魔法の森に陽がそそぐ
小径(こみち)を歩く私にそそぐ
光が満ちるこの森で
胸が弾んで踊りだす
貴方に逢えるだけだって
私はとても幸せで
人形たちも微笑んで
つい鼻歌(ハミング)が零れだす
ふと森の木々を見てみると
風に吹かれてゆらゆら揺れて
その木漏れ日のまぶしさの
綺麗な翠は輝いて
魔法の森に陽がそそぐ
小径を歩く私にそそぐ
こころも踊るこの想い
あなたは気づいてくれるかしら
♪ ♪ ♪
「お、また来たのか。」
「ええ。今日はタルトを焼いてきたの。
一緒に食べない?」
「気が利くな。
丁度お茶にしようと思っていたところなんだ。
ありがとう。」
「お礼だなんていいのよ。」
「へぇ、妙なことをいうんだな。」
「(あなたに逢えただけでいいだなんて、
あなたが喜ぶ顔が見たかったなんて、
言えるわけ、ないじゃない。)」
「まぁいい。とにかくあがってくれ。
すぐお茶を淹れてくるぜ」
「ありがとう。お邪魔するわ。」
Fin.
小径(こみち)を歩く私にそそぐ
光が満ちるこの森で
胸が弾んで踊りだす
貴方に逢えるだけだって
私はとても幸せで
人形たちも微笑んで
つい鼻歌(ハミング)が零れだす
ふと森の木々を見てみると
風に吹かれてゆらゆら揺れて
その木漏れ日のまぶしさの
綺麗な翠は輝いて
魔法の森に陽がそそぐ
小径を歩く私にそそぐ
こころも踊るこの想い
あなたは気づいてくれるかしら
♪ ♪ ♪
「お、また来たのか。」
「ええ。今日はタルトを焼いてきたの。
一緒に食べない?」
「気が利くな。
丁度お茶にしようと思っていたところなんだ。
ありがとう。」
「お礼だなんていいのよ。」
「へぇ、妙なことをいうんだな。」
「(あなたに逢えただけでいいだなんて、
あなたが喜ぶ顔が見たかったなんて、
言えるわけ、ないじゃない。)」
「まぁいい。とにかくあがってくれ。
すぐお茶を淹れてくるぜ」
「ありがとう。お邪魔するわ。」
Fin.