Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

ありふれた日常に関する考察

2005/04/30 13:24:03
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とはいえ結局生きている以上、何かしらの真実に従わざるを得ない訳で
それは彼女、博麗霊夢についても例外ないことだった。





眼を開けるとはいってくる
常に私を照らし続ける光を恨みながら
わたしは眼を覚ました。
起きた直後に襲われるあの無気力感と戦いながら
布団をたたみ、顔を洗いにいく。
手に掬った冷たい水はそれほどわたしに刺激を与えはくれなっかた。
爽快感はないがそれでも幾分かは眠気がとれた。



台所へ行き朝食を作る。
私はなぜ朝食をつくっているのだろうか?
別に空腹とゆうわけではない。
作る必要性はない。
ただ人形みたいに習慣をくりかえして、
けれどもそうと知りながら朝食を作っているじぶんがいて・・・



今日も、白黒の魔女やら紅い屋敷のお嬢様やら
私の知人たちが訪ねてきて、
そして彼女たちとバカ騒ぎをしているうちに日が暮れていくのだろう。
そんなありふれた日常。


別に退屈というわけでもない。
それが嫌という訳でもない。
ただこの繰り替えされる日常の中に、
自分が取り入れられてぬけだせなくなってしまうのが怖い
・・・のかもしれない。


だから・・・


「で、なんで私はこんな目にあってるんだ?」
押し倒された魔女は引きつった笑いを浮かべそういった。

「痛い?」
「少しな・・・・・・
いまのやりとりおかしくないか?」
「そう?」
「そうだろ。」
かわされるありふれた会話。
愛しくも私をシバリツケル会話。
よくもまあこんな状況で言えるものだと感心するが、
ただ幽かに声が震えてるのが分かる。
「で、」
「なに?」
「だから、なんで私はこんな目にあってるかについて。」
「あなたをいじめてみようと思って」
「やめてくれ私はSだ。」
「奇遇ね。わたしもなの」

そういって私は不敵に笑う。

そうこれは復讐。
自由を求めたわたしを
縛り付けたあなたへの。


壊してみたい。
あなたのプライドも心も体も。

だからわたしはありったけの
愛しさと憎しみをこめていった
「まあ、強いていえば・・・・・・
あなたと私が会ってしまったからかしらね。」


彼女の叫び声がやたら気持ちいい。


でもこれでも彼女は私の中に入ってくるんだから
しょうがない。

はじめまして。
ギャグともシリアスともとれるものかいてすみませんでした。
よろしければごしてきのほどおねがいします。
VX
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