アメリカ南部、とある大都市の郊外。
広がる水面には数多の青紫の花が浮かんでいる。
そんな風景の中を美女二人と冴えない男が歩いていく。
「降り注ぐ陽光、豊富な水と十分すぎる養分、それに暖かい空気。ちゃんと要求通りの場所に連れて来てくれるなんて珍しいこともあったものね。」
緑髪の彼女は楽しげにくるくる日傘をまわす。
そんな風に言われても困る。
何しろここに連れて来た金髪の美女、八雲紫にしてみればこれまで通りちょっとした意地悪のつもりだったのだから。顔に手を当て眉を寄せるばかりである。
案内人としてついて来た冴えない現地スタッフもどんな顔をしたらいいか分からない様子で、この点に限れば、風見幽香よりただのおっさんの方がはるかに八雲紫に近いと言わざるをえない。
「私も随分長くここの職員をやってきましたが、あんなに喜ぶ人を見たのは始めてですよ。」
「そりゃあ、下水処理場だものね。」
アレ栄養豊富すぎるwww
場合によっては1日しないでキノコとか生えるし
それでいいのかゆうかりん。
同じく下水処理場で働いてる人間として言わせてもらうと、
余計なものも入ってることもあるんだからな!!wwww
だって、ゴッキー出てもよたよたな感じな時もあるし。