Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

東方四散文

2007/08/06 08:45:03
最終更新
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ページ数
1


 東方四散文 ―the Fastest Story of Heart Breakers―



 この作品は東方四行詩の続編ですが、前の作品を読まなくても大丈夫です。


●practice チュートリアルモード

 東方四散文の読み方を説明します。
 東方四散文は、たった四行で構成された小説です。

 例文
 0 前回までのあらすじ

 霊夢に瓢箪を奪われた萃香は、しかたなく八雲家でお世話になっていた。
「狐のお姉ちゃん、なにしてんの?」
 萃香が質問すると、八雲藍は振り向きもせずに答えた。
「橙に履かせるブルマの色を選んでるのよ」





●stage1 前回までのあらすじ、前回までのあら探し


 1 ペアルック

「なぁ、霊夢。お前が着ているジャージってのは、香霖堂とかで買えるのか?」
「なぁに、魔理沙。あなたも着たいの?」
「……まぁね」
「ははん、ペアルック気取っちゃって。湖に沈めるわよ」




 2 適正な贈り物

 今日はクリスマス。
 サンタさんからプレゼントがもらえるよう、リグルは枕元に靴下を提げておいた。
 で、翌日。
「――って、プレゼントがブリーフかよ、おいっ!!!」




 3 教科書を声に出して読んでみよう

 幽々子が勉強を教えてやろうと、妖夢を講堂に呼び出した。
「それじゃぁ、妖夢。教科書の八十ページから音読しなさい」
「あ、はい。
 ――飛天御剣流、龍翔閃っ!」




 4 大いなる遺産

 レミリアが暇をもてあましていたので、咲夜と二人でジョジョゲーをやることにした。
「で、咲夜。あなたはどのキャラを選ぶの?」
「若ジョセフです」
「え……ちょ、DIOじゃないの、ネタ的には!?」




 5 危険な物件

 焼鳥屋があまりに繁盛しないので、妹紅は店舗を移すことにした。
「それで、けーね。どこに店を移せばいいと思う?」
「有明……とか」
 結局、竹林で経営を続けることにした。




 6 腐海

「姫様……」
「なによ、えーりん」
「姫姉様」
「まさかのジブリ!?」




 7 鬼畜な難易度

 萃夢想の改造をしてからというものの、チルノはプログラミングにはまっていた。
 すると、そこのみすちーがやってきた。
「どしたの、みすちー? 天才のあたいに新しい仕事ね」
「そうそう。スーパーマリサワールドって知ってる?」




 8 強くなりたい

 強くなりたい、強くなりたい、強くなりたい。
 リストラされた美鈴は、強くなるために山ごもりをしていた。
 今こそ真価を見せるんだ、美鈴!
「攻性防禦! Exシールド! ブロッキング!」




 9 確信

 新しい靴を買ったので、アリスは魔理沙を家に呼んだ。
「どう? 萃夢想ではキックに定評のある私が、ついにハイヒールを履いてみたのよ!」
 すると魔理沙が意見を述べた。
「素直に、そういう靴で踏まれたいって言えよ」




 10 水先案内人

 小町がいつものように船をこいでいると、一人の女性が乗ってきた。
 行き先も告げず、彼女は黙って小町の姿を眺めている。
「合格。今日からあなたは一人前のウンディーネよ」
「そして、まさかのアリシアさんっ!?」





●stage2 生かさず、殺さず、容赦せず


 11 幽々子様は救助モノが好き

 白玉楼の縁側にて、幽々子と妖夢は涼んでいた。
「夏って嫌よねぇ」
「どうしてですか?」
「奇跡体験アンビリーバボーで、心霊写真の特集を組むからよ」




 12 ゲームセンターに行けないから

 輝夜に呼ばれ、えーりんは急いで彼女の部屋に向かった。
「ちょっと買ってきて欲しい物があるんだけど」
「何ですか、姫様?」
「アイドルマスターの筐体よ」




 13 京都のアニメ

「境界を操る程度の能力で、異なる二つの二次元を融和させてみたわ!」
 いきなり紫が叫んだので、藍は驚きつつも聞き返した。
「して、どんなことが起こりました?」
「らき☆すたとハルヒがコラボしたってだけの話だけどね」




 14 実際はちゃんと映る

 魔法の森は電波障害が起こるため、魔理沙の家にはテレビがない。
 そのため、彼女は博麗神社までテレビを見に来ていた。
「ぉおおい! 電脳コイルが映らないじゃないかよ、霊夢っ!」
「……受信料、払ってないから」




 15 健康を取り戻せ/古い呼び名

 ある朝、小悪魔はパチュリーに呼び出された。
「おはようございます、パチュリー様。ご用件は?」
「これから毎朝、ジョギングするわよ」
「は? 気でも違いましたか、一週間魔女」




 16 いつの間にか

 今晩も、映姫様と小町の二人は酒を酌み交わしていた。
 説教癖のある映姫様は、突如として小町の頭をわしづかみにした。
「ふふふ……一年分のお仕置きをしてやりますからね」
「――何でも良いですけど、それ罪状の棒じゃなくて『しゃもじ』ですよ」




 17 to be continued

 東方風神禄Lunaticに挑戦していたら撃沈。
 すぐさまコンテニューするべく、霊夢は映姫様の審問を受けることとなった。
「あのですね、霊夢さん。あなたは本当にコンテニュー回数が多くて云々……」
「――何でも良いけど、それ罪状の棒じゃなくて『しゃもじ』よ」




 18 きっと誰もが、万札を胸の谷間に押し込んでくれるはずだ

「永遠亭でカジノを始めようと思っているウサ」
 てゐの悪巧みを聞いた鈴仙は、さすがに今回ばかりは呆れた。
「そんな軍資金がどこにあるのよ」
「それは鈴仙がバニーの格好をして、体で一生懸命に稼ぐウサ」




 19 人はそれを肉弾幕と呼ぶ

 いつまで経っても、弾幕ごっこをやらせてもらえない森近霖之介。
 しょんぼりしながら東方のブースを回っていると、仲間達が一斉に励ましてくれた。
「大丈夫だぜ、霖之介。俺たちだって、使える弾幕があるじゃないか」
「ありがとう、東方ネチョ絵師のみんな……」




 20 『選択』をする門番

 一度は解雇された美鈴だったが、また雑用からということで再雇用された。
「さてと、まずは洗濯からね……」
 少女選択中
「――あれ? えーと、これはお嬢様のブラジャー? それとも咲夜さんのブラジャー?」

 前回の続きではありますが、いきなりでも読めます。
 短めに切ってみました。
 そのうち更新しようと思います。
竜之介
http://www.geocities.jp/hagi_inthesky/
コメント



1.名無し妖怪削除
なんというしゃもじwww
2.Lie削除
我慢して我慢して最後のめーりんの一言で撃沈した負け組のワタシ。
腹筋切れるwww