を私のものにしたい欲求が日々高まってます。いけません、人間は古来より盟友です。
決して物ではないし、ご先祖は崇高な友情を築いてきたのですから。
初めは気さくで良い奴としか思ってませんでした。ですが
アンバランスな彼女のしぐさや、時々垣間見える人間独特の弱さが私の頭を強く殴ってくるのです。
守ってあげたい、傷つけたい、頼りにされたい――天狗よりも狡賢くなりそうな自分に嫌気がさします。
魔理沙はたまに私の所に出向いては武器の開発について話し合ったり川で遊んだりします。
本当に友達だと思ってくれていて、そう接しているのです。
私も嫌われないようにと振る舞うのが辛いです。
この心の鍵を開けることができる日は来るのでしょうか。
紫です。ピンチです。
境界を渡り何処へ逃げても鬼や阿修羅も逃げ出す存在がいつまでもいつまでも追いかけてきたのです。
自らを大妖怪と名乗る私でも七人がかりでの相手は無理です。
息をつく暇のない波状攻撃は数万人規模に対する爆撃のようなもので、
あっけなくお縄になって漬け物石のような重い何かに潰されて閉じこめられてしまいました。
何がいけなかったのでしょうか。
魔理沙のスカートの中から現れたこと?
履いてる下着についてからかったこと?
涙目になった魔理沙の目尻を舐め取ったこと?
しょうがないじゃない。人に嘘をつくことがあっても、自分に嘘をつくなんてごめんですもの。
己の欲望を抑えるなんて人間らしくも妖怪らしくもありませんわ。
願わくば一刻も早くここから出て続きを楽しみたいのですが。
それにしても悲劇ですわ。幻想郷を愛する私がいて、幻想郷に愛されてる霧雨 魔理沙がいる。
そんな私に役得があっても良いはずなのに。
にやにやがマスタースパークです。俺もその団体に入れて下さい。
いまどき魔理沙ハーレムがアップされるとは思わなかった。
あと、登場キャラの中に自分の好きなキャラがいる身としては読んでいてあまりいい気分はしない
嫌なら見るなといわれてしまえばそれまでですがまぁこういう意見もあるよと捕らえてもらえれば
贅沢言うなら魅魔さまと幽香さまも……まあキリがないですな。
最近はアリスとかが同じ風潮で自分的に辟易してたりするからなぁ・・・
二次創作だから致し方ないとしてもキャラ特徴の片鱗くらいは残しておいて欲しいなと
いやこれは、それなら自分で書けという警鐘なのだろうか
残念!
百合注意も入れておくと予防線は張れるかな。参考にしてください。
自分はそこまで変態にされている印象はなかったのですが、見る人によっては不快に思うかもしれないので。
作品としてはもうちょっと各キャラの魔理沙が好きな理由を書きだしてくれると良かったかな。
少し表現が薄くて説得力に欠ける感じがします。想像で補う部分が多いので具体的に表現してほしい。
総受けネタなんてどのキャラでも賛否はつくものです。気にせず好きなキャラのネタを書いてください。
楽しんで読んでくれるファンもいるはずですから。
いい加減にして欲しいわ、なんでも魔理沙とくっつけとけば満足するとでも思うのは間違いなんで。
という流れにくすりときました。
シンプルにまとめてあるのが素敵でした。
こういうのを描くならせめてその感情に至る過程なども少しは書いてほしかったです。
自分の好きなキャラがただの変態にされてかなり不愉快でした。
>相手もイヴだけど とかクスリときました
個人的にこの手の作品をくどくど真面目に書かれても引くのでこのくらい力抜けてた方が良い
タイトルとタグで内容は分かるものですし苦手な方には十分注意出来てると思いますので気にせず好きに書いてください
次回は魔理沙本人も出して登場人物との絡みなんかも見てみたいですね。
あと総受け物は荒れやすいのでドンマイですよw
人を選ぶ内容なのがもったいない
まあタグよけできるし気にしなくていいと思いますが
最近メイドを呼んでも来てくれません……
その二があるならお嬢様を是非。
最近あんまり見なかったから時々こういう話を読みたかった。
マナー違反とは思うけれど・・・
>19 魔理沙って元々周りから愛されたり好かれたりするようなキャラじゃないよな…
そもそも原作で好かれてる系の表現があるのは、
霊夢が強い妖怪から好かれてるのと魔理沙が変な奴らや妖精から好かれてる、の二つだけ。
後はそれぞれの派閥の中で仲が良いが、基本は自分勝手・我侭・他人の迷惑は二の次・自分の領域から出てこない奴らばかりだから、
他の派閥とは無関係か宴会では仲良くするが喧嘩もする程度の仲の表現しかない(そも会話表現もほぼない、性格設定も厳密ではない)。
霊夢や魔理沙が総受け系で使われやすいのは、自機のため道中・EDで会話するキャラが多いのと他人の領域に踏み込むから関連付けやすいから。
そもそも社会構造の異なる幻想郷の妖怪に現代人間道徳は通用しないし、だからこそ話を作るには二次設定を必要としているんだろう?
霊夢と喧嘩して早苗のところに行くSSとかあればいいのに。